JP6209109B2 - 保護継電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、並行2回線送電線において、1回線運用時に、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止する保護継電装置に関する。
並行2回線送電線の保護システムにおいては、主保護としての回線選択継電器と、後備保護としての方向距離継電器、過電流継電器や地絡方向継電器、地絡過電圧継電器によって、停電範囲が拡大することが防止されている。主保護は、自回線の送電線の事故を検出し、早い時限で事故が発生している回線を切り離すことを目的とするものである。後備保護は、主保護が誤不動作、不動作となった場合や、次区間の送電線の継電器が誤不動作、不動作となった場合に動作することを目的とするものである。このため、後備保護は、主保護より長い時限で事故が発生している回線を切り離すように整定されている。このように、送電線保護継電器は、主保護と後備保護との2系列の保護継電器システムを構築して、1系列が使用できなくなった場合でも、健全の保護継電器システムが保護することにより、停電事故の拡大を防止するようになっている。
回線選択継電器は、2回線の送電線の電流差が継電器の整定値以上となると動作するものであり、送電線が1回線となってしまった場合は、回線選択継電器は使用できない。そのため、送電線が1回線となってしまった場合は、後備保護継電器のみで送電線を保護することになる。後備保護継電器が動作しなかった場合には、送電線保護区間外(次区間)の電源側の保護継電器が動作することになり、停電範囲が拡大してしまう。
回線選択保護継電方式を主保護に、それに後備保護を設備されている並行2回線送電線において、1回線事故後等による片回線運転時の系統保護の信頼性を向上させた電力系統保護システムに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術は、時限切替機能に2回線運用か1回線運用かを判定する判定手段を追加することによって、主保護の回線選択保護継電方式が使用できなくなる1回線運用時に、リアルタイムに後備保護の動作時間を電技基準以下の遮断となる時限に切り替えるものである。
特開2008−245482号公報
この発明の目的は、前記の課題を解決し、送電線が事故時や作業停電時などにおいて1回線となった場合でも、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することが可能な保護継電装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、並行2回線送電線の主保護として機能する回線選択保護継電装置と、後備保護として動作する後備保護継電装置を備えた保護継電装置であって、前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器がともに入状態で、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、信号を出力する第1の判定手段と、前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態である場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第1の所定時間経過後に信号を出力する第1の遅延手段と、前記第1の判定手段と前記第1の遅延手段からの出力に基づいて、前記回線選択保護継電装置によって、前記送電線を遮断する遮断信号を出力する遮断信号出力手段と、を備えることを特徴とする保護継電装置である。
請求項1の発明では、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態である場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第1の所定時間経過後に遮断信号が出力される。
請求項2の発明は、並行2回線送電線の主保護として機能する回線選択保護継電装置と、後備保護として動作する後備保護継電装置を備えた保護継電装置であって、前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器がともに入状態で、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、信号を出力する第1の判定手段と、前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態であり、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第2の所定時間経過後に信号を出力する第2の遅延手段と、前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態であり、かつ、前記回線選択保護継電装置が不使用とされる場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第3の所定時間経過後に信号を出力する第3の遅延手段と、第1の判定手段と前記第2の遅延手段と前記第3の遅延手段からの出力に基づいて、前記回線選択保護継電装置によって、前記送電線を遮断する遮断信号を出力する遮断信号出力手段と、を備えることを特徴とする保護継電装置である。
請求項1に記載の発明によれば、従来の第1の判定手段に加えて、第1の遅延手段を有しているので、並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態である場合、すなわち、事故時のような送電線の1回線停止時においても、保護を2系列とすることができる。これにより、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することができる。
また、この保護継電装置は、従来の保護継電装置に、第1の遅延手段を追加するだけでよいので、低コストで実現可能である。
請求項2に記載の発明によれば、従来の第1の判定手段に加えて、第2の遅延手段を有しているので、並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態である場合、すなわち、事故時のような送電線の1回線停止時においても、保護を2系列とすることができる。これにより、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することができる。
また、第3の遅延手段により、作業停電時のような回線選択保護継電装置が不使用とされる場合であっても、保護を2系列とすることができる。これにより、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することができる。
さらに、この保護継電装置は、従来の保護継電装置に、第1の遅延手段を追加するだけでよいので、低コストで実現可能である。
この発明の実施の形態1に係る保護継電装置による送電線の保護を示すシーケンス回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態2に係る保護継電装置による送電線の保護を示すシーケンス回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態3に係る保護継電装置による送電線の保護を示すシーケンス回路を示す回路図である。 後備保護継電器による送電線の保護を示すシーケンス回路を示す回路図である。
(実施の形態1)
以下、この発明の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る保護継電装置1による送電線の保護を示すシーケンス回路を示している。主として、保護継電装置1は、主保護としての回線選択保護継電装置150S、250S、150G、250Gと、事故検出としての過電流継電器50SAと、地絡過電圧継電装置64Vと、不足電圧継電器27とを備えている。
ここで、並行2回線送電線は2本の送電線(1号線、2号線)を有しており、短絡事故時や地絡事故時には、事故回線である各送電線を遮断するための遮断信号(トリップ信号)を出力して、事故の影響(停電範囲)を最小限度に止めるようになっている。
ここで、回線選択継電器150S、250S、150G、250Gは、並行2回線送電線の保護に用いられ、両回線に流れる故障電流の差を検出して、故障回線を判定するものである。回線選択継電器150Sは、1号線事故を検出するために配設されたインピーダンス継電器であり、動作時に信号を出力する。回線選択継電器250Sは、2号線事故を検出するために配設されたインピーダンス継電器であり、動作時に信号を出力する。回線選択継電器150Gは、1号線事故を検出するために配設された地絡方向継電器であり、動作時に信号を出力する。回線選択継電器250Gは、2号線事故を検出するために配設された地絡方向継電器であり、動作時に信号を出力する。
過電流継電器50SAは、所定値以上の短絡電流が流れた場合に動作するものであり、動作時に信号を出力する。
地絡過電圧継電器64Vは、送電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して、その零相電圧が所定値以上の場合に動作するものであり、動作時に信号を出力する。ここでは、不足電圧継電器27と組み合わせて使用されている。
不足電圧継電器27は、電路の電圧が所定値以下の場合に動作するものであり、動作時に信号を出力する。この不足電圧継電器27には、後続して、時限タイマ27Tが配設されている。
回線選択継電器使用は、回線選択継電器を使用するためにスイッチがONされた場合に、回線選択継電器使用の旨の信号を出力し、回線選択継電器を不使用とする(ロックする)ためにスイッチがOFFされた場合に、回線選択継電器不使用の旨の信号を出力する。
1L−CB入は、1号線の遮断器が入状態の場合に、信号を出力し、2L−CB入は、2号線の遮断器が入状態の場合に、信号を出力する。事故などにより1回線となった場合、すなわち、1号線、2号線のいずれかの遮断器が切状態となった場合は、信号を出力しない。事故が解消し、事故回線が自動復旧装置などによって2回線に復旧すると、遮断器が入状態となり、信号を出力するようになる。
論理積ゲート111は、1号線の遮断器が入状態、かつ、2号線の遮断器が入状態の場合に、条件が成立し、条件成立の信号を出力する。また、論理積ゲート111は、条件が不成立の場合には、条件不成立の信号を出力する。
論理積ゲート112は、回線選択継電器150Sが動作し、かつ、過電流継電器50SAが動作した場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート113は、回線選択継電器250Sが動作し、かつ、過電流継電器50SAが動作した場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート(第1の判定手段)114は、論理積ゲート111が条件成立し、かつ、論理積ゲート112が条件成立し、かつ、回線選択継電器が使用されている場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート(第1の判定手段)115は、論理積ゲート111が条件成立し、かつ、論理積ゲート113が条件成立し、かつ、回線選択継電器が使用されている場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート116は、回線選択継電器150Gが動作し、かつ、地絡過電圧継電器64Vが動作した場合に、条件が成立し信号を出力する。
否定ゲート117は、不足電圧継電器27が動作して、時限タイマ27Tの時限設定値を経過するまで、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート118は、回線選択継電器250Gが動作し、かつ、地絡過電圧継電器64Vが動作した場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート119は、論理積ゲート116が条件成立し、かつ、否定ゲート117が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート119には、後続して、時限タイマ150GTが配設されている。
論理積ゲート120は、論理積ゲート118が条件成立し、かつ、否定ゲート117が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート120には、後続して、時限タイマ250GTが配設されている。
論理積ゲート(第1の判定手段)121は、論理積ゲート111が条件成立し、かつ、論理積ゲート119が条件成立して、時限タイマ150GTの時限設定値を経過し、かつ、回線選択継電器が使用されている場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート(第1の判定手段)122は、論理積ゲート111が条件成立し、かつ、論理積ゲート120が条件成立して、時限タイマ250GTの時限設定値を経過し、かつ、回線選択継電器が使用されている場合に、条件が成立し信号を出力する。
否定ゲート211は、論理積ゲート111の条件が成立しない場合、すなわち、条件不成立の信号が出力された場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート(第1の遅延手段)212は、論理積ゲート112が条件成立し、かつ、否定ゲート211が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート212には、後続して、時限タイマ150STBが配設されている。時限タイマ150STBは、1回線事故時に、次区間の短絡時限と、自回線の後備保護継電器と協調を取り、第1の所定時間、タイマカウントアップした後に、回線を遮断するように時限設定されている。つまり、時限タイマ150STBは、後備保護継電器の時限タイマ44ST2の整定値にαmsを加算した値に設定されている。
ここで、図4に示す後備保護継電器について説明する。44SX1は、方向距離継電器(1段)であり、動作時に信号を出力して、44SX2は、方向距離継電器(2段)であり、動作時に信号を出力する44SMは、方向距離継電器(3段)であり、動作時に信号を出力して、後続して、時限タイマ44ST2、時限タイマ44ST3が配設されている。51Dは、過電流継電器であり、動作時に信号を出力する。論理積ゲート511は、方向距離継電器(1段)44SX1が動作し、かつ、方向距離継電器(3段)44SMが動作した場合に、条件が成立し、条件成立の信号を出力する。論理積ゲート512は、方向距離継電器(2段)44SX2が動作し、かつ、方向距離継電器(3段)44SMが動作して、時限タイマ44ST2の時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、条件成立の信号を出力する。論理和ゲート513は、論理積ゲート511が条件成立した場合、方向距離継電器(3段)44SMが動作して、時限タイマ44ST3の時限設定値を経過した場合、または、論理積ゲート512が条件成立した場合に、条件が成立し、条件成立の信号を出力する。論理積ゲート514は、過電流継電器51Dが動作し、かつ、論理和ゲート513が条件成立した場合に、条件が成立し、後備保護による遮断信号(短絡)を出力する。
また、64Vは、地絡過電圧継電器であり、送電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して、その零相電圧が所定値以上の場合に動作するものであり、動作時に信号を出力する。地絡過電圧継電器64Vには、後続して、時限タイマ64VTが配設されている。67Gは、地絡方向継電器であり、動作時に信号を出力し、64VFは、地絡過電圧継電器であり、動作時に信号を出力する。論理積ゲート515は、地絡過電圧継電器64Vが動作して、時限タイマ64VTの時限設定値を経過し、かつ、地絡方向継電器67Gが動作した場合に、条件が成立し、条件成立の信号を出力する。論理積ゲート515には、後続して時限タイマ67GTが設定されている。論理積ゲート516は、時限タイマ67GTの時限設定値を経過し、かつ、地絡過電圧継電器64VFが動作した場合に、条件が成立し、後備保護による遮断信号(地絡)を出力する。
論理積ゲート(第1の遅延手段)213は、論理積ゲート113が条件成立し、かつ、否定ゲート211が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート213には、後続して、時限タイマ250STBが配設されている。時限タイマ250STBは、時限タイマ150STBと同様に時限設定されている。つまり、時限タイマ250STBは、後備保護継電器の時限タイマ44ST2の整定値にαmsを加算した値に設定されている。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)214は、論理積ゲート114が条件成立し、または、論理積ゲート212が条件成立して、時限タイマ150STBの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、1号線を遮断するための遮断信号(短絡)を出力する。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)215は、論理積ゲート115が条件成立し、または、論理積ゲート213が条件成立して、時限タイマ250STBの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、2号線を遮断するための遮断信号(短絡)を出力する。
論理積ゲート(第1の遅延手段)216は、否定ゲート211が条件成立し、かつ、論理積ゲート119が条件成立して、時限タイマ150GTの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート216には、後続して、時限タイマ150GTBが配設されている。時限タイマ150GTBは、1回線事故時に、次区間の地絡時限と、自回線の後備保護継電器と協調を取り、第1の所定時間、タイマカウントアップした後に、回線を遮断するように時限設定されている。
論理積ゲート(第1の遅延手段)217は、否定ゲート211が条件成立し、かつ、論理積ゲート120が条件成立して、時限タイマ250GTの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート217には、後続して、時限タイマ250GTBが配設されている。時限タイマ250GTBは、時限タイマ150GTBと同様に時限設定されている。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)218は、論理積ゲート121が条件成立し、または、論理積ゲート216が条件成立して、時限タイマ150GTBの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、1号線を遮断するための遮断信号(地絡)を出力する。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)219は、論理積ゲート122が条件成立し、または、論理積ゲート217が条件成立して、時限タイマ250GTBの時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、2号線を遮断するための遮断信号(地絡)を出力する。
次に、このような構成の保護継電装置1による送電線の保護方法、作用について説明する。
並行2回線送電線が2回線である場合(通常時)について説明する。この場合は、回線選択継電器使用から、回線選択継電器使用の旨の信号が出力される。また、1号線、2号線ともに遮断器は入状態であるため、論理積ゲート111から、条件成立の信号が出力される。
1号線の短絡時は、論理積ゲート112から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート114を介して論理和ゲート214から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の短絡時は、論理積ゲート113から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート115を介して論理和ゲート215から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
1号線の地絡時は、論理積ゲート116、119から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150GTが使用され、時限タイマ150GTの時限設定値の経過後に、論理積ゲート121を介して論理和ゲート218から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の地絡時は、論理積ゲート118、120から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250GTが使用され、時限タイマ250GTの時限設定値の経過後に、論理積ゲート122を介して論理和ゲート219から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
次に、並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)について説明する。この場合は、回線選択継電器使用から、回線選択継電器使用の旨の信号が出力される。また、1号線、2号線のいずれかは遮断器が入状態であるため、論理積ゲート111から、条件不成立の信号が出力されて、否定ゲート211が条件成立の信号を出力する。
1号線の短絡時は、論理積ゲート112から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート212から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150STBが使用され、時限タイマ150STBの時限設定値の経過後に、論理和ゲート214から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の短絡時は、論理積ゲート113から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート213から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250STBが使用され、時限タイマ250STBの時限設定値の経過後に、論理和ゲート215から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
1号線の地絡時は、論理積ゲート116、119から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150GTが使用され、時限タイマ150GTの時限設定値の経過後に、論理積ゲート216から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150GTBが使用され、時限タイマ150GTBの時限設定値の経過後に、論理和ゲート218から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の地絡時は、論理積ゲート118、120から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250GTが使用され、時限タイマ250GTの時限設定値の経過後に、論理積ゲート217から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250GTBが使用され、時限タイマ250GTBの時限設定値の経過後に、論理和ゲート219から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
以上のように、この保護継電装置1によれば、従来の保護継電装置のシーケンス回路に、タイマ回路を追加すればよく、入力や出力を変更する必要がないので、低コストで実現可能である。
また、並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)であっても、従来は、ロックされ不使用にされていた主保護機能を、否定ゲート211から続くシーケンス回路によって、後備保護のバックアップとして使用することができるようになる。すなわち、並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)であっても、保護を二重(2系列)にすることができる。
(実施の形態2)
図2は、この発明の実施の形態に係る保護継電装置2による送電線の保護を示すシーケンス回路を示している。この実施の形態では短絡側の回路(具体的には、否定ゲート312、論理積ゲート313〜318、論理和ゲート319、320)が、実施の形態1の回路(具体的には、論理積ゲート212、213、論理和ゲート214、215)と異なる。このため、実施の形態1と同等の構成については、同一または対応する符号を付することで、その説明を省略する。以下の実施の形態においても同様とする。
否定ゲート311は、否定ゲート211と同様に構成されている。
否定ゲート312は、回線選択継電器がロックされている場合に、条件成立の信号を出力する。
論理積ゲート313は、論理積ゲート112が条件成立し、かつ、否定ゲート311が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート314は、論理積ゲート113が条件成立し、かつ、否定ゲート311が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。
論理積ゲート(第2の遅延手段)315は、回線選択継電器を使用する場合で、かつ、論理積ゲート313が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート315には、後続して、時限タイマ150STB1が配設されている。時限タイマ150STB1は、1回線事故時に、健全回線が主保護ロックとなるため、回線選択継電器が動作中であれば、第2の所定時間、タイマカウントアップした後に、回線を遮断するように時限設定されている。つまり、時限タイマ150STB1は、後備保護継電器の時限タイマ44ST2の整定値にαmsを加算した値に設定されている。
論理積ゲート(第3の遅延手段)316は、否定ゲート312が条件成立、すなわち、回線選択継電器がロックされている場合で、かつ、論理積ゲート313が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート316には、後続して、時限タイマ150STB2が配設されている。時限タイマ150STB2は、1回線事故時に、主保護が不使用となった場合に、回線選択継電器が動作中であれば、第2の所定時間、タイマカウントアップした後に、回線を遮断するように時限設定されている。つまり、時限タイマ150STB2は、後備保護継電器の時限タイマ44ST2の整定値にαmsを加算した値に設定されている。
論理積ゲート(第3の遅延手段)317は、否定ゲート312が条件成立、すなわち、回線選択継電器がロックされている場合で、かつ、論理積ゲート314が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート317には、後続して、時限タイマ250STB2が配設されている。時限タイマ250STB2は、時限タイマ150STB2と同様に時限設定されている。
論理積ゲート(第2の遅延手段)318は、回線選択継電器を使用する場合で、かつ、論理積ゲート314が条件成立した場合に、条件が成立し信号を出力する。この論理積ゲート318には、後続して、時限タイマ250STB1が配設されている。時限タイマ250STB1は、時限タイマ150STB1と同様に時限設定されている。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)319は、論理積ゲート114が条件成立し、または、論理積ゲート315が条件成立して、時限タイマ150STB1の時限設定値を経過した場合、もしくは、論理積ゲート316が条件成立して、時限タイマ150STB2の時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、1号線に対する遮断信号(短絡)を出力する。
論理和ゲート(遮断信号出力手段)320は、論理積ゲート115が条件成立し、または、論理積ゲート317が条件成立して、時限タイマ250STB1の時限設定値を経過した場合、もしくは、論理積ゲート318が条件成立して、時限タイマ250STB2の時限設定値を経過した場合に、条件が成立し、2号線に対する遮断信号(短絡)を出力する。
並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)について説明する。この場合は、回線選択継電器使用から、回線選択継電器使用の旨の信号が出力される。また、1号線、2号線のいずれかは遮断器が入状態であるため、論理積ゲート111から、条件不成立の信号が出力されて、否定ゲート311が条件成立の信号を出力する。
1号線の短絡時は、論理積ゲート112から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート313から、条件成立の信号が出力されて、論理積ゲート315から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150STB1が使用され、時限タイマ150STB1の時限設定値の経過後に、論理和ゲート319から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の短絡時は、論理積ゲート113から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート314から、条件成立の信号が出力されて、論理積ゲート318から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250STB1が使用され、時限タイマ250STB1の時限設定値の経過後に、論理和ゲート320から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
1号線、2号線の地絡時は、実施の形態1と同様である。
並行2回線送電線が1回線となった場合(作業停電時)について説明する。この場合は、回線選択継電器使用から、回線選択継電器不使用の旨の信号が出力される。また、1号線、2号線のいずれかは遮断器が入状態であるため、論理積ゲート111から、条件不成立の信号が出力されて、否定ゲート311が条件成立の信号を出力する。
1号線の短絡時は、論理積ゲート112から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート313から、条件成立の信号が出力されて、論理積ゲート316から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ150STB2が使用され、時限タイマ150STB2の時限設定値の経過後に、論理和ゲート319から、1号線を遮断するための遮断信号が出力される。また、2号線の短絡時は、論理積ゲート113から、条件成立の信号が出力されると、論理積ゲート314から、条件成立の信号が出力されて、論理積ゲート317から、条件成立の信号が出力されて、時限タイマ250STB2が使用され、時限タイマ250STB2の時限設定値の経過後に、論理和ゲート320から、2号線を遮断するための遮断信号が出力される。
この保護継電装置2によれば、事故停電時、作業停電時のいずれの場合でも、同様に、並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)であっても、保護を二重(2系列)にすることができる。これにより、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することができる。
(実施の形態3)
図3は、この発明の実施の形態に係る保護継電装置3による送電線の保護を示すシーケンス回路を示している。この実施の形態では、短絡側の回路(具体的には、否定ゲート412、論理積ゲート413〜418、421〜426、論理和ゲート419、420、427、428)が、実施の形態1の回路(具体的には、論理積ゲート212、213、216,217、論理和ゲート214、215、218、219)と異なる。
この実施の形態では、地絡側の回路も、実施の形態2における短絡側の回路と同様に構成されている。
この保護継電装置3によれば、短絡、地絡の事故停電時、作業停電時のいずれの場合でも、同様に、並行2回線送電線が1回線となった場合(事故時)であっても、保護を二重(2系列)にすることができる。これにより、後備保護の不動作による停電範囲の拡大を防止することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれることはもちろんである。
1 保護継電装置
111〜113 論理積ゲート
114、115 論理積ゲート(第1の判定手段)
118〜120 論理積ゲート
121、122 論理積ゲート(第1の判定手段)
212、213 論理積ゲート(第1の遅延手段)
216、217 論理積ゲート(第1の遅延手段)
214、215 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
218、219 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
150STB 時限タイマ(第1の所定時間)
250STB 時限タイマ(第1の所定時間)
150GTB 時限タイマ(第1の所定時間)
250GTB 時限タイマ(第1の所定時間)
315、318 論理積ゲート(第2の遅延手段)
316、317 論理積ゲート(第3の遅延手段)
319、320 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
321、322 論理積ゲート(第1の遅延手段)
323、324 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
150STB1 時限タイマ(第2の所定時間)
150STB2 時限タイマ(第3の所定時間)
250STB1 時限タイマ(第2の所定時間)
250STB2 時限タイマ(第3の所定時間)
415、418 論理積ゲート(第2の遅延手段)
416、417 論理積ゲート(第3の遅延手段)
419、420 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
423、426 論理積ゲート(第2の遅延手段)
424、425 論理積ゲート(第3の遅延手段)
427、428 論理和ゲート(遮断信号出力手段)
150GTB1 時限タイマ(第2の所定時間)
150GTB2 時限タイマ(第3の所定時間)
250GTB1 時限タイマ(第2の所定時間)
250GTB2 時限タイマ(第3の所定時間)

Claims (2)

  1. 並行2回線送電線の主保護として機能する回線選択保護継電装置と、後備保護として動作する後備保護継電装置を備えた保護継電装置であって、
    前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器がともに入状態で、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、信号を出力する第1の判定手段と、
    前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態である場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第1の所定時間経過後に信号を出力する第1の遅延手段と、
    前記第1の判定手段と前記第1の遅延手段からの出力に基づいて、前記回線選択保護継電装置によって、前記送電線を遮断する遮断信号を出力する遮断信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする保護継電装置。
  2. 並行2回線送電線の主保護として機能する回線選択保護継電装置と、後備保護として動作する後備保護継電装置を備えた保護継電装置であって、
    前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器がともに入状態で、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、信号を出力する第1の判定手段と、
    前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態であり、かつ、前記回線選択保護継電装置を使用する場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第2の所定時間経過後に信号を出力する第2の遅延手段と、
    前記並行2回線送電線の遮断器入切情報から、前記並行2回線送電線の遮断器の少なくともいずれか一方が切状態であり、かつ、前記回線選択保護継電装置が不使用とされる場合に、前記回線選択保護継電装置の動作と、前記後備保護継電装置の動作に基づいて、第3の所定時間経過後に信号を出力する第3の遅延手段と、
    第1の判定手段と前記第2の遅延手段と前記第3の遅延手段からの出力に基づいて、前記回線選択保護継電装置によって、前記送電線を遮断する遮断信号を出力する遮断信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする保護継電装置。
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