JP2007329148A - 電流−電圧非直線抵抗体 - Google Patents

電流−電圧非直線抵抗体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007329148A
JP2007329148A JP2006156805A JP2006156805A JP2007329148A JP 2007329148 A JP2007329148 A JP 2007329148A JP 2006156805 A JP2006156805 A JP 2006156805A JP 2006156805 A JP2006156805 A JP 2006156805A JP 2007329148 A JP2007329148 A JP 2007329148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
mol
voltage
nonlinear resistor
voltage nonlinear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006156805A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Kasuga
靖宣 春日
Hideyasu Ando
秀泰 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006156805A priority Critical patent/JP2007329148A/ja
Publication of JP2007329148A publication Critical patent/JP2007329148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

【課題】避雷器の小型化のために、電流−電圧非直線抵抗体において電流−電圧非直線性、寿命特性およびエネルギー耐量に優れるとともに、雷サージエネルギー吸収後の低電流域非直線抵抗特性の劣化が抑制される優れた電流−電圧非直線性抵抗体を提供する。
【解決手段】ZnOを主成分とし、副成分としてBi、Sb、Co、Mn、Ni、BおよびAgを、それぞれBi、Sb、Co、MnO、NiO、BおよびAgOに換算して、Biを0.3〜2mol%、Sbを0.8〜7mol%、Coを0.3〜1.5mol%、MnOを0.4〜6mol%、NiOを0.5〜5mol%、Bを0.005〜0.1wt%、およびAgOを0.005〜0.1wt%含み、上記AgOに対するBの含有量が重量比で0.05以上0.5以下である焼結体からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、避雷器、サージアブソーバ等に用いられる酸化亜鉛(ZnO)を主成分とした電流−電圧非直線抵抗体に関わり、特に、主成分に含有される副成分の成分構成に改良を加えた電流−電圧非直線抵抗体に関するものである。
一般に、電力系統や電子機器回路においては、正常な電圧に重畳される過電圧を除去し、電力系統や電子機器を保護するため、避雷器やサージアブソーバなどの過電圧保護装置が用いられている。そして、この過電圧保護装置には、電流−電圧非直線抵抗体が多用されている。この電流−電圧非直線抵抗体は、正常な電圧ではほぼ絶縁特性を示し、過電圧が印加されると低抵抗値となる特性を有する。
この電流−電圧非直線抵抗体は、酸化亜鉛(ZnO)を主成分として、これに副成分として、Bi、Co、MnO、Sb、NiOが添加されたものを原料としている(特許文献1参照)。これらの原料は水およびバインダーとともに十分混合された後、スプレードライヤーなどで造粒され、成形および焼結されて焼結体が構成される。この後、焼結体の側面に沿面閃絡を防止するための絶縁物質が塗布、熱処理され側面絶縁層が形成される。そして、焼結体の両端面が研磨されて電極が取り付けられることにより、電流−電圧非直線抵抗体が製造される。
ところで、近年の電力需要の増大に伴う変電所の大容量化や、地下変電所の設置に伴う変電機器の小型縮小化が求められている。酸化亜鉛を主成分とする電流−電圧非直線抵抗体はその優れた非直線抵抗特性により、避雷器に用いられているが、その電流−電圧非直線抵抗体の抵抗値を向上させると、避雷器に積層される電流−電圧非直線抵抗体の枚数を低減し、避雷器の小型縮小化を達成することができる。そのため、電流−電圧非直線抵抗体の抵抗値の向上が益々要求されている。
例えば、特許文献2に開示されている技術によれば、Bi、Co、MnO、Sb、NiOなどの副成分の含有量を限定し、さらに、ZnOを主成分とした焼結体に含まれるBiの結晶相を限定することにより、抵抗値が高く、かつ、優れた非直線抵抗特性を有する電流−電圧非直線抵抗体を提供することができる。
また、特許文献3、特許文献4または特許文献5などに開示されている技術によれば、酸化亜鉛を主成分として、Bi、Co、MnO、Sbなどを添加した電流−電圧非直線抵抗体において、希土類酸化物を添加することにより、抵抗値が高く、優れた特性を有する電流−電圧非直線抵抗体を提供することができる。
特公平4―25681号公報 特開2001−307909号公報 特許第2933881号公報 特許第2940486号公報 特許第3165410号公報
しかしながら、現在、電流−電圧非直線抵抗体に要求される特性は益々厳しくなっており、前述した従来の技術では要求特性を満足することができなかった。
具体的には、避雷器の十分な小型化を達成するためには、避雷器に用いられる電流−電圧非直線抵抗体を小さくする必要がある。しかし、電力系統に落雷などが起こった場合、電流−電圧非直線抵抗体の大きさが小さくなる程、サージエネルギーを吸収した後の電流−電圧非直線抵抗体の低電流領域での非直線抵抗特性劣化は大きくなるため、サージエネルギー吸収後の商用周波電流が増加し、避雷器の熱暴走を引き起こす恐れがあるために、その大きさが限定されてしまい、避雷器の小型化を難しくしてきた。
また、最近では、避雷器の小型化、低コスト化のため、できるだけ直径の小さな非直線抵抗体を適用することが求められているが、前記のような従来技術では、その小型化にも限界があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、避雷器の小型化のために、電流−電圧非直線抵抗体において電流−電圧非直線性、寿命特性およびエネルギー耐量に優れるとともに、雷サージエネルギー吸収後の低電流域非直線抵抗特性の劣化が抑制される優れた電流−電圧非直線性抵抗体を提供することを目的とする。
本発明の電流−電圧非直線抵抗体は、ZnOを主成分とし、副成分としてBi、Sb、Co、Mn、Ni、BおよびAgを、それぞれBi、Sb、Co、MnO、NiO、BおよびAgOに換算して、Biを0.3〜2mol%、Sbを0.8〜7mol%、Coを0.3〜1.5mol%、MnOを0.4〜6mol%、NiOを0.5〜5mol%、Bを0.005〜0.1wt%、およびAgOを0.005〜0.1wt%含み、上記AgOに対するBの含有量が重量比で0.05以上0.5以下である焼結体からなることを特徴とする。
上記各成分のうち、Biは主成分であるZnOの粒界に存在して非直線抵抗特性を発現させる成分であり、CoおよびNiOは、ZnO粒子中に固溶して非直線抵抗特性を大きく向上させるために有効な成分である。Sbは、スピネル粒子を形成して焼結中のZnO粒子の粒成長を抑制し、均一化する働きを有し、非直線抵抗特性を向上させる効果を有する成分である。MnOは、ZnO粒子およびスピネル粒子中に固溶して非直線抵抗特性を向上させるために有効な成分である。また、副成分としてのBおよびAgは、それぞれ単独で、または同時に添加することにより電流−電圧非直線抵抗体の寿命特性を大幅に向上させるものである。
本発明において、前記成分組成範囲内としたことにより生じる各現象に起因して、非直線抵抗特性、熱安定性に優れた電流−電圧非直線抵抗体を得ることができる。その結果、本発明によれば、高い抵抗値と優れた熱安定性を有し、非直線抵抗特性、寿命特性に優れた電流−電圧非直線抵抗体を得ることで、避雷器およびサージアブソーバー等の過電圧保護装置の小型化が実現できる。
(1)第1の実施の形態…請求項1に対応
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1および表1を参照して説明する。
第1の実施の形態においては、最終的に得られる電流−電圧非直線抵抗体の副成分含有量が表1に示す値となるように、主成分としてのZnOに対してBi、Bi、MnO、NiO、Co、BおよびAgOを所定量秤量し、更にそれらの組成に対して、AlをAl3+に換算して0.008mol%となるように添加して、これを原料とした。
この原料を水と有機バインダー類とともに混合装置に入れ混合して、均一なスラリーをそれぞれ調整した。次に得られた各スラリーをスプレードライヤーで噴霧造粒することにより粒径100μm程度の造粒粉を作製した。
得られた造粒粉を金型に入れ加圧し、直径48mm、厚さ38mmの円柱に成形し、成形体を500℃に加熱することにより、添加した有機バインダー類を除去した後、さらに、1200℃で2時間、焼成した。
次に図1に示すように焼結体1の側面に無機絶縁物を塗布、熱処理して側面絶縁層2を形成した。さらに、側面絶縁層を設けた焼結体の上下両端面を研磨した後、焼結体1の研磨面に電極3を溶射により作製することにより、電流−電圧非直線抵抗体を作製した。
作製した種々の電流−電圧非直線抵抗体の非直線抵抗特性は動作開始電圧(V1mA)と10kAの8×20μsインパルス電流を流した時の電圧(V10kA)を測定し、これらの比(V10kA/V1mA)を非直線性係数として、評価した。この非直線性係数の値は小さいほど、非直線抵抗特性が優れることを示す。
また、作製した電流−電圧非直線抵抗体は4/10μsの波形で波高値100kAのインパルス電流を同一方向に冷却を挟んで2回印加し、その時の直流電流の動作開始電圧(dcV1mA)の変化率(ΔdcV1mA)を評価した。この変化率は0に近いほど、雷サージエネルギー吸収後の電流−電圧非直線抵抗体の非直線抵抗特性劣化が抑制されていることを示す。
なお、添加成分組成の異なる素子はそれぞれの組成で10pずつ測定し、その平均値をその組成の非直線性係数および雷サージエネルギー吸収後の電圧変化率とした。
各添加成分量を変化させて作製した電流−電圧非直線抵抗体について、それぞれの成分の含有量、動作開始電圧、非直線性係数および雷サージエネルギー吸収後の電圧変化率を以下の表1に示す。表1において、*印は本発明の範囲外である試料を示す比較例である。
表1に示すように、*印を付した試料番号は本発明の範囲外である比較例を示したものである。ここで、表1の結果から明らかなように、本実施例に係わる電流−電圧非直線抵抗体においては、動作開始電圧の大きさに関わらず、いずれも雷サージエネルギー吸収後の電流−電圧非直線抵抗体の非直線抵抗特性劣化が抑制されており、かつ非直線性に優れていることが判明した。また、この特性劣化の効果は1μAのような微小電流領域でも得られることと、表1に示した以外でも請求項1記載の基本組成範囲であれば、同様な効果が得られることを確認済みである。
Figure 2007329148
次に電流−電圧非直線抵抗体の副成分含有量を主成分としてのZnOに対して副成分としてのBi、Co、MnOをそれぞれ1.0mol%、Bi、NiOをそれぞれ2mol%、AlをAl3+に換算して0.008mol%となるように秤量しそれぞれ添加し、さらにこの基本組成に対し、BまたはAgOを表2に示す含有量になるように添加して、前記第1の実施の形態に示した方法で電流−電圧非直線抵抗体を作製した。
これらの電流−電圧非直線抵抗体について寿命特性を評価した。寿命特性評価では動作開始電圧(V1mA)を大気中、120℃の雰囲気で3000h印加し続け、その前後のV1mAを印加したときの漏れ電流(IR)の変化率を測定した。
ここで変化率は、

IR(3000h後)/IR(初期値、0h)

の式で表され、この値が1より小さくなれば、電流−電圧非直線抵抗体の寿命特性が優れていることを示す。
表2に、BまたはAgOの含有量と漏れ電流変化率を示す。表2に示す*印を付した試料番号は本発明の範囲外である比較例である。
Figure 2007329148
この表2から明らかなように、BおよびAgOの含有量を0.005〜0.05wt%にすることにより漏れ電流の変化率が負の値となり、優れた寿命特性の電流−電圧非直線抵抗体が得られることが判明した。
すなわち、前記の表1および表2から明らかなように、ZnOを主成分とした基本組成から、BおよびAgを取り除くと、課電時に十分な寿命特性が得られない場合がある。そこで、本実施の形態においては、BおよびAgを添加することにより、漏れ電流の経時変化が少なくなるため寿命特性が飛躍的に向上する。BおよびAgの添加量をそれぞれBおよびAgOに換算して、0.005〜0.1wt%に規定したのは、添加量が0.005wt%未満の場合には寿命特性を向上させる効果がみられず、逆に0.1wt%より多くなると、寿命特性を劣化させてしまうからである。
一方、AgOに対するBの含有量の比が重量比で0.05以上0.5以下とすることにより、電流−電圧非直線抵抗体の寿命特性を向上させるとともに、雷サージエネルギー吸収後の非直線抵抗特性の劣化を抑制することができる。AgOに対するBの含有量の比が重量比で0.05以上0.5以下としたのは0.05より小さい場合には非直線抵抗特性が悪化してしまい、0.5より大きくなると雷サージエネルギー吸収後の非直線抵抗特性の劣化を抑制する効果が得られないからである。
なお、本実施例においては前記基本組成についてのみBおよびAgの寿命特性への添加効果を示したが、請求項1記載の基本組成範囲であれば同様な効果が得られることは確認済みである。
(2)第2の実施の形態…請求項2,3に対応
本実施の形態においては、電流−電圧非直線抵抗体の副成分含有量を主成分としてのZnOに対して副成分としてのBi、Co、MnOをそれぞれ、1.0mol%、Bi、NiOをそれぞれ、2mol%、Bを0.02wt%、AgOを0.02wt%、さらにこの基本組成に対し、SnO2、SiO2の含有量が表3に示す値となるように添加して、前記第1の実施の形態に示した方法で電流−電圧非直線抵抗体を作製した。
ここでは焼成時の雰囲気、温度条件を変化させることにより、電流−電圧非直線抵抗体の動作開始電圧を表3に示すように電流−電圧非直線抵抗体を作製した。これらの電流−電圧非直線抵抗体について前記第1の実施の形態に示した方法でエネルギー耐量試験を実施し、その時の動作開始電圧の変化率を評価した。また、非直線性係数として非直線抵抗特性を評価した。
作製した電流−電圧非直線抵抗体について、非直線性係数および雷サージエネルギー吸収後の電圧変化率を以下の表3に示す。表3において、*印は本発明の範囲外である試料を示す比較例である。
Figure 2007329148
この表3から明らかなように、本発明において、SnをSnOに換算して0.01〜1mol%、またはSiをSiOに換算して0.01〜1mol%含有することにより、更に雷サージエネルギー吸収後の非直線抵抗特性の劣化を抑制することができる。ここで、SnまたはSiの含有量をSnOまたはSiOに換算して0.01mol%未満であると、雷サージエネルギー吸収後の非直線抵抗特性の劣化を抑制する効果が得られない。また、SnまたはSiの含有量をSnOまたはSiOに換算して1mol%より多くなると、非直線抵抗特性が悪化してしまう。
すなわち、表3に示すように、*印を付した試料番号は本発明の範囲外である。この*印を付した比較例では、エネルギー耐量試験後に非直線抵抗特性が大きく劣化しているのがわかる。表3に示すように、SnOまたはSiOの含有量が0.01〜1mol%の範囲内であれば優れた非直線抵抗特性を維持したまま、雷サージエネルギー吸収後の電流−電圧非直線抵抗体の非直線抵抗特性劣化が抑制される。しかし、SnOまたはSiOの含有量が0.01mol%未満であると、雷サージエネルギー吸収後の非直線抵抗特性の劣化を抑制する効果が得られず、SnOまたはSiOの含有量が1mol%より多くなると、非直線抵抗特性が悪化してしまうことが明らかとなった。
本実施の形態においては前記基本組成についてのみSnとSiの添加効果を示したが、請求項1記載の基本組成範囲であれば同様な効果が得られることは確認済みである。さらに、本実施の形態ではSn、Siをそれぞれ単独で含有させたときの効果を示したが、これらを同時に添加しても、同様な効果が得られることも確認済みである。
(3)第3の実施の形態…請求項4に対応
本実施の形態においては、電流−電圧非直線抵抗体の副成分含有量を主成分としてのZnOに対して最終的に副成分としてのBi、Co、MnOをそれぞれ、1.0mol%、Bi、NiOをそれぞれ、2mol%、Bを0.02wt%、AgOを0.02wt%、なるように秤量しそれぞれ添加し、さらにこの基本組成に対し、Al(NO・9HOをAl3+に換算して含有量が表3に示す値となるように添加して、前記第1の実施の形態に示した方法で電流−電圧非直線抵抗体を作製した。
これらの電流−電圧非直線抵抗体について前記第1の実施の形態に示した方法で非直線抵抗特性を評価した。作製した電流−電圧非直線抵抗体について、非直線性係数を以下の表4に示す。表4において、*印は本発明の範囲外である試料を示す比較例である。
Figure 2007329148
表4に示すように、Al3+の含有量が0.001〜0.02mol%の範囲内であれば優れた非直線抵抗特性が得られることが明らかとなった。すなわち、本実施の形態において、Al3+はZnO粒子中に固溶し、ZnO粒子の電気抵抗を低下させることにより大きく、非直線性を向上させることができる。ここで、AlをAl3+に換算して、0.001mol%未満であると、この効果が得られない。また、0.02mol%より多く含有すると、逆に非直線性が悪化してしまう。
本実施の形態においては前記基本組成についてのみAlの寿命特性への添加含有効果を示したが、請求項1記載の基本組成範囲であれば同様な効果が得られることは確認済みである。また、前記請求項1記載の範囲の組成に前記請求項2、3の記載の範囲でSn、Siを含有した組成についても同様なAlの効果が得られることも確認済みである。
本発明に係わる電流−電圧非直線抵抗体の断面図を示す。
符号の説明
1…焼結体
2…側面絶縁層
3…電極

Claims (4)

  1. ZnOを主成分とし、副成分としてBi、Sb、Co、Mn、Ni、BおよびAgを、それぞれBi、Sb、Co、MnO、NiO、BおよびAgOに換算して、Biを0.3〜2mol%、Sbを0.8〜7mol%、Coを0.3〜1.5mol%、MnOを0.4〜6mol%、NiOを0.5〜5mol%、Bを0.005〜0.1wt%、およびAgOを0.005〜0.1wt%含み、上記AgOに対するBの含有量が重量比で0.05以上0.5以下である焼結体からなることを特徴とする電流−電圧非直線抵抗体。
  2. 副成分として、SnをSnOに換算して0.01〜1mol%含むことを特徴とする請求項1に記載の電流−電圧非直線抵抗体。
  3. 副成分として、SiをSiOに換算して0.01〜1mol%含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電流−電圧非直線抵抗体。
  4. 副成分として、AlをAl3+に換算して0.001〜0.02mol%含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電流−電圧非直線抵抗体。
JP2006156805A 2006-06-06 2006-06-06 電流−電圧非直線抵抗体 Pending JP2007329148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156805A JP2007329148A (ja) 2006-06-06 2006-06-06 電流−電圧非直線抵抗体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006156805A JP2007329148A (ja) 2006-06-06 2006-06-06 電流−電圧非直線抵抗体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007329148A true JP2007329148A (ja) 2007-12-20

Family

ID=38929441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006156805A Pending JP2007329148A (ja) 2006-06-06 2006-06-06 電流−電圧非直線抵抗体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007329148A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011077524A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Abb Technology Ag 高電界強度バリスタ材料
CN106992050A (zh) * 2016-01-20 2017-07-28 株式会社日立制作所 电压非线性电阻体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726404A (en) * 1980-07-24 1982-02-12 Tokyo Shibaura Electric Co Oxide voltage nonlinear resistor
JPS59117202A (ja) * 1982-12-24 1984-07-06 株式会社東芝 電圧電流非直線抵抗体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5726404A (en) * 1980-07-24 1982-02-12 Tokyo Shibaura Electric Co Oxide voltage nonlinear resistor
JPS59117202A (ja) * 1982-12-24 1984-07-06 株式会社東芝 電圧電流非直線抵抗体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011077524A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Abb Technology Ag 高電界強度バリスタ材料
US9672964B2 (en) 2009-10-01 2017-06-06 Abb Schweiz Ag High field strength varistor material
CN106992050A (zh) * 2016-01-20 2017-07-28 株式会社日立制作所 电压非线性电阻体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6627100B2 (en) Current/voltage non-linear resistor and sintered body therefor
JPH11340009A (ja) 非直線抵抗体
KR100812425B1 (ko) 전류-전압 비직선 저항체
US5807510A (en) Electric resistance element exhibiting voltage nonlinearity characteristic and method of manufacturing the same
JP5065624B2 (ja) 電流−電圧非直線抵抗体および避雷器
JP2007329148A (ja) 電流−電圧非直線抵抗体
JP2008172034A (ja) 電流−電圧非直線抵抗体
JP4282243B2 (ja) 非直線抵抗体
CN101625918B (zh) 电流-电压非线性电阻体
US5455554A (en) Insulating coating
JP2007329178A (ja) 電流−電圧非直線抵抗体および避雷器
JP6223076B2 (ja) 焼成体、その製造方法、バリスタおよび過電圧保護装置
US8562859B2 (en) Voltage nonlinear resistor, lightning arrester equipped with voltage nonlinear resistor, and process for producing voltage nonlinear resistor
Lee et al. Electrical properties and microstructure of ZnO varistor with high surge protective characteristics
JP2007329174A (ja) 電流−電圧非直線抵抗体および避雷器
US11315709B2 (en) Metal oxide varistor formulation
JP2004119762A (ja) 電流−電圧非直線抵抗体
JP7359329B1 (ja) 酸化アンチモン代替酸化亜鉛素子
JP2020047685A (ja) 酸化亜鉛素子
JP2001326108A (ja) 電圧非直線抵抗体およびその製造方法
JPH01228105A (ja) 電圧非直線抵抗体の製造方法
WO2019146065A1 (ja) 電流-電圧非直線抵抗体用材料、電流-電圧非直線抵抗体およびその製造方法
KR0153126B1 (ko) 전압 비직선 저항체 및 그 제조방법
JP2012060003A (ja) 電圧非直線抵抗体素子およびこの製造方法、並びに過電圧保護装置
JP2020047686A (ja) 酸化亜鉛素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110920