JP2007329029A - サージアブソーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子電極部材と絶縁性管とをロウ付けにより固着するタイプのサージアブソーバにおいて、放電開始面にロウ材が付着することを防止し、放電開始電圧を安定させたサージアブソーバを提供する。
【解決手段】一対の端子電極部材2,3の間に放電空間を囲む絶縁性管4がロウ付けによって固着されるとともに、前記一対の端子電極部材の内表面に、他方の端子電極部材に向けて突出する突出電極5、6がそれぞれ固着され、該突出電極に、その放電開始面12への溶融ロウ材の這い上がりを規制するロウ材ストッパ手段として凹部15が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常電圧(サージ電圧)から様々な機器を保護するサージアブソーバに関する。
電話機、ファクシミリ、モデム等の通信機器用の電子機器が通信線と接続する部分、電子機器が電源線に接続される部分、アンテナ或いはCRT駆動回路等、雷サージや静電気等のサージ電圧による電撃を受けやすい部分には、異常電圧によって電子機器やこの機器を搭載するプリント基板の熱的損傷又は発火等による破壊を防止するために、サージアブソーバが接続されている。
このようなサージアブソーバは、一対の端子電極部材の間に放電空間を囲む絶縁性管が固着されているとともに、両端子電極部材の内表面が、他方の端子電極部材に向けて突出して形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−63721号公報
ところで、端子電極部材と絶縁性管とはロウ付けによって固着されるが、小型化に伴って、ロウ付け時に溶融状態となったロウ材が端子電極部材の表面を這い上がって先端の放電開始面に付着し易いという問題がある。この放電開始面にロウ材が付着すると、電極部材としての材質がロウ材に変わってしまうことになるため、放電開始電圧が変化するという問題がある。
本発明は、端子電極部材と絶縁性管とをロウ付けにより固着するタイプのサージアブソーバにおいて、放電開始面にロウ材が付着することを防止し、放電開始電圧を安定させたサージアブソーバを提供することを目的とする。
本発明に係るサージアブソーバは、一対の端子電極部材の間に放電空間を囲む絶縁性管がロウ付けによって固着されるとともに、前記一対の端子電極部材の内表面に、他方の端子電極部材に向けて突出する突出電極がそれぞれ固着され、該突出電極に、その放電開始面への溶融ロウ材の這い上がりを規制するロウ材ストッパ手段が形成されていることを特徴とする。
このサージアブソーバにおいては、ロウ付け時に突出電極の基端部まで溶融ロウ材が達したとしても、ロウ材ストッパ手段によって放電開始面への這い上がりが規制されているので、放電開始面自体は電極部材のまま維持することができる。
ロウ材ストッパ手段としては、突出電極の外表面に形成したロウ材を貯留可能な凹部である構成とすることにより、凹部に溶融ロウ材を貯留して、それ以上の這い上がりを防止することができる。
また、他のロウ材ストッパ手段として、突出電極が屈曲形成され、その長さが端子電極部材の表面から放電開始面までの絶縁性管の軸方向に沿う直線距離より大きく形成されることにより構成されるようにしてもよく、ロウ材が這い上がる距離が長くなることにより、先端の放電開始面への到達を抑制することができる。屈曲形状としてはらせん形状、クランク形状等を採用することができる。
さらに、ロウ材ストッパ手段は、前記放電開始面に被膜したロウ材との濡れ性が低いバリア膜である構成としてもよく、バリア膜の部分でそれ以上のロウ材の這い上がりを防止することができる。
ロウ材ストッパ手段を凹部とする場合、突出電極の放電開始面を避けた位置に、周方向又は長さ方向に沿って溝状に形成すれば、溶融ロウ材を貯留するための容積を比較的大きく確保することができる。
端子電極部材は、絶縁性管との固着部から突出電極の固着部までの間が平面に形成されていることにより、絶縁性管と端子電極部材との間に介在したロウ材が端子電極部材の表面を伝って突出電極と端子電極部材との接合部まで到達して、これら突出電極と端子電極部材との固着をも確実にすることができる。
本発明に係るサージアブソーバは、突出電極にロウ材ストッパ手段を設けたことにより、ロウ付け時に溶融ロウ材が突出電極を這い上がって放電開始面に到達することが防止され、該放電開始面を電極部材としての材質のまま維持することができ、サージアブソーバとしての放電開始電圧を安定させることができる。
本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係るサージアブソーバ1は、図1に示すように、一対の対向配置された端子電極部材2、3と、これら端子電極部材2、3を両端に配して内部がアルゴン(Ar)等のガスで封止されたセラミックス、硝子等からなる絶縁性管4と、端子電極部材2、3にそれぞれ設けられた突出電極5、6とから構成される。
一対の端子電極部材2、3はニッケル(Ni)、コバルト(Co)、鉄(Fe)の合金であるコバール(KOVAR:登録商標)またはニッケル(Ni)と鉄(Fe)の合金である42アロイ等からなり、絶縁性管4と同じ外径の平板に形成されている。
一方、絶縁性管4はアルミナ(Al)等のセラミックスや硝子などからなり、その外周が端子電極部材2、3の外周に一致する形状となっている。この絶縁性管4の両端面にはモリブデン(Mo)−タングステン(W)合金層とニッケル(Ni)層との2層構造からなるメタライズ層7が備えられている。そして、この絶縁性管4は、メタライズ層7を備えた端面に銀(Ag)銅(Cu)系の枠状のロウ材8を介して一対の端子電極部材2、3が固着されることにより、内部空間9が閉塞されており、その内部にアルゴンガスが封止されている。
前記突出電極5、6は、各端子電極部材2、3の内表面の中心位置に絶縁性管4の軸方向に沿って相互に対向するようにそれぞれ固着されている。これら突出電極5、6は、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)又はニッケル(Ni)と鉄(Fe)の合金等により円柱状に形成されてなり、その長さが両端子電極部材2、3の間の距離の半分より少し短く形成され、これら両突出電極5、6の間がトリガーギャップ11とされ、両突出電極5、6の先端部表面が放電開始面12とされている。この場合、端子電極部材2、3の中心部には貫通孔13が形成され、突出電極5、6には貫通孔13に緊密に嵌合し得る外径の突起14が形成され、該突起14を貫通孔13に圧入した上で各端子電極部材2、3に突出電極5、6が固着されている。また、突出電極5、6の突起14は、貫通孔13の長さよりも長く形成されており、該貫通孔13に圧入した状態で、端子電極部材2,3の内表面との間に周方向に沿う環状の凹部15が形成されるようになっている。
次に、以上の構成からなる本実施形態のサージアブソーバ1の製造方法について説明する。
まず、一対の端子電極部材2、3および突出電極5、6を成形する。そして、各端子電極部材2、3の貫通孔13に突出電極5、6の突起14を圧入固定する。
次に、絶縁性管4の両端面にモリブデン(Mo)−タングステン(W)合金層とニッケル(Ni)層とをこの順に成形し、ロウ材8との濡れ性を向上させるためのメタライズ層7を形成する。
そして、突出電極5が固着された端子電極部材2上に固形のロウ材8をその周縁部に沿って枠状に設置し、このロウ材8の上に絶縁性管4の一端面を重ねるようにして設置する。さらに、絶縁性管4の上端面にロウ材8を載置し、その上に突出電極6が固着された端子電極部材3を載置して仮組みする。
このように仮組みした状態で十分に真空引きした後、封止ガス雰囲気で加熱し、枠状のロウ材8を溶融して封止し、その後急速に冷却してサージアブソーバ1を製造する。
この製造過程において、両端子電極部材2、3と絶縁性管4との間のロウ材8は、溶融状態となり、その溶融ロウ材8´が図2に示すように端子電極部材2、3の内表面上を通って突出電極5、6の基端部まで流れ出す現象が生じる。そして、その溶融ロウ材8´の一部は、突出電極5、6の基端に形成されている環状の凹部15内から端子電極部材2、3の貫通孔13と突出電極5、6の突起14との隙間に毛細管現象によって矢印で示すように侵入して両者間を固着する。また、残部は環状の凹部15内に貯留される。
この場合、該凹部15が形成されていない状態であると、表面張力によって突出電極5、6の外周面を伝って溶融ロウ材8´が這い上がり、放電開始面12にまで達してしまうおそれがあるが、前記凹部15の存在により、溶融ロウ材8´が凹部15に貯留されて、突出電極5、6に対する這い上がり現象が防止され、少なくとも放電開始面12を突出電極5、6の素材表面としておくことができる。
すなわち、この突出電極5、6の周方向に沿って形成された環状の凹部15が、突出電極5、6の外表面を伝って這い上がる溶融ロウ材8´の放電開始面12への到達を規制するロウ材ストッパ手段とされているものである。
なお、以上のようにして製造されたサージアブソーバ1は、プリント基板等の上に形成されたランドとサージアブソーバ1の一対の端子電極部材2,3の外面とを半田付けにより固定するなどの搭載構造として使用される。そして、サージアブソーバ1にサージ電圧が印加されると、まず突出電極5、6のトリガーギャップ11において両放電開始面12の間で放電が起こり、このトリガーギャップ11における放電でイオン化されたアルゴン(Ar)によって主放電が誘起される。この主放電によってサージ電圧を逃がすことによってサージアブソーバ1が取り付けられている電子機器をサージ電圧によるダメージから守ることができる。
そして、この場合に、前述した製造工程時に放電開始面12がロウ材の付着等がない電極材としての材質に確保されているから、放電開始電圧をほぼ一定の状態に安定させることができるのである。
次に、本発明に係る第2実施形態のサージアブソーバについて、図3を参照して説明する。なお、以下の説明において、前記第1実施形態において説明した構成要素には同一符号を付しその説明は省略する。
第2実施形態のサージアブソーバ21が前記第1実施形態と異なる点は、図3に示すように、各突出電極5、6におけるロウ材ストッパ手段としての凹部22が突出電極5、6の長さの途中位置に形成されている点である。
このサージアブソーバ21によれば、製造工程時に両突出電極5、6の基端部まで流れてきた溶融ロウ材は、第1実施形態の場合と同様に突出電極5、6の突起14と端子電極部材2、3の貫通孔13との隙間に一部が浸入するとともに、残部は突出電極5、6の外周面を伝って這い上がロウとするが、該突出電極5、6の長さの途中位置に形成されている環状の凹部21内に貯留され、それ以上の這い上がりが規制され、放電開始面12までには到達しないようになっている。
なお、前記凹部21は、突出電極5、6の長さの途中位置でかつ放電開始面12よりも基端側に形成される。
以下、図4から図8までは本発明に係る第3実施形態から第7実施形態について示すものであり、これらの図においても、前記第1および第2実施形態において説明した構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示す第3実施形態のサージアブソーバ31は、突出電極5、6が円錐台形状に形成され、その基端部に周方向に沿う環状に凹部15が形成された構成である。また、図5に示す第4実施形態のサージアブソーバ41は、円錐台形状の突出電極5、6の長さ方向の途中位置に周方向に沿って環状に凹部15が形成された構成である。図6に示す第5実施形態のサージアブソーバ51は、突出電極5、6はほぼ円錐台形に形成されるが、先端部に突出方向に向けた凹部15が周方向に沿って環状に形成された構成である。
いずれの実施形態においても、ロウ材ストッパ手段としての凹部15に溶融ロウ材を貯留し得て、放電開始面12への付着を防止することができる。
一方、図7に示す第6実施形態のサージアブソーバ61は、その突出電極5、6は円錐台形に形成されているが、これまでの第1から第5実施形態においての凹部15が周方向に沿う環状であったものに対して、長さ方向に沿う溝状の凹部62が周方向に間隔をおいて複数本形成された構成とされている。また、図8に示す第7実施形態のサージアブソーバ71は、円錐台形の突出電極5、6の円錐外周面にらせん溝状に凹部72が形成された構成とされている。
また、図9は本発明の第8実施形態のサージアブソーバを示しており、このサージアブソーバ81では、一対の端子電極部材2、3の内表面に、他方の端子電極部材2、3に向かってらせん状に伸びる屈曲状態の突出電極82、83が固着されている。これら突出電極82、83は、その先端部の所定範囲の長さの部分が放電開始面12とされている。
このように構成したサージアブソーバ81は、今までの各実施形態のもののようにロウ材を貯留するための凹部を有する構成ではなく、突出電極82、83を図9例の場合はらせん状に屈曲状態としたことにより、その長さが端子電極部材2、3の表面から放電開始面12までの絶縁性管4の軸方向に沿う直線距離に対して大幅に大きく形成され、その結果、溶融ロウ材の這い上がりが生じたとしても放電開始面12への到達が抑制されるのである。
突出電極82、83の屈曲形状としては、図9例のらせん形状の他に、クランク形状等も採用することができ、このように、突出電極をらせん形状やクランク形状等に屈曲形成して、その長さを端子電極部材2、3の表面から放電開始面12までの絶縁性管4の軸方向に沿う直線距離より大きく形成することにより、放電開始面12への溶融ロウ材の這い上がりを規制する構成のものも本発明ではロウ材ストッパ手段とする。
また、図10は本発明の第9実施形態のサージアブソーバを示しており、このサージアブソーバ91においても、第1実施形態から第7実施形態のもののように凹部に溶融ロウ材を貯留するのではなく、突出電極92、93の放電開始面12を含む先端部にロウ材8に対して濡れ性の低いバリア膜94が形成されている構成である。このバリア膜94としては、ステンレス(SUS)等の金属をスパッタやCVD等によって突出電極92、93表面に被覆することによって形成される。
この第9実施形態のサージアブソーバ91においては、突出電極92、93の外表面で溶融ロウ材の這い上がりが生じたとしても、バリア膜94の部分でそれ以上の這い上がりが抑制され、放電開始面12へのロウ材付着が防止されるのであり、かかるバリア膜94も本発明ではロウ材ストッパ手段とする。
なお、本発明は、以上に示した各実施形態のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、一対の端子電極部材は、実施形態で挙げた金属の他、CuやNi系の合金でもよく、突出電極も、Ti、Ni、Fe−Ni合金の他に、Fe、Cu、Mo、Mn、W、Ag、Al、Pd、Ptまたは、これら2種以上の合金でもよい。この場合、第9実施形態のバリア膜を除き、突出電極表面に、SnO、SiC、ITO、TiC、TiCN、BaAl等の導電性被膜をスパッタリング等により形成してもよい。
また、絶縁性管4の両端面のメタライズ層7は、Ag、Cu、Au、Mo-Mnでも良く、また、メタライズ層7を用いずに活性金属からなるロウ材8だけで封止してもよい。
さらに、一対の突出電極は、円柱、角柱などの柱状、円錐状、三角錐状などの先端に向かって外周の内径を減ずる形状にしても良く、さらに打ち抜き加工等で作製した金属細板状等も可能である。
また、突出電極と端子電極部材との固着方法は、圧入後にロウ付けされる構成としたが、溶接等でもよい。
本発明の第1実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 図1における突出電極と端子電極部材との固着部分を拡大して示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第7実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第8実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。 本発明の第9実施形態に係るサージアブソーバを示す縦断面図である。
符号の説明
1、21、31、41、51、61、71、81、91…サージアブソーバ 2、3…端子電極部材 4…絶縁性管 5、6、82、83、92,93…突出電極 7…メタライズ層 8…ロウ材 8´…溶融ロウ材 9…内部空間 11…マイクロギャップ 12…放電開始面 13…貫通孔 14…突起 15、62、72…凹部(ロウ材ストッパ手段) 94…バリア膜(ロウ材ストッパ手段)

Claims (6)

  1. 一対の端子電極部材の間に放電空間を囲む絶縁性管がロウ付けによって固着されるとともに、前記一対の端子電極部材の内表面に、他方の端子電極部材に向けて突出する突出電極がそれぞれ固着され、該突出電極に、その放電開始面への溶融ロウ材の這い上がりを規制するロウ材ストッパ手段が形成されていることを特徴とするサージアブソーバ。
  2. 前記ロウ材ストッパ手段は、突出電極の外表面に形成したロウ材を貯留可能な凹部であることを特徴とする請求項1に記載のサージアブソーバ。
  3. 前記ロウ材ストッパ手段は、突出電極が屈曲形成され、その長さが端子電極部材の表面から放電開始面までの絶縁性管の軸方向に沿う直線距離より大きく形成されることにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のサージアブソーバ。
  4. 前記ロウ材ストッパ手段は、前記放電開始面に被膜したロウ材との濡れ性が低いバリア膜であることを特徴とする請求項1記載のサージアブソーバ。
  5. 前記凹部は、突出電極の放電開始面を避けた位置に、周方向又は長さ方向に沿って溝状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のサージアブソーバ。
  6. 前記端子電極部材は、絶縁性管との固着部から突出電極の固着部までの間が平面に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のサージアブソーバ。

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