JP2007328709A - 電子メール装置 - Google Patents

電子メール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007328709A
JP2007328709A JP2006161160A JP2006161160A JP2007328709A JP 2007328709 A JP2007328709 A JP 2007328709A JP 2006161160 A JP2006161160 A JP 2006161160A JP 2006161160 A JP2006161160 A JP 2006161160A JP 2007328709 A JP2007328709 A JP 2007328709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination information
mail
address
electronic mail
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006161160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4765781B2 (ja
Inventor
Daisuke Kono
大輔 河野
Masato Sugii
政登 杉井
Yoshinori Ando
義範 安藤
Nobutaka Kato
伸隆 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006161160A priority Critical patent/JP4765781B2/ja
Publication of JP2007328709A publication Critical patent/JP2007328709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4765781B2 publication Critical patent/JP4765781B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】電子メールやアドレス変更情報を受信していなくても、電子メールアドレスなどの宛先情報を自動で更新して、最新の宛先情報を用いて電子メールを送信することのできる技術を提供する。
【解決手段】電子メール装置10のCPU11は、記憶部15に記憶された宛先情報のいずれかが選択されると、選択された宛先情報に含まれるDNを記憶部15から読み出し、読み出したDNを検索キーとして外部検索装置30において宛先情報を検索する。電子メール装置10のCPU11は、選択された宛先情報を、検索された宛先情報で更新し、CPU11は、更新された宛先情報に含まれる電子メールアドレスを宛先として、また、更新された宛先情報に含まれる公開鍵で電子メールを暗号化して送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メール等の宛先情報を自動で更新するための技術に関する。
インターネットファックス機能やスキャナ機能を備えた複合機においては、受信した画像データや原稿をスキャンして生成した画像データを電子メールで送信する機能を備えたものがある。このような複合機においては、電子メールの送信宛先となる電子メールアドレスをユーザが複合機に登録する必要があるが、複合機は一般的に操作性に乏しいものが多く、電子メールアドレスの登録作業は複合機のユーザにとって煩雑であることが多い。
電子メールアドレスの登録に関するユーザの負担を軽減するために、メール受信時にヘッダを解析して電子メールアドレスを抽出し、これをアドレス帳に登録することで、ユーザの負担を軽減するシステムが提案されている(特許文献1参照)。また、特許文献2には、アドレス変更情報を送受信することで、アドレス変更の結果を自動的にアドレス帳に反映でき、ユーザの負担を軽減する電子メールシステムが提案されている。
一方、複数の複合機で用いられる電子メールアドレスをサーバで一括管理するシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。このようなシステムにおいては、電子メールアドレスが変更されても、サーバ装置で一括して管理されているから、複合機のユーザが電子メールアドレスをいちいち変更する必要がない。
特開平11−122416号公報 特開平06−139164号公報 特開2002−158692号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、アドレス帳に登録されるのはメール受信時のみであるから、アドレス帳に登録された電子メールアドレスを変更するためには、ユーザが操作パネル等の操作部を用いて随時変更しなければならず、その作業はユーザにとって煩雑となる。特許文献2に記載のシステムでは、アドレス変更情報を受信すればメールアドレスを変更することができるものの、例えば、アドレス変更情報が送信されなかったり、ネットワーク障害などの理由によってアドレス変更情報を受信できていなかった場合、複合機の電源が使用する直前までオフされていた場合などは、アドレス変更情報を受信できないから、このような場合には電子メールアドレスを変更することができない。
また、特許文献3に記載のシステムでは、電子メールアドレスが変更された場合に、変更前の電子メールアドレスと変更後の電子メールアドレスが同一のユーザのものであるかを判定することができない。このような場合は、同じユーザ名のデータが2種類作成されてしまうことになり、ユーザが混乱を招くおそれがある。
本発明は上述した背景に鑑みてなされたものであり、電子メールやアドレス変更情報を受信していなくても、電子メールアドレスなどの宛先情報を自動で更新して、最新の宛先情報を用いて電子メールを送信することのできる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザを一意に識別するDN(Distinguished Name)および当該ユーザの電子メールアドレスを含む宛先情報を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された宛先情報から1以上の宛先情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された宛先情報に含まれるDNを、通信ネットワークを介して接続された外部検索装置に送信するDN送信手段と、前記送信手段により送信したDNの応答情報として前記外部検索装置から送信される宛先情報を、通信ネットワークを介して受信する宛先情報受信手段と、前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新する更新手段と、前記更新手段により更新された宛先情報に含まれる電子メールアドレスを宛先として、電子メールを送信する電子メール送信手段とを有することを特徴とする電子メール装置を提供する。
本発明の好ましい態様においては、電子メールアドレスの入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段に入力された電子メールアドレスを、前記外部検索装置に、通信ネットワークを介して送信する電子メールアドレス送信手段と、前記電子メールアドレス送信手段により送信した電子メールアドレスの応答情報として前記外部検索装置から送信されるDNを、通信ネットワークを介して受信するDN受信手段と、前記入力手段に入力された電子メールアドレスと前記DN受信手段により受信したDNとを含む宛先情報を、前記記憶手段に記憶する記憶制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の更に好ましい態様においては、前記更新手段は、前記選択手段により選択された宛先情報と前記受信手段により受信した宛先情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新することを特徴とする。
本発明の更に好ましい態様においては、前記宛先情報は、前記DNと前記電子メールに加えて、当該電子メールと対応する公開鍵を含み、前記電子メール送信手段は、前記更新手段により更新された宛先情報に含まれる公開鍵で電子メールを暗号化し、当該宛先情報に含まれるメールアドレスを宛先として当該電子メールを送信することを特徴とする。
本発明の更に好ましい態様においては、前記更新手段は、前記受信手段により宛先情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新し、一方、前記受信手段により宛先情報を受信できなかった場合には、前記選択手段により選択された宛先情報を更新しないことを特徴とする。
本発明の更に好ましい態様においては、前記外部検索装置による検索を行うか否かを選択し、検索を行わないと選択された場合には、前記DN送信手段に前記DNの送信を行わせないように前記DN送信手段を制御する送信制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子メールやアドレス変更情報を受信していなくても、電子メールアドレスなどの宛先情報を自動で更新して、最新の宛先情報を用いて電子メールを送信することができる。
<A:第1実施形態>
<A−1:構成>
図1は、この発明の一実施形態に係るシステムの全体構成を示したブロック図である。このシステムは、電子メール装置10と電子メールサーバ20と外部検索装置30とが通信ネットワーク40によって接続されて構成される。電子メール装置10は、スキャナ機能、インターネットファックス機能を備えた装置であり、原稿を読み取って生成した画像データやパーソナルコンピュータ等の他の装置から通信ネットワーク40を介して受信した画像データを電子メールで送信する機能を有している。電子メールサーバ20は、電子メール装置10と電子メールで通信を行う装置である。外部検索装置30は、認証局が管理するX.509公開鍵基盤に基づいた公開鍵証明書を記憶しているサーバ装置である。この外部検索装置30はディレクトリサーバであり、最新の宛先情報として公開鍵も保持している。なお、本実施形態では、X.509公開鍵基盤を用いているが、本発明は、もちろん、これに限定されるわけではなく、PGP(Pretty Good Privacy)などの他の公開鍵基盤を利用してもかまわない。
なお、このシステムには、実際には複数の電子メール装置が接続されているが、図が煩雑になるのを防ぐために図1においては1つの電子メール装置10のみを図示している。
図1において、電子メール装置10のCPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)13に格納されたプログラムにしたがって電子メール装置10の制御を行う。アドレス・データバス12は、CPU11の制御対象となる各部分と接続してデータの通信を行う。RAM(Random Access Memory)14は、プログラム実行時のワークメモリや電子メールの送受信の通信バッファメモリとなる。ROM13には、電子メール装置10の制御や電子メールの送受信、電子メールの暗号や復号に関する各種プログラムが格納されている。記憶部15はハードディスク等の記憶手段であり、アドレス帳記憶領域100を有している。
操作表示部16は、タッチパネルとして機能する液晶ディスプレイを備えており、電子メール装置10の利用者はこの液晶ディスプレイに触れることで各種操作を行うことができる。操作表示部16は、電子メール装置10の状態表示や、アドレス帳記憶領域100への宛先情報の登録や、アドレス帳記憶領域100に登録された宛先情報の参照あるいは指定や、電子メールを暗号化するか否かあるいは電子メール装置に自動判断させるのいずれかの選択や、前記選択のデフォルトをいずれにするかの設定や、電子メール送信指示などを行う。スキャナ17は、CCD(Charge Coupled Device)等により構成される光学系部材(図示略)を備えており、原稿載置台(図示略)に載置された原稿の画像を光学的に読み取り、読み取った画像を表す画像データを生成する。ネットワークI/F18は、通信ネットワーク40上に接続する電子メールサーバ20と通信を行い、電子メールの送受信を行うためのインタフェースである。
図2は、記憶部15のアドレス帳記憶領域100に記憶されるアドレス帳のデータの内容の一例を示す図である。このアドレス帳記憶領域100には、図示のように、「メールアドレス」と「ユーザ名」と「DN」と「公開鍵」との各項目が互いに関連付けられて構成される宛先情報が複数記憶されている。これらの項目のうち、「メールアドレス」の項目には、ユーザの電子メールの宛先となる電子メールアドレスが記憶される。「ユーザ名」の項目には、ユーザの名称(名前、部署名等)を示すテキストデータが記憶される。「DN」の項目には、RFC2253にてその形式が定められているDNが記憶される。このDNは、ユーザを一意に識別する識別情報である。「公開鍵」の項目には、そのユーザの公開鍵が記憶される。
外部検索装置30は、CPUと、ROMと、RAMと、バスと、ネットワークI/Fと、記憶部とを有しており、外部検索装置30のCPUは、ROMに記憶されているコンピュータプログラムを読み出してRAMにロードし、これを実行することにより、バスを介して外部検索装置30の各部を制御する。
外部検索装置30の記憶部はアドレス帳記憶領域を有している。なお、このアドレス帳記憶領域に記憶されるアドレス帳の構成は、上述した電子メール装置10の記憶部15に記憶されているそれと同様であり、ここではその説明を省略する。なお、電子メール装置10に記憶されているアドレス帳には、後述する宛先情報登録動作によって登録される宛先情報、すなわち電子メール装置10で利用される宛先情報が複数記憶されており、一方、外部検索装置30のアドレス帳記憶領域には、電子メール装置10で利用される宛先情報のみならず、システム全体、すなわち複数の電子メール装置で利用される宛先情報が記憶されている。また、外部検索装置30は、システム全体のユーザの宛先情報を管理するサーバであり、常に最新の宛先情報を記憶している。
<B:動作>
以上の構成のもと、電子メール装置10に宛先情報を登録する処理について図3のフローチャートを使って説明する。また、電子メール装置10で送信宛先を指定し、電子メールを暗号化して送信する場合の処理について図4のフローチャートを使って説明する。なお、以下の説明で図3および図4に示されない符号は特に指示しない限り図1を参照するものとする。
<B−1:宛先情報登録動作>
まず、ユーザは宛先情報を電子メール装置に登録する。以下、そのステップを説明する。
電子メール装置10のユーザは、操作表示部16を操作して、利用したいユーザのユーザ名、電子メールアドレスおよび公開鍵(以下、「宛先情報(A)」)を登録する。なお、この登録は、例えば電子メール装置10のCPU11が操作表示部16の液晶ディスプレイに、外部検索装置30から取得した宛先情報の一覧を表示させ、ユーザがこの一覧から選択するようにしてもよく、または、ユーザが操作表示部16のテンキーなどを用いて各情報を入力するようにしてもよい。ユーザによって操作表示部16が操作されると、電子メール装置10の操作表示部16は、操作内容に応じた信号をCPU11に入力し、CPU11は、操作表示部16からの信号を受信することで、ユーザ名、電子メールアドレスおよび公開鍵(宛先情報(A))の入力を受け付ける(ステップS1)。
ユーザ名、電子メールアドレスおよび公開鍵の入力を受け付けると、電子メール装置10のCPU11は、入力された電子メールアドレスを含むリクエストを、入力された電子メールアドレスをキーとして宛先情報を検索する旨のリクエストとして、通信ネットワーク40を介して接続された外部検索装置30に、ネットワークI/F18を介して送信する。すなわち、入力された電子メールアドレスを検索キーとして、外部検索装置30において宛先情報を検索する(ステップS2)。
外部検索装置30は、リクエストを受信したことを検知すると、受信されたリクエストに含まれる電子メールアドレスを検索キーとしてアドレス帳から宛先情報を検索する。検索された場合は、検索された宛先情報(以下、「宛先情報(B)」)に含まれるDNを、応答情報として電子メール装置10に送信し、一方、宛先情報が見つからなかった場合には、その旨を示すレスポンスを応答情報として電子メール装置10に送信する。
電子メール装置10のCPU11は、外部検索装置30から受信する応答情報を判断して、検索に成功したか否かを判定する。検索に成功したと判断された場合には(ステップS3;YES)、CPU11は、送信した電子メールアドレスの応答情報として外部検索装置から送信されるDNを、入力されたユーザ名、電子メールアドレス、公開鍵と対応付けて、記憶部15のアドレス帳記憶領域100に記憶する。すなわち、宛先情報(B)のDNを、宛先情報(A)に設定する(ステップS4)。一方、検索に失敗したと判断された場合には(ステップS3;NO)、CPU11は、そのまま処理を終了する。
ここで、DNはユーザを一意に表す識別子であるから、それ以降に電子メールアドレスや公開鍵が変更されても、このDNを使用して最新の宛先情報を取得することができる。
<B−2:電子メール送信動作>
次に、電子メールを暗号化して送信する処理について、図4に示すフローチャートを参照しつつ以下に説明する。
まず、電子メール装置10のユーザは、スキャナ17に原稿をセットし、操作表示部16を操作して、記憶部15に記憶されたアドレス帳から送信宛先となる宛先情報を選択し、電子メールを暗号化して送信する旨を指示する。この処理は、例えば、記憶部15のアドレス帳記憶領域100に記憶された電子メールアドレスとユーザ名との一覧を操作表示部16に表示させ、表示された一覧からユーザが操作表示部16を操作して選択するようにすればよい。
操作表示部16が操作されると、操作表示部16は、操作内容に応じた信号をCPU11に供給し、CPU11は、操作表示部16からの信号を判断することによって、アドレス帳記憶領域100に記憶された宛先情報から1以上の宛先情報を選択する(ステップS5)。
CPU11は、選択された宛先情報(以下、「宛先情報(A)」)を操作表示部16に表示させ、続けて、CPU11は、選択された宛先情報に含まれるDNを記憶部15から読み出し、読み出したDNを、通信ネットワーク40を介して接続された外部検索装置30にネットワークI/F18を介して送信することによって、外部検索装置30にDNを検索キーとして宛先情報を検索させる(ステップS6)。
外部検索装置30は、DNを受信したことを検知すると、受信されたDNを検索キーとして、記憶部のアドレス帳記憶領域に記憶されている宛先情報を検索し、検索された宛先情報(以下、「宛先情報(B)」)を、通信ネットワークを介して電子メール装置10に送信する。
電子メール装置10のCPU11は、受信した宛先情報(以下、「宛先情報(B)」)に公開鍵が含まれているか否かを判断する(ステップS7)。受信された宛先情報に公開鍵が含まれていると判断された場合には(ステップS7;YES)、CPU11は、宛先情報(A)の公開鍵と宛先情報(B)の公開鍵とを比較し(ステップS8)、両者が一致しているか否かを判定する(ステップS9)。一致していないと判断された場合には(ステップS9;NO)CPU11は、宛先情報(A)の公開鍵を宛先情報(B)の公開鍵に更新する。つまり、最新の公開鍵に更新する(ステップS10)。一致していないとは、宛先情報(B)の公開鍵が最新のものに変わっていた、または、宛先情報(A)に公開鍵が含まれていなかったなどの場合である。一方、一致していると判断された場合には(ステップS9;YES)、ステップS10の処理を行わずにステップS11へ進む。
電子メール装置10のCPU11は、宛先情報に含まれる公開鍵を用いて電子メールを暗号化し(ステップS11)、電子メールアドレスに宛てて、電子メールを送信する(ステップS12)。また、ステップS7において、宛先情報に公開鍵が含まれていないと判断された場合には(ステップS7;NO)、CPU11は、暗号化処理を行わずに、電子メールアドレスに宛てて、電子メールを送信する(ステップS12)。
公開鍵は所定期間が過ぎると期限切れとなる場合があり、従来の電子メール装置においては、期限切れとなった場合には、有効でない公開鍵を使用して暗号化して電子メールを送信してしまうという問題があった。これに対し本実施形態においては、電子メールを送信する際にその都度公開鍵を最新のものに更新することができるから、有効でない公開鍵を使用して暗号化して不正に電子メールを送信することがなくなる。
なお、図4に示す動作においては、公開鍵を最新のものに更新する動作について説明したが、更新する情報は公開鍵に限らず、電子メールアドレスであってもよい。
従来の電子メール装置では、アドレス帳の宛先の情報が古くなった場合に、情報の更新を手動で行う必要があった。このような装置においては、更新のし忘れから、ときとして電子メールを正しく送信できない場合があった。これに対し本実施形態によれば、宛先の情報として宛先を一意に示すDNを保持し、このDNを検索キーとして外部検索装置30から宛先情報を検索するから、宛先情報を自動的に最新のものに更新することが可能になる。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述した実施形態においては、「メールアドレス」と「ユーザ名」と「DN」と「公開鍵」との組み合わせを宛先情報として用いた。なお、宛先情報の構成はこれらに限定されるものではなく、例えばFAXの送信先を示す情報などを含むようにしてもよく、または、公開鍵を含まない構成としてもよい。要は、ユーザを一意に識別するDNおよび当該ユーザの電子メールアドレスを含む宛先情報であればよい。
(2)上述した実施形態において、外部検索装置30による検索を行うか否かを選択できるようにしてもよい。具体的には、例えば、電子メール装置の記憶部に、検索を行うか否かを設定するための情報(フラグ)を記憶させておき、電子メール装置のCPUが、このフラグを参照して検索を行うか否かを選択するようにすればよい。この場合、検索を行わないと選択された場合には、CPU11は、図4のステップS6〜ステップS10までの処理を行わない。すなわち、選択された宛先情報に含まれるDNを外部検索装置に送信せずに、選択された宛先情報をそのまま用いて電子メールの送信処理を行う。
このように検索を行うか否かを選択できるようにすることで、毎回外部検索装置に問い合わせるのが煩わしい場合などに、必要なときにだけ検索を行わせることができる。
(3)なお、上述した各実施形態における電子メール装置10のCPU11によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由で電子メール装置10にダウンロードさせることも可能である。
本発明の実施形態に係るシステムの全体構成を示すブロック図である。 アドレス帳の内容の一例を示す図である。 電子メール装置のCPUが行う宛先情報登録処理の流れを示すフローチャートである。 電子メール装置のCPUが行う電子メール送信処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…電子メール装置、11…CPU、12…アドレス・データバス、13…ROM、15…記憶部、16…操作表示部、17…スキャナ、18…ネットワークI/F、20…電子メールサーバ、30…外部検索装置、40…通信ネットワーク、100…アドレス帳記憶領域。

Claims (6)

  1. ユーザを一意に識別するDN(Distinguished Name)および当該ユーザの電子メールアドレスを含む宛先情報を複数記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された宛先情報から1以上の宛先情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された宛先情報に含まれるDNを、通信ネットワークを介して接続された外部検索装置に送信するDN送信手段と、
    前記送信手段により送信したDNの応答情報として前記外部検索装置から送信される宛先情報を、通信ネットワークを介して受信する宛先情報受信手段と、
    前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された宛先情報に含まれる電子メールアドレスを宛先として、電子メールを送信する電子メール送信手段と
    を有することを特徴とする電子メール装置。
  2. 請求項1に記載の電子メール装置において、
    電子メールアドレスの入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段に入力された電子メールアドレスを、前記外部検索装置に、通信ネットワークを介して送信する電子メールアドレス送信手段と、
    前記電子メールアドレス送信手段により送信した電子メールアドレスの応答情報として前記外部検索装置から送信されるDNを、通信ネットワークを介して受信するDN受信手段と、
    前記入力手段に入力された電子メールアドレスと前記DN受信手段により受信したDNとを含む宛先情報を、前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と
    を有することを特徴とする電子メール装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子メール装置において、
    前記更新手段は、前記選択手段により選択された宛先情報と前記受信手段により受信した宛先情報とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合に、前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新する
    ことを特徴とする電子メール装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子メール装置において、
    前記宛先情報は、前記DNと前記電子メールに加えて、当該電子メールと対応する公開鍵を含み、
    前記電子メール送信手段は、前記更新手段により更新された宛先情報に含まれる公開鍵で電子メールを暗号化し、当該宛先情報に含まれるメールアドレスを宛先として当該電子メールを送信する
    ことを特徴とする電子メール装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子メール装置において、
    前記更新手段は、前記受信手段により宛先情報を受信した場合に、前記記憶手段に記憶された宛先情報であって前記選択手段により選択された宛先情報を、前記受信手段により受信した宛先情報で更新し、一方、前記受信手段により宛先情報を受信できなかった場合には、前記選択手段により選択された宛先情報を更新しない
    ことを特徴とする電子メール装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子メール装置において、
    前記外部検索装置による検索を行うか否かを選択し、検索を行わないと選択された場合には、前記DN送信手段に前記DNの送信を行わせないように前記DN送信手段を制御する送信制御手段を備えることを特徴とする電子メール装置。
JP2006161160A 2006-06-09 2006-06-09 電子メール装置 Expired - Fee Related JP4765781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006161160A JP4765781B2 (ja) 2006-06-09 2006-06-09 電子メール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006161160A JP4765781B2 (ja) 2006-06-09 2006-06-09 電子メール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007328709A true JP2007328709A (ja) 2007-12-20
JP4765781B2 JP4765781B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=38929112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006161160A Expired - Fee Related JP4765781B2 (ja) 2006-06-09 2006-06-09 電子メール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4765781B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224898A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号化電子メール装置
JPH1049466A (ja) * 1996-04-25 1998-02-20 Fujitsu Ltd アドレスデータ自動収集システムと方法
JP2001325151A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Nec Corp 情報提供方法、データ処理システム、上位処理装置、情報記憶媒体
JP2002190796A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール装置
JP2002259219A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Crayfish Co Ltd 通信ネットワーク上の利用者識別方法及び識別システム
JP2003223398A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Nec Corp 連絡先管理システム、連絡先管理サーバ、連絡先管理方法及び連絡先管理プログラム
JP2006074345A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Konica Minolta Business Technologies Inc データ送信装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224898A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号化電子メール装置
JPH1049466A (ja) * 1996-04-25 1998-02-20 Fujitsu Ltd アドレスデータ自動収集システムと方法
JP2001325151A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Nec Corp 情報提供方法、データ処理システム、上位処理装置、情報記憶媒体
JP2002190796A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 電子メール装置
JP2002259219A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Crayfish Co Ltd 通信ネットワーク上の利用者識別方法及び識別システム
JP2003223398A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Nec Corp 連絡先管理システム、連絡先管理サーバ、連絡先管理方法及び連絡先管理プログラム
JP2006074345A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Konica Minolta Business Technologies Inc データ送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4765781B2 (ja) 2011-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4780093B2 (ja) データ通信システム、アドレス管理装置、データ通信装置、アドレス管理方法およびアドレス管理プログラム
JP4462321B2 (ja) 画像送信装置、画像送信方法および画像送信プログラム
KR102380985B1 (ko) 유저의 지시에 따라서 작업을 중지하는 작업 처리 장치, 그 제어 방법 및 저장 매체
JP2009094792A (ja) 画像送信装置、画像送信方法、及び画像送信プログラム
JP5493679B2 (ja) 復号鍵送信装置、コンピュータプログラム、復号鍵送信システム及び復号鍵送信方法
JP2007060643A (ja) インターネットファクシミリ装置およびインターネットファクシミリシステム
JP4765781B2 (ja) 電子メール装置
JP5104792B2 (ja) 画像読取装置
JP2003218941A (ja) 通信装置及びプログラム
JP3951916B2 (ja) 画像データ送受信システム、画像データ生成装置、端末装置、及びプログラム
JP2006093854A (ja) 画像形成装置管理システムおよび画像形成装置
JP4059297B2 (ja) データ処理システム、データ生成装置、端末装置及びプログラム
JP2006166319A (ja) データ送信装置及び送信制御プログラム
JP5467497B2 (ja) 情報検索システム、情報検索装置及びプログラム
JP4840587B2 (ja) 送信装置、送信システムおよびプログラム
JP3994939B2 (ja) データ処理システム
JP5003535B2 (ja) データ通信システム
JP2018063702A (ja) 画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム
JP2006261991A (ja) メールサーバ、およびメールサーバプログラム
JP2008172317A (ja) 情報送信装置及びプログラム
JP2005278198A (ja) 情報処理装置及びその装置における画像情報の転送方法
JP4298591B2 (ja) 転送条件設定装置、方法、及びプログラム
JP2010212780A (ja) 通信装置
JP2022086836A (ja) サーバ装置、管理システム、管理方法、及びプログラム
JP5906624B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees