JP2007328569A - 入力支援プログラム及び該プログラムを搭載した制御・データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイアログ画面を開くことなく該画面内に配置されているボタンのクリック操作に対応したコマンド実行指示等を行えるようにすることで操作性を向上させる。
【解決手段】主ウインドウ20内にオブジェクト表示ウインドウ23を組み込み、ダイアログ画面25を開いて該画面25内に配置されているボタン26やテキストボックス28等のGUI構成要素をマウスでオブジェクト表示ウインドウ23までドラッグアンドドロップ操作することで、該ウインドウ23内に同形態のオブジェクト30、31を作成・表示する。このオブジェクト30、31は元のGUI構成要素の操作で実行されるコマンドに関連付けられており、ダイアログ画面25を開かずにオブジェクト30のボタンをクリック操作すればコマンドが実行される。
【選択図】図5
【解決手段】主ウインドウ20内にオブジェクト表示ウインドウ23を組み込み、ダイアログ画面25を開いて該画面25内に配置されているボタン26やテキストボックス28等のGUI構成要素をマウスでオブジェクト表示ウインドウ23までドラッグアンドドロップ操作することで、該ウインドウ23内に同形態のオブジェクト30、31を作成・表示する。このオブジェクト30、31は元のGUI構成要素の操作で実行されるコマンドに関連付けられており、ダイアログ画面25を開かずにオブジェクト30のボタンをクリック操作すればコマンドが実行される。
【選択図】図5
Description
本発明は、コンピュータにインストールしたアプリケーションソフトウエアにおいて所定のコマンドを実行する際の入力を支援する入力支援プログラム及び該プログラムを搭載した制御・データ処理装置に関し、特に、各種分析装置の制御・処理用ソフトウエアに好適な入力支援プログラムとそのための制御・データ処理装置に関する。
近年、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ、質量分析装置などの各種の分析装置の制御・データ処理装置としては、汎用のパーソナルコンピュータ(以下PCという)が利用されている。分析装置にはそれぞれ専用の制御・データ処理ソフトウエア(アプリケーションソフトウエア)が用意されており、これをPCにインストールしておき、分析を行う際に必要な制御・データ処理ソフトウエアを起動させて分析が行える環境とするようにしている。例えば非特許文献1には、液体クロマトグラフ(LC)の分析動作を制御するとともに、LC分析により得られたデータを処理し、さらにその処理結果を分かり易くまとめたりデータを管理したりするための専用のソフトウエアが開示されている。
こうしたアプリケーションソフトウエアでは、ユーザーが操作するための多数のコマンド(例えば分析実行の開始の指示コマンドなど)が用意されているが、操作性を考慮して、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)によるコマンド入力が行えるようになっている。具体的には、所定のダイアログ画面内に分析実行開始指示などを行うためのボタンやその分析実行の際の条件(パラメータなど)を設定したり選択したりするためのテキストボックスやラジオボタン、チェックボックスなどの、いわゆるGUI構成要素が配置されており、マウス(又は他のポインティングデバイス)のクリック操作等で条件の設定・選択やコマンドの実行などを簡便に行えるようにしている。
しかしながら、上記のような操作を行うためには必要なダイアログ画面を開く必要があり、そのダイアログ画面に行き着くまでに複数回の操作が必要になる場合もある。例えばオペレータが分析装置による分析作業をルーチン的に行うような場合には、分析試料名や分析パラメータなどをキーボードからテキストボックスに入力し、分析実行を指示するボタンをクリック操作する、という手順だけを繰り返し行う場合がある。そうした場合でも、従来の制御・データ処理装置では、一々必要なダイアログ画面を開いて操作を行う必要があるため、操作に手間が掛かり煩雑であった。
従来一般的に、アプリケーションソフトウエアが備える操作可能なコマンドを実行するための入力支援の方法として、メニューコマンドの操作をツールバーに配置されたボタンやショートカットキーに割り当てて実行する方法がよく知られている。こうした入力支援方法では、実行を補助できる対象がメニューコマンドに限られ、上述のように特定のダイアログ画面内に配置されているGUI構成要素に対応付けられたコマンドの操作を補助することはできない。
「LabSolutionsシリーズ ワークステーション LCsolution」、[online]、株式会社島津製作所、[平成18年6月1日検索]、インターネット<URL: htthttp://www.an.shimadzu.co.jp/products/data-net/lcsol1>
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、ダイアログ画面内に配置されているボタンやテキストボックスなどのGUI構成要素に対応付けられたコマンドの実行やその実行の際の条件設定などに関する操作を簡便に行えるようにした操作性の高い入力支援プログラムを提供することにある。また、本発明の他の目的とするところは、上記のような入力支援プログラムを搭載して、分析作業の操作性を高めることができる制御・データ処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために成された第1発明は、ポインティングデバイスを含む操作部と、表示部とを備えるコンピュータでGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)機能を有するアプリケーションソフトウエアを実行する際に、前記操作部による入力操作を支援するための入力支援プログラムであって、
a)前記表示部に表示されるダイアログ画面内に配置された操作対象のGUI構成要素に対し、前記操作部により前記ダイアログ画面外の特定の領域枠内に移動されるようなドラッグアンドドロップ操作が為されたときに、該領域枠内にそのGUI構成要素と同一又は対応する形態のオブジェクトを作成して表示するオブジェクト作成・表示機能と、
b)前記領域枠内に表示されるオブジェクトと元のGUI構成要素に対する操作に割り当てられているコマンドとを対応付けて記憶するオブジェクト/コマンド記憶機能と、
c)前記操作部の操作により前記領域枠内に表示されているオブジェクトの選択指示が為されたときに、前記オブジェクト/コマンド記憶機能による記憶情報を参照して該オブジェクトに対応付けられたコマンドを実行するコマンド実行機能と、
を有することを特徴としている。
a)前記表示部に表示されるダイアログ画面内に配置された操作対象のGUI構成要素に対し、前記操作部により前記ダイアログ画面外の特定の領域枠内に移動されるようなドラッグアンドドロップ操作が為されたときに、該領域枠内にそのGUI構成要素と同一又は対応する形態のオブジェクトを作成して表示するオブジェクト作成・表示機能と、
b)前記領域枠内に表示されるオブジェクトと元のGUI構成要素に対する操作に割り当てられているコマンドとを対応付けて記憶するオブジェクト/コマンド記憶機能と、
c)前記操作部の操作により前記領域枠内に表示されているオブジェクトの選択指示が為されたときに、前記オブジェクト/コマンド記憶機能による記憶情報を参照して該オブジェクトに対応付けられたコマンドを実行するコマンド実行機能と、
を有することを特徴としている。
また、第2発明は上記第1発明に係る入力支援プログラムを搭載するコンピュータであって、試料に対して物理的又は化学的な分析を実行して分析データを収集する分析装置の動作を制御するとともに該分析データを処理することを特徴としている。
ここで言うGUI構成要素は典型的には「ボタン」である。即ち、第1発明に係る入力支援プログラムがコンピュータ上で起動された状態では、任意又は特定のダイアログ画面が開いた状態で該画面内に配置されているボタンをそのダイアログ画面外の所定の領域枠内に登録したい場合に、オペレータはポインティングデバイスによりそのボタンをドラッグアンドドロップ操作することにより上記領域枠内にまで移動させる。すると、オブジェクト作成・表示機能により、そのボタンと同一又はそれに対応した形態のオブジェクトが作成されて領域枠内に表示される。同一形態であれば、見かけ上、ダイアログ画面内のボタンが領域枠内にコピーされることになる。また、これと並行してオブジェクト/コマンド記憶機能により、領域枠内のオブジェクトとコマンドの関連付けが保存される。
それ以降、例えばこのアプリケーションソフトウエアの起動により表示される、例えば初期画面上の領域枠内に上記オブジェクトが表示されることになる。そして、上記ダイアログ画面を開いていない状態でも、領域枠内の上記オブジェクトをポインティングデバイスによりクリック操作すると、この操作を受けてコマンド実行機能は、オブジェクト/コマンド記憶機能により保存されている情報を参照して対応するコマンドを見つけ、ダイアログ画面内のボタンがクリック操作されたのと同様にそのコマンドを実行する。
またダイアログ画面内には、ボタン操作に対応したコマンドを実行する際の条件を設定・選択するためのGUI構成要素、例えばテキストボックス(テキストフィールド)、チェックボックス、ラジオボタン、スライダー、スピンボタン、リストボックスなどが配置される場合がよくある。この場合、本発明に係る入力支援プログラムにおいて、前記オブジェクト作成・表示機能は、そうしたGUI構成要素に対するドラッグアンドドロップ操作により該GUI構成要素が持つ設定・選択機能を有するオブジェクトを前記領域枠内に作成・表示し、前記コマンド実行機能は、該オブジェクトを用いた条件の設定・選択の下でのコマンドの実行を行うようにすることが好ましい。
即ち、ダイアログ画面内にパラメータ設定のためにテキストボックスが配置されている場合、これをドラッグアンドドロップ操作することにより領域枠内に同一形態のオブジェクトが作成される。そして、領域枠内に表示されているオブジェクトであるテキストボックスに何らかの文字を入力した上で同領域枠内のオブジェクトであるボタンをクリック操作すると、ダイアログ画面内のテキストボックスに文字入力を行ってその条件の下でボタンを押したのと同様のコマンド処理が実行される。
なお、領域枠内に表示されているオブジェクトのクリック操作によりコマンドが実行される際に、元のダイアログ画面を自動的に開くようにすることが望ましい。特に、実行条件などを設定してコマンド実行を指示する場合、条件設定が適切でない(例えば所定範囲を逸脱している)とコマンドが実行されずにエラーを示すポップアップ画面が開くような場合があり得るが、その場合には元のダイアログ画面が開いているほうがエラーの理由等が分かり易く便利である。
また、複数のダイアログ画面が用意されている場合には、領域枠内に表示されているオブジェクトがいずれのダイアログ画面内のものであるのかが識別困難になる可能性があるから、領域枠内でドラッグ元のダイアログ画面を識別する情報(例えばダイアログ画面名称など)を併せて表示するようにしてもよい。また、この識別情報はユーザーが自由に変更できるようにするとよい。
また、領域枠はアプリケーションソフトウエアを起動したときに最初に開く初期画面上に設けることが望ましいが、必要に応じてその領域枠のみを閉じる又はサイズの最小化を行えるようにしておくとよい。これにより、領域枠を使用しないオペレータの操作性も確保できる。
第1発明に係る入力支援プログラム及び第2発明に係る制御・データ処理装置によれば、ダイアログ画面を開く操作を行うことなく簡単な操作で以て必要な演算処理や制御動作の実行などを指示することができる。したがって、オペレータの操作の負担が軽減され、特にルーチン的な機器分析作業などの際の労力を軽減できる。また、操作回数が少なくなることで操作に伴うミスの軽減にも寄与する。
本発明に係る入力支援プログラムを搭載した制御・データ処理装置の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本実施例の制御・データ処理装置を含む分析システムの全体図である。この分析システムは、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)4と、この装置4の動作を制御したり該装置4で得られたデータを解析処理するための制御・データ処理装置1とから成り、両者は信号線5で接続されている。制御・データ処理装置1の実体は、キーボード2aやマウス(又は他のポインティングデバイス)2b等の操作部2と、表示部3とを含むパーソナルコンピュータ(PC)である。このPCにインストールされたオペレーティングシステム(OS)上でGC/MS4専用の制御・データ処理プログラムが動作可能となっており、このプログラムを動作させることでPCは制御・データ処理装置1として機能する。
図2はこの制御・データ処理プログラムによる機能を模式的に示した図である。制御・データ処理プログラム10はそのプログラム本体11と本発明に相当する入力支援プログラム12とを含む。もちろん、プログラム本体11のみでもGC/MS4の動作制御やデータ処理は可能であるが、これに入力支援プログラム12を付加することにより後述するような高い操作性が達成される。
入力支援プログラム12は、機能として、オブジェクト作成・表示機能部13、オブジェクト/コマンド記憶機能部14、コマンド実行機能部15を含む。オブジェクト作成・表示機能部13は、制御・データ処理プログラム本体11の実行の過程で表示される画面(例えば初期画面)の一部にオブジェクト表示ウインドウ(本発明における領域枠)を組み込み、該オブジェクト表示ウインドウ内に表示するオブジェクトを作成するとともに、表示されているオブジェクトに対する操作部2による入力操作を検出する。オブジェクト/コマンド記憶機能部14は、オブジェクト表示ウインドウ内に表示されるオブジェクトとそれに対応するコマンド(例えば所定の分析実行の開始)の関連付けをハードウエア資源であるHDD(又は他の記憶装置)に保存する。また、コマンド実行機能部15はオブジェクト表示ウインドウ内に表示される所定のオブジェクトに対するクリック操作を受けてコマンドの実行やダイアログ画面の起動をプログラム本体11に対し指示する。
上記構成を有する制御・データ処理装置1における特徴的な操作とこれに対応するプログラムの動作を図3〜図8により説明する。図3〜図8はいずれも表示部3の画面の表示例である。
制御・データ処理プログラム10が起動されると、まず図3に示すような初期画面が表示される。この初期画面では主ウインドウ20内に、メインメニュー21と、オブジェクト表示ウインドウ23とが配置されている。上述したように、オブジェクト表示ウインドウ23を組み込むのはオブジェクト作成・表示機能部13による機能である。ここではオブジェクト表示ウインドウ23内には未だ何らオブジェクトが登録されていない状態を示している。メインメニュー21には、分析制御やデータ処理などの各種設定や指示を行うための様々なダイアログ画面を開くためのアイコン22が配置されている。
オペレータがアイコン22の1つをマウス2bでクリック操作すると、図4に示すように、これに対応付けられたダイアログ画面25が開いて主ウインドウ20に重ねて表示される。このダイアログ画面25内には、分析条件としてのパラメータを入力設定するためのテキストボックス28と、分析実行の開始を指示するための[OK]ボタン26、動作を解除するための[キャンセル]ボタン27が配置されている。これらはいずれもGUI構成要素であり、ボタン26、27にはそれを押す操作が行われたときに実行されるコマンドが対応付けられている。
いまこのダイアログ画面25内の[OK]ボタン26の操作によるコマンドを簡単な操作で実行したい場合を考える。図5中に一点鎖線で示すように、オペレータはダイアログ画面25内の[OK]ボタン26及びテキストボックス28をそれぞれマウス2bで選択し、オブジェクト表示ウインドウ23内にまでドラッグして来て選択操作を解除する。つまりは、上記GUI構成要素に対するドラッグアンドドロップ操作を実行する。すると、この操作を受けて、オブジェクト作成・表示機能部13は操作対象のGUI構成要素(この場合ボタン及びテキストボックス)と同一形態のオブジェクト30、31を作成し、該ウインドウ23内に貼り付けて表示する。したがって、図5で明らかなように、見かけ上、ダイアログ画面25内の[OK]ボタン26及びテキストボックス28がオブジェクト表示ウインドウ23内にコピーされることになる。
これと並行してオブジェクト/コマンド記憶機能部14は、[OK]ボタン26に対応するオブジェクト30と元々[OK]ボタン26に関連付けられていたコマンドの呼び出し手順とを関連付けてHDD等の記憶装置に保存する。一方、テキストボックス28(及びそのほかの条件設定・選択のためのGUI構成要素)については対応するコマンド自体は存在しないが、ダイアログ画面25内のGUI構成要素に対するリンク情報が保存される。
なお、ダイアログ画面は複数存在し、ボタン等のGUI構成要素の形態はいずれのダイアログ画面でも大差ない。そのため、いずれのダイアログ画面からドラッグアンドドロップして作成されたオブジェクトであるのかを識別可能とするために、オブジェクト表示ウインドウ23内にはダイアログ画面の名称を示すテキスト情報32が自動的に表示されるようになっている。
上記のようにして任意のダイアログ画面内のGUI構成要素に対応するオブジェクトをオブジェクト表示ウインドウ23内に登録させることができる。このように一旦登録されると、次にこの制御・データ処理プログラム10が起動されたときの主ウインドウ20内のオブジェクト表示ウインドウ23内には、図6に示すように、[OK]ボタン26及びテキストボックス28に対応するオブジェクト30、31が表示される状態となる。もちろん、こうして一旦登録されたGUI構成要素も後で自由に削除することが可能である。
図6に示すように主ウインドウ20が開かれている状態でダイアログ画面25を開かずに上記コマンドを実行する場合には、オブジェクト表示ウインドウ23内に表示されているテキストボックスのオブジェクト31の入力領域にキーボード2a操作により適宜の文字や数値を入力する。入力された情報は一時的にRAM等に保存される。その後に[OK]ボタンのオブジェクト30をマウス2bでクリック操作すると、この操作を受けてオブジェクト作成・表示機能部13は該当するコマンドを実行するようにコマンド実行機能部15に指示を与える。コマンド実行機能部15は、指示対象のオブジェクト30に対応するコマンドとリンク付けられているダイアログ画面とをオブジェクト/コマンド記憶機能部14に問い合わせる。そして、コマンド実行機能部15は図7に示すように対応するダイアログ画面25を自動的に開き、オブジェクト31の入力領域に入力された文字や数値をダイアログ画面25内のテキストボックス28にコピーした上で、オブジェクト30である[OK]ボタンに対応した、つまりはダイアログ画面25内の[OK]ボタン26に対応したコマンドを実行する。
即ち、オブジェクト表示ウインドウ23内に表示されているテキストボックスにパラメータを入力して[OK]ボタンをクリックするという操作は、ダイアログ画面25を開いた上で該画面25内のテキストボックス28にパラメータを入力して[OK]ボタン26をクリックするという操作と同じコマンドが実行されることになる。したがって、ダイアログ画面25を開くこと無しにこのダイアログ画面25を開いたときと同じ操作を行うことが可能となる。この意味において、オブジェクト表示ウインドウ23内に表示された「ボタン」はダイアログ画面25内のボタンに対応するショートカットであるとみなすこともできる。
なお、テキストボックス等での入力は可能であってもボタンをクリックすることでその入力を確定させる際に、その入力されたパラメータの数値が予め決められている範囲を逸脱していて設定不能であるような場合がある。そうした場合には、図8に示すように、ダイアログ画面25を開いた上でさらにエラーメッセージを示すエラーメッセージ表示ウインドウ(又はポップアップ画面など)34を自動的に開いてオペレータに注意を促すようにするとよい。
また、上記実施例の説明では、オブジェクト表示ウインドウ23内のボタンのクリック操作に対応して元のダイアログ画面を自動的に開くようにしていたが、ダイアログ画面を開くことなく直接、コマンドを実行するようにしてもよい。但し、ダイアログ画面内にはその画面内に配置されているGUI構成要素の入力操作に関連するコメントが記載されているのが一般的であるから、一旦ダイアログ画面を開いた上でコマンドを実行したほうが、オペレータが誤った操作を行っていないか否かを確認し易く操作性も高い。
また、上記実施例では、GUI構成要素がボタンとテキストボックスだけの場合について説明したが、それ以外の各種のGUI構成要素、即ち、チェックボックス、ラジオボタン、スライダー、スピンボタン、リストボックスなどでも同様の処理を適用し得る。また、特に分析条件を設定或いは選択するような操作を行うものの場合には、GUI構成要素そのものに対応するオブジェクトを作成するだけでなく、その操作に必要な簡単なコメント情報もコピーしてオブジェクト表示ウインドウ23内に貼り付けるような処理を行うことが望ましい。
また、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨に沿った範囲で適宜変形、修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
1…制御・データ処理装置
2…操作部
2a…キーボード
2b…マウス
3…表示部
4…GC/MS(分析装置)
5…信号線
10…制御・データ処理プログラム
11…制御・データ処理プログラム本体
12…入力支援プログラム
13…オブジェクト作成・表示機能部
14…オブジェクト/コマンド記憶機能部
15…コマンド実行機能部
20…主ウインドウ
21…メインメニュー
22…アイコン
23…オブジェクト表示ウインドウ
25…ダイアログ画面
26…[OK]ボタン
27…[キャンセル]ボタン
28…テキストボックス
30、31…オブジェクト
32…テキスト情報
34…エラーメッセージ表示ウインドウ
2…操作部
2a…キーボード
2b…マウス
3…表示部
4…GC/MS(分析装置)
5…信号線
10…制御・データ処理プログラム
11…制御・データ処理プログラム本体
12…入力支援プログラム
13…オブジェクト作成・表示機能部
14…オブジェクト/コマンド記憶機能部
15…コマンド実行機能部
20…主ウインドウ
21…メインメニュー
22…アイコン
23…オブジェクト表示ウインドウ
25…ダイアログ画面
26…[OK]ボタン
27…[キャンセル]ボタン
28…テキストボックス
30、31…オブジェクト
32…テキスト情報
34…エラーメッセージ表示ウインドウ
Claims (3)
- ポインティングデバイスを含む操作部と、表示部とを備えるコンピュータでGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)機能を有するアプリケーションソフトウエアを実行する際に、前記操作部による入力操作を支援するための入力支援プログラムであって、
a)前記表示部に表示されるダイアログ画面内に配置された操作対象のGUI構成要素に対し、前記操作部により前記ダイアログ画面外の特定の領域枠内に移動されるようなドラッグアンドドロップ操作が為されたときに、該領域枠内にそのGUI構成要素と同一又は対応する形態のオブジェクトを作成して表示するオブジェクト作成・表示機能と、
b)前記領域枠内に表示されるオブジェクトと元のGUI構成要素に対する操作に割り当てられているコマンドとを対応付けて記憶するオブジェクト/コマンド記憶機能と、
c)前記操作部の操作により前記領域枠内に表示されているオブジェクトの選択指示が為されたときに、前記オブジェクト/コマンド記憶機能による記憶情報を参照して該オブジェクトに対応付けられたコマンドを実行するコマンド実行機能と、
を有することを特徴とする入力支援プログラム。 - 前記ダイアログ画面内にはコマンドを実行する際の条件を設定・選択するためのGUI構成要素も配置され、前記オブジェクト作成・表示機能は、そのGUI構成要素に対するドラッグアンドドロップ操作により該GUI構成要素が持つ設定・選択機能を有するオブジェクトを前記領域枠内に作成・表示し、前記コマンド実行機能は、該オブジェクトを用いた条件の設定・選択の下でのコマンドの実行を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の入力支援プログラム。
- 請求項1又は2に記載の入力支援プログラムを搭載するコンピュータであって、試料に対して物理的又は化学的な分析を実行して分析データを収集する分析装置の動作を制御するとともに該分析データを処理することを特徴とする制御・データ処理装置。
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JP2006159390A JP2007328569A (ja) | 2006-06-08 | 2006-06-08 | 入力支援プログラム及び該プログラムを搭載した制御・データ処理装置 |
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CN101452403B (zh) * | 2008-12-19 | 2012-03-28 | 北京数码大方科技有限公司 | 拖拽支持方法和装置 |
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US20220044246A1 (en) * | 2009-06-30 | 2022-02-10 | Paypal, Inc. | Same screen quick pay button |
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