JP2007141013A - ユーザインタフェースプログラム、コンピュータ、情報提供方法 - Google Patents

ユーザインタフェースプログラム、コンピュータ、情報提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】GUIを利用して作成した機能選択用部品が、当該機能が実行できないために選択不能に表示されているときにユーザの便宜を図る。
【解決手段】コンピュータには、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報が記憶されている。削除したいファイルを指定したが、GUI部品の「削除」が不鮮明に表示されて選択不能な状態にある。このとき、ユーザが「削除」にマウスカーソルを合わせると、コンピュータは、選択されたファイルの現在の状態、実行しようとした機能及びユーザの現在の属性と、制約定義情報を比較照合し、削除できない理由と削除を可能とする処理を表示する「削除」のサブメニューを生成、表示する。ユーザがサブメニューをクリックすると、コンピュータは、選択されたファイルをアンロックした後削除する。
【選択図】図6

Description

本発明は、GUIを利用して作成された機能選択用部品をユーザに選択、実行させるために画面表示するコンピュータにおいて、機能を実行できないために当該機能選択用部品を選択不能に表示しているときの情報提供方法に関する。
通常、パーソナルコンピュータ(PC)やその他の制御機器においては、一般にアプリケーションが提供する各種処理機能をメニュー形式による文字列表示やアイコン表示等、オペレーティングシステム(OS)が持つ表示機能を利用して表示する。オペレータは、これら表示されたメニュー等の中から所望の処理機能をマウスクリック等で選択操作して実行する。ただ、提供する処理機能のうち、現在何らかの理由により実行が禁止されている処理機能については、実行できないことをユーザに認識させるために、OS等は、当該実行できない処理機能を実行可能な通常の処理機能とは異なる表示形態、例えば不鮮明な色で表示する。このように、表示形態を異ならせることで、現在、当該処理機能が実行できない状態であることを、オペレータが一見してわかるように表示する。あるいは、実行できない処理機能を画面上に表示しないのが一般的である。
メニュー形式により処理機能を表示する形態での表示例を図16,17に示すが、このうち図16は、実行が禁止されている処理機能をメニュー内の一覧リストから除外することで選択できない状態とした場合の表示例、図17は、実行が禁止されている処理機能をメニューにおいて一覧表示するものの、選択できないことを認識させるために不鮮明に表示した場合の表示例である。一方、アイコン形式により処理機能を表示する形態での表示例を図18,19に示すが、このうち図18は、実行が禁止されている処理機能をアイコン列から除外することで選択できない状態とした場合の表示例、図19は、実行が禁止されている処理機能を示すアイコンを、選択できないことを認識させるために不鮮明に表示した場合の表示例である。
以上のような表示形式を採用することで、実行できない処理機能をオペレータに認識させることは可能である。ただ、オペレータは、その実行が禁止された処理機能を、現在の状態やシステム環境の設定を変更してでも、禁止された処理機能を実施したい場合がある。しかし、前述した一般的な処理機能の表示形式では、実行が禁止された理由及び現在の状態を変更し、禁止された処理機能を実行可能にするための操作内容をオペレータに知らせるようにしていない。このため、オペレータは、ヘルプ画面やマニュアルを別途参照することによって、実行が禁止されている理由や禁止を解除するための操作方法や手順を調べる必要が生じてくる。
確かに、オペレータに自ら調べさせるようにしても処理機能を実行できるようにすることは可能である。しかし、操作方法を自ら調べるために、現在実施中のアプリケーションの利用を一時的に中断することになるので操作性を低下させてしまう。また、オペレータは、実行が禁止された理由や操作内容を把握できたとしても、誤解や誤操作等により禁止された状態を解除できない場合があった。更に、アプリケーションが多種多様な処理機能を提供することに伴い、ユーザが選択可能な操作は多くなってきているため、オペレータは、ヘルプ機能を利用して必要な情報を探し出すだけでもその処理負荷は多大となる。
この問題を解決するために、図20に示したように絵情報で表示した制約属性表示アイコンを、その内容を示す情報アイコンとともにメニュー画面に表示する技術がある(例えば、特許文献1)。この技術を利用すれば、オペレータは一見してその情報アイコンの操作を禁止している条件が判ることになる。
また、その他にも操作頻度に応じてメニューの順番を入れ替える技術(例えば、特許文献2)や、マイクロソフト社提供のウィンドウズシステム(登録商標)では、操作頻度の低い操作を一時的にメニュー上から隠すことや、ヘルプの画面上で操作を実行させる手段等が提供されている。
特開平8−44524号公報 特開平7−160633号公報
しかしながら、特許文献1のように、処理機能の実行が禁止されている理由を単に提示するだけでは、その理由を既に知っているオペレータにとってみれば不要な情報である。従って、その不要な情報の画面上の表示領域は、無駄なスペースとなる。
特許文献2やウィンドウズシステム(登録商標)では、操作頻度に応じてメニュー表示内の処理機能の並び順の入替えや非表示にするなどしてユーザの便宜を図ることは可能かもしれない。しかしながら、特許文献2などが提供するこれらの補助機能は、実行可能な操作に着目しているものであり、禁止されている処理機能に対して補助機能を提供するものではない。従って、実行できない処理機能を実行できるようにするためには、前述したようにヘルプ機能などを使って禁止されている処理機能を実行可能とし、その上で所望の処理機能をメニュー等から選択、実行しなければならず、オペレータの操作負荷を軽減するものではない。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、GUIを利用して作成した機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段を有し、ユーザに選択された機能選択用部品に対応した機能を実行するコンピュータにおいて、機能が実行できないために当該機能選択用部品を選択不能に表示しているときに、ユーザの便宜を図ることを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係るユーザインタフェースプログラムは、コンピュータを、前記コンピュータに実行させる機能をユーザに選択、実行させるためにGUIを利用して作成された機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段、前記コンピュータが機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出手段、前記制約定義情報取出手段が取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定手段、前記処理特定手段が特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示処理手段、ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する実行制御手段として機能させるものである。
また、前記コンピュータを更に、アプリケーションが表示したファイル特定情報の中からユーザが選択したファイルに対してユーザが選択した機能を適用する場合において、ユーザが選択したファイルの現在の状態を取得するファイル状態取得手段として機能させるものである。そして、前記制約定義情報取出手段は、前記制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能の種類及び選択されたファイルの状態に該当する制約定義情報を取り出すことを特徴とする。
また、前記コンピュータを更に、現時点におけるユーザの属性情報を取得するユーザ属性情報取得手段として機能させるものである。そして、前記制約定義情報取出手段は、前記制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能の種類及び当該ユーザの属性情報に該当する制約定義情報を取り出すことを特徴とする。
また、前記補助部品表示処理手段は、補助部品をメニュー形式により表示することを特徴とする。
あるいは、前記補助部品表示処理手段は、補助部品をボタン形式により表示するようにしてもよい。
本発明に係るコンピュータは、GUIを利用して作成した機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段を有し、ユーザに選択された機能選択用部品に対応した機能を実行するコンピュータにおいて、機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段と、機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、前記制約定義情報記憶手段からユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出手段と、前記制約定義情報取出手段が取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定手段と、前記処理特定手段が特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示処理手段と、ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する実行制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る情報提供方法は、GUIを利用して作成した機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段を有し、ユーザに選択された機能選択用部品に対応した機能を実行するコンピュータにおいて実施され、前記コンピュータが機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出ステップと、前記制約定義情報取出ステップが取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定ステップと、前記処理特定ステップが特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示ステップとを含むことを特徴とする。
更に、ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する機能実行ステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが実行したい機能が実行できない場合でも、実行できない理由を提示すると共に、機能を実行するために必要な処理をユーザに提示するようにしたので、ユーザにマニュアルやヘルプ機能を用いて調べさせることなく、機能が実行できない理由及び実行できない制約を解消する処理内容を知らせることができる。これにより、ユーザにとってみれば極めて便利である。
また、実行できない理由及び機能を実行するために必要な処理をユーザに提示するために生成した機能選択用補助部品をユーザに選択させるだけで、当該ユーザが実行できなかった機能を実行できるようにしたので、ユーザにとってみれば極めて便利である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るコンピュータの一実施の形態を示したブロック構成図である。本実施の形態におけるコンピュータは、PC2により実現することを想定している。PC本体4には、CPU、ROM及びRAMなどが搭載され、また入出力機器6としてディスプレイ8やマウス10、更にHDDなどの外部記憶装置12が接続されている。ハードウェア構成としては、一般的な構成にて実現可能である。
PC2は、外部記憶装置12などの記憶されたファイル管理用のアプリケーションをRAMにロードしCPUにて実行することによってファイルの複写、削除等ファイル管理機能を実行するが、アプリケーション実行部20は、このようなアプリケーションプログラムと前述したハードウェアとの協調動作により実現される。本実施の形態では、PC2にマイクロソフト社製のウィンドウズシステム(登録商標)を搭載し、アプリケーションとしてエクスプローラーなどの文書管理プログラムを実行する場合を例にして説明する。そして、本実施の形態は、文書管理プログラムが提供する機能を実行するユーザを支援するために、本実施の形態において提供するアプリケーション支援プログラムを文書管理プログラムに組み込むことによって後述する処理機能を提供するものである。
本実施の形態におけるアプリケーション実行部20は、入出力処理部21、実行制御部22、制約定義情報取出部23及び制約解消処理特定部24を有している。
入出力処理部21は、マウス10を用いてユーザが入力するデータを受け付けたり、文書管理プログラムが生成する表示画面等をディスプレイ4に出力し表示したりする。本実施の形態において実行する文書管理プログラムは、GUIを利用して表示画面を生成する。実行制御部22は、ユーザ操作に応じてアプリケーション全体の実行制御を行う。本実施の形態では、アプリケーションを使用しているユーザの現時点における属性情報をユーザ属性情報記憶部14から取り出し取得するユーザ属性情報取得手段としても機能する。なお、本実施の形態では、ユーザの現時点における属性情報をユーザ属性情報記憶部14で保持するようにしたので、ユーザ属性情報記憶部14から取り出すように動作するが、RAM等の他の記憶手段で保持されているのであれば、実行制御部22は、その記憶手段から取り出すことになる。制約定義情報取出部23は、詳細は後述するが、アプリケーションが提供する機能を実行できるようにするために制約定義情報記憶部16から該当する制約定義情報を取り出す。制約解消処理特定部24は、制約定義情報取出部23が取り出した制約定義情報、またPC2に搭載されたデータベース管理システム18からファイルの状態等操作対象のファイルの現在の設定状態を取得し解析することによって、当該ファイルに対して実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する。
図2は、文書管理プログラムが実行されているときに表示される画面の一部分を示した図である。文書管理プログラムを実行するアプリケーション実行部20の入出力処理部21は、GUIを利用してメニューバーに「編集」、「表示」等の各種基本機能名を表示する。そして、いずれかの基本機能名がシングルクリック等のユーザ操作により選択されると、プルダウンメニューを表示する。図2では、「編集」が選択された場合の表示例である。「編集」のプルダウンメニューには、機能選択用部品として編集機能に含まれる「ロック」、「アンロック」、「削除」等の各種機能の名称が表示される。ただ、入出力処理部21は、現時点において何らかの理由により実行できない機能に対応する機能選択用部品を、選択できないことが視認できるようにグレー表示等不鮮明に表示する。この実行できない機能に対応する機能選択用部品の表示方法については、従前と同様でよい。
図3は、本実施の形態における制約定義情報記憶部16に記憶された制約定義情報のデータ構成例を示した図である。また、図4は、制約定義情報に定義されているXMLファイルの記述例を示した図である。図3には、図2に示した表示例を比較すると理解しやすいように、基本機能名と各基本機能に含まれる機能名と各機能に対応させて設定されたXMLファイルのファイル名とが対応付けして設定登録される。
各機能に対応付けして生成される各XMLファイルは、図4に例示したように、予め決められた形式にて記述される。本実施の形態では、「操作 名前」にて当該XMLファイルに対応する機能が設定され、「制約 条件」にて対応する機能が実行できなかった原因、理由が設定される。図4に示した記述例では、「削除」できなかったのは、指定されたファイルが「ロック状態」であった場合、あるいは削除に必要な「実効アクセス権」を、ファイル選択をしたユーザに設定されていなかった場合に当該XMLファイルが制約定義情報記憶部16から取り出されて利用されることになる。そして、「解除操作 名前」にて当該原因、理由を解消するために実施すべき処理内容が設定される。図4に示した記述例では、指定されたファイルが「ロック状態」であったことが原因で「削除」できなかった場合、当該ファイルを「アンロック」する処理を実施するという設定内容で記述されている。また、ユーザがファイル削除に必要なアクセス権限を持っていなかったために「削除」できなかった場合、ユーザに「アクセス権変更」させるという設定が記述されている。「操作オプション」には、付加的な指示を指定する。図4に示した例では、ファイル削除を可能とするアクセス権限として複数種類が存在しうるので、ユーザに付与するアクセス権限の種類をユーザに選択させるという処理内容を示している。なお、図4に例示したXMLファイルの記述フォーマットは、一例であって、本発明がこれに限定させるものではない。
次に、本実施の形態における動作について図5に示したフローチャートを用いて説明する。ここでは、ウィンドウズシステム(登録商標)のエクスプローラーなどの文書管理プログラムを利用して1つのファイルを削除する場合を例にして説明する。
ユーザは、文書管理プログラムを起動し、初期画面若しくは所定の操作によってディスプレイ8にファイル名のリストを表示させる。そして、削除処理対象のファイルをマウスクリックなどして選択してから当該ファイルに対して行うべき処理機能を指定することになる。具体的には、ファイル選択後、図2に示した画面から「編集」をシングルクリックしてプルダウンメニューを表示させる。ここで、何の問題もなければ、プルダウンメニュー内の「削除」を選択すればよいわけだが、何らかの理由によって当該ファイルに対して削除機能が実行できないため、図2に例示したように「削除」が選択不能に表示されているものとする。
なお、ここまでのユーザシーンに対するPC2の処理は、従来と同じでよい。すなわち、アプリケーション実行部20は、ユーザによる起動操作に応じて文書管理プログラムの実行を開始した後、画面上に表示されたファイルリストの中からユーザにより指定されたファイル名を受け付ける(ステップ101)。そして、ユーザによって「編集」が選択されたことを認識すると、プルダウンメニューを表示する。但し、このとき、「編集」に含まれる各機能の実行が可能な否かを解析し、実行不可能であれば、選択できない形態にて該当する機能名を不鮮明に表示する。図2に例示した表示画面例では、「ロック」と「削除」が選択不可能な表示形態にて表示されている。従来においては、選択不可能に表示するに留まるか、あるいは前述したように表示領域を十分に確保した上で選択したい機能が実行できない理由を画面表示していたが、本実施の形態においては、次のように動作する。
すなわち、選択できないはずのプルダウンメニュー内の「削除」にユーザがマウスカーソルを合わせると、制約定義情報取出部23は、ユーザが「削除」を選択したことを認識する(ステップ102)。そして、選択された「削除」を機能として設定されたXMLファイルを制約定義情報記憶部16から取り出す(ステップ103)。続いて、制約解消処理特定部24は、削除対象としてユーザにより選択されたファイルの属性情報や現在の状態等ファイルに関する情報をデータベース管理システム18に問い合わせることによって取得し(ステップ104)、また、ファイルの削除指示をしたユーザの属性情報をユーザ属性情報記憶部14から取り出す(ステップ105)。これにより、制約解消処理特定部24は、取得したファイルの現在の状態と、取り出した制約定義情報とを比較することによって、例えばファイルが現在、他のユーザによって使用されているためロック状態であるときには、XMLファイルの「制約 条件」に「ロック状態」と記述されているXMLファイルを抽出する。また、ユーザの現在保持しているアクセス権限に当該ファイルを削除する権限が含まれているか否かを解析し、含まれていないときには、「制約 条件」に「実効アクセス権」と記述されているXMLファイルを抽出する。このようにして、制約解消処理特定部24は、ステップ103において取り出したXMLファイルの中から現在のファイルやユーザの状態に該当する記述がされたXMLファイルを特定する(ステップ106)。なお、ここでは、図4に例示した1つのXMLファイルのみが該当したものとして説明する。
続いて、実行制御部22は、制約解消処理特定部24が特定したXMLファイルを解読することによってプルダウンメニューの中からユーザが選択した「削除」の補助部品としてサブメニューを生成し、入出力処理部21に「削除」に関連付けして表示させる(ステップ107)。このサブメニューを表示したときの例を図6に示す。
図6に示したように、サブメニューには、「アンロック&削除」と表示されている。すなわち、ユーザは、このサブメニューの表示内容を参照することにより、選択したファイルを削除するには、削除の前にアンロックという処理を実施する必要があることを把握することができる。換言すると、選択したファイルの削除が実行できないためにプルダウンメニュー内の「削除」が選択不能に表示されたのは、当該ファイルがロック状態であるという理由を知ることができる。本実施の形態では、このように削除できなかった理由とその対応をサブメニュー形式にてユーザに知らせることができる。
そして、選択したファイルを実際に削除したい場合、ユーザは、サブメニューに表示された「アンロック&削除」をマウスクリックする。入出力処理部21を介してユーザが「アンロック&削除」をクリックしたことを認識すると(ステップ108)、実行制御部22は、当該ファイルをアンロックした後に削除する(ステップ109)。
本実施の形態によれば、以上説明したように、ユーザが選択不能な「削除」にマウスカーソルを合わせることに伴いサブメニューを生成、表示し、そのサブメニューにおいてファイルを削除するために必要な処理(上記例では当該ファイルのアンロック)を認識させるようにしたので、その表示された必要な処理から選択したファイルが実行できない理由(上記例では当該ファイルはロック状態)を推測させることができる。これにより、ユーザは、選択したファイルがなぜ削除できないのかという理由や削除するために必要な処理、操作をヘルプ画面やマニュアルなどで調べる必要もなくなり便利である。
また、選択可能なサブメニュー形式により理由及び削除の実行に必要な処理を通知できるようにしたので、その通知に要する表示領域を小さくすることができる。そして、サブメニューの中からその「アンロック&削除」を選択操作するだけで、実行できなかった「削除」を実行することができるようになる。
更に、本実施の形態では、「アンロック&削除」というサブメニュー形式にて表示するようにしたので、OSやアプリケーションが本来持っているメニューバー表示機能などの標準機能を改変することなく本実施の形態の上記説明した機能を提供することができる。
ところで、上記説明では、ユーザがファイルをアンロックするためのアクセス権限を有している場合を前提として説明した。従って、アンロックさえすれば、当該ユーザは指定したファイルを削除できた。ここでは、アクセス権限を有していない場合について説明する。
この場合、ステップ105において取得したユーザの現在の属性の設定内容から、制約定義情報取出部23は、当該ファイルのアンロックを行うためのアクセス権限を有していないことを把握することができるので、現在の保持しているアクセス権限を変更させることが可能なXMLファイルを特定することになる(ステップ106)。具体的には、図4に例示したXMLファイルを特定する。実行制御部22は、制約定義情報取出部23が特定したXMLファイルを解析することによってアクセス権限を有していないユーザのためにファイルのアンロックが可能なアクセス権限を取得する機会を付与すべきサブメニューを生成し、入出力処理部21に「削除」に関連付けして表示させる(ステップ107)。このサブメニューを表示したときの例を図7に示す。
ユーザがファイルをアンロックするためのアクセス権限を有していない場合、図6に示したサブメニューの中から「アンロック&削除」を選択しても当該ファイルを削除することはできない。従って、図7に例示したように「アンロック&削除」を不鮮明な表示形態にて表示することで選択不能であることをユーザに示すと同時に、「アンロック&削除」にマウスカーソルが合わせられたときにサブメニューの更にサブメニューとして、生成した「アクセス権変更(ロック状態変更権)&アンロック&削除」を表示する。ユーザは、このサブメニューの表示内容を参照することにより、選択したファイルを削除するには、削除の前にアンロックという処理を実施する必要があり、更にその前に現在保持しているアクセス権限を変更してロック状態を変更可能なアクセス権限を取得する必要があることを把握することができる。換言すると、選択したファイルの削除が実行できないためにプルダウンメニュー内の「アンロック&削除」が選択不能に表示されたのは、ファイル削除の前にアンロックする必要があるが、現在のユーザが保持しているアクセス権限ではアンロックできないために結果としてファイルを削除できないという理由を知ることができる。本実施の形態では、このように削除できなかった理由と削除するための対応をサブメニュー形式にてユーザに知らせることができる。
そして、選択したファイルを実際に削除したい場合、ユーザは、サブメニューに表示された「アクセス権変更(ロック状態変更権)&アンロック&削除」をマウスクリックする。入出力処理部21を介してユーザが「アクセス権変更(ロック状態変更権)&アンロック&削除」をクリックしたことを認識すると(ステップ108)、実行制御部22は、取得すべきアクセス権限をユーザに問い合わせる。これは、ファイルをアンロック可能なアクセス権限として複数種類があり、またユーザに付与可能なアクセス権限が制限されている場合があるからである。従って、実行制御部22は、アクセス権限の名称を入力する画面を生成、表示して、ユーザに入力させる。あるいは、当該ユーザが保持可能なアクセス権限はユーザ属性情報から特定できるので、当該ユーザが取得可能なアクセス権限でかつファイルをアンロック可能なアクセス権限のリストを画面表示して、ユーザに選択させるようにしてもよい。このようにして、ユーザにファイルのアンロック可能なアクセス権限を付与すると、実行制御部22は、当該ファイルをアンロックした後に削除する(ステップ109)。
以上のように、本実施の形態によれば、ユーザが選択したファイルが削除できない場合でも、削除できない理由を提示すると共に、削除するために必要な処理をユーザに提示し、かつユーザがサブメニューを選択するだけでファイルを削除できるようにしたので、ユーザにとってみれば、極めて便利である。
しかしながら、ユーザは、選択したファイルを最終的に削除できるとは限らない。ユーザによっては、ファイルのアンロックに必要なアクセス権限を取得できない場合などコンピュータ2における設定変更等の自動的な処理だけでは対応不可能な状況が発生しうるからである。この場合は、図8に例示したようにユーザが選択したファイルを削除できない理由を表示することで対応する。
ところで、以上の説明では、ユーザが文書管理プログラムを起動し、削除のために1つのファイルのみを選択した場合について説明した。しかし、ユーザが複数のファイルを選択する場合をあり得る。この場合は、各ファイルについてステップ101〜106の処理を実施する。実施した結果、アンロックすることなく通常通りに削除できるファイルと、アンロックした後に削除できるファイル等が混在する可能性がある。ただ、この場合には、削除するために必要な処理を含む図6や図7に示したサブメニューを生成、表示する。例えば、図7に例示したサブメニューを表示した場合においてユーザがそのサブメニューを選択したとき、何もせずに削除できるファイルはそのまま削除し、アンロックが必要なファイルに対してはアンロックした後に削除し、アクセス権限の健康を要するファイルには必要なアクセス権限をユーザに付与し、そしてアンロックした後に当該ファイルを削除すればよい。
このように、本実施の形態では、ユーザによって削除対象のファイルが複数選択された場合でも対応することができる。
上記説明においては、ユーザが選択したファイルをメニューリストの中の「削除」を選択できないのは、選択したファイルがロック状態にあったからということを理由として説明した。しかし、削除できない理由は、ファイルがロック状態であることに限定されない。更に、削除できない理由を解消する処理は、必ずしも1つに限られない場合がある。ここでは、ユーザにより選択されたファイルがチェックアウト中であるため削除できない状態である場合について説明する。
図9は、制約定義情報に定義されている他のXMLファイルの記述例を示した図である。図10は、図9に示したXMLファイルに基づき生成されたサブメニューの表示例を示した図である。
図5に示したフローに従い処理しているとき、制約定義情報取出部23は、ステップ106において、取得したユーザ及びファイルに関する情報からXMLファイルを特定することになるが、ユーザが選択したファイルがチェックアウト状態なのでXMLファイルの「制約 条件」に「チェックアウト状態」と記述されている図9に例示したXMLファイルを特定することになる。ここで、図9によると、「解除操作 名前」として「アンチェックアウト」及び「チェックイン」と記述されている。すなわち、チェックアウト状態を解消するには、チェックインしてから削除する方法と、アンチェックアウトしてから削除する方法とがある。しかし、ユーザがどちらの方法にてチェックアウト状態を解消したいのかは、わからない。そこで、本実施の形態においては、図10に示したように、双方の対処方法を「削除」のサブメニューに付加してユーザに選択できるようにした。
本実施の形態によれば、削除できない理由の解消方法として複数存在する場合には、その複数候補を提示した「チェックイン&削除」及び「アンチェックアウト&削除」というGUIによる補助部品を「削除」のサブメニューとして生成、表示するようにしたので、ユーザが選択したファイルをユーザが所望する処理、方法にて削除させることができる。
以上のように、「削除」機能が何らかの理由によって発揮できない場合、その理由(ロック状態又はチェックアウト状態)及び対応方法をサブメニュー形式にて提示するようにした。そして、1つの理由(チェックアウト状態)に対して複数の解消方法(アンチェックアウト又はチェックイン)が存在する場合には、ユーザにいずれかを選択できるようにした。
また、削除できない理由として複数が考えられる場合もあり得る。この場合も、考えられる理由と対応方法を全てサブメニューに組み込むことでユーザに選択できるようにすればよい。また、本実施の形態では、「操作 名前」で定義する機能に対して、「制約 条件」で定義するファイルの状態毎にXMLファイルに定義する例を示したが、例えば図11に例示したように、1つのXMLファイルで複数のファイルの状態に対処するようにXMLファイルを定義してもよい。
実施の形態2.
図12及び図13は、本実施の形態における画面表示例を示した図である。上記実施の形態1では、メニューの改変を回避するためにサブメニューを生成、表示することによって、ユーザが実行しようとする機能(「削除」)が実行できない理由及び実行するための対応方法をユーザに提示するようにした。本実施の形態では、マイクロソフト社のオフィス機能に含まれるポップヒントを有効利用した場合の例である。すなわち、図12に示したように、ポップヒント機能を選択し、マウスカーソルをポップヒント用のカーソル41に変え、そのカーソル41を選択できないプルダウンメニュー内の「削除」の表示部分40に合わせる。そうすると、実行制御部22は、削除できない理由とその対応方法(「アンロック&削除」)をユーザに提示するために、実施の形態1ではサブメニューを生成したのに対し、本実施の形態では、プルダウンメニュー内の「削除」の表示部分40を、削除できない理由とその対応方法に切り替える。
本実施の形態によれば、OSが提供する表示部分の改変が必要になるが、サブメニューの表示領域が不要になる。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、ユーザが実行しようとする機能(「削除」)が実行できない理由及び実行するための対応方法を、GUIを利用して操作メニュー形式によるサブメニューを生成、表示するようにした。本実施の形態では、操作メニュー形式ではなく操作ボタン形式にて生成、表示するようにした。本実施の形態における動作について図14、15に示した画面表示例を用いて説明する。なお、本実施の形態における構成及び処理は、基本的には実施の形態1と同じでよく、操作メニュー形式ではなく操作ボタン形式にて生成、表示する点が異なる。
実施の形態1においてメニューリストの「編集」を選択したときに表示されるプルダウンメニューと同様の機能が、本実施の形態では、図15に例示したように操作ボタンにて表示されている。そして、図15では、図2と同様に「削除」機能が実行できないことを示すように削除ボタン42を不鮮明に表示している。ここで、選択できない削除ボタン42にマウスカーソルを合わせると、図15に例示したようにサブ操作ボタン43を表示する。サブ操作ボタン43は、アンロック操作ボタン43aと削除ボタン43bの組合せで生成される。このサブ操作ボタン43は、実施の形態1におけるサブメニューの「アンロック&削除」と同様に、削除対象のファイルが削除できないのは、当該ファイルがロックされているという理由と、削除できない状態のファイルを削除するには事前にアンロックする必要があることが把握できる。
本実施の形態によれば、「削除」という機能が実行できない理由及び削除するための対応方法を操作ボタン形式にて表示することで、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態では、文書管理プログラムが提供する機能のうち実行できない機能として「削除」を例にして説明したが、他の機能においても同様に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、文書管理プログラムが提供する機能に着目して説明したが、文書管理プログラム以外の他のアプリケーションプログラムにおいても適用可能である。更に、GUI部品で機能が選択、実行できるように作り込みがされていれば、アプリケーションに限らず、OSが提供する機能にも適用可能である。
本発明に係るコンピュータの一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態において文書管理プログラムが実行されているときに表示される表示画面の一部分を示した図である。 本実施の形態における制約定義情報記憶部に記憶された制約定義情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態における制約定義情報に定義されているXMLファイルの記述例を示した図である。 本実施の形態における動作を示したフローチャートである。 本実施の形態においてサブメニューを表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 本実施の形態においてサブメニューのサブメニューを更に表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 本実施の形態において機能が実行できない理由を表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 本実施の形態における制約定義情報に定義されている他のXMLファイルの記述例を示した図である。 本実施の形態においてサブメニューを表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 本実施の形態における制約定義情報に定義されている他のXMLファイルの記述例を示した図である。 実施の形態2における表示画面の一部分を示した図である。 実施の形態2において実行できない理由と実行するための解消方法を表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 実施の形態3における表示画面の一部分を示した図である。 実施の形態3においてサブ操作ボタンを表示したときの表示画面の一部分を示した図である。 従来において処理機能をメニュー形式にて表示したときの表示例を示した図である。 従来において処理機能をメニュー形式にて表示したときの他の表示例を示した図である。 従来において処理機能をアイコン形式にて表示したときの表示例を示した図である。 従来において処理機能をアイコン形式にて表示したときの他の表示例を示した図である。 従来において情報アイコンを表示したときの表示例を示した図である。
符号の説明
2 コンピュータ、4 PC本体、6 入出力機器、8 ディスプレイ、10 マ
ウス、12 外部記憶装置、14 ユーザ属性情報記憶部、16 制約定義情報記憶部、18 データベース管理システム、20 アプリケーション実行部、21 入出力処理部、22 実行制御部、23 制約定義情報取出部、24 制約解消処理特定部、42 削除ボタン、43a アンロック操作ボタン、43 サブ操作ボタン、43b 削除ボタン。

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    前記コンピュータに実行させる機能をユーザに選択、実行させるためにGUIを利用して作成された機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段、
    前記コンピュータが機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出手段、
    前記制約定義情報取出手段が取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定手段、
    前記処理特定手段が特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示処理手段、
    ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する実行制御手段、
    として機能させるユーザインタフェースプログラム。
  2. 請求項1記載のユーザインタフェースプログラムにおいて、前記コンピュータを更に、
    アプリケーションが表示したファイル特定情報の中からユーザが選択したファイルに対してユーザが選択した機能を適用する場合において、ユーザが選択したファイルの現在の状態を取得するファイル状態取得手段として機能させ、
    前記制約定義情報取出手段は、前記制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能の種類及び選択されたファイルの状態に該当する制約定義情報を取り出すことを特徴とするユーザインタフェースプログラム。
  3. 請求項1記載のユーザインタフェースプログラムにおいて、前記コンピュータを更に、
    現時点におけるユーザの属性情報を取得するユーザ属性情報取得手段として機能させ、
    前記制約定義情報取出手段は、前記制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能の種類及び当該ユーザの属性情報に該当する制約定義情報を取り出すことを特徴とするユーザインタフェースプログラム。
  4. 請求項1記載のユーザインタフェースプログラムにおいて、
    前記補助部品表示処理手段は、補助部品をメニュー形式により表示することを特徴とするユーザインタフェースプログラム。
  5. 請求項1記載のユーザインタフェースプログラムにおいて、
    前記補助部品表示処理手段は、補助部品をボタン形式により表示することを特徴とするユーザインタフェースプログラム。
  6. GUIを利用して作成した機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段を有し、ユーザに選択された機能選択用部品に対応した機能を実行するコンピュータにおいて、
    機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段と、
    機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、前記制約定義情報記憶手段からユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出手段と、
    前記制約定義情報取出手段が取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定手段と、
    前記処理特定手段が特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示処理手段と、
    ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する実行制御手段と、
    を有することを特徴とするコンピュータ。
  7. GUIを利用して作成した機能選択用部品を画面表示する部品表示処理手段を有し、ユーザに選択された機能選択用部品に対応した機能を実行するコンピュータにおいて実施され、
    前記コンピュータが機能を実行できないために、前記部品表示処理手段が当該機能選択用部品を選択不能に表示している場合において、機能が実行できない理由となる制約及びその制約を解消するための処理が機能毎制約毎に定義された制約定義情報を記憶する制約定義情報記憶手段から、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品に対応する機能に該当する制約定義情報を取り出す制約定義情報取出ステップと、
    前記制約定義情報取出ステップが取り出した制約定義情報を解析することによって、実行できなかった機能を実行可能とするための処理を特定する処理特定ステップと、
    前記処理特定ステップが特定した処理を示した機能選択用補助部品を作成して、ユーザが指示した選択不能に表示された機能選択用部品の補助部品として画面表示する補助部品表示ステップと、
    を含む情報提供方法。
  8. 請求項7記載の情報提供方法において、
    ユーザによる機能選択用補助部品の選択操作に応じて機能選択用補助部品に対応した処理を実施することで、実行できなかった機能を実行する機能実行ステップを含むことを特徴とする情報提供方法。
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