JP2007327601A - 位置出し金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】二重天井の内側天井板において、照明器具を取り付ける際の照明器具用保持金具の位置決めを正確かつ容易に行うことができる位置出し金具を提供する。
【解決手段】ドーム状部材により開口部の一端を終端されたナット部と、該ナット部の内径よりも小さい外径を有しかつドーム状部材の天頂部において該天頂部の鉛直方向に植設されたポール部とにより位置出し金具を構成する。かかる位置出し金具のナット部を二重天井内に架設された照明器具用保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に螺着して使用することにより、二重天井の内側天井板を貼り付けた後に照明器具を取り付ける際の保持金具の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】ドーム状部材により開口部の一端を終端されたナット部と、該ナット部の内径よりも小さい外径を有しかつドーム状部材の天頂部において該天頂部の鉛直方向に植設されたポール部とにより位置出し金具を構成する。かかる位置出し金具のナット部を二重天井内に架設された照明器具用保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に螺着して使用することにより、二重天井の内側天井板を貼り付けた後に照明器具を取り付ける際の保持金具の位置決めを正確かつ容易に行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、二重天井の内側天井板において照明器具を取り付ける際の照明器具用保持金具の位置決めに用いられる位置出し金具に関するものである。
二重天井の内側天井板(以下、単に『ボード』という)に照明器具を取り付ける際、二重天井内に架設された照明器具用保持金具(以下、単に『保持金具』という)の照明器具取付け用ボルトに照明器具を取り付ける工法が一般に用いられている(「特許文献1」参照のこと)。当然のことであるが、ボードを貼り付けた後は室内から二重天井内の保持金具を目視することができない。
そのため、ボード貼り付け後における照明器具の取り付けに際しては、室内の天井面において再度寸法を測って、二重天井内に隠された保持金具の位置を割り出す方法が一般に用いられていた。
或いは、保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に同サイズのボルト(以下、単に『継ぎボルト』という)を中継ナットで継ぎ足し、照明器具取付け用ボルトの長さを二重天井のボード面よりも長くして、ボードを貼り付ける際に当該継ぎボルトがボードに当たる位置でボードに孔をあけて、ボード貼り付け後における照明器具取り付け工事の簡略化を図っていた。
特開平9−330614
或いは、保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に同サイズのボルト(以下、単に『継ぎボルト』という)を中継ナットで継ぎ足し、照明器具取付け用ボルトの長さを二重天井のボード面よりも長くして、ボードを貼り付ける際に当該継ぎボルトがボードに当たる位置でボードに孔をあけて、ボード貼り付け後における照明器具取り付け工事の簡略化を図っていた。
しかしながら、室内において再度寸法を測って保持金具の位置出しを行う方法は、ボード貼り付け後の天井面における採寸作業となるので作業に手間と時間がかかり、さらに位置出し精度が不正確になりがちであるとい欠点があった。
一方、継ぎボルトを用いた方法は、保持金具の位置出し作業自体は簡易化されるものの、照明器具取付け用ボルトと同サイズの継ぎボルトを保持金具に追加装着するためボードの破孔も大きく、ボードの穿孔作業に時間がかかるという欠点があった。また、照明器具の取り付けは、通常、保持金具に本来備わっている照明器具取付け用ボルトのみで事足りるので、実際に保持金具に照明器具を取り付けた後は、中継ナットや継ぎボルトが不要となり資材の浪費と工事費の増加を招いていた。さらに、保持金具の大きさが小さい場合は中継ナットや継ぎボルトの装着が困難となり、かかる方法自体が採用できない場合も生じていた。
本発明は、かかる課題を解決するために考案された位置出し金具であって、ドーム状部材により開口部の一端を終端されたナット部と、前記ナット部の内径よりも小さい外径を有し、かつ前記ドーム状部材の天頂部において該天頂部の鉛直方向に植設されたポール部とを含む構成を有する位置出し金具である。即ち、本発明による位置出し金具のナット部を二重天井内に架設された保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に螺着して使用することによって、上述した数々の課題を解決することが可能となる。
本発明による位置出し金具を使用することにより、作業効率が悪い上に位置出し精度が低いボード貼り付け後の室内天井面における採寸作業が不要となる。また、本発明による位置出し金具を使用した場合は、サイズや重量の大きい中継ナットや継ぎボルトが不要となる。さらに、本発明による位置出し金具を使用した場合は、照明器具取付け用ボルトよりも遥かに細い位置出し金具のポール部がボードを貫通するので、ボードの穿孔作業も例えば電気ドリルのみで十分となりボード穿孔作業の効率化を図ることができる。
以下に、本発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、図1に本発明による位置出し金具を示す。同図においてナット部11は、二重天井内に架設された保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端に螺着される部分である。ドーム部12は、ナット部11に接合されたドーム状の部材であり、ナット部11の一方の開口端を終端する構成となっている。なお、ナット部11とドーム部12は、別部材ではなく同一の部材として一体成型された構造であっても良い。
ポール部13は、ドーム部12の天頂部において該天頂部の鉛直方向に対して植設された棒状鋼材である。ポール部13はドーム部12の天頂部に設けられているので、その外径は、当然のことながらナット部11の内径よりも小さくなる。すなわち、ポール部13の直径は、ナット部11が螺合される二重天井内に架設された保持金具の照明器具取付け用ボルトの直径よりも細いものとなる。
なお、ナット部11、ドーム部12、及びポール部13は、その各々が別部材ではなく同一の部材として一体に成型された構造であっても良い。或いは、ドーム部12の天頂部に穿孔を施して、該穿孔部に螺子溝を切りこれにポール部13の端部に設けた螺子溝を螺合させる構造としても良い。また、ポール部13は、その全長に亘り螺子溝を設けたボルト状部材としても良い。参考のため、図2に、本発明による位置出し金具の正面図並びに平面図を示す。
次に、本発明による位置出し金具について、実際の使用方法を説明する。先ず、二重天井内のボードを貼り付ける前に、天井内に架設された保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端にナット部11の開口端側(ドーム部12によって閉端されている反対側)を螺合させる。その後、ボードを貼り付ける作業の際に、ポール部13が当接するボードの部位にのみ穿孔作業を施す。
前述の如く、保持金具の照明器具取付け用ボルトに比べて、本発明による位置出し金具のポール部13の直径は遥かに細いので、かかる穿孔作業は極めて容易かつ迅速に行うことができる。ボード貼り付け作業並びに穿孔作業の終了後、かかる各ボードに穿かられた穿孔を必要に応じて所定の大きさに拡張した後、保持金具の照明器具取付け用ボルトの先端から本発明による位置出し金具を取り外して、照明器具取付け用ボルトに照明器具を取り付けて作業を終了させる。
以上に説明したように、本発明の位置出し金具を用いれば二重天井内に架設された照明器具用保持金具の位置出しを極めて容易に行うことができる。また、本発明による位置出し金具は何度でも再利用が可能であるため、従来の使い捨てが前提であった中継ナットや継ぎボルトに比べて工事経費のコスト低減を図ることができる。
なお、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明を構成する各部の形状等は適宜設計変更ができるものであることは言うまでもない。
11…ナット部
12…ドーム部
13…ポール部
12…ドーム部
13…ポール部
Claims (3)
- ドーム状部材により開口部の一端を終端されたナット部と、
前記ナット部の内径よりも小さい外径を有しかつ前記ドーム状部材の天頂部において該天頂部の鉛直方向に植設されたポール部と、を含むことを特徴とする位置出し金具。 - 前記ポール部は、前記ドーム状部材の天頂部に貫通螺着されており、該ドーム状部材から着脱自在な構造であることを特徴とする請求項1に記載の位置出し金具。
- 前記ポール部は、その全長に亘り螺子溝を有するボルト状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置出し金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006160359A JP2007327601A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 位置出し金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006160359A JP2007327601A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 位置出し金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007327601A true JP2007327601A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38928193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006160359A Pending JP2007327601A (ja) | 2006-06-09 | 2006-06-09 | 位置出し金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007327601A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104791355A (zh) * | 2015-05-06 | 2015-07-22 | 苏州翔天装饰设计有限公司 | 一种便于固定安装的螺帽 |
-
2006
- 2006-06-09 JP JP2006160359A patent/JP2007327601A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104791355A (zh) * | 2015-05-06 | 2015-07-22 | 苏州翔天装饰设计有限公司 | 一种便于固定安装的螺帽 |
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