JP2007326670A - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャム処理時における用紙の破損や搬入ローラ対表面の摩耗を防止可能な用紙後処理装置を簡便且つ低コストで提供する。
【解決手段】搬入ローラ対3は駆動ローラ3a及び従動ローラ3bから構成されており、従動ローラ3bは支点33aを中心に回動可能に支持される従動ローラユニット33内に収納されている。用紙後処理装置と画像形成装置とを離間させると、画像形成装置側面のラッチ板30に押圧されていた可動レバー34が圧縮コイルバネ35の付勢力により矢印B′方向に摺動する。これに伴い、従動ローラユニット33は支点33aを中心に矢印A′方向に回動して従動ローラ3bを駆動ローラ3aから離間させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成後の用紙のソート処理やステープル処理等を行う用紙後処理装置に関する。
例えば複写機、プリンタ等の画像形成装置により画像が転写された比較的多量の用紙について綴じ処理(以下、ステープル処理という)や穴空け処理(以下、パンチ処理という)を施したい場合がある。この場合には、ステープル処理やパンチ処理等の所定の後処理を自動的に行う用紙後処理装置、いわゆるフィニッシャーを用いるのが便利である。
図9は従来の用紙後処理装置の一構成例を示す側面断面図である。図9において、用紙後処理装置100は、複写機等の画像形成装置101の用紙排出側に例えば着脱自在に連結され、複数枚の用紙Pを収納可能な処理トレイ1を備えている。処理トレイ1の右上部には用紙搬入口2が設けられており、用紙搬入口2の近傍には搬入ローラ対3が配置されている。画像形成後の用紙についてステープル処理等を行う場合、画像形成装置の排出ローラ対102から順次排出された用紙Pは用紙搬入口2から用紙後処理装置100内に進入し、搬入ローラ対3及び用紙搬送路4を介して処理トレイ1上へ搬入され、処理トレイ1に一旦収納される。
また、処理トレイ1には、処理トレイ1に沿って上下に移動可能な束先端揃えフック9が設けられている。束先端揃えフック9は、用紙の搬入時には処理トレイ1の下端に待機しており、搬入ローラ対3から処理トレイ1上に順次搬入された用紙Pの搬送方向の一端が束先端揃えフック9で支持される。束先端揃えフック9の待機位置近傍には、端綴じ用ステープラ5が設けられている。端綴じ用ステープラ5は、束先端揃えフック9によって搬送方向端部が整合された一組の用紙Pについてステープル処理を行う。ステープル処理が終了した用紙Pは、束先端揃えフック9により処理トレイ1に沿って用紙後処理装置1上部へ搬送され、束排出ローラ6を介して排出トレイ7に排出される。
このような用紙後処理装置においては、装置内部でジャム(紙詰まり)が発生した場合、画像形成装置101との連結を解除するとともに、装置側面のカバー(不図示)を開放し、ジャムした用紙を除去していた。また、画像形成装置101側でジャムが発生した場合においても、同様に用紙後処理装置100と画像形成装置101とを切り離した後、画像形成装置側面のカバー(不図示)を開放してジャム処理を行っていた。
しかし、用紙後処理装置と画像形成装置との連結部でジャムが発生し、用紙後処理装置100側の搬入ローラ対3と画像形成装置101側の排出ローラ対102の両方に用紙がニップされている場合、用紙後処理装置100をそのまま切り離すと用紙が引っ張られて破損し、用紙の切れ端が搬入ローラ対3と排出ローラ対102に残存してジャム処理が煩雑になるという問題点があった。
上記問題点を解決する方法としては、用紙後処理装置の切り離し時に搬入ローラ対3或いは排出ローラ対102のいずれかを離間させてニップ圧を解除することが考えられる。用紙の搬送に用いられる搬送ローラ対のニップ圧を解除する方法は、例えば特許文献1〜4に開示されているように従来種々提案されているが、これらは何れもソレノイド等を用いて電気的に圧解除を行っているため、制御機構が複雑になるとともに部品点数も多くなり、装置のコストアップに繋がる。
一方、特許文献5には、給紙カセットの引き出し操作によりソレノイド等を用いずに画像形成装置本体側の給紙ローラ対を離間させ、給紙カセットと装置本体との間にジャムした用紙を破損させることなく除去可能とする用紙加圧解除機構が開示されている。
ところで、用紙後処理装置100の搬入ローラ対3は、その下流側にパンチ穴形成を行うパンチ穴形成装置が搭載されている場合、用紙のレジストレーション補正を行うレジストローラ対としても機能するため、厚紙の搬送時にもニップ部に用紙を確実に突き当てて補正できるようにニップ圧が強めに設定されている。しかしながら、特許文献5の方法は画像形成装置側のローラ対を離間させる構成であるため、用紙後処理装置100と画像形成装置101との連結部に適用した場合、ジャムした用紙が搬入ローラ対3に強固にニップされた状態で残ってしまい、用紙の除去が困難となる。また、用紙が無理に引き出されるため、ジャムが頻繁に発生すると搬入ローラ対3の表面が摩耗してしまう。
特開平8−59046号公報 特開2001−233522号公報 特開2003−2503号公報 特開2005−22826号公報 特開平10−45279号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、ジャム処理時における用紙の破損や搬入ローラ対表面の摩耗を防止可能な用紙後処理装置を簡便且つ低コストで提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙搬入口と、該用紙搬入口の近傍に設けられ装置内部に用紙を搬入する搬入ローラ対と、該搬入ローラ対により搬入される用紙が順次積載される処理トレイと、該処理トレイ上の複数枚の用紙に綴じ処理を行うステイプルユニットと、を有し、画像形成装置に対し着脱可能な用紙後処理装置において、前記搬入ローラ対は、駆動ローラ及び該駆動ローラに対し圧接又は離間可能に配置される従動ローラから成り、装置本体の画像形成装置からの脱離操作に伴い前記搬入ローラ対の圧接を解除する解除機構を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の用紙後処理装置において、前記解除機構は、前記従動ローラを前記駆動ローラに圧接する第1の位置と前記従動ローラを前記駆動ローラから離間させる第2の位置とに選択配置される可動レバーと、該可動レバーを前記第2の位置方向に付勢する付勢手段とから構成され、装置本体の画像形成装置への連結時には、前記可動レバーが押圧されて前記第1の位置へ配置されるとともに、装置本体の画像形成装置からの脱離時には、前記付勢手段の付勢力により前記可動レバーが前記第2の位置へ配置されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、用紙後処理装置側の搬入ローラ対と画像形成装置側の排出ローラ対に跨って用紙がジャムした場合でも、用紙後処理装置を離間させると搬入ローラ対の解除機構により用紙が常に排出ローラ対側に残存するため、用紙が破損せずジャム処理が容易となり、用紙との摩擦による搬入ローラ対の表面の摩耗も低減できる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の用紙後処理装置において、従動ローラを駆動ローラに圧接する第1の位置と従動ローラを駆動ローラから離間させる第2の位置とに選択配置される可動レバーと、該可動レバーを第2の位置方向に付勢する付勢手段とで解除機構を構成することにより、解除機構が簡易且つ低コストとなる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の用紙後処理装置の構成を示す側面断面図である。従来例の図9と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図1において、用紙後処理装置100は、用紙にパンチ穴を形成するパンチユニットPUと、処理トレイ1上に積載された用紙束の端部を揃えてステープル処理を行う端綴じユニットSUと、用紙束の中央をステープル処理した後、ステープル部を中心に折り曲げて冊子状にする中綴じ・中折りユニットCUとを備えている。パンチユニットPU及び中綴じ・中折りユニットCUは、オプションユニットとして用紙後処理装置100本体に対し着脱可能に構成されている。
パンチユニットPUは用紙後処理装置100の上部に配置されており、パンチ穴形成装置8、第1排出ローラ20、第2排出ローラ23等から構成されている。画像形成装置(図示せず)において画像形成された用紙は、用紙後処理装置100の右上方に設けられた用紙搬入口2から搬入ローラ対3を介して給紙され、パンチ穴形成処理及びステープル処理のいずれも行わない場合は、用紙は第1分岐部19を上方向に進み、第1排出ローラ20より装置外部に排出され、装置上面に設けられた第1サブトレイ21上に積載される。
パンチ穴形成処理及びステープル処理の少なくとも1つを行う場合は、用紙は用紙搬送路10を左方向へ進み、パンチ穴形成装置8を通過する。このとき、パンチ穴形成が指示されている場合は搬入ローラ対3によりレジストレーション補正された後、用紙の所定位置にパンチ穴が形成され、パンチ穴形成が指示されていない場合はそのままパンチ穴形成装置8を通過し、第2分岐部22に搬送される。
ステープル処理を行わない場合には用紙は第2分岐部22を上方向に進み、第2排出ローラ23より装置外部に排出されて第2サブトレイ24上に積載される。なお、第2サブトレイ24の上方にオプションユニットとしてメールボックス(図示せず)を装着可能としておけば、複数のユーザ毎、或いはシートサイズ毎等、多数の用途でシートを仕分けすることができる。
一方、ステープル処理を行う場合には用紙は第2分岐部22を下方向に進み、後述する端綴じユニットSU或いは中綴じ・中折りユニットCUに搬送される。パンチユニットPUの下方に配置される端綴じユニットSUは、処理トレイ1及び処理トレイ1に用紙を搬入する第1搬入部12、第2搬入部13、端綴じ用ステープラ5等から構成されている。所定サイズ(ここではA4サイズ)以下の用紙は第1搬入部12より処理トレイ1に積載され、所定サイズよりも大サイズの用紙は第2搬入部13より処理トレイ1に積載される。処理トレイ1上に積載された用紙束は、束先端揃えフック9により整合され、端綴じ用ステープラ5に移動して下端を綴じられた後、再び処理トレイ1に沿って上方に移動し、束排出ローラ6を介してメイントレイ11に排出される。
端綴じユニットSUの下方に配置される中綴じ・中折りユニットCUは、中綴じ用ステープラ15、中折り装置16及び用紙ガイド17等から構成されている。中綴じ用ステープラ15は、用紙ガイド17内に積載された用紙束の中央部をステープル処理する。中綴じ用ステープラ15によりステープル処理された用紙束は、中折り装置16によりステープル部を中心に折り曲げられて冊子状にされた後、冊子トレイ18に排出される。
次に、本発明の用紙後処理装置と画像形成装置との連結部分の構成について説明する。図2及び図3は、本発明の用紙後処理装置の画像形成装置に対向する側面の構成を示す部分斜視図であり、図2は用紙後処理装置を画像形成装置から切り離した状態、図3は用紙後処理装置を画像形成装置に連結した状態をそれぞれ示している。図4は画像形成装置101の用紙後処理装置に対向する側面の構成を示す斜視図である。なお、説明の便宜のため画像形成装置本体は記載を省略し、画像形成装置と用紙後処理装置100とを連結するラッチ板30のみを記載している。
図2に示すように、用紙後処理装置100の画像形成装置に対向する側面100aには用紙搬入口2が開口しており、用紙搬入口2の下方の左右2箇所にはラッチ板30の係合穴30aに係合するフック31が上下に揺動可能に設けられている。フック31の下方にはラッチ板30の左右の係合片30bが挿入される開口穴32a、32bが設けられている。
図4に示すように、画像形成装置の側面101aには排出ローラ対102を介して画像形成後の用紙が排出される用紙排出口103が開口しており、ラッチ板30は用紙排出口103の下方に固定されている。図3のように係合片30bが開口穴32a、32bに挿入され、フック31がラッチ板30の係合穴30aに係合することにより、側面100aと側面101aとが連結される。
本発明においては、用紙後処理装置100の画像形成装置101からの離間に伴い搬入ローラ対3の圧接を解除する解除機構を設けたことを特徴としている。この構成により、用紙後処理装置100側の搬入ローラ対3と画像形成装置101側の排出ローラ対102に跨って用紙がジャムした場合でも用紙が破損せず、搬入ローラ対3の表面の摩耗も低減できる。特に、搬入ローラ対3をパンチ穴形成装置8に対するレジストローラ対として用いる場合、厚紙の搬送時にもレジストレーション補正が可能なように搬入ローラ対3のニップ圧を強めておく必要があるが、用紙後処理装置100を離間させると用紙が常にニップ圧の比較的弱い排出ローラ対102側に残存するため、ジャム処理が容易となる。
次に、搬入ローラ対3の圧接を解除する解除機構について詳細に説明する。図5及び図6は本発明の用紙後処理装置を画像形成装置に連結した状態での搬入ローラ対周辺の側面断面図及び解除機構の部分拡大図であり、図7及び図8は用紙後処理装置を画像形成装置から離間した状態での搬入ローラ対周辺の側面断面図及び解除機構の部分拡大図である。なお、図5〜図8では用紙搬入口2に向かって左側(図2の開口穴32a側)の構成について説明しているが、用紙搬入口2に向かって右側(図2の開口穴32b側)についても全く同様に説明される。
搬入ローラ対3は、モータ等の駆動装置(図示せず)により回転駆動される駆動ローラ3aと、駆動ローラ3aの下部に圧接されて従動回転する従動ローラ3bとから成り、従動ローラ3bは支点33aを回動中心として矢印AA′方向に回動可能に支持された従動ローラユニット33内に収納されている。34は従動ローラユニット33の下面に沿って矢印BB′方向に摺動可能な断面L字状の可動レバーであり、圧縮コイルバネ35により矢印B′方向に付勢されている。
用紙後処理装置が画像形成装置に連結された図5及び図6の状態では、ラッチ板30により可動レバー34が矢印B方向に押圧されるため、可動レバー34は圧縮コイルバネ35の付勢力に抗して矢印B方向に摺動し、従動ローラユニット33の下面を支持して従動ローラ3bを駆動ローラ3aに圧接する位置(以下、第1の位置という)に保持されている。
用紙後処理装置と画像形成装置の連結部におけるジャム処理を行う場合、フック31と係合穴30a(図4参照)との係合を解除するとともに、係合片30bを開口穴32a(図2参照)から引き抜いて用紙後処理装置と画像形成装置とを離間させると、図7及び図8に示すように、可動レバー34が従動ローラ3bを駆動ローラ3aから離間させる位置(以下、第2の位置という)に移動する。即ち、ラッチ板30に押圧されていた可動レバー34が圧縮コイルバネ35の付勢力により矢印B′方向に摺動することにより、従動ローラユニット33は自重により支点33aを中心として矢印A′方向に回動して従動ローラ3bが駆動ローラ3aから離間する。
これにより、ジャムした用紙は破損することなく常に排出ローラ対102(図4参照)にニップされた状態で残存するため、ユーザは用紙排出口103(図4参照)から用紙を引き出して容易に除去することができる。ジャム処理が終了すると、再び係合片30bを開口穴32aに挿入し、フック31を係合穴30aに係合させて用紙後処理装置と画像形成装置とを連結することにより、可動レバー34は再び第1の位置に移動して従動ローラユニット33の下面を支持する図5及び図6の状態に戻り、従動ローラ3bは駆動ローラ3aに圧接される。
なお、ここでは可動レバー34の付勢手段として圧縮コイルバネ35を用いているが、例えば引っ張りバネやトーションバネ、ねじりコイルバネ、板バネ等の、他のバネ部材を用いることもできる。また、可動レバーの形状等についても任意に設定可能であり、断面L字状の可動レバー34を水平方向に摺動させる上記の構成に代えて、例えば回動支点を中心とした回動により可動レバー34を第1の位置と第2の位置とに選択配置する構成としても良い。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、ラッチ板30の押圧力により可動レバー34を移動させているが、可動レバー34を押圧するための突起部を別途設けることもできる。或いは、可動レバー34に隣接する押圧部材を側面100aから突出させておき、この押圧部材を画像形成装置101の側面101aで押圧して可動レバー34を移動させるようにしても良く、押圧部材を設ける代わりに可動レバー34の一部を側面100aから突出させても良い。
また、可動レバー34により従動ローラユニット33の下面を支持する構成に代えて、例えば従動ローラ3bの軸受け部を可動とし、可動レバー34で軸受け部を支持することにより搬入ローラ対3を圧接又は離間させる構成としても良い。
本発明は、用紙搬入口と、該用紙搬入口の近傍に設けられ装置内部に用紙を搬入する搬入ローラ対と、該搬入ローラ対により搬入される用紙が順次積載される処理トレイと、該処理トレイ上の複数枚の用紙に綴じ処理を行うステイプルユニットと、を有し、画像形成装置に対し着脱可能な用紙後処理装置において、搬入ローラ対は、駆動ローラ及び該駆動ローラに対し圧接又は離間可能に配置される従動ローラから成り、装置本体の画像形成装置からの脱離操作に伴い搬入ローラ対の圧接を解除する解除機構を設けたものである。
これにより、用紙後処理装置側の搬入ローラ対と画像形成装置側の排出ローラ対に跨って用紙がジャムした場合でも用紙が破損せず、ジャム処理時の用紙との摩擦による搬入ローラ対表面の摩耗も低減可能な用紙後処理装置を簡便且つ低コストで提供できる。特に、搬入ローラ対をレジストローラ対として用いる場合、搬入ローラ対に比べてニップ圧の弱い排出ローラ対側に用紙が残存するためジャム処理が容易となる。
また、従動ローラを駆動ローラに圧接する第1の位置と従動ローラを駆動ローラから離間させる第2の位置とに選択配置される可動レバーと、該可動レバーを第2の位置方向に付勢する付勢手段とから成る簡単な解除機構を用いたので、用紙後処理装置の構成の簡素化、低コスト化に貢献する。
は、本発明の用紙後処理装置の全体構成を示す側面断面図である。 は、本発明の用紙後処理装置の画像形成装置に対向する側面の構成(用紙後処理装置を画像形成装置から切り離した状態)を示す部分斜視図である。 は、本発明の用紙後処理装置の画像形成装置に対向する側面の構成(用紙後処理装置を画像形成装置に連結した状態)を示す部分斜視図である。 は、用紙後処理装置に対向する画像形成装置側面の構成を示す斜視図である。 は、本発明の用紙後処理装置を画像形成装置に連結した状態での搬入ローラ対周辺の側面断面図である。 は、図5における解除機構の部分拡大図である。 は、本発明の用紙後処理装置を画像形成装置から離間した状態での搬入ローラ対周辺の側面断面図である。 は、図7における解除機構の部分拡大図である。 は、従来の用紙後処理装置の全体構成を示す側面断面図である。
符号の説明
1 処理トレイ
2 用紙搬入口
3 搬入ローラ対
3a 駆動ローラ
3b 従動ローラ
5 端綴じ用ステープラ
8 パンチ穴形成装置
11 メイントレイ
15 中綴じ用ステープラ
16 中折り装置
18 冊子トレイ
21 第1サブトレイ
24 第2サブトレイ
30 ラッチ板
30a 係合穴
30b 係合片
31 フック
32a、32b 開口穴
33 従動ローラユニット
33a 支点
34 可動レバー
35 圧縮コイルバネ(付勢手段)
100 用紙後処理装置
101 画像形成装置
102 排出ローラ対
103 用紙排出口

Claims (2)

  1. 用紙搬入口と、該用紙搬入口の近傍に設けられ装置内部に用紙を搬入する搬入ローラ対と、該搬入ローラ対により搬入される用紙が順次積載される処理トレイと、該処理トレイ上の複数枚の用紙に綴じ処理を行うステイプルユニットと、を有し、画像形成装置に対し着脱可能な用紙後処理装置において、
    前記搬入ローラ対は、駆動ローラ及び該駆動ローラに対し圧接又は離間可能に配置される従動ローラから成り、装置本体の画像形成装置からの脱離操作に伴い前記搬入ローラ対の圧接を解除する解除機構を設けたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記解除機構は、前記従動ローラを前記駆動ローラに圧接する第1の位置と前記従動ローラを前記駆動ローラから離間させる第2の位置とに選択配置される可動レバーと、該可動レバーを前記第2の位置方向に付勢する付勢手段とから構成され、装置本体の画像形成装置への連結時には、前記可動レバーが押圧されて前記第1の位置へ配置されるとともに、装置本体の画像形成装置からの脱離時には、前記付勢手段の付勢力により前記可動レバーが前記第2の位置へ配置されることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
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