JP2007326461A - ゴムクローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】旋回性、直進安定性の性能を確保しながら、ゴムクローラの走行による地面の凹凸を小さくできるようにする。
【解決手段】無端帯状のクローラ本体2の外周面2aに、このクローラ本体2の幅方向Xの一端部2d側に片寄って形成されたラグ7と、クローラ本体2の幅方向Xの他端部2e側に片寄って形成されたラグ8とが周方向Yに交互に形成され、各ラグ7、8の先端部に平坦面状の頂面10が形成されており、前記頂面10の幅方向Xの一端部に、クローラ本体2の幅方向Xの外方に向かうにつれて、この頂面10の周方向Yの長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部18が形成されるとともに、前記頂面10の幅方向Xの外端部16の周方向Yの長さbが頂面10の中途部の周方向Yの長さaの1/2以下とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばコンバイン等の作業機械の走行装置に使用されるゴムクローラに関する。
従来、この種のゴムクローラには、無端体状のクローラ本体の内部に芯金を埋設するとともに、このクローラ本体の外周面に複数のラグを設けたものがある。クローラ本体に設けられたラグは、その幅方向の端部に所定の角度で傾斜した傾斜面を有している(例えば、特許文献1参照)。ゴムクローラは、このラグによって、走行中の湿田走破性、旋回性、直進安定性等の性能を発揮する。
特開2000−302069号公報
従来、圃場で使用されるゴムクローラには、湿田走破性、旋回性、そして直進安定性等、種々の性能が要求されるが、近年、これらの性能に加えて、例えばコンバイン等の走行装置に装着されたゴムクローラが走行した後に、圃場に大きな凹凸ができることなく、刈跡をできるだけきれいな状態にしておきたいという要望が強くなっている。
稲刈り後の圃場に大きな凹凸ができたままでは、その凹部に水が溜まって水はけが悪くなり、この部分がぬかるみやすくなったり、農作物の成長を妨げる原因になってしまう。このような大きな凹凸がある場合には、稲刈り後にトラクタ等により耕運しなおす必要もあり、手間がかかってしまう。
従来のゴムクローラは、ラグの幅方向の端部に大きな傾斜面が形成されていたため、コンバイン等が旋回した際に、この傾斜面に当たる土の抵抗が大きくなっていた。また、旋回の際に、この傾斜面が圃場の泥土をえぐってしまい、地面に大きな凹凸ができやすい構成になっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、旋回性、直進安定性の性能を確保しながら、その走行による地面の凹凸を小さくできるようにしたゴムクローラを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、本発明に係るゴムクローラは、無端帯状のクローラ本体の外周面に、このクローラ本体の幅方向の一端部側に片寄って形成されたラグと、クローラ本体の幅方向の他端部側に片寄って形成されたラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、前記各ラグの頂面の幅方向の一端部に、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記頂面の幅方向の外端部の周方向の長さが頂面の中途部の周方向の長さの1/2以下とされていることを特徴とする。
また、本発明に係るゴムクローラは、無端帯状のクローラ本体の外周面に、幅方向の長さの長い長ラグと、幅方向の長さの短い短ラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、前記長ラグの頂面の幅方向の端部には、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記長ラグの幅方向の端部の側部は、このラグの周方向一方側の立面から他方側の立面にかけて連続状となるような曲面形状とされていることを特徴とする。
また、本発明に係るゴムクローラは、無端帯状のクローラ本体の外周面に、このクローラ本体の幅方向の一端部側に片寄って形成されたラグと、クローラ本体の幅方向の他端部側に片寄って形成されたラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、前記各ラグの頂面の幅方向の一端部に、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記各ラグの幅方向の一端部の立面は、このラグの周方向一方側の立面から他方側の立面にかけて連続状となるような曲面形状とされていることを特徴とする。
また、本発明に係るゴムクローラは、無端帯状のクローラ本体の外周面に、幅方向の長さの長い長ラグと、幅方向の長さの短い短ラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、前記長ラグの頂面の幅方向の端部には、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記頂面の幅方向の外端部の周方向の長さが頂面の中途部の周方向の長さの1/2以下とされていることを特徴とする。
また、本発明に係るゴムクローラは、前記傾斜縁部が設けられたラグの幅方向の端部がクローラ本体の幅方向の端部に一致して形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るゴムクローラは、前記クローラ本体に、前記ラグに対応する位置に芯金が埋設されており、この芯金の幅方向の長さがクローラ本体の幅方向の長さの40%〜70%とされていることを特徴とする。
本発明によれば、旋回性、直進安定性の性能を確保しながら、そのゴムクローラの走行による地面の凹凸を小さくできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図3の第1実施形態において、本発明に係るゴムクローラ1は、例えば、コンバイン等の農作業機械の走行装置に装着されるものである。この走行装置は、例えば、トラックフレームにスプロケット、アイドラ、複数の転輪等を回転自在に設けたものであり、ゴムクローラ1は、この走行装置に巻き掛けられ、スプロケットによって駆動されて走行するようになっている。
図1に示すように、ゴムクローラ1は、ゴム製で無端帯状のクローラ本体2を有している。以下、クローラ本体2の帯長手方向を単に「周方向」(図中に符号Yで示す)といい、周方向Yに直交する帯幅方向を単に「幅方向」(図中に符号Xで示す)という。また、クローラ本体2の幅方向Xの中心(この中心線を図中に符号Fで示す)からこのクローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに向かう方向を「幅方向の外方」といい、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eからこのクローラ本体2の幅方向Xの中心に向かう方向を「幅方向の内方」という。
このクローラ本体2の内部には、無端状の抗張体3が埋設されている。抗張体3は層状のものやスチールコード等、種々の形状・材質のものが使用される。クローラ本体2はその幅方向Xの中央域が厚肉部2bとされ、この厚肉部2bの幅方向Xの両側が薄肉部2cとなっており、抗張体3は厚肉部2b内に埋設されている。
クローラ本体2の内部には、補強のために複数の芯金4がクローラ本体2の周方向Yに間隔をおいて埋設されている。この芯金4は、クローラ本体2の厚肉部2b内に埋設されている。
この芯金4の幅方向Xの長さMは、クローラ本体2の幅方向Xの長さLの約60%とされている。この芯金4の幅方向Xの長さMは、クローラ本体2の幅方向Xの長さLの40%以上70%以下の範囲内に設定されることが望ましく、より好ましくは、50%以上70%以下の範囲内にあるのがよく、更に好ましくは、60%以上70%以下の範囲内にあるのがよい。
クローラ本体2には、スプロケット係合用の複数の孔6が設けられている(以下、係合孔6という)。この係合孔6は、クローラ本体2の肉厚方向に貫通して形成されており、スプロケットの歯が順次嵌るように、クローラ本体2の周方向Yに一定の間隔をおいて形成されている。係合孔6は、クローラ本体2の幅方向Xの中心位置(中心線F)に設けられている。
クローラ本体2の外周面2aには、複数のラグ7、8が周方向Yに間隔をおいて形成されている。これらのラグ7、8の周方向Yの位置に対応して、前記芯金4がクローラ本体2内に埋設されている。
前記各ラグ7、8は、クローラ本体2の外周面2aから突出形成されている。各ラグ7、8は、その基部12から先端部に向かって先細り状に形成されている。また、各ラグ7、8は、その側部にクローラ本体2の外周面2aに対して所定の角度で傾斜する立面9を有する。各ラグ7、8の先端部には、平坦状の頂面10が形成されている。図1に示すように、前記立面9は頂面10のまわりに形成されている。
クローラ本体2に形成された複数のラグ7、8は、クローラ本体2の外周面2aに千鳥状に設けられている。これらのラグ7、8には、クローラ本体2の幅方向Xの一端部2d側に片寄って形成されたラグ(以下、第1ラグ7という)と、クローラ本体2の幅方向Xの他端部2e側に片寄って形成されたラグ(以下、第2ラグ8という)とがある。第1ラグ7と第2ラグ8はクローラ本体2の周方向Yに交互に形成されている。
第2ラグ8は、第1ラグ7とほぼ同じ形状であり、平面視において、この第1ラグ7を左右反転させたものである。第1ラグ7および第2ラグ8は、幅方向Xに沿って直線状に形成されている。各ラグ7、8の幅方向Xの長さは、クローラ本体2の幅方向Xの長さLよりも短く、またこの長さLの半分(L/2)よりも長くなっている。この第1実施形態では、第1ラグ7の幅方向Xの長さと第2ラグ8の幅方向Xの長さはほぼ等しくなっている。
第1ラグ7の幅方向Xの一端部7aは、クローラ本体2の幅方向Xの一端部2dに一致して形成されている。具体的には、第1ラグ7の幅方向Xの一端部7aに形成された立面9aの基部12aがクローラ本体2の幅方向Xの一端部2dに一致して設けられている。第1ラグ7の幅方向Xの他端部7bは、クローラ本体2の幅方向Xの中心(中心線F)とクローラ本体2の幅方向Xの他端部2eとの間の位置に設けられており、前記他端部2eに達していない。
また、第2ラグ8の幅方向Xの一端部8aは、クローラ本体2の幅方向Xの他端部2eに一致して形成されている。具体的には、第2ラグ8の幅方向Xの一端部8aに形成された立面9aの基部12aがクローラ本体2の幅方向Xの他端部2eに一致して形成されている。第2ラグ8の幅方向Xの他端部8bは、クローラ本体2の幅方向Xの中心(中心線F)とクローラ本体2の幅方向Xの一端部2dとの間の位置に設けられており、前記一端部2dに達していない。
各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aに形成された立面9a、および各ラグ7、8の幅方向Xの他端部7b、8bに形成された立面9bは、側面視において、クローラ本体2の外周面2aから各ラグ7、8の頂面10に向かうにつれて先細りとなる台形状に形成されている。
各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aに形成された立面9a、および各ラグ7、8の幅方向Xの他端部7b、8bに形成された立面9bは、クローラ本体2の外周面2aに対して所定の角度で傾斜して形成されている(以下、この角度を傾斜角度θ(θ1、θ2)という)。図2に示すように、各ラグ7、8の一端部7a、8aに形成された立面9aの傾斜角度θ1は、各ラグ7、8の他端部7b、8bに形成された立面9bの傾斜角度θ2よりも小さくなっている。
図1に示すように、各ラグ7、8の一端部7a、8aは、平面視において、クローラ本体2の幅方向Xの外方に向かうにつれてその太さが徐徐に細くなるように形成されている。すなわち、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの一端部が幅方向Xの外方に向かうにつれて先細り状となり、各ラグ7、8の周方向Yの一方の基部12bと他方の基部12cの周方向Yの間隔が幅方向Xの外方に向かうにつれて徐徐に狭くなるように形成されている。
各ラグ7、8の頂面10は、幅方向Xに沿って直線状に形成された第1縁部14、第2縁部15を有する。この第1縁部14は、各ラグ7、8の頂面10の周方向Yの一端部に設けられている。第2縁部15は各ラグ7、8の頂面10の周方向Yの他端部に設けられている。各ラグ7、8の頂面10の第1縁部14と第2縁部15は平行に形成されている。第1縁部14と第2縁部15の幅方向Xの長さは等しくなっている。
各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの外方側の一端部(外端部)には、周方向Yに沿った直線状の第3縁部16が形成されている。また、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの内方側の他端部には、周方向Yに沿った直線状の第4縁部17が形成されている。第3縁部16と第4縁部17は平行に形成されている。第3縁部16の周方向Yの長さbは、第4縁部17の周方向Yの長さよりも短くされている。
前記各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの一端部には、幅方向Xに対して所定の角度で傾斜する傾斜縁部18が形成されている。各ラグ7、8の頂面10には、2つの傾斜縁部18が形成されている。各傾斜縁部18は、幅方向Xにおいて、第1縁部14と第3縁部16との間、および第2縁部15と第3縁部16の間に形成されている。また、各傾斜縁部18は直線状に形成されている。
図3に示すように、1つの頂面10に形成された2つの傾斜縁部18は、周方向Yにおける互いの間隔が、幅方向Xの外方に向かうにつれて徐徐に狭まるように傾斜して形成されている。また、これら2つの傾斜縁部18は、第1縁部14と第2縁部15の間に引いた中心線Jに対して線対称となるように形成されている。各傾斜縁部18は、この中心線Jに対して約2〜10°の角度範囲で傾斜して形成されている。この傾斜縁部18は、図1に示すように、クローラ本体2内に埋設された芯金4の幅方向Xの端部4aよりも幅方向Xの外方側に設けられるのがよい。すなわち、第1ラグ7の傾斜縁部18は、クローラ本体2の幅方向Xの一端部2dと芯金4の端部4aとの間に設けられ、第2ラグ8の傾斜縁部18は、クローラ本体2の幅方向Xの他端部2eと芯金4の端部4aとの間に設けられるのがよい。
前記頂面10の幅方向Xの外端部である第3縁部16は、周方向Yの長さbが、頂面10の中途部(第1縁部14または第2縁部15の任意の中途位置をいう)の周方向Yの長さa(頂面10の第1縁部14と第2縁部15の中途部同士の周方向Yにおける距離をいう)の1/2(b=a/2)とされている。この第3縁部16の周方向Yの長さbは、ラグ7、8の頂面10の中途部の周方向Yの長さaの1/4以上(b≧a/4)、1/2(b≦a/2)以下とされることが望ましい。
各ラグ7、8の頂面10に傾斜縁部18が形成されることにより、この頂面10の幅方向Xの端部は、幅方向Xの外方に向かうにつれてその周方向Yの長さが徐徐に短くなる。
これは、各ラグ7、8の頂面10には、周方向Yの長さ(a)が長い中途部(第1縁部14、第2縁部15の中途部)と、その周方向Yの長さ(b)が短い外端部(第3縁部16)との間に、2つの傾斜縁部18が形成され、2つの傾斜縁部18の周方向Yにおける間隔が、幅方向Xの外方に向かうにつれて狭まるように傾斜することによる。これによって、各ラグ7、8の幅方向Xの端部7a、8aが幅方向Xの外方に向かうにつれて先細り状となる。
前記第3縁部16は、各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aに形成された立面9aと、各ラグ7、8の頂面10とを区切っている。第3縁部16は、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの外端部(一端部)を構成するものであり、前記立面9aの先端部を構成するものでもある。この第3縁部16の周方向Yの長さbが、各ラグ7、8の頂面10の中途部の周方向Yの長さaの1/2以下とされることにより、前記立面9aの先端部の周方向Yの長さ(b)が短くなり、これによって、この立面9aの面積を可及的に小さくできる。
前記第4縁部17は、各ラグ7、8の幅方向Xの他端部7b、8bに形成された台形状の立面9bと各ラグ7、8の頂面10とを区切っている。この第4縁部17は、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの他端部を構成するものであり、前記立面9bの先端部を構成するものでもある。この立面9bの先端部の周方向Yの長さは、前記頂面10の中途部の周方向Yの長さaと同じである。これにより、この立面9bの面積は、各ラグ7、8の一端部7a、8aの立面9aの面積よりも大きくなっている。
ゴムクローラ1を装着したコンバイン等の作業機械が走行中に旋回した場合、ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aは、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに一致して形成されているため、この一端部7a、8aの立面9aが土を旋回方向に押しのけ、この土が盛り上がって地面に凹凸ができる。
本発明に係るゴムクローラ1は、上述したように前記立面9aの面積が小さくなっているため、この立面9aに押しのけられる土の量が少なく、地面にできる凹凸をできるだけ小さくすることができる。しかも、この立面9aの面積が小さいことから、旋回時にこの立面9aに加わる土の抵抗が小さくなり、これによってゴムクローラ1は旋回性を確保(維持)できる。
さらに、各ラグ7、8の幅方向Xの他端部7b、8aは、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに達しておらず、各端部2d、2eよりも幅方向Xの内方に位置しており、ゴムクローラ1が旋回した場合には、この各ラグ7、8の幅方向Xの他端部7a、8aの立面9bが押しのける土はクローラ本体2の外周面2aにならされるため、ゴムクローラ1の走行跡の地面の凹凸の原因にはならない。しかも、この立面9bは、各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aの立面9aよりも面積が大きいことから、土中に踏み込んだときのアンカー効果が大きく、ゴムクローラ1は、走行中に幅方向Xにずれにくくなり、その直進安定性を確保(維持)できる。
また、各ラグ7、8の位置に対応して設けられた芯金4は、その幅方向Xの長さMがクローラ本体2の幅方向Xの長さLの40%〜70%の範囲で設定されていることから、クローラ本体2の剛性が高まり、この芯金4の部分でゴムクローラ1にかかる荷重を支持しており、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに大きな荷重がかからなくなっており、これによって各ラグ7、8の端部7a、8aの偏磨耗を防止できるようになっている。
図4、図5の第2実施形態では、ラグの形状が第1実施形態と異なる。クローラ本体2の外周面2aには、幅方向Xの長さの長い長ラグ21と、幅方向Xの長さの短い短ラグ22が形成されている。長ラグ21の幅方向Xの長さは、クローラ本体2の幅方向Xの長さLとほぼ等しくなっている。長ラグ21の幅方向Xの一端部21aは、クローラ本体2の幅方向Xの一端部2dと一致して形成され、長ラグ21の幅方向Xの他端部21bは、クローラ本体2の幅方向Xの他端部2eと一致して形成されている。
前記長ラグ21の幅方向Xの端部21a、21bの立面9aは、第1実施形態で示した立面9aのような台形状ではなく、この長ラグ21の周方向Yの一方側の立面9cから他方側の立面9dにかけて連続状となるような曲面形状とされている。
長ラグ21の幅方向Xの各端部21a、21bは、第1実施形態と同様に、平面視において、幅方向Xの外方に向かうにつれて先細り状に形成されている。同様に、この長ラグ21の頂面10の幅方向Xの各端部は、平面視において、幅方向Xの外方に向かうにつれて先細り状に形成されている。第1実施形態では、第1ラグ7、第2ラグ8の頂面10の幅方向Xの一端部が先細り状であったが、この第2実施形態では、頂面10の幅方向Xの両端部が先細り状とされている。
長ラグ21の頂面10は、第1実施形態と同様にその周方向Yの一端部に第1縁部14を有し、他端部に第2縁部15を有する。また、長ラグ21の頂面10は、第1実施形態と同様に直線状の傾斜縁部18、第3縁部16を有する。長ラグ21の第3縁部16は、図4、5に示すように、所定の曲率半径の円弧状に形成されている。なお、この第2実施形態では、第1実施形態で示した第4縁部17は、長ラグ21の頂面10に形成されていない。長ラグ21の頂面10の外端部である2つの第3縁部16の周方向Yの各長さbは、この頂面10の中途部の周方向Yの長さaの1/4以上1/2以下とされている。
前記短ラグ22は、その幅方向Xの中心がクローラ本体2の幅方向Xの中心(中心線F)と一致して形成されている。この短ラグ22は、クローラ本体2の幅方向Xの中心線Fに対して左右対称(線対称)となっている。
短ラグ22の幅方向Xの端部22a、22bは、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに達しておらず、クローラ本体2の幅方向Xの中心(中心線F)と幅方向Xの端部2d、2eとの間に位置している。
短ラグ22の幅方向Xの各端部22a、22bには台形状の立面9bが形成されている。この立面9bの構成は、第1実施形態における第1ラグ7、第2ラグ8の幅方向Xの他端部7b、8bの立面9bと同じである。
短ラグ22の頂面10は平面視で、長方形状とされている。この短ラグ22の頂面10の周方向Yの長さcは、長ラグ21の頂面10の第1縁部14と第2縁部15との周方向Yにおける離間間隔(長ラグ21の頂面10の中途部の周方向Yにおける長さa)とほぼ等しくなっている。
第2実施形態のその他の構成は、第1実施形態とほぼ同様であり、両者が共通する部分には共通符号を付している(以下、他の実施形態において同じ)。
この第2実施形態では、長ラグ21の頂面10の幅方向Xの各端部に傾斜縁部18を形成して、長ラグ21の幅方向Xの各端部21a、21bを先細り状にするとともに、その各端部21a、21bの立面9aを上述した曲面形状に形成することによって、ゴムクローラ1が圃場で旋回したときに、この端部21a、21bに加わる土の抵抗を可及的に小さくでき、これによって、ゴムクローラ1は、旋回性を確保(維持)できる。
さらに、長ラグ21の幅方向Xの端部21a、21bの立面9aは、上述したような連続状の曲面形状とされているため、ゴムクローラ1が旋回した場合でもこの端部21a、21bが旋回方向に押しのける土の量が少なくなり、これによって、ゴムクローラ1の走行跡の地面の凹凸を可及的に小さくできる。
また、クローラ本体2に形成された短ラグ22は、その幅方向Xの端部22a、22bが、クローラ本体2の幅方向Xの端部2d、2eに達していないため、ゴムクローラ1が走行中に旋回した場合に、この短ラグ22の幅方向Xの端部22a、22bの立面9bが押しのける土は、クローラ本体2の外周面2aによってならされるため、地面の凹凸の原因となることはない。
しかも、この短ラグ22が土中に踏み込んだときに、その幅方向Xの端部22a、22bの台形状の立面9bが大きなアンカー効果を発揮するため、ゴムクローラ1は、走行中に幅方向Xにずれることがなく、直進安定性の性能を確保(維持)できる。
図6の第3実施形態では、ラグの配置等が第1実施形態と異なる。第1実施形態では、各ラグ7、8は、幅方向Xに沿った直線状に形成されていたが、各ラグ7、8は、クローラ本体2の幅方向Xに対して所定の角度で傾斜して形成されている。
各ラグ7、8の頂面10には、第1実施形態と同様に、第1縁部14乃至第4縁部17、および直線状の2つの傾斜縁部18が形成されている。
第1縁部14、および第2縁部15は、平面視において、幅方向Xに対して所定の角度で傾斜して形成されている。
2つの傾斜縁部18の一方と他方の幅方向Xの長さは、異なって形成されている。傾斜縁部は、幅方向Xに対して所定の角度で傾斜して形成されている。2つの傾斜縁部18の一方が幅方向Xに対してなす角度と、他方の傾斜縁部18が幅方向Xに対してなす角度は異なっている。
なお、第3実施形態では、第1実施形態で示した係合孔6がクローラ本体2に形成されていない。クローラ本体2の内周面には、スプロケットが係合する突起部(図示せず)が形成されており、ゴムクローラ1は、この突起部をスプロケットが駆動することで走行できるようになっている。
第3実施形態のその他の構成は第1実施形態とほぼ同様の構成である。第3実施形態に係るゴムクローラ1は、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
図7、図8の第4実施形態では、ラグの頂面10の形状が第1実施形態と異なる。この第4実施形態では、ラグ7、8の各頂面10に、水平方向に沿って形成された第1面部24と、この第1面部24に対して所定の角度で傾斜した第2面部25が形成されている。第1面部24は、平面視長方形状に形成されている。第2面部25は平面視台形状に形成されている。
第1面部24の周方向Yの一端部は、第1実施形態とで説明した、頂面10の第1縁部14となっている。また、第1面部24の周方向Yの他端部は、頂面10の第2縁部15となっている。第1面部24の幅方向Xの一端部には、第2面部25が形成されている。また第1面部24の幅方向Xの他端部には、第1実施形態と同様な第4縁部17が形成されている。
第2面部25の幅方向Xの外方側の端部は、第1実施形態で説明した頂面10の第3縁部16となっている。第1面部24と第2面部25の間には、これらを区切る第5縁部19が形成されている。この第5縁部19は、周方向Yに沿って直線状に形成されている。この第5縁部19は、第3縁部16、第4縁部17と平行になっている。
この第2面部25の周方向Yの一端部と他端部は、第1実施形態で説明した傾斜縁部18となっている。この第2面部25は、幅方向Xの外方に向かうにつれて、徐徐に下方(各ラグ7、8の頂面10から基部12に向かう方向をいう)に傾斜している。図8に示すように、第2面部25は、第1面部24を延長するように幅方向Xに沿って引いた直線Gに対して、約2°〜10°の範囲で傾斜した傾斜面となっている。したがって、前記傾斜縁部18は、この直線Gに対して約2°〜10°の範囲で下方に傾斜しており、この点が第1実施形態と異なる。傾斜縁部18のその他の構成は、第1実施形態と同じである。
この第4実施形態では、第1実施形態と同様に、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの端部に傾斜縁部18を形成し、頂面10の幅方向Xの外端部である第3縁部16の周方向Yの長さbをこの頂面10の中途部の周方向Yの長さaの1/2以下にして、各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aの立面9aの面積を可及的に小さくすることができ、これによって、旋回時にこの立面9aに押しのけられる土の量を少なくして、走行跡の地面の凹凸を小さくすることができる。
第4実施形態のその他の点は、第1実施形態と同じ構成であり、本実施形態にに係るゴムクローラ1は、第1実施形態と同様に、旋回性、直進安定性を確保(維持)することができる。さらに、各ラグ7、8の頂面10の幅方向Xの外端部側には、前記第1面部に対して所定の角度で傾斜した第2面部25(傾斜面)が形成されているので、ゴムクローラ1が旋回したときに、土の抵抗を受けにくく、土中から浮き上がりやすくなる。したがって、ゴムクローラ1は、旋回性がさらによいものになっている。また、この第2面部25が第1面部24に対して所定の角度で傾斜して形成されることで、各ラグ7、8の幅方向Xの一端部7a、8aの立面9aの高さが低くなるため、この立面9aの面積がさらに小さくなり、ゴムクローラ1は、旋回性が向上するとともに、圃場の走行跡の凹凸を、より小さくすることができる。
図9の第5実施形態では、傾斜縁部18の形状が第1実施形態と異なる。
第1実施形態では、傾斜縁部18が直線状に形成されていたが、この第5実施形態では傾斜縁部18は曲線状に形成されている。この傾斜縁部18は、所定の曲率半径の円弧状に形成されている。第5実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同じである。
この第5実施形態のように、傾斜縁部18を円弧状に形成した場合においても、各ラグ7、8の幅方向Xの端部7a、8aの立面9aの面積を可及的に小さくし、ゴムクローラ1の旋回時にこの立面9aに押しのけられる土の量を少なくして、走行跡の地面の凹凸を小さくすることができる。しかも、ゴムクローラ1は、旋回性、直進安定性の性能を確保(維持)できる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限らず、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第1実施形態では、各ラグ7、8の頂面10には2つの傾斜縁部18が形成されていたが、この傾斜縁部18を第1縁部14側または第2縁部15側の一方のみに形成するようにしてもよい(他の実施形態において同じ)。第5実施形態では、各ラグ7、8の各頂面10に2つの円弧状の傾斜縁部18が形成されていたが、このうちの1つを円弧状とし、もう1つを第1実施形態で示したような直線状に形成するようにしてもよい。
第1実施形態では、第1ラグ7と第2ラグ8の幅方向Xの長さが等しくなっていたが、これらの長さが異なっていていてもよい。
第1実施形態において、千鳥状に配置されたラグ7、8の端部7a、8aの立面9aを、第2実施形態の長ラグ21の端部21aの立面9aのように、曲面形状に形成するようにしてもよい。このようにした場合でも、第2実施形態で説明したように、ゴムクローラ1は、直進性、旋回性の性能を確保したままで、走行跡の地面の凹凸を小さくできる。
第2実施形態において、長ラグ21の端部21aの立面9aを曲面状にせずに、第1実施形態で示した台形状の立面9aとしてもよい。このようにした場合でも、第1実施形態で説明したように、ゴムクローラ1は、直進性、旋回性の性能を確保したままで、走行跡の地面の凹凸を小さくできる。
本発明は、コンバイン等の作業機械の走行装置に装着して使用できる。
本発明の第1実施形態に係るゴムクローラの接地面側からみた部分平面図である。 図1のA−A矢示線断面図である。 ラグの幅方向の端部の拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に係るゴムクローラの接地面側からみた部分平面図である。 ラグの幅方向の端部の拡大平面図である。 本発明の第3実施形態に係るゴムクローラの接地面側からみた部分平面図である。 本発明の第4実施形態に係るゴムクローラの接地面側からみた部分平面図である。 図7のBーB矢示線断面図である。 本発明の第5実施形態に係るゴムクローラのラグの幅方向の端部の拡大平面図である。
符号の説明
1 ゴムクローラ
2 クローラ本体
2a クローラ本体の外周面
2d クローラ本体の幅方向の端部
2e クローラ本体の幅方向の端部
4 芯金
7 ラグ
8 ラグ
9a 立面
10 頂面
16 頂面の幅方向の外端部
18 傾斜縁部
21 長ラグ
21a 長ラグの幅方向の端部
22 短ラグ

Claims (6)

  1. 無端帯状のクローラ本体の外周面に、このクローラ本体の幅方向の一端部側に片寄って形成されたラグと、クローラ本体の幅方向の他端部側に片寄って形成されたラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、
    前記各ラグの頂面の幅方向の一端部に、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記頂面の幅方向の外端部の周方向の長さが頂面の中途部の周方向の長さの1/2以下とされていることを特徴とするゴムクローラ。
  2. 無端帯状のクローラ本体の外周面に、幅方向の長さの長い長ラグと、幅方向の長さの短い短ラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、
    前記長ラグの頂面の幅方向の端部には、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記長ラグの幅方向の端部の立面は、このラグの周方向一方側の立面から他方側の立面にかけて連続状となるような曲面形状とされていることを特徴とするゴムクローラ。
  3. 無端帯状のクローラ本体の外周面に、このクローラ本体の幅方向の一端部側に片寄って形成されたラグと、クローラ本体の幅方向の他端部側に片寄って形成されたラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、
    前記各ラグの頂面の幅方向の一端部に、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記各ラグの幅方向の一端部の立面は、このラグの周方向一方側の立面から他方側の立面にかけて連続状となるような曲面形状とされていることを特徴とするゴムクローラ。
  4. 無端帯状のクローラ本体の外周面に、幅方向の長さの長い長ラグと、幅方向の長さの短い短ラグとが周方向に交互に形成され、各ラグの先端部に平坦面状の頂面が形成されており、
    前記長ラグの頂面の幅方向の端部には、クローラ本体の幅方向の外方に向かうにつれて、この頂面の周方向の長さが徐徐に短くなるように傾斜する傾斜縁部が形成されるとともに、前記頂面の幅方向の外端部の周方向の長さが頂面の中途部の周方向の長さの1/2以下とされていることを特徴とするゴムクローラ。
  5. 前記傾斜縁部が設けられたラグの幅方向の端部がクローラ本体の幅方向の端部に一致して形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴムクローラ。
  6. 前記クローラ本体には、前記ラグに対応する位置に芯金が埋設されており、この芯金の幅方向の長さがクローラ本体の幅方向の長さの40%〜70%とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴムクローラ。


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