JP2007326340A - インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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稔明 広沢
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Abstract

【課題】 低加重で液体吐出基板の裏面とバンプを熱抵抗の少ない状態で接合し放熱性に優れた安価なインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
【解決手段】 記録素子基板の裏面と配線部材や放熱部材とを金属バンプにより接合し熱的な接続を行う構成のヘッドにおいて、金属バンプと記録素子基板裏面との間に熱伝導樹脂を充填させて接合することにより記録素子基板と金属バンプの接合界面の熱抵抗を減少させ記録素子基板から配線部材や放熱板への放熱特性を向上させる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、インク等の記録液を吐出して記録動作を行う記録装置、この記録装置に適用される記録ヘッド、この記録ヘッドに適用される記録素子基板に関するものである。なお、本発明は、一般的なプリント装置のほか、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリント部を有する各種処理装置と複合的に組み合わされた産業用記録装置に適用することができる。
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置であり、高速な記録と様々な記録媒体に対して記録することが可能であって、記録時における騒音がほとんど生じないといった特徴を持つ。このようなことからインクジェット記録装置は、プリンタ、ファクシミリ、及び複写機などの記録機構を担う装置として広く採用されている。
このインクジェット記録装置における代表的なインク吐出方式としては、電気熱変換素子を用いた方式がある。この方式は、微小な吐出口から微少な液滴を吐出させて、記録媒体に対し記録を行うものとなっており、一般に、液滴を形成するためのインクジェット記録ヘッドと、このヘッドに対してインクを供給する供給系と電気的エネルギーを与える電気回路基板とから構成される。
電気熱変換素子を用いたインクジェット記録ヘッドは、電気熱変換素子を記録液室内に設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることにより記録液に熱エネルギーを与え、そのときの記録液の相変化により生じる記録液の発泡時(沸騰時)の気泡圧力を記録液滴の吐出に利用したものである。さらに電気熱変換方式を用いたインクジェット記録ヘッドの場合、電気熱変換素子が配列された基板に対して平行に記録液を吐出させる方式(エッジシューター)と電気熱変換素子が配列された基板に対して垂直に記録液を吐出させる方式(サイドシュータ)とがある。
これらのインクジェット記録ヘッドは、たとえば、液体吐出基板は、インクを供給する支持部材に接着剤で固定され、かつ、液体吐出基板のインク供給孔と支持部材の供給穴は、密着、密閉されインクを供給する。さらに、液体吐出基板の温度上昇によりインクの吐出性能が低下しないように、支持部材は、アルミナなど液体吐出基板と同等の熱伝導率を有する材料で形成されている。
ところで、近年、フォトプリンタと呼ばれる、複数の色インクを用いて写真のような色空間を高速度に表現できるようなプリンターが販売されている。そこで、ノズルの数も倍増の一途を歩み、たとえば、合計5376本といったノズルを配列した高密度ヘッドも開発され、カラーで約12枚/分のプリントスピードが実現している。さらに、解像度も、倍増の一途を歩み、例えば、4800×2400dpiなどの高解像度が図られている。そして、例えば、2plのインク滴を正確に吐出し、粒状感を感じさせない階調表現も図られている。このような状況のもと、更なる高解像度、高速度のプリンタを達成する、インクジェット記録ヘッドが望まれている。一方、プリンタの低価格化も進んでおり、更なる高解像度、高速度を同一の価格で達成することが望まれている。
したがって、液体吐出基板において、ノズル数の増加による高速化と、ノズルピッチの狭化による高解像度化と、チップ寸法のシュリンクによるコストダウンが望まれている。しかしながら、シュリンクされた液体吐出基板では、前述の支持部材との接着面積が減少し、液体吐出基板から支持部材への熱伝導が低下し、著しい温度上昇によりインクの吐出性能に悪影響が生じやすい。
液体吐出基板の放熱を向上させる構造として、例えば、特開2002−316419 インクジェットプリントヘッドが、提案されている。このインクジェットプリントヘッドは、図12に示されるように、ガラス基板115の上面に金属膜116を形成し下面にも金属膜117を形成し、上面の金属膜116上に絶縁膜125、発熱抵抗体膜126、発熱抵抗体126a、個別配線電極127、共通電極128、隔壁129、及びインク吐出孔132を備えたオリフィス板131を順次積層して、ガラス基板115にはインク供給溝133及びインク供給孔134を穿設してヘッド部を形成する。更にスルーホール123を穿設し、その内壁に金属膜124を形成してこの金属膜124により基板両面の金属膜116及び117を熱結合する。更に下面の金属膜117を介してインクジェットプリントヘッド135全体をダイボンデング剤136により放熱板137にダイボンデングする。上面の印字部で発生する熱は金属膜116、124、117と伝導し、放熱板137を介して外部に放散される。しかしながら、シュリンクされた基板では、下面の金属膜117の面積が減少するため、放熱板137への放熱効果が低下してしまう。
一方、裏面に電極を設けた構造として、特開平11−192705には、スケーラブルなワイドアレイインクジェットプリントヘッドおよびその製作方法が、提案されている。このヘッドは、図13、図14に示されるように、複数のシリコンを材料としたプリントヘッドダイ218の裏面が、支持基板220の第1の面に装着され、複数の駆動回路230と複数の論理回路が、セラミックを材料とした支持基板220の第2の表面に装着されている。電気制御信号は、駆動回路230、論理回路に、支持基板220を介して供給され、支持基板220の貫通開口部210、濡れ金属276、はんだ278、濡れパッド268、プリントヘッドダイ218のテーパー状に開口した相互接続280、表面の導電性パターン207を通じて、表面の印刷要素224に電気エネルギーが与えられ、さらに、プリントヘッドダイ218の表面のノズル開口部238より、インクを吐出する。また、インクは、複数の駆動回路230と複数の論理回路を避けて開口された、支持基板220のインク補充スロット232から供給され、プリントヘッドダイ218のテーパー状に開口したインク補充流路242、供給流路244、ノズルチャンバ236へ供給される。ここで、相互接続280とインク補充流路242は、例えば、テトラメチル水酸化アンモニウムエッチングにより形成されるため、テーパー形状となる。この構造では、プリントヘッドダイ218の裏面の濡れパッド268から、はんだ278を介して支持基板220の第1の面の濡れ金属276に熱を伝導することができ、はんだ278による金属結合のため、前述の一般に樹脂分を含むダイボンデング剤を利用した結合より熱伝導性が優れている。
特開2002−316419号公報 特開平11−192705号公報
しかしながら、はんだバンプは高温で接続しなけれならず液体吐出基板の液体吐出ノズルが樹脂で形成されている場合には樹脂の耐熱温度以上では使用できないまた超音波を用いてバンプを接合する場合も液体吐出基板に形成されている半導体素子にダメージを与えたりまた液体吐出ノズルの表面に傷を発生させたり液体吐出基板と液体吐出ノズルを剥離させるといった問題が生じることがあった。そのため液体吐出基板とバンプの接合は圧着方式が適しているが低加重で液体吐出基板の裏面とバンプを熱的に良好に接続することは非常に困難である。
本発明の目的は、上記各問題を解決し、低加重で液体吐出基板の裏面とバンプを熱抵抗の少ない状態で接合し放熱性に優れた安価なインクジェット記録ヘッドを提供することにある。さらには、その記録ヘッドの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出記録ヘッドは、表面側に電気信号に応じて液体吐出口から液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生させるエネルギー発生手段を備え、裏面側に液体供給口と電極を備えた液体吐出基板と、液体吐出基板からの熱を放熱させるための放熱部材と、前記放熱部材を保持し、前期液体吐出基板に液体を供給する液体供給口を有した保持部材とを備え、液体吐出基板の裏面と前記放熱部材とをバンプを接合させて熱的な接続を行うインクジェット記録ヘッドでありバンプと前記液体吐出基板との間に熱伝導性樹脂が充填されており、液体吐出基板の裏面と放熱部材との間に接着性を有する樹脂が充填されていることを特徴とする。
また前記バンプ表面には凹部が形成されておりバンプの凹部と液体吐出基板の間に熱伝導性樹脂が充填されていることを特徴とする。
またバンプの表面全体が熱伝導性樹脂で覆われていることを特徴とする。
さらに前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化した後に前記熱伝導性樹脂をバンプ表面に塗布しその後バンプと液体吐出基板を接合することを特徴とする製造方法でありまた前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化した後に前記熱伝導性樹脂をバンプ表面に塗布しその後バンプと液体吐出基板を接合しバンプ外周部を封止樹脂で覆うことを特徴とする製造方法でありさらに前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化するツールに前記熱伝導性樹脂を塗布しバンプをフラット化する際にバンプ側に熱伝導樹脂を転写することを特徴とする製造方法である。
上記のように構成された本発明においては、小さな記録素子基板でも放熱性に優れ、安価なインクジェット記録ヘッドを提供することが可能である。
(実施例1)
以下に、本発明の実施例について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例の記録ヘッド全体を示す外観斜視図である。
図2は図1の記録ヘッドに使用される記録素子基板の概略斜視図であり、図3は図2を部分的に拡大した斜視図である。
図4は図1におけるA−A断面を表す模式図であり、電極近傍の断面図となっている。図5は図1におけるB−B断面を表す模式図であり、図6は図1におけるC−C断面を表す模式図である。
図7は図6のD部の拡大詳細図である。
図1〜7において、H1100は記録素子基板、H1200は保持部材、H1300はフレキシブル配線基板、H1500はインク供給部材である。
記録ヘッドH1001は、インクジェット記録装置本体に載置されているキャリッジ(不図示)の位置決め手段及び電気的接点によって固定支持される。インクタンク(不図示)は記録ヘッドH1001に対して着脱自在であり、インクタンクが交換可能となっていることにより、インクジェット記録装置における印刷のランニングコストが低減される。
まず記録素子基板H1100は図2、図3に示すように記録液・インクを吐出するための吐出口H1107が開口しており、吐出口H1107が複数列をなすことで、吐出口列H1108を形成している。吐出口列H1108の裏面側には記録液を供給するための液体供給口H1102が、吐出口列H1108の長さとほぼ等しい長さで開口している。液体供給口H1102からの記録液は発泡室H1109に入り、電気熱変換素子H1103によって、記録液が発泡し、吐出口H1107から記録液の吐出が行われることとなる。また記録素子基板の端部には電気的な信号を送るための複数の電極H1104が形成されている。電極H1104からは、記録素子基板を貫通する不図示の貫通配線が設けられ、記録素子基板の裏面側に形成される裏面電極H1124へと配線がつながっている。
上述したが、図4、図5に示すように、記録素子基板H1100の端部には、電気信号を送るための電極等が形成されている。記録素子基板H1100には、レーザーやエッチング等で形成された貫通スルホールH1120が開いていて、記録素子基板H1100の表面の電気配線を裏面電極H1124につなげる貫通配線が形成されている。
記録素子基板H1100の下には、フィルム状の配線部材として本実施例ではフレキシブル配線基板H1300を配置した、フレキシブル配線基板H1300の配線層H1305により形成された電極端子H1302上に、バンプH1105が形成されている。さらにバンプH1105と裏面電極H1124が接合することで、電気的接続がなされ、記録液を吐出するのに必要な電力や電気的信号が、フレキシブル配線基板から記録素子基板へ供給される。電気接合部は、封止剤(あるいは接着剤)H1311により封止されており、電気接合部を、記録液による腐食や、耐衝撃などから保護している。
フレキシブル配線基板H1300の下には保持部材H1200が設けられていて、保持部材H1200とフレキシブル配線基板H1300とは接着剤H1310により接合されている。
図6に示すように、保持部材H1200には液体供給口H1201が、フレキシブル配線基板H1300には液体供給穴H1301が形成されている。保持部材H1200の液体供給口H1201と、フレキシブル配線基板H1300の液体供給穴H1301と、記録素子基板H1100の液体供給口H1102とが連通することで、第1の液体供給部材H1500から供給された記録液が、記録素子基板H1100まで供給されることとなる。図6に示すバンプH1105は電気的な信号を送るのに用いても良いが、記録素子基板H1100が吐出により発生する熱をフレキシブル配線基板H1300を通して、保持部材H1200へと逃がす放熱目的で使用しても良い。
本実施例ではこのバンプH1105と記録素子基板H1100との熱的な接続をよくしたものであり、図7にその構成を示した。
図7の構成ではまずフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305の上にバンプH1105を超音波ボンディングにより形成しその後バンプ表面をプレスして表面を平らにしその表面に熱伝導樹脂H1312を(銀ペースト)塗布し記録素子基板H1100をのせ圧着し、最後に記録素子基板H1100の周囲から記録素子基板H1100とフレキシブル配線基板H1300の間に封止剤H1311を流し込む構成とした。
この構成によると記録素子基板H1100とバンプH1105とは熱伝導樹脂H1312を介して接続されるため記録素子基板H1100とバンプH1105の間の熱抵抗を十分に小さくすることができるため記録素子基板H1100からフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305への熱伝導が良好に行える。
またこのバンプ接続の製造方法としては不図示ではあるがまずフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305の上にバンプH1105を超音波ボンディングにより形成しその後バンプ表面をフラット化ツールでプレスして表面を平らにする。そして図11(a)に示すようにフラット化ツールH1400の表面に熱伝導樹脂H1312をほぼ均一な厚さに塗布しフラット化ツールをバンプ表面に押し当てる(図11(b))その後フラット化ツールを除去するとバンプ上に熱伝導樹脂H1312がバンプ上に転写される。(図11(c))従って記録素子基板をバンプ上に配置し圧接することにより記録素子基板とバンプが接合され記録素子基板H1100の周囲から記録素子基板H1100とフレキシブル配線基板H1300の間に封止剤H1311を流し込むことにより完成する。この製造方法によってひとつのツールでバンプ表面のフラット化と熱伝導樹脂の塗布が行えるため製造工程が簡略化される。
(実施例2)
以下に、本発明の他の実施例について、図を用いて説明する。
図8は図7と同様に図6におけるD部の拡大詳細図である。
本実施例ではバンプH1105と記録素子基板H1100との接続界面の表面に凹部を形成しその中に熱伝導樹脂H1312を充填させ記録素子基板との接続を行うものである。
この構成ではまずフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305の上にバンプH1105を超音波ボンディングにより形成しその後バンプ表面をプレスして表面に図に示すような凹形状を形成する(この凹形状形成は一度バンプ表面をプレスで平坦化した後に行っても良い)
そしてその凹部に熱伝導樹脂H1312を(銀ペースト)塗布し記録素子基板H1100をのせ圧着し、最後に記録素子基板H1100の周囲から記録素子基板H1100とフレキシブル配線基板H1300の間に封止剤H1311を流し込む構成とした。
この構成によると、バンプH1105の表面に凹形状が形成されているため熱伝導樹脂H1312が確実にバンプH1105上に塗布することができるとともにバンプH1105と記録素子基板H1100を接合した際にも十分な量の熱伝導樹脂H1312をバンプH1105上に保持することが可能となりまたバンプH1105への密着性も十分得ることができる。
したがって、記録素子基H1100とバンプH1105の接続部の熱抵抗を十分小さくすることができるため、記録素子基板H1100からフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305への高い熱伝導性を得ることができる。
なお、バンプH1105の表面に形成する凹部H1106は簡易な形状で熱伝導樹脂H1312を保持できる形状であればどんな形状でもよく形状例を図9に示す。
(実施例3)
以下に、本発明の他の実施例について、図を用いて説明する。
図10は図7と同様に図6におけるD部の拡大詳細図である。
本実施例ではバンプH1105と記録素子基板H1100との接続界面に熱伝導樹脂H1312を充填させさらにバンプH1105の全表面を熱伝導樹脂H1312で覆い記録素子基板H1100との接続を行うものである。
この構成ではまずフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305の上にバンプH1105を超音波ボンディングにより形成しその後バンプ表面をプレスして表面を平坦化しバンプH1105全体を覆うように熱伝導樹脂H1312を(銀ペースト)塗布し記録素子基板H1100をのせ圧着し、最後に記録素子基板H1100の周囲から記録素子基板H1100とフレキシブル配線基板H1300の間に封止剤H1311を流し込む構成とした。
この構成によると、バンプH1105と記録素子H1100との接続界面だけではなくバンプH1105の全表面が熱伝導性樹脂H1312に覆われているため見かけ上バンプの断面積が増やしたことと同じになるため記録素子基板H1100からフレキシブル配線基板H1300の配線層H1305の熱抵抗を減らすことができ良好な熱伝導特性を得ることができる。
本発明の実施例に用いられる記録ヘッドの外観斜視図 本発明の記録ヘッドに用いられる記録素子基板の全体概略を示す斜視図 本発明の記録ヘッドに用いられる記録素子基板の詳細を示す斜視図 本発明の実施例に用いられる記録ヘッドのA−A断面図 本発明の実施例に用いられる記録ヘッドのB−B断面図 本発明の実施例に用いられる記録ヘッドのC−C断面図 本発明の第1の実施例を示す断面図 本発明の第2の実施例を示す断面図 本発明の第2の実施例の第2の形態を示す断面図 本発明の第3の実施例を示す断面図 (a),(b),(c):本発明の製造方法を説明するための断面図平面図 従来例を示す記録ヘッドの上面図と断面図 別の従来例を示す記録ヘッドの構成を示す外観斜視図 別の従来例を示す記録ヘッドの構成を示す模式断面図
符号の説明
H1001、H1001′ 記録ヘッド
H1100 記録素子基板
H1101 一体型の記録素子基板
H1102 液体供給口
H1103 電気熱変換素子
H1104 電極
H1105 バンプ
H1106 液体流路壁
H1107 吐出口
H1108 吐出口列
H1110 Si基板
H1120 貫通スルホール
H1122 貫通配線
H1124 裏面電極
H1200、H1200′保持部材
H1201、H1201′液体供給口
H1300 フレキシブル配線基板
H1301 液体供給穴
H1302 電極端子
H1303 外部信号入力端子
H1304 ベースフィルム
H1305 配線層
H1306 カバーフィルム接着剤
H1307 カバーフィルム
H1310 接着剤
H1311 封止剤
H1312 熱伝導樹脂
H1400 フラット化ツール
H1500 第1の液体供給部材
H1501、H1501′装着ガイド
H1502 液体供給口
H1600 第2の液体供給部材
H1601 液体流路
H1700 フィルター
H1800 シールゴム
H1900 インクタンク
101 液体吐出基板
102 液体吐出基板
103 電気配線部材
104 オリフィスプレ−ト
105 吐出口
106 液体吐出基板のインク供給口
107 バンプ
108 リ−ド電極
109 保持部材のインク供給口
110 封止剤
111 接着剤
210 ワイドアレイインクジェットペン
212 ワイドアレイプリントヘッド
214 ペン本体
216 内部チャンバ
218 プリントヘッド
220 支持基板
230 駆動回路
238 ノズル開口部
242 インク供給口

Claims (8)

  1. 表面側に電気信号に応じて液体吐出口から液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生させるエネルギー発生手段を備え、裏面側に液体供給口と電極を備えた液体吐出基板と、
    液体吐出基板からの熱を放熱させるための放熱部材と、
    前記放熱部材を保持し、前期液体吐出基板に液体を供給する液体供給口を有した保持部材とを備え、
    液体吐出基板の裏面と前記放熱部材とをバンプを接合させて熱的な接続を行うインクジェット記録ヘッドにおいて
    バンプと前記液体吐出基板との間に熱伝導性樹脂が充填されており、液体吐出基板の裏面と放熱部材との間に接着性を有する樹脂が充填されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記バンプ表面には凹部が形成されておりバンプの凹部と液体吐出基板の間に熱伝導性樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. バンプの表面全体が熱伝導性樹脂で覆われていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記熱伝導性樹脂が銀ペーストであることを特徴とする請求項1〜3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記熱伝導性樹脂が金属フィラーを多量に含んだ樹脂であることを特徴とする請求項1〜3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化した後に前記熱伝導性樹脂をバンプ表面に塗布しその後バンプと液体吐出基板を接合することを特徴とする請求項1〜5に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  7. 前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化した後に前記熱伝導性樹脂をバンプ表面に塗布しその後バンプと液体吐出基板を接合しバンプ外周部を封止樹脂で覆うことを特徴とする請求項1〜6に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
  8. 前記複数のバンプを形成しその表面の一部または全部をフラット化するツールに前記熱伝導性樹脂を塗布しバンプをフラット化する際にバンプ側に熱伝導樹脂を転写することを特徴とする請求項1〜5に記載のインクジェット記録ヘッドの製造方法。
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