JP2007325378A - 回転電機及びガスタービンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】電機子巻線の銅損を低減しつつ、回転子に発生する渦電流損を低減することができる回転電機を提供する。
【解決手段】複数のスロットが回転軸方向に設けられた固定子鉄心2と、一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されて巻回される複数の電機子巻線と、前記固定子鉄心の内部で回転し、複数の磁極を備える回転子3と、を備える回転電機100であって、前記各電機子巻線は、単一の被覆導線を用いて巻回され、前記固定子鉄心の一端側に引出線を設けた、ことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】複数のスロットが回転軸方向に設けられた固定子鉄心2と、一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されて巻回される複数の電機子巻線と、前記固定子鉄心の内部で回転し、複数の磁極を備える回転子3と、を備える回転電機100であって、前記各電機子巻線は、単一の被覆導線を用いて巻回され、前記固定子鉄心の一端側に引出線を設けた、ことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、スロットの外層と内層とに交互に挿入される電機子巻線を用いた回転電機及びガスタービンシステムに関する。
一般に回転電機において、発電機の高効率化は最も重要な課題の1つである。発電機の高効率化を図るためには、コイルエンドの寸法を低減して、銅損を低減することと、ロータ(回転子)で発生する電気損(渦電流損)を低減することと、が考えられる。ここで、コイルエンドとは、一のスロットから他のスロットへ巻き回される被覆銅線の部分を呼び、スロットに入る被覆銅線同士が接続される部分である。
コイルエンドの回転軸方向長さの小型化を図る技術として、例えば、特許文献1に示すように、コイルエンドの被覆銅線を、固定子の半径方向の内側と外側にそれぞれ曲げる技術が提案されている。これによれば、コイルエンドの一つに接続点を持たないので、回転軸方向長を短くすることができる。
また一般に、タービン発電機に使用される二層巻の同期機(同期発電機)においては、回転子(ロータ)で発生する渦電流損(電気損)を低減するために、短節巻が採用され、この短節巻は、例えば、特許文献2に開示されている。ここで短節巻とは、磁極ピッチよりもコイルピッチを小さくする巻線方法をいい、特に、三相機の場合は、巻線ピッチと磁極ピッチとの比(短節度β)を5/6とすることにより、第5次と第7次の空間高調波が低減される。
特開2004−282858号公報 (請求項1,図3)
特開2000−350396号公報 (段落番号0012,0031)
コイルエンドの回転軸方向長さの小型化を図る技術として、例えば、特許文献1に示すように、コイルエンドの被覆銅線を、固定子の半径方向の内側と外側にそれぞれ曲げる技術が提案されている。これによれば、コイルエンドの一つに接続点を持たないので、回転軸方向長を短くすることができる。
また一般に、タービン発電機に使用される二層巻の同期機(同期発電機)においては、回転子(ロータ)で発生する渦電流損(電気損)を低減するために、短節巻が採用され、この短節巻は、例えば、特許文献2に開示されている。ここで短節巻とは、磁極ピッチよりもコイルピッチを小さくする巻線方法をいい、特に、三相機の場合は、巻線ピッチと磁極ピッチとの比(短節度β)を5/6とすることにより、第5次と第7次の空間高調波が低減される。
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、コイルエンドのコイルを固定子の半径方向の内側と外側に曲げる同心巻であるため、短節巻を用いて回転子に発生する電気損(渦電流損)の低減を図ることができない。
また、特許文献2を含む一般的な二層巻の同期機においては、スロット毎に挿入したコイル同士をコイルエンドでろう付け接続しているため、コイルエンドの回転軸方向長が長くなってしまうという課題がある。特に、マイクロガスタービンに使用される発電機(回転電機)は、数万rpmの超高速で回転させ、高い周波数で発電することが好ましく、特に、渦電流損が問題となる。また、コイルエンドの回転軸方向長さが長い場合は、振動が増加するという問題がある。
また、特許文献2を含む一般的な二層巻の同期機においては、スロット毎に挿入したコイル同士をコイルエンドでろう付け接続しているため、コイルエンドの回転軸方向長が長くなってしまうという課題がある。特に、マイクロガスタービンに使用される発電機(回転電機)は、数万rpmの超高速で回転させ、高い周波数で発電することが好ましく、特に、渦電流損が問題となる。また、コイルエンドの回転軸方向長さが長い場合は、振動が増加するという問題がある。
そこで、本発明は、電機子巻線の銅損を低減しつつ、回転子に発生する渦電流損を低減することができる回転電機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の回転電機は、複数のスロットが回転軸方向に設けられた固定子鉄心と、一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されて巻回される複数の電機子巻線と、前記固定子鉄心の内部で回転し、複数の磁極を備える回転子と、を備える回転電機であって、前記各電機子巻線は、単一の被覆導線を用いて巻回され、前記固定子鉄心の一端側に引出線を設けた、ことを特徴とする。ここで。外層とは径方向外側領域をいい、内層とは径方向内側領域をいう。
これによれば、単一の被覆導線を用いて一端側に引出線を設けたので、他端側には引出線が設けられていない。このため、他端側のコイルエンドが短くなり銅損が低減する。また、電機子巻線は、一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されるので、同心巻とならず、磁極ピッチよりもコイルピッチが小さい短節巻を行うことができる。短節巻を行うことにより、空間高調波が低減され、渦電流損が低減する。
また、前記各電機子巻線は、被覆導線が前記固定子鉄心の一端側から前記内層及び外層のうち一の層に挿入され、この一の層から引き出された前記被覆導線が前記固定子鉄心の他端側から前記他のスロットの前記一の層と異なる他の層に挿入され、この他の層から引き出された前記被覆導線が前記一端側から前記一のスロットに隣接するスロットの前記一の層に相当する層に挿入されて形成することができる。
本発明によれば、電機子巻線の銅損を低減することができる回転電機を提供することができる。更に、短節巻によれば、渦電流損を低減することができる。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態である回転電機は、マイクロガスタービンに使用される高速発電機であり、回転子(ロータ)に永久磁石を組み込んだ永久磁石式回転電機である。
図1の断面図において、回転電機100は、筒形状の側部ハウジング1Aと略円盤状の端部ハウジング1B,1Cとをボルト(図示せず)で互いに連結して構成されたハウジング1と、回転軸4を回転自在に固定し、ハウジング1に固定される軸受8A,8Bと、回転軸4に固定され、N極とS極との2極を備えた回転子3と、回転子3の外周に位置し、間隔5を保ちつつハウジング1に固定される固定子鉄心2とを備える。
本発明の一実施形態である回転電機は、マイクロガスタービンに使用される高速発電機であり、回転子(ロータ)に永久磁石を組み込んだ永久磁石式回転電機である。
図1の断面図において、回転電機100は、筒形状の側部ハウジング1Aと略円盤状の端部ハウジング1B,1Cとをボルト(図示せず)で互いに連結して構成されたハウジング1と、回転軸4を回転自在に固定し、ハウジング1に固定される軸受8A,8Bと、回転軸4に固定され、N極とS極との2極を備えた回転子3と、回転子3の外周に位置し、間隔5を保ちつつハウジング1に固定される固定子鉄心2とを備える。
固定子鉄心2は、中空円板状(環状)の薄い電磁鋼板2Aが積層されて円筒形状に形成され、電機子巻線であるコイル9を形成するための溝であるスロット10(図2参照)が複数設けられたものである。コイル9は、絶縁皮膜が形成された銅線の束により形成され、スロット10に巻回されている。コイル9(9U,9V,9W)は、固定子鉄心2の端面近傍のスロット外で折り返され、他のスロット(図示せず)に挿入されるように巻回される。また、コイル9は、被覆導線の束であるリッツ線(図10の外観図及び断面図参照)を用いており、表皮効果による交流抵抗の増加や漏れ磁束によるコイル導体の渦電流損失の増加が抑えられ、高効率な回転電機を得ることができる。
このコイル9が折り返される固定子鉄心2の端面近傍をコイルエンド9A,9Bと称する。図示しない中性線及び端子線の接続端を有する端部を接続側(図1の左側)と称し、接続端を有しない端部を反接続側(図1の右側)と称することにする。回転子3は、回転子鉄心3Aと、回転子鉄心3Aの外周に配置された永久磁石6と、永久磁石6の飛散防止のため、永久磁石6の外周に設けられた保持環7とを備えている。また、保持環7は非磁性の金属を用いており、金属の熱伝導のよさにより、回転子3の保持環表面で発生する渦電流損を効率よく冷却することができる。なお、固定子鉄心2と、コイル9とを含めて固定子が構成され、保持環7と固定子の内面との間に間隔5が設けられている。
図2は固定子鉄心2の反接続側から見たコイル9の接続図であり、図3はコイル9の結線図である。図2において、固定子鉄心2は、径方向に24個のスロット10を備え、内面の24個のティースが回転子3(図1参照)の外面と近接する。また、各スロット10は、2本の被覆導線が挿入される空間であり、この空間の径方向内側の領域である内層及び径方向外側の領域である外層にコイル9のコイル辺が配置される。また、コイル9(9U,9V,9W)は、三相、二極、スロット数24で短節度β=5/6の短節巻のコイルである。ここで、短節度βは、巻線ピッチと磁極ピッチとの比であり、三相機の場合はβ=5/6として、第5次と第7次の空間高調波が低減される。また、短節巻とは、磁極ピッチよりもコイルピッチを小さくする巻線方法であり、空間高調波が低減される。説明のため、太線で示した2本の巻線は、同一のスロットから引き出され、あるいは挿入されているが、対向するスロットと異なる両側方向のスロットに挿入されている。なお、二極の場合、コイル9の巻線が電気的に180度隔てている場合が全節巻である。また、図2に記載されているA−A’矢視線は、後記する図4、図5の断面の視線方向を示している。
図3の結線図においては、1番から24番までの各スロットの内層に挿入される被覆導線が実線で示され、各スロットの外層に挿入される被覆導線が破線で記載され、24番の被覆導線に隣接して、1番及び2番の被覆導線が重畳して記載されている。また、接続側では、被覆導線の端末が引き出され、中性点側9W−,9V−,9U−が中性点接続端として引き出され、端子側9W+,9V+,9U+が電源接続端として回転電機100の外部に引き出される。これらの、中性点側9W−,9V−,9U−、及び、端子側9W+,9V+,9U+の端末を引出線という。なお、中性点側9W−,9V−,9U−は、別途、互いに接続され中性線とされる。
一例として、中性点側9U−の被覆導線(の一部)が、太線で記載されており、13番のスロットの内層を通過し、この内層で引き出された被覆導線は反接続側で折り返され、23番のスロットの外層に挿入される。23番のスロットの外層から引き出された被覆導線は、接続側で折り返され、13番に隣接する14番のスロットの内層に挿入される。この挿入された被覆導線は、反接続側で4回折り返され、2番の外層に挿入される。
すなわち、コイル9は、被覆導線が固定子鉄心の一端側から内層及び外層のうち一の層に挿入され、この一の層から引き出された被覆導線が固定子鉄心2の他端側から他のスロット10の一の層と異なる他の層に挿入され、この他の層から引き出された被覆導線が一端側から一のスロット10に隣接するスロット10の一の層に相当する層に挿入されて形成されている。
さらに、反接続側で2番の外層に挿入された被覆導線は、接続側で、14番のスロットの外層に挿入され(このとき、図面の右端から左端に移動している。)、14番のスロットの外層を通過した被覆導線は、反接続側で4番のスロットの内層に挿入される。同様に反接続側で4回折り返されて、反接続側で1番のスロットの内層に挿入された被覆導線は接続側で9U+の接続端子とされる(このとき、図面の左端から右端に移動している。)。このように、各相の被覆導線は、単一の被覆導線が用いられている。
通常の同期機においては、スロット10毎にコイルを挿入し、コイルエンド9A,9Bでコイル同士をろう付け接続しているが、本実施形態の回転電機100は、このように、コイルエンド9A,9Bの回転軸方向の長さを短くするために、各相のコイルを1本の被覆導線で連続的に組線している。また、13番及び14番の2本のスロットが重複しており、短節巻にされている。
また回転電機100のスロット数をNsとし、極数をPとするとき、反接続側のコイルエンドの回転軸方向断面は、(Ns/P・5/6+1)本以下の被覆導線で構成している。すなわち、短節巻の短節度が5/6以下であることを示している。図3においては、スロット数:24,極数:2であり、このときの被覆導線の本数は11本となる。図3のC−C’断面において被覆導線は実線及び破線を含めて11本であり、他の断面、例えば、B−B’断面では10本で構成される。これにより、空間高調波が低減されるので、回転子3に発生する電気損(渦電流損)を低減することができる。
また、組線の順序をU相コイル9U,V相コイル9V,W相コイル9Wの順で一の相をすべて組線した後に次の相を組線するようにすると、同一スロット内にコイルが2本挿入された際、コイルエンドのコイルの立ち上がり部分でのコイル同士の干渉が生じ、すべてのコイル(U相コイル9U,V相コイル9V,W相コイル9W)を組線することが極めて困難となる。このため、以下の順番で組線を行う。
(1) 端子側U相コイル 9U+
(2) 端子側V相コイル 9V+
(3) 端子側W相コイル 9W+
(4) 中性点側U相コイル 9U−
(5) 中性点側V相コイル 9V−
(6) 中性点側W相コイル 9W−
ただし、9U+とは、U相コイルの渡り線から電源接続端を指し、9U−とはU相コイルの渡り線から中性線接続端を指す。V相,W相も同様である。ここで、渡り線とは、反接続側、あるいは、接続側の折り返し線のことである。
(1) 端子側U相コイル 9U+
(2) 端子側V相コイル 9V+
(3) 端子側W相コイル 9W+
(4) 中性点側U相コイル 9U−
(5) 中性点側V相コイル 9V−
(6) 中性点側W相コイル 9W−
ただし、9U+とは、U相コイルの渡り線から電源接続端を指し、9U−とはU相コイルの渡り線から中性線接続端を指す。V相,W相も同様である。ここで、渡り線とは、反接続側、あるいは、接続側の折り返し線のことである。
要するに、二極の場合、被覆導線の半分を各相について巻回することによって、端子側9U+,9V+,9W+のコイルを形成し、他の半分を各相について巻回することによって、中性点側9U−,9V−,9W−のコイルを形成することが好ましい。また、端子側9U+,9V+,9W+のコイルを巻回した順番で、中性点側9U−,9V−,9W−のコイルを巻回することが好ましい。
図4の断面図は、組線後コイル整形前のコイル位置を示し、図5に組線後コイル整形後のコイル位置を示す。図4,図5とも図2のA−A’矢視断面であり、A−A’矢視断面のスロット位置は、図3のB−B’の位置に相当する。この断面においてU相コイル9Uは2個、V相コイル9Vは4個、W相コイル9Wは4個、合計10個のコイル断面を持つ。最初に組線する際には、図4に示すようにコイルの立ち上がり長さH1を長めにし、コイルエンドの回転軸方向長さH2をコイル5列分設ける。その後、コイルエンドを整形していくことにより、図5に示すようにコイル断面の回転軸方向長さH3が短く成形される。
以上説明してきたように本実施形態によれば、接続側にのみコイル9の引出線が設けられ、反接続側に引出線が設けられていないので、コイルエンド9Bが短くなり、銅損が低減する。また、短節巻を実行することができるので、空間高調波が低減し、回転子3に発生する渦電流損(電気損)が低減する。これにより、高効率な回転電機100を得ることができ、回転子の熱曲がり等に起因する不安定振動、低周波振動を低減することができる。また、被覆導線の半分を各相について巻回し、他の半分を各相について巻回することによって、組線が容易となる。
(第2実施形態)
第1実施形態は、中性点側の接続端を設けていなかったが、接続端を設けて中性線を設けることができる。第2実施形態である回転電機を図6を用いて説明する。中性線を備えることのみが相違し他の点は図1〜図5と一致するので、同一部品に同一符号を付している。本実施形態の回転電機110は、中性線9Nの接続端をハウジング1の外側に設置しているため、接続側のコイルエンド9Aの回転軸方向長さを小さくすることができる。また、中性線9Nをハウジング1の外側(外周)を通した場合は、接続側の回転軸方向長さを反接続側と同程度の長さにすることができる。
第1実施形態は、中性点側の接続端を設けていなかったが、接続端を設けて中性線を設けることができる。第2実施形態である回転電機を図6を用いて説明する。中性線を備えることのみが相違し他の点は図1〜図5と一致するので、同一部品に同一符号を付している。本実施形態の回転電機110は、中性線9Nの接続端をハウジング1の外側に設置しているため、接続側のコイルエンド9Aの回転軸方向長さを小さくすることができる。また、中性線9Nをハウジング1の外側(外周)を通した場合は、接続側の回転軸方向長さを反接続側と同程度の長さにすることができる。
(第3実施形態)
第2実施形態は、中性線9Nをハウジング1の外側を通したが、中性線9Nをハウジング1の内側に設置することもできる。
第3実施形態による回転電機を図7に基づいて説明する。本実施形態の回転電機120において、中性線9Nは、ハウジング1の内側に設置されている。このため、接続側のコイルエンド9Aの回転軸方向の長さは第2実施形態の回転電機110よりも長くなるが、ハウジング1に穴を空ける必要がないため工数の低減を図ることができる。また、回転電機120内の気密性を向上することができるため、冷却性能が向上する。
第2実施形態は、中性線9Nをハウジング1の外側を通したが、中性線9Nをハウジング1の内側に設置することもできる。
第3実施形態による回転電機を図7に基づいて説明する。本実施形態の回転電機120において、中性線9Nは、ハウジング1の内側に設置されている。このため、接続側のコイルエンド9Aの回転軸方向の長さは第2実施形態の回転電機110よりも長くなるが、ハウジング1に穴を空ける必要がないため工数の低減を図ることができる。また、回転電機120内の気密性を向上することができるため、冷却性能が向上する。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態である回転電機について説明する。
図1〜図5と同一部品を同一符号を付して、再度の詳細な説明は省略した。回転電機130に使用され、図8に示される固定子鉄心2は、コイル9のコイル最小寸法H4がスロット開口部10Aの開口幅H5よりも大きく形成されている。これにより、コイル9の被覆導線がスロット開口部10Aから外れることを防止するための「コイルくさび」が不要となる。これにより、工数の低減やコストの低減ができる。
次に、本発明の第4実施形態である回転電機について説明する。
図1〜図5と同一部品を同一符号を付して、再度の詳細な説明は省略した。回転電機130に使用され、図8に示される固定子鉄心2は、コイル9のコイル最小寸法H4がスロット開口部10Aの開口幅H5よりも大きく形成されている。これにより、コイル9の被覆導線がスロット開口部10Aから外れることを防止するための「コイルくさび」が不要となる。これにより、工数の低減やコストの低減ができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態である回転電機を図9に基づいて説明する。図1〜図5と同一部品を同一符号で表示して、再度の詳細な説明は省略した。図9において、本実施形態の回転電機140は、樹脂11がコイルエンド9A,9Bの周りに配置され、コイル9を被覆している。樹脂11は、金属粉等の熱伝導のフィラが混合され、冷却機能を備えている。これにより、コイルエンド9A,9Bを効率よく冷却することができる。特に、希土類永久磁石は、高温になると磁気特性が悪くなり、発電効率が低下するため、発熱源であるコイル9を冷却することは有用である。
次に、本発明の第5実施形態である回転電機を図9に基づいて説明する。図1〜図5と同一部品を同一符号で表示して、再度の詳細な説明は省略した。図9において、本実施形態の回転電機140は、樹脂11がコイルエンド9A,9Bの周りに配置され、コイル9を被覆している。樹脂11は、金属粉等の熱伝導のフィラが混合され、冷却機能を備えている。これにより、コイルエンド9A,9Bを効率よく冷却することができる。特に、希土類永久磁石は、高温になると磁気特性が悪くなり、発電効率が低下するため、発熱源であるコイル9を冷却することは有用である。
(ガスタービンシステム)
次に、本発明の実施形態である回転電機100(110,120,130,140)が使用されるガスタービンシステムについて説明する。このガスタービンシステムは、マイクロガスタービンシステムであり、回転電機100と、圧縮機210と、タービン220とが直結され、これらが高速回転する。定常状態において、圧縮機210で圧縮された空気と、燃料とが、燃焼器230に供給されることによって燃焼され、高圧ガスがタービン220に注入され、タービン220から排出ガスが大気に放出される。このとき、高圧高温ガスが膨張する過程によりタービンが回転し、圧縮機210及び回転電機100(110,120,130,140)が約51,000rpmで高速回転する。高速回転しても、回転電機100のコイルエンド9Bの回転軸方向長さが短いので、軸振動が少なく、安定な運転が可能である。
次に、本発明の実施形態である回転電機100(110,120,130,140)が使用されるガスタービンシステムについて説明する。このガスタービンシステムは、マイクロガスタービンシステムであり、回転電機100と、圧縮機210と、タービン220とが直結され、これらが高速回転する。定常状態において、圧縮機210で圧縮された空気と、燃料とが、燃焼器230に供給されることによって燃焼され、高圧ガスがタービン220に注入され、タービン220から排出ガスが大気に放出される。このとき、高圧高温ガスが膨張する過程によりタービンが回転し、圧縮機210及び回転電機100(110,120,130,140)が約51,000rpmで高速回転する。高速回転しても、回転電機100のコイルエンド9Bの回転軸方向長さが短いので、軸振動が少なく、安定な運転が可能である。
また、回転電機100の回転子接続側から出力される約850Hzの三相交流電力が電力変換器240により50/60Hzの商用電力に変換され、電力系統に出力される。850Hzの高い周波数で発電できるので、小型化、かつ、高出力が実現される。ここで、中性点接続端かつ電源接続端をもつコイルエンドを回転子3の反直結側にしている。これにより、圧縮機210やタービン220と直結する際に組立が容易になる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態は、中性線を設けてY結線したが、電源接続端同士を接続してΔ結線することもできる。
(2)前記実施形態は、24スロット、2極で構成したが、一般化して偶数NスロットP極で構成することもできる。この場合、電機子巻線であるコイル9は、引き出されたスロット10からN/P番目のスロットよりも近い位置のスロットに挿入されて、短節巻が行われる。
(3)前記各実施形態の回転電機は、三相交流発電機として構成したが、三相交流電動機とすることもできる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記各実施形態は、中性線を設けてY結線したが、電源接続端同士を接続してΔ結線することもできる。
(2)前記実施形態は、24スロット、2極で構成したが、一般化して偶数NスロットP極で構成することもできる。この場合、電機子巻線であるコイル9は、引き出されたスロット10からN/P番目のスロットよりも近い位置のスロットに挿入されて、短節巻が行われる。
(3)前記各実施形態の回転電機は、三相交流発電機として構成したが、三相交流電動機とすることもできる。
1 ハウジング
1A 側部ハウジング
1B,1C 端部ハウジング
2 固定子鉄心
2A 電磁鋼板
3 回転子
3A 回転子鉄心
4 回転軸
5 間隔
6 永久磁石
7 保持環
8A,8B 軸受
9 コイル(電機子巻線)
9U U相コイル(電機子巻線)
9V V相コイル(電機子巻線)
9W W相コイル(電機子巻線)
9A,9B コイルエンド
9U+ U相コイルの端子側(引出線)
9V+ V相コイルの端子側(引出線)
9W+ W相コイルの端子側(引出線)
9U− U相コイルの中性点側(引出線)
9V− V相コイルの中性点側(引出線)
9W− W相コイルの中性点側(引出線)
9N 中性線
10 スロット
10A スロット開口部
11 樹脂
100,110,120,130,140 回転電機
210 圧縮機
220 タービン
230 燃焼器
240 電力変換器
1A 側部ハウジング
1B,1C 端部ハウジング
2 固定子鉄心
2A 電磁鋼板
3 回転子
3A 回転子鉄心
4 回転軸
5 間隔
6 永久磁石
7 保持環
8A,8B 軸受
9 コイル(電機子巻線)
9U U相コイル(電機子巻線)
9V V相コイル(電機子巻線)
9W W相コイル(電機子巻線)
9A,9B コイルエンド
9U+ U相コイルの端子側(引出線)
9V+ V相コイルの端子側(引出線)
9W+ W相コイルの端子側(引出線)
9U− U相コイルの中性点側(引出線)
9V− V相コイルの中性点側(引出線)
9W− W相コイルの中性点側(引出線)
9N 中性線
10 スロット
10A スロット開口部
11 樹脂
100,110,120,130,140 回転電機
210 圧縮機
220 タービン
230 燃焼器
240 電力変換器
Claims (14)
- 複数のスロットが回転軸方向に設けられた固定子鉄心と、
一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されて巻回される複数の電機子巻線と、
前記固定子鉄心の内部で回転し、複数の磁極を備える回転子と、
を備える回転電機であって、
前記各電機子巻線は、
被覆導線が前記固定子鉄心の一端側から前記内層及び外層のうち一の層に挿入され、この一の層から引き出された前記被覆導線が前記固定子鉄心の他端側から前記他のスロットの前記一の層と異なる他の層に挿入され、この他の層の前記一端側から引き出された前記被覆導線が前記一端側から前記一のスロットに隣接するスロットの前記一の層に相当する層に挿入されて形成され、
前記一端側に、前記各電機子巻線の引出線を設けたことを特徴とする回転電機。 - 前記スロットの数は偶数Nであり、
前記回転子の極数はPであり、
前記他のスロットは、一の前記スロットからN/P番目のスロットよりも近い位置のスロットであることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 前記複数の電機子巻線は、3相接続されたコイルであり、
前記引出線は、Y結線された中性点接続端及び電源接続端として使用され、あるいは、Δ結線された電源接続端として使用されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 複数のスロットが回転軸方向に設けられた固定子鉄心と、
一の前記スロットの外層と他のスロットの内層とに交互に挿入されて巻回される複数の電機子巻線と、
前記固定子鉄心の内部を回転し、複数の磁極を備える回転子と、
を備える回転電機であって、
前記各電機子巻線は、単一の被覆導線を用いて巻回され、前記固定子鉄心の一端側に引出線を設けた、
ことを特徴とする回転電機。 - 前記スロットの数は偶数Nであり、
前記回転子の極数はPであり、
前記電機子巻線は、一の前記スロットから引き出された前記被覆導線がN/P番目の前記スロットよりも内側の他のスロットに挿入される短節巻にされたことを特徴とする請求項4に記載の回転電機。 - 前記他のスロットは、前記固定子鉄心の他端側において、前記回転子の回転中心軸を含む任意の断面での前記被覆導線の数が(N/P・5/6+1)本以下であることを特徴とする請求項5に記載の回転電機。
- 前記複数の電機子巻線は、3相接続されたコイルであり、
前記引出線は、Y結線された中性点接続端及び電源接続端として使用され、あるいは、Δ結線された電源接続端として使用されることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。 - 前記固定子鉄心、前記電機子巻線、及び前記回転子を収納するハウジングが備えられ、
前記中性点接続端が、前記ハウジングの外側に設置されていることを特徴とする請求項7に記載の回転電機。 - 前記固定子鉄心、前記電機子巻線、及び前記回転子を収納するハウジングが備えられ、
前記中性点接続端が、前記ハウジングの内側に設置されていることを特徴とする請求項7に記載の回転電機。 - 前記回転子は、磁石と、この磁石の外周に設けられ、前記磁石を保護する保持環とが備えられ、
前記保持環は、非磁性体金属からなることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。 - 前記スロットは、開口部の開口幅が束ねられた前記被覆導線の外径よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
- 前記固定子鉄心の一端側及び他端側に冷却用樹脂を設けたことを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
- 前記被覆導線は、リッツ線であることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
- 請求項1又は請求項4に記載の回転電機と、
前記一端側と異なる他端側で、前記回転子に直結された圧縮機及びタービンと、
を備えたことを特徴とするガスタービンシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150999A JP2007325378A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 回転電機及びガスタービンシステム |
US11/753,088 US20070278889A1 (en) | 2006-05-31 | 2007-05-24 | Rotating Machine and Gas Turbine System |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006150999A JP2007325378A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 回転電機及びガスタービンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007325378A true JP2007325378A (ja) | 2007-12-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006150999A Pending JP2007325378A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 回転電機及びガスタービンシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070278889A1 (ja) |
JP (1) | JP2007325378A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102684345A (zh) * | 2011-03-09 | 2012-09-19 | 西门子公司 | 定子设置 |
WO2012147475A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 回転電機用ステータ |
JP2019122248A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
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US7830062B2 (en) * | 2006-12-12 | 2010-11-09 | Nidec Corporation | Motor having round and angular coils |
WO2010007950A1 (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-21 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ステータ及びその製造方法 |
JP5043068B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2012-10-10 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
WO2011030874A1 (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-17 | 川崎重工業株式会社 | 超電導回転電機及び超電導回転電機用固定子 |
WO2011116367A2 (en) * | 2010-03-19 | 2011-09-22 | Magnetic Applications Inc. | Rotating electrical machine voltage equalization topology |
WO2017181089A1 (en) | 2016-04-15 | 2017-10-19 | Borgwarner Inc. | Common lamination component for accommodating multiple conductor geometries in an electric machine |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6459189B1 (en) * | 2000-05-08 | 2002-10-01 | Emerson Electric Co. | Diecast rotor with compound short-circuit loops and method of manufacture |
EP1333558A3 (en) * | 2002-01-31 | 2005-01-26 | Hitachi, Ltd. | Rotor for rotating electric machine and method of fabricating the same, for gas turbine power plant |
JP2004282858A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Hitachi Ltd | 固定子及びそれを用いた回転機 |
-
2006
- 2006-05-31 JP JP2006150999A patent/JP2007325378A/ja active Pending
-
2007
- 2007-05-24 US US11/753,088 patent/US20070278889A1/en not_active Abandoned
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CN102684345A (zh) * | 2011-03-09 | 2012-09-19 | 西门子公司 | 定子设置 |
WO2012147475A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 回転電機用ステータ |
US9077216B2 (en) | 2011-04-28 | 2015-07-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | Stator for rotating electrical machine |
JP2019122248A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
JP7354537B2 (ja) | 2017-12-28 | 2023-10-03 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
US20070278889A1 (en) | 2007-12-06 |
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