JP2005348512A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明では、回転電機の体格を小さくすることで、その発熱密度が高くなった場合であっても、別途冷却装置を設けることなく冷却することができる回転電機を提供することを目的とする。
【解決手段】 回転電機1は、環状のヨーク部11から内側へ突出するように複数形成されるティース部12にコイル13を集中巻きした固定子鉄心10を二つ備えるとともに、二つの固定子鉄心10内を通るように配置され、かつ、ティース部12から発生する磁界によって固定子鉄心10に対して回転する回転子20を備えている。そして、回転子20には、コイル13のコイルエンド部13aを冷却するためのラジアルファン22が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機、特に風力発電用の回転電機に関するものである。
近年、風力発電による発電システムの導入量が飛躍的に増加しており、これに伴って発電システムの大容量化、すなわち発電機(回転電機)による発電量の増大化の要求が高まっている。そして、このような大容量化を行うためには、風の力で回転する羽根を大きくして発電機の軸に加わる回転トルクを大きくすることで、この大きくなった回転トルクを発電機で大きな電気エネルギに効率良く変換する必要があった。
ところで、前記した大きな回転トルクから大きな電気エネルギへの変換を一つの発電機で行おうとすると、例えばその効率を99%と高く設定し、その損失を1%程度に抑えたとしても、入力される回転トルク自体が大きくなっていることにより、その損失(発熱量)の絶対値は従来の小容量の発電機よりも大きくなってしまうといった問題があった。そのため、発電機の体格を小さくすると、その発熱密度が高くなるため、別途冷却装置を設ける必要があり、また、発熱密度を従来の小容量の発電機と同程度にするために、発電機の体格を大きくすると、その重量が増加するといった問題があった。特に、重量が増加した場合は、風力発電の特性上、発電機が地上約100m程度のタワー上部に設置されることから、重量物を100mの高所に吊り上げる作業が必要となり、建設コストが増加していた。
前記のような問題の改善策として、従来、小容量の発電機をその軸方向に複数並べて接続させる技術が知られている(特許文献1,2参照)。この技術によれば、発電機の発熱密度を高くせずに、かつ、重量の増加を抑えることが可能となっている。
特開2001−186740号公報 特開平10−318120号公報
しかしながら、従来の技術では、複数の発電機を軸方向に接続させるので、軸方向において大型化するという問題があった。
そこで、本発明では、回転電機の体格を小さくすることで、その発熱密度が高くなった場合であっても、別途冷却装置を設けることなく冷却することができる回転電機を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、環状のヨーク部から内側へ突出するように複数形成されるティース部にコイルを集中巻きした固定子鉄心を複数備えるとともに、前記複数の固定子鉄心内を通るように配置され、かつ、前記ティース部から発生する磁界によって前記固定子鉄心に対して回転する回転子を備えた回転電機であって、前記回転子に、前記コイルのコイルエンド部を冷却するためのファンを設けたことを特徴とする。この発明によれば、回転子と一緒に回転するファンによって、コイルのコイルエンド部が冷却される。
本発明によれば、回転子と一緒に回転するファンによってコイルのコイルエンド部が冷却されるので、回転電機の体格を小さくすることで、その発熱密度が高くなった場合であっても、別途冷却装置を設けることなく回転電機を冷却することができる。
〔第1の実施形態〕
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は第1の実施形態に係る回転電機を示す斜視図、図2は回転電機を側方から見た状態を示す側面図、図3は回転電機を正面から見た状態を示す正面図である。
図1および図2に示すように、回転電機1は、二つの固定子鉄心10と、これらの固定子鉄心10内を通るように配置される回転子20とで主に構成されている。なお、本実施形態では、固定子鉄心10の十二個のスロット(溝)に収容された後記するコイル13に適宜電流を流すことによって8極の磁極が電気的に形成される、いわゆる8極12スロット回転電機について説明するが、本発明はこれに限定されず、どのような回転電機であってもよい。
固定子鉄心10は、円環状のヨーク部11と、このヨーク部11の内周面から内側へ突出するように形成される十二本(複数)のティース部12とで主に構成されている。そして、各ティース部12にはコイル13が集中的に巻かれており、このように集中巻きされた各コイル13に所定の電流(U相、V相、W相の交流電流)を適宜流すことによって各ティース部12から所定の磁界(8極の磁界;四つのN極と四つのS極)が発生するようになっている。
具体的には、最上方に位置するコイル13から時計回りの方向へ順に第一コイル13A、第二コイル13B、・・・、第十二コイル13M(図3参照)と呼ぶこととすると、第一コイル13A、第四コイル13D、第七コイル13G、第十コイル13Jに、U相の交流電流が供給され、第二コイル13B、第五コイル13E、第八コイル13H、第十一コイル13Lに、V相の交流電流が供給され、第三コイル13C、第六コイル13F、第九コイル13I、第十二コイル13Mに、W相の交流電流が供給されるようになっている。すなわち、最上方の第一コイル13Aから時計回りの方向へ順に、U相、V相、W相、U相、V相、W相、U相、・・・の交流電流が供給されるようになっている。なお、以下の説明では、便宜上、各コイル13A〜13Mに対応する各ティース部12を、第一ティース部12A、第二ティース部12B、・・・、第十二ティース部12Mとも呼ぶこととする。
また、二つの固定子鉄心10は、図3に示すように、それぞれ一方の固定子鉄心10(以下、「第一固定子10A」ともいう)に対して他方の固定子鉄心10(以下、「第二固定子10B」ともいう)が所定の位相差(位相角α)だけずれるように配設されている。ここで、位相角αとは、第一固定子10Aと第二固定子10Bとの中心や各ティース部12を合わせた状態から例えば第二固定子10Bを所定量だけ回動させたときの、各ティース部12(図では第一ティース部12A)同士のなす角をいう。
すなわち、第一固定子10Aにおける第一ティース部12Aの中央部を通り、かつ、第一固定子10Aの中心を通る補助線31と、第二固定子10Bにおける第一ティース部12Aの中央部を通り、かつ、第二固定子10Bの中心を通る補助線32とのなす角を、位相角αという。なお、補助線31,32は、実際には交差していないが、図3に示すように、各固定子鉄心10の軸方向に直交する平面へ各補助線31,32を投影させることにより、各補助線31,32を交差させて、位相角αを導出している。
そして、本実施形態における位相角αは、実際の角度である機械角で7.5°(度)、電気角で30°となっている。なお、電気角とは、同名極間の空間を360°として表現するものをいい、具体的には、以下に示す式によって表現される。
電気角(°) = 機械角(°) × 極数 ÷ 2
ここで、極数とは、磁極(N極およびS極)の数をいう。すなわち、この式に、前記した機械角(7.5°)と極数(8極)を代入することによって、電気角(30°)が算出されることとなる。
なお、前記した電気角と、コギングトルク(固定子鉄心10と回転子20の間に発生する磁気吸引力に基づくトルクの回転角に対する変化、いわゆるトルクムラ)との関係は、図4に示すような関係となっている。参照する図面において、図4は、横軸に電気角、縦軸にコギングトルクを表わすグラフであり、電気角が0°のときのコギングトルクを100%として規格化したものである。
図4に示すように、電気角とコギングトルクとの関係は、電気角が30°に近づくにつれて、コギングトルクが軽減されるような関係となっている。そして、電気角が30°になったときには、コギングトルクが0%となるため、コギングトルクを完全に無くすことができるようになっている。なお、電気角は、30°に限らず、いくつであってもよく、例えば10°〜30°の範囲内で設定するのが望ましい。
図1および図2に示すように、回転子20は、各ティース部12から発生する磁界によって固定子鉄心10に対して回転するものであり、その両端部が図示せぬベアリングによって回転自在に支持されている。そして、この回転子20は、8極の磁極(四つのN極、四つのS極)をその外周面に有する円柱状の永久磁石である二つの磁石部21と、これらの磁石部21の間に設けられるラジアルファン22とで主に構成されている。
二つの磁石部21は、それぞれ同じ位相角で配設されている。そして、これらの磁石部21は、図2に示すような側面視において(回転子20の径方向から見て)、それぞれ第一固定子10Aおよび第二固定子10Bと重なるように配設されている。すなわち、磁石部21の周囲には、第一固定子10Aおよび第二固定子10Bの各ティース部12が取り囲むように配設されるようになっている。
ラジアルファン22は、径方向外側に向けて風を送り出すファンであり、側面視において、第一固定子10Aおよび第二固定子10Bのコイル13のコイルエンド部13aに重なるように設けられている。ここで、コイルエンド部13aとは、コイル13のうち固定子鉄心10から外側に飛び出す部分をいい、通電により特に発熱する部分をいう。したがって、図2において点線で囲っていない反対側の部分も、コイルエンド部という。
次に、回転電機1の動作について説明する。
図1に示すように、各コイル13にU相、V相、W相の交流電流を適宜流すか、あるいは、外力(例えば、風車による回転トルク)を回転子20に加えることによって回転子20を回転させると、この回転子20の回転とともにラジアルファン22も回転することとなる。そして、このようにラジアルファン22が回転すると、このラジアルファン22から径方向外側へ風が送り出され、図2に示すように、ラジアルファン22の近傍にあるコイルエンド部13aが冷却されることとなる。
以上によれば、第1の実施形態において、次のような効果を得ることができる。
回転子20と一緒に回転するラジアルファン22によってコイルエンド部13aが効率良く冷却されるので、回転電機1の体格を小さくすることで、その発熱密度が高くなった場合であっても、別途冷却装置を設けることなく回転電機1を冷却することができる。
二つの固定子鉄心10の位相角αを、電気角で30°となるように設置したので、コギングトルクの影響を完全に無くすことができる。
〔第2の実施形態〕
以下に、本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態は第1の実施形態の回転電機1の一部を変更したものなので、第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図5は、第2の実施形態に係る回転電機を示す側面図である。
図5に示すように、回転電機2は、三つの固定子鉄心40,10,40と、これらの固定子鉄心40,10,40内を通る回転子50とで主に構成されている。ここで、真中に配設される固定子鉄心10は、第1の実施形態と略同様の構造となっている。
二つの固定子鉄心40は、それぞれ真中の固定子鉄心10に対して、所定の位相差(前記した位相角α)だけ同方向にずらされて配設されている。また、二つの固定子鉄心40は、その積層厚(固定子鉄心40の中心軸方向における長さ)tが真中にある固定子鉄心10の積層厚2tの半分となるように、形成されている。すなわち、外側にある二つの固定子鉄心40の積層厚tを足した厚さが、真中の固定子鉄心10の積層厚2tとなっている。
回転子50は、第1の実施形態と略同様の構造となる三つの磁石部21と、各磁石部21の間に配設される二つのラジアルファン22とで主に構成されている。そして、各ラジアルファン22は、その両側に位置する二つの固定子鉄心40,10に巻回されたコイル13のコイルエンド部13aを冷却することが可能となるように、側面視において各コイルエンド部13aと重なるように配設されている。
なお、回転子50には、外側の二つの固定子鉄心40が真中の固定子鉄心10に対して所定の位相差でずらされていることに起因して、所定のスラスト力が軸方向に沿って加えられている。具体的に、このスラスト力は、外側の各固定子鉄心40によって、真中の固定子鉄心10側の方向へ加えられるとともに、真中の固定子鉄心10によって、それぞれ外側の方向へ加えられている。また、このスラスト力は、各固定子鉄心40,10の積層厚と比例の関係にある。
そのため、図示左側の固定子鉄心40からは、その積層厚tに比例したスラスト力が右方向へ働き、真中の固定子鉄心10からは、その積層厚2tのうちの半分である積層厚tに比例したスラスト力が左方向に働くことで、これらのスラスト力は打ち消されるようになっている。また、同様に、真中の固定子鉄心10からは、その積層厚2tのうちの残りの半分である積層厚tに比例したスラスト力が右方向に働き、図示右側の固定子鉄心40からは、その積層厚tに比例したスラスト力が左方向に働くことで、これらのスラスト力は打ち消されるようになっている。
以上によれば、第2の実施形態において、次のような効果を得ることができる。
三つの固定子鉄心40,10,40の間に二つのラジアルファン22を設けたので、各固定子鉄心40,10のコイルエンド部13aを良好に冷却することができる。特に、内側に位置する固定子鉄心10については、両側のコイルエンド部13aが二つのラジアルファン22で冷却されることになるので、より効率良くコイル13を冷却することができる。
真中にある固定子鉄心10の積層厚を、外側にある二つの固定子鉄心40の積層厚tを足した厚さ2tとしたので、各固定子鉄心40から発生するスラスト力を打ち消すことができる。
〔第3の実施形態〕
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。この実施形態は第1の実施形態の回転電機1の一部を変更したものなので、第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。参照する図面において、図6は、第3の実施形態に係る回転電機を示す側面図である。
図6に示すように、回転電機3は、四つの固定子鉄心10と、これらの固定子鉄心10内を通る回転子60とで主に構成されている。
固定子鉄心10は、第1の実施形態と略同様の構造となっている。そして、四つあるうちの外側の二つの固定子鉄心10は、真中の二つの固定子鉄心10に対して所定の位相差(前記した位相角α)だけ同方向にずらされて配設されている。ちなみに、真中の二つの固定子鉄心10同士は同じ位相となっており、外側の二つの固定子鉄心10同士も同じ位相となっている。
回転子60は、第1の実施形態と略同様の構造となる四つの磁石部21と、各磁石部21の間に配設される三つのラジアルファン22とで主に構成されている。そして、各ラジアルファン22は、その両側に位置する二つの固定子鉄心10に巻回されたコイル13のコイルエンド部13aを冷却することが可能となるように、側面視において各コイルエンド部13aと重なるように配設されている。
なお、回転子60には、前記と同様に所定のスラスト力が軸方向に加えられているが、外側に位置する二つの固定子鉄心10から内方へ向かって加えられるスラスト力は、これらの固定子鉄心10と同じ厚さである内側の二つの固定子鉄心10から外方へ向かって加えられるスラスト力によって打ち消されるようになっている。
以上によれば、第3の実施形態において、次のような効果を得ることができる。
四つの固定子鉄心10の間に三つのラジアルファン22を設けたので、各固定子鉄心10のコイルエンド部13aを良好に冷却することができる。特に、内側に位置する固定子鉄心10については、両側のコイルエンド部13aが二つのラジアルファン22で冷却されることになるので、より効率良くコイル13を冷却することができる。
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
本実施形態では、各固定子鉄心10,40の間にラジアルファン22を設ける構造としたが、本発明はこれに限定されず、ラジアルファン22はどこに設けてもよい。例えば、第1の実施形態における回転子20の両端に、ラジアルファン22を側面視においてコイルエンド部(点線で囲っていない方)と重なるように設けてもよい。これによれば、各固定子鉄心10の両側に突出するコイルエンド部13aがともに冷却されるので、効率良くコイルを冷却することができる。
本実施形態では、回転子20,50,60を永久磁石式の回転子としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、回転子として、複数のティースと、各ティースに集中巻きされるコイルとを備えた巻線界磁回転子を採用してもよい。
なお、本実施形態に係る回転電機1〜3は、電動モータとして使用してもよいし、また、発電機として使用してもよい。以下に、第1の実施形態に係る回転電機1を風力発電システムにおいて発電機として利用した例を示す。
図7に示すように、風力発電システム70は、風の力を受けて回転する風車71と、この風車71の回転を増速させて回転電機1へと伝達させる増速ギヤ72と、第1の実施形態と同様の回転電機1と、増速ギヤ72および回転電機1を収容するための風車ナセル73と、回転電機1で発電した電力を所定の電力に変換する電力変換器74と、この電力変換器74に接続される電力系統75とで主に構成されている。この構造によれば、風の力を受けて風車71が回転すると、その回転トルクが増速ギヤ72を介して回転電機1に伝達され、回転電機1によって発電が行われることとなる。そして、この発電の際において、図1に示すコイル13が通電して発熱したとしても、風車71の回転に伴って回転するラジアルファン22によってコイルエンド部13a(図2参照)が冷却されることとなる。
なお、風車71と回転電機1の間に増速ギヤ72を必ずしも設ける必要はなく、風車71と回転電機1を直接接続してもよい。また、風車71の代わりに、水力発電に用いられる水車、火力発電や原子力発電に用いられるタービン、または、自動車での発電に用いられるエンジンなどを設けてもよい。ただし、回転電機の設置場所の制限が厳しい風力発電において本発明に係る回転電機1を使用するのが最も効果的である。
第1の実施形態に係る回転電機を示す斜視図である。 回転電機を側方から見た状態を示す側面図である。 回転電機を正面から見た状態を示す正面図である。 横軸に電気角、縦軸にコギングトルクを表わすグラフである。 第2の実施形態に係る回転電機を示す側面図である。 第3の実施形態に係る回転電機を示す側面図である。 第1の実施形態に係る回転電機を発電機として利用した風力発電システムを示す図である。
符号の説明
1〜3 回転電機
10,40 固定子鉄心
10A 第一固定子
10B 第二固定子
11 ヨーク部
12 ティース部
13 コイル
13a コイルエンド部
20,50,60 回転子
21 磁石部
22 ラジアルファン
70 風力発電システム
71 風車
72 増速ギヤ
73 風車ナセル
74 電力変換器
75 電力系統

Claims (9)

  1. 環状のヨーク部から内側へ突出するように複数形成されるティース部にコイルを集中巻きした固定子鉄心を複数備えるとともに、
    前記複数の固定子鉄心内を通るように配置され、かつ、前記ティース部から発生する磁界によって前記固定子鉄心に対して回転する回転子を備えた回転電機であって、
    前記回転子に、前記コイルのコイルエンド部を冷却するためのファンを設けたことを特徴とする回転電機。
  2. 前記固定子鉄心を二つ備えた請求項1に記載の回転電機であって、
    一方の前記固定子鉄心に対して、他方の前記固定子鉄心を所定の位相差だけずらして配設したことを特徴とする回転電機。
  3. 前記固定子鉄心を三つ備えた請求項1に記載の回転電機であって、
    真中に配設した前記固定子鉄心に対して、外側の二つの前記固定子鉄心を所定の位相差だけずらして配設したことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項3に記載の回転電機であって、
    前記真中の固定子鉄心の積層厚を、外側に配設される二つの固定子鉄心の積層厚を足した厚さにしたことを特徴とする回転電機。
  5. 前記固定子鉄心を四つ備えた請求項1に記載の回転電機であって、
    真中の二つの前記固定子鉄心に対して、外側の二つの前記固定子鉄心を所定の位相差だけずらして配設したことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項2〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記位相差は、電気角で30度となることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記回転子は、永久磁石を備えた永久磁石回転子であることを特徴とする回転電機。
  8. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の回転電機であって、
    前記回転子は、複数のティースと、各ティースに集中巻きされるコイルとを備えた巻線界磁回転子であることを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の回転電機を備えたことを特徴とする風力発電システム。
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