JP2007323791A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクの偏芯等によらず、正確にトラッキング制御を行うことが可能な光情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】光ディスク13の反射光を検出する光検出器(PD2)21で検出し、その出力からトラッキングエラー信号を検出する。また、SIL12の光ディスクに対向する端面によって反射された戻り光を光検出器(PD3)25で検出し、その出力から光ヘッド部10のトラッキング方向の位置信号27を検出する。そして、位置信号に基づいてトラッキングエラー信号を補正することでオフセットを除去し、正確にトラッキング制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク等の光情報記録媒体に情報を記録又は再生する光情報記録再生装置に関し、特に、Solid Immersion Lens(以下SILと省略する)と対物レンズを用いてサーボ制御を行う場合の技術に関するものである。
従来、光ディスクの記録密度を向上させるためには、記録再生に用いる光の波長を短くし、対物レンズの開口数(NA)を大きくして、光ディスク記録面上の光スポット径を小さくすることが求められている。
そこで、対物レンズの先玉を記録面上に記録波長の数分の1(例えば、1/2)以下に近接させて、いわゆるSILを構成し、NAを空気中においても1以上とする試みがなされている。この技術は、例えば、Japan Journal Applied Physics 誌 44巻(2005) P.3564−3567 に記載の“Near Field Recording on First−Surface Write−Once Media with a NA=1.9 Solid Immersion Lens”に詳しい(非特許文献1)。
また、Optical Data Storage 2004,Proceedings of SPIE 5380巻(2004)“Near Field read−out of first−surface disk with NA=1.9 and a proposal for a cover−layer incident, dual−layer near field system”等に詳しい(非特許文献2)。
図5は上記従来例(Japan Journal Applied Physics 誌 44巻(2005) P.3564−3567)の近接場記録用の光ピックアップの構成を示すものである。まず、波長405nmの半導体レーザ1から出射した光束は、コリメータレンズ2で平行光束とされ、ビーム整形プリズム3に入射して等方的な光量分布とされる。
更に、非偏光ビームスプリッタ(NBS)4を経て、偏光ビームスプリッタ(PBS)7を透過した光束は、1/4波長板(QWP)8を通過し、直線偏光から円偏光に変換される。なお、非偏光ビームスプリッタ(NBS)4で反射された光束を受光し、半導体レーザ1の出射パワーを制御するための光検出器(LPC−PD)6が設けられている。
1/4波長板(QWP)8を透過した光束は、エキスパンダレンズ9に入射する。エキスパンダレンズ9は後述する対物レンズやSILで発生する球面収差を補正するためのレンズで、球面収差に応じて2枚のレンズ間隔を制御可能に構成されている。
エキスパンダレンズ9からの光束は光ヘッド部10の対物レンズ11に入射する。対物レンズ11とSIL12を合わせて光ヘッド部10という。対物レンズ11とSIL12はフォーカスとトラッキング方向に2つのレンズを一体に駆動する2軸アクチュエータ(図示しない)上に実装されている。
その場合、SIL12底面と光ディスク13の距離が、光源の波長405nmの数分の1以下、例えば、100nm以下の近距離にある場合のみ、SIL12底面からエバネッセント光として記録面に作用し、NAeffの光スポット径による記録再生が可能である。この距離を保つために後述するギャップサーボが用いられる。図5に戻って復路の光学系について説明する。
光ディスク13で反射された光束は逆回りの円偏光となり、SIL12及び対物レンズ11に入射して平行光束に再び変換される。更に、エキスパンダレンズ9、1/4波長板8(QWP)を通過し、往路とは直交する方向の直線偏光とされた光束は偏光ビームスプリッタ(PBS)7で反射される。
その反射光束は1/2波長板(HWP)14に入射し、偏光面が45°回転する。1/2波長板(HWP)14で偏光面を45°回転した光束のうちS偏光成分は偏光ビームスプリッタ(PBS)15で反射され、レンズ16を経由して光検出器(PD1)17上に集光され、光ディスク13上の情報を含むRF出力18として出力される。
一方、1/2波長板(HWP)14で偏光面を45°回転した光束のうちP偏光成分は、偏光ビームスプリッタ(PBS)15を透過し、ミラー19で反射され、更にレンズ20を経由して2分割光検出器(PD2)21上に集光される。2分割光検出器(PD2)21の出力からトラッキングエラー22が得られ、トラッキング制御回路23へ入力される。
一方、SIL12の底面で反射された光束のうち、全反射をしないNAeff<1の光束については、光ディスク13からの反射光と同様に入射と逆回りの円偏光として反射される。全反射を起こすNAeff≧1の光束については、P偏光成分とS偏光成分の間に次式で示す位相差δを生じ、円偏光からずれて楕円偏光となる。
tan(δ/2)=cosθi×√(N2×sin2θi-1)/(N×sin2θi) …(1)式
従って、1/4波長板(QPW)8を通過すると往路と同じ方向の偏光成分を含むことになる。この偏光成分は偏光ビームスプリッタ(PBS)7を透過して非偏光ビームスプリッタ(NBS)4で反射され、レンズ24を経由して光検出器(PD3)25上に集光される。
この光束の光量は、近接場領域においてSIL12底面と光ディスク13の距離が近づくに従い単調減少するので、ギャップエラー信号26として用いることができる。予め目標の閾値を決めておけば、ギャップサーボを行うことによりSIL12底面と光ディスク13の距離を100nm以下の所望の距離に保つことができる。
ギャップサーボに関しては、前述のJapan Journal Applied Physics 誌 44巻(2005) P.3564−3567(非特許文献1)の論文に詳しい。また、この光束は光ディスク13上の記録情報による変調を受けていないので、記録情報の有無に拘わらず、安定したギャップエラー信号を得ることができる。
対物レンズ11、SIL12の間隔は図示しないボイスコイルモータ(図示せず)により調整され、対物レンズ11を光軸方向に制御することでフォーカス制御を行う。
また、対物レンズ11とSIL12は上述のように図示しない2軸アクチュエータ上に搭載され、トラッキング制御回路23はトラッキングエラー信号22に基づいて2軸アクチュエータを制御し、対物レンズ11とSIL12をトラッキング方向に制御することでトラッキング制御を行う。
更に、ギャップサーボ回路(図示せず)はギャップエラー信号26に基づいて2軸アクチュエータを制御し、対物レンズ11とSIL12を一体に光軸方向に制御することでSIL12と光ディスク13間の距離を所定の値に保つようにギャップサーボを行う。
Japan Journal Applied Physics 誌 44巻(2005) P.3564−3567 に記載の"Near Field Recording on First−Surface Write−Once Media with a NA=1.9 Solid Immersion Lens" Optical Data Storage 2004,Proceedings of SPIE 5380巻(2004)"Near Field read−out of first−surface disk with NA=1.9 and a proposal for a cover−layer incident, dual−layer near field system"
上記従来技術では、光ヘッド部10が光ディスク13の持つ偏芯等により光ディスク13の半径方向に動くと、2分割光検出器(PD2)21上でビームスポットも同時に動いてしまう。そのため、トラッキングエラー21にオフセットが生じ、光ディスク13の情報トラックに対し正確な位置から光ヘッド部10がずれてしまうという問題があった。
本発明の目的は、光ディスクの偏芯等によらず、正確にトラッキング制御を行うことが可能な光情報記録再生装置を提供することにある。
本発明は、ソリッドイマージョンレンズの情報記録媒体に対向する端面によって反射された戻り光を光検出器によって検出し、その光検出器の出力から光ヘッド部のトラッキング方向の位置信号を検出する。また、その位置信号に基づいてトラッキングエラー信号を補正することによりオフセット分を除去する。
本発明によれば、トラッキングエラー信号のオフセットを補正することにより、SIL及び対物レンズの中心が光軸中心からずれても、光スポットをトラックに対して正確な位置に保持することが可能となる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る光情報記録再生装置の一実施形態を示す構成図である。図1では図5の従来装置と同一部分には同一符号を付している。
また、図1では主に光ピックアップの構成を示しているが、その他の光ディスクに情報を記録又は再生するのに必要な記録回路や再生回路、装置全体を制御するコントローラ、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータ等の回路や機構については周知であるので省略している。また、トラッキング制御回路を除く、フォーカス制御回路や上述のようなギャップサーボ回路等のサーボ回路についても省略している。
図1において図5との違いは、光検出器(PD3)25の出力からヘッド部位置信号を生成し、この位置信号をトラッキング制御回路23入力している点である。トラッキング制御回路23は後述するように光ヘッド部位置信号を用いてトラッキングエラー信号を補正し、オフセットのないトラッキングエラー信号を生成する。
図1において、まず、波長405nmの半導体レーザ1から出射した光束は、コリメータレンズ2で平行光束とされ、ビーム整形プリズム3に入射して等方的な光量分布とされる。更に、非偏光ビームスプリッタ(NBS)4を経て偏光ビームスプリッタ(PBS)7を透過した光束は、1/4波長板(QWP)8を通過し、線偏光から円偏光に変換される。
また、非偏光ビームスプリッタ(NBS)4で反射された光束を受光し、半導体レーザ1の出射パワーを制御するための光検出器(LPC−PD)6が設けられている。1/4波長板(QWP)8を透過した光束はエキスパンダレンズ9に入射する。エキスパンダレンズ9は対物レンズ11やSIL12で発生する球面収差を補正するためのレンズで、球面収差に応じて2枚のレンズ間隔を制御可能に構成されている。
エキスパンダレンズ9からの光束は、光ヘッド部10の対物レンズ11に入射する。対物レンズ11とSIL12を合わせて光ヘッド部10という。光ヘッド部10は上述のようにフォーカス方向とトラッキング方向に2つのレンズを一体に駆動する2軸アクチュエータ(図示しない)上に実装されている。トラッキング制御回路23は2軸アクチュエータをトラッキング方向に制御することでトラッキング制御を行い、図示しないギャップサーボ回路は2軸アクチュエータを光軸方向に制御することでギャップサーボを行う。
本実施形態では、NA=0.7の対物レンズ11に、NA=2の半球レンズのSIL12を組み合わせて、NAeff=1.4としている。
ここで、SIL12底面と光ディスク13の距離が、光源の波長405nmの数分の1以下、例えば、100nm以下の近距離にある場合のみ、SIL12底面からエバネッセント光として記録面に作用し、NAeffの光スポット径による記録或いは再生が可能である。この距離を保つために前述のギャップサーボが用いられる。
光ディスク13で反射された光束は逆回りの円偏光となり、SIL12及び対物レンズ11に入射して平行光束に再び変換される。更に、エキスパンダレンズ9、1/4波長板(QWP)8を通過し、往路とは直交する方向の直線偏光とされた光束は偏光ビームスプリッタ(PBS)7で反射される。その反射光束は1/2波長板(HWP)14に入射して偏光面が45°回転する。
1/2波長板(HWP)14で偏光面を45°回転された光束のうちS偏光成分は、偏光ビームスプリッタ(PBS)15で反射され、レンズ16を経由して光検出器(PD1)17上に集光され、光ディスク13上の情報を含むRF出力18として出力される。
一方、1/2波長板(HWP)14で偏光面を45°回転された光束のうちP偏光成分は、偏光ビームスプリッタ(PBS)15を透過し、ミラー19で反射され、更にレンズ20を経由して2分割光検出器(PD2)21上に集光される。2分割光検出器(PD2)21の出力からトラッキングエラー22が得られる。トラッキングエラー22は、プッシュプル法等で生成される。
また、SIL12の底面で反射された光束のうち、全反射をしないNAeff<1の光束については、光ディスク13からの反射光と同様に入射と逆回りの円偏光として反射される。全反射を起こすNAeff≧1の光束については、P偏光成分とS偏光成分の間に(1)式で示す位相差δを生じ、円偏光からずれて楕円偏光となる。そして、1/4波長板(QWP)8を通過すると往路と同じ方向の偏光成分を含むことになる。
この偏光成分は偏光ビームスプリッタ(PBS)7を透過して非偏光ビームスプリッタ(NBS)4で反射され、レンズ24を経由して光検出器(PD3)25で検出される。この光検出器(PD3)25の出力からギャップエラー26が得られる。
ここで、本発明においてはレンズ24を経由した光束が入射する2分割光検出器(PD3)25は図2に示すようにトラック方向と平行に領域A,Bに2分割されている。2分割光検出器(PD3)25に入射する光束の光量は、近接場領域においてSIL12底面と光ディスク13の距離が近づくに従い単調減少する。そのため、図2に示すように2分割光検出器(PD3)25の各受光領域の信号を加算器30で加算した和信号がギャップエラー信号26として得られる。図示しないギャップサーボ回路はギャップエラー信号を用いてギャップサーボを行う。
予め目標の閾値を決めておけば、図示しないギャップサーボ回路がギャップエラー信号26に基づいて2軸アクチュエータ(図示せず)を制御してギャップサーボを行うことにより、SIL12底面と光ディスク13の距離を100nm以下の所望の距離に保つことができる。また、半導体レーザ1の出射パワーを制御するための光検出器(LPC−PD)6の出力を用いてギャップエラー信号26を正規化することができる。
また、光ディスク13の持つ偏芯等により光ヘッド部10が半径方向に動くと2分割光検出器(PD2)21上で光スポットが移動するため、トラッキングエラー22にオフセットが発生する。図3はその場合のオフセット量と光ヘッド部位置の関係を示す。横軸はトラッキングエラー信号のオフセット量、縦軸は光ヘッド部10のトラッキング方向の位置である。光ヘッド部10のトラッキング方向の位置に応じてオフセット量が変化する。
一方、2分割光検出器(PD3)25上においても光スポットが移動する。そのため、図2に示すように2分割光検出器(PD3)25上の各領域の信号を差動アンプ31により差動をとることで光ヘッド部10の位置信号27が得られる。
図4は光ヘッド部位置と光ヘッド部位置信号の関係を示す。横軸は光ヘッド部10の位置信号、縦軸は光ヘッド部10のトラッキング方向の位置を示す。図4に示すように光ヘッド部10がトラッキング方向にずれると、それに応じて位置信号27のレベルが変化する。この位置信号27は次式で表すことができる。
(A−B)/(A+B)=LenP.error …(2)式
トラッキング制御回路23においてkファクター(係数)を用い、トラッキングエラー22のオフセットをヘッド部位置信号27で補正する演算を行う。即ち、次式に示すようにトラッキングエラーからオフセット分を除去する演算を行う。係数kはトラッキングエラー信号からオフセット分を除去するように調整するものである。
トラッキングエラーTE=PushPull−k・LenP.error …(3)式
ここで、(3)式において、PushPullはトラッキングエラー22に対応し、光検出器(PD2)21の出力から従来周知のプッシュプル法により得られるものである。また、k・LenP.errorは光ヘッド部の位置信号27に対応し、PushPullからk・LenP.errorを減算することでトラッキングエラー信号からオフセット分を除去する補正を行う。
トラッキング制御回路23はこの補正後のトラッキングエラー信号を用いてトラッキング制御を行う。その場合、対物レンズ11とSIL12からなる光ヘッド部10は上述のように図示しない2軸アクチュエータ上に搭載され、トラッキング制御回路23は補正後のトラッキングエラー信号に基づき2軸アクチュエータを制御することでトラッキング制御を行う。
従って、トラッキング制御を行う場合にはオフセットの無いトラッキングエラー信号を用いてトラッキング制御を行うため、光ディスクの偏芯等によらず、正確にトラッキング制御を行うことが可能となる。また、上述のように図示しないギャップサーボ回路は従来と同様にギャップエラー信号26に基づいて図示しない2軸アクチュエータを制御することで、SIL12と光ディスク13の間隔が一定となるようにギャップサーボを行う。
なお、2分割光検出器(PD3)25に入射する光束はデフォーカスするのが望ましい。そうすることにより、光ヘッド部位置の検出感度を高めることが可能となる。
更に、光ヘッド部位置信号27は、トラックジャンプに用いることが可能である。即ち、位置信号を用いてアクチュエータを制御することで、トラックジャンプにおいて常にアクチュエータが中立位置から大きく離れることなく、所望トラックへのアクセスが可能となり、記録再生における光学性能が落ちる危険がない。
本発明に係る光情報記録再生装置の一実施形態を示す構成図である。 光検出器(PD3)とその出力からギャップエラー信号とヘッド部位置信号を検出する回路を示す図である。 光ヘッド部の半径方向への移動によるプッシュプルのオフセットを説明する図である。 光ヘッド部位置と光ヘッド部位置信号の関係を示す図である。 従来例の近接場記録用光情報記録再生装置を示す構成図である。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 コリメータレンズ
3 ビーム整形プリズム
4 非偏光ビームスプリッタ(NBS)
5,16,20,24 レンズ
6 光検出器(LPC−PD)
7,15 偏光ビームスプリッタ(PBS)
8 1/4波長板(QWP)
9 エキスパンダレンズ
10 光ヘッド部
11 対物レンズ
12 SIL
13 光ディスク(記録媒体)
14 1/2波長板(HWP)
17 光検出器(PD1)
21 光検出器(PD2)
25 光検出器(PD3)
18 RF出力
19 ミラー
22 トラッキングエラー
23 トラッキング制御回路
26 ギャップエラー
27 ヘッド部位置信号
30 加算器
31 差動アンプ

Claims (3)

  1. レーザ光源からの光束を対物レンズとソリッドイマ−ジョンレンズから成る光ヘッド部を介して情報記録媒体上に集光することにより情報を記録又は再生する光情報記録再生装置において、前記情報記録媒体からの反射光を検出する第1の光検出器と、前記第1の光検出器の出力からトラッキングエラー信号を検出する手段と、前記ソリッドイマージョンレンズの前記情報記録媒体に対向する端面によって反射された戻り光を検出する第2の光検出器と、前記第2の光検出器の出力から前記光ヘッド部のトラッキング方向の位置信号を検出する手段と、前記位置信号に基づいて前記トラッキングエラー信号を補正する手段とを備えたことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 前記第2の光検出器は、前記情報記録媒体の案内溝に平行方向に2分割され、前記2分割の受光領域の信号の差動をとることで前記位置信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  3. 前記2分割の受光領域の信号を加算することによりギャップエラー信号を生成し、前記ギャップエラー信号に基づいて前記ソリッドイマージョンレンズと前記情報記録媒体との間隔を一定に保持するためのギャップサーボを行うことを特徴とする請求項2に記載の光情報記録再生装置。
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