JP2007323154A - 安否確認システム - Google Patents

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Kunihisa Kuwabara
邦寿 桑原
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Abstract

【課題】災害発生時に在宅者の個人毎に安否情報を指定連絡先に知らせることのできる安否確認システムを提供する。
【解決手段】本発明の安否確認システムは、災害検知情報を出力する災害検知手段13と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段11と、在宅者の安否を入力する安否情報入力手段12bと、災害検知手段13と在宅者特定手段11と安否情報入力手段12bとを管理すると共に災害検知手段13による災害検知情報と在宅者特定手段11による在宅者特定情報と安否情報入力手段12bによる安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段18を介して個人毎の安否情報を指定連絡先17に向けて送信する情報管理手段12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅内に在宅する在宅者状況を管理して災害が発生した際に、災害が発生したことや在宅者の安否情報を指定連絡先に伝達する安否確認システムに関するものである。
従来から、災害発生時の在宅者の安否確認を行うシステムとして、人体センサを備えたセンサ付き送受信器からの人体検知信号を家庭機器用リモートコントローラを介してデジタルテレビジョン受信装置に送信するものが知られている(特許文献等1参照)。
このものでは、デジタルテレビジョン受信装置に在宅者の安否を判定する異常判定部が設けられている。その異常判定部は、在宅者が家庭機器用リモートコントローラを操作している場合に送信される遠隔操作信号の有無と人体検知信号の有無とに基づいて、在宅者の安否に関わる異常の発生の有無の判定を行っている。
特開2005−284815号公報
しかしながら、この従来の安否確認システムでは、在宅者の存在を検知することはできるものの在宅者の個人を特定する機能が備わっていないので、在宅者別の安否、在宅者の人数、在宅者が誰であるか、外出者が誰であるかといった在宅者個別の情報を知ることができないという問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、災害発生時に在宅者の個人毎に安否情報を指定連絡先に知らせることのできる安否確認システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の安否確認システムは、災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信する情報管理手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の安否確認システムは、請求項1に記載のものにおいて、前記安否情報入力手段は、在宅者の識別情報と該識別情報に対応する操作ボタンと救助の必要性の有無を意味する救助ボタンとを表示する表示手段であり、前記情報管理手段は前記操作ボタンの操作と前記救助ボタンの操作とに基づいて前記通信手段を介して各在宅者の救助の必要性の有無を前記指定連絡先に送信することを特徴とする。
請求項3に記載の安否確認システムは、請求項1に記載のものにおいて、前記安否情報入力手段は、在宅者の音声を入力する音声入力手段であることを特徴とする。
請求項4に記載の安否確認システムは、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段を更に有し、前記情報管理手段は、災害発生時に自動的に前記状況把握手段による住宅内情報を前記指定連絡先に送信することを特徴とする。
請求項5に記載の安否確認システムは、災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信すると共に災害非発生時でかつ在宅者が一人もいないときに防犯モードとなって前記住宅内状況把握手段に異常が検出されたときに前記通信手段を介して指定連絡先に異常情報を送信する情報管理手段とを有することを特徴とする。
請求項6に記載の安否確認システムは、請求項5に記載のものにおいて、窓の施錠状況を把握する施錠状況把握手段を更に有し、前記情報管理手段は災害非発生時でかつ在宅者が一人もいないときに前記施錠状況把握手段が異常を検出したときに、前記通信手段を介して指定連絡先に異常情報を送信することを特徴とする。
請求項7に記載の安否確認システムは、災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信すると共に災害非発生時でかつ在宅者が一人以上いるときには在宅者の人数以上の人数を前記住宅内状況把握手段が検出したときに来客者情報の入力を要請する情報管理手段とを有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、災害発生時に在宅者の個人毎の安否情報を指定連絡先に知らせることができるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明によれば、災害発生時に簡単なボタン操作で個人毎の安否情報に加えて救助の必要性の有無情報を指定連絡先に知らせることができる。
請求項3に記載の発明によれば、在宅者が居室内で動けないようなケガをしている場合でも、在宅者が安否情報入力手段に声が届く範囲内にいるときには、声を指定連絡先に送信して救助を呼ぶことができる。
請求項4に記載の発明によれば、災害発生時に住宅内の状況を指定連絡先に自動的に送信できるので、在宅者が声も出せないようなケガを負っている場合でも、適切な救助活動に資することができる。
請求項5に記載の発明によれば、在宅者が一人もいない場合に、住宅内状況把握手段により異常が検出されたときに、指定連絡先に異常情報を送信するようにしたので、災害発生時に在宅者の個人毎の安否情報を指定連絡先に知らせることができるのに加えて、災害非発生時には防犯にも兼用することができるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、窓の施錠に異常が生じたときにも指定連絡先に異常情報を送信することにしたので、災害非発生時のセキュリティの向上を期待できるという効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、在宅者の人数以上の人数が認識されたときに、来客者情報の入力を要請することにしたので、侵入者か来客者かの区別を行うことができることになり、例えば、一定時間以上の入力がない場合には、侵入者とみなしてその住宅に直行して、真偽の有無を確認できることになり、災害発生時の在宅者の個人別の安否の確認に加えて、災害非発生時の防犯にも兼用できるという効果を奏する。
特に、在宅者の人数以上の人数が確認されたときに、自動的に来客者情報を入力させることにしたので、在宅時における侵入盗犯等に対する安全性の向上に資することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施例1に係る安否確認システム10の構成を示す図である。
この安否確認システム10は、図1(a)に示すように、在宅者特定装置11と、情報管理装置12と、災害検知装置13とからなり、これらの各装置11〜13は電話回線等を介して情報管理装置12の制御部(後述する)に接続されている。
在宅者特定装置11は、住宅の玄関等の出入り口に設置されている。この在宅者特定装置11は、居住者の指紋、声、虹彩、静脈等の生体情報を認証する生体認証部11aと、来客者の有無を確認する来客者ボタン11bとを備えている。この生体認証部11aと来客者ボタン11bとは情報管理装置12の制御部12aに接続される。この在宅者特定装置11は、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段として機能する。
なお、居住者を特定する認証手段としては、生体認証に限らず、居住者各人が保有するIC(Integrated Circuit)カードを居住者等の帰宅時等に公知のICリーダやRFID(Radio Frequency Identification)に読み取らせて認証させることもできる。
災害検知装置13は地震センサ13aと火災センサ13bとからなり、例えば、住宅の各階ごとに設置されている。その地震センサ13aには、例えば、P波(初期振動)検知による地震予測や揺れを検知して地震規模の測定を行うことができるものがある。火災センサ13bには既存のものを用いる。この地震センサ13a、火災センサ13bは情報管理装置12の制御部(後述する)に接続されている。この災害検知装置13は、災害検知情報を出力する災害検知手段として機能する。
情報管理装置12は住宅の居間や各居室等に設置されている。情報管理装置12は制御部12aを有する。制御部12aは、在宅者を認証して在宅者が居住者のうちの誰であるかを特定する在宅者特定装置11からの特定情報や災害検知装置13からの災害検知情報等を処理する機能を果たす。
この制御部12aは、図1(a)、図1(b)に示すように、電話回線やLAN等を介して通信手段としての通信ネットワーク18に接続されている。情報管理装置12からの情報は、ここでは、通信ネットワーク18を介して指定連絡先17に送信される。
この情報管理装置12から指定連絡先への情報の送信は、通信ネットワーク18に限るものではなく、例えばアナログ電話回線、携帯電話回線、PHS回線、IP電話回線等の音声伝達回線を用いても良く、インターネット、携帯電話、PHSのメール機能を用いて画像等のデータを送信する伝達装置を用いても良い。
情報管理装置12の制御部12aには、居住者別の在宅状況を表示する表示部12b、その居住者個人毎の在宅状況、外出状況を記憶する記憶部12cが接続されている。
表示部12bは、例えば、図2(a)に示すように住宅内のインターホン親機等に備えられているタッチパネル式の液晶表示画面である。ここでは、この表示部12bが在宅者の安否を入力する安否情報入力手段としての役割を果たす。
その表示部12bには、災害発生時に在宅者別の在宅状況、外出状況が表示され、在宅者はこの液晶表示画面上で安否情報の入力を行うことができるようになっている。
すなわち、災害発生時には、液晶表示画面に、図2(a)に示すような「安否確認ボタン画面」が表示される。制御部12aは、在宅者特定装置11から送信された在宅者特定情報に基づき在宅者と外出者を判別して表示部12bに表示させる。
その「安否確認ボタン画面」には、各居住者の称呼が表示されると共に、各居住者の在宅状況を意味する「押」操作ボタンと、各居住者の外出状況を意味する「外」が表示される。ここで、「押」操作ボタンに対応する称呼は在宅者を識別するための識別情報を意味する。
その「押」操作ボタンは点灯されており、この「点灯」は在宅者に「押」ボタンの操作の督促を意味している。各在宅者は、災害発生時に自己に対応する「押」操作ボタンの操作によって、無事であることを指定連絡先17に伝達することができる。
この表示部12bには、救助の必要性の有無を意味する救助ボタンが同時に表示される。救助が必要な場合には、「救助必要ボタン」を押すことによって、指定連絡先に救助が必要なことも伝達できる。
なお、この在宅者による安否情報の入力操作はインターホン親機に備えられている操作ボタンによって行う構成とすることもできる。
情報管理手段12は、災害検知手段と在宅者特定手段と安否情報入力手段とを管理すると共に災害検知手段による災害検知情報と在宅者特定手段による在宅者特定情報と安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信する機能を有するもので、ここでは、操作ボタンの操作と救助ボタンの操作とに基づいて通信手段を介して各在宅者の救助の必要性の有無を指定連絡先に送信するものであり、以下、この実施例1に係る安否確認システム10の作用を図2(b)を参照しつつ説明する。
まず、地震や住宅内の火災等の災害が発生すると、災害検知装置13の各センサ13a、13bは災害を検知して、災害検知信号を情報管理装置12の制御部12aに送信する。
そして、災害検知信号の受信を待機している情報管理装置12の制御部12aは、ステップS101として、災害検知信号を受信したかどうかを判定して、受信した場合にはステップS102に進む。
このステップS102では、情報管理装置12の記憶部12cに記憶されている居住者別の在宅状況に関する在宅者情報を表示部12bに送信して、その在宅状況に関する在宅者情報を表示部12bに表示させたまま、居住者による安否情報の入力を待機する。
そして、情報管理装置12の制御部12aは、ステップS103として在宅者個別の安否情報が入力されたか否かを受信して判定し、受信した場合にはステップS104に進んで、指定連絡先17に安否情報を送信して一連の処理を終了する。
なお、情報管理装置12の制御部12aは、少なくとも1人の安否情報の入力があった時点で指定の連絡先に安否情報を送信してもよいし、居住者全員の安否情報が揃った時点で指定の連絡先に安否情報を送信してもよい。
また、情報管理装置12の制御部12aは、少なくとも1人の居住者による安否情報の入力があるまで待機状態を維持する。
この実施例1によれば、災害発生時に簡単なボタン操作で在宅者の個人毎の安否情報を指定連絡先に知らせることができるのに加えて、救助の必要性の有無情報を指定連絡先に知らせることができる。
以下、本発明に係る安否確認システム20の実施例2を図3を参照しつつ説明する。
この実施例2に係る安否確認システム20の構成は、図3(a)に示すように、安否情報入力手段としての音声入力装置(音声入力手段)14の構成要素を除いてその他の構成は実施例1と同一であるので、実施例1の構成要素と同一構成要素については同一符号を付して異なる点について主として説明する。
その音声入力装置14は、在宅者の音声を入力するマイク14aからなっており、このマイク14aは例えば住宅の各部屋に設置されている。このマイク14aは制御部12aに接続されている。
なお、予め、この安否確認システム20では、情報管理装置12や住宅の玄関先に備えられたインターホン子機等のマイクを用いて居住者が名前や災害時の救助を呼ぶ言葉などを入力しておき、記憶部12cに居住者全員の名前等の音声情報を登録しておくものである。
このように登録しておくと、災害発生時に、救助が必要のない場合には、マイク14aに声で称呼を入力することによって、情報管理装置12は記憶部12cに記憶されている声及び称呼と入力された声及び称呼とを照合し、いずれかの在宅者のものであると判定してその在宅者が無事であることを認識することが可能である。
そして、各居室が備えるマイク14aに入力された在宅者の音声情報に関する信号が受信された場合に、その音声情報を指定連絡先17に送信する。
次に、この安否確認システム20の作用を図3(b)を参照しつつ説明する。
ここで、ステップS201、ステップS202の処理は、実施例1のステップS101、ステップS102と同一であるので説明を省略する。
次に、ステップS203において、在宅者特定情報が表示部12bに表示されたとする。
在宅者による安否情報の入力が行われた場合、制御部12aはその入力された安否情報を受信したか否かを判定し、安否情報を受信した場合には、実施例1と同様に指定連絡先17に安否情報の送信を行う(ステップS205)。
これに対して、特定の居住者が在宅中であるのにも関わらず、その特定の在宅者の安否情報が受信されない場合、在宅者の安否情報が全く受信されない場合には、ステップS204に進んで、各部屋に備えられているマイク14aに入力された在宅者の音声情報が情報管理装置12に受信されたか否かを制御部12aが判定する。
従って、この実施例2によれば、災害発生時に在宅者は、救助が必要な場合、自分の名前等の称呼「お母さん」、「救助」という言葉をマイク14aに向けて発声することによって、音声情報が情報管理装置12から指定連絡先17に向けて送信される。
また、特定の在宅者の音声情報が送信されない場合、制御部12aは、S202に戻って、S203、S204の処理を繰り返し、在宅者の安否情報が入力されるまで待機する。
しかしながら、この場合でも、制御部12aに特定の在宅者の安否情報の受信がされない場合、在宅者全員の安否情報が受信されない場合には、例えば、所定時間経過後に、制御部12aに受信されている在宅者の安否情報のみを指定連絡先17に送信して一連の処理を終了する。
なお、この実施例2では、マイク14aを各部屋に設置することにしたが、ドアホン、給湯器リモートコントロール等の住宅設備機器の備品、テレビジョンや固定電話機器等の家電機器にマイク14aを組み込んでおいても良い。
以下、本発明に係る安否確認システム30の実施例3を図面を参照しつつ説明する。
この実施例3に係る安否確認システム30の構成は、図4(a)に示すように、住宅内の状況を把握する室内状況把握装置15の構成要素を除いてその他の構成は実施例2と同一であるので、実施例2の構成要素と同一構成要素については同一符号を付して異なる点について主として説明する。
室内状況把握装置15は、サーモカメラ等の人感センサ15bとカメラ15cとそれらを制御する制御部15aとからなり、各部屋に設けられている。その制御部15aは制御部12aに接続されている。
この室内状況把握装置15は、人感センサ15bとカメラ15cとの併用装置であり、災害発生時に室内状況を把握して居室内で動きのない在宅者がいるかどうかを判断するのに用いる。
すなわち、災害発生時に、在宅者特定装置11からの在宅者特定情報に基づいて、在宅者はいるが安否情報入力手段としての表示部12b、音声入力手段14から入力がない場合に、各部屋に設置されているカメラによって動きのない在宅者がいるかいないかを検出する。
この検出方法は、人感センサ15bにより熱源を特定して、カメラによってその熱源が所定の距離以上動くかどうかを検出するものであり、熱源はあるが、動かない状況を検出すると、居室内の状況を示す画像や動かない熱源があり在宅者がケガ等で動けない旨を指定の連絡先に伝えるようになっている。
すなわち、情報管理装置12は、所定の場合に、災害発生時に自動的に室内状況把握装置15による住宅内情報を指定連絡先に送信するものである。
次に、この実施例3に係る安否確認システム30の作用を、図4(b)を参照しつつ説明する。
なお、実施例2の作用と同一内容部分であるS301〜S303についてはその説明を省略する。
制御部12aは、S304において、音声情報入力が所定時間なかった場合には、室内状況把握装置15により住宅内に在宅者が存在するか否かを判断する(S305)。室内状況把握装置15は人感センサ15bにより熱源の有無を検出すると共に熱源の移動の有無を検出する。熱源の移動を検出すると人や猫等の動物であるとして、制御部12aに画像情報を送信する。この場合に、この画像情報を指定連絡先にメールに添付して行うのが望ましい。
制御部12aは、所定のプログラムに基づいて人間か否かを判定し、人間であると判断したときには(YES)、安否情報送信処理を行う(S306)。
制御部12aは、人間でないと判断したときには(NO)、S302に戻り在宅者送信処理からS306までの処理を繰り返す。
この実施例3によれば、在宅者がケガや物の下敷きになって、声を出すことができない場合に、救助を求めることが可能となる。
以下、本発明に係る安否確認システム40の実施例4を図面に基づいて説明する。
この実施例4に係る安否確認システム40の構成は、図5に示すように、防犯装置16の構成を除いて実施例3と同一であるので、実施例3の構成要素と同一構成要素については同一符号を付して異なる点について主として説明する。
その防犯装置16は、窓のクレセント部分の施錠を監視する施錠センサ16a、窓を駆動する施錠モータ16bと、施錠センサ16a及び施錠モータ16bを制御する制御部16cとからなり、制御部16cは制御部12aに電話回線等を介して接続されている。この防犯装置16は、窓の施錠状況を把握する施錠状況把握手段として機能し、情報管理装置12は、災害非発生時でかつ在宅者が一人もいないときに、防犯装置16が異常を検出したとき、通信手段18を介して指定連絡先17に異常情報を送信する。
また、この実施例4の情報管理装置12は、災害非発生時に、在宅者が一人もいないときに防犯モードとなって室内内状況把握装置15により異常が検出されたときに通信手段18を介して指定連絡先17に異常情報を送信する。
この実施例4によれば、災害非発生時でかつ在宅者が一人もいない場合には、住宅内状況把握手段により異常が検出されたときに、指定連絡先に異常情報を送信するようにしたので、災害発生時に在宅者の個人毎の安否情報を指定連絡先17に知らせることができるのに加えて、防犯にも兼用することができるという効果を奏し、特に、窓の施錠に異常が生じたときにも指定連絡先に異常情報を送信することにしたので、防犯時のセキュリティの向上を期待できるという効果を奏する。
以上、実施例4について説明したが、これに限るものではなく、災害非発生時でかつ在宅者が一人以上いるときに、在宅者の人数以上の人数を室内状況把握装置15が検出したとき、情報管理装置12が来客者情報の入力を要請するようにしても良い。この来客者情報の入力には、例えば、来客者ボタン11bを用いるようにしても良いし、表示部12bに来客者ボタンを表示させるようにしても良い。
本発明の実施例1に係る安否確認システムの説明図であって、(a)はそのブロック図、(b)はその指定連絡先への情報の送信の概要を示す図である。 本発明の実施例1に係る安否確認システムの作用を説明するための説明図であって、(a)は表示部に表示された安否確認ボタン画面を示す図、(b)はその作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係る安否確認システムの説明図であって、(a)はそのブロック図、(b)はその作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例3に係る安否確認システムの説明図であって、(a)はそのブロック図、(b)はその作用を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例4に係る安否確認システムのブロック図である。
符号の説明
11 在宅者特定装置(在宅者特定手段)
12 情報管理装置(情報管理手段)
13 災害検知装置(災害検知手段)
12b 表示部(安否情報入力手段)
17 指定連絡先
18 通信ネットワーク(通信手段)

Claims (7)

  1. 災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信する情報管理手段と、
    を有することを特徴とする安否確認システム。
  2. 前記安否情報入力手段は、在宅者の識別情報と該識別情報に対応する操作ボタンと救助の必要性の有無を意味する救助ボタンとを表示する表示手段であり、前記情報管理手段は前記操作ボタンの操作と前記救助ボタンの操作とに基づいて前記通信手段を介して各在宅者の救助の必要性の有無を前記指定連絡先に送信することを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記安否情報入力手段は、在宅者の音声を入力する音声入力手段であることを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  4. 住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段を更に有し、前記情報管理手段は、災害発生時に自動的に前記状況把握手段による住宅内情報を前記指定連絡先に送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の安否確認システム。
  5. 災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信すると共に災害非発生時でかつ在宅者が一人もいないときに防犯モードとなって前記住宅内状況把握手段に異常が検出されたときに前記通信手段を介して指定連絡先に異常情報を送信する情報管理手段と、
    を有することを特徴とする安否確認システム。
  6. 窓の施錠状況を把握する施錠状況把握手段を更に有し、前記情報管理手段は災害非発生時でかつ在宅者が一人もいないときに前記施錠状況把握手段が異常を検出したときに、前記通信手段を介して指定連絡先に異常情報を送信することを特徴とする請求項5に記載の安否確認システム。
  7. 災害検知情報を出力する災害検知手段と、在宅者を個別に特定する在宅者特定手段と、前記在宅者の安否を入力する安否情報入力手段と、住宅内の状況を把握する住宅内状況把握手段と、前記災害検知手段と前記在宅者特定手段と前記安否情報入力手段とを管理すると共に前記災害検知手段による災害検知情報と前記在宅者特定手段による在宅者特定情報と前記安否情報入力手段による安否情報とが入力されて、災害発生時に通信手段を介して個人毎の安否情報を指定連絡先に向けて送信すると共に災害非発生時でかつ在宅者が一人以上いるときには在宅者の人数以上の人数を前記住宅内状況把握手段が検出したときに来客者情報の入力を要請する情報管理手段と、
    を有することを特徴とする安否確認システム。
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