JP2007321782A - 転がり軸受のグリース封入方法および封入構造 - Google Patents

転がり軸受のグリース封入方法および封入構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受において、グリース漏れ量が低減でき、軸受内部にグリースが十分に保持されて、安定した運転ができ、長期使用が可能となるグリース封入方法およびグリース封入構造を提供する。
【解決手段】 フィルム延伸機のテンタクリップ31に用いられる転がり軸受であって、グリースGが封入される。このグリースGの初期封入位置を、内輪1と外輪2間の軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径PCDよりも外径側の範囲E内とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受のグリース封入方法および封入構造に関する。
シール付きの転がり軸受はグリース等の潤滑剤が封入されており、外部からの潤滑の必要がないことから広く使用され、多くのシールが案出,実用化されている。シールに要求される性能は、外部からの異物の侵入と軸受内部に封入されている潤滑剤の漏洩を防ぐことにある。また、近年、軸受に対する省燃費(低トルク化),小型,高性能の要求がますます強くなっている。特にシール設計においては、軸受運転トルクを増大しないように、シールリップの接触を軽微に保ち、あるいは非接触としながら、一方ではシール性能を向上させて行く必要がある。
フィルム延伸機は、溶融押出し機により押出された樹脂の原反シートをテンタクリップで連続的に挟んだ状態で延伸する。テンタクリップは、ガイドレール上を周回するもので、ガイドレール上を周回するガイドローラとして転がり軸受が用いられる。この延伸において、テンタクリップは、一般に150〜250℃の高温雰囲気にさらされるため、テンタクリップの機構部に採用される軸受は耐熱性が考慮されている。そのため、この軸受に用いられるシールとしては、鉄板製のシールド板はもとより、フッ素ゴムやシリコーンゴムが採用されており、また、稼動時の動力負荷低減のため、非接触のシール構造が適用されている。さらに、軸受の封入グリースにも耐熱性のあるグリースが適用され、一般にフッ素グリースが採用されることが多い。特許文献1および特許文献2にはフィルルム延伸機のテンタクリップに使用される転がり軸受が開示されている。
特開2003−148495号公報 特開2005−337426号公報
フィルム延伸機のテンタクリップのように高温雰囲気中での運転においては、軸受内部のグリース粘度が低下する。そのため、軸受自体のグリースが漏れやすい状態となり、実際にグリース漏れの事例も挙げられている。グリース漏れは、グリース量の低下から軸受の損傷を招くだけでなく、漏れたグリースが飛散して被延伸材(フィルム)に付着し、フィルムの汚染・品質不良の原因ともなる。グリース漏れ対策は、軸受のシール構造を改善したり、グリース量を減らしたりすることによってなされるのが一般的である。
しかし、シール構造は軸受の寸法やシールリップの構造上の制約がある。非接触シールであれば、さらに設計の制約や軸受軌道輪への組込み後の管理に難しさがある。また、グリース封入量は、一般に静止空間の30〜40%程度とされるが、大幅なグリース量の低減は、転がり軸受としての機能を損なう可能性があり、これにも制約がある。したがって、グリース漏れ対策としては、グリースの封入構造あるいは封入方法が重要とされる。
図5,図6は従来公知のグリースの封入例を示す。図5(A)および図6(A)は転がり軸受の平面図であるが、いずれもシールの装着前の状態を示している。図5の転がり軸受は、内輪101と外輪102の転走面101a,102aの間に、複数のボール103を介在させ、これらボール103を保持する保持器104を設け、端部に軸受空間を密封するシール105を設けたものである。シール105は、環状の芯金とこの芯金に一体に固着されるゴム状部材とで構成され、外輪102の内径面に形成されたシール取付溝102bに外周部が嵌合状態に固定される。内輪101はシール105の内径部に対応する位置に、円周溝からなるシール溝101bが形成されている。シール105の内径側端はシール溝101b内に至り、非接触のラビリンス構造を形成している。
この例では、転がり軸受の片側から、ボール103、103間の保持器104上(両側保持器のリベット結合部分)にグリースGを封入している。このグリース封入構造では、軸受運転時に余分なグリースGが軸受片側の空間部に集中するため、結果として、図5(B)に示すように片側のラビリンス隙間からグリースGaが漏れ易くなる。
図6に示す転がり軸受の構成は、グリース封入部分を除き、図5の例と同様であるが、この例では、ボール103,103間の保持器104上(同上)の両側にグリースGを封入している。このグリース封入構造では、軸受の運転時に余分なグリースGが左右バランス良く保持される。また、グリース封入工程作業も容易であるため、このグリース封入構造が一般的に採用されている。しかし、フィルム延伸機のテンタクリップ用軸受の場合、高温雰囲気下で外輪回転であるため、一般的な運転条件(内輪回転、100℃以下)に比べてグリースが漏れ易い。これは、保持器104上に封入・保持されるグリースGが高温で粘度が低下し、運転時に、図6(C)の白抜矢示のように軸受左右空間部(シール105の内壁面側)へ飛ばされ易い状態となり、結果として、図6(C)に示すように両側のラビリンス隙間からグリースGaが漏れ出ることになる。
この発明は、これらの課題を解消することを目的としたものであり、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受において、グリース漏れ量が低減でき、軸受内部にグリースが十分に保持されて、安定した運転ができ、長期使用が可能となるグリース封入方法およびグリース封入構造を提供するものである。
この発明の転がり軸受のグリース封入方法は、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受におけるグリースの封入方法であって、グリースの初期封入位置を、内輪と外輪間の軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径よりも外径側の範囲内とすることを特徴とする。
グリースの初期封入位置を、軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径よりも外径側半分の範囲に規制すると、封入したグリースが、外輪の転走面上または転走面近傍に安定保持される。外輪の転走面に保持されたグリースは、転動体を介して内輪に行き渡る。そのため、転がり軸受としての信頼性が向上する。すなわち、転走面または転走面近傍にグリースが保持され、転動体が転がる面を直接に潤滑するため、保持器上の封入よりも更に長期使用が可能となる。特に、フィルム延伸機におけるテンタクリップのガイドローラは、高温雰囲気下にあって、グリースの粘度が低下し易い環境下にあるが、このような環境下においても、グリースの漏れが抑えられる。
前記転がり軸受が、外輪にシールが取付けられ、このシールの先端が、内輪に対して非接触シール隙間を形成する程度に接近するものであっても良い。
この構成の場合、グリースの初期封入位置が、内輪と外輪間の軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径よりも外径側の範囲内であると、グリースの封入位置から遠い位置に非接触シール隙間が存在することになり、軸受運転に伴うグリースの分散によっても、この非接触シール隙間から漏れ出ることが少なく、グリース漏れに対してより一層効果的となる。
グリースの初期封入位置は、外輪の転走面または転走面の近傍であって、転走面の中心に対する軸受幅方向の両側としても良い。
グリースの初期封入位置が外輪の転走面または転走面の近傍であると、軸受の運転時にグリースが左右に分散され、またグリースが、転走面上または転走面近傍に安定保持される。そのため、転がり軸受としての信頼性がより一層向上する。また、軸受幅方向の両側から封入するようにすれば、軸受内部全体において左右バランス良くグリースを封入することができる。
この発明の転がり軸受のグリース封入構造は、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受であって、グリースが封入され、このグリースの初期封入位置が外輪の転走面または転走面近傍であることを特徴とする。
転走面または転走面近傍にグリースが保持され、転動体が転がる面を直接に潤滑するため、保持器上の封入よりも更に長期使用が可能となる。
この発明の転がり軸受のグリース封入方法は、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受におけるグリースの封入方法であって、グリースの初期封入位置を、内輪と外輪間の軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径よりも外径側の範囲内とするため、グリース漏れ量が低減でき、軸受内部にグリースが十分に保持されて、安定した運転ができ、長期使用が可能となる。
この発明の転がり軸受のグリース封入構造は、フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受におけるグリース封入構造であって、グリースの初期封入位置が、外輪の転走面または転走面近傍であるため、グリース漏れ量が低減でき、軸受内部にグリースが十分に保持されて、安定した運転ができ、長期使用が可能となる。
この発明の実施形態を図1および図2と共に説明する。ここで、図1(A)は、この実施形態の転がり軸受の平面図であるが、シール装着前の状態を示している。この転がり軸受は、固定側の内輪1と回転側の外輪2の転走面1a,2aの間に、複数の転動体3を介在させ、これら転動体3を保持する保持器4を設け、両側に軸受空間を密封する非接触型のシール5を設けたものである。転動体3は例えばボールからなり、この場合、軸受はシール付きの深溝玉軸受とされている。シール5は、環状の芯金6とこの芯金6に一体に固着されたゴム状部材7とで構成され、外輪2の内径面2bに形成されたシール取付溝8に外周部が嵌合状態に固定される。ゴム状部材7はフッ素ゴムやシリコーンゴム等の合成ゴムからなく。芯金6は鋼板製とされる。内輪1は各シール5の内径部に対応する位置の外径面1bに、円周溝からなるシール溝9が形成され、シール5の内径側端と内輪1のシール溝9との間に非接触シール隙間10が形成される。シール取付溝8およびシール溝9は旋削仕上げとされている。
シール5のゴム状部材7は、芯金6の内周端から内径側へ延びる芯金無しのゴム部分であるシールリップ7aを有する。このシールリップ7aの軸方向内外両側面には、軸受軸心に垂直な断面において凹曲線となる凹面7b,7cが形成されている。シールリップ7aの先端部分は、シール溝9の底面近傍にまで及び、シール溝9の内側面と非接触の状態を保っている。また、シール5の内壁面には、環状溝からなるグリース溜まり5aが設けられている。
グリースGの軸受内への初期封入位置は、内輪1と外輪2間の軸受空間における転動体3の配列のピッチ円直径PCDよりも外径側の範囲E(図2(B)に交差斜線を付した範囲)内とする。特に、図1(A)(B)に示すように、グリースGは、軸受内への初期封入位置を外輪2の転走面2aの略中央部とすることが好ましい。グリースGの初期封入位置は、必ずしも転走面2aの中央位置でなくても良いが、転走面狙い、特に転走面中央狙いとして封入する。この場合に、グリースGの封入のための注入は、軸受の幅方向の片側から行っても、また両側から行っても良い。図1(A)(B)では、各ボール3,3間で外輪転走面2aに封入されており、図示のグリースGの位置がグリースの初期封入位置であることを示している。このように外輪2の転走面2aにグリースGを封入することにより、左右バランス良くグリースGが封入される。軸受の運転に伴い、図1(C)および図2に示すように、グリースGは左右に分散し、軸受左右空間部(シール5の内壁面側)に至るが、シール5はその外周部をして外輪2の内径面2bに形成されたシール取付溝8に嵌合状態に固定されているから、この部分には隙間がなく、したがって、軸受の外部に漏れ出ることがない。
上記のように左右に分散して軸受左右空間部に至ったグリースGは、外輪回転の場合はその回転時の遠心力により、非接触シール隙間10側には分散することは少なく、図のようなグリース溜まり5aの内側位置に留まり、漏れ出ることなく転走面1a,2aの潤滑に寄与させることができる。また、シール5の内径端側と内輪1の外径面1bとの間で形成される非接触シール隙間10には、シールリップ7aの内外側面に形成される凹面7b,7cの形状により、隙間寸法の複数の狭まり部が形成されている。したがって、非接触シール隙間10には、狭・広・狭・広と、狭い部分と広い部分とが交互に繰返す複数の広狭変化部が形成されている。この広狭変化部の形成により、非接触シール隙間10からのグリース漏れの防止機能が一層高められる。
特に、この発明に係る転がり軸受は、後記するフィルム延伸機のテンタクリップのガイドローラとして用いられるものであり、このようなガイドローラでは、ガイドレールの潤滑に使用される油がガイドローラ内、すなわち、軸受内に侵入すると、軸受内に封入されている比重の重いフッ素グリースが漏れて製品を汚損することになるが、このようなグリース漏れによる汚損が、上記のようにグリース初期封入位置が外輪2の転走面2aであることと、非接触シール隙間10の広狭の変化とが相俟って、より効果的に防止される。
図3,図4は、この発明のシール構造を備えた転がり軸受を適用するフィルム延伸機の一例を示す。図3に概略図で示すように、このフィルム延伸機21は、熱可塑性高分子化合物22を溶融して未延伸状態のフィルム23として押し出す押出し機24と、押し出されたフィルム23を受ける冷却ドラム25と、次の各工程を行う手段を備える。すなわち、冷却ドラム25で冷却されたフィルム23を送る送りローラ26と、この送りローラ26で送られるフィルム23に調湿処理を施す水槽27と、この水槽27で調湿処理されたフィルム23を挟み込んで表面の水滴を除去する水切り装置28とを備える。また、水切り処理後のフィルム23を縦および横方向に2軸延伸する2軸延伸機29と、この2軸延伸機29で形成されたフィルム23を巻き取る回収ローラ30とを備える。
2軸延伸機29の構成要素として、図4に示す横延伸装置40が設けられる。この横延伸装置40にテンタクリップ31が備えられる。横延伸装置40は、送られて来るシート23の左右両側に配置され、両ガイド間の間隔がラインの進行方向に向かって徐々に広くなっているガイドレール33,34と、それぞれローラ鎖状に連結され、ガイドレール33,34上をラインの進行方向に循環する複数個のテンタクリップ31とを備える。
テンタクリップ31は、フィルム23の端部を掴むグリップ部32と、閉ループで構成されたガイドレール33,34上を転動するガイド軸受(ガイドローラ)35,36とを有する。このテンタクリップ31は、グリップ部32でフィルム23の両端を掴んだ状態で、ガイドレール33,34に沿って進行方向に進み、フィルム23を横方向に延伸させる役割を担う。ガイドレール33,34には、そのガイド面を水平方向に向けたレール33と、垂直方向に向けたレール34の2種類がある。テンタクリップ31のガイド軸受35,36は、テンタクリップ31を各ガイドレール33,34に沿って転がり案内する役割を担う。このガイド軸受35,36のうち、水平方向のガイド面を転動するガイド軸受35は水平方向(横姿勢)の固定軸37に設置される。垂直方向のガイド面を転動するガイド軸受36は、垂直方向(縦姿勢)の固定軸38に設置される。したがって、これら各ガイド軸受35,36は、いずれも外輪が回転側とされる。また、この横姿勢および縦姿勢の固定軸37,38に取付けられたガイド軸受35,36の両方またはいずか一方として、図1,図2に示した上記実施形態の転がり軸受が用いられる。
特に、ガイド軸受36は、上方のガイドレール33やテンタクリップ31から滴下した潤滑油が軸受上側のシール5の上に落下することがある。上記実施形態の転がり軸受によると、このようなガイドレール33やテンタクリップ31から滴下する油が軸受内に侵入することが防止され、また、軸受からグリースが漏れ出ることが防止される。これにより、ガイド軸受35,36の運転が安定し、長期使用が可能となる。さらに、漏れ出たグリースでフィルム23を汚損することも防止される。
(A)(B)(C)はこの発明の実施形態に係るグリース封入構造を備えた転がり軸受を示し、(A)は平面図、(B)(C)は(A)におけるI−I線断面図であって、(B)はグリースの初期封入位置を、(C)は運転時のグリースの状態をそれぞれ示す。 (A)は図1(C)の要部の拡大図、(B)は同部分における初期グリース封入の最大範囲を示す説明図である。 同転がり軸受が用いられるフィルム延伸機の概略構成図である。 同フィルム延伸機の横延伸装置におけるテンタクリップ周辺部を示す断面図である。 (A)(B)は従来例の断面図であり、(A)は平面図、(B)は(A)におけるV−V線断面図である。 (A)(B)(C)は別の従来例の断面図であり、(A)は平面図、(B)(C)は(A)におけるVI−VI線断面図である。
符号の説明
1…内輪
1a…転走面
2…外輪
2a…転走面
5…シール
10…非接触シール隙間
21…フィルム延伸機
31…テンタクリップ
35,36…ガイド軸受(転がり軸受)
G…グリース

Claims (4)

  1. フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受におけるグリースの封入方法であって、グリースの初期封入位置を、内輪と外輪間の軸受空間における転動体の配列のピッチ円直径よりも外径側の範囲内とすることを特徴とする転がり軸受のグリース封入方法。
  2. 請求項1において、前記転がり軸受は、外輪にシールが取付けられ、このシールの先端が、内輪に対して非接触シール隙間を形成する程度に接近するものである転がり軸受のグリース封入方法。
  3. 請求項1または請求項2において、前記グリースの初期封入位置を、外輪の転走面または転走面の近傍とし、かつ前記転走面の中心に対する軸受幅方向の両側とする転がり軸受のグリース封入方法。
  4. フィルム延伸機のテンタクリップに用いられる転がり軸受におけるグリース封入構造であって、グリースの初期封入位置が、外輪の転走面または転走面近傍であることを特徴とする転がり軸受のグリース封入構造。
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