JP2007320422A - 照明装置 - Google Patents

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JP2007320422A JP2006152306A JP2006152306A JP2007320422A JP 2007320422 A JP2007320422 A JP 2007320422A JP 2006152306 A JP2006152306 A JP 2006152306A JP 2006152306 A JP2006152306 A JP 2006152306A JP 2007320422 A JP2007320422 A JP 2007320422A
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俊広 木村
Hiroshi Arisaka
洋 有坂
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Abstract

【課題】 自動車のラゲージフロア床面に設けられた収納凹部1内を効率的に照明して、収納凹部1内での作業性の向上を図る。
【解決手段】 フロアボード2に設けられた貫通孔に装着される取手本体11と、この取手本体11へ回動自在に組み付けられた操作ハンドル12とを含む取手ユニット10を備えている。そして、操作ハンドル12の把持部12cの表面にタッチセンサ20を設ける。このタッチセンサ20に人体が接近又は接触したとき発光ダイオード19を点灯させる構成とした。
【選択図】 図5

Description

この発明は、自動車のラゲージフロア床面に設けられた収納凹部を照明するための照明装置に関する。
例えば、ワゴンタイプの自動車にあっては、ラゲージフロアの床面に、スペアタイヤや工具を収納しておくための収納凹部が設けられている。
さて、セダンタイプの自動車のトランクルームにあっては、従来から内部を照明するための照明装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。一方、上述したようなラゲージフロア床面の収納凹部には照明装置が設けられておらず、もっぱら自動車室内の天井部に設けられたルームランプからの光線を取り込んで収納凹部内を照らす構造となっていた。
実開平4−42442号公報
上述した収納凹部は、常時、ラゲージフロア床面への開口部がフロアボードによって閉塞されており、工具やスペアタイヤ等の収容物は、このフロアボードを開いて取り出されるが、フロアボードの開き角度によっては、ルームランプからの光線をフロアボードが遮ってしまい、特に夜間にあっては収納凹部内の視認性がきわめて悪くなることがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、自動車のラゲージフロア床面に設けられた収納凹部内を効率的に照明して、収納凹部内での作業性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ラゲージフロアの床面に設けられた収納凹部が当該床面に開口しており、その開口部はフロアボードによって開閉自在となっている自動車において、前記収納凹部内を照明するための照明装置であって、
前記フロアボードに装着される取手ユニットと、
この取手ユニットに組み込まれ、前記フロアボードの裏面側から前記収納部内へ光を照射する光源と、
前記取手ユニットに組み込まれ、前記光源を点灯させるスイッチ手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1を前提として、前記スイッチ手段が、操作者による前記取手ユニットを把持する操作に伴い前記光源を点灯させる構成であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2を前提として、前記取手ユニットが、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
前記スイッチ手段は、前記操作ハンドルの把持部表面に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2を前提として、前記取手ユニットが、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
前記スイッチ手段は、前記取手本体の表面であって前記操作ハンドルを把持した操作者の手が接近又は接触する位置に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体の接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1又は2を前提として、前記取手ユニットが、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
前記操作ハンドルは、常態では前記取手本体の表面に形成した凹部に収容され、回動軸を境界として一方向に把持部が張り出すとともに、他方向に押圧操作部が張り出しており、当該押圧操作部の表面を押圧操作することで前記把持部が前記凹部から露出する構成となっており、
前記スイッチ手段は、前記操作ハンドルの押圧操作部表面に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1又は2を前提として、前記スイッチ手段が、前記取手ユニットにおける前記フロアボードの裏面側に露出する部分に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3乃至6のいずれか一項を前提として、前記制御回路が、前記タッチセンサに人体が接近又は接触している間は前記光源を点灯させるとともに、前記タッチセンサから人体が一定の距離以上に離間したとき前記光源を消灯させることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項3乃至6のいずれか一項を前提として、前記制御回路が、前記タッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させるとともに、当該点灯タイミングから所定の時間が経過した後に前記光源を消灯することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1を前提として、前記スイッチ手段が、前記操作ハンドルの常態位置からの回動を検知するメカニカルスイッチと、このメカニカルスイッチによる前記操作ハンドルの常態位置からの回動検知に基づき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1を前提として、前記スイッチ手段が、前記収納凹部の開口部から前記フロアボードが開く動作を検知するメカニカルスイッチと、このメカニカルスイッチによる前記フロアボードの開き動作検知に基づき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか一項を前提として、前記フロアボードが、前記収納凹部の開口部から着脱自在であり、
当該フロアボード又は前記取手ユニットに前記光源へ電力を供給するための電源を組み込んだことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、取手ユニットに組み込まれた光源が、フロアボードの裏面側から収納部内へ光を照射するので、収納凹部内が明るく効率的に照明され、その結果、収納凹部内での作業性が向上する。
ここで、光源や光源を点灯させるスイッチ手段は、いずれも取手ユニットに組み込まれるので、取手ユニットをフロアボードに装着するだけで、光源やスイッチ手段の各構成要素も取手ユニットとともにフロアボードに装着できる。このため、自動車の生産稼働率向上にも寄与する。
次に、請求項2の発明によれば、操作者による取手ユニットの把持操作に伴いスイッチ手段が作動して光源を点灯させる構成となっているので、操作者が取手ユニットを把持してフロアボードを開く操作に伴い、自動的に光源が点灯して収納凹部内を照明する。よって、いちいち個別のスイッチ操作を行うことなく収納凹部内を照明でき、きわめて良好な作業性を得ることができる。
例えば、請求項3の発明のごとく、操作ハンドルの把持部表面にタッチセンサを設けることで、操作者が取手ユニットを把持してフロアボードを開く操作に伴い、操作者の手がタッチセンサに接近又は接触して自動的に光源が点灯し、収納凹部内を照明することができる。
同様に、請求項4の発明のごとく、取手本体の表面であって操作ハンドルを把持した操作者の手が接近又は接触する位置にタッチセンサを設けることによっても、操作者が取手ユニットを把持してフロアボードを開く操作に伴い、操作者の手がタッチセンサに接近又は接触して自動的に光源が点灯し、収納凹部内を照明することができる。
また、請求項5の発明のごとく、操作ハンドルの押圧操作部表面にタッチセンサを設けることで、操作者が押圧操作部を押して把持部を凹部から露出させる操作に伴い、操作者の指がタッチセンサに触れて自動的に光源が点灯し、収納凹部内を照明することができる。
請求項6の発明によれば、タッチセンサを、取手ユニットにおけるフロアボードの裏面側に露出する部分に設けたので、フロアボードが開いた状態にあっても操作者が無理なくタッチセンサに触れられるので、容易に光源を点灯させておくことができる。
請求項7の発明によれば、タッチセンサが人体の接触を検知しなくなったときこれに基づいて光源を自動的に消灯させるので、光源の消し忘れを防止できる。同様に、請求項8の発明によっても、タッチセンサに人体が接近又は接触してから一定の時間経過後に自動的に光源を消灯させるので、光源の消し忘れを防止できる。
請求項9の発明によれば、操作者による操作ハンドルの回動操作に伴いスイッチ手段が作動して光源を点灯させる構成となっているので、操作者が操作ハンドルを把持して(このとき操作ハンドルが回動する)、フロアボードを開いたとき、自動的に光源が点灯して収納凹部内を照明する。よって、いちいち個別のスイッチ操作を行うことなく収納凹部内を照明でき、きわめて良好な作業性を得ることができる。
また、請求項10の発明も、フロアボードが開いたとき、自動的に光源が点灯して収納凹部内を照明する。よって、いちいち個別のスイッチ操作を行うことなく収納凹部内を照明でき、きわめて良好な作業性を得ることができる。
フロアボードが収納凹部の開口部から着脱自在のときは、自動車のバッテリーから光源の電力を供給するための電源コードが邪魔になる。そこで、かかる構成にあっては、請求項11の発明のごとく、フロアボード又は取手ユニットに光源へ電力を供給するための電源を組み込むことで、自動車バッテリーにつなげる電源コードを不要にでき、構成をすっきりとまとめることができる。
以上説明したように、本発明によれば、取手ユニットに組み込まれた光源が、フロアボードの裏面側から収納部内へ光を照射するので、収納凹部内が明るく効率的に照明され、その結果、収納凹部内での作業性が向上する。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図9は、本発明の実施形態に係る照明装置を説明するための図である。
図1に示すように、ワゴンタイプの自動車のラゲージフロア(カーゴフロアともいう)には、床面にスペアタイヤや工具を収納しておくための収納凹部1が設けられている。収納凹部1は、ラゲージフロアの床面に開口しており、その開口部にフロアボード2が開閉自在に装着されている。
フロアボード2は、一端縁側を回動中心として回動自在であり、他端縁の中央近傍位置に取手ユニット10が装着されている(図2参照)。フロアボード2は、常態では収納凹部1の開口を閉塞しており、この常態位置から取手ユニット10を把持して回動操作することにより、収納凹部1の開口を開くことができる。
図3に示すように、取手ユニット10は、プラスチック等の絶縁材料からなり、取手本体11と、操作ハンドル12とを含む。取手本体11は、フロアボード2に穿設された貫通孔2aに嵌め込み(図5参照)、ビス止め等の締結手段をもって装着される。操作ハンドル12は、外形が四角形状をしており、支軸13により取手本体11へ回動自在に組み付けられる。支軸13(すなわち、回動中心)は、操作ハンドル12の一端縁側の辺12aとほぼ平行に配置されている。操作ハンドル12には、切欠部12bが形成してあり、この切欠部12bと他端縁側の辺とに囲まれた部分が把持部12cとなっている。操作者は切欠部12bに親指を除く4本の指を挿入して把持部12cを把持する(図5(b)参照)。
取手本体11の表面には、操作ハンドル12を収容するための凹部11aが形成してあり、この凹部11aに対応する部位が裏面側に膨出している。操作ハンドル12が凹部11aに収容された状態において、操作ハンドル12の切欠部12bが配置される取手本体11の一部領域には凹部11aが形成されていない。取手本体11を裏面からみると、この一部領域に対応する部位が凹部(裏面凹部11b)となっている(図4参照)。
操作ハンドル12は、図示しないばね部材によって凹部11aへ収容される方向に付勢されており、常態(すなわち、操作者によって把持操作されていない状態)にあっては、図5(a)に示すように凹部11aに収容されている。
本実施形態では、図4、図5に示すように、取手本体11の裏面凹部11b内に回路基板15と反射ミラー16とを組み込み、さらに開口部に拡散レンズ17を装着している。裏面凹部11bの開口部に拡散レンズ17を装着することで、裏面凹部11b内への塵埃や水分の進入が抑制される。
回路基板15には、タッチセンサ20の制御回路を構成する制御部品18と、光源としての発光ダイオード19(LED)が半田付けされている。この回路基板15は、裏面凹部11bの天井面に接着固定してある。反射ミラー16には、発光ダイオード19を露出させる透孔16aが設けてあり、その周囲の表面は鏡面に形成されている。反射ミラー16は、回路基板15と開口部との中間部に固定して設けられており、発光ダイオード19からの光線を拡散レンズ17の方向へ反射させる。
また、操作ハンドル12の把持部12cには、その表面に導電性のセンシングテープ等で構成されたタッチセンサ20が設けてある(図3、図5参照)。このタッチセンサ20には、把持部12cを握った操作者の手が触れる。
タッチセンサ20には、図6に示すように導電コード21の一端が連結してあり、この導電コード21の他端はコネクタ22を介して回路基板15に接続されている。なお、コネクタ22からは2本の電源コード23a,23bも導出している。これら導電コード21および電源コード23a,23bを裏面凹部11b内へ導き入れるために、裏面凹部11bの側壁には導入孔11cが設けてある。裏面凹部11bの内部には塵埃や水分の付着に弱い回路基板15が配設されているため、この導入孔11cと導電コード21および電源コード23a,23bとの隙間は、ゴムパッキン等により閉塞しておくことが好ましい。
図7は本実施形態に係る照明装置の電気系統を示す回路ブロック図である。同図に示すように、1本の電源コード23aは自動車のバッテリーへ接続され、他の1本の電源コード23bは接地されている。発光ダイオード19は、2本の電源コード23a,23bの間に直列に設けられている。そして、その直列回路の間にタッチセンサ20の制御回路を構成する制御部品18が介在しており、この制御部品18が、発光ダイオード19への電源供給をON/OFFする構成となっている。
制御部品18には、バッテリーからの電源が供給されており、さらにタッチセンサ20が接続されている。タッチセンサ20と制御部品18は、いわゆる静電容量センサを構成している。すなわち、制御部品18の内部には静電容量の変化を検出する回路が構成されており、タッチセンサ20に操作者の指が触れたとき、その静電容量に変化が生じて当該操作者の指の接触を検知する構成となっている。制御部品18は、操作者の指(人体)を検知したとき、発光ダイオード19への電源供給をONにする。これにより、発光ダイオード19が発光する。
なお、タッチセンサ20に人体が接近したとき静電容量が変化して、当該人体の接近を検知する非接触型の静電容量センサも市販されており、この種の非接触型静電容量センサを適用することもできる。
図8は取手ユニット10が装着されたフロアボード2の裏面を示す斜視図である。同図に示すように、取手本体11の裏面はフロアボード2の裏面に露出している。したがって、発行ダイオードから発射される光線は、拡散レンズ17で発散されて広い角度範囲にフロアボード2の裏面から発射される。
次に、図9及び図5を参照して、上述した照明装置の作用を説明する。
ラゲージフロアの床面に設けられた収納凹部1から収納物を取り出す際には、操作ハンドル12の把持部12cを握り、フロアボード2を引き上げるようにする。この操作によって、フロアボード2が回動して、収納凹部1の開口が開く(図5(b)、図9(b)参照)。ここで、操作者が操作ハンドル12の把持部12cを握ると同時に、操作者の手がタッチセンサ20に触れる。そうすると、図7に示した制御部品18が発光ダイオード19への電源供給をONにする。これにより、発光ダイオード19が自動的に発光する。
発光ダイオード19からの光線は、拡散レンズ17で発散されて広い角度範囲にフロアボード2の裏面から発射され、対向する収納凹部1の内部に照射される。よって、収納凹部1内が明るく効率的に照明され、その結果、収納凹部1内での作業性が向上する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、操作ハンドルを常態へ戻る方向に付勢しているばね部材を金属製のねじりコイルばねで構成し、このねじりコイルばねを導電コード21の代わりとし、このねじりコイルばねを介してタッチセンサ20と回路基板15とを電気的に接続することもできる。
図10に示すように、回路基板15、反射ミラー16、および拡散レンズ17を揺動部材30に組み込み、当該揺動部材30を取手本体11の裏面へ揺動自在に装着することもできる。揺動部材30は、フロアボード2の回動角度にかかわらず、自重によって拡散レンズ17を常に一定の方向へ向けておくことができる。その拡散レンズ17の方向を、発光ダイオード19からの光線が無駄なく収納凹部1内へ取り込まれる方向に設定しておけば、収納凹部1が明るく照射されるので、この構成によってもいっそう快適な作業性を得ることができる。
また、図11、図12に示すように、タッチセンサ20は、取手本体11の表面であって操作ハンドル12を把持した操作者の手が接近又は接触する部位11dに設けることもできる。このような部位11dにタッチセンサ20を設けても、操作者が操作ハンドル12の把持部12cを握ると同時に、操作者の指の甲がタッチセンサ20に接近又は接触する(図12(c)参照)。そうすると、制御部品18が発光ダイオード19への電源供給をONにする。これにより、発光ダイオード19が自動的に発光する。
また、図12に示すように、フロアボード2が一定の角度回動して収納凹部1を開いた状態(図9(b)の状態)を想定し、当該フロアボード2の位置で、発光ダイオード19からの光線が無駄なく収納凹部1内へ取り込まれるよう、回路基板15、反射ミラー16、および拡散レンズ17をあらかじめ傾けて取手本体11に組み込んでおけば、収納凹部1がさらに明るく照射され、いっそう快適な作業性を得ることができる。
タッチセンサ20は、図13、図14に示すように、操作ハンドル12における押圧操作部12eの表面に設けることもできる。操作ハンドル12は、常態では取手本体11の表面に形成した凹部11aに収容され(図14(a)参照)、回動軸13を境界として一方向に把持部12cが張り出すとともに、他方向に押圧操作部12eが張り出している。この押圧操作部12eの表面を操作者が押圧操作することで、把持部12cが凹部11aから露出する(図14(b)参照)。
操作者が押圧操作部12eを押して把持部12cを凹部11aから露出させる操作に伴い、操作者の指がタッチセンサ20に接触する。そうすると、制御部品18が発光ダイオード19への電源供給をONにする。これにより、発光ダイオード19が自動的に発光する。
図15に示すように、タッチセンサ31を取手ユニット10の裏面にも設けておけば、図16に示すように、フロアボード2が開いた状態にあっても操作者が無理なくタッチセンサ31に触れられるので、容易に発光ダイオード19を点灯させておくことができる。タッチセンサ31は、図7に示した制御部品18に接続され、制御部品18はこのタッチセンサ31に人体が接近又は接触したとき、これを検知して発光ダイオード19への電源供給をONにする。
ここで、制御部品18(制御回路)は、タッチセンサ20,31に人体が接近又は接触している間は発光ダイオード19を点灯させるとともに、タッチセンサ20,31から人体が一定の距離以上に離間したとき発光ダイオード19を消灯させる構成とする以外にも、例えば、タッチセンサ20,31に操作者の手が触れる毎、交互に発光ダイオードをON/OFFさせるように構成してもよい。また、タイマー機能を付加して、発光ダイオード19を点灯してから所定の時間が経過した後に発光ダイオード19を消灯する構成とすることもできる。
また、図17に示すように、取手本体11にマイクロスイッチ等のメカニカルスイッチ40を設け、このメカニカルスイッチ40が操作ハンドル12の常態位置(同図(a))からの回動を検知したとき(同図(b))、回路基板15に搭載された制御回路(図示せず)が発光ダイオード19を点灯する構成としてもよい。
さらに、図18に示すように、ラゲージフロア床面に設けられた収納凹部1の開口縁部か、あるいはフロアボード2の縁部にマイクロスイッチ等のメカニカルスイッチ40を設け、このメカニカルスイッチ40がフロアボード2の常態位置(同図(a))からの開き動作を検知したとき(同図(b))、回路基板15に搭載された制御回路(図示せず)が発光ダイオード19を点灯する構成としてもよい。
フロアボード2が収納凹部1の開口部から着脱自在であるときは、フロアボード2又は取手ユニット10に発光ダイオード19へ電力を供給するための電池を組み込むことで、自動車バッテリーにつなげる電源コード23a,23bを不要にでき、構成をすっきりとまとめることができる。フロアボード2又は取手ユニット10に組み込んだ電池を充電式とし、フロアボード2が常態にあるとき当該充電式電池を充電する構造を設けておくこともできる。
また、本発明の照明装置が組み込まれる取手ユニット10は、例えば、特開2003−120101号公報に開示されたようなフロアボード2の開閉ロック機能を有するものを適用することもできる。また、特開2002−178411号公報に開示されたような裏カバーを有する取手ユニットを適用することもできる。この場合、少なくとも発光ダイオード19等の光源は、裏カバーから裏面側に露出させておく。
ワゴンタイプの自動車のラゲージフロアを示す斜視図である。 フロアボードの表面を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を構成する取手ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の主要部が組み込まれる取手ユニットの裏面構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の主要部が組み込まれた取手ユニットの断面図である。 取手ユニットの操作ハンドルとこれに組み込まれるタッチセンサを示す背面図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の電気系統を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る照明装置が組み込まれたフロアボードの裏面を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の作用を説明するための断面図である。 本発明の変形例・応用例を説明するための断面図である。 本発明の他の変形例・応用例を説明するための斜視図である。 図11に示した本発明の変形例・応用例に関する作用を説明するための断面図である。 本発明の更に他の変形例・応用例を説明するための斜視図である。 図13に示した本発明の変形例・応用例に関する作用を説明するための断面図である。 本発明の更に他の変形例・応用例を説明するための分解斜視図である。 図15に示した本発明の変形例・応用例に関する作用を説明するための断面図である。 本発明の更に他の変形例・応用例を説明するための断面図である。 本発明の更に他の変形例・応用例を説明するための断面図である。
符号の説明
1:収納凹部、2:フロアボード、
10:取手ユニット、11:取手本体、11a:凹部、11b:裏面凹部、11c:導入孔、12:操作ハンドル、12b:切欠部、12c:把持部、12d:凹部、12e:押圧操作部、15:回路基板、16:反射ミラー、17:拡散レンズ、18:制御部品、19:発光ダイオード、20,31:タッチセンサ、21:導電コード、22:コネクタ、23a,23b:電源コード
40:メカニカルスイッチ

Claims (11)

  1. ラゲージフロアの床面に設けられた収納凹部が当該床面に開口しており、その開口部はフロアボードによって開閉自在となっている自動車において、前記収納凹部内を照明するための照明装置であって、
    前記フロアボードに装着される取手ユニットと、
    この取手ユニットに組み込まれ、前記フロアボードの裏面側から前記収納部内へ光を照射する光源と、
    前記取手ユニットに組み込まれ、前記光源を点灯させるスイッチ手段と、を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記スイッチ手段は、操作者による前記取手ユニットを把持する操作に伴い前記光源を点灯させる構成であることを特徴とする請求項1の照明装置。
  3. 前記取手ユニットは、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
    前記スイッチ手段は、前記操作ハンドルの把持部表面に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1又は2の照明装置。
  4. 前記取手ユニットは、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
    前記スイッチ手段は、前記取手本体の表面であって前記操作ハンドルを把持した操作者の手が接近又は接触する位置に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体の接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1又は2の照明装置。
  5. 前記取手ユニットは、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
    前記操作ハンドルは、常態では前記取手本体の表面に形成した凹部に収容され、回動軸を境界として一方向に把持部が張り出すとともに、他方向に押圧操作部が張り出しており、当該押圧操作部の表面を押圧操作することで前記把持部が前記凹部から露出する構成となっており、
    前記スイッチ手段は、前記操作ハンドルの押圧操作部表面に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1又は2の照明装置。
  6. 前記スイッチ手段は、前記取手ユニットにおける前記フロアボードの裏面側に露出する部分に設けられたタッチセンサと、このタッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1又は2の照明装置。
  7. 前記制御回路は、前記タッチセンサに人体が接近又は接触している間は前記光源を点灯させるとともに、前記タッチセンサから人体が一定の距離以上に離間したとき前記光源を消灯させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記制御回路は、前記タッチセンサに人体が接近又は接触したとき前記光源を点灯させるとともに、当該点灯タイミングから所定の時間が経過した後に前記光源を消灯させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 前記取手ユニットは、前記フロアボードに設けられた貫通孔に装着される取手本体と、この取手本体へ回動自在に組み付けられた操作ハンドルとを含み、
    前記スイッチ手段は、前記操作ハンドルの常態位置からの回動を検知するメカニカルスイッチと、このメカニカルスイッチによる前記操作ハンドルの常態位置からの回動検知に基づき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1の照明装置。
  10. 前記スイッチ手段は、前記収納凹部の開口部から前記フロアボードが開く動作を検知するメカニカルスイッチと、このメカニカルスイッチによる前記フロアボードの開き動作検知に基づき前記光源を点灯させる制御回路と、を含むことを特徴とする請求項1の照明装置。
  11. 前記フロアボードは、前記収納凹部の開口部から着脱自在であり、
    当該フロアボード又は前記取手ユニットに前記光源へ電力を供給するための電源を組み込んだことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の照明装置。
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