JP3159984U - 自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット - Google Patents

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Abstract

【課題】発光させ、利便性を向上させる自動車のドアハンドルの後付用押しボタンカバーキットを提供する。【解決手段】自動車ドアのドアハンドルを取り外して、ハンドルケース21とハンドルカバー23に分解する。ハンドルカバー23から、既存の押しボタンカバーを取り外す。この取り外した取付開口26に、光透過性の柔軟性ある樹脂からなる押しボタンカバー本体32を取り付ける。押しボタンカバー本体32の把持部裏面に設けたLED挿入切欠きに、LEDを挿入する。粘着テープ18を用いて、接続線をハンドルカバー23の裏面に固定する。接続線の他端を車室内のヒューズボックスに案内し、ルームランプを点灯するルームランプドライバに接続する。自動車ドアの開閉操作は、携帯機によるキーレスエントリー方式で行う。キーレスエントリー方式では、ドアの解錠または施錠時に、一定時間ルームランプを点灯するので、押しボタンカバー本体32も発光する。【選択図】図6

Description

本考案は、自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキットに関するものである。
利用者が自動車に接近したことや自動車から降車したことを検知し、その利用者の自動車ドアに対する解錠又は施錠の意思を例えば押しボタンの押圧操作により認識して、自動的に自動車ドアの解錠や施錠を行うように制御するロッキングシステム(スマートエントリーシステム)が従来から知られている。
スマートエントリーシステムでは、人がワイヤレスキーの操作を行うことなく、解錠や施錠の意思を自動車側で認識して、解錠や施錠を行うので、その意思を正確に自動車側に伝える必要がある。この意思の伝達は、自動車ドアを開閉しようとする動作、例えば、ドアハンドルに手を掛けるような行為やドアハンドルに設けた押しボタンが押されるような行為に基づいてなされる。夜間など周囲が暗い場合には、操作するドアハンドルの位置が人に判別しにくく、正確にドアハンドルが操作できないこともあり得る。この場合は、スマートエントリーシステムによって、自動的になされるべき自動車ドアの解錠や施錠が円滑に行われず、利便性が損なわれる。
また、スマートエントリーシステムを利用して、利用者の降車後に自動車ドアを施錠する場合には、ドアハンドルの外側に備えられたセンサやスイッチなどを介して施錠の意思が認識される。このセンサやスイッチなどは、自動車の外観にも影響するため、一般に切手大程度の小さな領域に収まるようにしてドアハンドルの外側に設けられることが多い。夜間で照明も無いような場所に駐車する場合、利用者がこのセンサやスイッチの目測を誤ったり、利用者自身の指でセンサやスイッチの場所を隠してしまったりして、施錠の意思を良好に認識できないことも考えられる。このため、特許文献1では、利用者が操作すべき目標位置を好適に報知することができるように、操作部の周囲に光装飾部を設けて、これを発光させることで、報知している。
特開2006−9279号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、自動車製造時にこれら光装飾部や発光部を組み込む必要があり、光装飾部やこれの発光部を新たに新設しなければならない。このため、これら装置の新設によって製造コストが上がってしまうという問題がある。また、利便性向上のために、押しボタンの変わりに、ドアハンドルに手が触れたことを感知するセンサを設ける場合にも、やはり押しボタンによるものに比べて構成が複雑になり、製造コストが上がってしまうという問題がある。このため、これら各種利便性を向上させた装備を選ぶと、この分だけ自動車購入価格も高くなってしまうという問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みて、後付けにて、簡単に押しボタンを発光させることができるようにして、利便性を向上させることができる自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案では、自動車ドアの開閉操作を行うドアハンドルの押しボタン取付開口に取り付けられ、前記自動車ドアの解錠または施錠を行う押しボタン本体の操作部を覆い、押圧操作で変形して前記操作部を変位させる後付け用の押しボタンカバーキットであって、前記操作部を覆い前記押しボタン取付開口から露出する押しボタンカバー本体、前記押しボタンカバー本体の周縁部に延設され、前記ドアハンドル開口の周縁部裏面に密着するフランジ、及び前記フランジに形成されるLED挿入切欠きを有し、光透過性柔軟部材から構成されている押しボタンカバーを備えている。
また、本考案は、上記押しボタンカバーと、前記LED挿入切欠きに挿入されるLEDと、前記LEDを電源供給部に接続するための接続線とを備えている。さらに、本考案は、上記押しボタンカバーと、前記LED挿入切欠きに挿入されるLEDと、前記LEDを電源供給部に接続するための接続線と、前記接続線に設けられ、前記LEDを発光させるための分圧抵抗とを備えている。これにより、LEDの発光により押しボタンカバーが照らしだされる押しボタンカバーを後付けで簡単に提供することができる。
まず、ドアハンドルをドアから取り外し、ドアハンドルをドアハンドルケースとドアハンドルカバーとに分解する。次に、ドアハンドルカバーから既存の押しボタンカバーを取り外して、本考案の押しボタンカバーをセットする。次に、フランジの切欠きにLEDを挿入し、コードをドアハンドルカバー内部に固定する。そして、接続線を自動車ドア内に通した後に、自動車の電源供給部に接続する。したがって、夜間などの暗いところに駐車した場合でも、キーレスエントリーシステムによって、携帯機を持った運転手が近づいた場合に、例えばルームランプが点灯し、これとともに押しボタンカバーが発光するために、押しボタンが取り付けられているドアハンドルの視認性が向上し、手さぐり状態でドアハンドルを探し当てるなどの必要がなくなる。また、降車する際には、同様にして押しボタンカバーが発光するため、押しボタンの視認性が向上し、確実且つ容易に押しボタンを押して施錠することができる。
前記LED挿入切欠きは、前記ドアハンドル内側面に当たる面とは反対側の面に、前記フランジの延設方向に長く形成されている。これにより、ドアハンドル内側面とフランジとは既存の押しボタンカバーと同じように密着状態で取り付けられ、間に隙間などが発生することがないため、防水性が確保される。また、LEDの発光面が押しボタンカバー本体の中心に向くように形成されているので、効率良く押しボタンカバーを照らし出すことができる。
前記押しボタンカバーは透明または半透明のシリコンゴムから構成されている。これにより、LEDの光を照射することにより、シリコンゴム内で光が拡散し、ほぼ均一に押しボタンを発光させることができる。また、シリコンゴムを用いているので柔軟性が確保され、押しボタンの操作性が損なわれることがない。また、前記押しボタンカバーは、光拡散剤を含むことにより、押しボタンカバーをより一層発光させることができる。
前記LED挿入切欠きは、該LED挿入切欠きに挿入されたときに、前記LEDの発光面の一部が切欠きから露出するように、前記LEDの挿入時高さH1よりも該LED挿入切欠きの深さD1の値が小さくされることにより、押しボタンカバー内部の空間を利用して光を伝達することができ、確実かつ均一に押しボタンカバーを発光させることができる。
前記自動車ドアの開閉操作は、携帯機によるキーレスエントリーシステムで行われ、該キーレスエントリーシステムは前記携帯機の所持者が自動車ドアの開閉操作範囲内に自動車の外側から接近した場合、及び自動車から降りた場合に、一定時間ルームランプを点灯する制御を行い、前記電源供給部は、前記ルームランプを点灯するルームランプ駆動回路であることにより、新たな制御回路などを設けることなく、発光が必要な場合にのみLEDを簡単に光らせることができる。同様にして、自動車から運転者が降りた場合にもこれを自動検出してルームランプを一定時間光らせるため、発光が必要な場合にのみLEDを簡単に発光させることができる。
本考案の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキットを用いることにより、既存の夜間照明機能がない自動車ドアハンドルの押しボタンを後付けにより、夜間照明機能を有する押しボタンに簡単に改良することができる。しかも、既存の押しボタンカバーを外して、新たな押しボタンカバーを取り付け、この押しボタンカバーの切欠き内にLEDをセットして、ドアハンドル内及びドア内にLEDの接続線を通して電源供給部に接続するだけでよく、構成が簡単で容易に後付けすることができる。しかも、押しボタンカバーとLEDと電源線という簡単な構成で夜間照明可能な押しボタンスイッチカバーを提供することができる。
本考案の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキットを示す斜視図である。 自動車ドア及びドアハンドルを示す斜視図である。 押しボタンカバー本体を示す縦断面図である。 スポンジワッシャを取り付けた状態の押しボタンカバー本体、LED、及び接続コードを示す斜視図である。 押しボタンカバーのドアハンドルへの取付状態を示す縦断面図である。 押しボタンカバーキットのドアハンドルへの取付状態を示す分解斜視図である。 押しボタンカバーキットのドアハンドルカバーへの取付状態を示す正面図である。 スマートエントリーシステムを示す概略のブロック図である。
図1に示すように、本考案の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット10は、透明な合成樹脂製の収納袋11に、押しボタンカバー12と、LED14と、接続線16と、2個の粘着テープ18とが入れられて構成されている。
本考案の押しボタンカバーキット10は、図2に示すように、自動車ドア20の開閉操作を行うドアハンドル22の既存の押しボタンカバー24を取り外して、この取り外した取付開口26に、後付けで取り付けられる。既存の押しボタンカバー24は、通常は黒色の合成ゴム製であり、発光機能を有していない。
図3及び図4に示すように、本考案の押しボタンカバー12は半透明のシリコンゴム製の成形品から構成されている。この押しボタンカバー12は、柔軟性があり、透明または半透明なものであればよく、合成ゴム以外のその他のゴムやエラストマー、合成樹脂などから構成してもよい。また、光拡散性微粒子として、例えば顔料や染料、アルミニウムなどの金属粉末からなる微粒子を混入させてもよく、この場合には、光拡散性が向上し、押しボタンカバー12をより一層発光させることができる。
押しボタンカバー12は、取付フランジ30と、押しボタンカバー本体32と、押しボタンカバー本体32を取付フランジ30に変位可能に連結する連結部34と、取付フランジ30の一部を切り欠いて形成されるLED挿入切欠き36とを有している。
図5及び図6に示すように、取付フランジ30は、ドアハンドル22のハンドルカバー23に設けた取付開口26に嵌められて、取り付けられる。このため、取付フランジ30は、ハンドルカバー23の開口縁部裏面40に当たる矩形枠状のフランジ本体30aと、このフランジ本体30aから突出して形成され、ハンドルカバー23の取付開口26に嵌め合わされる開口フランジ部30bとから構成されている。
押しボタンカバー本体32の上面32aは、取付フランジ30の開口フランジ部30bの上面30cよりも0.5mm〜1.0mm程度高くなるように、突出して形成されている。この突出による段差によって指で押しボタンカバー12を探ることができる。
図3に示すように、連結部34は、押しボタンカバー12の押圧方向中心線CLを含む縦断面において、クランク状に形成されている。また、全体としては円筒状になっており、上端部に上部連結部34aが、下端部に下端連結部34bが延設されている。そして、上部連結部34aによって押しボタンカバー本体32との間に内周溝33が形成され、下部連結部34bによって開口フランジ部30bとの間に外周溝35が形成される。
押しボタンカバー12を裏側から見た状態で、押しボタンカバー12の裏面中央には矩形状の凹み部44が形成されている。また、押しボタンカバー本体32の裏面中央には円柱状の押圧突起46が形成されている。押圧突起46は、ハンドルカバー23に取り付けられた押しボタンスイッチ48の操作部48aの上面48bに当接し、押しボタンカバー本体32の押圧操作による変位を押しボタンスイッチ48の操作部48aに伝達することができる。この押しボタンカバー本体32の変位によって押しボタンスイッチ48をオンオフすることができる。
押しボタンスイッチ48は、スイッチケース47及びスイッチカバー49で覆われている。そして、スイッチケース47を介して、ドアハンドルケース21に取り付けられている。
押圧突起46には、スポンジワッシャ50が嵌められる。スポンジワッシャ50は既存の押しボタンカバー24に取り付けられていたものであり、これを付け替えて用いている。このスポンジワッシャ50の弾性により連結部34のへたりを防止し、押しボタンカバー本体32の復元力を保持している。
図4に示すように、フランジ本体30aの一辺はその中央部が少し延設されて把持部52として構成されている。この把持部52を把持することにより、フランジ本体30aは取付開口26に容易に取り付けることができる。
LED挿入切欠き36は、把持部52が形成されているフランジ本体30aに形成されている。このLED挿入切欠き36は、フランジ本体30aのドアハンドル内側面に当たる面とは反対側の面に開口するように、LED14の外形に合わせて形成されている。そして、LED挿入切欠き36は、押しボタンカバー本体中心線CLに対し直交する線L1に沿って長く形成されている。したがって、LED挿入切欠き36にLED14が挿入されたときに前記LED14の発光面14aが前記押しボタンカバー本体32の中心に向くようになる。
本実施形態では、LED14は例えば幅が3.5mm、高さが2mm、長さが4.5mmの矩形状に形成されているものを用いているので、LED挿入切欠き36は、幅が3.5mm、深さが1.5mm、長さが5mmに形成してある。そして、凹み部内周面44aに、貫通することがないように、仕切り壁56を例えば厚みが0.5〜1.5mmの範囲で残してある。この仕切り壁面56a及びLED挿入切欠きの側壁面58からLED14の光が入射され、押しボタンカバー本体32内で拡散することで、押しボタンカバー12全体が発光しているように見える。
また、図4に示すように、仕切り壁面56a及びLED挿入切欠き36の側壁面58以外にも、LED高さH1に対してLED挿入切欠き36の深さD1を小さく設定しているため、LED14の発光面14aの一部が凹み部44内に臨む位置になるため、この凹み部44に露出しているLED14の発光面14aによる凹み部44内への直接照射によっても、押しボタンカバー12を照明することができ、夜間照明を効率良く行うことができる。
LED14の端子の一方には分圧抵抗60の一端がハンダ付けされている。そして、この分圧抵抗60の他端と、LED14の他方の端子とには、接続線16がハンダ付けされている。なお、ハンダ付け部分及び分圧抵抗にはビニールチューブ62が被服されており、ショートすることがないようにされている。接続線16は、ドアハンドル22及びドア20内を通って、車室63内のヒューズボックス64(図8参照)に届く長さで形成されており、例えば、ルームランプ66のヒューズ部分のルームランプ側配線に一方が、アース配線に他方が接続されている。なお、接続線16の一方には、プラス側またはマイナス側を識別する帯状マーク65が印刷されており、極性を間違えることなく、電源供給部68に接続することができるようになっている。
このように、ループランプドライバ67の出力にLED14の接続線16を接続して用いることにより、新たな制御回路や駆動回路を新設することなく、夜間のドア開閉操作時にドアハンドル22の押しボタンカバー12を簡単な構成で発光させることができる。
本考案の自動車ドアハンドルの押しボタンカバーキット10を取り付ける場合には、ドア20からドアハンドル22を外す。次に、ハンドルケース21にネジ69により取り付けられているドアハンドルカバー23を外して、既存の押しボタンカバー24を取り外す。そして、この取り外した押しボタンカバー24の取付開口26に、本考案の押しボタンカバー本体32をセットする。また、LED14をLED挿入切欠き36にセットする。次に、粘着テープ18の剥離紙を剥がし、粘着テープ18によって接続線16をドアハンドルカバー23の裏面に沿わせるように固定する。この後、接続線16をドア20内に入れた後に、ドアハンドル22を元通りに取り付ける。ドア20のコード取り出し口から接続線16を出して、プラス側をヒューズボックス64(図8参照)のルームランプ側配線に接続し、マイナス側をアース側配線に接続する。
なお、粘着テープ18は、片面に粘着層が形成された片面粘着テープと、両面に粘着層が形成された両面粘着テープとが1個ずつ、キットとして入っており、使い分けて接続線16を固定することができる。また、粘着テープ18は所望のサイズに切って複数箇所に使用可能なように、少し長めに形成されている。
次に、図8を参照して、本考案の押しボタンカバーキット10が取り付けられる自動車のスマートエントリーシステム70について簡単に説明する。スマートエントリーシステム70は、リモコンと称される携帯機72を携帯する利用者(運転者)が自動車に接近したこと、あるいは車室外へ移動したことを認識して、ドア20の解錠と施錠とを自動的に制御する。
このため、携帯機72は送信システム74、受信システム75、これらを制御する信号処理CPU76を備えている。また、車室63内には、携帯機72との間で送受信を行うチューナー80、車室内送信アンテナ81、及び車室内ドライバ82からなる通信部83と、この通信部83からの信号に基づきスマートエントリーシステムの全般的な制御を行うシステム制御部84とが設けられている。さらに、ドア20には、携帯機72との送受信を行う車外送信アンテナ86、利用者の操作を検知する解錠操作検知部87、及び施錠操作検知部88(押しボタンスイッチ48)、これらアンテナ86、操作検知部87,88を駆動する車室外ドライバ92と、ドア20のロック機構を作動させて施錠及び解錠を行うドアアクチュエータ90、このドアアクチュエータ90を制御するドア制御部91が設けられている。これらの詳しい説明については、例えば特許文献1などに詳しく説明されている。
例えば、携帯機72を携帯する利用者が自動車に接近すると、自動車側でこの接近を認識し、利用者がドア20を開けようとしてドアハンドル22に手を掛けると、利用者の解錠の意思を認識して自動的にドア20を解錠するように制御する。また、利用者がドアを開いて自動車から外に出た場合には、利用者が外に出たことを検出するとともに、利用者がドア20を閉めた後に、ドアハンドル22の押しボタンスイッチ48を押して、利用者の施錠の意志を認識して自動的にドア20を施錠するように制御する。
そして、利用者の乗車または降車動作時に、例えば夜間などの暗い環境下に駐車した場合であっても、利用者の利便を図る意味で、一定時間、ルームランプ66が点灯するようになっている。このルームランプ66の点灯動作を利用して、本考案の押しボタンカバーキット10はLED14を発光させている。したがって、ルームランプ66が照明される環境下では自動的に押しボタンカバー12が発光するようになり、利用者の利便性を向上することができる。
なお、ルームランプ駆動回路以外にも、利用者の乗車時及び降車時に点灯するような駆動制御される機器がある場合には、これらの駆動回路をLED14の電源供給部として利用してもよい。
上記実施形態では、接続線16とLED14との接続部分に分圧抵抗60を設けているが、分圧抵抗60は省略してもよい。この場合には、分圧抵抗60をコードと電源供給部との間に設ける。または、電源供給部がLED14の駆動電圧で電力を供給可能な自動車の場合には、分圧抵抗を省略することができる。
10 押しボタンカバーキット
11 収納袋
12 押しボタンカバー
14 LED
16 接続線
20 ドア
22 ドアハンドル
23 ハンドルカバー
26 取付開口
30 取付フランジ
32 押しボタンカバー本体
36 LED挿入切欠き
48 押しボタンスイッチ
52 把持部
60 分圧抵抗

Claims (8)

  1. 自動車ドアの開閉操作を行うドアハンドルの押しボタン取付開口に取り付けられ、前記自動車ドアの解錠または施錠を行う押しボタン本体の操作部を覆い、押圧操作で変形して前記操作部を変位させる後付け用の押しボタンカバーキットであって、
    前記操作部を覆い前記押しボタン取付開口から露出する押しボタンカバー本体、
    前記押しボタンカバー本体の周縁部に延設され、前記ドアハンドル開口の周縁部裏面に密着するフランジ、
    及び前記フランジに形成されるLED挿入切欠き
    を有し、光透過性柔軟部材から構成されている押しボタンカバー
    を備えることを特徴とする自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  2. 自動車ドアの開閉操作を行うドアハンドルの押しボタン取付開口に取り付けられ、前記自動車ドアの解錠または施錠を行う押しボタン本体の操作部を覆い、押圧操作で変形して前記操作部を変位させる後付け用の押しボタンカバーキットであって、
    前記操作部を覆い前記押しボタン取付開口から露出する押しボタンカバー本体、前記押しボタンカバー本体の周縁部に延設され、前記ドアハンドル開口の周縁部裏面に密着するフランジ、前記フランジに形成されるLED挿入切欠きを有し、光透過性柔軟部材から構成されている押しボタンカバーと、
    前記LED挿入切欠きに挿入されるLEDと、
    前記LEDを電源供給部に接続するための接続線と
    を備えることを特徴とする自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  3. 自動車ドアの開閉操作を行うドアハンドルの押しボタン取付開口に取り付けられ、前記自動車ドアの解錠または施錠を行う押しボタン本体の操作部を覆い、押圧操作で変形して前記操作部を変位させる後付け用の押しボタンカバーキットであって、
    前記操作部を覆い前記押しボタン取付開口から露出する押しボタンカバー本体、前記押しボタンカバー本体の周縁部に延設され、前記ドアハンドル開口の周縁部裏面に密着するフランジ、前記フランジに形成されるLED挿入切欠きを有し、光透過性柔軟部材から構成されている押しボタンカバーと、
    前記LED挿入切欠きに挿入されるLEDと、
    前記LEDを電源供給部に接続するための接続線と、
    前記接続線に設けられ、前記LEDを発光させるための分圧抵抗とを備えることを特徴とする自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  4. 前記LED挿入切欠きは、前記ドアハンドル内側面に当たる面とは反対側の面に、前記フランジの延設方向に長く形成されており、該LED挿入切欠きにLEDが挿入されたときに前記LEDの発光面が前記押しボタンカバー本体の中心に向くように形成されていることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  5. 前記押しボタンカバーはシリコンゴムから構成されていることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  6. 前記押しボタンカバーは、光拡散剤を含んでいることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  7. 前記LED挿入切欠きは、該LED挿入切欠きに前記LEDが挿入されたときに、前記LEDの発光面の一部が切欠きから露出するように、前記LEDの挿入時高さH1よりも該LED挿入切欠きの深さD1の値が小さくされていることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
  8. 前記自動車ドアの開閉操作は、携帯機によるキーレスエントリー方式で行われ、該キーレスエントリーシステムは前記携帯機の所持者が自動車ドアの開閉操作範囲内に自動車の外側から接近した場合、及び自動車から降りた場合に、一定時間ルームランプを点灯する制御を行い、前記電源供給部は、前記ルームランプを点灯するルームランプ駆動回路であることを特徴とする請求項1から7いずれか1項記載の自動車ドアハンドルの後付け用押しボタンカバーキット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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