JP2007319627A - スタンド及びそれを完成させるための組み立てキット - Google Patents

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Abstract

【課題】何処にでも置くことができ、対象物を重ねて立て掛けて収納することができ、低コストで製造することができる簡便で使用しやすいスタンド。
【解決手段】1対の側面体、雄底面体及び雌底面体よりなる底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体よりなる背面体を有し、該底面体が該側面体の略下部に存する嵌合部に挿嵌されていて、該背面体が該側面体の略最奥部に存する嵌合部に挿嵌されているスタンドであって、該雄底面体を該雌底面体に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンド、及び、1対の側面体、雄底面体及び雌底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体を有してなる、上記スタンドを完成させるための組み立てキット。
【選択図】図1

Description

本発明は、CDケース、DVDケース、MDケース、ビデオテープケース、本、ノート等を立掛けておくためのスタンドに関し、更に詳しくは、特定の構造を有することによって、簡易に組み立てることができ、また、任意に簡便にその側面体の距離を変えることによってCDケース等を挟持して倒れないようにしたスタンド又はその組み立てキットに関する。
CDラック等で、それぞれのCD毎に溝又は段を設け、そこにCD等を収納する構造のものが知られている。しかしながら、それらは、段があるためCD等を直接重ねて収納できず、そのため収納スペースを多くとり、また、収納されていない部分のスペースが無駄になるという問題点があった。
また、本立て、ブックエンド等で、仕切り板を左右にスライドさせて、それらを挟み込んで固定するものも知られている(例えば、特許文献1、2)。しかしながら、それらもまた、収納されていない部分のスペースが無駄になるという問題点があり、更に、スライド構造に場所をとり、全体として大きなものになっていた。また、設置場所は主に机上を前提にしたものであった。
特許文献3には、棚の上の本等を、特定の構造を有する金具で仕切部を棚板に固定するブックサポートの構造が開示されているが、棚への固定を前提にしており、どこへでも適用できるというものではなかった。
どこへでも置けて、比較的簡便なブックスタンドとして、例えば、特許文献4記載の構造等が知られているが、自由にその横幅を調節できるものではなく、任意の合計厚さの、例えば複数の本や1枚入りの薄い複数のCDケース等を、常に倒れないように垂直に保持しておくことは不可能であった。
立てかけておくべき本等の厚さに応じて、その横幅を自由に、かつ連続的に変えられる構造のものとしては、定トルクゼンマイやコイルスプリングの力を利用して、本等を挟持する構造のもの(特許文献5)、引っ張りばねを用いて、本のなくなった空間を自動的に埋めて倒れなくする構造のもの等が知られているが、それらはゼンマイやばね等があるので、構造が複雑で使用しにくく、また製造コストもかかるものであった。
特開2004−049432号公報 特開2005−305055号公報 特開2000−050978号公報 特開平11−346845号公報 特開平10−234491号公報 特開2005−230386号公報
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、何処にでも置くことができ、対象物を重ねて立て掛けて収納することができ、低コストで製造することができる簡便で使用しやすいスタンドを提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の部材を用いて側面を底面に固定することによって、製造コストもかからず使用者が簡単に組み立てられ、また、特定の構造によって、側面を任意にかつ連続的に移動させて対象物を挟持することによって、重ねて垂直に立て掛けて収納できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、1対の側面体、雄底面体及び雌底面体よりなる底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体よりなる背面体を有し、該底面体が該側面体の略下部に存する嵌合部に挿嵌されていて、該背面体が該側面体の略最奥部に存する嵌合部に挿嵌されているスタンドであって、該雄底面体を該雌底面体に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンドを提供するものである。
また、本発明は、一方の側面体、雌底面体及び雌背面体よりなる部材、並びに、他方の側面体、雄底面体及び雄背面体よりなる部材、から実質的に構成されたスタンドであって、該雄底面体を該雌底面体に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンドを提供するものである。
また本発明は、1対の側面体、雄底面体及び雌底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体を有してなる、上記のスタンドを完成させるための組み立てキットを提供するものである。
本発明によれば、本、CDケース等の対象物を挟持するべき側面体を、既に決まっているスタンドの構造に依存せず任意に変化させることができる。また、溝、段等による段階的にではなく連続的に側面体を移動させることができため、対象物全体の厚さに関係なく、重ねて垂直に立て掛け収納ができる。また、手で側面体をその両脇から押すことによって極めて簡単に側面体間の距離を短くでき、対象物が倒れないように挟持させることができる。また、対象物の合計厚さが小さい場合、不要な場所をとることもない。
更に、特定の構造を用いて側面体や背面体を底面体に固定することによって、製造コストもかからず、使用者が簡単に組み立てられるスタンドを提供することができる。
以下、本発明について説明するが、本発明は以下の具体的構造や形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で任意に変形することができる。
本発明のスタンドは、1対の側面体、底面体及び背面体を有しており、その底面体が雄底面体及び雌底面体からなっていて、該雄底面体を該雌底面体に自在に連続的に、人が手で挿入したり又は引き出したりすることによって底面体の長さ、すなわち1対の側面体間の距離を調節できる構造になっている。また、その背面体が雄背面体及び雌背面体からなっていて、該雄背面体を該雌背面体に自在に連続的に、人が手で挿入したり又は引き出したりすることによって背面体の長さ、すなわち1対の側面体間の距離を調節できる構造になっている。そして、1対の側面体間の距離を調節して、対象物を両脇から挟持する。
本発明のスタンドは、机上や棚上のみならず、どこにでも置くことができ、また、持ち運びも自由である。本発明における収納される対象物は特に限定はなく、倒れ易いものならば好適であり、具体的には、1枚入りのCDケース、DVDケース、MDケース、ビデオテープケース等のほか、比較的薄い本、ノート等が挙げられる。更に、これらに類似の形状を有しているものも好適に立て掛け収納ができる。
本発明のスタンドは、使用者が簡単にワンタッチで組み立てることができるように嵌合部等が工夫されており、上記した「1対の側面体間の距離」も、使用者が非常に簡単に連続的に変えることができる。また、押し出し成型で製造できる構造にもできるようになっているので、製造コスト的にも有利である。
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら更に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に挙げた具体的構造のものに限定されるものではない。
<側面体>
図1は、本発明の実施例に係るスタンドの概略斜視図である。左側面体(11)と右側面体(12)は、互いに平行に垂直に立っている。左側面体(11)と右側面体(12)の大きさは上記対象物が倒れないように挟持できれば特に限定はないが、簡便に軽い力で移動できるように、上記対象物の大きさと大きく異ならないことが好ましい。厚さも特に限定はないが、簡単にその距離を変えられ、また場所を取らない点で、2mm〜20mmが好ましく、3mm〜10mmが特に好ましい。材質も特に限定はないが、樹脂製が軽量で安価にできる点で好ましい。
<底面体>
本発明のスタンド(10)の底には、雌底面体(21)と雄底面体(22)が設置されている。雄底面体(22)は雌底面体(21)の内部に挿入されていて、自由に出し入れ可能であり、任意の場所で停止できるようになっている。段階的に(不連続に)停止しかできない場合に比べて、ぴったり対象物を固定できる。従って、任意の場所で静止固定できるように、雄底面体(22)は雌底面体(21)の内部に密挿されていることが好ましい。
このような構造にすることによって、対象物を斜めに仮に立て掛けて置いてから、両手で左側面体(11)と右側面体(12)を左右から押して挟持させれば、容易に対象物を垂直に整然と立て掛けることができる。また、1対の側面体間の距離も最小となり、例えば机上であっても、そのスペースを最大限有効に使うことができる。
雌底面体(21)と雄底面体(22)の断面形状は、薄いCDケース等の対象物が収納し易いように上面が平らであれば特に限定はないが、コスト的に押し出し成型で製造されることが好ましく、従って押し出し成型できる形状であることが好ましい。図2に示したように長方形であることが強度や製造の容易さの点からも特に好ましい。
図2における底面体段差a、すなわち雌底面体(21)の上面の肉厚は、収納対象物を載せる面に段差を少なくするため小さい方が望ましく、強度も勘案すれば、0.2〜2mmが好ましく、0.4〜1mmが特に好ましい。底面体の材質は特に限定はないが、樹脂製が軽量で安価にできる点で好ましい。
雄底面体(22)が雌底面体(21)に挿入された状態で使用者が入手できるようになっていてもよいが、雄底面体(22)と雌底面体(21)が別々になっており、使用者が使用に際して挿入できるようになっていることがコスト低減の点で好ましい。
一旦、挿入された雄底面体(22)を最大限に引き出しても容易には抜け落ちないように、雄底面体(22)と雌底面体(21)には係止部材があることが好ましい。すなわち、図3及び図4に示したように、雄底面体(22)の略末端の両脇に底面体係止つめ(221)を有し、雌底面体(21)の略末端の両脇に底面体係止穴(211)を有し、該底面体係止つめ(221)が該底面体係止穴(211)に係止することにより、底面体の長さを伸ばしても(雄底面体(22)を雌底面体(21)から最大限に引き出しても)、雄底面体(22)が雌底面体(21)から抜け落ちないような構造を有していることが好ましい。
図3及び図4は、雄底面体(22)を雌底面体(21)に挿入前、すなわちスタンド(10)組み立て前の、雄底面体(22)と雌底面体(21)を示す。なお、図3及び図4は、厚さ方向に約一桁(約10倍)長さを拡大して表現してある。
図3及び図4に示したような係止部材(211、221)であれば、雄底面体(22)を雌底面体(21)に容易に挿入でき、使用者にとって簡単な組み立てが可能であり、製造コストもかからないので好適である。
底面体係止つめ(221)の構造や、後述する側面体が有する係止凸部(113)の構造は特に限定はなく、凸状物、つめ状物等を接着剤等で固定してもよいが、図8に示すようなつめ構造を有していることが、構造が簡便でありコストもかからないので好ましい。すなわち、材質に略長方形の3辺に切れ込みを入れて、反り返らせたような構造が好ましい。
図3は、後述する縦取付式嵌合部(111)を有する側面体用の底面体を表したものであり、図4は、後述する横取付式嵌合部(116)を有する側面体用の底面体を表したものである。
<背面体>
背面体は、CDケースやDVDケース等の対象物が後ろ側に落ちないように設けられる。背面体も底面体と同様に、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節し1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしてある。
底面体の部分に記載した構造、その効果は、背面体にも同様に当てはまる。すなわち、背面体係止つめ(図示せず)は底面体係止つめ(221)に対応し、背面体係止穴(311)は底面体係止穴(211)に対応するので、そのように置き換えて読んだのと同様である。
<底面体と側面体との固定>
本発明のスタンド(10)は、底面体(雄底面体(22)であっても雌底面体(21)であっても同様)が、側面体(左側面体(11)であっても右側面体(12)であっても同様)の略下部に存する嵌合部に挿嵌された構造となっている。
[縦取付式]
図5は、左側面体(11)の嵌合部の拡大斜視図であり、図1と同じ方向から見た図である。雌底面体(21)の左側を、左側面体(11)の嵌合部に、下から嵌合するような構造になっている。この構造の嵌合部を「縦取付式嵌合部(111)」ということにする。図6は、判り易いように、図5を時計回りに90°回転させた図である。
左側面体(11)が有する縦取付式嵌合部(111)においては、左側面体(11)の方に挿嵌案内凸部(112)が設けられ(図5、図6参照)、一方、雌底面体(21)の方には、挿嵌案内凹部(212)が設けられ(図3参照)、雌底面体(21)を、左側面体(11)の下部にある嵌合部に、下から嵌合させ易いようになっていることが好ましい。また、その構造によってずれが生じにくくなっている。
[縦取付式の組み立て操作]
左側面体(11)の縦取付式嵌合部(111)に、係止縦凸部(113)を設け(図5、図6参照)、図3の雌底面体(21)が容易に係止できるようにしたものが好ましい。すなわち、組み立て操作としては、雌底面体(21)の左端を、左側面体(11)の下部にある縦取付式嵌合部(111)に、下方から上方向に嵌合させることによって、雌底面体(21)を左側面体(11)に容易にワンタッチで固定できる。
側面体と底面体を別々にして販売し、使用者が組み立てることにすれば、コスト軽減が可能になる。
[取り外し可能横取付式]
図7に、他のタイプの嵌合部である「横取付式嵌合部(116)」を示す。左側面体(11)の下部に設けられた横取付式嵌合部(116)には、右方向から横に雌底面体(21)が嵌合される。横取付式嵌合部(116)には、受け孔(117)、挿嵌案内凸部(112)、係止凸部(113)、係止凸部(113)の真下の左側面体(11)の下部には、はずしピン差込孔(119)が設けられている。
受け孔(117)の大きさはそこに嵌合される雌底面体(21)の断面外形とほぼ同じになっていて、組み立て後にずれないようになっている。従って、雌底面体(21)に代えて、それより外形のやや小さい雄底面体(22)をも嵌合できるようになっている(図4も参照)。
挿嵌案内凸部(112)は、「コの字」を右に90°回転させたような形状になっていて、「コの字」型の外面と、受け孔(117)の内面とで挟まれた空間に、雌底面体(21)を形成する板が嵌まり込むようになっている。挿嵌案内凸部(112)は、縦方向にも横方向にも、嵌合された雌底面体(21)がずれないように設けられている。使用者が、左側面体(11)に対して、雌底面体(21)に代えて、断面外形がやや小さい雄底面体(22)の方を嵌合させようとした場合でも嵌合可能なように、挿嵌案内凸部(112)の横幅等が調整されている。また、この挿嵌案内凸部(112)の横幅の長さは、雌底面体(21)より断面外形がやや小さい雄底面体(22)が、受け孔(117)内でガタつかないようにもなっている。
係止凸部(113)は、上記「コの字」型の挿嵌案内凸部(112)の底部に設けられ、挿嵌案内凸部(112)に切込みを入れて弾力性のあるつめ状としたそのつめの下部に設けられている。右側から、図4に示した雌底面体(21)が嵌合したときに、雌底面体(21)にあけられた係止孔(213)に、この係止凸部(113)が係止して、左側面体(11)に対して雌底面体(21)が固定できるようになっている。図7では、雌底面体(21)には係止孔(213)が下面部に1個設けられているが、上面部にも設けて(計2個設けて)、使用者が組み立てるときに、底面体をひっくり返す手間を省くようにしてもよい。
取り外し可能なタイプでは、はずしピン差込孔(119)を設けることが好ましい。図7では、左側面体(11)の下部に、はずしピン差込孔(119)を設けて、そこから楊枝等のはずしピンを差し込んで、弾力性のあるつめを上部に押し上げて、係止凸部(113)を雌底面体(21)の係止孔(213)から外すことができるようになっている。
[取り外し不可横取付式]
横取付式においては、取り外しができないタイプも形状が簡便になるので好適である。取り外しができない横取付式では、図7において、係止凸部(113)とはずしピン差込孔(119)とを設けず、その代わりに、受け孔(117)の側面に係止凸部(図示せず)を設ける。そして、図4に示したように、雌底面体(21)の側面に空けられた係止孔(213)に係止させることにより、雌底面体(21)を左側面体(11)の下部に設けられた横取付式嵌合部(116)に嵌合できる構造になっている。
図4は、横取付式用の底面体を示しているが、上に空けられた係止孔(213)(実際はひっくり返して嵌合するので、下に空けられているともいえる)は、取り外し可能横取付式用のもので、側面に空けられた係止孔(213)は、取り外し不可横取付式用のものである。
[横取付式の組み立て操作]
組み立て操作としては、雌底面体(21)の左端を、左側面体(11)の下部にある横取付式嵌合部(116)の受け孔(117)に、右方向から左方向に水平に(横に)嵌合させることによって、係止凸部(113)が係止孔(213)に係止し、雌底面体(21)を左側面体(11)に容易にワンタッチで固定できる。また、取り外し可能横取付式の場合は、はずしピン差込孔(119)から、楊枝等のはずしピンを差し込んで係止を外し、同時に、雌底面体(21)を左側面体(11)から引き抜くことで、一旦組み立てたスタンド(10)の分解も容易にできる。
<各取付式の特長等>
横取付式嵌合部(116)は、横に嵌合するタイプなので使用者が嵌合させ易い特長を有する。一方、縦取付式嵌合部(111)は、下から嵌合させるタイプなので使用者が嵌合させるときに戸惑う可能性があるが、「コの字」型の挿嵌案内凸部(112)を設けても設けなくてもガタツキがなく、図5に示したように、縦取付式嵌合部(111)を単純な構造にできるという特長がある。
<その他>
以上、雌底面体(21)を左側面体(11)に嵌合させる場合を例にして説明したが、雌底面体(21)を右側面体(12)に嵌合させる場合であっても同様である。また、雄底面体(22)を嵌合する場合も、上記した雌底面体(21)を嵌合する場合と同様である。また、左側が雌底面体(21)で、右側が雄底面体(22)で説明したが、その逆でも当然同様に可能であるから、左側が雌底面体(21)の場合を例に説明したが、左側が雄底面体(22)の場合でも同様である。
<背面体と側面体との固定>
上記では、底面体と側面体との固定について記載したが、底面体を背面体と置き換えることにより、上記の記載は背面体と側面体との固定にも同様に適用できる。
<固定式>
また、本発明の別の態様は、図9に示したように、
(a)一方の側面体(11又は12)、雌底面体(21)及び雌背面体(31)よりなる部材、並びに、
(b)他方の側面体(12又は11)、雄底面体(22)及び雄背面体(32)よりなる部材、
から実質的に構成されたスタンド(10)であって、該雄底面体(22)を該雌底面体(21)に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体(32)を該雌背面体(31)に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンドである。
すなわち、上記した、1対の側面体(11、12)、雄底面体(22)及び雌底面体(21)よりなる底面体、並びに、雄背面体(32)及び雌背面体(31)よりなる背面体を有し、一方の底面体と一方の背面体が左側面体に固定されていて、他方の底面体と他方の背面体が右側面体に固定されているスタンドであって、該雄底面体(22)を該雌底面体(21)に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体(32)を該雌背面体(31)に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンドである。
このように、嵌合部(111、116)を有さず、一方の側面体と一方の底面体と一方の背面体が固定されていることによって、すなわち、上記(a)部材と(b)部材(図9では、左部材(40)、右部材(50))とをそれぞれ一体成型することによって、使用者がより簡単に組み立てることができ、ガタツキが防止でき、また、更なるコスト削減になる。
雌底面体(21)と雌背面体(31)、雄底面体(22)と雄背面体(32)とは、それぞれL字型に繋がっていてもよい。更なるガタツキ防止が達成できる。
本発明のスタンドの一例で実施例の構造の概略斜視図である。 図1のA矢視拡大断面図であり、雌底面体の拡大断面図の一例である。 縦取付式の底面体の一例を示す概略斜視図である。厚さ方向にのみ約10倍に拡大されている。 横取付式の底面体の一例を示す概略斜視図である。厚さ方向にのみ約10倍に拡大されている。 側面体の下部に設けられた縦取付式嵌合部の、図1と同じ方向から見た拡大斜視図である。 図5を90°回転させて見易くした縦取付式嵌合部の拡大斜視図である。 側面体の下部に設けられた横取付式嵌合部、及び、底面体の、図1と同じ方向から見た拡大斜視図である。 底面体係止つめ、又は、係止凸部がつめ状の場合の係止凸部の一例を示す拡大斜視図である。 本発明のスタンドの別の態様の一例で、固定式の概略斜視図である。
符号の説明
10 スタンド
11 左側面体
111 縦取付式嵌合部
112 挿嵌案内凸部
113 係止凸部
116 横取付式嵌合部
117 受け孔
119 はずしピン差込孔
12 右側面体
21 雌底面体
211 底面体係止穴
212 挿嵌案内凹部(雌底面体の)
213 係止孔(雌底面体の)
214 撓曲防止部
22 雄底面体
221 底面体係止つめ
222 挿嵌案内凹部(雄底面体の)
223 係止孔(雄底面体の)
31 雌背面体
311 背面体係止穴
32 雄背面体
40 左部材
50 右部材
a 底面体段差
b 段差
c 挿入方向

Claims (8)

  1. 1対の側面体、雄底面体及び雌底面体よりなる底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体よりなる背面体を有し、該底面体が該側面体の略下部に存する嵌合部に挿嵌されていて、該背面体が該側面体の略最奥部に存する嵌合部に挿嵌されているスタンドであって、該雄底面体を該雌底面体に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンド。
  2. 側面体の嵌合部に係止凸部を有し、底面体及び背面体に係止孔を有し、該係止孔が該係止凸部に係止することにより、底面体と背面体が側面体の嵌合部に挿嵌される構造を有する請求項1記載のスタンド。
  3. 一方の側面体、雌底面体及び雌背面体よりなる部材、並びに、他方の側面体、雄底面体及び雄背面体よりなる部材、から実質的に構成されたスタンドであって、該雄底面体を該雌底面体に自在に挿入することによって底面体の長さを調節し、該雄背面体を該雌背面体に自在に挿入することによって背面体の長さを調節することによって、1対の側面体間の距離を変化させて、対象物を1対の側面体で挟持できるようにしたことを特徴とするスタンド。
  4. 雄底面体の略末端の両脇に底面体係止つめを有し、雌底面体の略末端の両脇に底面体係止穴を有し、該底面体係止つめが該底面体係止穴に係止することにより、底面体の長さを伸ばしても雄底面体が雌底面体から抜け落ちないような構造を有する請求項1ないし請求項3の何れかの請求項記載のスタンド。
  5. 雄背面体の略末端の両脇に背面体係止孔を有し、雌背面体の略末端の両脇に背面体係止凸部を有し、該係止孔が該係止凸部に係止することにより、背面体の長さを伸ばしても雄背面体が雌背面体から抜け落ちないような構造を有する請求項1ないし請求項4の何れかの請求項記載のスタンド。
  6. 使用者が、底面体を側面体の嵌合部に挿嵌し、背面体を側面体の嵌合部に挿嵌して、簡易組み立て使用するための請求項1、請求項2、請求項4又は請求項5記載のスタンド。
  7. 対象物が、CDケース、DVDケース、MDケース、ビデオテープケース、本又はノートである請求項1ないし請求項6の何れかの請求項記載のスタンド。
  8. 1対の側面体、雄底面体及び雌底面体、並びに、雄背面体及び雌背面体を有してなる、請求項1ないし請求項7の何れかの請求項記載のスタンドを完成させるための組み立てキット。
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