JP2007318903A - リニアモータ及びステージ装置並びに露光装置 - Google Patents

リニアモータ及びステージ装置並びに露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ推力を低下させることなく小型軽量化を実現する。
【解決手段】可動子と固定子とのいずれか一方に複数のコイル体4を有するコイルユニット2が設けられる。コイル体4から引き出された導線4a、4bが接続される接続配線24dを有するシート状基板21、22を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、リニアモータ及びステージ装置並びに露光装置に関するものである。
例えば半導体素子を製造する際に、マスクとしてのレチクルのパターンを基板としてのフォトレジストが塗布されたウエハ(又はガラスプレート等)の各ショット領域に転写するために、一括露光方式又は走査露光方式の露光装置が使用されている。前者の一括露光方式の露光装置は、主にウエハやレチクルを高精度に位置決めするために、また後者の走査露光方式の露光装置は、主に走査露光中のレチクル及びウエハの等速性を高精度に維持するために、それぞれレチクルステージ及びウエハステージを備えている。これらのステージの駆動用アクチュエータとして、かつては回転モータが用いられていたが、最近では、実質的に摩擦がなく、そのためステージに加わる外乱を低く、更には事実上なくすことができるリニアモータが用いられることが多い。
リニアモータは、基本的な構成として可動子と固定子とを有し、例えばムービングマグネット型のリニアモータでは、可動子に所定ピッチで磁石が配置され、固定子に磁石の配置に応じてコイル体が配置されている。このコイル体から端子等の外部に引き出されるまでの導線は、例えば絶縁被覆付きの電線としてコイル体の外周部を引き回された後に、リニアモータ(この場合、固定子)の外部へ引き出される。
また、特許文献1には、コイル体近傍にコイル保持機を設け、コイル体から引き出した配線をコイル保持機に形成された配線パターンに接続する技術が開示されている。
特開2000−308328号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
絶縁保護した電線を引き回す構成を採った場合、広い配線スペースが必要になってしまい、リニアモータが大型化してしまうという問題が生じる。また、コイル保持機を用いる構成を採った場合には、コイルの一部をコイル保持機に配置する必要があるため、その分モータ推力に寄与するコイルが減り、モータ効率が低下するという問題が生じる。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、モータ推力を低下させることなく小型軽量化を実現するリニアモータ及びステージ装置並びに露光装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、実施の形態を示す図1ないし図8に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明のリニアモータは、可動子(3、72、82、92)と固定子(2、71、81、91)とのいずれか一方に複数のコイル体(4)を有するコイルユニット(2)が設けられたリニアモータであって、コイル体から引き出された導線(4a、4b)が接続される接続配線(24a、24d)を有するシート状基板(20、21、22)を備えることを特徴とするものである。
従って、本発明のリニアモータでは、コイル体(4)から引き出した導線(4a、4b)がシート状基板(20、21、22)の接続配線(24a、24d)に接続されるため、絶縁被覆した電線を引き回す場合のように広い配線スペースが不要になり大型化を防止できる。また、本発明では、導線が引き回される長さは、シート状基板の接続配線までで損失長さが短くすむため、モータ効率の低下を抑制することが可能になる。
また、本発明のステージ装置は、先に記載のリニアモータ(1)が駆動装置として用いられることを特徴とするものである。
従って、本発明のステージ装置では、小型軽量化及びモータ効率に優れたリニアモータを備えることから、小型軽量化が実現でき、また効率的にステージを駆動することが可能になる。
そして、本発明の露光装置は、マスクステージ(MST)に保持されたマスク(M)のパターンを基板ステージ(PST)に保持された基板(P)に露光する露光装置(EX)であって、先に記載のステージ装置がマスクステージと基板ステージとの少なくともいずれか一方に用いられていることを特徴とするものである。
従って、本発明の露光装置では、小型軽量化が実現でき、また効率的にマスク(M)と基板(P)との少なくとも一方を駆動することが可能になる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、一実施例を示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明が実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明では、モータ推力を低下させることなく小型軽量化を実現できるとともに、高効率化及び配線作業の簡便化を実現できる。
以下、本発明のリニアモータ及びステージ装置並びに露光装置の実施の形態を、図1ないし図9を参照して説明する。
図1は本発明のリニアモータ装置の第1実施形態を示す概略外観斜視図である。
図1において、リニアモータ装置(リニアモータ)1は、コイルユニット2と、このコイルユニット2に対応して設けられた磁石ユニット3とを備えている。本実施形態において、コイルユニット2はリニアモータ装置1の固定子であり磁石ユニット3は可動子であって、これらコイルユニット(固定子)2及び磁石ユニット(可動子)3によりムービングマグネット型のリニアモータ装置1が構成されている。
コイルユニット2は所定方向に複数並んで設けられたコイル体4を合成樹脂等の所定の材料で固着することにより結合して一体化(一体成型)したコイルアセンブリ5と、コイルアセンブリ5を囲むハウジング部6とを備えている。
これらコイルアセンブリ5とハウジング部6との間にコイルアセンブリ5が発する熱を吸収するための冷媒流路が形成され、温度調整された冷媒が循環することにより、コイルアセンブリ5、ひいてはコイルユニット2の温度が一定に維持される。ここで、使用される冷媒としては液体又は気体であって特に不活性なものが好ましく、ハイドロフルオロエーテル(例えば「ノベックHFE」:住友スリーエム株式会社製)や、フッ素系不活性液体(例えば「フロリナート」:住友スリーエム株式会社製)などが挙げられる。また、冷媒としては、純水を用いる構成としてもよい。
ハウジング部6の形成材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ガラス繊維充填エポキシ樹脂、ガラス繊維強化熱硬化性プラスチック(GFRP)、炭素繊維強化熱硬化性プラスチック(CFRP)等の合成樹脂、またはセラミックス材料等の非導電性且つ非磁性材料が挙げられる。なお、ハウジング部6の形成材料としてはステンレス鋼やアルミニウム等の金属であってもよい。この場合、ハウジング部6のうち少なくとも磁石ユニット3の磁石7と対向する部分は合成樹脂あるいはセラミックス材料などの非導電性且つ非磁性材料によって構成することが好ましい。こうすることにより、コイルユニット2が磁束中を移動しても渦電流の発生を抑制することができ、リニアモータ駆動時の粘性抵抗を抑える等、リニアモータの動作に与える影響を抑えることができる。
一方、磁石ユニット3はコイルユニット2を挟んで設けられた複数の磁石7を支持するヨーク部8を備えている。磁石7のそれぞれは永久磁石であって前記所定方向に複数並んでヨーク部8に取り付けられており、異なる磁極の磁石が交互に並んで配置されている。更に、磁石7はコイルユニット2を挟んで異なる磁極どうしが互いに対向して配置されている。
そして、コイルユニット2と磁石ユニット3との間の電磁気的相互作用により、磁石ユニット3がコイルユニット2に対して前記所定方向(X軸方向)に移動する。ここで、以下の説明において、コイル体4の並び方向であってコイルユニット2の長手方向(磁石ユニット3の移動方向)をX軸方向、コイルユニット2の短手方向であってX軸と直交する方向をY軸方向、X軸及びY軸に直交する方向をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわり方向をそれぞれθX、θY、及びθZ方向とする。
図2(a)は、コイルアセンブリ5の外観斜視図である。
図2(a)において、コイルアセンブリ5は、複数のコイル体4を合成樹脂等の所定の材料で固着して一体成型したモールド体であって、X軸方向に複数並んだコイル体4と、このコイル体4のZ方向の両側部にそれぞれX軸方向に延在して設けられた積層基板(シート状基板)20と、これらコイル体4及び積層基板20の周囲に配置された前記合成樹脂からなる樹脂部(成型層)9とを有している。樹脂部9はコイル体4及び積層基板20を被覆するように設けられており、コイル体4の周囲のうち中央の空芯部にも配置されている。コイルアセンブリ5を構成する樹脂部9の形成材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ガラス繊維充填エポキシ樹脂、ガラス繊維強化熱硬化性プラスチック(GFRP)、炭素繊維強化熱硬化性プラスチック(CFRP)等の合成樹脂が挙げられる。これらは非導電性且つ非磁性材料である。
積層基板20は、図2(b)に示すように、X軸方向に配列されたコイル体4の一方側(+Z側)に配置されたアクティブ側積層基板(シート状基板)21と、コイル体4の他方側(−Z側)に配置されたグラウンド側積層基板(シート状基板)22とから構成されている。各積層基板21、22は、コイル体4に近い側から樹脂フィルム23及びプリント配線板24が交互に積層された構成を有している。プリント配線板24としては、例えばガラス布エポキシ樹脂基板に銀や銅にて配線が形成されたものが用いられる。また、樹脂フィルム23としては、電源線に対して絶縁性及び耐熱性を有する、例えばポリカルボジイミド樹脂(PCD)が用いられる。そして、これら樹脂フィルム23及びプリント配線板24は、交互に重ねられた後に、加熱加圧して接着硬化されることにより、積層基板21、22として形成される。
アクティブ側積層基板21のプリント配線板24は、本実施形態では各コイル体4毎に複数設けられており、各コイル体4から引き出された導線(第1導線)4aが−X側の一端側で接続される接続配線24a(図3(b)参照)を有している(なお、図1及び図2においては、理解を容易にするために、プリント配線板24を単層で図示している)。アクティブ側積層基板21のプリント配線板24及び樹脂フィルム23は、図3(a)に示すように、コイル体4の位置(コイル体4から引き出される導線4aの位置)に応じて、一端側の長さが順次短く形成され、不要なプリント配線板24及び樹脂フィルム23の箇所が減ることで軽量化されている。また、コイル体4から引き出された導線4aは、図3(b)に示すように、中途に配された樹脂フィルム23に形成された貫通孔23a、及びプリント配線板24に形成された貫通孔24bを挿通して所定のプリント配線板24の接続配線24aに接続される。この接続形態としては、接続すべきプリント配線板24に形成されたスルーホールメッキ24cを採用できる。また、プリント配線板24に接続される各導線4aは、互いに干渉しないように、図3(c)に示すように、Y軸方向に間隔をあけて配置される。
接続配線24aの+X側の他端側は、図1に示すハウジング部6に設けられた外部接続用コネクタC1に接続され、このコネクタC1を介して各コイル体4に対して個別に電力(用力)が供給される。
一方、グラウンド側積層基板22のプリント配線板24は、本実施形態では全てのコイル体4に対して共用されるように一つのみ設けられており、コイル体4から引き出された導線(第2導線)4bは、図2(b)に示すように、樹脂フィルム23を貫通して、プリント配線板24の接続配線(コモン線)24dに接続される。接続配線24dの+X側の他端側は、図1に示すハウジング部6に設けられた外部接続用コネクタC2に接続され、このコネクタC2を介して各コイル体4は一括的に接地される。
上記の構成のリニアモータ装置1では、例えば樹脂フィルム23が厚さ30μmであり、またプリント配線板24の厚さが70μmであるため、10個のコイル体4(樹脂フィルム23及びプリント配線板24)を用いる場合、従来のように絶縁保護した電線を引き回すと3〜4mm程度の厚さであった配線群の厚さに対して、アクティブ側積層基板21の厚さを1mm程度の薄さに抑えることができ、コイルアセンブリ5(コイルユニット2)の小型軽量化に寄与できる。
そのため、本実施形態では、コイルアセンブリ5の大きさを維持した場合には、コイル体4を大きく(コイル巻数を多く)することが可能になり、高効率のリニアモータ装置1を実現することができる。また、コイルアセンブリ5の大きさを維持した場合には、構造部材の強度を上げられるので、剛性を高めることも可能になる。
また、本実施形態では、コイル体4から引き出した導線4a、4bを、コイル体4を挟んだ両側に配置された積層基板21、22の接続配線24a、24dに接続するので、モータ推力に寄与するコイルの減量分を抑制することが可能になり、モータ効率の低下を防止することができる。さらに、本実施形態では、グラウンド側積層基板22については、導線4bが一括して接続配線24dに接続されているので、導線4bが複数のコイル体4からそれぞれ引き出されて設けられる場合でも、グラウンド側積層基板22が厚くなることを抑制することが可能となり、コイルアセンブリ5(コイルユニット2)の小型軽量化に一層寄与できる。
また、本実施形態では、導線4a、4bを引き回す必要がなくなるため、配線作業の簡便化も実現できる。さらに、本実施形態では、これらコイル体4及び積層基板20が樹脂部9にて覆われて一体化されているため、コイルアセンブリ5が冷媒中に配置される場合でも、浸液による漏電等を防止することが可能である。
図4は、コイルアセンブリ5の第2実施形態を示す図である。ここで、以下の説明において、上述した第1実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略もしくは省略する。
上記実施形態では、コイル体4の+Z側にアクティブ側積層基板21が配置され、−Z側にグラウンド側積層基板22が配置される構成としたが、本実施形態では、積層基板21,22をコイル体4の両側で均等に配置する。
図4に示すように、上記グラウンド側積層基板22は、コイル体4の−Z側に配置される一方で、アクティブ側積層基板21はコイル体4を挟むZ方向両側に配置されている。より詳細には、アクティブ側積層基板21はコイル体4を挟むZ方向両側に、各側で樹脂フィルム23及びプリント配線板24が略同数になるように配置されている。さらに、アクティブ側積層基板21は、コイル体4の両側で重さが略同一となるように、コイル体4の導線4aをコイル体4の配列順序に従って、+Z側と−Z側とに交互に逆方向に引き出すことにより、樹脂フィルム23及びプリント配線板24の長さを交互に短くして、コイル体4の両側で重さのバランスを保つことができる。
また、本実施形態では、コイル体4の両側で積層基板20の配置スペースも均等化されるため、アクティブ側積層基板21を一方側に集めた場合と比較して省スペース化を実現することができる。
図5は、コイルアセンブリ5の第3実施形態を示す図である。ここで、以下の説明において、上述した第1実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略もしくは省略する。
上記実施形態では、樹脂部9によってコイル体4及び積層基板20を一体的に保持する構成としたが、本実施形態では、絶縁性のシート材にて一体的に封止する構成とする。
すなわち、図5に示すように、コイル体4及び積層基板20は、絶縁性及び可撓性を有するシート材26により覆われており、シート材26の端部が接合されることにより封止される。このシート材26の形成材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ガラス繊維充填エポキシ樹脂、ガラス繊維強化熱硬化性プラスチック(GFRP)、炭素繊維強化熱硬化性プラスチック(CFRP)等の合成樹脂、またはセラミックス材料等の非導電性且つ非磁性材料が挙げられる。
本実施形態では、大きさの制限等により、モールドによる一体化が困難な場合でも、容易、且つコンパクトにコイル体4及び積層基板20を一体的に保持することが可能になる。
図6は、本発明のリニアモータ装置を駆動装置として有するステージ装置を備えた露光装置の一例を示す図である。図6に示す露光装置EXは、マスクMと感光基板(基板)Pとを同期移動しつつマスクMに設けられているパターンを投影光学系PLを介して感光基板P上に転写する所謂スキャニングステッパ(走査型露光装置)である。なお、ここでいう「感光基板」は半導体ウエハ上にレジストが塗布されたものを含み、「マスク」は感光基板上に縮小投影されるデバイスパターンが形成されたレチクルを含む。
図6において、露光装置EXは、マスクMを保持して移動するマスクステージMST及びこのマスクステージMSTを支持するマスク定盤53を有するステージ装置51と、光源を有し、マスクステージMSTに支持されているマスクMを露光光ELで照明する照明光学系ILと、感光基板Pを保持して移動する基板ステージPST及びこの基板ステージPSTを支持する基板定盤54を有するステージ装置52と、露光光ELで照明されたマスクMのパターン像を基板ステージPSTに支持されている感光基板Pに投影する投影光学系PLと、ステージ装置51及び投影光学系PLを支持するリアクションフレーム55と、露光装置EXの動作を統括制御する制御装置CONTとを備えている。リアクションフレーム55は床面に水平に載置されたベースプレート56上に設置されており、このリアクションフレーム55の上部側及び下部側には内側に向けて突出する段部55a及び55bがそれぞれ形成されている。
照明光学系ILはリアクションフレーム55の上面に固定された支持コラム57により支持される。照明光学系ILより射出される露光光ELとしては、例えば水銀ランプから射出される紫外域の輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)や、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)及びF2 レーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)などが用いられる。
ステージ装置51のうちマスク定盤53は各コーナーにおいてリアクションフレーム55の段部55aに防振ユニット58を介してほぼ水平に支持されており、その中央部にマスクMのパターン像が通過する開口53aを備えている。マスクステージMSTはマスク定盤53上に設けられており、その中央部にマスク定盤53の開口53aと連通しマスクMのパターン像が通過する開口Kを備えている。マスクステージMSTの底面には非接触ベアリングである複数のエアベアリング59が設けられており、マスクステージMSTはエアベアリング59によりマスク定盤53に対して所定のクリアランスを介して浮上支持されている。
開口K及び開口53aを通過したマスクMのパターン像は投影光学系PLに入射する。投影光学系PLは複数の光学素子により構成され、これら光学素子は鏡筒で支持されている。投影光学系PLは、例えば1/4又は1/5の投影倍率を有する縮小系である。なお、投影光学系PLとしては等倍系あるいは拡大系のいずれでもよい。投影光学系PLの鏡筒の外周にはこの鏡筒に一体化されたフランジ部60が設けられている。そして、投影光学系PLはリアクションフレーム55の段部55bに防振ユニット61を介してほぼ水平に支持された鏡筒定盤62にフランジ部60を係合している。
ステージ装置52は、基板ステージPSTと、基板ステージPSTをXY平面に沿った2次元方向に移動可能に支持する基板定盤54と、基板ステージPSTをX軸方向に案内しつつ移動自在に支持するXガイドステージ85と、Xガイドステージ85に設けられ、基板ステージPSTをX軸方向に移動可能なXリニアモータ(リニアモータ装置)90と、Xガイドステージ85をY軸方向に移動可能な一対のYリニアモータ(リニアモータ装置)80、80とを有している。基板ステージPSTは感光基板Pを真空吸着保持する基板ホルダPHを有しており、感光基板Pは基板ホルダPHを介して基板ステージPSTに支持される。また、基板ステージPSTの底面には非接触ベアリングである複数のエアベアリング87が設けられており、これらエアベアリング87により基板ステージPSTは基板定盤54に対して非接触で支持されている。基板定盤54はベースプレート56の上方に防振ユニット63を介してほぼ水平に支持されている。
また、Xガイドステージ85の+X側には、Xトリムモータ84の可動子84aが取り付けられている。また、Xトリムモータ84の固定子84bはリアクションフレーム55に設けられている。このため、基板ステージPSTをX軸方向に駆動する際の反力は、Xトリムモータ84及びリアクションフレーム55を介してベースプレート56に伝達される。
基板ステージPSTの−X側の側縁にはY軸方向に沿って延設されたX移動鏡101が設けられ、X移動鏡101に対向する位置にはレーザ干渉計100が設けられている。レーザ干渉計100はX移動鏡101の反射面と投影光学系PLの鏡筒下端に設けられた参照鏡102とのそれぞれに向けてレーザ光(検出光)を照射するとともに、その反射光と入射光との干渉に基づいてX移動鏡101と参照鏡102との相対変位を計測することにより、基板ステージPST、ひいては感光基板PのX軸方向における位置を所定の分解能でリアルタイムに検出する。同様に、基板ステージPST上の+Y側の側縁にはX軸方向に沿って延設されたY移動鏡103(図6では不図示、図8参照)が設けられ、Y移動鏡103に対向する位置にはYレーザ干渉計(不図示)が設けられており、Yレーザ干渉計はY移動鏡103の反射面と投影光学系PLの鏡筒下端に設けられた参照鏡(不図示)とのそれぞれに向けてレーザ光を照射するとともに、その反射光と入射光との干渉に基づいてY移動鏡と参照鏡との相対変位を計測することにより、基板ステージPST、ひいては感光基板PのY軸方向における位置を所定の分解能でリアルタイムに検出する。レーザ干渉計の検出結果は制御装置CONTに出力され、制御装置CONTはレーザ干渉計の検出結果に基づいてリニアモータ80、90を介して基板ステージPSTの位置制御を行う。
図7は、マスクステージMSTを有するステージ装置51の概略斜視図である。図7に示すように、ステージ装置51(マスクステージMST)は、マスク定盤53上に設けられたマスク粗動ステージ66と、マスク粗動ステージ66上に設けられたマスク微動ステージ68と、マスク定盤53上において粗動ステージ66をY軸方向に所定ストロークで移動可能な一対のYリニアモータ(リニアモータ装置)70、70と、マスク定盤53の中央部の上部突出部53bの上面に設けられ、Y軸方向に移動する粗動ステージ66を案内する一対のYガイド部74、74と、粗動ステージ66上において微動ステージ68をX軸、Y軸、及びθZ方向に微小移動可能な一対のXボイスコイルモータ67X及び一対のYボイスコイルモータ67Yとを備えている。なお、図6では、粗動ステージ66及び微動ステージ68を簡略化して1つのステージとして図示している。
そして、Yリニアモータ70に、本発明のリニアモータ装置が適用されている。Yリニアモータ70のうち、コイルユニットからなる一対の固定子71がマスク定盤53上においてY軸方向に延びるように設けられており、磁石ユニットからなる可動子72は、固定子71に対応して設けられ、連結部材73を介して粗動ステージ66に固定されている。そして、固定子71に対して可動子72が移動することにより、粗動ステージ66(マスクステージMST)がY軸方向に移動する。
微動ステージ68は不図示のバキュームチャックを介してマスクMを吸着保持する。微動ステージ68の+Y方向の端部にはコーナーキューブからなる一対のY移動鏡75a、75bが固定され、微動ステージ68の−X方向の端部にはY軸方向に延びる平面ミラーからなるX移動鏡76が固定されている。そして、これら移動鏡75a、75b、76に対して測長ビームを照射する3つのレーザ干渉計(いずれも不図示)が各移動鏡との距離を計測することにより、マスクステージMSTのX軸、Y軸、及びθZ方向の位置が高精度で検出される。制御装置CONTはこれらレーザ干渉計の検出結果に基づいて、Yリニアモータ70、Xボイスコイルモータ67X、及びYボイスコイルモータ67Yを含む各モータを駆動し、微動ステージ68に支持されているマスクM(マスクステージMST)の位置制御を行う。
図8は、基板ステージPSTを有するステージ装置52の概略斜視図である。図8に示すように、ステージ装置52は、X軸方向に沿った長尺形状を有するXガイドステージ85と、Xガイドステージ85で案内しつつ基板ステージPSTをX軸方向に所定ストロークで移動可能なXリニアモータ90と、Xガイドステージ85の長手方向両端に設けられ、このXガイドステージ85を基板ステージPSTとともにY軸方向に移動可能な一対のYリニアモータ80、80とを備えている。そして、Xリニアモータ90及びYリニアモータ80の少なくとも一方に本発明のリニアモータ装置が適用されている。
Xリニアモータ90は、Xガイドステージ85にX軸方向に延びるように設けられたコイルユニットからなる固定子91と、この固定子91に対応して設けられ、基板ステージPSTに固定された磁石ユニットからなる可動子92とを備えている。そして、可動子92が固定子91に対して移動することで基板ステージPSTがX軸方向に移動する。
Yリニアモータ80のそれぞれは、Xガイドステージ85の長手方向両端に設けられた磁石ユニットからなる可動子82と、この可動子82に対応して設けられコイルユニットからなる固定子81とを備えている。ここで、固定子81はベースプレート56に突設された支持部86(図6参照)に設けられている。なお、図6では固定子81及び可動子82は簡略化して図示されている。可動子82が固定子81に対して移動することによりXガイドステージ85がY軸方向に移動する。また、Yリニアモータ80、80のそれぞれの駆動を調整することでXガイドステージ85はθZ方向にも回転移動可能となっている。したがって、このYリニアモータ80、80により基板ステージPSTがXガイドステージ85とほぼ一体的にY軸方向及びθZ方向に移動可能となっている。
上記の構成のステージ装置51、52及び露光装置EXでは、リニアモータ70、80、90について、上述したリニアモータ装置が適用されているため、高効率でのステージ駆動及び小型軽量化を実現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、コイル体4毎にプリント配線板24を設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば1つのプリント配線板24に複数のコイル体4に対応した接続配線を形成することにより、プリント配線板24及び樹脂フィルム23の数を減らすことが可能になり、より小型軽量化に寄与することができる。
また、上記実施形態では、樹脂部9により全てのコイル体4を一括して保持する構成としたが、これに限られず、例えばコイル体4毎に絶縁性の合成樹脂でモールドした後に、複数個配列して導線を積層基板に接続する構成や、1個以上のコイル体4と積層基板とを接続した後に、これらを絶縁性の合成樹脂で一括的にモールドして保持する構成としてもよい。さらに、複数個のコイル体4を配列し、絶縁性の合成樹脂で一括的にモールドした後に導線を積層基板に接続する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、プリント配線板24の端部に外部接続用コネクタC1、C2を設ける構成としたが、これに限定されず、例えばハーメチックシールや絶縁被覆を施した電線として外部へ引き出す構成としてもよい。
また、プリント配線板24としては、例えばポリイミド等の可撓性を有する材料で形成することも可能である。この場合、コイル体4から導線4a、4bを引き出す位置によっては、上記実施形態のように、同一方向にプリント配線板24を延在させるのではなく、例えば外部接続用コネクタをハウジング部6の長さ方向両側に設け、プリント配線板24を撓ませて、より近い側のコネクタに接続する構成としてもよい。この場合、接続配線を短くすることができ、電力損失を低減することが可能になる。
なお、上記各実施形態におけるリニアモータ装置は、コイルユニットを固定子とし、磁石ユニットを可動子とした所謂ムービングマグネット型のリニアモータとして説明したが、コイルユニットを可動子とし、磁石ユニットを固定子としたムービングコイル型のリニアモータにも適用可能である。この場合、可動子であるコイルユニットがステージPST、MSTに接続し、固定子である磁石ユニットがステージPST、MSTの移動面側(ベース)に設けられる。
なお、上記実施形態の感光基板Pとしては、半導体デバイス用の半導体ウエハのみならず、液晶ディスプレイデバイス用のガラス基板や、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置EXとしては、マスクMと感光基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと感光基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを露光し、感光基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置にも適用することができる。
露光装置EXの種類としては、ウエハに半導体デバイスパターンを露光する半導体デバイス製造用の露光装置に限られず、角型のガラスプレートに液晶表示素子パターンを露光する液晶表示素子製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)あるいはマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
また、露光用照明光の光源として、超高圧水銀ランプから発生する輝線(g線(436nm)、h線(404.7nm)、i線(365nm))、KrFエキシマレーザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193nm)、F2 レーザ(157nm)のみならず、X線や電子線などの荷電粒子線を用いることができる。例えば、電子線を用いる場合には電子銃として、熱電子放射型のランタンヘキサボライト(LaB6 )、タンタル(Ta)を用いることができる。さらに、電子線を用いる場合は、マスクMを用いる構成としてもよいし、マスクMを用いずに直接ウエハ上にパターンを形成する構成としてもよい。また、YAGレーザや半導体レーザ等の高周波などを用いてもよい。
投影光学系PLとしては、エキシマレーザなどの遠紫外線を用いる場合は硝材として石英や蛍石などの遠紫外線を透過する材料を用い、FレーザやX線を用いる場合は反射屈折系または屈折系の光学系にし(マスクMも反射型タイプのものを用いる)、また電子線を用いる場合には光学系として電子レンズ及び偏向器からなる電子光学系を用いればよい。なお、電子線が通過する光路は、真空状態にすることはいうまでもない。また、投影光学系PLを用いることなく、マスクMと基板Pとを密接させてマスクMのパターンを露光するプロキシミティ露光装置にも適用可能である。
上記実施形態のように基板ステージPSTやマスクステージMSTにリニアモータを用いる場合においてエアベアリングを用いたエア浮上型に限られず、ローレンツ力を用いた磁気浮上型を用いてもよい。また、各ステージPST、MSTは、ガイドに沿って移動するタイプでもよく、ガイドを設けないガイドレスタイプであってもよい。
基板ステージPSTの移動により発生する反力は、特開平8−166475号公報に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。また、マスクステージMSTの移動により発生する反力は、特開平8−330224号公報に記載されているように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃がしてもよい。
以上のように、本願実施形態の露光装置EXは、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度及びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイスは、図9に示すように、デバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、前述した実施形態の露光装置EXによりマスクのパターンを基板に露光する基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
リニアモータ装置の第1実施形態を示す概略外観斜視図である。 (a)は、コイルアセンブリの外観斜視図であり、(b)は内部詳細図である。 (a)はコイル体及び積層基板の概略構成図、(b)及び(c)は部分詳細図である。 コイルアセンブリの第2実施形態を示す図である。 コイルアセンブリの第3実施形態を示す図である。 本発明の露光装置の一実施形態を示す概略構成図である。 本発明のステージ装置の一実施形態を示す概略外観斜視図である。 本発明のステージ装置の一実施形態を示す概略外観斜視図である。 半導体デバイスの製造工程の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
EX…露光装置、 M…マスク(レチクル)、 MST…マスクステージ、 P…感光基板(基板)、 PST…基板ステージ、 1…リニアモータ装置(リニアモータ)、 2…コイルユニット(固定子)、 3…磁石ユニット(可動子)、 4…コイル体、 4a…導線(第1導線)、 4b…導線(第2導線)、 9…樹脂部(成型層)、 20…積層基板(シート状基板)、 21…アクティブ側積層基板(シート状基板)、 22…グラウンド側積層基板(シート状基板)、 24a、24d…接続配線、 51、52…ステージ装置、 70、80…Yリニアモータ(リニアモータ装置)、 71、81、91…固定子、 72、82、92…可動子、 90…Xリニアモータ(リニアモータ装置)

Claims (13)

  1. 可動子と固定子とのいずれか一方に複数のコイル体を有するコイルユニットが設けられたリニアモータであって、
    前記コイル体から引き出された導線が接続される接続配線を有するシート状基板を備えることを特徴とするリニアモータ。
  2. 請求項1記載のリニアモータにおいて、
    前記コイル体と前記シート状基板とを一体的に保持する成型層を有することを特徴とするリニアモータ。
  3. 請求項2記載のリニアモータにおいて、
    前記成型層は、前記コイル体と前記シート状基板とを一体的にモールドする樹脂材であることを特徴とするリニアモータ。
  4. 請求項2記載のリニアモータにおいて、
    前記成型層は、前記コイル体と前記シート状基板とを一体的に封止する絶縁性のシート材であることを特徴とするリニアモータ。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記複数のコイル体は、それぞれ個別に前記成型層を有することを特徴とするリニアモータ。
  6. 請求項2から4のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    コイル体は、複数個毎にそれぞれ前記成型層を有することを特徴とするリニアモータ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記シート状基板の前記接続配線には、複数の前記コイル体から引き出された複数の前記導線が一括して接続されることを特徴とするリニアモータ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記複数のコイル体は、第1方向に沿って配列され、
    前記シート状基板は、前記コイル体の列の側方に積層して前記第1方向に沿って配置されることを特徴とするリニアモータ。
  9. 請求項8のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記シート状基板は、前記コイル体の列を挟んだ両側に配置されることを特徴とするリニアモータ。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記導線は、各コイル体に個別に用力がそれぞれ供給される第1導線と、各コイル体から接地部に接続される第2導線とを有し、
    前記第2導線は、共通の前記シート状基板に接続されることを特徴とするリニアモータ。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載のリニアモータにおいて、
    前記シート状基板は、可撓性を有することを特徴とするリニアモータ。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のリニアモータが駆動装置として用いられることを特徴とするステージ装置。
  13. マスクステージに保持されたマスクのパターンを基板ステージに保持された基板に露光する露光装置であって、
    請求項12記載のステージ装置が前記マスクステージと前記基板ステージとの少なくともいずれか一方に用いられていることを特徴とする露光装置。
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