JP2007318654A - 携帯無線機及びそれに用いるパワーアンプの制御方法 - Google Patents

携帯無線機及びそれに用いるパワーアンプの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯無線機の送信制御回路において、PAの消費電力の更なる効率化を図ることにより、消費電力を一層削減することが可能な携帯無線機及びそれに用いるパワーアンプの制御方法を提供する。
【解決手段】制御部12は、PA電源電圧テーブルVt、温度補正テーブルTt、周波数補正テーブルFt、送信電力誤差補正テーブルPt、送信電力誤差補正の初期値Pi及びPA電源電圧遅延補正テーブルDtを用いて、PA5へのPA電源電圧に対応する制御信号を生成し、DC/DCコンバータ3に出力する。これにより、PA電源電圧は、送信予定の電力から計算した基準となる制御信号Vc、温度補正値To、周波数補正値Fo、送信電力誤差補正テーブルPt、送信電力誤差補正の初期値Pi、及びPA電源電圧遅延補正値Doにより制御され、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯無線機に関し、特に、パワーアンプへ供給する電力を制御することにより、送信制御回路における消費電力の効率化を図るためのパワーアンプ制御技術に関するものである。
図1は、従来の携帯無線機に備えた送信制御回路の構成を示すブロック図である。この送信制御回路1は、PA(パワーアンプ)の電源電圧(以下、PA電源電圧という。)に対応した制御信号を出力する制御部2と、当該送信制御回路1を駆動するための電源(バッテリー)である電池4と、電池4から電池電圧を入力し、制御部2から制御信号を入力し、制御信号に応じて電池電圧をPA電源電圧に変換するDC/DCコンバータ3と、DC/DCコンバータ3からPA電源電圧を入力し、PA電源電圧に応じた高周波の送信電力を出力する高周波電力増幅回路(主にパワーアンプ(以下、PAという。))5と、PA5により出力された送信電力を取得、検波し、制御部2に検波信号を出力する検波部6と、制御部2からの送信電力制御信号に基づいてPA5の送信電力を調整するAGC(Auto Gain Control)アンプ7とを備えている。
このように構成された携帯無線機の送信制御回路において、電池4からの電池電圧は、電力の消費に伴って徐々に低下することから一定でなく、また、必要な送信電力がその時々によって異なることから、PA5の消費電力の効率化を図ることが可能なPA電源電圧はその時々によって異なるものである。したがって、制御部2が、制御信号を介してPA電源電圧を適切に制御することにより、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。
例えば、送信電力に見合ったPA電源電圧を生成することにより、PA5の消費電力の効率化を図り、消費電力を削減する。具体的には、制御部2が、検波部6から入力した検波信号から送信電力を取得し、送信電力が高い領域において、PA電源電圧をa(V)にするための制御信号を生成する。また、送信電力が低い領域において、PA電源電圧をa(V)よりも低いb(V)にするための制御信号を生成する。このように、制御部2は、送信電力に基づいてDC/DCコンバータ3を制御することにより、PA電源電圧をステップ的に可変するための制御信号を生成する。
図2は、図1に示した送信制御回路1における送信電力に対するPA電源電圧を示す図である。制御部2は、DC/DCコンバータ3が電池電圧を図2に示すPA電源電圧に変換するための制御信号を生成する。また、図3は、図1に示した送信制御回路1におけるPA電源電圧の制御手順を示すフローチャート図である。以下、PA電源電圧の制御手順について説明する。
送信処理が開始すると、制御部2は、検波部6から検波信号を入力し、検波信号から送信電力を取得する。そして、図2に示すように、送信電力が電源電圧切替点のB(dBm)を下から上に超えたか否かを判断する(ステップS301)。下から上に超えた場合は、PA電源電圧をa(V)に変更するための制御信号を生成し、DC/DCコンバータ3に出力する(ステップS302)。これにより、PA5は、DC/DCコンバータ3からPA電源電圧a(V)を入力し、PA電源電圧a(V)による送信電力を出力する。
ステップ302の処理が完了した後、または、ステップ301において下から上に超えていない場合、制御部2は、送信電力が電源電圧切替点のA(dBm)を上から下に超えたか否かを判断する(ステップS303)。上から下に超えた場合は、PA電源電圧をb(V)に変更するための制御信号を生成し、DC/DCコンバータ3に出力する(ステップS304)。これにより、PA5は、DC/DCコンバータ3からPA電源電圧b(V)を入力し、PA電源電圧b(V)による送信電力を出力する。
ステップ304の処理が完了した後、または、ステップ303において上から下に超えていない場合、制御部2は、送信処理が終了したか否かを判断し(ステップS305)、終了した場合は送信処理を終了する。一方、送信処理が終了していない場合は、ステップ301へ戻る。
このように、PA電源電圧は、送信電力に応じてヒステリシスを持たせた2段階のステップで可変し、送信電力が大きい場合に大きく設定され、送信電力が小さい場合に小さく設定されるから、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。図2ではPA電源電圧をステップ的に可変するようにしたが、実際は、数段階のヒステリシスを持たせた固定のステップで可変するようにしている。
また、PAの消費電力の効率化を図り、消費電力を削減することが可能な例が、特許文献1に記載されている。この特許文献1には、図1に示した送信制御回路1と同様に、携帯無線機のバッテリから供給される電源がDC/DCコンバータで可変され、PA電源電圧としてPAに供給する送信制御回路が記載されている。具体的には、電力損失が生じない送信電力と電力損失が生じる送信電力との境界を示す送信電力基準値と、送信電力の高低の度合いを示す送信電力指定値とを比較する。そして、指定値が基準値以下の場合、すなわち電力損失が生じている場合、PA電源電圧が低くなるように制御する。また、電源電圧監視値及び送信電力指定値に対応するPA電源電圧が定義された電源電圧テーブルを用いて、PA電源電圧が一定になるように制御する。
特開2001−320288号公報
図1に示した送信制御回路1及び特許文献1の送信制御回路(特許文献1の図7〜図9を参照)は、PAの送信電力を検波部を介してフィードバックし、このフィードバックした送信電力に見合うPA電源電圧をPAに供給するように制御するAPC(Auto Power Control)回路を備えている。このAPC回路は、PAのゲイン変動によって送信電力が不安定になることを防止するための回路であるから、送信電力の安定化を図るために必要とされている。
ここで、図1に示した送信制御回路1及び特許文献1の送信制御回路により、PAの消費電力の効率化を図り、消費電力を削減することが可能であるが、その効率化の度合いは不十分であり、未だ無駄な電力を消費しているという課題があった。例えば、図1に示した送信制御回路1では、PA電源電圧をステップ的に2段階に可変させているが、PA5の消費電力の最大効率はステップ的に変化するものではないため、無駄な電力を消費しているといえる。また、送信制御回路を構成するPA等は、使用する部品の特性が異なり、また、温度等の環境要因によっても部品の特性が変化するため、PA電源電圧が変動してしまい、これに伴って無駄な電力を消費するといった課題があった。
このように、携帯無線機の送信制御回路においては、PAの消費電力を更に削減できる余地がある。これを実現するためには、PA電源電圧をステップ的に可変させるのではなく連続的に可変させることが望ましい。しかし、PA電源電圧を連続的に可変させると、送信電力の変化が激しくなり、また、環境によりPAの特性が変化することから、PAの消費電力の最大効率化を実現することは困難であった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、携帯無線機の送信制御回路において、PA電源電圧を限りなく連続的に可変させることにより、PAの消費電力の更なる効率化を図り、消費電力を一層削減することが可能な携帯無線機及びそれに用いるパワーアンプの制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明による携帯無線機は、バッテリーから供給される電圧がDC/DCコンバータで可変されてパワーアンプに供給される携帯無線機において、
前記パワーアンプの周囲の温度を検出する温度検出部と、前記パワーアンプにより増幅される送信電力に関する情報が記憶された記憶部と、前記記憶部に記憶された送信電力に関する情報に基づいて基準値を算出すると共に、前記温度検出部により検出された温度、及び、前記送信電力における送信周波数に基づいて第1の補正値を算出し、前記基準値及び第1の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機は、前記パワーアンプにより増幅される送信電力を検出する送信電力検出部を備え、前記制御部が、送信電力検出部により検出された送信電力に基づいて第2の補正値を算出し、前記基準値、第1の補正値及び第2の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機は、前記記憶部には、前記パワーアンプにより増幅される予定の送信電力が記憶され、前記制御部が、前記予定の送信電力に基づいて制御部を算出することを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機は、前記制御部が、第2の補正値を、送信電力検出部により検出された送信電力とパワーアンプにより増幅予定であった送信電力との間の差に基づいて算出することを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機は、前記制御部が、第2の補正値を、制御信号を出力してからDC/DCコンバータ及びパワーアンプを介して所定の送信電力が増幅されるまでの遅延時間に対応した値として算出することを特徴とする携帯無線機。
また、本発明による携帯無線機は、前記制御部が、送信電力の更新のタイミング毎に、前記基準値及び補正値を算出し、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする。
また、本発明による携帯無線機は、前記制御部が、送信電力の更新のタイミングのうちの予め設定されたタイミングで、前記基準値及び補正値を算出し、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする。
本発明を携帯無線機として説明したが、本発明はこれらに実質的に相当する方法としても実現し得るものであり、本発明には、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法も包含される。
本発明によれば、PAの消費電力の更なる効率化を図ることができ、消費電力を一層削減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態による携帯無線機に備えた送信制御回路の構成を示すブロック図である。この送信制御回路11は、DC/DCコンバータ3、電源(バッテリー)としての電池4、PA(パワーアンプ)5、検波部6、AGC(Auto Gain Control)アンプ7、制御部12、温度センサ部13及び記憶部14を備えている。図1に示した従来の送信制御回路1とこの送信制御回路11とを比較すると、電池4、PA5、検波部6、AGC7を備えている点で同一であるが、新たに、温度センサ部13及び記憶部14を備え、制御部2とは異なる機能を有する制御部12を備えている点で相違する。以下、図4において、図1と共通する部分には図1と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
温度センサ部13は、送信制御回路11の環境温度を計測し、温度信号を制御部12に出力する。記憶部14には、制御部12が制御信号を生成するために必要なテーブル及び初期値の情報等が記憶されている。また、制御部12が制御信号を生成するスキャン毎の、温度(温度センサ部13が計測した環境温度)、制御信号(制御信号の電圧値)、検波信号(検波信号の電圧値)、検波信号から取得した送信電力が記憶されている。
AGCアンプ7は、制御部12からの送信電力制御信号に基づいてPA5の送信電力を調整する。制御部12は、検波部6から検波信号を入力して送信電力を取得し、温度センサ部13から温度信号を入力して送信制御回路11の環境温度を取得する。また、記憶部14から各種のテーブル情報及び初期値情報、並びにスキャン毎の各種情報を入力し、これらの情報、送信電力及び温度に基づいて、PA電源電圧に対応した制御信号を生成し、DC/DCコンバータ3に出力する。また、送信電力を調整するための送信電力制御信号をAGCアンプ7に出力する。また、制御信号を生成するスキャン毎に、温度、制御信号(制御信号の電圧値)、検波信号(検波信号の電圧値)、検波信号から取得した送信電力を記憶部14に記憶する。
図5は、記憶部14に記憶されたテーブルの構成例を示す図である。(1)は、PA5により増幅される送信電力とPA電源電圧を決める基準となる制御信号の電圧Vcとの関係を示すPA電源電圧テーブルVtの構成例である。このPA電源電圧テーブルVtは、DC/DCコンバータ3及びPA5の特性及び仕様によって決定されるため、DC/DCコンバータ3及びPA5の部品に依存して実験的に設定されるテーブルである。制御信号の基準電圧Vcは、基準温度及び基準送信周波数における値である。また、この構成例は、DC/DCモードとして変換モード及びスルーモードがあり、送信電力が15(dBm)以下の場合に変換モードになり、15(dBm)を超える場合にスルーモードになることを示している。スルーモードのときは、DC/DCコンバータ3は、変換処理を行わないで、入力した電池電圧をそのままPA電源電圧として出力する。
(2)は、温度と制御信号を補正するための温度補正値Toとの関係を示す温度補正テーブルTtの構成例である。この温度補正テーブルTtは、PA5の特性によって決定されるため、PA5の部品に依存して実験的に設定されるテーブルである。
(3)は、送信周波数と制御信号を補正するための周波数補正値Foとの関係を示す周波数補正テーブルFtの構成例である。この周波数補正テーブルFtは、PA5、図示しないフィルタ等の特性によって決定されるため、PA5等の部品に依存して実験的に設定されるテーブルである。
(4)は、検波電圧差と制御信号を補正するための送信電力誤差補正値Poとの関係を示す送信電力誤差テーブルPtの構成例である。この送信電力誤差補正テーブルPtは、PA5及び図示しないフィルタ等の特性によって決定されるため、PA5等の部品に依存して実験的に設定されるテーブルである。
(5)は、電力差と制御信号を補正するためのPA電源電圧遅延補正値Doとの関係を示すPA電源電圧遅延補正テーブルDtの構成例である。ここで、電力差とは、PA5から出力される送信予定の電力(次のタイミングで予定している送信電力)から、次のタイミング時に検波部6を介して取得した送信電力(実際にPA5から出力された送信電力)を減算した値である。このPA電源電圧遅延補正テーブルDtは、DC/DCコンバータ3への制御信号の変更に伴い、PA電源電圧が変わり、送信電力が変わるときに発生する遅延を補正するためのテーブルであり、その遅延時間内の送信電力の変化に対応するためのものである。PA電源電圧遅延補正値Doは、送信電力の変化の時定数等により、単位時間あたりの送信電力の変化量を考慮して設定される。また、このPA電源電圧遅延補正テーブルDtによる制御信号の補正は、例えば、制御部12、AGCアンプ7及びPA5の回路にフィルタを備えた場合に特に必要となる。この補正により、送信電力を小さくする場合は、送信電力が不必要に小さくなることがないという効果がある。
図6は、図4に示した送信制御回路11によるPA電源電圧の制御手順を示すフローチャート図である。以下、制御部12がPA電源電圧に対応した制御信号を生成する処理について説明する。まず、制御部12は、記憶部14から、PA電源電圧テーブルVt、温度補正テーブルTt、周波数補正テーブルFt、送信電力誤差補正テーブルPt、送信電力誤差補正の初期値Pi、PA電源電圧遅延補正テーブルDt、及び、PA電源電圧遅延補正の初期値Diを不図示のバッファに読み出す(ステップS601)。以下、ステップ602〜605により、第1回目のPA電源電圧の制御処理を行い、ステップ609〜614により、第2回目以降のPA電源電圧の制御処理を行う。
制御部12は、予め設定された送信予定の電力を図示しない設定部(変調器)から取得し、送信予定の電力及びPA電源電圧テーブルVtを用いて、PA電源電圧を決める基準となる制御信号Vcを計算する(ステップS602)。具体的には、PA電源電圧テーブルVtを用いて、送信予定の電力(送信電力)に対する制御信号Vcを線形補完により計算する。
制御部12は、温度センサ部13から温度を取得し、予め設定された送信周波数を図示しない設定部から取得する(ステップS603)。そして、制御部12は、取得した温度、送信周波数、温度補正テーブルTt及び周波数補正テーブルFtを用いて、温度補正値To及び周波数補正値Foを計算する(ステップS604)。具体的には、温度補正テーブルTtを用いて、温度に対する温度補正値Toを線形補完により計算する。例えば、温度が44℃のときは、図5(2)より温度補正テーブルTtにおいてこの温度が含まれるグループは7となり、温度補正値Toは、以下のように線形補完により計算される。
温度補正値To=(44−40)×((6−3)/(50−40))+3=4.2
ここで、44は現在の温度、40はグループ7の低い方の温度、6はグループ7の高い方の補正値、3はグループ7の低い方の補正値、50はグループ7の高い方の温度である。
また、周波数補正テーブルFtを用いて、送信周波数に対する周波数補正値Foを線形補完により計算する。
制御部12は、制御信号を以下の式により制御信号の出力値Coを計算する(ステップS605)。
Co=Vc+To+Fo+Di+Pi
ここで、VcはPA電源電圧を決める基準となる制御信号の電圧値、Toは温度補正値、Foは周波数補正値、DiはPA電源電圧遅延補正の初期値、Piは送信電力誤差補正の初期値である。尚、PA電源電圧遅延補正の初期値Di及び送信電力誤差補正の初期値Piは、記憶部14に予め記憶されている値であり、PA5等の部品に依存して実験的に設定される。
ステップ602〜605により、第1回目のPA電源電圧の制御処理が完了すると、制御部12は、制御信号をDC/DCコンバータ3に出力し(ステップS606)、送信電力出力処理を行い、送信電力制御信号をAGCアンプ7に出力する(ステップS607)。
そして、送信終了か否かを判断し(ステップS608)、送信終了でない場合は、第2回目のPA電源電圧の制御処理を行う。制御部12は、検波部6から検波信号を入力し、予め設定された検波信号と送信電力との間の関係値に基づいて、検波信号から現在の送信電力を取得する(ステップS609)。
制御部12は、現在の送信電力と送信予定であった送信電力との間の差を計算し、その電力誤差に対応する検波電圧差を前記関係値から計算する。そして、検波電圧差及び送信電力誤差補正テーブルPtを用いて、送信電力誤差補正値Poを計算する(ステップS610)。具体的には、図5(4)の送信電力誤差補正テーブルPtを用いて、検波電圧差に対する送信電力誤差補正値Poを線形補完により計算する。また、送信予定であった電力から検波部6を介して取得した送信電力を減算して電力差を計算し、図5(5)のPA電源電圧遅延補正テーブルDtを用いて、電力差に対するPA電源電圧遅延補正値Doを線形補完により計算する(ステップS610)。
制御部12は、予め設定された送信予定の電力、PA電源電圧テーブルVt、送信電力誤差補正テーブルPt及びPA電源電圧遅延補正テーブルDtを用いて、PA電源電圧を決める基準となる制御信号Vc、PA電源電圧遅延補正値Do及び送信電力誤差値Poを計算する(ステップS611)。
制御部12は、温度センサ部13から温度を取得し、予め設定された送信周波数を図示しない設定部から取得する(ステップS612)。そして、制御部12は、取得した温度、送信周波数、温度補正テーブルTt及び周波数補正テーブルFtを用いて、温度補正値To及び周波数補正値Foを計算する(ステップS613)。
制御部12は、制御信号を以下の式により制御信号の出力値Coを計算する(ステップS614)。
Co=Vc+To+Fo+Do+Po
ここで、VcはPA電源電圧を決める基準となる制御信号の電圧値、Toは温度補正値、Foは周波数補正値、DoはPA電源電圧遅延補正値、Poは送信電力誤差補正値である。
ステップ609〜614により、第2回目のPA電源電圧の制御処理が完了すると、制御部12は、制御信号をDC/DCコンバータ3に出力し(ステップS606)、送信電力出力処理を行い、送信電力制御信号をAGCアンプ7に出力する(ステップS607)。
そして、送信終了か否かを判断し(ステップS608)、送信終了でない場合は、第3回目のPA電源電圧の制御処理を行う。このように、送信終了でない限り、ステップ609〜ステップ614及びステップ606,607の処理を行う。そして、送信終了を判断した場合は、送信処理を終了する。
図7は、第1の制御タイミング例を示す図である。制御部12は、図7に示すように、図6に示したステップ607の送信電力出力処理(送信電力更新)と、ステップ608を介してステップ609〜614の第2回目以降のPA電源電圧の制御処理と、ステップ606の制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理とを順番に繰り返して行う。例えば、図4に示した送信制御回路11を備えた携帯無線機がCDMAの携帯電話機である場合は、基地局からの送信を受けて、そのコントロールビットにより1.25ms毎に送信電力の更新を定期的に行う。すなわち、制御部12は、1.25ms毎のコントロールビットをトリガとして、ステップ607の送信電力出力処理(送信電力更新)、ステップ608を介してステップ609〜614の第2回目以降のPA電源電圧の制御処理、ステップ606の制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理を順番に行う。
図8は、第2の制御タイミング例を示す図である。図7に示した第1の制御タイミング例とこの第2の制御タイミング例とを比較すると、制御部12が、ステップ607の送信電力出力処理(送信電力更新)と、ステップ608を介してステップ609〜614の第2回目以降のPA電源電圧の制御処理と、ステップ606の制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理とを順番に繰り返して行う点で同一であるが、第2の制御タイミング例は、例えばコントロールビットに同期して定期的に行うのではなく、コントロールビットを複数回認識したときに行う点で相違する。前述の例において、コントロールビットの受信周期が1.25msであり、制御タイミングがそのコントロールビットを5回認識したときの場合は、6.25ms毎に、ステップ607の送信電力出力処理(送信電力更新)、ステップ608を介してステップ609〜614の第2回目以降のPA電源電圧の制御処理、ステップ606の制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理を順番に行うことになる。この第2の制御タイミング例は、送信電力の変化量を考慮して、電力変化を抑える場合に好適である。
以上のように、本発明の実施の形態による携帯無線機に備えた送信制御回路11によれば、第1回目の処理において、PA5等の特性変化を考慮してPA電源電圧の消費電力の効率化を図ることができるように設定されたPA電源電圧テーブルVt、温度補正テーブルTt、周波数補正テーブルFt、送信電力誤差補正の初期値Pi及びPA電源電圧遅延補正の初期値Diを用いて、PA5に供給するPA電源電圧に対応した制御信号を生成し、この制御信号をDC/DCコンバータ3に出力するようにした。これにより、PA電源電圧は、送信予定の電力から計算した基準となる制御信号Vc、温度から計算した温度補正値To、送信周波数から計算した周波数補正値Fo、送信電力誤差補正の初期値Pi、及び、PA電源電圧遅延補正値Diにより制御される。したがって、PA電源電圧は、PA5の消費電力の効率化に影響を与える様々な要因を考慮した値となるから、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。
また、送信制御回路11によれば、第2回目以降の処理において、さらに、送信電力誤差補正テーブルPt及びPA電源電圧遅延補正テーブルDtを用いて、PA5に供給するPA電源電圧に対応した制御信号を生成し、この制御信号をDC/DCコンバータ3に出力するようにした。これにより、PA電源電圧は、さらに、検波電圧差(現在の検波電圧と前回の送信予定電力に対応する電波電圧との差、及び電力誤差(現在の送信電力と前回の送信予定電力))から計算した送信電力誤差補正値Po及びPA電源電圧遅延補正値Doにより制御される。したがって、PA電源電圧は、PA5の消費電力の効率化に影響を与える様々な要因を考慮した値となるから、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。
また、送信制御回路11によれば、図7に示した第1の制御タイミング例のように、送信電力出力処理、PA電源電圧の制御処理及び制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理を繰り返して行うようにした。これにより、PA電源電圧及び送信電力は、連続に近い短周期のスキャンで更新されることになる。したがって、PA電源電圧は、PA5の消費電力の効率化に影響を与える様々な要因の変化に対し、迅速に追従した値となるから、PA5の消費電力の効率化を一層図ることができ、消費電力のさらなる削減を実現することが可能となる。
また、送信制御回路11によれば、図8に示した第2の制御タイミング例のように、送信電力出力処理、PA電源電圧の制御処理及び制御信号を出力してPA電源電圧を更新する処理を、所定のタイミングで行うようにした。これにより、PA電源電圧及び送信電力は、所定のタイミングで更新されることになる。したがって、PA電源電圧は、PA5の消費電力の効率化に影響を与える様々な要因の変化に対し、送信電力が急激に変化しないような値となるから、PA5の消費電力の効率化を図り、消費電力を削減することができる。
図9は、PA5の入出力特性を示す図である。図9に示すように、PA5は、線形領域で使用しなければ、その仕様を満たすことができない。ここで、PA5の仕様を満たす範囲内であって飽和点近くであれば、PA5を効率良く使用することができる。制御部12が、PA5の飽和点付近で動作するように、DC/DCコンバータ3への制御信号を生成し、AGCアンプ7への送信電力制御信号を生成することにより、PA5の消費電力の効率化を図ることができ、消費電力を削減することが可能となる。
図10は、従来技術によるPA電源電圧、本発明の実施の形態によるPA電源電圧、及び最大効率を実現した場合の理想的なPA電源電圧を比較する図である。図10に示すように、本発明の実施の形態による携帯無線機に備えた送信制御回路11を用いることにより、PA電源電圧を、最大効率を実現した場合の理想的はPA電源電圧に近づけることが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、制御部12は、制御信号の補正値を、PA電源電圧テーブルVt、温度補正テーブルTt、周波数補正テーブルFt、送信電力誤差補正テーブルPt及びPA電源電圧遅延補正テーブルDtを用いて線形補完によりそれぞれ計算するようにしたが、テーブルを用いる代わりに、演算式により計算するようにしてもよい。例えば、PA電源電圧を決める基準となる制御信号Vcを係数×送信電力により計算し、温度補正値Toを係数×温度により計算し、周波数補正値Foを係数×送信周波数により計算し、送信電力誤差補正値Poを係数×検波電圧差により計算し、PA電源電圧遅延補正値Doを係数×電力差により計算するようにしてもよい。
また、制御部12は、第1回目のPA電源電圧の制御処理において、図6のステップ602〜606により制御信号の出力値Co=Vc+To+Fo+Di+Piを計算し、この制御信号の出力値をDC/DCコンバータ3へ出力し、この場合の送信電力誤差補正の初期値Piを記憶部14から読み出して用いるようにしたが、記憶部14に、第1回目のPA電源電圧の制御処理における制御信号の初期出力値を予め記憶しておき、ステップ602〜606の処理を行うことなく、記憶部14から読み出した制御信号の初期出力値をDC/DCコンバータ3へ出力するようにしてもよい。この場合、送信電力誤差補正の初期値Piを用いる必要がない。
従来の携帯無線機に備えた送信制御回路の構成を示すブロック図である。 図1の送信制御回路における送信電力に対するPA電源電圧を示す図である。 図1の送信制御回路におけるPA電源電圧の制御手順を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態による携帯無線機に備えた送信制御回路の構成を示すブロック図である。 図4の送信制御回路における記憶部に記憶されたテーブルの構成例を示す図である。 PA電源電圧の制御手順を示すフローチャート図である。 第1の制御タイミング例を示す図である。 第2の制御タイミング例を示す図である。 PAの入出力特性を示す図である。 PA電源電圧を比較する図である。
符号の説明
1,11 送信制御回路
2,12 制御部
3 DC/DCコンバータ
4 電池
5 パワーアンプ(PA)
6 検波部
7 AGCアンプ
13 温度センサ部
14 記憶部

Claims (14)

  1. バッテリーから供給される電圧がDC/DCコンバータで可変されてパワーアンプに供給される携帯無線機において、
    前記パワーアンプの周囲の温度を検出する温度検出部と、
    前記パワーアンプにより増幅される送信電力に関する情報が記憶された記憶部と、
    前記記憶部に記憶された送信電力に関する情報に基づいて基準値を算出すると共に、前記温度検出部により検出された温度、及び、前記送信電力における送信周波数に基づいて第1の補正値を算出し、前記基準値及び第1の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力する制御部とを備えたことを特徴とする携帯無線機。
  2. 請求項1に記載の携帯無線機において、
    前記パワーアンプにより増幅される送信電力を検出する送信電力検出部を備え、
    前記制御部が、送信電力検出部により検出された送信電力に基づいて第2の補正値を算出し、前記基準値、第1の補正値及び第2の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする携帯無線機。
  3. 請求項1または2に記載の携帯無線機において、
    前記記憶部には、前記パワーアンプにより増幅される予定の送信電力が記憶され、
    前記制御部が、前記予定の送信電力に基づいて基準値を算出することを特徴とする携帯無線機。
  4. 請求項2に記載の携帯無線機において、
    前記制御部が、第2の補正値を、送信電力検出部により検出された送信電力とパワーアンプにより増幅予定であった送信電力との間の差に基づいて算出することを特徴とする携帯無線機。
  5. 請求項2に記載の携帯無線機において、
    前記制御部が、第2の補正値を、制御信号を出力してからDC/DCコンバータ及びパワーアンプを介して所定の送信電力が増幅されるまでの遅延時間に対応した値として算出することを特徴とする携帯無線機。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の携帯無線機において、
    前記制御部が、送信電力の更新のタイミング毎に、前記基準値及び補正値を算出し、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする携帯無線機。
  7. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の携帯無線機において、
    前記制御部が、送信電力の更新のタイミングのうちの予め設定されたタイミングで、前記基準値及び補正値を算出し、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成し、該制御信号をDC/DCコンバータへ出力することを特徴とする携帯無線機。
  8. バッテリーから供給される電圧を、DC/DCコンバータで可変してパワーアンプに供給する携帯無線機に用いる前記パワーアンプの制御方法において、
    前記パワーアンプにより増幅される送信電力に関する情報に基づいて基準値を算出するステップと、
    前記パワーアンプの周囲の温度、及び、前記送信電力における送信周波数に基づいて第1の補正値を算出するステップと、
    前記基準値及び第1の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成するステップと、
    前記制御信号をDC/DCコンバータへ出力するステップとを有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    前記パワーアンプにより増幅された送信電力に基づいて第2の補正値を算出するステップと、
    前記基準値、第1の補正値及び第2の補正値を用いて、前記DC/DCコンバータを制御し、当該DC/DCコンバータから出力される電圧を可変するための制御信号を生成するステップとを有することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項8または9に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    携帯無線機において、
    前記パワーアンプにより増幅される予定の送信電力に基づいて基準値を算出するステップを有することを特徴とする制御方法。
  11. 請求項9に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    第2の補正値を、前記パワーアンプにより増幅された送信電力とパワーアンプにより増幅される予定の送信電力との間の差に基づいて算出するステップを有することを特徴とする制御方法。
  12. 請求項9に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    第2の補正値を、制御信号を出力してからDC/DCコンバータ及びパワーアンプを介して送信電力が増幅されるまでの遅延時間に対応した値として算出するステップを有することを特徴とする制御方法。
  13. 請求項8から12までのいずれか一項に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    前記基準値及び補正値が、送信電力の更新のタイミング毎に算出することを特徴とする制御方法。
  14. 請求項8から12までのいずれか一項に記載の、携帯無線機に用いるパワーアンプの制御方法において、
    前記基準値及び補正値が、送信電力の更新のタイミングのうちの予め設定されたタイミングで算出することを特徴とする制御方法。

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