JP2007317881A - 多層プリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板の高機能化、薄型化、超多層化、及び高密度実装化を実現する。
【解決手段】第5層の金属層M5に内層ストリップラインSL5が形成され、第3層の金属層M3と第7層の金属層M7には、内層ストリップラインSL5を挟み込む態様で相対向する一対のGNDパターンG3、G7が形成されている。第4層の金属層M4では、第3層の金属層M3のGNDパターンG3と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等が充填されて誘電体領域D4が形成されている。同様に、第6層の金属層M6では、第7層の金属層M7のGNDパターンG7と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等が充填されて誘電体領域D6が形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、多層プリント基板に係り、詳しくは、ストリップラインを備える高周波回路用の多層プリント基板に関する。
無線通信システムでは、デジタル携帯電話分野では、800MHz帯や1.9GHz帯の周波数が、Bluetooth等の近距離無線通信の分野では、2.4GHz帯の周波数が利用されている。この種の無線通信機器では、例えば、図5に示すように、ベースバンドIC1を搭載したプリント基板2上に、送信側フィルタ回路3、パワーアンプモジュール4、スイッチング回路5、受信回路6、及び受信側フィルタ回路7等の高周波回路や高速回路が実装され、これらの高周波回路や高速回路は、プリント基板2に配設された伝送線路によって接続されている。上記スイッチング回路5は、プリント基板2に配設された伝送線路介して、アンテナ回路8に接続されている。
ところで、プリント基板2上で高周波回路(又は高速回路)と高周波回路(又は高速回路)とが伝送線路を介して接続される構成では、各種回路の入出力インピーダンスと、伝送線路の特性インピーダンスが一致していなければ、高周波信号の反射が生じて、信号の損失を招く上、信号が歪み、さらには、電磁波ノイズ(Electro Magnetic Interference)も発生するので、信号伝送上、好ましくない結果となる。そこで、高周波信号の反射を防止するために、伝送路に、同軸ケーブルと同種の機能を持たせるようにしており、このような伝送路は、マイクロストリップライン9と呼ばれる。マイクロストリップライン9は、下層又は上層の絶縁層と共に、所望の線幅や厚さに設定されることで、上記各種回路の入出力インピーダンスと一致する特性インピーダンス(例えば、50Ω)をもつように構成されたものである。積層構造のプリント基板にあっては、マイクロストリップライン9は、例えば、特許文献1に記載されているように、従来では、プリント基板の表層(最上層又は最下層)に設けられる。
図6は、従来のプリント基板2の積層構成を示す斜視図、また、図7は、同断面図である。プリント基板2は、配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなり、図6及び図7に示すように、最上層の金属層にはマイクロストリップライン9が形成されていて、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体からなる絶縁層10を挟んで、下層の金属層には、マイクロストリップライン9と相対向する態様で、接地導体であるグランドパターン(以下、GNDパターンという)11が形成されている。
マイクロストリップライン9の特性インピーダンスZは、図7に示すように、マイクロストリップライン9の厚さT(μm)及び線幅W(μm)と、マイクロストリップライン9とGNDパターン11との間に介挿される絶縁層10の誘電率εr及び厚さH(μm)とにより求めることができ、このような導入式としては、従来、特許公報1にも記載があるように、次式(7)が知られている。
Figure 2007317881
特開2006−74014号公報(段落0014、図1、図2)
ところで、近年、電子機器の機能の向上化、高密度実装化及び筐体の小型化に伴い、プリント基板にあっても、一段と積層化が進み、最近では、金属配線層が8層、あるいは、それを越える多層プリント基板が出現している。しかしながら、電子部品の高密度実装化、プリント基板の多層化が進むほど、プリント基板の表層部(最上層又は最下層)では、図8に示すように、従来からのマイクロストリップライン9の他にも、部品の取り付け及び接続に用いる大小様々な部品ランドLやビアV等を含む各種配線パターンが増加して過密化する傾向にある。このため、所望の特性インピーダンスZを得るために、精密な寸法計算を必要とするマイクロストリップラインと、大小の部品ランドやビアを含む各種配線との間で、取り合いが発生し、また、電磁的干渉も生じるため、配線設計の円滑性やプリント基板の良質性が損なわれるので、不都合である。
加えて、多層プリント基板では、積層される絶縁層や金属層の厚さを薄くすると共に、各種配線の線幅を細くすることにより、全体として、薄型化・高密度実装化を図ることが要請されるため、マイクロストリップラインの配設部位によっては、絶縁層の厚さHに対するマイクロストリップラインの線幅Wの比率W/Hを小さく設定することが望ましい、という設計事情が多々起こり得る。しかしながら、上述の式(7)には適用限界があり、マイクロストリップラインの配設部位の如何によっては、上述の式(7)を用いて、所望の特性インピーダンスZを算出すことができない、ということも判ってきた。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、高機能化、薄型化、超多層化、及び高密度実装化を実現できる高周波回路用の多層プリント基板を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板に係り、内層側の第1の金属層に内層ストリップラインが形成され、上記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層された一対の第2の金属層には、上記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対のグランドパターンが形成されていると共に、上記内層ストリップラインが形成された上記第1の金属層と、上記グランドパターンが形成された上記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿されていて、かつ、上記第3の金属層には、少なくとも上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の多層プリント基板に係り、上記金属層が少なくとも5層からなると共に、上記絶縁層が少なくとも4層からなることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の多層プリント基板に係り、上記一対のグランドパターンの外側に積層された少なくとも一の上記金属層には、上記内層ストリップラインと重合する態様に配線パターンが形成されていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板に係り、内層側の第1の金属層に内層ストリップラインが形成され、上記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層された一対の第2の金属層には、上記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対のグランドパターンが形成されていると共に、上記内層ストリップラインが形成された上記第1の金属層と、上記グランドパターンが形成された上記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿され、かつ、上記第3の金属層には、少なくとも上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていて、かつ、少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には、上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位に、配線パターン又は部品ランドが設けられていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1記載の多層プリント基板に係り、上記金属層が少なくとも6層からなると共に、上記絶縁層が少なくとも5層からなることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1又は4記載の多層プリント基板に係り、上記非金属領域には、誘電材料が埋め込まれていることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項1又は4記載の多層プリント基板に係り、上記非金属領域の線幅が、上記内層ストリップラインの線幅の3倍以上に設定されていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1又は4記載の多層プリント基板に係り、上記内層ストリップラインの特性インピーダンスZ10、線幅W1及び厚さT1と、上記内層ストリップラインと上記各グランドパターンとの間に介挿される上記絶縁層の厚さH1及び誘電率εrとの関係が、式(1)により与えられることを特徴としている。
Figure 2007317881
請求項9記載の発明は、請求項8記載の多層プリント基板に係り、上記絶縁層の厚さH1に対する上記内層ストリップラインの線幅W1の比率W1/H1が、式(2)を満たす態様に設定されていることを特徴としている。
(数2)
0.1<W1/H1<2 (2)
請求項10記載の発明は、配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板に係り、内層側の第1の金属層には内層ストリップラインが形成されていて、上記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層されている一対の第2の金属層には、上記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対の第1のグランドパターンが形成されていて、上記内層ストリップラインが形成された上記第1の金属層と、上記第1のグランドパターンが形成された上記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿されていて、かつ、上記第3の金属層には、少なくとも上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていると共に、少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には表層ストリップラインが形成され、上記第4の金属層の下層側又は上層側に積層されている第5の金属層には、上記表層ストリップラインと相対向する態様で第2のグランドパターンが形成されていることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の多層プリント基板に係り、少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には、上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位に、配線パターン又は部品ランドが設けられていることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項10記載の多層プリント基板に係り、上記非金属領域には、誘電材料が埋め込まれていることを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項10記載の多層プリント基板に係り、上記非金属領域の線幅が、上記内層ストリップラインの線幅の3倍以上に設定されていることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項10記載の多層プリント基板に係り、上記内層ストリップラインの特性インピーダンスZ10、線幅W1及び厚さT1と、上記内層ストリップラインと上記各グランドパターンとの間に介挿される上記絶縁層の厚さH1及び誘電率εrとの関係が、式(3)により与えられる一方、上記表層ストリップラインの特性インピーダンスZ20、線幅W2及び厚さT2と、上記内層ストリップラインと上記各グランドパターンとの間に介挿される上記絶縁層の厚さH2及び誘電率εrとの関係が、式(4)により与えられることを特徴としている。
Figure 2007317881
Figure 2007317881
請求項15記載の発明は、請求項14記載の多層プリント基板に係り、上記絶縁層の厚さH1に対する上記内層ストリップラインの線幅W1の比率W1/H1が、式(5)を満たす態様に設定されていると共に、上記絶縁層の厚さH2に対する上記表層ストリップラインの線幅W2の比率W2/H2が、式(6)を満たす態様に設定されていることを特徴としている。
0.1<W1/H1<2 (5)
0.1<W2/H2<3 (6)
この発明の構成によれば、ストリップラインと、大小の部品ランドやビアを含む各種配線との間の取り合いを緩和できる上、電磁的干渉も防止できるため、高機能化、薄型化、超多層化、及び高密度実装化を目指す多層プリント基板の配線設計を円滑かつ高精度に行うことができる。
加えて、ストリップラインの配設部位に応じて、異なる特性インピーダンス算出式を構築したので、ストリップラインの配設部位の如何を問わず、所望の特性インピーダンスZを適確に得ることができる。
多層プリント基板に適用された、この発明を実施するための最良の形態では、内層側の第1の金属層に内層ストリップラインが形成され、上記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層された一対の第2の金属層には、上記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対のグランドパターンが形成されていると共に、上記内層ストリップラインが形成された上記第1の金属層と、上記グランドパターンが形成された上記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿され、かつ、上記第3の金属層には、少なくとも上記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部が形成され、該開口部には誘電体が充填されている。
図1は、この発明の一実施例である多層プリント基板の積層構成を概略的に示す概念図である。
この例の多層プリント基板12は、図1に示すように、各種信号線や電極パターンが形成された8層の金属層M1、M2、…、M8と、金属層間絶縁膜としての7層の絶縁層I1、I2、…、I7と、表層(上層及び下層)を被覆するレジスト膜Rとから、概略構成されている。ここでは、金属層M1、M2、…、M8及び絶縁層I1、I2、…、I7のそれぞれについて、同図中、上から数えて、第1層、第2層と言うことにする。この例では、第1層(最上層)、第2層、第3層、第6、第7及び第8層(最下層)目の金属層M1、M2、M3、M6、M7、M8は、全体としての厚さが30μmの銅箔と銅めっきとの金属積層膜から構成され、第5及び第6層目の金属層M5、M6は、厚さ18μmの銅箔の単層膜から構成されている。また、第1層、第2層、第3層、第5、第6及び第7層目の絶縁層I1、I2、I3、I5、I6、I7は、厚さ40μm、誘電率4.4のガラスエポキシ樹脂から構成され、第4層(中心層)の絶縁層I4は、厚さ60μmのガラスエポキシ樹脂から構成されている。この多層プリント基板12は、第4層の絶縁層I4に対して、上下対称に層構成されている。
次に、多層プリント基板12の製造方法について概説する。まず、第4層(中心層)の絶縁層I4となるガラスエポキシフィルム(厚さ60μm)の両面に、厚さ18μmの銅箔を圧着して第4及び第5層の金属層M4、M5を形成し、さらに、金属層M4、M5に対して、フォトリソグラフィ技術を適用して、図示せぬ各種信号線パターンや必要に応じてビアを形成する。なお、後述するように、金属層M5には、所望の内層ストリップラインSL5が形成される。内層ストリップラインSL5周りの銅箔除去部分には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体を充填することにより、平坦化される。このようにして、金属/絶縁体/金属からなる3層積層体が形成される。
次に、この3層積層体の両面に、厚さ40μのガラスエポキシフィルムの上面に厚さ30μの銅箔/銅めっき膜が積層されたガラスエポキシ/銅箔/銅めっき積層フィルムを圧着して、第3層の絶縁層I3、第3層の金属層M3、第5層の絶縁層I5、第6層の金属層M6を形成し、さらに、絶縁層I3、I5、金属層M3、M6に対して、フォトリソグラフィ技術を適用して、図示せぬ各種信号線パターンや必要に応じてビアを形成する。なお、後述するように、金属層M6には、所望の内層ストリップラインSL6が形成される。内層ストリップラインSL6周りの銅箔除去部分には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体を充填することにより、平坦化される。このようにして、絶縁層I3、I4、I5と金属層M3、M4、M5、M6とが交互に複数積層された7層積層体が形成される。次に、この7層積層体の両面に、再び、上記したと同厚で同一構成のガラスエポキシ/銅箔/銅めっき積層フィルムを圧着して、第2層の絶縁層I2、第2層の金属層M2、第6層の絶縁層I6、第7層の金属層M7を形成し、さらに、絶縁層I2、I6、金属層M2、M7に対して、フォトリソグラフィ技術を適用して、各種信号線パターンや必要に応じてビアを形成する。このようにして、絶縁層I2、I3、I4、I5、I6と金属層M2、M3、M4、M5、M6、M7とが交互に複数積層された11層積層体が形成される。
次に、この11層積層体の両面に、みたび、上記したと同厚で同一構成のガラスエポキシ/銅箔/銅めっき積層フィルムを圧着して、第1層の絶縁層I1、第1層の金属層(最上層)M1、第7層の絶縁層I7、第8層(最下層)の金属層M8を形成し、さらに、絶縁層I1、I7、金属層M1、M8に対して、フォトリソグラフィ技術を適用して、図示せぬ各種信号線パターンや必要に応じてビアを形成する。なお、後述するように、第1層の金属層(最上層)M1と第8層(最下層)の金属層M8には、表層ストリップラインSL1、SL8が形成される。こうして、7層の絶縁層I1、I2、I3、…、I6、I7と8層の金属層M1、M2、M3、…、M7、M8とが交互に複数積層された15層積層体が得られる。最後に、この11層積層体の両面をレジスト膜で被覆して、この例の多層プリント基板12が完成する。
上記したように、この例の多層プリント基板12では、第1層(最上層)と第8層(最下層)の金属層M1、M8には、表層ストリップラインSL1、SL8が設けられていて、第5層と第6層の金属層M5、M6には、内層ストリップラインSL5、SL6が設けられている。なお、この明細書においては、便宜上、表層(上層又は下層)に設けられたストリップラインを表層ストリップラインと言い、内層に設けられたストリップラインを内層ストリップラインと区別して呼称することにしている。
内層ストリップラインSL5周りの構成
次に、図2及び図3を参照して、内層ストリップラインSL5周りの構成について説明する。図2は、この例の多層プリント基板に配設された各種信号線のうち、内層ストリップラインSL5周りの構成を概略的に示す斜視図、また、図3は同断面図である。
この例の内層ストリップラインSL5は、第5層の金属層M5がパターニング化されて、例えば、厚さ18μmで線幅80μmのサイズに設定され、第3層の金属層M3と第7層の金属層M7には、上記内層ストリップラインSL5を図中上下方向に挟み込む態様で相対向する一対のGNDパターンG3、G7が形成されている。
第4層の金属層M4では、第3層の金属層M3のGNDパターンG3と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体が充填されて誘電体(非金属)領域D4が形成されている。同様に、第6層の金属層M6では、第7層の金属層M7のGNDパターンG7と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体が充填されて誘電体(非金属)領域D6が形成されている。
ここで、誘電体(非金属)領域D4、D6の線幅は、電磁ノイズ防止の観点から、内層ストリップラインSL5の線幅の3倍又はそれ以上に設定されることが好ましい。
かくして、内層ストリップラインSL5とGNDパターンG3との間には、絶縁層I4(厚さ60μm)、金属層M4中の誘電体領域D4(厚さ18μm)、絶縁層I3(厚さ40μm)からなる(積層型)絶縁層(厚さ118μm)が介在する構成となっていて、一方、内層ストリップラインSL5とGNDパターンG7との間には、絶縁層I5(厚さ40μm)、金属層M6中の誘電体領域D6(厚さ30μm)、絶縁層I6(厚さ40μm)からなる(積層型)絶縁層(厚さ110μm)が介在する構成となっている。
なお、この構成では、第7層の金属層M7のGNDパターンG7と相対向する第8層(最下層)の金属層M8の部位に、部品ランドや電極を含む各種信号線を配設するようにしても良い。このようにすれば、ストリップラインと、大小の部品ランドやビアを含む各種配線との間の取り合いを緩和できる。加えて、金属層に開口部を設けるようにしたので、内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10を設定する上で、必要な(積層型)絶縁層の厚さを確保することができるので、多層プリント基板の薄型化に対応できる。
ここで、この出願に係る発明者は、鋭意実験と考察の結果、内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10、線幅W1及び厚さT1と、内層ストリップラインSL5と各GNDパターンG3、G7との間に介挿される(積層型)絶縁層の厚さH1及び誘電率εrとを関係付ける関係式として、式(8)から算出される、内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10(演算値)が、実測値に略合致することを突き止めた。
Figure 2007317881
なお、電磁ノイズ防止の観点から、(積層型)絶縁層の厚さH1に対する内層ストリップラインSL5の線幅W1の比率W1/H1が、0.1<W1/H1<2を満たすようにするのが望ましいが、この条件は、高密度実装化促進の観点から、線幅の狭幅化に対応できて好ましい。加えて、0<T1/H1<20.25を満たすならば、電磁ノイズ防止の観点からも、高密度実装化促進の観点からも、一段と好ましい。
内層ストリップラインSL5とGNDパターンG7との間の寸法値を、式(8)に代入して得られる、内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10(演算値)は、下記の通りである。
(積層型)絶縁層の厚さ:H1=110μm、
(積層型)絶縁層の誘電率:εr=4.4、
内層ストリップラインSL5の厚さ:T1=18μm、
内層ストリップラインSL5の線幅:W1=80μm
内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10:48.84Ω
内層ストリップラインSL5とGNDパターンG3との間の寸法値を、式(8)に代入して得られる、内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10(演算値)は、下記の通りである。
(積層型)絶縁層の厚さ:H1’=118μm、
(積層型)絶縁層の誘電率:εr=4.4、
内層ストリップラインSL5の厚さ:T1=18μm、
内層ストリップラインSL5の線幅:W1=80μm
内層ストリップラインSL5の特性インピーダンスZ10:50.70Ω
内層ストリップラインSL6周りの構成
この例の内層ストリップラインSL6は、図4に示すように、第6層の金属層M6がパターニング化されて、例えば、厚さ30μmで線幅80μmのサイズに設定され、第4層の金属層M4と第8層の金属層M8には、上記内層ストリップラインSL6を図中上下方向に挟み込む態様で相対向する一対のGNDパターンG4、G8が形成されている。
第5層の金属層M5では、第4層の金属層M4のGNDパターンG4と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体が充填されて誘電体(非金属)領域D5が形成されている。同様に、第7層の金属層M7では、第8層の金属層M8のGNDパターンG8と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体が充填されて誘電体(非金属)領域D7が形成されている。ここで、誘電体(非金属)領域D5、D7の線幅は、電磁ノイズ防止の観点から、内層ストリップラインSL6の線幅の3倍又はそれ以上に設定されることが好ましい。
かくして、内層ストリップラインSL6とGNDパターンG4との間には、絶縁層I5(厚さ40μm)、金属層M5中の誘電体領域D5(厚さ18μm)、絶縁層I4(厚さ60μm)からなる(積層型)絶縁層(厚さ118μm)が介在する構成となっていて、一方、内層ストリップラインSL6とGNDパターンG8との間には、絶縁層I6(厚さ40μm)、金属層M7中の誘電体領域D7(厚さ30μm)、絶縁層I7(厚さ40μm)からなる(積層型)絶縁層(厚さ110μm)が介在する構成となっている。
内層ストリップラインSL6とGNDパターンG8との間の寸法値を、式(8)に代入して得られる、内層ストリップラインSL6の特性インピーダンスZ10(演算値)は、下記の通りである。
(積層型)絶縁層の厚さ:H1=110μm、
(積層型)絶縁層の誘電率:εr=4.4、
内層ストリップラインSL6の厚さ:T1=30μm、
内層ストリップラインSL6の線幅:W1=80μm
内層ストリップラインSL6の特性インピーダンスZ10:46.34Ω
内層ストリップラインSL6とGNDパターンG8との間の寸法値を、式(8)に代入して得られる、内層ストリップラインSL8の特性インピーダンスZ10(演算値)は、下記の通りである。
(積層型)絶縁層の厚さ:H1’=118μm、
(積層型)絶縁層の誘電率:εr=4.4、
内層ストリップラインSL6の厚さ:T1=30μm、
内層ストリップラインSL6の線幅:W1=80μm
内層ストリップラインSL6の特性インピーダンスZ10:48.11Ω
表層ストリップラインSL1周りの構成
次に、図4及び図1を参照して、表層ストリップラインSL1周りの構成について説明する。
この例の表層ストリップラインSL1は、第1層(最上層)の金属層M1がパターニング化されて、例えば、厚さ30μmで線幅190μmのサイズに設定され、第3層の金属層M3には、上記表層ストリップラインSL1と相対向するGNDパターンG3が形成されている。第2層の金属層M2では、第3層の金属層M3のGNDパターンG3と相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、開口部とされ、この開口部には、ガラスエポキシ樹脂等の誘電体が充填されて誘電体(非金属)領域D2が形成されている。ここで、誘電体(非金属)領域D2の線幅は、電磁ノイズ防止の観点から、表層ストリップラインSL1の線幅の3倍又はそれ以上に設定されることが好ましい。
かくして、表層ストリップラインSL1とGNDパターンG3との間には、絶縁層I1(厚さ40μm)、金属層M2中の誘電体領域D2(厚さ30μm)、絶縁層I2(厚さ40μm)からなる(積層型)絶縁層(厚さ110μm)が介在する構成となっていている。なお、表層ストリップラインSL8周りの構成については、表層ストリップラインSL1周りと表裏の違いを除けば、同様であるので、その説明を省略する。
ここで、この出願に係る発明者は、鋭意実験と考察の結果、表層ストリップラインSL1の特性インピーダンスZ20、線幅W2及び厚さT2と、表層ストリップラインSL1とGNDパターンG3との間に介挿される(積層型)絶縁層の厚さH2及び誘電率εrとを関係付ける関係式として、式(9)から算出される、表層ストリップラインSL1の特性インピーダンスZ10(演算値)が、実測値に略合致することを突き止めた。
Figure 2007317881
なお、電磁ノイズ防止の観点から、(積層型)絶縁層の厚さH2に対する表層ストリップラインSL1の線幅W2の比率W2/H2が、0.1<W2/H2<3を満たすようにするのが望ましいが、この条件は、高密度実装化促進の観点から、線幅の狭幅化に対応できて好ましい。なお、従来の演算式では、3<W2/H2に設定されていたので、電磁ノイズ防止の観点からも、高密度実装化促進の観点からも不都合が生じる場合があった。
表層ストリップラインSL1とGNDパターンG3との間の寸法値を、式(9)に代入して得られる、表層ストリップラインSL1の特性インピーダンスZ20(演算値)は、下記の通りである。
(積層型)絶縁層の厚さ:H2=110μm、
(積層型)絶縁層の誘電率:εr=4.4、
表層ストリップラインSL2の厚さ:T1=30μm、
表層ストリップラインSL2の線幅:W1=190μm
表層ストリップラインSL2の特性インピーダンスZ10:46.38Ω
このように、この例の構成によれば、ストリップラインと、大小の部品ランドやビアを含む各種配線との間の取り合いを緩和できる上、電磁的干渉も防止できるため、高機能化、薄型化、超多層化、及び高密度実装化を目指す多層プリント基板の配線設計を円滑かつ高精度に行うことができる。
加えて、ストリップラインの配設部位(内層に設定するか表層に設定するか)に応じて、特性インピーダンス算出式(8)、(9)を使い分けるようにしたので、ストリップラインの特性インピーダンス設計を適確に行うことができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施例では、7層の絶縁層と8層の金属層とが交互に複数積層される場合について述べたが、層数は、これに限定されず、必要に応じて、増減できる。絶縁層と金属層の線幅や厚さについても、任意に変更できる。
また、上述の実施例では、ストリップラインとGNDパターンG3との間には、1層分の金属層が介在し、該金属層に開口部を設けたが、2以上の金属層が介在し、これら複数の金属層に開口部を設けるようにしても良い。(積層型)絶縁層に限らず、単一の絶縁層でも良い。
この発明の一実施例である多層プリント基板の積層構成を概略的に示す概念図である。 同多層プリント基板に配設された各種信号線のうち、内層ストリップラインSL5周りの構成を概略的に示す斜視図である。 同多層プリント基板に配設された各種信号線のうち、内層ストリップラインSL5周りの構成を概略的に示す断面図である。 同多層プリント基板に配設された各種信号線のうち、内層ストリップラインSL5、SL6周りと表層ストリップラインSL1、SL8周りの構成を概略的に示す断面図である。 従来技術を説明するための図で、ストリップラインを備えるプリント基板に実装された回路構成を示すブロック図である。 従来のプリント基板の積層構成を示す斜視図である。 従来のプリント基板の積層構成を示す断面図である。 ストリップラインを備える従来の多層プリント基板の問題点を説明するための図である。
符号の説明
M1、M2、M3、…、M7、M8 金属層
I1、I2、I3、…、I6、I7 絶縁層
12 多層プリント基板
M5、M6 内層側の第1の金属層
SL5、SL6 内層ストリップライン
M3、M7、M4、M8 第2の金属層
G3、G7、G4、G8 GNDパターン(グランドパターン、第1のグランドパターン)
M4、M6、M5、M7 第3の金属層
D4、D6、D5、D7 非金属領域(誘電体領域)
M1、M8 表層に相当する第4の金属層
SL1、SL8 表層ストリップライン
M3、M6 第5の金属層
G3、G6 GNDパターン(第2のグランドパターン)

Claims (15)

  1. 配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板であって、
    内層側の第1の金属層に内層ストリップラインが形成され、
    前記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層された一対の第2の金属層には、前記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対のグランドパターンが形成されていると共に、
    前記内層ストリップラインが形成された前記第1の金属層と、前記グランドパターンが形成された前記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿されていて、かつ、前記第3の金属層には、少なくとも前記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていることを特徴とする多層プリント基板。
  2. 前記金属層は少なくとも5層からなると共に、前記絶縁層は少なくとも4層からなることを特徴とする請求項1記載の多層プリント基板。
  3. 前記一対のグランドパターンの外側に積層された少なくとも一の前記金属層には、前記内層ストリップラインと重合する態様に配線パターンが形成されていることを特徴とする請求項1記載の多層プリント基板。
  4. 配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板であって、
    内層側の第1の金属層に内層ストリップラインが形成され、
    前記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層された一対の第2の金属層には、前記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対のグランドパターンが形成されていると共に、
    前記内層ストリップラインが形成された前記第1の金属層と、前記グランドパターンが形成された前記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿され、かつ、前記第3の金属層には、少なくとも前記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていて、かつ、
    少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には、前記内層ストリップラインと相対向して重合する部位に、配線パターン又は部品ランドが設けられていることを特徴とする多層プリント基板。
  5. 前記金属層は少なくとも6層からなると共に、前記絶縁層は少なくとも5層からなることを特徴とする請求項4記載の多層プリント基板。
  6. 前記非金属領域には、誘電材料が埋め込まれていることを特徴とする請求項1又は4記載の多層プリント基板。
  7. 前記非金属領域の線幅は、前記内層ストリップラインの線幅の3倍以上に設定されていることを特徴とする請求項1又は4記載の多層プリント基板。
  8. 前記内層ストリップラインの特性インピーダンスZ10、線幅W1及び厚さT1と、前記内層ストリップラインと前記各グランドパターンとの間に介挿される前記絶縁層の厚さH1及び誘電率εrとの関係が、式(1)により与えられることを特徴とする請求項1又は4記載の多層プリント基板。
    Figure 2007317881
  9. 前記絶縁層の厚さH1に対する前記内層ストリップラインの線幅W1の比率W1/H1が、式(2)を満たす態様に設定されていることを特徴とする請求8記載の多層プリント基板。
    (数2)
    0.1<W1/H1<2 (2)
  10. 配線パターンが形成された金属層と絶縁層とが交互に複数積層されてなる高周波回路用の多層プリント基板であって、
    内層側の第1の金属層には内層ストリップラインが形成されていて、
    前記第1の金属層を挟んで上層側と下層側とに積層されている一対の第2の金属層には、前記内層ストリップラインを挟み込む態様で相対向する一対の第1のグランドパターンが形成されていて、
    前記内層ストリップラインが形成された前記第1の金属層と、前記第1のグランドパターンが形成された前記各第2の金属層との間には、少なくとも1以上の第3の金属層が介挿されていて、かつ、前記第3の金属層には、少なくとも前記内層ストリップラインと相対向して重合する部位の金属領域が除去されて、非金属領域が形成されていると共に、
    少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には表層ストリップラインが形成され、
    前記第4の金属層の下層側又は上層側に積層されている第5の金属層には、前記表層ストリップラインと相対向する態様で第2のグランドパターンが形成されていることを特徴とする多層プリント基板。
  11. 少なくとも一方の表層に相当する第4の金属層には、前記内層ストリップラインと相対向して重合する部位に、配線パターン又は部品ランドが設けられていることを特徴とする請求項10記載の多層プリント基板。
  12. 前記非金属領域には、誘電材料が埋め込まれていることを特徴とする請求項10記載の多層プリント基板。
  13. 前記非金属領域の線幅は、前記内層ストリップラインの線幅の3倍以上に設定されていることを特徴とする請求項10記載の多層プリント基板。
  14. 前記内層ストリップラインの特性インピーダンスZ10、線幅W1及び厚さT1と、前記内層ストリップラインと前記各グランドパターンとの間に介挿される前記絶縁層の厚さH1及び誘電率εrとの関係が、式(3)により与えられる一方、
    前記表層ストリップラインの特性インピーダンスZ20、線幅W2及び厚さT2と、前記内層ストリップラインと前記各グランドパターンとの間に介挿される前記絶縁層の厚さH2及び誘電率εrとの関係が、式(4)により与えられることを特徴とする請求項10記載の多層プリント基板。
    Figure 2007317881
    Figure 2007317881
  15. 前記絶縁層の厚さH1に対する前記内層ストリップラインの線幅W1の比率W1/H1が、式(5)を満たす態様に設定されていると共に、前記絶縁層の厚さH2に対する前記表層ストリップラインの線幅W2の比率W2/H2が、式(6)を満たす態様に設定されていることを特徴とする請求14記載の多層プリント基板。
    0.1<W1/H1<2 (5)
    0.1<W2/H2<3 (6)
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