JP2007317438A - 面発光照明装置 - Google Patents

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【課題】多数の光源を必要とせず、しかも高価なフルカラーLEDを用いなくとも華麗なイルミネーション効果を発揮させることのできる面発光照明装置を提供する。
【解決手段】光透過性を有する単一の導光板1と、その導光板1の一面1Cに沿って配列される複数の点光源4と、その各点光源4を個別に発光制御する光源制御手段7とを有する。点光源4は、それぞれ発光色が異なる2つの発光素子41,42を一体として備える多色LEDから成り、導光板1には各点光源4に対応する位置を部分的に切り欠いた凹部8が形成される。導光板1の一面1Cよりその内部に入射された各点光源4の光は導光板1の他面1Aから外部放射され、隣り合う点光源4,4の光は導光板1内で部分的に合成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、屋内外の照明をはじめ、液晶表示装置のバックライト等として用いられる、多色LEDを用いた面発光照明装置に関し、特に2色LEDを光源とした場合にも華麗なイルミネーション効果が発揮されるようにした面発光照明装置に関する。
従来、LED(light emitting diode:発光ダイオード)を利用した照明装置として、アクリル板などから成る透明な導光板の端面にLEDを臨ませ、そのLEDからの放射光を導光板内に入射させて該導光板を発光させるようにしたものが一般によく知られる。
しかし、その多くは単色LEDを用いたものであるから、導光板の全体が単色LEDと同色で発光するに過ぎず、イルミネーション効果の乏しいものであった。
そこで、多色LEDを用い、これを複数列複数行のマトリクス状に配置した表示装置にして、一部の列の多色LED発光色を、その前後の列の多色LEDの発光色から変化させた状態で点灯させると共に、複数の多色LEDにおいて発光色を変化させた状態の多色LEDの列を順次切り替えて移動させるという提案がある(例えば、特許文献1)。
又、複数の導光体と、その各導光体に対応して配置される複数のLED光源(RGB光源)とを有し、各導光体がアルミなどの薄い金属から成る層を介して配列され、これにより隣接する導光体において光の干渉を防止しながら、各導光体がその各々に対応するLED光源の発光色で発光するようにした照明装置が知られる(例えば、特許文献2)。
特開2003−339966号公報(段落0093、0110、図17)
特開2001−93305号公報(段落0012、図1)
しかしながら、特許文献1の表示装置は多色LEDを縦横にマトリクス状に配列せしめて構成されることから、係る表示装置を面発光させるには発光させる面積に比例して多数のLEDを必要としてコスト高になるという欠点がある。
又、特許文献1では、一部の列の多色LEDがその前後の多色LEDとは異なる色で発光するよう制御されるが、表示装置全体でみると各多色LEDの配置部分が当該部分における多色LEDの発光色で発光するだけなので、イルミネーション効果を高めるには多色LEDにR(赤)、G(緑)、B(青)の発光素子を有する所謂フルカラーLEDを用い、それらを様々な色で発光させなければならない。
一方、特許文献2の照明装置は、LED光源と透明材料から成る導光体とを有するが、LED光源は複数の導光体に対応して設けられるので、この照明装置も面発光用にして多くのLEDを必要とし、しかも各導光体の間には金属の層が設けられるので、各導光体は対応するLED光源と同色で発光するに過ぎず、このためLED光源にフルカラーLEDを用いて部位毎にその発光色を変化させないと高いイルミネーション効果が得られない。
又、多色LEDの色構成としては、[赤−黄緑−青]や、[橙−黄緑−青]など種々の組み合わせがあるが、上述したフルカラーLEDは、赤、緑、青の発光素子を備えると共に、緑、青の2つの発光素子について、純粋な緑色、青色を得るためにGaN(窒化ガリウム)系の半導体材料を用いる必要があるため、多色LEDの中でも特に高価である。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は多数の光源を必要とせず、しかも高価なフルカラーLEDを用いなくとも華麗なイルミネーション効果を発揮させることのできる面発光照明装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、
光透過性を有する単一の導光板1と、その導光板1の一面1Cに沿って配列される複数の点光源4と、その各点光源4を個別に発光制御する光源制御手段7とを有し、前記導光板1の一面1Cよりその内部に入射された各点光源4の光が前記導光板1の他面1Aから外部放射されると共に、少なくとも隣り合う点光源4,4の光が前記導光板1内で部分的に合成されるようにした面発光照明装置であって、
前記点光源4は、それぞれ発光色が異なる2つの発光素子41,42を一体として備える多色LEDから成り、
前記導光板1の一面1Cには各点光源4に対応する位置を部分的に切り欠いた凹部8が形成されることを特徴とする。
又、前記光源制御手段7は、
ユーザが選択可能な複数の照明パターンを制御データとして格納する記憶部12と、
その記憶部12からユーザにより選択された照明パターンに対応する制御データを読み出して当該制御データに基づき各点光源4の各発光素子41,42を個別に駆動する制御部11,17,18と、
を有することを特徴とする。
更に、前記制御データは、各点光源4における各発光素子41,42の発光量を時間的に変化させるための輝度情報を含み、その輝度情報がユーザにより設定変更可能とされることを特徴とする。
本発明に係る面発光照明装置によれば、光源制御手段により個別に発光制御される2つの発光素子を一体として含む多色LEDを点光源とし、その点光源を単一導光板の一面に沿って配列させて、少なくとも隣り合う点光源の光が導光板内で部分的に合成されるようにしていることから、多色LEDとして、高価なフルカラーLEDを用いることなく、また安価な2色LEDを用いた場合にイルミネーション効果の高い多彩な照明効果を演出することができ、しかも単一導光板の一面より入射した各点光源の光が当該導光板の他面より外部放射されることから、可及的少数の点光源で導光板を面発光させることができる。
又、光源制御手段は、ユーザが選択可能な複数の照明パターンを制御データとして格納する記憶部と、その記憶部からユーザにより選択された照明パターンに対応する制御データを読み出して当該制御データに基づき各点光源の各発光素子を個別に駆動する制御部とを有することから、その時々の気分に応じてユーザが希望する照明パターンで導光板を発光させることができる。
更に、制御データが各点光源における各発光素子の発光量を時間的に変化させるための輝度情報を含み、その輝度情報がユーザにより設定変更可能とされることから、ユーザ自らが好みの照明パターンを制作することができる。
以下、図面に基づき本発明を詳しく説明する。図1は本発明に係る面発光照明装置の構成例を示した概略断面図である。図1において、1は光透過性を有する導光板、2は導光板を保持する遮光性の枠体である。導光板1はアクリル樹脂などの透明材料から形成される矩形の板材で、その表面は外部に露出する発光面1Aとされ、その発光面1Aに対向する裏面1Bと枠体2との間には反射板3が設けられる。尚、反射板3を省略し、導光板1に対向する枠体2の底面を反射面としたり、枠体2を両面開口形にして導光板1の表裏両面が発光面として露出されるようにしたりしてもよい。
又、4は発光面1Aに交差する導光板1の一面(一端面1C)からその内部に入射させるための光を発生する点光源、5は点光源4を実装した基板であり、その基板5には信号線6を介して点光源4を発光制御するための光源制御手段7が接続される。
尚、導光板1は発光面1A全体が均一に発光するように、図1に示される如く点光源4側の端面1Cからこれに対向する端面1D側に向かって板厚が漸次小さく設定される。そして、係る面発光照明装置によれば、点光源4の放射光がこれに対向する端面1Cから導光板1内に入射し、その入射光が導光板1の他面(発光面1A)から外部に放射されるようになっている。
図2で明らかなように、点光源4は複数個(図示例において4つ)が導光板1の長辺側の端面1Cに沿って所定の間隔で配列され、導光板1にはその各点光源4に対応する位置を部分的に切り欠いた凹部8が形成される。尚、本例において、凹部8が導光板1の板厚方向に貫通する半円状の形態とされるが、当該凹部8を導光板1の板厚方向に貫通しない球面状の形態とすることもできる。そして、係る凹部8によれば、各点光源4の光の全てをロスなく導光板1内に入射させることができ、しかも導光板1内に入射した光を放射状に広げて発光面1Aを均一に発光させながら、隣り合う点光源4,4の光を導光板1内で良好に合成せしめることができる。
特に、本例において、多色LEDとしての各点光源4はフルカラーLEDではなく、例として図3のように発光色(放射光の波長)が異なる2つの発光素子41,42を一体として備えた2色LEDとされる。
図3において、43は一方の発光素子41に接続するアノード端子、44は他方の発光素子42に接続するアノード端子、45は発光素子41,42のカソード側に接続するコモン端子、46はそれら端子43〜45を固定するステムで、発光素子41,42は透明樹脂から成るレンズ47により被覆される。尚、点光源4として、図示例のようなステムタイプのほか、リードフレームタイプやチップタイプを利用することもできる。
ここに、2色LEDから成る各点光源4は、それぞれ2つの発光素子41,42の組み合わせが同一のものを含むものよりも、イルミネーション効果を高める上では発光素子41,42の組み合わせ(発光色の組み合わせ)が互いに異なる数種類のものを用いることが好ましい。因みに、発光素子41,42の組み合わせとして、青/赤、青/橙、青/緑、緑/赤、緑/橙、などが挙げられ、例えば緑/橙の組み合わせから成る2色LEDでは、発光素子41,42の一方のみの点灯により緑色と橙色の光を別々に発生することができ、双方の発光素子41,42を同時に点灯させれば黄色、又は黄緑色の光を発生することができる。
図4は、各点光源4の発光による照明パターン(各点光源における発光素子41,42の発光状態を意味するもので、これは導光板における発光面1Aの発光状態と同義である)の一例を示す。尚、図4において、各点光源(便宜上、配列順に4A,4B,4C,4Dの符号で表す)は2種類で、発光素子の組み合わせが左側から順に、青/赤、緑/橙、緑/橙、青/赤とされる。
ここに、各点光源4A〜4Dを左側から順に、丸印を付した発光素子を発光させる、すなわち青色の発光素子のみ発光、緑色の発光素子のみ発光、緑色と橙色の発光素子を発光、および赤色の発光素子のみ発光せしめると、点光源4Aに対応する導光板1の領域G1は青色、点光源4Bに対応する領域G2は緑色、点光源4Cに対応する領域G3は黄色、点光源4Dに対応する領域G4は赤色にそれぞれ発光し、点光源4A,4Bの間の領域G5は青色光と緑色光との合成(合成部分の色表示を<>であらわす)により、<青緑色(水色)>、点光源4B,4Cの間の領域G6は緑色光と黄色光の合成により<黄緑色>、点光源4C,4Dの間の領域G7は黄色光と赤色光の合成により<橙色>にそれぞれ発光し、導光板1の発光面1A全体に七色の縦縞模様が現れる(これを虹パターンと称する)。
尚、各領域G1〜G7は図4のようにそれらの境界が明確に色分けされる訳でなく、各点光源4A〜4Dの配列方向に沿って色合いが徐々に変化する。
次に、図5および図6は他の照明パターンを示す。図5の照明パターンは、両端の点光源4A,4Dにおいて青色の発光素子のみ発光せしめ、その両点光源4A,4Dにより挟まれる点光源4B,4Cでは緑色の発光素子のみ発光せしめた例であり、これによれば点光源4A,4Dに対応する導光板1の領域G1が青色に発光すると共に、点光源4B,4Cに対応する領域G2が緑色に発光し、点光源4A,4Bおよび点光源4C,4Dの間における領域G3が青色光と緑色光の合成により<青緑色(水色)>に発光する(これを海面の波パターンと称する)。
又、図6の照明パターンは、両端の点光源4A,4Dにおいて赤色の発光素子のみ発光せしめ、点光源4B,4Cでは2つの発光素子(緑/橙)を発光させた例であり、これによれば点光源4A,4Dに対応する導光板1の領域G1が赤色に発光すると共に、点光源4B,4Cに対応する領域G2が黄色に発光し、点光源4A,4Bおよび点光源4C,4Dの間における領域G3が赤色光と黄色光の合成により<橙色>に発光する(これを太陽のパターンと称する)。
このように、本発明に係る面発光照明装置によれば、各点光源4における発光素子を個別に発光制御することにより、導光板1の発光面を様々な色のパターンで発光させることができる。
図7は、各点光源における発光素子の発光制御を行う光源制御手段7の構成例を示すブロック図である。図6において、10はマイコンであり、このマイコン10はCPU11をはじめ、これに接続するEEPROM12、ROM13、RAM14、タイマ15、受信部16、D/A変換器17、及びLEDドライバ18などから構成される。このうち、EEPROM12は上記のような複数の照明パターンを制御データとして格納する記憶部を構成する。
又、図8に示すように、EEPROM12には照明パターン別に制御データを格納する記録領域P,P,・・Pが設けられる。それら記憶領域P,P,・・Pに格納される各照明パターンの制御データは、各点光源4における発光素子41,42の少なくとも一つの発光量を時間的に変化させるための輝度情報を含み、その輝度情報が各点光源4の発光素子41,42に対応付けして各記憶領域P,P,・・Pのそれぞれに格納されるようになっている。
特に、各記憶領域P,P,・・Pには、下表1(図5の海面の波パターンに対応)のように各点光源4における発光素子41,42のそれぞれについて複数(図示例において12個)の輝度情報が電流値として与えられるテーブルが用意され、それら輝度情報(電流値)がユーザにより設定変更可能とされる。尚、表1において、「OFF」は発光素子に電流が流されず、該当する発光素子の輝度、発光量がゼロであることを意味する。又、表1において、A〜Dは図4などに示した点光源4A〜4Dに対応し、更にA〜Dそれぞれの発光素子(丸印を付した上下2段書きした発光素子)が図3に示した点光源4A〜4Dの発光素子41及び発光素子42に対応する。
Figure 2007317438
本例において、輝度情報の設定変更は図示せぬリモコンの操作により行われるものであり、詳しくはリモコンに複数の押しボタンが設けられ、その押圧操作により輝度情報を設定変更するモードを指定すると、係る信号がRAM14に格納されて輝度情報の設定変更が可能な状態となる。しかして、同リモコンを用いて輝度情報を変更するための発光素子(係る発光素子に対応する記憶領域)を指定し、これに続いて12個の輝度情報(電流値)を数値データとして入力することにより、これがマイコンの受信部16からCPU11を介して指定したEEPROM12の記憶領域に順次格納されるようになっている。但し、設定し得る輝度情報はROM13に格納されるプログラムによって制限される。尚、以上のような操作は輝度情報の設定変更の度に変化する導光板1の色調を確認しながら行うことができる。
そして、EEPROM12に制御データとして格納される複数の照明パターンの中からユーザによって所望の一つが選択されると、その照明パターンに対応する制御データがCPU11によりEEPROM12から読み出され、その制御データに基づいて各点光源4の発光素子41,42が個別に駆動されるようになっている。
尚、照明パターンの選択も図示せぬリモコンの操作により行われるものであり、詳しくはリモコンに照明パターンを選択するための押しボタンが設けられ、これを押圧操作したときに特定のリモコン信号が図7に示されるマイコンの受信部16に送信され、これがCPU11を介してEEPROM12に送られることによりリモコン信号に対応する記憶領域にFLGが設定されるようになっている。しかして、CPU11はFLGが設定された記憶領域の制御データを読み出し(表1に示される1列目の輝度情報から12列目までの輝度情報を一列について例えば200msおきに読み出すことを繰り返す)、各点光源4の発光素子41,42のそれぞれに対応する複数の輝度情報を順次D/A変換器17に通してアナログ出力の電力信号(本例において最大5Vの電圧信号)に変換する。
図7のように、D/A変換器17にはLEDドライバ18が接続され、このLEDドライバ18にD/A変換器17から上記電力信号が入力される。
CPU11、D/A変換器17、およびLEDドライバ18は、EEPROM12に格納された制御データに基づいて各点光源4の発光素子41,42を駆動する制御部を構成するものであり、LEDドライバ18では、D/A変換器17から入力された電力信号(本例において最大5Vの電圧信号)を最大8Vまでの電圧信号に変換して、これに対応する点光源4の発光素子41,42に入力する。
これにより、各点光源4の発光素子41,42に駆動信号の電圧に応じた駆動電流(記憶領域P,P,・・Pに輝度情報として設定した電流値に同じ)が流れるようになる結果、各点光源4の発光素子41,42が所定の輝度で発光する。尚、輝度情報として電流値が「OFF」設定された発光素子41,42に対応する駆動信号の電圧は0(無信号)とされる一方、同一の照明パターンで複数の異なる輝度情報が与えられた発光素子(例えば、表1の最上段に示される発光素子)では所定の時間(本例において200ms)毎に駆動信号の電圧が変化されるために当該発光素子は短時間のうちに輝度が様々に変化するようになる。
ここに、表1に示される輝度情報に基づいて各点光源4を発光制御した場合には、図5に示した「海面の波パターン」において、海面が揺れ動くような演出を行うことができる。
又、図4に示した「虹のパターン」に対応する制御データのテーブルとして、下表2のような輝度情報をEEPROM12に格納し、これに基づいて各点光源の各発光素子を個別に発光制御した場合には、虹が揺れ動くような演出(自然な揺らぎ効果の演出)を行うことができる。
Figure 2007317438
更に、図6に示した「太陽のパターン」に対応する制御データのテーブルとして、下表3のような輝度情報をEEPROM12に格納し、これに基づいて各点光源の各発光素子を個別に発光制御した場合には、太陽がギラギラ輝くような演出(情熱的なイメージの演出)を行うことができる。
Figure 2007317438
以上、本発明について説明したが、複数の照明パターンを制御データとして格納する記憶部はEEPROM12に限らず、その他の書き換え可能なメモリでも、書き換え不能なメモリでもよい。
特に、上記例では照明パターンの制御データとして、記憶部(EEPROM12)に輝度情報(電流値)が設定されるようにしたが、記憶部に点光源4の色情報を格納し、その色情報に基づいて各点光源が色情報に対応する色で発光するようにすることもできる。この場合、コード化するなどした色情報をインターネット上に公開するなどして、係る色情報(番号など)を設定し、フルカラーLEDを用いることなく望みの色や色変化パターンで点光源4を発光させることができる。
又、上記例ではユーザにより選択された一つの照明パターンで各点光源4の発光素子41,42が発光制御されるようにしたが、図7に示されるタイマ15の計時信号に基づきROM13に格納されるプログラムで複数の照明パターンを自動的に切り換えるようにすることもできる。
例えば、図9のように、午前の時間帯(6時〜12時)において、(1)上記の虹パターン、(2)海面の波パターン、(3)高輝度な緑色系の単調な照明パターン、及び(4)人体に優しい光である青色系の単調な照明パターンの4パターンを所定の時間間隔で定時的に繰り返して実行し、午後の時間帯(12時〜21時)において、(1)海面の波パターン、(2)花パターン(花畑を思わせるような色の組み合わせ)、(3)暖かみのある黄色系の単調な照明パターン、及び(4)喜びの色とされるピンク系の単調な照明パターンの4パターンを所定の時間間隔で定時的に繰り返して実行し、深夜の時間帯(21時〜6時)において、(1)太陽のパターン、(2)高輝度な紫色系の単調な照明パターン、(3)人体に優しい光である青色系の単調な照明パターン、及び(4)高輝度な青色系の単調な照明パターンの4パターンを所定の時間間隔で定時的に繰り返して実行する、ことができる。
本発明に係る面発光照明装置の概略断面図 同装置の正面概略図 一つの点光源を示す構造説明図 照明パターンの説明図 照明パターンの説明図 照明パターンの説明図 光源制御手段を示すブロック図 制御データを格納する記憶部の構成図 複数の照明パターンを自動的に切り換える例を示した説明図
符号の説明
1 導光板
1A 発光面
2 枠体
4 点光源
41,42 発光素子
7 光源制御手段
8 凹部
10 マイコン
11 CPU(中央処理装置)
12 記憶部(EEPROM)
17 D/A変換器
18 LEDドライバ

Claims (3)

  1. 光透過性を有する単一の導光板と、その導光板の一面に沿って配列される複数の点光源と、その各点光源を個別に発光制御する光源制御手段とを有し、前記導光板の一面よりその内部に入射された各点光源の光が前記導光板の他面から外部放射されると共に、少なくとも隣り合う点光源の光が前記導光板内で部分的に合成されるようにした面発光照明装置であって、
    前記点光源は、それぞれ発光色が異なる2つの発光素子を一体として備える多色LEDから成り、
    前記導光板の一面には各点光源に対応する位置を部分的に切り欠いた凹部が形成されることを特徴とする面発光照明装置。
  2. 前記光源制御手段は、
    ユーザが選択可能な複数の照明パターンを制御データとして格納する記憶部と、
    その記憶部からユーザにより選択された照明パターンに対応する制御データを読み出して当該制御データに基づき各点光源の各発光素子を個別に駆動する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の面発光照明装置。
  3. 前記制御データは、各点光源における各発光素子の発光量を時間的に変化させるための輝度情報を含み、その輝度情報がユーザにより設定変更可能とされることを特徴とする請求項2記載の面発光照明装置。
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