JP2007315767A - 運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両運転者に煩わしさを感じさせず、且つ、安全運転に寄与することが可能な運転支援装置を提供する。
【解決手段】 運転支援装置は、車両の位置を検出する自車位置検出手段2と、車両が所定エリアA1に進入したときに警告情報を報知する報知手段4と、を備えている。報知手段4は、車両が所定エリアA1よりも広い警報解除エリアA2を脱出したときに、警告情報の報知を解除する。報知手段4は、警告情報を表示する表示器11と、警告情報を音声にて報知するスピーカ12とを有する。
【選択図】図5
【解決手段】 運転支援装置は、車両の位置を検出する自車位置検出手段2と、車両が所定エリアA1に進入したときに警告情報を報知する報知手段4と、を備えている。報知手段4は、車両が所定エリアA1よりも広い警報解除エリアA2を脱出したときに、警告情報の報知を解除する。報知手段4は、警告情報を表示する表示器11と、警告情報を音声にて報知するスピーカ12とを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両運転者に警報情報等を報知する運転支援装置に関するものである。
道路交通に関して、事故に至らなくても「ひやり」としたり、「はっと」としたりするような危険な状況があり、このような状況は「ヒヤリハット」と称されており、その危険な状況を回避するように注意を促す領域(以下、注意エリアと記す)が地図データと共にマッピング処理されてデータベース化され、車両運転者に注意エリアに進入したことを報知する運転支援装置が注目を集めている。この運転支援装置としては、特許文献1等に開示されている。
特開2003−123185号公報
斯かる運転支援装置は、危険な状況が発生する場所及びその危険の種類を含む警告情報を受信する受信手段と、受信した前記警告情報を記憶する記憶手段と、通信手段からの要求に応じて前記記憶手段に記憶されている警告情報を配信する送信手段と、受信した警告情報に基づいて、前記危険な状況の発生数を集計して注意エリアを特定し、この特定された前記注意エリアに関する情報を前記記憶手段に記憶させる制御部と、前記警告情報を視覚及び聴覚で確認するための報知器とを備え、自車両が注意エリアに進入した場合に前記報知器を動作させ、車両運転者に注意を促すものである。運転支援装置は、車両が注意エリアに進入すると、前記報知器による警報を開始し、車両が前記注意エリアから脱出すると、前記警報を解除する。
しかしながら、警報の開始と解除が頻繁に行われた場合、車両運転者が煩わしさを感じてしまうことがあった。つまり、走行経路によって、車両が注意エリアに進入したり、注意エリアから脱出したりすることを繰り返すときがあり、例えば、図7に示すように、注意エリアA内の位置P1,P3及び注意エリアA外のP2,P4を経由して、車両が位置P0から位置P5まで順次走行した場合、警報の開始と解除が度々に生じることになるため、運転支援装置としては改善の余地を残している。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、車両運転者に煩わしさを感じさせず、且つ、安全運転に寄与することが可能な運転支援装置を提供するものである。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、車両運転者に煩わしさを感じさせず、且つ、安全運転に寄与することが可能な運転支援装置を提供するものである。
本発明は、請求項1に記載したように、車両の位置を検出する自車位置検出手段2と、前記車両が所定エリアA1に進入したときに警告情報を報知する報知手段4と、を備えた運転支援装置であって、前記報知手段4は、前記車両が前記所定エリアA1よりも広い警報解除エリアA2を脱出したときに、前記警告情報の報知を解除するものである。
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記報知手段4は、前記警告情報を表示する表示器11と、前記車両が前記所定エリアA1に進入したときに前記表示器11に前記警告情報を表示させる制御部10と、を有することものである。
また、本発明は、請求項3に記載したように、前記報知手段4は、前記警告情報を音声にて報知するスピーカ12と、前記車両が前記所定エリアA1に進入したときに前記スピーカにて前記警告情報を報知させる制御部10と、を有するものである。
車両が所定エリア(注意エリア)に進入した場合、前記車両が警報解除エリアを脱出するまでは警報を継続するため、警報の開始と解除が頻繁に行われることがなく、車両運転者が煩わしさを感じる虞が少ない。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。運転支援装置は、通信手段1と、GPS受信部2(自車位置検出手段)と、操作手段3と、報知手段4とから主に構成されている。また、運転支援装置は、後述する注意エリアデータを配信するシステムとして、サーバー6を有している。このサーバー6には、ヒヤリハット情報を含む注意エリアデータが収集されており、携帯電話機8を介して運転支援装置に前記注意エリアデータを送信することができる。サーバー6は、住民や車両運転者がパーソナルコンピュータ7や携帯電話機、あるいは通信機能付きカーナビゲーションシステム等からアクセスされる。
報知手段4は、CPU,ROM,RAM及びI/O(入出力)インターファイス等を有するマイクロコンピュータからなる制御部10と、マトリクス型の液晶表示パネルや有機ELパネルからなる表示器11と、警告情報を音声にて報知するスピーカ12を有するものである。
注意エリアデータは、注意を要する状態が発生するエリア(地図データあるいは緯度,経度データ)及びそのエリアに関連付けられた状態にて記憶された注意の種類に関するものであり、サーバー6内の記憶媒体(ハードディスク等)に記憶されるものである。注意エリアデータは、例えば、衝突事故が発生する頻度が大きい交差点や左折時の巻き込み事故が多発する交差点、あるいは急カーブが存在する個所、路面凍結する恐れがあるエリア等の車両運転において、車両運転者が注意を促すことが必要なエリアを示すものである。
通信手段1は、Bluetooth(登録商標)等の無線通信手段が用いられ、注意エリアデータをサーバー6から携帯電話機8を介して制御部10へダウンロードするものである。GPS受信部2は、GPS用受信アンテナを備え、この受信アンテナで受信した人工衛星からの車両の位置情報を制御部10へ供給するものである。操作手段3は、後述する警報情報の報知条件や報知手段4での報知内容を選択,決定するものであり、操作スイッチやワイヤレスリモコン等の遠隔操作部からなる。
制御部10は、GPS受信部2によって受信した位置データと、携帯電話機8を介してダウンロードされた注意エリアデータとをマッチング処理し、このマッチング処理された結果を表示器11及びスピーカ12によって報知するものである。制御部10は、ダウンロードされた注意エリアデータを保存するためのフラッシュメモリ等の記憶媒体を有するもので、注意エリアデータを加工し、保存することが可能である。
表示器11は、車両の積算距離や残燃料、あるいは外気温等の各種車両情報を表示する第一の表示領域51と、注意エリアデータの受信状況に応じて車両の利用者に注意を促す表示をなす第二の表示領域52とを備えている(図2参照)。制御部10は、車両が注意エリアA1内に進入したと判断したときに、表示器11に警告情報を表示させる(図2(b)参照)。
次に、図3乃至図5に基づいて、制御部10による警報の開始及び解除について詳述する。
制御部10は、ステップS10にて、警報フラグがOFFであるか、ONであるかを判断する(図3参照)。警報フラグがOFFであるとき、即ち、警報中でない場合は、警報開始判定処理S20を行う(図4参照)。警報フラグがONであるとき、即ち、警報中である場合は、警報解除判定処理S30を行う(図5参照)。
警報開始判定処理S20では、GPS受信部2によって受信した位置データからなる自車位置情報を取得する(ステップS21)。次に、サーバー6からダウンロードされた注意エリアデータと、前記位置データとをマッチング処理することによって、自車位置が注意エリアA1に進入しているかどうかを判断する(ステップS22)。自車両が注意エリアA1に進入していないときは、警報開始判定処理S20を終了する。自車両が注意エリアA1に進入しているときは、警報を開始すると共に、警報フラグをONにする(ステップS23,S24)。
警報解除判定処理S30では、GPS受信部2によって受信した位置データからなる自車位置情報を取得する(ステップS31)。次に、サーバー6からダウンロードされた注意エリアデータと、前記位置データとをマッチング処理することによって、自車位置が注意エリアA1から脱出しているかどうかを判断する(ステップS32)。自車両が注意エリアA1から脱出していないときは、警報解除判定処理S30を終了する。自車両が注意エリアA1から脱出しているときは、警報を解除すると共に、警報フラグをOFFにする(ステップS33,S34)。
次に、図6に基づいて、自車両が位置P1,P2,P3,P4を経由して、位置P0からP5まで移動する一例を説明する。
位置P1,P3は注意エリアA1内であり、位置P0,P2,P4,P5は注意エリアA1外である。警報解除エリアA2は、注意エリアA1よりも所定距離だけ外側にあり、注意エリアA1よりも広くなっている。位置P0,P5は警報解除エリアA2外にあり、位置P2,P4は警報解除エリアA2内にある。
位置P1,P3は注意エリアA1内であり、位置P0,P2,P4,P5は注意エリアA1外である。警報解除エリアA2は、注意エリアA1よりも所定距離だけ外側にあり、注意エリアA1よりも広くなっている。位置P0,P5は警報解除エリアA2外にあり、位置P2,P4は警報解除エリアA2内にある。
自車両が位置P0から位置P1に移動するときは、自車両が注意エリアA1内に進入するため、位置P0と位置P1の間にある位置PWで警報を開始する(ステップS23)。位置P2,P3を経由して、自車両が位置P1から位置P4に移動している間は、自車両が警報解除エリアA2から脱出しないため、警告情報の表示を継続する。自車両が位置P4から位置P5に移動するときは、自車両が警報解除エリアA2から脱出するため、位置P4と位置P5の間にある位置PCで警報を解除する(ステップS33)。
本実施形態によれば、自車両が注意エリアA1を脱出したとしても、警報解除エリアA2を脱出するまでは、警報を継続するため、警報の開始と解除が頻繁に行われることがなく、車両運転者が煩わしさを感じる虞が少ない。
1 通信手段
2 GPS受信部
3 操作手段
4 報知手段
6 サーバー
7 パソコン
8 携帯電話機
10 制御部
11 表示器
12 スピーカ
2 GPS受信部
3 操作手段
4 報知手段
6 サーバー
7 パソコン
8 携帯電話機
10 制御部
11 表示器
12 スピーカ
Claims (3)
- 車両の位置を検出する自車位置検出手段と、前記車両が所定エリアに進入したときに警告情報を報知する報知手段と、を備えた運転支援装置であって、
前記報知手段は、前記車両が前記所定エリアよりも広い警報解除エリアを脱出したときに、前記警告情報の報知を解除することを特徴とする運転支援装置。 - 前記報知手段は、前記警告情報を表示する表示器と、前記車両が前記所定エリアに進入したときに前記表示器に前記警告情報を表示させる制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
- 前記報知手段は、前記警告情報を音声にて報知するスピーカと、前記車両が前記所定エリアに進入したときに前記スピーカにて前記警告情報を報知させる制御部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006142484A JP2007315767A (ja) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | 運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006142484A JP2007315767A (ja) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | 運転支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007315767A true JP2007315767A (ja) | 2007-12-06 |
Family
ID=38849772
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006142484A Pending JP2007315767A (ja) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | 運転支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007315767A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009146254A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Nec Corp | 警報装置 |
JP2012190398A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Yazaki Corp | 車両用ハザードマップ作成方法 |
JP2018032180A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 交通支援システム |
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2006
- 2006-05-23 JP JP2006142484A patent/JP2007315767A/ja active Pending
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