JP2007315737A - ヒートポンプ式シャワーブース - Google Patents

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Abstract

【課題】 より安定に流れているシャワー廃水を利用することにより、安定、熱交換のCOPを高くする可能なヒートポンプ方式シャワーブースの提供。
【解決手段】 ヒートポンプ式熱交換器をシャワーブースと一体化し、コンプレッサー出口に凝縮器として給水加熱タンクを配置し、膨張弁後の蒸発器はシャワーブースの下部にある金属板状吸熱器を利用し、そこに一時的に溜まったシャワー廃水より熱を吸収する構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷媒、コンプレッサーで構成するヒートポンプ熱交換装置、温水器、除湿器、省エネ装置に関するものであり、シャワー、風呂の用具である。
シャワーブースはシャワーヘッド排水、シャワーの水が飛び散らないような扉、カーテン及びその他の装置によって構成される。
シャワーブースに供給する温水は一般的に電気、ガス加熱のタンクによるものが多い。近年ヒートポンプ加熱などの省エネのものも増えている。
しかし、従来のヒートポンプ式温水装置は吸熱部を室外に設置し、室外の空気と熱交換するものが殆どで、効率が悪いと外気温による変化の問題がある。又、そのようなシャワー装置はせっかく加熱したシャワー水の排水に含む熱の利用をしないまま、下水にしているので、従来の電気、ガス加熱のと同じように排水の熱の回収がされていない。
一方、シャワー用水の加熱にはヒートポンプ方式のものは効率がよくない為巨大で、作る材料が無駄だけではなく、生活空間を占める問題もある。
そのため、現在のシャワーブースには電気とガスの加熱器を使うタイプが多く、省エネなヒートポンプ方式の温水器の普及には不利な点がある。
さらに従来のシャワーブースにはブースがブース内の換気がないか、ブース内の湿気をとるためだけの換気を装備しているのもが多い。
換気を装備されていないブースはシャワーの快適さを損ない、回りの湿気影響も避けられない。
換気を装備するシャワーブースの方がその設置が複雑になる。
この改善策として、お風呂の水を風呂の外に溜池にして、熱交換にするものもありますが、施工が複雑で、安定した性能が得られにくい。
本考案が解決しようとする問題点は1)シャワーブースの給水は電気ヒーター或いはガスバーナーではなく、省エネのヒートポンプ加熱方式で、かつそのヒートポンプがシャワーブースの排水より吸熱し、その熱を給水側に循環し、過熱に再利用するものである。
本発明は、ヒートポンプ式熱交換器をシャワーブースに配置し、一体化する。コンプレッサー出口に凝縮器として給水加熱タンクを配置し、コンプレッサー出口の高温ガスを利用して、給水タンク内の水を加熱する。一方、膨張弁の後ろの吸熱器として、シャワーブースの下部にある金属板状吸熱器を利用し、そこに一時的に溜まったシャワー廃水より熱を吸収するような構成を主な特徴とする。
又、ヒートポンプユニットをシャワーブースに内蔵することにより、ブース内加熱と吸熱の機能があることを利用して、シャワーブース内の空気を調整し、より快適なシャワー空間を実現できるのはもう一つの特徴である。
本発明はシャワーの排水より熱を吸収し、給水の加熱に利用することにより、熱の利用効率を大幅に向上し、省電力、省エネを簡単かつ効率的に実現できる。
より安定して流れているシャワー廃水を利用することにより、従来のヒートポンプのような気温による効率の変化がなくなり、又、シャワーの排水量と給水量は常に同じとの特徴があるので、安定、無駄の少ないヒートポンプ環境が可能とし、熱交換のCOPを高くする可能性があるだけではなく、装置の小型化、簡易化にも有利である。
さらに、ヒートポンプのすべてをシャワーブースに内蔵することにより、それの加熱と吸熱の機能を利用して、ブース内の空調を実現できる。
シャワーブース下部の吸熱板状吸熱器がなるべく高くした排水溝で溜められた排水部に接触し、その上にあるスノコのような足踏み台の下への漏水がなるべく均一的にして、吸熱効果を高めることは省エネの効果を高められる。
図1は、本発明の1実施例の略図であって、1はシャワーブースの防水ケース;2は本シャワーブース動力部となるコンプレッサー; 3は加熱器(凝縮器);4は膨張弁;5は吸熱器(蒸発器)。2,3,4,5で一つのヒートポンプ回路を構成する。
図1の6は、シャワーヘッド、7は一時的に溜められた排水、8は排水を溜めるためにブースの底よりやや高くした排水口;9は排水に触れないようにするスノコ(足台)で、6,7,8,9は吸熱器6を安定的に吸熱できる環境を作る。
10はブースの換気の為の吸気口、11は濡れた空気を冷えて湿気を取る冷却部;12は空気を暖める加熱部;14は乾燥した空気をブースに送入する注入口で、図示の構成はエアドライ時に使う例であって、冷却部と加熱部に通る空気の流れを変えることで、ブース内のある程度の温度調整が可能である。
本発明は従来のシャワーブースと違い、給水の加熱に省エネのヒートポンプ方式を使い、しかもその吸熱はシャワーの排水を利用し、安定なヒートポンプ環境ができ、ヒートポンプのエネルギー利用効率COPをより高く実現できる。
又、シャワーブースと一体化することにより、工場の完成度が高く、使用現場での作業を大幅に削減できる。
本考案のヒートポンプ式シャワーブースの1実施例の説明図である。
符号の説明
1 シャワーブースの防水ケース
2 本シャワーブース動力部となるコンプレッサー
3 加熱器(凝縮器)
4 膨張弁
5 吸熱器(蒸発器)
6 シャワーヘッド
7 一時的に溜められた排水
8 排水を溜めるためにブースの底よりやや高くした排水口
9 排水に触れないようにするスノコ(足台)
10 ブースの換気の為の吸気口
11 濡れた空気を冷やして湿気を取る冷却部
12 空気を暖める加熱部
13 送風管
14 ブースに送風する注入口
本発明は、冷媒、コンプレッサーで構成するヒートポンプ式熱交換装置、温水器、除湿器、省エネ装置に関するものであり、シャワー、風呂の用具である。
シャワーブースは給水、シャワーヘッド、排水、シャワー水が飛び散らないようにする扉、カーテン及びその他の装置によって構成される。シャワー温水は一般的に電気式、ガス式加熱のタンクによるものが多い。又、近年ではヒートポンプ式加熱などによる省エネなものも増えている。
しかし、従来のヒートポンプ式温水装置は吸熱部を室外に設置し、室外空気と熱交換するものが殆どで、外気温の影響で安定した加熱効果が得られないという問題がある。又、そのようなシャワー装置はせっかく加熱したシャワー温水の廃水に含まれる熱を再利用しないまま、排水しているので、従来の電気式、ガス式加熱器と同様に廃水の熱が回収されないという欠点がある。そのような室外空気によるシャワー温水のヒートポンプ式加熱は効率が悪いだけではなく、装置の構成も複雑で製作材料の無駄と、設置場所、設置空間を占める問題もある。一方、廃水の熱を回収するヒートポンプ式の風呂なども提案されているが、何れも廃水を溜める池、タンクなどの廃水の溜め場所が必要で、汚れ処理などのメンテナンス面にも問題があり、実用性に欠ける。そのため、省エネなヒートポンプ式温水器の普及には不利で、現在でも殆どのシャワーブースで電気式、ガス式加熱器が使われている。
更に従来のシャワーブースには換気がない、又はシャワーブース内の温度と湿度をそのまま排出する換気を装備しているのもが多く、シャワーの快適さを損ない、シャワーブース周辺の湿気影響及び省エネには不利である。
特開平06−058624
解決しようとする問題点は、ヒートポンプ式給水加熱器が外気から熱を吸収する場合、装置が複雑になる点。又、廃水から熱を再利用する場合、廃水を一時的に溜めておく場所と廃水の汚れ処理などの点である。
本発明は、シャワーブースの特徴を利用して、ヒートポンプ式熱交換器をシャワーブースと一体化して配置する。そのヒートポンプのコンプレッサー出口に冷媒凝縮器内蔵の給水加熱タンクを配置し、コンプレッサー出口の高温高圧ガスが凝縮器内で凝縮放熱することを利用して給水タンク内の水を加熱する一方、膨張弁の後ろの蒸発吸熱器として、シャワーブース下部に金属板状吸熱器(冷媒蒸発器)を配置し、その金属板状吸熱器(冷媒蒸発器)上部に一時的に溜めたシャワー廃水の熱を吸収することにより、容易に廃水に含まれる熱を回収することができるヒートポンプ式給水加熱シャワーブースである。
廃水が一時的に溜まるように、シャワーブース下部排水用の排水口を金属板状吸熱器(冷媒蒸発器)より高く設置し、廃水が金属板状吸熱器(冷媒蒸発器)を完全に浸すように構成することで、場所を取らない廃水の溜めを可能にしたうえ、シャワー温水の自然落下力で、溜めた廃水が攪拌され安定した熱交換効果を得ることができる。
更に、高くなった排水口と共にシャワーブース排水の最下部に小さい排水口を設けることにより、溜めた廃水のうち下層部の冷たくなった廃水を優先的に排水すると共に、シャワー終了後には、溜めた廃水を完全に排水することができるので掃除が簡単になる。
又、ヒートポンプユニットをシャワーブースに内蔵することにより、その加熱と冷却の機能を利用して、シャワーブース内の温度と湿度を調整し、より快適なシャワー空間を実現する。
本発明のヒートポンプ式シャワーブースは、シャワー廃水をシャワーブース下部の特別な排水口によって場所を取らずに簡単に溜めることができ、その溜めた廃水の直下にある金属板状吸熱器により、ヒートポンプが廃水の熱を吸収して、給水を加熱することで、廃水に含まれる熱の再利用を可能にし、熱の利用効率が大幅に向上する省電力、省エネのシャワーブースを可能にした。
シャワーの排水量と給水量は同じという特徴があるので、本発明のシャワーブース内の廃水から熱を吸収して給水を加熱するヒートポンプ方式は従来の外気との熱交換のヒートポンプ方式より天候による効率の変化がなくなり、安定した高い熱交換率を得ることができる。
本発明は、その他の溜め池を必要とする廃水の熱を回収するヒートポンプ方式より水の回路が短いので、予め廃水を溜めなくても、初期の熱が金属板状吸熱器(冷媒蒸発器)の潜熱で充分に給水タンクを予熱できる。又、シャワー使用後は溜めた廃水を自動的に全部排水できるので、節水、衛生面にも優れている。
廃水を溜める場所はシャワーブース下部数センチの空間しか使わないので、従来のシャワーブースの空間で簡単に設置でき、従来のシャワーへの増設とシャワー装置の小型化、簡易化にも有利である。
更に、ヒートポンプの全てをシャワーブースに内蔵することにより、それの加熱と吸熱の機能を利用して、シャワーブース内の空調もできるという利点もある。
シャワーブース下部の板状吸熱器が吸熱性の良い金属で、その表面が汚れにくく、掃除しやすい構造にする。溜めた廃水が使用者に触れないように、金属板状吸熱器の上部に掃除のための取り外し可能なスノコのような断熱足踏み台を設けると共に、その足踏み台の下への漏水はより均一で、流れと攪拌の効果があるように漏水口を設けることにより、吸熱器の吸熱効果を高めることができる。
図1は、本発明装置の1実施例の略図であって、1はシャワーブースの防水ケース、2は本シャワーブース動力部となるコンプレッサー、3は加熱器(凝縮器)、4は膨張弁、5は吸熱器(蒸発器)である。2〜5で一つのヒートポンプ回路を構成する。
6はシャワーヘッド、7は一時的に溜めた廃水、8は廃水を溜めるためのシャワーブース底部にある金属板状熱交換器を廃水が浸たるような高さにする排水口、9は廃水に触れないようにするスノコ(足台)である。6〜9は吸熱器6を安定して吸熱する環境を作る。
10はシャワーブース内の換気のための吸気口、11は濡れた空気を冷やして湿気を取る冷却部、12は空気を暖める加熱部、13は送風管、14は乾燥した空気をシャワーブースに送入する注入口で、図示の構成はエアドライ時の実施例であり、冷却部と加熱部に通る空気の流れを変えることで、シャワーブース内の温度をある程度調整できる。
15は水道の給水管、16はシャワー終了後に溜めた廃水を全部排水させるための小さい排水口である。
本発明は、従来のシャワーブースとヒートポンプ温水器と異なり、給水の加熱にヒートポンプを使うと共に、吸熱はシャワーの廃水の熱を再利用する外気温の影響が少ない、エネルギー利用効率をより高く実現できるシャワーブースであって、ヒートポンプとシャワーブースを一体化することにより、生産工場での完成度が高く、使用現場での作業を大幅に削減できる。又、その他の温水シャワー洗いブースにも適用できる。
本考案のヒートポンプ式シャワーブースの1実施例の説明図である。
符号の説明
1 防水ケース
2 コンプレッサー
3 加熱器(凝縮器)
4 膨張弁
5 吸熱器(蒸発器)
6 シャワーヘッド
7 一時的に溜めた廃水
8 排水口
9 スノコ(足台)
10 吸気口
11 冷却部
12 加熱部
13 送風管
14 注入口
15 水道給水管
16 小さい排水口
本発明は、冷媒、コンプレッサーで構成するヒートポンプ式熱交換装置、温水器、除湿器、省エネ装置に関するものであり、シャワー、風呂の用具である。
シャワーブースは、給水、シャワーヘッド、排水、シャワー水が飛び散らないようにする扉、カーテンおよびその他の装置によって構成される。
シャワー温水は一般的に電気式、ガス加熱器によるものが多い。また、近年ではヒートポンプ式加熱等による省エネのものも増えている。
特開2006−118815号公報 実開昭62−87590号公報 特開2003−185290号公報
しかし、従来のヒートポンプ式温水装置は、加熱部を室外に配置し、室外空気と熱交換するものが殆どで、効率が悪いことと、外気温による変化の問題がある。また、そのようなシャワー装置はせっかく加熱したシャワー水の排水に含まれる熱を利用しないまま、下水に排出しているので、従来の電気、ガスの加温と同じように排水の熱の回収がされていない。
一方、シャワー用水の加熱にはヒートポンプ方式のものを採用すると、効率が悪いため巨大となり、多くの材料を必要とするだけでなく、占有空間を多く必要とする問題があった。そのため、現在のシャワーブースには電気とガスの加温器を使うタイプが多く、省エネなヒートポンプ方式の温水器の普及には不利な点がある。
さらに従来のシャワーブースにはブースがブース内の換気がないか、ブース内の湿気を取るためだけの換気を装備しているものが多い。換気が装備されていないブースは、シャワーの快適さを損ない、周りに湿気の影響を与えることが避けられない。換気を装備するシャワーブースの方はその設備が複雑になる。
この改善策として、風呂の水を風呂の外に溜池にして、熱交換するものもあるが、施工が複雑で安定した性能が得られにくい。
そこで本発明は、上記の問題点を解決することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、防水ケース(1)で囲まれたシャワーブースを有し、
その防水ケース(1)内の底に、金属製で板状に形成された、ヒートポンプ式熱交換器の吸熱器(蒸発器)(5)がその底に平行に配置され、
その吸熱器(5)の上面より上方位置で、その上端開口から排水を流入させる排水口(8)が配置され、
その排水口(8)の前記上端開口より高い位置で、前記底に平行にスノコ(9)が着脱自在に取り付けられて、それを取り除いたとき、前記吸熱器(5)の表面を掃除できるように構成され、
前記ヒートポンプ式熱交換器は、コンプレッサ(2)と、加熱器(凝縮器)(3)と、前記吸熱器(5)とが冷媒の回路で連通され、
前記防水ケース(1) 内の前記スノコ(9)より上方に配置されたシャワーヘッド(6)と前記加熱器(3)とが連結されたヒートポンプ式シャワーブースである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
前記ヒートポンプ式熱交換器の冷媒の回路中に空気を冷却除湿する冷却部(11)と、空気を加温する加熱部(12)とが配置され、前記防水ケースの天井に換気用吸気口(10)および、送風用注入口(14)が配置され、その吸気口(10)と前記冷却部(11)と前記加熱部(12)と前記注入口(14)とが送風管(13)により順に連通されて、シャワーブース内の空気を循環するように構成されたことを特徴とするヒートポンプ式シャワーブースである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2において、
前記排水口(8)の前記上端開口より低い位置で、その排水口の底部に前記上端開口より小さい排水用の穴が設けられ、前記上端開口の下方に溜まる排水をその穴から、前記上端開口からの排水流量より少ない流量でゆっくりと排出するように構成したヒートポンプ式シャワーブースである。
本発明は、シャワーブースを形成する防水ケース1内の底に、板状に形成された吸熱器5がその底に平行に配置され、その吸熱器の上面より上方位置に開口する排水口8が配置され、その排水口8の上端開口より高い位置で、スノコ9が底に平行に着脱自在に取付けられており、それを取除いたとき吸熱器5の表面を掃除できるように構成したから、排水で汚れやすい吸熱器の表面を適宜に掃除することができ、それによってシャワーブース内を清潔に保つとともに、吸熱器の熱交換性能を保持しうる効果がある。そして、この吸熱器はヒートポンプ式熱交換器の蒸発器に相当し、シャワーの排水から熱を吸収し、給水の加熱に有効利用して熱の利用効率を大幅に向上し、省電力、省エネを簡単且つ効率的に実現できる。
さらに、吸熱器上に排水口8の開口位置までの水深を有して、安定して流れるシャワー排水を利用することにより、従来のヒートポンプのような気温による効率の変化が無くなり、またシャワー排水量と給水量は常に同じである特徴のため、安定し無駄の少ないヒートポンプ環境が可能となり、熱交換性能を高く維持するだけでなく、装置の小型化、簡易化にも有利となる。
上記構成において、請求項2記載のようにヒートポンプ式熱交換器の冷媒の回路中に、空気を冷却、除冷する冷却部11と空気を加熱する加熱部12とを配置し、防水ケースの天井に換気用吸気口10および送風用注入口14を配置し、その吸気口10と冷却部11と加熱部12と注入口14とを順に連結して、シャワーブース内の空気を循環するように構成することができる。
この場合には、シャワーブースの使用後ブース内を迅速に乾燥させることができる。すなわち、防水ケース内の湿分の多い空気は、吸気口10から吸引され、送風管13によって、冷却部11で冷却、除湿される。次いで、加熱部12により除湿された空気が加熱され、それが防水ケース内に排出されて内部を効率よく乾燥させる。そして、再び湿気を含む空気が循環し、同様の冷却、除湿、加熱、乾燥が繰返されて、迅速に防水ケース内を乾燥状態にすることができる。
上記いずれかの構成において、請求項3に記載のように、排水口8の上端開口より低い位置で、その排水口の底部に前記上端開口より小さい排水用の穴を設け、その上端開口の下方に溜まる排水を小さい穴から、上端開口からの排水流量より少ない流量でゆっくりと排出するように構成することができる
この場合には、シャワーブース使用後に排水口8の開口高さまで存在する吸熱器5上の排水を排出させ、防水ケース内を清潔に保つことができる。それとともに、シャワーブース使用中は、吸熱器5上に排水を保持させ、排水からの熱を効果的に吸収することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明のヒートポンプ式シャワーブースの1実施例の説明図である。同図において、各符号は次の通りである。すなわち、1はシャワーブースの防水ケースであり、2は本シャワーブースの動力部となるコンプレッサーすなわち、ヒートポンプ式熱交換器の冷媒の循環駆動力となる。また、3は加熱器(凝縮器)であり、4は膨張弁を示す。また、5は吸熱器(蒸発器)であり、6はシャワーヘッド、7は一時的に溜められた排水を示し、8は排水を溜めるためにブースの底よりその上端開口をやや高くした排水口であり、9はシャワーを浴びるものの足が排水に触れないようにするスノコ(足台)である。そして、10はブースの換気のための吸気口を示し、11は濡れた空気を冷やして湿気を取る冷却部であり、12は空気を溜める加熱部であり13は送風管であって、吸気口10と空気の冷却部11と空気の加熱部12とブース内に送風する注入口14とを順に連結するものである。
そして、図1に示すようにコンプレッサー2と加熱器3と膨張弁4と吸熱器5とが順に連通されて冷媒回路を形成している。そして、図示のごとくシャワーヘッド6は防水ケース1の上部に配置され、防水ケース1内の底には金属性の板状の平坦な吸熱器(冷媒蒸発器)が底に平行に設けられている。そして、排水口8はその上端開口が吸熱器5の上面より高い位置に保持され、それがゆえに吸熱器5上には排水7が排水口8の上端開口レベルまで一時的に排水が溜められ、それ以上の水は矢印のごとく排水口8に上端開口から流入して排出される。
なお、排水口8の底部(上端開口より低い位置にある。)にはその上端開口よりも小さな図示しない穴が開けられ、それによって防水ケースの底に溜められた排水をゆっくりと排出する。排水口8の上端開口の上方には図1のごとく、断熱性のある材料(例えば、木)でスノコ(足台)が載置され、それが可動式(すなわち、着脱自在)に配置されている。
このように排水口8の上端開口より上方位置にスノコ9を配置することにより、シャワーを浴びている図示の人の足が排水7に触れないようにしている。それとともにスノコ9を可動式とすることにより、それを開けたとき(取除いたとき)、吸熱器5の表面の掃除をすることができるものとなる。
次に、ヒートポンプの加熱と吸熱の2つの部分を利用し、シャワーブース内の空気の循環をその2つの部分の流れ順を切替えることにより、冷風、温風、乾燥風を作り、ブース内の換気、温調、霜取り、除湿ができる点につき説明する。
まず、防水ケース1内の湿気を含んだ空気は換気用吸気口10から吸引され、送風管13によって、冷却および除湿用の冷却部11に導かれ、次いでその空気が加熱部12で加熱され、注入口14によってブース内に送風される。その除湿され且つ加熱された空気により、ブース内を急速に乾燥することができる。
次に、送風管13の流通方向を切替えると、注入口14より吸引された空気は、加熱部12で加熱され、次いで冷却部11で冷却、除湿されて、吸気口10からブース内に冷風として放出される。なお、図1においては加熱器3、その他がブースの外に配置され、吸熱器5のみがブース内に配置されているが、それらのヒートポンプ式加熱ユニット全体をブース内に配置してもよい。それによって、シャワーブースの配管工事等を大幅に減らし、現場での設置が容易なシャワーブースとなりうる。
本発明はシャワーブースに用いられ、ヒートポンプ式熱交換器の凝縮器で給水を加熱できるとともに、その吸熱器をシャワーブースの底に設けて熱効率のよいものとすることができる。
本発明のヒートポンプ式シャワーブースの1実施例の説明図。
符号の説明
1 シャワーブースの防水ケース
2 本シャワーブース動力部となるコンプレッサー
3 加熱器(凝縮器)
4 膨張弁
5 吸熱器(蒸発器)
6 シャワーヘッド
7 一時的に溜められた排水
8 排水を溜めるためにブースの底よりやや高くした排水口
9 排水に触れないようにするスノコ(足台)
10 ブースの換気の為の吸気口
11 濡れた空気を冷やして湿気を取る冷却部
12 空気を暖める加熱部
13 送風管
14 ブースに送風する注入口

Claims (4)

  1. シャワーブースに冷媒とコンプレッサーを利用するヒートポンプ回路を有し、そのコンプレッサー回路の冷媒凝縮部(放熱部)を水道水の加熱タンクとし、冷媒膨張部(吸熱部)をシャワー排水の一時貯める容器とする構造であり、このヒートポンプにより排水から熱を回収し、給水側の水道水を加熱する装置。
  2. シャワーブースの下部にある排水口を排水する前の水が一時貯まるように、ブースの底面よりやや高く設ける、さらに排水口の底の部分に小さい穴を設け、シャワー停止後、溜まる水をゆっくり排出される構造を有する構成とブースの下部に転熱性のよい金属の板状吸熱器(冷媒蒸発器)を設け、一時的に貯められたシャワー温水の熱を膨張する冷媒より吸収できるような構造。
    溜まった排水をシャワーする人が触れないように、シャワーブースの下に断熱性のある材料(例えば木)でスノコ(足台)を構成し、吸熱された適温でない排水が人に触れないようにする。このスノコ(足台)は可動式で、排水の溜める吸熱器の掃除時に開けられるような構成。
  3. ヒートポンプの加熱と吸熱の2つの部分を利用し、シャワーブース内の空気の循環をその2つの部分の流れ順を切り替えることにより、冷風、温風、乾燥風を作り、ブース内の換気、温調、霧取り、除湿できる構成。
  4. シャワーブース内にヒートポンプ式加熱ユニットを配置し、一体化することで、工場内の完成度を高くすることによって、外部工事必要ものは水道水の給水と下水溝のみ、シャワーブース工事を大幅に減らし、現場での設置が容易なシャワーブース。
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