JP2007315475A - 車両用変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用変速機の油圧制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路に混入した異物の排出に際してアクチュエータの制御対象の耐久性への影響を抑える車両用変速機の油圧制御装置を提供する。
【解決手段】予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する条件成立判定手段132と、その条件成立判定手段132による判定が肯定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値によりソレノイド110の励磁電流を変化させてリニアソレノイド弁SLSの弁子を強制移動させる異物排出制御実行手段134と、その異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行中は、挟圧力制御弁86に入力されるライン圧PLがその挟圧力制御弁86の調圧値PBELTよりも小さな値となるように制御する油圧制御手段136とを、有することから、異物排出制御の実行時に、挟圧力制御弁86から出力される出力油圧PBELTが過渡的に大きくなるのを抑制することがでる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用変速機の油圧制御装置に関し、特に、回路に混入した異物を排出するためにリニアソレノイド弁の出力油圧を制御する技術の改良に関する。
車両に搭載された変速機のアクチュエータに供給される油圧を制御するために、入力された油圧をソレノイドの励磁電流に応じて調圧して出力させるリニアソレノイド弁と、そのリニアソレノイド弁の出力油圧がパイロット圧として導入されると共に入力された元圧を調圧して前記アクチュエータに供給する調圧弁とを、備えた車両用変速機の油圧制御装置が知られている。ここで、前記リニアソレノイド弁は、所定の油圧の供給を受ける入力ポート、調圧された油圧を出力する出力ポート、及びドレンポート等を備えており、出力油圧を調圧している状態では、リニアソレノイド弁の弁子と入力ポート或いはドレンポートが連通する隙間が、例えば数十μm程度と極めて小さい状態とされると共に、開弁方向の推力と閉弁方向の推力との平衡によって弁子が作動させられるため、油中に混じっている鉄粉等の異物の影響を受け、調圧制御の作動不良を発生させるおそれがある。
斯かる作動不良を防止するために、予め定められた異物排出のための電流指令値によりソレノイドの励磁電流を変化させてリニアソレノイド弁の弁子を強制移動させて回路に混入した異物を排出する技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載された車両用自動変速機の油圧制御装置がそれである。この技術によれば、予め設定された異物排出制御実行条件が成立した場合には、リニアソレノイド弁の弁子を所定の周期で移動させるための移動信号が通常のアナログ駆動信号に替えてソレノイドに供給されることで、そのリニアソレノイド弁の弁子が所定の周期で移動(振動)させられて回路に混入した異物が好適に除去される。
特開平4−119254号公報
ところで、前述したような従来の技術により異物排出制御が実行されると、前記調圧弁から出力される出力油圧が過渡的に大きくなる。それに従い、その調圧弁からの出力油圧の供給を受ける前記アクチュエータの制御対象に比較的大きな負荷がかかり、そのアクチュエータの制御対象の耐久性に影響を与えるおそれがあった。このため、回路に混入した異物の排出に際してアクチュエータの制御対象の耐久性への影響を抑える車両用変速機の油圧制御装置の開発が求められていた。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、回路に混入した異物の排出に際してアクチュエータの制御対象の耐久性への影響を抑える車両用変速機の油圧制御装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、入力された油圧をソレノイドの励磁電流に応じて調圧して出力させるリニアソレノイド弁と、そのリニアソレノイド弁の出力油圧がパイロット圧として導入されると共に入力された元圧を調圧して変速機に備えられたアクチュエータに供給する調圧弁とを、備え、前記リニアソレノイド弁の出力油圧を制御することで前記調圧弁の調圧値を変更し、前記アクチュエータに供給する油圧を調整する車両用変速機の油圧制御装置であって、予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する条件成立判定手段と、その条件成立判定手段により異物排出制御実行条件が成立したと判定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイドの励磁電流を変化させて前記リニアソレノイド弁の弁子を強制移動させる異物排出制御を実行する異物排出制御実行手段と、その異物排出制御実行手段による異物排出制御の実行中は、前記調圧弁に入力される元圧がその調圧弁の調圧値よりも小さな値となるように制御する油圧制御手段とを、有することを特徴とするものである。
このようにすれば、予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する条件成立判定手段と、その条件成立判定手段により異物排出制御実行条件が成立したと判定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイドの励磁電流を変化させて前記リニアソレノイド弁の弁子を強制移動させる異物排出制御を実行する異物排出制御実行手段と、その異物排出制御実行手段による異物排出制御の実行中は、前記調圧弁に入力される元圧がその調圧弁の調圧値よりも小さな値となるように制御する油圧制御手段とを、有することから、異物排出制御の実行時に、前記調圧弁から出力される出力油圧が過渡的に大きくなるのを抑制することができ、延いてはその出力油圧の供給を受ける前記アクチュエータの制御対象に過度の負荷がかかるのを好適に防止できる。すなわち、回路に混入した異物の排出に際してアクチュエータの制御対象の耐久性への影響を抑える車両用変速機の油圧制御装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記油圧制御手段は、前記異物排出制御実行手段による異物排出制御の開始に際して、前記調圧弁に入力される元圧がその変化範囲内における最低圧となるように制御すると共に、前記異物排出制御実行手段による異物排出制御の終了までその元圧を維持するように制御するものである。このようにすれば、異物排出制御の実行時に、前記調圧弁から出力される出力油圧が過渡的に大きくなるのを実用的な態様で抑制することができる。
また、好適には、前記異物排出のための電流指令値は、最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように予め定められたものである。このようにすれば、回路に混入した異物を実用的な態様で排出することができる。
また、好適には、前記変速機は、油圧によりベルトを挟圧して動力を伝達すると共に、そのベルトの掛かり径を変更して変速比を変化させるベルト式無段変速機であり、前記アクチュエータは、そのベルト式無段変速機におけるセカンダリプーリの可変シーブを駆動して前記ベルトの挟圧力を発生させるための装置である。このようにすれば、ベルト式無段変速機の油圧制御装置において、回路に混入した異物の排出に際してセカンダリプーリの可変シーブの耐久性への影響を抑えることができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される動力伝達装置10の構成を説明する骨子図である。この動力伝達装置10は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に好適に採用される横置き型自動変速機であり、走行用の動力源としてエンジン12を備えている。このエンジン12は、例えばガソリンエンジン等の内燃機関であり、その出力はクランク軸、トルクコンバータ14、前後進切換装置16、ベルト式無段変速機(以下、CVTと称する)18、及び減速歯車装置20等を介して差動歯車装置22に伝達され、左右の駆動輪24l、24rへ分配される。
上記トルクコンバータ14は、上記エンジン12のクランク軸に連結されたポンプ翼車14p、及びそのトルクコンバータ14の出力側部材に相当するタービン軸34を介して前後進切換装置16に連結されたタービン翼車14tを備えており、流体を介して動力伝達を行う流体式伝動装置である。また、それ等のポンプ翼車14p及びタービン翼車14tの間にはロックアップクラッチ26が設けられており、後述する油圧制御回路(油圧回路)82内の図示しないロックアップコントロールバルブ(L/C制御弁)等によって係合側油室及び解放側油室に対する油圧供給が切り換えられることにより係合又は解放されるようになっており、完全係合させられることによってポンプ翼車14p及びタービン翼車14tが一体回転させられる。このポンプ翼車14pには、上記CVT18におけるベルト48の掛かり径を変更して変速比を変化させたり、そのベルト48の挟圧力を発生させたり、上記ロックアップクラッチ26の係合・解放を制御したり、或いは各部に潤滑油を供給したりするための油圧を、上記エンジン12により回転駆動されることにより発生させる機械式の油圧ポンプ28が連結されている。
前記前後進切換装置16は、前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1、及びダブルピニオン型の遊星歯車装置16pを主体として構成されており、前記トルクコンバータ14のタービン軸34がサンギヤ16sに一体的に連結され、前記CVT18の入力軸36がキャリア16cに一体的に連結されている一方、キャリア16cとサンギヤ16sが前進用クラッチC1を介して選択的に連結され、リングギヤ16rが後進用ブレーキB1を介してハウジング38に選択的に固定されるようになっている。この前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1は、例えば、何れも油圧シリンダによって摩擦係合させられる油圧式摩擦係合装置である。上記前進用クラッチC1が係合させられると共に上記後進用ブレーキB1が解放されると、前記前後進切換装置16は一体回転状態とされることによりタービン軸34が入力軸36に直結され、前進用動力伝達経路が成立(達成)させられて前進方向の駆動力が前記CVT18側へ伝達される。また、上記後進用ブレーキB1が係合させられると共に上記前進用クラッチC1が解放されると、前記前後進切換装置16により後進用動力伝達経路が成立(達成)させられて、上記入力軸36はタービン軸34に対して逆方向へ回転させられるようになり、後進方向の駆動力が前記CVT18側へ伝達される。また、上記前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1が共に解放されると、前記前後進切換装置16は動力伝達を遮断するニュートラル状態(動力伝達遮断状態)になる。
前記CVT18は、上記入力軸36に連結された入力側部材である有効径が可変のプライマリプーリ(入力側可変シーブ)42と、出力軸44に連結された出力側部材である有効径が可変のセカンダリプーリ(出力側可変シーブ)46と、それらプライマリプーリ42及びセカンダリプーリ46の間に巻き掛けられた伝動ベルト48とを、備えて構成されたものであり、上記プライマリプーリ42及びセカンダリプーリ46と伝動ベルト48との間の摩擦力を介して動力伝達を行う。すなわち、上記プライマリプーリ42及びセカンダリプーリ46は、上記入力軸36及び出力軸44にそれぞれ固定された固定回転体42a及び46aと、それら入力軸36及び出力軸44に対して軸まわりの相対回転不能かつ軸方向の移動可能に設けられた可動回転体42b及び46bと、それらの間のV溝幅を可変とする推力を付与するアクチュエータとしての入力側油圧シリンダ42c及び出力側油圧シリンダ46cとを備えて構成されており、その入力側油圧シリンダ42cの油圧(変速制御圧PRATIO)が油圧制御回路82によって制御されることにより、上記プライマリプーリ42及びセカンダリプーリ46のV溝幅が変化して上記伝動ベルト48の掛かり径(有効径)が変更され、変速比γ(=入力軸回転速度NIN/出力軸回転速度NOUT)が連続的に変化させられる。また、上記伝動ベルト48に滑りを生じさせないように、上記出力側油圧シリンダ46cの油圧(挟圧力制御圧PBELT)が油圧制御回路82によって制御されることでその伝動ベルト48の挟圧力が制御される。
図2は、前記動力伝達装置10等を制御するために車両に設けられた制御系統の要部を説明するブロック線図である。この図2に示す電子制御装置50は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、前記エンジン12の出力制御、前記CVT18の変速制御及びベルト挟圧力制御、前記ロックアップクラッチ26のトルク容量制御等を実行するようになっている。また、この電子制御装置50は、必要に応じて前記エンジン12の出力制御用と、前記CVT18及びロックアップクラッチ26等の油圧制御用とに分けて構成される。
上記電子制御装置50には、エンジン回転速度センサ52により検出されたクランク軸回転角度(位置)ACR(°)及びエンジン12の回転速度(エンジン回転速度)NEに対応するクランク軸回転速度を表す信号、タービン回転速度センサ54により検出されたタービン軸34の回転速度(タービン回転速度)NTを表す信号、入力軸回転速度センサ56により検出された前記CVT18の入力回転速度である前記入力軸36の回転速度(入力軸回転速度)NINを表す信号、車速センサ(出力軸回転速度センサ)58により検出された前記CVT18の出力回転速度である前記出力軸44の回転速度(出力軸回転速度)NOUTすなわち出力軸回転速度NOUTに対応する車速Vを表す車速信号、スロットルセンサ60により検出された前記エンジン12の吸気配管32(図1参照)に備えられた電子スロットル弁30のスロットル弁開度θTHを表すスロットル弁開度信号、冷却水温センサ62により検出された前記エンジン12の冷却水温TWを表す信号、CVT油温センサ64により検出された前記CVT18等の油圧回路の油温TCVTを表す信号、アクセル開度センサ66により検出されたアクセルペダル68の操作量であるアクセル開度ACCを表すアクセル開度信号、フットブレーキスイッチ70により検出された常用ブレーキである図示しないフットブレーキの操作の有無BONを表すブレーキ操作信号、レバーポジションセンサ72により検出されたシフトレバー74のレバーポジション(操作位置)PSHを表す操作位置信号等が供給されるようになっている。
また、前記電子制御装置50からは、前記エンジン12の出力制御のためのエンジン出力制御指令信号SE、例えば電子スロットル弁30の開閉を制御するためのスロットルアクチュエータ76を駆動するスロットル信号、燃料噴射装置78から噴射される燃料の量を制御するための噴射信号、及び点火装置80による前記エンジン12の点火時期を制御するための点火時期信号等が出力されるようになっている。また、前記CVT18の変速比γを変化させるための変速制御指令信号ST例えば変速制御圧PRATIOを制御するための指令信号、前記伝動ベルト48の挟圧力を制御するための挟圧力制御指令信号SB例えば挟圧力制御圧PBELTを制御するための指令信号、前記ロックアップクラッチ26の係合、解放、乃至はスリップ量を制御させるためのロックアップ制御指令信号例えば油圧制御回路82内の前記ロックアップコントロールバルブの弁位置を切り換える図示しないオンオフソレノイド弁DSUを駆動するための指令信号やロックアップクラッチ26のトルク容量を調節するソレノイド弁を駆動するための指令信号、ライン油圧PLを制御するリニアソレノイド弁SLTを駆動するための指令信号、前記セカンダリプーリ46の可変シーブを駆動して前記伝動ベルト48の挟圧力を制御するための挟圧力制御弁86に供給されるパイロット圧を出力させるリニアソレノイド弁SLSを駆動するための指令信号等が油圧制御回路82へ出力されるようになっている。
前記シフトレバー74は、例えば運転席の近傍に配設されたものであり、順次位置させられている5つのレバーポジション「P」、「R」、「N」、「D」、及び「L」のうちの何れかへ手動操作されるようになっている。この「P」ポジション(レンジ)は、前記動力伝達装置10の動力伝達経路を解放しすなわちその動力伝達装置10の動力伝達が遮断されるニュートラル状態(中立状態)とし且つメカニカルパーキング機構によって機械的に前記出力軸44の回転を阻止(ロック)するための駐車ポジション(位置)である。また、「R」ポジションは、前記出力軸44の回転方向を逆回転とするための後進走行ポジション(位置)である。また、「N」ポジションは、前記動力伝達装置10の動力伝達が遮断されるニュートラル状態とするための中立ポジション(位置)である。また、「D」ポジションは、前記CVT18の変速を許容する変速範囲で自動変速モードを成立させて自動変速制御を実行させる前進走行ポジション(位置)である。また、「L」ポジションは、強いエンジンブレーキが作用させられるエンジンブレーキポジション(位置)である。このように、「P」ポジション及び「N」ポジションは、車両を走行させないときに選択される非走行ポジションであり、「R」ポジション、「D」ポジション、及び「L」ポジションは、車両を走行させるときに選択される走行ポジションである。
図3は、前記油圧制御回路82におけるライン圧制御及び前記CVT18の伝動ベルト48の挟圧力制御作動に関係する部分を説明する図である。この図3に示す油圧制御回路82において、前記油圧ポンプ28により圧送された作動油は、リリーフ弁型のライン圧制御弁84によりリニアソレノイド弁SLTの出力油圧に応じてライン圧PLに調圧され、減圧弁型の挟圧力制御弁86等に供給されるようになっている。また、その挟圧力制御弁86に入力されたライン圧PLは、リニアソレノイド弁SLSの出力油圧をパイロット圧として所定の挟圧力制御圧PBELTに調圧され、前記CVT18における伝動ベルト48の挟圧力を制御するためのアクチュエータである前記出力側油圧シリンダ46cに供給される。すなわち、上記挟圧力制御弁86は、前記リニアソレノイド弁SLSの出力油圧PSLSがパイロット圧として導入されると共に入力された元圧であるライン圧PLを調圧して変速機に備えられたアクチュエータに供給する調圧弁として機能する。
上記リニアソレノイド弁SLTは、供給される電流を励磁コイルに通電して可動鉄芯を駆動することにより電磁エネルギを機械的運動に変換する装置であるソレノイド88を有しており、図示しないモジュレータ弁から供給される一定の元圧(モジュレータ圧)PMを減圧し、そのソレノイド88の励磁電流のデューティ比SLTに応じた出力油圧PSLTに調圧して出力させる。本実施例におけるリニアソレノイド弁SLTは、上記ソレノイド88に供給される励磁電流が零である場合に出力油圧PSLTが最大となる常開型(ノーマルオープンタイプ)の電磁制御弁であり、上記ソレノイド88に供給される励磁電流が大きくなるほどその出力油圧PSLTが小さくなるように構成されている。上記リニアソレノイド弁SLTから出力された出力油圧PSLTは、オリフィス90を介して上記ライン圧制御弁84の制御油室100へ供給される。
前記ライン圧制御弁84は、前記油圧ポンプ28から圧送される元圧を前記リニアソレノイド弁SLTから供給される出力油圧PSLTに応じたライン圧PLに調圧するリリーフ弁である。すなわち、前記油圧ポンプ28から圧送される元圧が入力される流入ポート92とリリーフ油流出ポート94との間を開閉するスプール弁子96と、そのスプール弁子96を流入ポート92の閉弁方向に付勢するスプリング98と、そのスプリング98を収容し且つ流入ポート92の閉弁方向の推力を発生させるために前記リニアソレノイド弁SLTから供給される出力油圧PSLTを受け容れる制御油室100と、開弁方向の推力を発生させるために上記流入ポート92の油圧がオリフィス102を介してフィードバック油圧として供給されるフィードバックポート104とを、備えて構成されている。上記スプリング98の付勢力をF1、上記フィードバック油圧を受けて上記スプール弁子96を流入ポート92の開弁方向に付勢する受圧面の面積すなわち第1ランド106と第2ランド108との断面積差をS1、上記出力油圧PSLTを受けてそのスプール弁子96を流入ポート92の閉弁方向に付勢する受圧面の面積をS2とすれば、このライン圧制御弁84により調圧されるライン圧PLは次の(1)式で表される。S2/S1、F1/S1は何れも定数であるため、この(1)式は、上記ライン圧PLが前記リニアソレノイド弁SLTから供給される出力油圧PSLTに比例して発生させられることを示している。このようにして調圧されたライン圧PLは、上記モジュレータ弁により調圧されて前記リニアソレノイド弁SLT、SLS等へ供給される他、前記前後進切換装置16における前進用クラッチC1及び後進用ブレーキB1の係合等に用いられる。また、前記挟圧力制御弁86に元圧として入力される。
L=(S2/S1)×PSLT+F1/S1 ・・・(1)
前記リニアソレノイド弁SLSは、供給される電流を励磁コイルに通電して可動鉄芯を駆動することにより電磁エネルギを機械的運動に変換する装置であるソレノイド110を有しており、図示しないモジュレータ弁から供給される一定の元圧(モジュレータ圧)PMを減圧し、そのソレノイド110の励磁電流のデューティ比SLSに応じた出力油圧PSLSに調圧して出力させる。本実施例におけるリニアソレノイド弁SLSは、上記ソレノイド110に供給される励磁電流が零である場合に出力油圧PSLSが最大となる常開型(ノーマルオープンタイプ)の電磁制御弁であり、上記ソレノイド110に供給される励磁電流が大きくなるほどその出力油圧PSLSが小さくなるように構成されている。上記リニアソレノイド弁SLSから出力された出力油圧PSLSは、オリフィス112を介して前記挟圧力制御弁86の制御油室122へ供給される。
前記挟圧力制御弁86は、前記リニアソレノイド弁SLSの出力油圧PSLSがパイロット圧として導入されると共に、前記ライン圧制御弁84から供給される元圧(ライン圧PL)をその出力油圧PSLSに応じて減圧(調圧)して前記CVT18に備えられたアクチュエータに供給する減圧弁(調圧弁)である。すなわち、前記ライン圧制御弁84から供給されるライン圧PLが入力される入力ポート114と出力ポート116との間を開閉するスプール弁子118と、そのスプール弁子118を入力ポート114の開弁方向に付勢するスプリング120と、そのスプリング120を収容し且つ入力ポート114の開弁方向の推力を発生させるために前記リニアソレノイド弁SLSから供給される出力油圧PSLSを受け容れる制御油室122と、閉弁方向の推力を発生させるために上記出力ポート116の油圧がオリフィス124を介してフィードバック油圧として供給されるフィードバックポート126とを、備えて構成されている。上記スプリング120の付勢力をF2、上記フィードバック油圧を受けて上記スプール弁子118を入力ポート114の閉弁方向に付勢する受圧面の面積すなわち第1ランド128と第2ランド130との断面積差をS3、上記出力油圧PSLSを受けてそのスプール弁子118を入力ポート114の開弁方向に付勢する受圧面の面積をS4とすれば、この挟圧力制御弁86により調圧される調圧値PBELTは次の(2)式で表される。S4/S3、F2/S3は何れも定数であるため、この(2)式は、上記調圧値PBELTが前記リニアソレノイド弁SLSから供給される出力油圧PSLSに比例して発生させられることを示している。このようにして調圧された調圧値PBELTは、前記CVT18におけるセカンダリプーリ46の可変シーブを駆動して前記ベルトの挟圧力を発生させるためのアクチュエータである前記出力側油圧シリンダ46cに供給される。
BELT=(S4/S3)×PSLS+F2/S3 ・・・(2)
図4は、前記電子制御装置50に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図4に示す条件成立判定手段132は、予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する。例えば、前記リニアソレノイド弁SLSの状態すなわちそのリニアソレノイド弁SLSに備えられた図示しないスプール弁子が所定の位置に継続的に維持されている時間を、前記ソレノイド110に供給される励磁電流が一定値を保持している継続時間T1に基づいて判定する。好適には、その継続時間T1が予め定められた基準時間Tstを超えたか否か、或いはその基準時間Tstを超えることが予測される状態となったか否かを判定する。すなわち、本実施例においては、上記継続時間T1が予め定められた基準時間Tstを超えたか否か、或いはその基準時間Tstを超えることが予測される状態となったか否かが異物排出制御実行条件(スティック防止制御実行条件)となっている。なお、上記継続時間T1が基準時間Tstを超えることが予測される場合とは、例えば、前記シフトレバー74が「D」ポジションの位置において車両が停止した状態等であり、前記レバーポジションセンサ72からの信号及び車速センサ58からの信号に基づいて判定が行われる。
異物排出制御実行手段134は、上記条件成立判定手段132により異物排出制御実行条件が成立したと判定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイド110の励磁電流を変化させて前記リニアソレノイド弁SLSの弁子を強制移動させる。この異物排出のための電流指令値は、好適には、最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように、すなわち最大値・最小値間を振動するように予め定められたものである。斯かる電流指令値により、前記ソレノイド110に供給される励磁電流が最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように制御されることで、前記リニアソレノイド弁SLSの弁子が所定の周期で移動(振動)させられて回路に混入した異物が除去される。
油圧制御手段136は、上記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行中は、前記挟圧力制御弁86に入力される元圧であるライン圧PLがその挟圧力制御弁86の調圧値PBELTよりも小さな値となるように制御する。好適には、上記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の開始に際して、前記挟圧力制御弁86に入力されるライン圧PLが最低圧となるように前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88の励磁電流を制御すると共に、上記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の終了までそのライン圧PLを維持するように制御する。前述した(1)式に示すように、前記リニアソレノイド弁SLTから出力される出力油圧PSLTが最小値である零をとるとき前記ライン圧制御弁84から出力されるライン圧PLは最小値(最低圧)をとり、その値は(1)式の右辺第一項を零とした値すなわちPL=F1/S1である。この値は、前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88の励磁電流が最大値であるときに達成される。
図5は、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行に際して、前記リニアソレノイド弁SLT、SLSそれぞれに備えられたソレノイド88、110に供給される励磁電流の一例を示す図であり、前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88に供給される励磁電流を破線で、前記リニアソレノイド弁SLSのソレノイド110に供給される励磁電流を実線でそれぞれ示している。この図5に示すように、上記油圧制御手段136は、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行中(制御開始時点t1から制御終了時点t2までの間)は、前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88に供給される励磁電流を最大値とする。前述のように、前記リニアソレノイド弁SLTはソレノイド88に供給される励磁電流が零である場合に出力油圧PSLTが最大となる常開型リニアソレノイド弁であり、上記ソレノイド88に供給される励磁電流が大きくなるほどその出力油圧PSLTが小さくなるように構成されているため、その励磁電流を最大値とすることで前記リニアソレノイド弁SLTから出力される出力油圧PSLTは最小値すなわち零となる。また、前述した(1)式で示したように、前記ライン圧制御弁84においては、前記リニアソレノイド弁SLTから供給される出力油圧PSLTに比例してライン圧PLが発生させられることから、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行中は、前記ライン圧制御弁84により調圧されるライン圧PLは最小値(最低圧)をとることになる。図5に示すように、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御では、前記リニアソレノイド弁SLSのソレノイド110に供給される励磁電流が最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように制御されるが、前記挟圧力制御弁86は、前記ライン圧制御弁84から供給されるライン圧PLを元圧とする減圧弁であるため、そのように前記ソレノイド110に供給される励磁電流を変動させて前記リニアソレノイド弁SLSから出力される出力油圧PSLSを変化させても、前記挟圧力制御弁86から出力される調圧値PBELTは最低圧としてのライン圧PLまでしか上昇しない。斯かる制御により、前記挟圧力制御弁86から出力される出力油圧PBELTが過渡的に大きくなるのを抑制することができ、延いてはその出力油圧PBELTの供給を受ける前記出力側油圧シリンダ46cの制御対象であるセカンダリプーリ46の可変シーブ乃至は伝動ベルト48等に過度の負荷がかかるのを好適に防止できるのである。
図6は、前記電子制御装置50による異物排出制御の要部について説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記リニアソレノイド弁SLSに備えられた弁子が所定の位置に継続的に維持されている継続時間T1が検出される。次に、S2において、S1にて検出された継続時間T1が予め定められた基準時間Tstを超えたか否か、或いはその基準時間Tstを超えることが予測される状態となったか否かが判断される。このS2の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S2の判断が肯定される場合には、前記油圧制御手段136の動作に対応するS3において、前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88に供給される励磁電流が最大値とされ、それに従い前記ライン圧制御弁84により調圧されるライン圧PLが最低圧とされる。次に、S4において、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイド110の励磁電流が変化させられ、前記リニアソレノイド弁SLSの弁子が強制移動させられる。次に、S5において、異物排出制御開始から所定時間(例えば30〜40msec程度)経過する等して異物排出制御の終了条件が成立したか否かが判断される。このS5の判断が否定される場合には、S4以下の処理が再び実行されるが、S5の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S1及びS2が前記条件成立判定手段132の動作に、S4及びS5が前記異物排出制御実行手段134の動作にそれぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する条件成立判定手段132(S1及びS2)と、その条件成立判定手段132により異物排出制御実行条件が成立したと判定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイド110の励磁電流を変化させて前記リニアソレノイド弁SLSの弁子を強制移動させる異物排出制御を実行する異物排出制御実行手段134(S4及びS5)と、その異物排出制御実行手段134による異物排出制御の実行中は、前記挟圧力制御弁86に入力される元圧であるライン圧PLがその挟圧力制御弁86の調圧値PBELTよりも小さな値となるように制御する油圧制御手段136(S3)とを、有することから、異物排出制御の実行時に、前記挟圧力制御弁86から出力される出力油圧PBELTが過渡的に大きくなるのを抑制することができ、延いてはその出力油圧PBELTの供給を受けるアクチュエータの制御対象に過度の負荷がかかるのを好適に防止できる。すなわち、回路に混入した異物の排出に際してアクチュエータの制御対象の耐久性への影響を抑えるCVT18の油圧制御装置を提供することができる。
また、前記油圧制御手段136は、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の開始に際して、前記挟圧力制御弁86に入力される元圧であるライン圧PLが最低圧となるように前記リニアソレノイド弁SLTのソレノイド88に供給される励磁電流を最大値とすると共に、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御の終了までそのライン圧PLを維持するように制御するものであるため、異物排出制御の実行時に、前記挟圧力制御弁86から出力される出力油圧PBELTが過渡的に大きくなるのを実用的な態様で抑制することができる。
また、前記異物排出のための電流指令値は、最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように予め定められたものであるため、回路に混入した異物を実用的な態様で排出することができる。
また、前記変速機は、油圧により伝動ベルト48を挟圧して動力を伝達すると共に、その伝動ベルト48の掛かり径を変更して変速比を変化させるベルト式無段変速機18であり、前記アクチュエータは、そのベルト式無段変速機18におけるセカンダリプーリ46の可変シーブを駆動して前記伝動ベルト48の挟圧力を発生させるための出力側油圧シリンダ46cであるため、ベルト式無段変速機18の油圧制御装置において、回路に混入した異物の排出に際してセカンダリプーリ46の可変シーブ乃至は伝動ベルト48等の耐久性への影響を抑えることができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例では、前記異物排出制御実行手段134による異物排出制御は1回のみ実行していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前述した図6におけるS3乃至S5を所定回数繰り返すことにより、異物排出制御を複数回行うものであってもよい。
また、前述の実施例では、油圧により伝動ベルト48を挟圧して動力を伝達すると共に、その伝動ベルト48の掛かり径を変更して変速比を変化させるベルト式無段変速機18に本発明が適用された例を説明したが、複数組の遊星歯車装置及び油圧式摩擦係合装置等の係合要素を備えた有段式自動変速機に本発明が適用されても構わない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用される動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。 図1の動力伝達装置等を制御するために車両に設けられた制御系統の要部を説明するブロック線図である。 図2の油圧制御回路におけるCVTの伝動ベルトの挟圧力制御作動に関係する部分を説明する図である。 図2の電子制御装置に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図2の電子制御装置による異物排出制御の実行に際して、図3のリニアソレノイド弁に備えられたソレノイドに供給される励磁電流の一例を示す図である。 図2の電子制御装置による異物排出制御の要部について説明するフローチャートである。
符号の説明
18:ベルト式無段変速機
46:セカンダリプーリ(出力側可変シーブ)
46c:出力側油圧シリンダ(アクチュエータ)
48:伝動ベルト
86:挟圧力制御弁(調圧弁)
110:ソレノイド
132:条件成立判定手段
134:異物排出制御実行手段
136:油圧制御手段
SLS:リニアソレノイド弁

Claims (4)

  1. 入力された油圧をソレノイドの励磁電流に応じて調圧して出力させるリニアソレノイド弁と、該リニアソレノイド弁の出力油圧がパイロット圧として導入されると共に入力された元圧を調圧して変速機に備えられたアクチュエータに供給する調圧弁とを、備え、前記リニアソレノイド弁の出力油圧を制御することで前記調圧弁の調圧値を変更し、前記アクチュエータに供給する油圧を調整する車両用変速機の油圧制御装置であって、
    予め設定された異物排出制御実行条件が成立したか否かを判定する条件成立判定手段と、
    該条件成立判定手段により異物排出制御実行条件が成立したと判定された場合には、予め定められた異物排出のための電流指令値により前記ソレノイドの励磁電流を変化させて前記リニアソレノイド弁の弁子を強制移動させる異物排出制御を実行する異物排出制御実行手段と、
    該異物排出制御実行手段による異物排出制御の実行中は、前記調圧弁に入力される元圧が該調圧弁の調圧値よりも小さな値となるように制御する油圧制御手段と
    を、有することを特徴とする車両用変速機の油圧制御装置。
  2. 前記油圧制御手段は、前記異物排出制御実行手段による異物排出制御の開始に際して、前記調圧弁に入力される元圧が最低圧となるように制御すると共に、前記異物排出制御実行手段による異物排出制御の終了まで該元圧を維持するように制御するものである請求項1の車両用変速機の油圧制御装置。
  3. 前記異物排出のための電流指令値は、最大値及び最小値をそれぞれ所定時間ずつ交互に維持するように予め定められたものである請求項1又は2の車両用変速機の油圧制御装置。
  4. 前記変速機は、油圧によりベルトを挟圧して動力を伝達すると共に、該ベルトの掛かり径を変更して変速比を変化させるベルト式無段変速機であり、前記アクチュエータは、該ベルト式無段変速機におけるセカンダリプーリの可変シーブを駆動して前記ベルトの挟圧力を発生させるための装置である請求項1から3の何れかの車両用変速機の油圧制御装置。
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