JP2007314001A - 車両盗難装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両盗難の様々な手口に対しても効果を有するとともに、安価に製造でき、素人でも容易に使用できるような車両盗難防止装置の提供。
【解決手段】地面に置かれる重錘部材51と、該重錘部材51を車両に繋ぎとめる連結部材61とを有し、上記重錘部材51には、外力によって重錘部材51が動作したときに動作したことを検知する動作検知センサ12が備えられ、上記連結部材61には、連結部材61が切断されたとき又は連結部材61が重錘部材51から分離された時に、切断又は分離されたことを検知する切断検知センサ13備えられるとともに、これらの各センサからの検知信号に基づいて異常を感知して、その場で警報を発生し、同時に車両所有者のもとでも警報を発するようにした車両盗難防止装置11。
【選択図】図1

Description

この発明は、駐車中の車両を盗難から守るための車両盗難防止装置に関し、より詳しくは、手軽に使用できて効果も期待できるような車両盗難防止装置に関する。
車両盗難の認知件数は、近年増加の一途をたどっているが、その一方で検挙率は低下している。
また、きちんと施錠された状態でも盗難に遭ううえに、路上はもとより、屋外の契約駐車場や外出先の駐車場、さらには自宅においても盗難に遭う。そして、盗まれた車両は海外に売りさばかれることが多く、車両の所有者にとっては経済的に大きな損失になるのはもちろんのこと、盗難車両が犯罪に使われることも少なくなく、社会的にも損失である。
このため、盗難防止に向けて様々な装置が案出されてきた。たとえば、ステアリングを金属製のバーでロックするハンドルロック、通信衛星を利用した小型発信機を車両に備えて盗難に遭った時に車両の位置を特定する位置情報検索システム、キーに埋め込まれた電子チップを利用してIDコードが一致しない限りエンジンを始動させないようにするイモビライザ(電子式移動ロック装置)、車両の異常を感知した時に警報を鳴らして威嚇する警報装置がある。警報装置の例として、たとえば下記特許文献1のように、ドアが開けられたこと、また警報が鳴るのを防ごうとしてコードが引き千切られそうになったことを検知して警報を鳴らすものがある。
しかし、車両盗難の手口としては、ドアのカギを無理やり解錠するピッキング、シリンダを抜き合鍵を作製してこの合鍵で解錠する合鍵作製、配線を操作してエンジンを始動させる電気配線操作、ガラスを破って解錠するガラス破り、レッカー車やクレーン車を使用して車両を持ち去る重機使用などがあるが、上述したいずれの盗難防止装置にも一長一短があり、どのような手口にも効果のある装置ではない。
また、特許文献1のような警報装置では、構造が複雑であるので高価になるとともに、配線などが複雑で素人には取付けが不可能であり、取り扱いが容易ではなかった。
特開2000−219104号公報
そこで、この発明は、車両盗難の様々な手口に対しても効果を有するとともに、安価に製造でき、素人でも容易に使用できるようにすることを主たる課題とする。
そのための手段は、接地した状態で置かれる重錘部材と、該重錘部材を車両に繋ぎとめる連結部材とを有し、上記重錘部材には、外力によって重錘部材が動作したときに動作したことを検知する動作検知センサが備えられるとともに、該動作検知センサからの検知信号を入力して警報装置に信号を出力する制御手段と、該制御手段からの出力信号に基づいて駆動する警報手段とを有する車両盗難防止装置である。
このような構成の装置では、車両を駐車した後、重錘部材を車両の接地面など適宜の場所に接地した状態で置いて、この重錘部材が連結された連結部材を車両の適宜部位に連結すればよい。車両に対する連結は、車両の下面に備えられた牽引用のフックやトランクルーム内に備えられたドレン穴を利用すれば容易に行える。
そして、重錘部材が振動を受けたり移動させられたりして、重錘部材に備えられた動作検知センサが異常を検知すると、動作検知センサからの検知信号を入力した制御手段が警報手段を駆動し、光や音等による適宜の警報を発する。重錘部材のみが動かされた時はもとより、車両が移動したときにも警報手段の駆動が可能であるので、ピッキング、合鍵作製、電気配線操作、ガラス破り、重機使用、これらいずれの方法によって車両が盗難に遭った場合でも、警報を発することができる。
また、重錘部材と連結部材とを有するので、外観上それらの存在が認識できるので、盗難被害の抑止力になるとともに、万が一、重錘部材や連結部材がついたまま乗り逃げされても、一見して不自然な車両であると分かるので、盗難車両の発見に資することもできる。
以上のように、この発明によれば、車両に人が近づいたり、車両のドアがこじ開けられたりするのを検知して警報を鳴らして盗難を防止したり、エンジンがかからないようにしたりして盗難を防止するのとは異なり、重錘部材や車両に不自然な動きがあったときにそれを検知して警報を発生させるので、どのような手口で盗難に遭っても、警報は確実に発生される。
しかも、重錘部材と連結部材とを有し、使用に際しては重錘部材を置くだけの簡単な作業でよいので、手を汚すこともなく素人でも手軽に使用できる。
様々な手口による車両盗難に対して有効であるとともに、安価に製造でき、素人でも容易に使用できるようにするという目的を、接地した状態で置かれる重錘部材と、該重錘部材を車両に繋ぎとめる連結部材とを有し、上記重錘部材には、外力によって重錘部材が動作したときに動作したことを検知する動作検知センサが備えられるとともに、該動作検知センサからの検知信号を入力して警報装置に信号を出力する制御手段と、該制御手段からの出力信号に基づいて駆動する警報手段とを有するという構成にて実現した。
この発明の一実施例を、以下図面を用いて説明する。
図1は、車両盗難防止装置11の構造を示す説明図であり、この車両盗難防止装置11は、図2、図3、図4に例示したように車両21に取付けて使用される。なお、図2に示したような使用例を以下「使用例1」といい、図3に示したような使用例を「使用例2」と、図4に示したような使用例を「使用例3」という。
図2、図3、図4に示したように、この車両盗難防止装置11は、駐車中の車両21の下方における地面等の載置面31に対して接地した状態で置かれる重錘部材51と、この重錘部材51を車両21に繋ぎとめる連結部材61とを有する。重錘部材51と連結部材61は分離接続可能であり、この例において連結部材61は金属または強化樹脂からなる鎖で構成され、重錘部材51に対する接続時の接続状態において不正な分離を阻止し、接続状態の保持をより確実にするため、別体の錠部材71を用いて接続される。
重錘部材51は、載置面31に対して接地する接地面52を有した適宜形状、適宜重量に形成され、上端部には、連結部材61を着脱可能に接続するために透孔53aを有した突片53が形成されている。具体的には、図5に示したように、正面視略半円形状となるようなブロック状に形成されるとよい。下側の方が幅広になる形態であれば、安定した接地状態が得られるとともに、きわめて容易に移動されることを抑制し、外力を受けてもその影響を低減できる。また、重量については、たとえばトランクルーム内に収納した重錘部材51を、一人で持ち上げて載置面31上に接地できるとともに、その逆の動作もできるような重さであって、載置面31に載置した状態にあるときに通常考え得る外力(たとえば、風、猫など小動物の接触、小石などの衝突。)を受けても振動を受けたり移動したりしないような重さに設定する。中空構造に形成して、必要な時に水等を入れて必要な重量を得るようにすることもできる。
このような重錘部材51には、重錘部材51が振動を受けたり動いたりしたこと、連結部材61が切断されたり分離されたりしたことを検知する手段と、その検知に基づいて警報を発生させるために必要な手段が備えられる。
すなわち、重錘部材51は、図6のブロック図に示したように、動作検知センサ12、断線検知センサ13、スイッチ回路14、これらからの信号を入力する制御部15、制御部15等に給電するバッテリ16、制御部15からの出力に基づいて駆動する警報装置17が備えられている。
動作検知センサ12は、重錘部材51が動いたことを検知するためのセンサで、重錘部材51が単独で移動させられたとき、重錘部材51が振動を受けたとき、重錘部材51が傾いたとき、さらに車両21が移動させられてその移動に伴って重錘部材51が上記のような状態になったときに、異常を検知する。この動作検知センサ12には、振動を受けたことを検知する周知の振動センサや、移動したことを検知する周知の位置センサなどが使用でき、具体的には位置センサとしてリミットスイッチなどを使用するとよい。
断線検知センサ13は、連結部材61が切断されたこと、また連結部材61が重錘部材51から分離されたことを検知するもので、リード線13aと、リード線13aが切断されたり分離されたりするとそれを検出する周知の断線検出回路(図示せず)とを有する。
連結部材61は、上述のように鎖で構成されており、この鎖からなる連結部材61が切断されたり重錘部材51から分離されたりすることを検知するため、上記リード線13aは、連結部材61に巻きつけられている。巻きつけは、容易にほぐされて連結部材61から分離されないように、複雑に行われる。
リード線13aの両端は一つに纏められ、コネクタ13bが取付けられている。これは、重錘部材51と連結部材61が分離接続可能であるためであり、コネクタ13bを接続する接続口54が、図1、図5に示したように、重錘部材51の上面に設けられている。
スイッチ回路14は、電源のON・OFF切り換えをするためのもので、図6に示したような小型の携帯器14aからの電波を受信すると、制御部15を駆動状態にするもので、携帯器14aは、スイッチを有するもののほか、キーレスエントリーのように所定の範囲内であるか否かによってON・OFF切り換えするものであるもよい。
制御部15は、動作検知センサ12と断線検知センサ13とから入力された検知信号に基づいて、警報装置17に駆動信号を出力するもので、周知の回路で構成されている。
警報装置17は、ブザーやランプなどの適宜の機器で構成される。そして、この警報装置17には出力アンテナ17aが備えられ、警報装置17自体が警報を発するとともに、警報を発するような異常が発生したことを示す信号を別体の警報発生装置18に送信して、この警報発生装置18からも警報を発生される。
警報発生装置18は、携帯できる小型のものであり、駐車中に携行できるほか、自宅にいても手元に置いておけるものである。
上記制御部15の制御は、動作検知センサ12または断線検知センサ13からの検知信号を入力すると即座に駆動信号を出力するように設定されている。
このように構成された車両盗難防止装置11は、つぎのように使用される。
なお、上記使用例1の場合には、図1に示したように、取付け補助具81を使用するとよい。この取付け補助具81は、車両21のトランクルーム22内に設けられているドレン孔23に取付け可能な略逆テーパコーン形をなすゴム製の部材で、中心部に連結部材61を通す貫通孔82と、この貫通孔82に外周面から連通する割り溝83とを有する。貫通孔82の内周面には、連結部材61が下に引っ張られた時に連結部材61が下にすべるのを防ぐ複数の係止段部84が形成されている。
まず、使用例1から説明する。
使用例1は、図2に示したように、車両21の後ろ側に位置するトランクルーム22内に設けられている既存のドレン孔23を利用して取付ける例である。
すなわち、図7に示したように、トランクルーム22内の底には、水抜き用のドレン孔23が備えられているので、このドレン孔23に対して連結部材61を上から垂らして取付けを行う。上記の取付け補助具81はこのときに使用する。つまり、取付け補助具81を連結部材61の長さ方向における適宜位置に取付ける。取付け位置は適宜設定されるが、図2に示したように、車両21の下に出る長さLが短いほどよい。重錘部材51をトランクフードやドアを開けて車内に入れようとしても、それを不可能にすることができるからであり、また、車両21が動かされた時にはより早くそのことを検知することができるからである。
上記取付け補助具81は、略逆テーパコーン状をなすとともに貫通孔82には係止段部84が形成されているので、たとえ連結部材61が引っ張られても取付け補助具81がドレン孔23から抜けることはなく、連結部材61も引き出されることはない。
また、連結部材61の上端部61aは、トランクフード24の内側面等に設けられている既存のフック25等に引っ掛けて固定し、この状態を適宜の錠部材72で保持する。このため、万が一、取付け補助具81がドレン孔23から抜けたと仮定しても、連結部材61の上端部61aはトランクフード24等に固定されているので、車両21から外れることはない。
車両21を運行する通常の場合には、連結部材61の上端部61aは保持された状態のままにして、取付け補助具81はドレン孔23から外した状態にしておく。また、重錘部材51は連結部材61から分離し、トランクルーム22等に収納しておく。
そして、車両21を駐車する場合には、図7に示したように、連結部材61の下端部61bをドレン孔23から下に垂らすとともに、所定位置に保持された取付け補助具81をドレン孔23に差し込む。すると、連結部材61の下端部61bの高さは所定の高さになるので、この下端部61bに、重錘部材51を接続する。つまり、重錘部材51を連結部材61の下端部61bに対して錠部材71を用いて結合するとともに、連結部材61に取付けられているリード線13aのコネクタ13bを重錘部材51の接続口54に差し込む。
次に使用例2について説明する。
使用例2は、図3に示したように、車両21の後ろ側あるいは前側に設けられている既存の牽引用フック26を利用して取付ける例である。
この場合には、重錘部材51と連結部材61は予め接続されており、車両21を運行する通常の場合にはトランクルーム22等に収納されている。また、上述の取付け補助具81は必要でない。
そして、車両21を駐車する場合には、図3に示したように、連結部材61を牽引用フック26に通して連結する。連結に際して連結部材61を輪にすれば、重錘部材51を連結する1個の錠部材71によって連結が行える。
つづいて、使用例3について説明する。
使用例3は、図4に示したように、車両21の後ろ側に位置するトランクルーム22内に設けられている既存のドレン孔23と、その近傍に設けられている牽引用フック26とを利用して取付ける例である。
すなわち、使用例1のようにしてドレン孔23から下に垂らした連結部材61の下部を、牽引用フック26に通してから下に垂らし、使用に際して、連結部材61の下部に重錘部材51を取付ける例である。
この場合には、重錘部材51は、連結部材61から分離されており、車両を運行する通常の場合にはトランクルーム22等に収納されている。また、連結部材61は、車両21内に引き上げておいたり、牽引用フック26から下に下がる部分を下に下がらないように適宜引っ掛けておいたりする。
そして、車両21を駐車する場合には、図4に示したように、連結部材61を牽引用フック26から下にのばしてから重錘部材51を連結し、錠部材71でその状態を固定する。重錘部材51を固定する部分は牽引用フック26の下であるので、作業がしやすいという利点がある。
これら使用例1、使用例2、使用例3のようにして車両盗難防止装置11を車両21に取付けた後、携帯器14aを用いて車両盗難防止装置11をON状態にすると、その後に、車両21が第三者によって移動させられたときは勿論のこと、重錘部材51が動かされたり、連結部材61が切断されたり重錘部材51から分離されたりした時に、警報装置17が作動するとともに、別体の警報発生装置18も警報を発する。このため、車両21が盗難に遭ったことや、盗難に遭いそうなことをすばやく知らせることができるとともに、盗みをしようとする者に対して威嚇をすることができる。
また、万が一、重錘部材51と連結部材61、または連結部材61のみを付けたまま車両21が逃走しても、一見して不審な車両21と分かるので、車両21の発見に資することができる。
しかも、車両盗難防止装置11をセットした状態において重錘部材51と連結部材61が視認できるので、盗難行為を抑制させる効果も得られる。重錘部材51に、目立つ色や模様を施すことによって、その効果は一層高まる。
さらに、車両盗難防止装置11は、主として重錘部材51と連結部材61とからなり、その取付けも簡単で、配線作業もなく素人でも行えるので、非常に取り扱いやすい。
そのうえ、車両21が動かされたり、重錘部材51または連結部材61に異常があったりしたときに警報装置が作動するので、どのような手口による盗難に対しても確実に警報を発することができる。また、人が近づいた時に警報が鳴るようにしたものに比較して誤作動もなく、周囲に迷惑をかけることを回避できる。
また、構成部品の部品点数を少なくできるとともに、既存の安価なセンサ等を利用して構成することができるので、廉価な生産が可能である。
図8は、別の実施例に係る車両盗難防止装置11の構造を示す説明図であり、この車両盗難防止装置11も、図2に例示した使用例1、図3に例示した使用例2、図4に示した使用例3のように車両21に取付けて使用される。なお、以下の説明において、実施例1の構成と同一又は同等の部位ついては同一の符号を付するとともに、同様の説明については、必要に応じて重複した説明を省略する。
この車両盗難防止装置11は、駐車中の車両21の下方における地面等の載置面31に対して接地した状態で置かれる重錘部材51と、この重錘部51を車両21に繋ぎとめる連結部材61とを有するとともに、車両21に備える車載器91と、車両21のドアが不正に開放されたことを検知する開放検知センサ19とを有する。
重錘部材51と連結部材61は分離接続可能であり、接続状態の保持を確実にするため、別体の錠部材71を用いて接続される。
重錘部材51は、載置面31に対して接地する接地面52を有した適宜形状、適宜重量に形成され、上端部には、連結部材61を着脱可能に接続するために透孔53aを有した突片53が形成されている。その他の形状等については、実施例1の場合と同様である。
このような重錘部材51には、重錘部材51が振動を受けたことや動いたことを検知するための動作検知センサ12が備えられる。動作検知センサ12につては、実施例1の場合と同様で、重錘部材51が単独で移動させられたとき、重錘部材51が振動を受けたとき、重錘部材51が傾いたとき、さらに車両21が移動させられてその移動に伴って重錘部材51が上記のような状態になったときに、異常を検知するものであって、振動を受けたことを検知する周知の振動センサや、移動したことを検知する周知の位置センサなどが使用できる。
連結部材61には、連結部材61が切断されたこと、重錘部材51が連結部材61から外されたことを検知するため、実施例1の場合と同様の断線検知センサ13のリード線13aを巻きつけている。リード線13aの一端には、重錘部材51の接続口54に接続するためのコネクタ13bが取付けられている。
そして、リード線13aの他端は、上記の車載器91に接続されるとともに、断線検知センサ13の断線検出回路(図示せず)や、警報を発生させるために必要なその他の手段が上記の車載器91に備えられる。
すなわち、図9のブロック図に示したように、動作検知センサ12、断線検知センサ13、開放検知センサ19、スイッチ回路14、これらからの信号を入力する制御部15、制御部15等に給電するバッテリ16、制御部15からの出力に基づいて駆動する警報装置17が備えられている。
開放検知センサ19には、周知のカーテシスイッチが利用され、車両21のトランクフード24やボンネットを含めた全てのドアについて開放されたことを検知する。
スイッチ回路14、警報装置17、警報発生措置18は、実施例1のそれらと同様である。
制御部15は、動作検知センサ12と断線検知センサ13と開放検知センサ19から入力された検知信号に基づいて、警報装置17に駆動信号を出力するもので、周知の回路で構成され、動作検知センサ12、断線検知センサ13あるいは開放検知センサ19からの検知信号を入力した時にすぐさま駆動信号を出力するように設定されている。
このように構成された車両盗難防止装置11は、実施例1で説明したように使用されるので、詳しい説明を省略する。
上記構成によれば、実施例1で説明した効果のほか、ドアが不正に開放されたときでも警報を発生させることができるので、より充分な効果が期待できる。
この発明の構成と、上記実施例の構成との対応において、
この発明の制御手段は、上記実施例の制御部15に対応するも、
この発明は、上記構成のみに限定されるものではなく、その他の様々な形態を採用することができる。
たとえば、重錘部材や連結部材、車載器にGPSを利用する小型発信機を備えるもよい。
また、連結部材は、硬質の棒状のもので構成して、この連結部材と重錘部材との位置関係の変位を検知することで、重錘部材の動作を検知するようにすることもできる。
さらに、重錘部材の形状についても、様々な形成のものを得られるとともに、重錘部材を置く場所も地面等の車両の下側に限定されるものではなく、車両から離れた適宜位置であるも、さらには車両自体に接地させておくもよい。
車両盗難防止装置の構造説明図。 使用状態の側面図。 別の使用状態を示す側面図。 別の使用状態を示す側面図。 重錘部材の斜視図。 車両盗難防止装置の構成を示すブロック図。 車両への取付け状態を示す側面図。 他の例に係る車両盗難防止装置の構造説明図。 他の例に係る車両盗難防止装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
11…車両盗難防止装置
12…動作検知センサ
13…断線検知センサ
15…制御部
17…警報装置
18…警報発生装置
19…開放検知センサ
21…車両
51…重錘部材
61…連結部材

Claims (6)

  1. 接地した状態で置かれる重錘部材と、
    該重錘部材を車両に繋ぎとめる連結部材とを有し、
    上記重錘部材には、外力によって重錘部材が動作したときに動作したことを検知する動作検知センサが備えられるとともに、
    該動作検知センサからの検知信号を入力して警報装置に信号を出力する制御手段と、
    該制御手段からの出力信号に基づいて駆動する警報手段とを有する
    車両盗難防止装置。
  2. 前記連結部材には、連結部材が切断されたとき又は連結部材が重錘部材から分離された時に、切断又は分離されたことを検知する切断検知センサが備えられるとともに、
    前記制御手段が、断線検知センサからの検知信号を入力して警報装置に出力処理するように設定された
    請求項1に記載の車両盗難防止装置。
  3. 前記重錘部材と連結部材とが分離接続可能である
    請求項1または請求項2に記載の車両盗難防止装置。
  4. 前記連結部材が鎖からなる
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の車両盗難防止装置。
  5. 不正にドアが開放されたときに不正な開放があったことを検知する開放検知センサを有し、
    前記制御手段が、開放検知センサからの検知信号を入力して警報装置に出力処理するように設定された
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の車両盗難防止装置。
  6. 前記制御手段または警報手段からの無線信号を入力して動作する別体の警報発生装置を有した
    請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の車両盗難防止装置。
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