JP2007313561A - 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法 - Google Patents

加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007313561A
JP2007313561A JP2007050508A JP2007050508A JP2007313561A JP 2007313561 A JP2007313561 A JP 2007313561A JP 2007050508 A JP2007050508 A JP 2007050508A JP 2007050508 A JP2007050508 A JP 2007050508A JP 2007313561 A JP2007313561 A JP 2007313561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
area
irradiable
region
processing beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007050508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4175422B2 (ja
Inventor
Daisuke Tanaka
大輔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2007050508A priority Critical patent/JP4175422B2/ja
Priority to EP07106562A priority patent/EP1849553B1/en
Priority to US11/790,004 priority patent/US9050687B2/en
Priority to KR1020070039689A priority patent/KR100999303B1/ko
Publication of JP2007313561A publication Critical patent/JP2007313561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4175422B2 publication Critical patent/JP4175422B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/08Devices involving relative movement between laser beam and workpiece
    • B23K26/0869Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction
    • B23K26/0876Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions
    • B23K26/0884Devices involving movement of the laser head in at least one axial direction in at least two axial directions in at least in three axial directions, e.g. manipulators, robots
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/03Observing, e.g. monitoring, the workpiece
    • B23K26/032Observing, e.g. monitoring, the workpiece using optical means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • B25J9/1664Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators characterised by motion, path, trajectory planning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/006Vehicles
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40416Planning for variable length tool, laser beam as tool
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40523Path motion planning, path in space followed by tip of robot
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45104Lasrobot, welding robot

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

【課題】ワークに設定されている加工領域に対する照射可能領域を認識する。
【解決手段】加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置の照射可能領域を認識する方法であって、前記ワークに設定された加工領域の一ポイントから前記加工用ビームの焦点距離だけ離れた位置に、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記加工領域の一ポイントを照射することが可能な前記焦点距離に対応した照射可能領域を設定し、前記加工領域の一ポイントに対する照射可能領域210を認識する。
【選択図】図12

Description

本発明は、加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法およびその装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法に係り、例えば、レーザー光を用いて加工を行うレーザー加工装置に適用することができる、加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法に関する。
車体パネルを溶接して接合する設備には、一般的な産業用ロボットに溶接用ガンを取り付けたものや、レーザー発振装置を取り付けたものがある。従来、下記特許文献1に示すように、レーザー発振装置を取り付けたものは、その焦点距離(発振点から溶接するパネルまでの距離)と照射方向(発振点)とが固定されている。従来、レーザー発振装置を産業用ロボットに取り付けて複数の加工領域(溶接点)を溶接する場合、焦点距離と照射方向が固定されているために、産業用ロボットを動作させて加工領域毎にレーザー発振装置の位置決めを行なわなければならず、その動作は例えば従来のスポット溶接ガンを取り付けた産業用ロボットとほぼ同じである。
特開2000−84688号公報
本発明は、従来の技術を改善するために成されたものであり、加工用ビームの照射方向を変えることができる加工用ビーム照射装置を産業用ロボットに取り付けた場合、ロボットシミュレーションを用いることによって、ワークに設定されている加工領域に加工を施すことができる照射可能領域を認識することができ、一方、認識した照射可能領域に基づいて最適な移動経路を決定することができる、加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法は、加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置の照射可能領域を認識する方法であって、ワークに設定された加工領域の一ポイントから加工用ビームの焦点距離だけ離れた位置に、加工用ビーム照射装置を移動させても加工領域の一ポイントを照射することが可能な領域を設定し、加工領域の一ポイントに対する照射可能領域を認識する。
ワークに設定されている加工領域の一ポイントに対する照射領域が認識できるようになるので、加工用ビーム照射装置の移動経路を容易に教示することができる。
以下、本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
図1は、レーザー溶接ロボットの構成図である。
レーザー溶接ロボット101は、加工用ビーム(レーザー光)を発振器102Aによっ
て出力する加工用ビーム出力装置102を備えている。レーザー溶接ロボット101のロボットハンドの作業端には、加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置104が設けられている。加工用ビーム照射装置104は、図に示すように、加工用ビームをX方向、Y方向にスキャンすることができる。一方、加工用ビーム照射装置104は、図に示すように、加工用ビームの焦点距離を距離Lの範囲内で変更することもできる。したがって、ロボットの作業端を固定した状態で加工用ビームの照射が可能な照射可能領域は、図に示すように、例えば錐体をその底面と平行に一部破断したような3次元の形状領域となる。加工用ビーム出力装置102と加工用ビーム照射装置104とは光ファイバーケーブル103を介して接続されている。光ファイバーケーブル103はロボットアーム105が動いても絡まることのないように、支持アーム107で支持されている。
図2は、レーザー溶接ロボットが備える加工用ビーム照射装置の構造図である。
加工用ビーム照射装置104は、加工用ビームをX方向およびY方向にスキャンできるように構成され、また、加工用ビームの焦点距離を距離Lの範囲内で変更できるようにも構成されている。加工用ビーム照射装置104は、図2に示すように、光ファイバーケーブル103によって導かれた加工用ビーム100を、ワークに設定されている加工領域に向けて焦点を合わせて照射するための反射ミラー11およびレンズ群12を有している。反射ミラー11は、その鏡面を通りワークの加工領域に垂直な軸線をZ軸としたときに、Z軸を中心としてZ軸と直交するX軸およびY軸方向に回動自在に支持されている。レンズ群12は、光ファイバーケーブル103の端部から放射された加工用ビームを平行光にするためのコリメートレンズ121と平行光となった加工用ビームをワークの加工領域上で集光させるための集光レンズ122から構成される。集光レンズ122は、加工用ビームの焦点距離を距離Lの範囲内で変更するために、加工用ビームの光軸に沿って反射ミラー11に対して前後方向に進退自在に支持されている。
加工用ビーム照射装置104は、反射ミラー11をX軸方向に回動させるモータ16、反射ミラー11をY軸方向に回動させるモータ17、集光レンズ122を反射ミラー11に対して進退移動させるためのモータ18を有している。モータ16およびモータ17は、それぞれのモータの回動位置の合成によって、反射ミラー11の向きを変える。従って、モータ16およびモータ17を動かすことによって加工用ビームがX方向およびY方向にスキャンされる。また、モータ18を動かすことによって加工用ビームの焦点距離が距離Lの範囲内で変更される。
ワークに設定されている加工領域には、加工用ビームがI字形状、8字形状、C字形状またはS字形状といった形状を描くようにスキャンされ、加工領域の溶接が行なわれる。加工用ビームのスキャンは、モータ16およびモータ17を同時に動かし反射ミラー11を揺動させることによって行なう。
加工用ビームは、焦点距離を持っているので、加工用ビーム照射装置104は、ワークの加工領域から焦点距離だけ離して位置させておく必要がある。
なお、加工領域の形状として、I字形状、8字形状、C字形状またはS字形状を例示したが、加工領域の形状はこれらの形状に限られるものではなく、連続した直線または曲線で構成されている、あるいは、連続した直線と曲線で構成されている、開放されている、または閉じられている形状であればどのような形状であっても良い。
図3は、本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法を実施し、照射可能領域認識装置を構成し、加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法を実施するシミュレーション装置のブロック図である。
シミュレーション装置150は、入力装置155、記憶装置160、演算装置165およびディスプレイ170を備えている。
入力装置155はキーボードやマウスなどの一般的に用いられる端末装置である。入力装置155は、加工用ビームの焦点距離、照射可能領域の寸法(円錐モデルを作成する場合には半径、角錐モデルを作成する場合には各辺の長さ)、加工用ビームの最長焦点距離と最短焦点距離、加工用ビームが障害物により遮られる領域、照射可能領域を示す円錐を加工領域に配置する場合の間隔である距離を入力する。
記憶装置160は、入力装置155から入力された情報や後述するシミュレーションを行なうための全てのプログラムを記憶する。
演算装置165は、記憶装置160に記憶されている、入力装置155から入力された情報、シミュレーションを行なうためのプログラムに基づいて、照射可能領域を認識したり、加工用ビーム照射装置の移動経路を設定したりする。
ディスプレイ170は、演算装置165によって演算されている演算の途中経過や、演算された結果を表示する。
なお、本明細書で例示している図3のシミュレーション装置150は、一般的に用いられている、ROM、RAM、CPUを少なくとも備えているコンピュータであるが、その構成は公知であるので、その具体的な構成の説明は敢えて省略する。
次に、本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法について説明する。本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法は、ワークに設定された加工領域の一ポイントを頂点とし、加工用ビーム照射装置104を移動させても前記頂点を照射することが可能な領域を底面とし、前記頂点と前記底面とで閉じられた錐体を形成して、前記加工領域の一ポイントに対する照射可能領域を認識することを特徴とするものである。
図1のレーザー溶接ロボット101において、ある1つの加工領域に対して加工用ビームを照射することができる領域は、次のような領域である。
図4に示すように、加工用ビームの焦点距離Fが一定で、加工用ビームの照射可能角度がθ°であり、X−Y方向に円状に加工用ビームのスキャンが可能であったとすると、加工用ビームは、図示されている円錐状にスキャンすることができ、その照射可能領域は円錐のちょうど底面の領域となる。
つまり、ワークに設定されている加工領域の一ポイントに加工用ビームを照射しようとした場合、その一ポイントに頂点を位置させた円錐の底面の領域内に加工用ビーム照射装置104を位置させれば、その一ポイントに加工用ビームを照射してレーザー溶接を行なうことが可能である。
この照射可能領域を作成するために、図3に示したシミュレーション装置150は、図5のフローチャートに示すような処理を行なう。まず、入力装置155によって加工用ビーム出力装置102から照射される加工用ビームの焦点距離Fが入力される(S1)。次に、入力装置155によってワークの加工領域の一ポイントに対する照射可能領域の寸法、半径rが入力される(S2)。なお、照射可能領域の半径rは、加工用ビーム照射装置104から照射することのできる加工用ビームの照射可能角度θ°と加工用ビームの焦点
距離Fとに基づいて算出し、その算出した結果を入力する。そして、演算装置165は、例えば、図5に示したようなS字形状を有する加工領域の一ポイントA0を頂点として、加工領域の一ポイントA0から加工用ビームの焦点距離F分離れたポイントを含む半径rの照射可能領域を底面とする図4に示したような円錐200を形成する(S3)。
以上の手順で作成した円錐200は、例えば、図6に示すように、ワーク300の加工領域の1つのポイント(図7のA0)に配置される。本実施形態では加工領域は図7に示すようにS字形状となっている。最初は、この加工領域の1つのポイントA0に頂点が来るように円錐200が配置される。なお、本実施形態ではS字形状の加工領域を例示しているが、加工領域の形状はS字形状に限らず、例えば、8の字状、I字状、L字状、コの字状など種々の形状が考えられるのは上述した通りである。
次に、図8の分解能の説明図および図9のフローチャートに示すように、シミュレーション装置150に入力装置155から分解能として距離が入力される。分解能は、加工領域の形状を構成する図7に示した線上に図4に示した円錐200の配置間隔を決定するために入力される(S11)。分解能が入力されたら、演算装置165は、まず、加工領域の一ポイントである溶接点座標A0に図4に示した円錐200を形成し、次にその円錐200を溶接軌跡上で開始点A1方向に分解能分ずらす。1つの円錐200は1つのフレームとして記憶装置160に記憶される(S12)。分解能分ずらした座標が溶接開始点A1を越えていなければ(S13:NO)、移動した座標に溶接点座標A0に形成した円錐200と同じ姿勢で円錐200を作成する(S14)。一方、分解能分ずらした座標が溶接開始点A1を越えていれば(S13:YES)、溶接開始点A1に溶接点座標A0に形成した円錐200と同じ姿勢で円錐200を作成する(S15)。以上の処理では、溶接開始点A1を越えるまで、図7の加工領域の1つのポイントA0から溶接開始点方向に分解能分ずらして溶接開始点A1まで円錐200を作成することになる。さらに、同様にして、図7の加工領域の1つのポイントである溶接点座標A0から溶接完了点A2方向に分解能分ずらして溶接完了点A2まで円錐200を作成する(S16〜S19)。
以上までの処理は、分解能分ずらしながら形成した複数の円錐を複数のフレームとして記憶させる処理である。
以上のようにして分解能ごとにずらして1つずつのフレームとして作成された複数の円錐200は記憶装置160に記憶されている。記憶されている円錐200を溶接開始点A1から溶接完了点A2まで配置すると、図10に示すように、加工領域の形状に沿って複数の円錐200が配置されるイメージとなる。
次に、記憶されている複数の円錐を加工領域の形状に沿って並べて合成し、加工領域の照射可能領域を求める処理について述べる。
図11のフローチャートに示してあるように、まず、溶接開始点上のフレームに円錐を移動させ、溶接軌跡上の最後のフレームになるまで、それぞれのフレーム上に次々と照射可能領域モデルである円錐を図12(A)に示すように配置する。つまり、図12(A)に示すように、加工領域の形状に沿って、図9のフローチャートに基づいて作成された円錐を配置する(S21〜S24)。
以上までの処理は、ワークの加工領域の形状に沿って、円錐の頂点の位置を分解能ずつずらしながら円錐を単に重ねて並べていく処理である。
この処理が終了すると、複数の円錐がワークの加工領域の形状に沿って配置されることになる。なお、照射可能領域を底面とする円錐は、図6、図10に示したようにワークの
加工領域の一ポイントに対して鉛直な方向に配置する。
そして、図12(A)に示されているように配置された複数の円錐を図12(B)に示す図のように合成して重ね合わせ、それをシミュレーション装置150のディスプレイ170に表示する(S25)。合成された円錐の底面210は1つの加工領域に対する照射可能領域となる。
このように、円錐は加工領域の形状に沿って複数形成され、形成された複数の錐体を合成することによって加工領域全体に対する照射可能領域を認識することができるようになる。
照射可能領域を認識することによって、この照射可能領域内(面上)に加工用ビーム照射装置104の照射ポイントを位置させていれば、加工用ビーム照射装置104で加工ビームをスキャン(レーザーの照射角度を変更)させるだけで、S字形状の加工領域に対して加工用ビーム照射装置104の位置を移動させることなく溶接をすることが可能となる。
次に、ワークに複数の加工領域が設定されている場合、シミュレーション装置150の演算装置165は、図13に示すフローチャートのように、1つの加工領域に対して照射可能領域を求める以上の処理を、ワークに設定されている全ての加工領域に対して行なう。つまり、図12(B)のように複数の円錐が合成されたモデルを、ワークの溶接ポイントとされている全ての加工領域に1つずつ配置させる(S31〜S33)。
S31〜S33までの処理が、図6に示したワークの全ての加工領域に対して行なわれた場合、図14に示すようにそれぞれの加工領域に対して、それぞれの照射可能領域がワーク上に並べられることになる。図6では、円錐を配置した場合を例示したが、図14では、角錐を配置した場合を例示している。このように、照射可能領域は、円錐によって求めても良いし、角錐によって求めても良い。角錐の場合も円錐を形成する場合と同様に、焦点距離Fとワークの加工領域の一ポイントに対する照射可能領域の寸法、例えば1辺の長さを入力して、角錐を形成することとなる。1辺の長さは、前述の半径rの円錐の底面に包含される多角形の辺の長さであれば良い。例えば、半径rの円に内接する正方形の辺の長さを入力することが可能である。また、加工用ビーム照射装置104内の反射ミラー11をX方向及びY方向へスキャン可能な最大範囲の四角形が前述の円錐底面に包含されていれば、当該四角形を底面とする円錐を求めることにしても良い。
[実施形態2]
実施形態1では加工用ビームの焦点距離が固定されている場合に照射可能領域をどのように求めるかについて説明したが、本実施形態では、加工用ビームの焦点距離を所定の範囲で可変できる場合に照射可能領域をどのように求めるかについて説明する。
前提として使用されるレーザー溶接ロボット101は図1と同一であるのでその説明は省略する。
図1のレーザー溶接ロボット101において、ある1つの溶接ポイントに対して焦点距離をF1とF2との間で無段階に変更して、加工用ビームを照射することができる領域は、次のような領域である。
図15に示すように、加工用ビームの照射可能角度がθ°であり、X−Y方向に円状に加工用ビームのスキャンが可能であったとすると、加工用ビームは図示されている円錐状にスキャンすることができ、その照射可能領域は、焦点距離がF2のときの円錐240と焦点距離がF1のときの円錐250の両方の円錐の底面で囲まれる三次元領域260となる。
この照射可能領域を作成するために、シミュレーション装置150の入力装置155から、図16のフローチャートに示すように、加工用ビーム照射装置104から照射される加工用ビームの最短焦点距離F2と最長焦点距離F1とが入力され(S41、S42)、また、最長焦点距離F1のときのワークの加工領域の一ポイントに対する照射可能領域の寸法、具体的には照射可能領域の半径rが入力される(S43)。照射可能領域の半径rは、加工用ビーム照射装置104から照射することのできる加工用ビームの照射可能角度θ°と加工用ビームの最大焦点距離F1とから求めることができる。
次に、シミュレーション装置150の演算装置165は、S字形状の加工領域の一ポイントA0を頂点として(図7参照)、加工領域の一ポイントA0から加工用ビームの最大焦点距離F1分離れたポイントを含む照射可能領域を底面とする図15に示したような円錐250を形成する(S44)。そしてこれを基準フレームAとする(S45)。
次に、演算装置165は、S字形状の加工領域の一ポイントA0を頂点として、加工領域の一ポイントA0から加工用ビームの最小焦点距離F2分離れたポイントを含むポイント照射可能領域を底面とする図15に示したような円錐240を形成する(S46)。そしてこれを基準フレームBとする(S47)。
以上の手順で作成した円錐240、250は、例えば、図17に示すように、ワーク300の加工領域の1つのポイント(図7のA0)に配置される。本実施形態でも加工領域の形状は図7に示したようにS字形状となっている。加工領域の1つのポイントA0には、二種類の円錐250、240の頂点が来るように配置される。なお、本実施形態ではS字形状の加工領域を例示しているが、加工領域の形状はS字形状に限らず、連続した直線または曲線で構成されている、あるいは、連続した直線および曲線で構成されている、開放されているまたは閉じられている形状であればどのような形状であっても本発明は適用可能である。例えば、加工領域の形状としては8の字状、I字状、L字状、コの字状など種々の形状が考えられる。
次に、実施形態1の図9のフローチャートに示したように、シミュレーション装置150の入力装置155から分解能として距離が入力される。分解能が入力されたら、図15に示したような二種類の円錐240、250を、分解能ごとに溶接開始点A1まで作成する。つまり、図7の加工領域の1つのポイントA0から溶接開始点方向に分解能分ずらして溶接開始点A1まで二種類の円錐240、250を作成する。1つのポイントに対する2種類の円錐は1つのフレームとして記憶装置160に記憶される。さらに、二種類の円錐240、250を、分解能ごとに溶接完了点A2まで作成する。つまり、図7の加工領域の1つのポイントA0から分解能分ずらして溶接完了点A2まで二種類の円錐240、250を作成する。
1つずつのフレームとして作成された複数の円錐は、分解能ごとにずらして溶接開始点A1から溶接完了点A2まで配置される。
この処理が終了すると、溶接開始点A1上から二種類の円錐240、250が複数、ワークの加工領域の形状に沿って図18に示すように配置されることになる。なお、ポイント照射可能領域を底面とする二種類の円錐240、250は、図18に示すようにワークの加工領域の一ポイントに対して鉛直な方向に配置される。
そして、図19のフローチャートに示すように、図20(A)に示されているように配置された二種類の円錐の複数の集合から図20(B)に示すように、重なっていない部分のみを抜き出し、それをシミュレーション装置150のディスプレイ170によって図2
1に示すように表示する(S51、S52)。抽出された二種類の円錐の底面で挟まれた部分の三次元領域260は1つの加工領域に対する照射可能領域となる。
このように、加工用ビームの焦点距離を可変することができる場合には、照射可能領域は、加工用ビームの焦点距離に関する照射可能範囲のみを錐体から抽出することによって認識することができる。
求めた照射可能領域内に加工用ビーム照射装置104の照射ポイントを位置させておけば、加工用ビーム照射装置104の位置を移動させることなく、加工用ビーム照射装置104で加工用ビームの焦点を調整し、加工用ビームをスキャンするだけで、S字形状の加工領域に対して溶接をすることができる。
さらに、ワークに複数の加工領域が設定されている場合には、シミュレーション装置150の演算装置165は、図22に示すフローチャートのように、1つの加工領域に対して照射可能領域を求める以上の処理をワークに設定されている全ての加工領域に対して行なって、各加工領域に対して形成された照射可能領域をさらに配置させる(S61〜S63)。
S61〜S63までの処理が、図21に示したワークの全ての加工領域に対して行なわれた場合、図23に示すようにそれぞれの加工領域に対して、それぞれの照射可能領域がワーク上に並べられることになる。
[実施形態3]
実施形態1および実施形態2では障害物を考慮せずに加工用ビームの照射可能領域を認識するようにしたが、本実施形態では、加工用ビーム照射装置104と加工領域との間に、加工用ビームを遮る障害物が存在している場合の照射可能領域の作成方法について説明する。
前提として使用されるレーザー溶接ロボット101は図1と同一であるのでその説明は省略する。また、障害物を考慮する以前の溶接可能領域は、実施形態2で説明した三次元の溶接可能領域を前提とするので、その溶接可能領域を作成する手順の説明は簡略化して説明する。
シミュレーション装置150により、図24のフローチャートに示すように、ワークに設定されている加工領域が選択され(S71)、シミュレーション装置150に加工用ビーム照射装置104から照射される最短焦点距離F2と最長焦点距離F1とが入力される(S72)。次に、最長焦点距離F1のときのワークの加工領域の一ポイントに対する照射可能領域の半径rが入力される(S73)。次に、シミュレーション装置150は、S字形状の加工領域の一ポイントA0を頂点として、加工領域の一ポイントA0から加工用ビームの最大焦点距離F1分離れたポイントを含むポイント照射可能領域を底面とする図15に示したような円錐250を形成する。シミュレーション装置150は、S字形状の加工領域の一ポイントA0を頂点として、加工領域の一ポイントA0から加工用ビームの最小焦点距離F2分離れたポイントを含む照射可能領域を底面とする図15に示したような円錐240を形成する(S75)。加工領域の一ポイントに、作成された円錐240、250と同一の広がりを持つ光源を仮想的に配置する(S76)。次に、円錐240、250と同一の底面を、その光源によって仮想的に配置された円錐から形成する(S77)。その場合、光源からの光が遮られる障害物270が図25に示すように存在している場合には、光源によって仮想的に配置された円錐の底面に図26に示すような影280ができる。この影280は平面としてモデル化される(S78)。次に、モデル化された影280を溶接点基準に向かって、具体的にはZ軸に沿って図示する下方向にすらして引き伸ばす。これによって図27(B)に示すように、障害物270によって一部が欠落された円錐
290が形成される(S79)。
さらに具体的に説明すると、図28(A)に示すように、ワークに設定されている加工領域の近辺に障害物270が有ると、加工領域から放射した角錐状に広がる光の一部は個の障害物270によって遮られる。そのため、角錐の底面は完全な四角形にならずに、障害物270の影響を受けて、図28(B)に示すように角錐の底面は台形状になる。
次に、実施形態1の図9のフローチャートに示したように、シミュレーション装置150に分解能が入力される。分解能が入力されたら、円錐を分解能分ずらして、分解能分ごとに、加工領域の形状に沿って配置する。この処理が終了すると、例えば、図27(A)に示すように、障害物270の影響を受けた一部が欠落した円錐290と障害物270の影響を受けていない円錐とを図27(B)のように合成して三次元領域310を形成し、それをシミュレーション装置150のディスプレイ170に表示する。合成された三次元領域310は、障害物270を回避して1つの加工領域を照射することができる照射可能領域となる。すなわち、この照射可能領域内(三次元形状中)に、加工用ビーム照射装置104の照射ポイントを位置させていれば、加工用ビーム照射装置104で加工用ビームの焦点を調整し、加工用ビームをスキャンするだけで、S字形状の加工領域に対して加工用ビーム照射装置104の位置を移動させることなく溶接することができることになる。
さらに、ワークに複数の加工領域が設定されている場合には、以上の処理をワークに設定されている全ての加工領域に対して行なって、各加工領域に対して形成された照射可能領域をさらに配置させる。図29では、円錐ではなく、角錐を配置させているが、以上の処理が行なわれると、図29に示すように複数の三次元の加工領域がワーク上に並べられることになる。
ここまでの処理では、各加工領域においてどの位置から加工用ビームを照射すればよいのかが認識されたことになるが、ここまでの処理だけでは、ワークの全体に散らばっている加工領域の全てを効率的に溶接する経路までは知ることができない。
[実施形態4]
本実施形態は、ワークの全体に散らばっている加工領域から全ての加工領域を効率的に溶接するために最低限必要となる図30に示すような領域を抽出するための手順を示している。この手順を図31に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、図32のように並んだ全ての照射可能領域に処理順序番号を付加する。例えば、図32Aに示すように、照射可能領域Aには1を、照射可能領域Bには2を、という具合に照射可能領域Fまで1〜6の番号を付ける(S81)。
そして、カウンタnの値を1に設定する(S82)。次に、カウンタnの値が最終番号の6であるか否かが判断され(S83)、カウンタmの値を2に設定する(S84)。次に、カウンタnの値が1の領域と2の領域とが重なっているか否かが判断される。つまり図32Bに示す照射可能領域Aと照射可能領域Bとの領域が重なっているかが判断される(S85)。二つの領域が重なっている場合には、図32Cに示すようなAB領域を作成する(S86)。作成したそのモデルに打点番号を付加する。図32Cに示すように、AB領域には1の打点番号を付加する(S87)。次に、カウンタmの値を3に設定し(S88)、カウンタmの値が最終打点番号6よりも大きいか否かが判断される(S89)。カウンタmの値が最終打点番号6よりも大きければ、カウンタnの値を2に設定して、以上の処理をカウンタnの値が6になるまで繰り返す(S90)。
つまり、以上の処理で、例えば32Aに示されているような照射可能領域A〜Fのそれぞれの照射可能領域に番号を付して、図32Bに示すような照射可能領域A〜Fの配置から2つの領域がそれぞれ重なっている部分を取り出して、図32Cに示すような領域を作
成し、さらにそれらの領域で2つの領域がそれぞれ重なっている部分を取り出して、図32Dに示すような領域を作成し、最後に、さらにそれらの領域で2つの領域がそれぞれ重なっている部分を取り出して、図32Eに示すようなそれぞれが独立した領域を作成する。
独立した領域をどのような順番で優先順位を与えるのかを、図31を参照しながら説明する。
まず、領域への割り当ては、溶接可能領域数の少ないもの、領域への割り当て数の少ないもの、領域の面積の大きいものから順番に優先順位を決める。図32Eを見ると、1つの領域はABC3つの領域数を持ち、もう1つの領域はACD3つの領域数を持ち、もう1つの領域はBCE3つの領域数を持ち、もう1つの領域はFのみの領域を持っている。この状態は図33(A)の表のように表される。(A)の表を見ると、領域D、E、Fは1つの領域でしか溶接を行うことができないことがわかる。したがって、図(B)に示すように、ACD領域、BCE領域、F領域に割り当て数を1つ与える。(A)の表を見ると、次に領域数が少ないのはA領域であるので、図(C)に示すように、まだ割り当てられていないABC領域に割り当て数を1つ与える。次に、(A)の表を見ると、次に領域数が少ないのはB領域であり、ABC領域かBCE領域で溶接をすることができるが、ABC領域とBCE領域を比較すると、BCE領域の方の面積が大きいので、図(D)に示すように、BCE領域に割り当て数を1つ与える。最後に、C領域であるが、割り当て数の少ないABC領域とACD領域で溶接をすることができるが、ABC領域とACD領域を比較すると、ABC領域の方の面積が大きいので、図(E)に示すように、ABC領域に割り当て数を1つ与える。
溶接の経路を考えるときには、図31(E)に示す結果を見てどのような経路を辿れば効率的に溶接ができるのかは、作業者がシミュレーション結果を見て考える。
[実施形態5]
上記した方法では、溶接の経路はシミュレーションの結果を見て、作業者が考えなければならず、作成された経路も作業者の熟練の程度によっては、必ずしも最適な経路であるとは言えない場合が生じ得る。
本実施形態では、図30のように点在している照射可能領域を効率的な経路に沿って溶接することができるようにするために、レーザー溶接ロボット101の原点から照射可能領域までの最短点、その最短点から次の照射可能領域までの最短点を次々と結んでいくことによって、最適な移動経路を自動的に設定できるようにする方法を提供するものである。
実施形態1〜実施形態3に示したような加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法を実施して、あるワークに対して最終的に得られた照射可能領域が図34に示すような領域A〜領域Fであったとする。この場合、本発明に係る加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法では、次のようにして加工用ビーム照射装置104(図1参照)の移動経路を自動的に設定していく。
図35は、図34に示した照射可能領域に対して移動経路を設定する場合の説明に供する図である。また、図36は、本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法の手順を示す動作フローチャートである。
シミュレーション装置150の演算装置165は、図35に示すように、レーザー溶接ロボット101の原点P0を認識して、その原点P0から照射可能領域であるA領域までの最短点(原点から最短距離にある点)PAを求める(S100)。次に、A領域に設定
した最短点PAからB領域までの最短点PBを求める(S101)。そして、B領域に設定した最短点PBからC領域までの最短点PCを求める(S102)。次に、C領域に設定した最短点PCからD領域までの最短点PDを求める(S103)。そして、D領域に設定した最短点PDからE領域までの最短点PEを求める(S104)。次に、E領域に設定した最短点PEからF領域までの最短点PFを求める(S105)。最後に、レーザー溶接ロボット101の原点P0から、PA、PB、PC、PD、PF、P0を結んで最適な経路を作成する(S106)。
以上の例では、移動経路の作成を右回りに行なったが、もちろん左回りで行なうことも可能である。
このように、レーザー溶接ロボット101の原点から照射可能領域までの最短点、その最短点から次の照射可能領域までの最短点を次々と結んでいくことによって、最適な移動経路を自動的に設定できることになる。なお、上記の例では、照射可能領域が2次元の平面である場合について述べたが、実際に求められる照射可能領域は3次元の立体形状であるので、レーザー溶接ロボット101の原点から照射可能領域までの最短点、その最短点から次の照射可能領域までの最短点は、3次元的に求められる。
以上説明したように、加工用ビームの焦点距離と加工用ビームの照射方向とが変更できる構造を持つ加工用ビーム照射装置をロボットに取り付けると、ある任意の位置の溶接可能領域(照射範囲)は立方体に近い領域となる。この領域に入っている溶接打点は加工用ビーム照射装置で焦点距離および照射方向を変更するだけで溶接が可能となる。一般的には、ロボットが動作して加工用ビームを走査する時間よりも加工用ビーム照射装置の反射鏡を動作させて加工用ビームをスキャンする時間の方がはるかに短くて済むことから、全体として溶接のサイクルタイムが短縮化されることになる。また、加工用ビーム照射装置の反射鏡がロボット本体軸の動作と同期して動作するようにすることにより、ロボット本体軸を停止させることなく連続的に溶接が可能となるためさらにサイクルタイムは飛躍的に向上する。
レーザービーム溶接ロボットの動作を実機でティーチングする場合には、加工用ビームの照射範囲が三次元で存在し、実際の設備にはクランプなどの遮蔽物があり、照射範囲を正確に認識することなど不可能であったため、溶接打点が照射範囲にあるかどうかの判断が困難であった。また、仮に照射範囲に入っていたとしても、溶接するためには加工用ビームの照射角度を考慮する必要があるので、試行錯誤しながらティーチングをしなければならなかったが、本発明を適用することによって、加工用ビームの照射角度を考慮することなく、照射ポイントを溶接可能領域に設定するだけで、最適な溶接経路と照射ポイントを容易に見つけ出すことができる。
なお、以上の実施形態では、ビーム加工として加工用ビーム溶接の例を示したが、これに限らず、例えば、加工用ビーム孔明け加工や加工用ビーム切断加工に対しても本願発明は適用可能である。
本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法は、例えば、レーザービーム溶接の分野で利用することができる。
レーザー溶接ロボットの構成図である。 レーザー溶接ロボットが備える加工用ビーム照射装置の構造図である。 本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法を実施し、照射可能領域認識装置を構成し、加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法を実施するシミュレーション装置のブロック図である。 加工用ビームのスキャン領域を示す図である。 図4に示す円錐を作成するための手順を示すフローチャートである。 作成された円錐をワークに配置した状態を示した図である。 加工領域の形状の一例を示す図である。 分解能の説明に供する図である。 加工領域の形状に沿って照射可能領域を作成するための手順を示すフローチャートである。 照射可能領域を示す円錐を加工領域の形状に沿って配置した状態を示す図である。 照射可能領域を示す円錐を加工領域に沿って作成する手順を示すフローチャートである。 照射可能領域を合成して照射可能領域を作成する手順を示す図である。 作成された円錐を合成して照射可能領域を作成する手順を示すフローチャートである。 ワークに設定されている全ての加工領域に照射可能領域を配置した状態を示す図である。 加工用ビームの焦点を最大と最小に変えた場合のスキャン範囲を示す図である。 図15に示す焦点の異なる2種類の円錐を作成するための手順を示すフローチャートである。 作成された2種類の円錐をワークに配置した状態を示した図である。 照射可能領域を示す2種類の円錐を加工領域に沿って配置した状態を示す図である。 照射可能領域を合成して照射可能領域を作成する手順を示すフローチャートである。 照射可能領域が異なる二種類の円錐から照射可能領域を抽出する手順を示す図である。 抽出した照射可能領域をワークに配置した状態を示した図である。 照射可能領域を示す円錐を加工領域に沿って配置する手順を示すフローチャートである。 ワークに設定されている全ての加工領域に三次元の照射可能領域を配置した状態を示す図である。 障害物が考慮された照射可能領域を合成して照射可能領域を作成する手順を示すフローチャートである。 障害物が考慮された照射可能領域の説明に供する図である。 障害物が考慮された照射可能領域の説明に供する図である。 障害物が考慮された照射可能領域を抽出して照射可能領域を作成する手順を示す図である。 障害物が考慮された照射可能領域の説明に供する図である。 抽出した照射可能領域をワークに配置した状態を示した図である。 抽出したポイント照射可能領域から最適なポイント照射可能領域のみを求めた結果を示す図である。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順を示すフローチャートである。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順の説明に供する図である。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順の説明に供する図である。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順の説明に供する図である。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順の説明に供する図である。 図30に示す最適な照射可能領域のみを求めるための手順の説明に供する図である。 図32Eに示した照射可能領域の優先順位を求めるための手順の説明に供する図である。 最終的に得られた照射可能領域の一例を示す図である。 図34に示した照射可能領域に対して移動経路を設定する場合の説明に供する図である。 本発明に係る加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法の手順を示す動作フローチャートである。
符号の説明
101 レーザー溶接ロボット、
102 加工用ビーム出力装置、
104 加工用ビーム照射装置、
150 シミュレーション装置、
200、240、250、290、295 円錐、
210 円錐の底面、
260、310 三次元領域、
270 障害物、
280 影、
300 ワーク。

Claims (21)

  1. 加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置の照射可能領域を認識する方法であって、
    前記ワークに設定された加工領域の一ポイントから前記加工用ビームの焦点距離だけ離れた位置に、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記加工領域の一ポイントを照射することが可能な前記焦点距離に対応した照射可能領域を設定し、前記加工領域の一ポイントに対する照射可能領域を認識することを特徴とする加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  2. さらに、前記照射可能領域は前記加工領域の形状に沿って複数形成され、形成された複数の照射可能領域を合成することによって前記加工領域全体に対する照射可能領域を認識することを特徴とする請求項1に記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  3. 前記照射可能領域は、前記加工用ビームが障害物の存在により照射することができない照射不能範囲を前記照射可能領域から除外することによって認識することを特徴とする請求項1または2に記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  4. 前記ワークに複数の加工領域が設定されている場合には、請求項2または請求項3に記載した加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法を用いて、それぞれの加工領域に対する前記加工用ビーム照射装置の照射可能領域を認識することを特徴とする加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  5. 前記加工領域の形状は、連続した直線または曲線で構成されている、あるいは、連続した直線と曲線で構成されている、開放されている、または閉じられている形状であることを特徴とする請求項1、2または4のいずれかに記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  6. 加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置の照射領域を認識する方法であって、
    前記ワークに設定された加工領域の一ポイントから前記加工用ビームの焦点距離だけ離れた位置に、前記加工領域の一ポイントを頂点として鉛直方向に形成され前記焦点距離を高さとする錐体の底面に包含される面を照射可能領域として設定し、前記底面は前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記頂点を照射することが可能な角度範囲と前記焦点距離とに基づいて求められることを特徴とする加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  7. 前記照射可能領域は、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記頂点を照射することが可能な角度範囲と前記焦点距離とに基づいて求められる円錐の底面であることを特徴とする請求項6に記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  8. 前記照射可能領域は、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記頂点を照射することが可能な角度範囲と前記焦点距離とに基づいて求められる円錐の底面に内接する多角形であることを特徴とする請求項6に記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  9. 前記加工用ビームの最長焦点距離および最短焦点距離に対応して前記底面を2面設定し、前記照射可能領域はそれら底面により囲まれる錐体であることを特徴とする請求項6に記載の加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法。
  10. 加工用ビーム照射装置から照射される加工用ビームの照射可能領域を認識するための照射可能領域認識装置であって、
    前記加工用ビームの焦点距離と照射可能領域の寸法を入力する入力手段と、
    入力された焦点距離と照射可能領域の寸法に基づいて、前記ワークに設定された加工領域の一ポイントから焦点距離分離れた位置に前記照射可能領域を形成する演算手段と、
    を備えることを特徴とする照射可能領域認識装置。
  11. 前記演算手段は、前記加工領域の一ポイントに対応した前記照射可能領域を前記加工領域の形状に沿って複数形成し、形成した複数の前記照射可能領域を合成することによって前記加工領域全体に対する照射可能領域を認識することを特徴とする請求項10に記載の照射可能領域認識装置。
  12. 前記入力手段は、さらに前記加工用ビームの最長焦点距離と最短焦点距離とを入力し、
    前記演算手段は、請求項11において合成された複数の照射可能領域から前記最長焦点距離と最短焦点距離とに挟まれた部分を抽出することによって前記加工領域全体に対する照射可能領域を認識することを特徴とする請求項11に記載の照射可能領域認識装置。
  13. 前記入力手段は、さらに前記加工用ビームが障害物により遮られる領域を入力し、
    前記演算手段は、請求項12において抽出された前記加工領域全体に対する照射可能領域から前記加工用ビームが障害物により遮られる領域を除いて前記加工用ビームが実質的に照射可能な照射可能領域を認識することを特徴とする請求項12に記載の照射可能領域認識装置。
  14. 前記演算手段は、前記加工領域の一ポイントを頂点として鉛直方向に形成され前記焦点距離を高さとする錐体の底面に包含される面を前記照射可能領域として演算し、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記頂点を照射することが可能な角度範囲と前記焦点距離とに基づいて前記底面を求めることを特徴とする請求項10に記載の照射可能領域認識装置。
  15. 加工用ビームの照射方向が変更可能な加工用ビーム照射装置を所定の経路で移動させてワークの加工を行う際に、予め前記加工用ビーム照射装置の移動経路を設定するための方法であって、
    前記加工用ビーム照射装置から照射される前記加工用ビームによって前記ワークの加工が行われる加工領域の一ポイントから前記加工用ビームの焦点距離だけ離れた位置に、前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記加工領域の一ポイントを照射することが可能な前記焦点距離に対応した照射可能領域を設定し、前記照射可能領域内で前記加工用ビーム照射装置の移動経路を設定するようにしたことを特徴とする加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  16. 前記加工用ビーム照射装置は、加工用ビーム出力装置が備える発振器から出力された加工用ビームの焦点を所定の範囲内で変更可能であり、最長焦点距離および最短焦点距離に応じた前記錐体と前記焦点の変更可能範囲とを合成した領域を求め、
    求めた領域内で前記加工用ビーム照射領域の移動経路を設定するようにしたことを特徴とする請求項15に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  17. 前記照射可能領域は、前記加工領域の一ポイントを頂点として鉛直方向に形成され前記焦点距離を高さとする錐体の底面に包含される面であり、前記底面は前記加工用ビーム照射装置を移動させても前記頂点を照射することが可能な角度範囲と前記焦点距離とに基づいて求められることを特徴とする請求項14に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  18. 前記加工用ビーム照射装置は、前記加工用ビーム照射装置を移動させるロボットハンドに設けられ、前記加工ビームの照射方向は、前記発信器から出力された加工用ビームを前記加工用ビーム照射装置が備える反射鏡の移動によって変更するようにしたことを特徴とする請求項15に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  19. 前記照射可能領域は、前記ワークの加工箇所に対応して複数設けられ、前記加工用ビーム照射装置の移動経路は、前記錐体のそれぞれの面積に基づいて設定されることを特徴とする請求項15に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  20. 前記照射可能領域は、前記ワークの加工箇所に対応して複数設けられ、前記加工用ビーム照射装置の移動経路は、各錐体相互間の距離に基づいて設定されることを特徴とする請求項15に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
  21. 前記加工用ビーム照射装置の移動経路は、点在する加工箇所を右回り方向または左回り方向に辿って移動経路を設定していくことを特徴とする請求項19または20に記載の加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法。
JP2007050508A 2006-04-24 2007-02-28 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法 Expired - Fee Related JP4175422B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007050508A JP4175422B2 (ja) 2006-04-24 2007-02-28 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法
EP07106562A EP1849553B1 (en) 2006-04-24 2007-04-20 Improvements in or Relating to Beam Irradiating Devices
US11/790,004 US9050687B2 (en) 2006-04-24 2007-04-23 Apparatus and method for recognizing irradiation-enabled area of beam irradiating device and for establishing a moving path of the device
KR1020070039689A KR100999303B1 (ko) 2006-04-24 2007-04-24 가공용 빔 조사 장치의 조사 가능 영역 인식 방법 및 조사가능 영역 인식 장치 및 가공용 빔 조사 장치의 이동 경로설정 방법

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006119509 2006-04-24
JP2007050508A JP4175422B2 (ja) 2006-04-24 2007-02-28 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007313561A true JP2007313561A (ja) 2007-12-06
JP4175422B2 JP4175422B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=38283013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007050508A Expired - Fee Related JP4175422B2 (ja) 2006-04-24 2007-02-28 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9050687B2 (ja)
EP (1) EP1849553B1 (ja)
JP (1) JP4175422B2 (ja)
KR (1) KR100999303B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041980A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 General Electric Co <Ge> レーザ衝撃ピーニング加工法のアクセス可能性を決定するための方法
JP2012218029A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2012228711A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Toyota Auto Body Co Ltd レーザー加工ロボットシステム
JP2018097810A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 ファナック株式会社 ロボットおよびレーザスキャナの動作を学習する機械学習装置,ロボットシステムおよび機械学習方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008042612A1 (de) * 2008-10-06 2010-04-08 Kuka Roboter Gmbh Industrieroboter und Bahnplanungsverfahren zum Steuern der Bewegung eines Industrieroboters
JP4951722B2 (ja) 2010-07-27 2012-06-13 パナソニック株式会社 移動経路探索装置および移動経路探索方法
JP5338890B2 (ja) * 2011-12-15 2013-11-13 Jfeスチール株式会社 レーザ溶接の溶接位置検出装置および溶接位置検出方法
USD756826S1 (en) * 2014-03-02 2016-05-24 Durex International Corp. Electronic controller module
US20220080519A1 (en) * 2020-09-16 2022-03-17 T Bailey, Inc. Welding tracking and/or motion system, device and/or process

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2064004A1 (en) * 1990-05-23 1991-11-24 Shigeki Fujinaga Laser robot and method of controlling same, and light beam deflector and control signal generator therefor
US6224312B1 (en) * 1996-11-18 2001-05-01 Applied Materials, Inc. Optimal trajectory robot motion
JP3781557B2 (ja) * 1998-06-24 2006-05-31 本田技研工業株式会社 物品の最適移送経路決定方法
JP4273542B2 (ja) 1998-09-08 2009-06-03 トヨタ自動車株式会社 レーザー溶接方法
DE10053742C5 (de) 2000-10-30 2006-06-08 Concept Laser Gmbh Vorrichtung zum Sintern, Abtragen und/oder Beschriften mittels elektromagnetischer gebündelter Strahlung sowie Verfahren zum Betrieb der Vorrichtung
WO2003014852A1 (de) * 2001-08-03 2003-02-20 Siemens Aktiengesellschaft Planung einer erweiterten bahn für eine autonome mobile einheit zum späteren ab fahren temporär versperrter bahnbereiche
DE10255037A1 (de) 2002-11-26 2004-06-09 Kuka Roboter Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Bearbeiten eines Werkstücks
EP1587650B1 (en) * 2003-01-31 2018-08-29 Thermo CRS Ltd. Syntactic inferential motion planning method for robotic systems
DE102004011769B3 (de) * 2004-03-09 2005-08-18 Kuka Schweissanlagen Gmbh Verfahren zum Laserbearbeiten und Lasereinrichtung
ITTO20040361A1 (it) 2004-05-28 2004-08-28 Comau Spa Metodo e dispositivo per saldatura laser remota mediante robot, con controllo semplificato della direzione di focalizzazione del fascio laser.
JP4792740B2 (ja) 2004-12-16 2011-10-12 日産自動車株式会社 レーザ溶接の制御装置および制御方法
US20070012665A1 (en) * 2005-07-12 2007-01-18 Hewlett-Packard Development Company Lp Laser ablation
JP4171488B2 (ja) * 2005-12-16 2008-10-22 ファナック株式会社 オフラインプログラミング装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041980A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 General Electric Co <Ge> レーザ衝撃ピーニング加工法のアクセス可能性を決定するための方法
JP2012218029A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2012228711A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Toyota Auto Body Co Ltd レーザー加工ロボットシステム
JP2018097810A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 ファナック株式会社 ロボットおよびレーザスキャナの動作を学習する機械学習装置,ロボットシステムおよび機械学習方法
US10780577B2 (en) 2016-12-16 2020-09-22 Fanuc Corporation Machine learning device, robot system, and machine learning method for learning operations of robot and laser scanner

Also Published As

Publication number Publication date
US20070278426A1 (en) 2007-12-06
KR100999303B1 (ko) 2010-12-08
KR20070104859A (ko) 2007-10-29
JP4175422B2 (ja) 2008-11-05
EP1849553B1 (en) 2011-08-10
EP1849553A1 (en) 2007-10-31
US9050687B2 (en) 2015-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4175422B2 (ja) 加工用ビーム照射装置の照射可能領域認識方法および照射可能領域認識装置並びに加工用ビーム照射装置の移動経路設定方法
JP6836558B2 (ja) レーザ加工のための教示装置
JP5155598B2 (ja) 重ねレーザ溶接方法および装置
JPWO2016021586A1 (ja) レーザ溶接装置及びレーザ溶接方法
US10576579B2 (en) Laser machining apparatus that machines surface of workpiece by irradiating laser beam thereon
WO2018173656A1 (ja) 溶接パス情報の取得方法および溶接ロボットシステム
CN113118675A (zh) 一种基于移动平台的机器人焊接系统任务分配与路径规划方法
JP2016150384A (ja) レーザー溶接システム及びレーザー溶接方法
JP2016150363A (ja) レーザ溶接方法
JP5061640B2 (ja) レーザ溶接装置、レーザ溶接方法
CN100562877C (zh) 可照射区域识别方法和装置以及移动路径设定方法
JP5125001B2 (ja) レーザ溶接方法、装置および設備
WO2014203489A1 (ja) 外装缶封口方法及び外装缶封口装置
JP5320682B2 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
EP1671739B1 (en) Laser beam machine
JP2015150655A (ja) レーザ加工パターンの教示方法およびロボットの動作方法
CN111014977A (zh) Smt激光钢网的飞秒激光切割装置及方法
JPS63230287A (ja) レ−ザ加工における加工誤差補正方法
JP3835490B2 (ja) 切断加工における製品部分の判定方法
JPS61145883A (ja) レ−ザ加工装置
Zaeh et al. Offline concept for optimization of robot paths for remote laser welding without scanners
CN111164525B (zh) 程序生成装置、焊接系统以及程序生成方法
Villumsen Process time optimization of robotic remote laser cutting by utilizing customized beam patterns and redundancy space task sequencing
JP2008221223A (ja) レーザ溶接方法およびレーザ溶接装置
JP2017185511A (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071019

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4175422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140829

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees