JP5320682B2 - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置およびレーザ加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5320682B2
JP5320682B2 JP2007072825A JP2007072825A JP5320682B2 JP 5320682 B2 JP5320682 B2 JP 5320682B2 JP 2007072825 A JP2007072825 A JP 2007072825A JP 2007072825 A JP2007072825 A JP 2007072825A JP 5320682 B2 JP5320682 B2 JP 5320682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
shielding plate
processing
slit
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007072825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008229662A (ja
Inventor
剛 坂本
隆久 長谷川
篤志 斎藤
純一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2007072825A priority Critical patent/JP5320682B2/ja
Publication of JP2008229662A publication Critical patent/JP2008229662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5320682B2 publication Critical patent/JP5320682B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、レーザ加工装置およびレーザ加工方法に関する。
近年、レーザ加工として、溶接、切断および孔あけ等が一般的に知られているが、例えば、レーザ溶接においては、溶接の際に発生するスパッタから、レーザ照射装置のレーザ光学系を保護する保護ガラスを保護する技術が用いられている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1では、レーザ光が通過する貫通穴が設けられた保護筒に空気を流通させて、スパッタの保護ガラスへの飛散を防止する技術が提案されている。
また、近年、ロボットを利用した溶接にもレーザ溶接が用いられるようになってきている。このような溶接技術として、ロボットアーム(マニュピレータ)の先端にレーザ光を照射するためのレーザ照射装置を取り付け、ロボットアームで移動させつつ、さらにレーザ照射装置からのレーザ光照射方向をも変えることで、レーザ光を移動させながらあらかじめ決められた溶接点を溶接する技術がある。このような溶接は、ワークとレーザ照射装置の間がこれまでよりも離れていることからリモート溶接と称されている。
特開2005−219108号公報
しかしながら、このようなリモート溶接に、特許文献1に記載されるスパッタを防止する技術を適用すると、リモート溶接ではレーザ光が移動されながら照射されるため、保護筒に設けられるレーザ光を通過させるための開口が大きくなり、保護ガラスへのスパッタの飛散を防止することが困難となる。
そこで本発明は、加工用パターンを描くようにレーザ光を照射するレーザ加工において、レーザ照射装置へのスパッタの飛散を極力少なくすることができるレーザ加工装置およびレーザ加工方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、あらかじめ決められた加工用パターンを描くように被加工部材にレーザ光を照射するレーザ加工装置であって、前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と前記被加工部材との間に配置され、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を有し、前記レーザ照射手段は、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射することを特徴とするレーザ加工装置である。
上記課題を解決するための本発明は、レーザ光の照射方向を変更する反射鏡を備えたレーザ照射手段と、前記レーザ照射手段を移動させる移動手段と、前記レーザ照射手段をあらかじめ教示された移動経路に従って移動させるように前記移動手段を制御するとともに、前記レーザ光があらかじめ決められた加工用パターンを描くように前記反射鏡の動きを制御する加工用制御手段と、前記レーザ照射手段から射出されたレーザ光による加工点における入熱量を前記加工用パターンを描く前記レーザ光の移動位置に応じて変更するレーザ光制御手段と、前記レーザ光が照射される被加工部材を保持する保持手段と、前記保持手段に固定されるとともに前記レーザ照射手段と被加工部材との間に配置され、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を有し、前記レーザ照射手段は、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射すること特徴とするレーザ加工装置である。
また上記課題を解決するための本発明は、あらかじめ決められた加工用パターンを描くようにレーザ光を被加工部材に照射するレーザ加工方法であって、前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と被加工部材との間に、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を配置し、前記レーザ照射手段を用い、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射することを特徴とするレーザ加工方法である。
以上のように構成された本発明によれば、加工用パターンを描くレーザ光の経路に対応する形状のスリットが形成された遮蔽板を有するため、レーザ光を、このスリットを通過させて被加工部材に照射することができ、レーザ照射装置へのスパッタの飛散を極力少なくすることができる。
以下、添付した図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されるレーザ加工システムの概略構成図であり、図2はこのレーザ加工システム内のレーザ照射装置の内部構造図であり、図3はこのレーザ加工システム内のレーザ発振器の内部構造図である。
図1に示すレーザ加工システムは、加工対象物としての被加工部材であるワークWに、ワークW上に位置されるレーザ照射装置3からレーザ光100を照射することによって、直接ワークWに触れることなくワークWの加工を行うものである。
図示するレーザ加工システムは、ロボット1(移動手段)と、ロボット1のアーム2の先端に取り付けられ、レーザ光100を照射するレーザ照射装置3(レーザ照射手段)と、レーザ光を発生させるレーザ発振器5と、レーザ発振器5からレーザ照射装置3までレーザ光を導く光ファイバーケーブル6と、ロボット1およびレーザ照射装置3の動作を制御するロボット制御装置7(加工用制御手段およびレーザ光制御手段)と、ロボット制御装置7に各種の指示を送るティーチボックス8と、ワークWを把持する少なくとも1つのクランプ31(保持手段)と、加工の際のスパッタSの飛散を遮蔽する少なくとも1つの遮蔽板32とから構成される。また、このシステムは、後述する教示データ及び加工用パターンデータをCADシステム9から取得することができるようになっている。なお、このCADシステム9は、常時接続されている必要はない。
ロボット1は一般的な多軸ロボットであり、教示作業によって与えられた経路データに従ってアーム2が駆動され、レーザ照射装置3を3次元のさまざまな位置および方向に移動させることができる。レーザ発振器5にはYAGレーザが用いられ、レーザ発振器5で発生されたレーザ光は光ファイバーケーブル6によってレーザ照射装置3に導かれる。
レーザ照射装置3は導かれたレーザ光を内蔵した反射ミラー11(反射鏡)で反射し、ワークWの加工打点(以下、加工点と称する)に対して強力なレーザ光100を走査する。走査されたレーザ光100は加工点上に照射され、レーザ照射装置3が走査した形状に従って加工点の加工(溶接ビードの形成)が行われる。
ロボット制御装置7はロボット1の姿勢を認識しながらロボット1の動作を制御するとともに、レーザ光の照射方向を変更し走査するためにレーザ照射装置3の制御(反射ミラー11の制御)も行っている。この反射ミラー11の制御は、後述する容易あらかじめ決められた加工用パターンを描くように行われる。また、ロボット制御装置7はレーザ発振器5からのレーザ出力のON、OFFも制御している。
レーザ照射装置3は、入力されたレーザ光および可視レーザ光(可視光)の照射方向を自在に変更できるように構成されている。すなわち、レーザ照射装置3は、図2に示すように、光ファイバーケーブル6によって導かれたレーザ光100を、加工点に向けて照射するための反射ミラー11(反射鏡)と、反射ミラー11を回動させるモータ16および17およびレンズ群12とを有している。
反射ミラー11は、鏡面を通る垂直な軸線をZ軸とし、Z軸と直交するX軸およびY軸をそれぞれ中心として独立に回動自在に支持されている。モータ16およびモータ17は、それぞれのモータの回動位置の合成によって、反射ミラー11の向きを3次元方向に変える。したがって、反射ミラー11は、光ファイバーケーブル6から入射されるレーザ光を3次元方向に放射自在に取り付けられている。反射ミラー11を3次元方向に回動させることによって、ワークW上に設定されている加工点に所定の形状となる走査パターン(加工用パターン)を描かせることができる。
また、この反射ミラー11の移動速度(回動速度)によって入熱量の調節も行うことができる。すなわち、反射ミラー11の移動によって加工用パターンを描くレーザ光の移動速度を遅くすれば、加工点では単位時間当たりのレーザ光の入射量が多くなり、加工点における入熱量が高くなる。一方、これを速くすれば、単位時間当たりのレーザ光の入射量が少なくなって、加工点における入熱量は低くなる。
反射ミラー11の移動速度の変更によるレーザ光強度の変更は、ロボット制御装置7からの指示によって行われる。このレーザ光強度の変更指示は、あらかじめ加工用パターンの位置に応じて行われる(詳細後述)。
レンズ群12は、光ファイバーケーブル6の端部から放射されたレーザ光を平行光にするためのコリメートレンズ121と平行光となったレーザ光100をワークW上で集光させるための集光レンズ122から構成される。そして、集光レンズ122の位置を変えることでレーザ照射装置3は加工点から反射ミラー11までの距離に応じてレーザ光が商店を結ぶ位置を変更する。なお、このような焦点位置の変更(集光レンズ位置の変更動作)は、ロボットによる移動経路の教示と共にあらかじめ教示される。
レーザ発振器5内部は、図3に示すように、YAGレーザの発振源501の他に、半導体レーザなどによる可視レーザ光発振源502が備えられている。可視レーザ光発振源502は、たとえば、レーザ照射位置の確認などに使用される。可視光を出すか加工用のレーザ光を出すかは、レーザ発振器5内部の切り替えミラー503によって切り替えられている。すなわち、切り替えミラー503が実線の位置のときは、YAGレーザ光が光ファイバーケーブル6へ出力され、点線の位置のときには可視レーザ光が光ファイバーケーブル6へ出力される。
この切り替えミラー503の切り替えはロボット制御装置7からの指示または手動によって行われる。
また、レーザ発振器5から出力されるレーザ光の強度は、ロボット制御装置7からの指示によって変更される。このレーザ光強度の変更指示は、あらかじめ加工用パターンの位置に応じて行われる(詳細後述)。
図4は、本実施形態に係るレーザ加工システムの制御系のブロック図である。
ロボット制御装置7は、教示データ記憶部21(教示データ記憶手段)、ロボット制御部22、加工用パターン記憶部23(加工用パターン記憶手段)、加工用パターン生成部24、レーザ光走査制御部25(加工用制御手段およびレーザ光制御手段)を備えている。
教示データ記憶部21は、あらかじめCADシステムを利用したシミュレーションによる教示作業によって教示されたロボット1の動作経路、動作速度、およびワークWの加工点を記憶している。加工点は、ワークWの加工箇所を示し3次元座標によって表されている。なお、教示データはシミュレーションによって教示されたデータではなく、実機を使用した教示データであってもよい。
ロボット制御部22は、教示データに基づいて、ロボット1の各軸モータの回転量を制御し、レーザ照射装置3があらかじめ定められた動作経路で移動して、所定の位置、たとえば、ワークWに設定されている加工点上の決められた位置で順次停止するように制御する。
ロボット制御部22は、ロボット1の各軸モータの回転量(エンコーダ値)に基づいてロボット1の姿勢を認識することもできるようになっている。したがって、ロボット制御部22は、ロボット1の姿勢を認識する姿勢認識部としても機能することになる。また、ロボット制御部22は、認識されているロボットの姿勢に基づいて、レーザ照射装置3がワークWのある加工点に対してレーザ光を照射可能な位置にあるか否かを判断する機能をも備えている。
加工用パターン記憶部23は、レーザ照射装置3により走査されるレーザ光100の加工時の走査パターン(加工用パターン)、および加工用パターンの位置におけるレーザ光強度を記憶している。
加工用パターン記憶部23に記憶しておく加工用パターンは任意の大きさの任意の形状でよい。本実施形態では、たとえば、図5に示すC字形状の加工用パターンを記憶してある。このようなC字形状の加工用パターンは、その縦(加工長さ)が何mm、横(加工幅)が何mmというように、その大きさが加工用パターンの形状の縦と横の大きさとして規定されている。なお、本実施形態では加工用パターンをC字形状として説明するが、図6のような棒形状であっても、図7のようなS字形状であってもよい。なお、加工用パターンはCADで作成されるため、加工用パターン記憶部23にはCADからのデータが記憶されることになる。
ここで、加工用パターンの表現方法を説明しておく。加工用パターンは、加工用パターンに定めた加工点中心座標とその加工点中心座標からのオフセット量で規定された複数の点列座標で構成し、加工点中心座標と点列座標は、ワークWと同一の座標系の座標で表している。
たとえば、加工用パターンが図5に示すようなC字形状である場合、C字形状の加工長さと加工幅は図のように規定されている。C字形状の重心(加工用パターンの中心位置となる)を加工点中心座標(Wxcnt、Wycnt,Wzcnt)とし、この加工点中心座標を原点として、ワークWと同一の座標系(Wx、Wy,Wz)が規定されている。そして、C字形状を構成する80の点列座標(Wxcnt+Wx(0)、Wycnt+Wy(0),Wzcnt+Wz(0))から(Wxcnt+Wx(79)、Wycnt+Wy(79),Wzcnt+Wz(79))は、加工点中心座標からのオフセット量(図示点線で示すベクトル量)として定義されている。このベクトルで示されるオフセット量は、C字形状を構成する各点が加工点中心座標からどの程度離れているのかを示している。なお、オフセット量は、2次元のオフセット量として規定することもできるし、3次元のオフセット量として規定することもできる。
加工用パターンが図6に示すような棒形状である場合、その棒形状の重心を加工点中心座標(Wxcnt、Wycnt,Wzcnt)とし、この加工点中心座標を原点として、ワークWと同一の座標系(Wx、Wy,Wz)が規定されている。そして、棒形状を構成する30の点列座標(Wxcnt+Wx(0)、Wycnt+Wy(0),Wzcnt+Wz(0))から(Wxcnt+Wx(29)、Wycnt+Wy(29),Wzcnt+Wz(29))は、加工点中心座標からのオフセット量(図示点線で示すベクトル量)として定義されている。
さらに、加工用パターンが図7に示すようなS字形状である場合、そのS字形状の重心を加工点中心座標(Wxcnt、Wycnt,Wzcnt)とし、この加工点中心座標を原点として、ワークWと同一の座標系(Wx、Wy,Wz)が規定されている。そして、S字形状を構成する80の点列座標(Wxcnt+Wx(0)、Wycnt+Wy(0),Wzcnt+Wz(0))から(Wxcnt+Wx(79)、Wycnt+Wy(79),Wzcnt+Wz(79))は、加工点中心座標からのオフセット量(図示点線で示すベクトル量)として定義されている。
加工用パターン記憶部23に記憶させる加工用パターンも加工点と同様にCADシステム9(図1参照)によって作成されるが、加工点と加工用パターンとは、CADシステム9によって個別に独立して教示させる。つまり、加工点と加工用パターンとは全く別のデータとして扱えるようになっている。そのため、教示データ記憶部21と加工用パターン記憶部23とは別々に設けている。
加工用パターン生成部24は、加工用パターン記憶部23に記憶されている加工用パターンの形状から、記憶されているままの大きさの形状、または、ティーチボックス8が有している指示部26によって指示された大きさの形状を生成するものである。
指示部26は、任意にワークWの加工点上に描かれる加工用パターンの大きさを指示するものであって、たとえば、加工用パターンであるC形状の縦方向を、教示データ記憶部21に記憶されているC形状の3倍に、そして横方向を1.5倍にと言うように、加工点に要求されるたとえば加工強度に応じて指示する。なお、加工用パターンの大きさは、指示部26からの指示に代えて、レーザ加工を行う場合に読み込むプログラム内にあらかじめ埋め込むようにしてもよい。また、この指示部26による指示は動作教示の際に1度指示すればそれが記憶されて、レーザ加工中においては、記憶された大きさとして囲うようパターンが描かれることになる。
レーザ光走査制御部25は、加工用パターン生成部24によって生成された大きさの加工用パターンを入力するとともに、ロボット制御部22が認識しているロボット1の姿勢をも考慮して、加工点上に描く加工用パターン形状の点列座標(80ポイント程度)を算出し、その点列座標に基づいてレーザ照射装置3の反射ミラー11を回動させる。
レーザ光走査制御部25は、ワークWと同一の座標系の座標で表されている、加工用パターンの加工点中心座標およびその加工点中心座標からのオフセット量で規定された複数の点列座標を、ロボット1の座標系の座標に変換する機能をも有している。
さらに、このレーザ光走査制御部25は、加工点上に描かれる加工用パターンの位置に応じてレーザ光による加工点への入熱量を制御する。
図8は実施形態に係るレーザ加工システムのクランプおよび遮蔽板を示す部分斜視図、図9は図8のIX−IX線に沿う部分断面図、図10は図8のX−X線に沿う部分断面図である。
ワークWを保持するクランプ31は、図8,9に示すように、加工の際にワークWが動かないように、ワークWを保持するためのものである。クランプ31は、一般的な構造であり、固定的に設けられる第2把持部34と、エアーシリンダ35によって回転的に駆動される第1把持部33とを有し、第1把持部33と第2把持部34の間に、ワークWを把持することができる。なお、第1把持部33ではなく第2把持部34が駆動されてもよく、または、第1把持部33および第2把持部34の両方が駆動されてもよい。また、駆動源は、エアーシリンダ35に限らず、例えば油圧シリンダやモータ等を用いてもよい。
遮蔽板32は、ワークWに形成される加工用パターン形状を覆うように、第1把持部33に固定される枠体36の内側に連結されている。すなわち、遮蔽板32は、レーザ照射装置3からのレーザ光100の経路上に配置される。遮蔽板32は、本実施形態では鉄製であるが、銅等の他の金属、ガラスまたはプラスチック等の他の材料から構成されてもよい。
遮蔽板32は、図10に示すように、縁部に複数の貫通穴38が設けられている。また、枠体36には、複数のネジ穴39が形成されており、スペーサ40を貫通したボルト41が貫通穴38を通ってネジ穴39に螺合することにより、遮蔽板32がスペーサ40と枠体36の間に挟持される。遮蔽板32の貫通穴38は、ボルト41の径よりも大きく形成されており、遮蔽板32を枠体36の水平面方向の所定範囲内で移動させることができる。
遮蔽板32には、レーザ光100の経路に対応して、スリット42が形成される。このスリット42は、加工用パターンに対応する形状を有しており、加工用パターンと相似形状で形成される。なお、レーザ照射装置3が移動しつつレーザ光100を照射する場合には、必ずしも相似形でなくてもよい。
スリット42のスリット幅Lは、レーザ光100が遮蔽板32に照射されることがないように、レーザ光100の径や照射位置精度、スリット42の位置精度等を考慮して決定される。一例として、レーザ照射装置3とワークWの間の距離H1が約300mm、遮蔽板32とワークWの間の距離H2が50mm、レーザ光100のレーザ照射装置3から照射された際の径D1(焦点が絞られる前の径)が30mmである場合、相似的にスリット42を通過するレーザ光100の径D2が5mmであることから、スリット幅Lは少なくとも5mmが必要である。
スリット42の加工精度誤差等によりレーザ光100が誤って遮蔽板32に照射される場合には、遮蔽板32がレーザ光100により焼き削られ、望ましいクリアランスを有するように加工されることとなる。
また、遮蔽板32には、スリット42の内壁面を含むスリット42の近傍に、レーザ光100が照射された際に遮蔽板32が溶融しないように鏡面加工を施してレーザ光100を反射させてもよく、または凸部を形成してレーザ光100を散乱させてもよい。

また、遮蔽板32を枠体36の水平面方向の所定範囲内で移動させることができるため、レーザ光100の照射位置の変更等に対応して、スリット42の位置を変更させることができる。また、遮蔽板32が枠体36から取り外し加能であるため、加工用パターンに対応して遮蔽板32を変更することが可能である。
次に、本実施形態におけるレーザ加工時のロボット制御装置の動作処理手順を説明する。図11は、ロボット制御装置の動作処理手順を示すフローチャートである。
レーザ加工時の基本動作は、ロボットを教示された位置で停止させ、その場所でレーザ照射装置3が照射可能な1つの加工点に対してレーザ加工を行い、次の加工点をレーザ加工する場合にはさらにロボットを次の位置に移動させてレーザ加工を行うという動作を繰り返し、1点ずつ順次レーザ加工を行い、すべての加工点に対するレーザ加工を完了するというものである。
ロボット制御部22は、まず、レーザ加工用の教示データを読み込む(S1)。教示データは、たとえば、ロボット停止位置、動作速度、加工点中心座標、加工用パターン、反射ミラー回動速度、加工幅、加工長さ、レーザ出力強度、その他制御に必要な動作指令などが記述されている。ロボットは、これに従って動作する。
次に、ロボット制御部22は、加工用パターン記憶部23に記憶されている加工用パターンのデータを読み込むように指令する(S2)。
ロボット制御部22は、教示データに従ってロボット1を動作させ、レーザ照射装置3を教示データに記述されている動作速度で移動させ、ロボット停止位置で位置決めする。同時に、レーザ照射装置3の反射ミラー11をワークWの加工点に向けて位置決めする(S3:ロボット動作)。詳細には、加工点中心座標にレーザ光が照射されるような向きに反射ミラー11の向きを調整する。レーザ照射装置3はこの位置から、特定の加工点に対してレーザ光を照射することができる。
次に、ロボット制御部22は、加工用パターン生成部24に対して、読み込んだ加工用パターンに従ってワークWの加工点に加工用パターンを描くために必要な座標点を算出させる(S4)。加工用パターン生成部24は、この指示によりワークWの座標系で記述された、読み込んだ加工用パターンの基本形状である加工点中心座標、加工幅、加工長さを取得して、加工用パターンの80点ある基本となる各点の座標を算出する(S5)。
続いて加工用パターン生成部24は算出された80点の基本点座標を、読み込んだ教示データに記述されている「加工幅」、「加工長さ」に基づいて縦方向(加工長さ方向)および横(加工幅)方向にシフトさせて、実際に描かせる大きさの加工用パターンの座標点を生成するバイアス処理を行う(S6)。
次に、ロボット制御部22は、レーザ光走査制御部25に対して、生成された加工用パターンの80点の座標を、ワークの座標系からロボットの座標系に換算するように指示する(S7)。
次に、ロボット制御部22は、現在認識しているロボット1の姿勢を入力し、現在のロボット1の姿勢でターゲットとしているワークWの加工点上に、要求されている大きさの加工用パターンを描くための反射ミラー11の回動の仕方(回動開始から終了までの加工パターンの各点(80点)に到達する各時刻における反射ミラー11の角度)を算出する(S8)。このとき、入熱量を反射ミラーの回動速度で制御する場合には、第1の入熱量の部分と第2の入熱量の部分とで、それぞれの位置に到達する各時刻における反射ミラー11の角度を求めることになる。一方、レーザ発信器によるレーザ出力強度の制御はここで算出された反射ミラー回動位置の各時刻から入熱量を変える時刻を指定して、その時刻になればレーザ出力を変えるように指示を入力しておく。
以上の演算が終了したら、ロボット制御部22は、教示データに従ってレーザ光(YAGレーザ光)を出力するようにレーザ発振器5に対して指令する(レーザ発振器ON:S9)。そしてレーザ発振器5がONされると、反射ミラー11に向けてレーザ光が照射され、反射ミラー11は上記算出された回動の仕方で回動させるようにレーザ光走査制御部25へ指示する(S9)。
以後、レーザ光走査制御部25は、反射ミラー11の回動が終了(加工用パターンの照射が終了)するまで反射ミラー11の回動を続け、回動が終了位置に着たなら、ロボット制御部22に対して終了信号を出力する。これを受けたロボット制御部22は、レーザ発振器5からのYAGレーザの出力指令を消してレーザ光の出力を停止させる(S10)。これで一つの加工点位置におけるレーザ加工を終了する。
以上の処理によって、1箇所の加工点への加工用パターンの照射が終了する。そして複数の加工点を加工する際には、上記の処理を指定された加工点の数だけ順次実行する。
これによりワークW上の複数の加工点位置に、それぞれ決まった加工用パターンによる溶接ビードが形成される。
次に、上述のレーザ加工システムの作用を説明する。
上述のレーザ加工システムによれば、加工用パターンを有するレーザ光100が、この加工用パターンに対応する形状のスリット42を通って照射される。したがって、例えば図14に示すように、加工用パターンの全体を覆う1つの開口52が設けられた遮蔽板51と比較すると、ワークWの加工点から飛散するスパッタSが遮蔽板32によって効率よく遮蔽されて、スパッタSの、レーザ照射装置3のレーザ光学系を保護する保護ガラスへの飛散を抑制でき、保護ガラスの延命が可能となる。
また、遮蔽板32が、位置精度の高いクランプ31に固定されるため、適切な形状のスリット42を精度よく配置することが加能であり、スパッタSの保護ガラスへの飛散をより一層抑制でき、保護ガラスの延命が可能となる。
また、遮蔽板32がクランプ31に対して移動可能に固定されており、また変更可能であるため、加工位置や加工パターンの変更に容易に対応することが可能である。
次に、本発明が適用されるレーザ加工システムの変形例を示す。
図12は実施形態で使用する遮蔽板の変形例を示す断面図である。
図12に示すように、2枚の第1遮蔽板53および第2遮蔽板54を設けることも加能である。第1遮蔽板53および第2遮蔽板54は、その間に例えば間隔保持用スペーサ55を挟むことにより、所定間隔離れて位置することとなる。第1、第2遮蔽板53,54には、レーザ光100の経路に対応して、第1スリット51および第2スリット52が設けられる。この第1,第2スリット51,52は、加工用パターンに対応する形状を有しており、加工用パターンと相似形状で形成される。したがって、第1,第2スリット51,52同士が相似形状を有することとなる。なお、レーザ照射装置3が移動しつつレーザ光100を照射する場合には、必ずしも相似形状でなくてもよい。
第1,第2スリット51,52のスリット幅L1,L2は、レーザ光100が第1,第2遮蔽板53,54に照射されることのないように、レーザ光100の径や照射位置精度、スリット51,52の位置精度等を考慮して決定される。なお、スリット幅L2は、ワークWに近いため、レーザ光100の焦点がより絞られていることから、スリット幅L1も狭く設定される。
一例として、レーザ照射装置3とワークWの間の距離H1が約300mm、第1遮蔽板53と第2遮蔽板54の間の距離H3が50mm、第2遮蔽板54とワークWの間の距離H4が50mm、レーザ光100のレーザ照射装置3から照射された際の径D3(焦点が絞られる前の径)が30mmである場合、相似的に、第1スリット51を通過するレーザ光100の径D4は10mm、第2スリット52を通過するレーザ光100の径D5は5mmであることから、第1スリット51および第2スリット52のスリット幅L1,L2は、それぞれ少なくとも10mmおよび5mmが必要である。
このような変形例では、第1スリット51と第2スリット52が、第1,第2遮蔽板53,54の水平面方向へずれて(オフセットされて)配置される。したがって、遮蔽板が1枚の場合と比較すると、ワークWの加工点から飛散するスパッタSが2枚の第1,第2遮蔽板53,54によって効率よく遮蔽されるため、スパッタSの保護ガラスへの飛散をより確実に抑制でき、保護ガラスの一層の延命が可能となる。
図13は実施形態で使用する遮蔽板の他の変形例を示す断面図である。
図13に示すように、厚い遮蔽板64を設け、スリット61をレーザ光100の傾斜に対応して設けることも加能である。このような変形例では、スリット61の、レーザ光100の入射側と出射側に対応する入口部62と出口部63が、遮蔽板64の水平面方向へずれて配置され、また入口部62と出口部63におけるスリット幅も異なる。したがって、ワークWの加工点から飛散するスパッタSが遮蔽板64によって効率よく遮蔽されるため、スパッタSのレーザ照射装置3の保護ガラスへの飛散をより確実に抑制でき、保護ガラスの一層の延命が可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、遮蔽板は、クランプに固定されて設けられずに、クランプから独立して配置されてもよい。また、遮蔽板をワークWの近傍に配置するのではなく、ワークWよりもレーザ照射装置に近い側へ配置することもできる。この場合には、スパッタがスリットを通り抜ける確率が低くなり、より確実にスパッタの保護ガラスへの飛散を抑制できる。また、遮蔽板をクランプに対して移動可能に固定しているが、例えばモータ等を用いて移動機構を構成し、遮蔽板の移動を移動機構により可能とすることもできる。
本発明は、レーザ加工に好適であり、また、レーザ切断やレーザマーキングなど加工以外のレーザ加工においても利用可能である。
本発明が適用されるレーザ加工システムの概略構成図である。 図1に記載されているレーザ照射装置の内部構造図である。 図1に記載されているレーザ発振器の内部構造図である。 実施形態に係るレーザ加工システムの制御系を示すブロック図である。 実施形態で使用する加工用パターンの形状の一例を示す図である。 実施形態で使用する加工用パターンの他の形状の一例を示す図である。 実施形態で使用する加工用パターンの他の形状の一例を示す図である。 実施形態に係るレーザ加工システムのクランプおよび遮蔽板を示す部分斜視図である。 図8のIX−IX線に沿う部分断面図である。 図8のX−X線に沿う部分断面図である。 ロボット制御装置の動作処理手順を示すフローチャートである。 実施形態で使用する遮蔽板の変形例を示す断面図である。 実施形態で使用する遮蔽板の他の変形例を示す断面図である。 レーザ加工システムに使用される遮蔽板の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ロボット(移動手段)、
2 アーム、
3 レーザ照射装置(レーザ照射手段)、
5 レーザ発振器、
6 光ファイバーケーブル、
7 ロボット制御装置(加工用制御手段およびレーザ光制御手段)、
8 ティーチボックス、
9 CADシステム、
11 反射ミラー(反射鏡)、
12 レンズ群、
21 教示データ記憶部(教示データ記憶手段)、
22 ロボット制御部、
23 加工用パターン記憶部(加工用パターン記憶手段)、
24 加工用パターン生成部、
25 レーザ光走査制御部(加工用制御手段およびレーザ光制御手段)、
26 指示部、
31 クランプ(保持手段)、
32,64 遮蔽板、
33 第1把持部、
34 第2把持部、
42,61 スリット、
51 第1スリット、
52 第2スリット、
53 第1遮蔽板、
54 第2遮蔽板、
L,L1,L2 スリット幅、
100 レーザ光、
121 コリメートレンズ、
122 集光レンズ、
S スパッタ、
W ワーク(被加工部材)。

Claims (11)

  1. あらかじめ決められた加工用パターンを描くように被加工部材にレーザ光を照射するレーザ加工装置であって、
    前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と
    前記被加工部材との間に配置され、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を有し、
    前記レーザ照射手段は、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記遮蔽板は、着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記スリットは、位置調整が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記遮蔽板は、前記被加工部材を保持する保持手段に固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記遮蔽板は、互いに離隔されて配置される第1遮蔽板および第2遮蔽板を有し、前記第1遮蔽板に、加工用パターンと相似形状の第1スリットが形成され、前記第2遮蔽板に、加工用パターンと相似形状の第2スリットが形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記第1遮蔽板および第2遮蔽板が平行に配置され、前記第1スリットおよび第2スリットは、前記第1遮蔽板および第2遮蔽板の水平面方向にずれて形成されることを特徴とする請求項5に記載のレーザ加工装置。
  7. 前記第1スリットおよび第2スリットは、相似形であることを特徴とする請求項5または6に記載のレーザ加工装置。
  8. 前記スリットは、レーザ光の入射側と出射側に対応する入口部と出口部が、前記レーザ光の経路に対応するように遮蔽板の水平面方向にずれて形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  9. レーザ光の照射方向を変更する反射鏡を備えたレーザ照射手段と、
    前記レーザ照射手段を移動させる移動手段と、
    前記レーザ照射手段をあらかじめ教示された移動経路に従って移動させるように前記移動手段を制御するとともに、前記レーザ光があらかじめ決められた加工用パターンを描くように前記反射鏡の動きを制御する加工用制御手段と、
    前記レーザ照射手段から射出されたレーザ光による加工点における入熱量を前記加工用パターンを描く前記レーザ光の移動位置に応じて変更するレーザ光制御手段と、
    前記レーザ光が照射される被加工部材を保持する保持手段と、
    前記保持手段に固定されるとともに前記レーザ照射手段と被加工部材との間に配置され、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を有し、
    前記レーザ照射手段は、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射すること特徴とするレーザ加工装置。
  10. あらかじめ決められた加工用パターンを描くようにレーザ光を被加工部材に照射するレーザ加工方法であって、
    前記レーザ光を照射するレーザ照射手段と
    被加工部材との間に、前記加工用パターンと相似形状のスリットが形成された遮蔽板と、を配置し、
    前記レーザ照射手段を用い、前記レーザ光を、前記遮蔽板に照射することなく、前記加工用パターンと相似形状の前記スリット内において前記スリットに沿って走査させつつ、前記被加工部材に照射することを特徴とするレーザ加工方法。
  11. 前記遮蔽板を、前記被加工部材を保持する保持手段に固定することを特徴とする請求項10に記載のレーザ加工方法。
JP2007072825A 2007-03-20 2007-03-20 レーザ加工装置およびレーザ加工方法 Expired - Fee Related JP5320682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072825A JP5320682B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072825A JP5320682B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008229662A JP2008229662A (ja) 2008-10-02
JP5320682B2 true JP5320682B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=39903076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007072825A Expired - Fee Related JP5320682B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 レーザ加工装置およびレーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5320682B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015218649A1 (de) * 2015-09-15 2017-03-16 Schuler Automation Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Schneiden von Blechplatinen aus einem Blechband
TW202235235A (zh) 2021-03-08 2022-09-16 日商發那科股份有限公司 控制系統、控制裝置及外部裝置
CN114619141B (zh) * 2022-04-24 2022-12-27 嘉兴品格精密金属制品有限公司 一种金属板激光切割机

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62270291A (ja) * 1986-05-20 1987-11-24 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工機におけるリアルタイム制御装置
JPH01245985A (ja) * 1988-03-26 1989-10-02 Oimatsu Sangyo:Kk レーザ光線による彫刻方法及びワーク移動装置
JP3289258B2 (ja) * 1994-08-17 2002-06-04 株式会社小松製作所 ワークの刻印方法
JP3685837B2 (ja) * 1995-05-30 2005-08-24 宮崎沖電気株式会社 半導体ウエハへのレーザマーキング方法及びその装置
JP2003191082A (ja) * 2001-12-21 2003-07-08 Mitsubishi Electric Corp レーザマーキング装置及びレーザマーキング方法
JP4352920B2 (ja) * 2004-02-09 2009-10-28 日産自動車株式会社 レーザ加工ヘッドおよびレーザ加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008229662A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353219B2 (ja) レーザ加工装置、レーザ加工装置の制御方法
JP2007098464A (ja) レーザー加工ロボット制御装置、レーザー加工ロボット制御方法およびレーザー加工ロボット制御プログラム
JP4792901B2 (ja) レーザ溶接装置およびその方法、ならびに照射装置
KR100882967B1 (ko) 레이저 용접 장치 및 레이저 용접 장치의 레이저광 조정방법
CN101269442B (zh) 激光焊接装置及其方法
EP1671740A1 (en) Laser welding system and control method for welding points with a first travelling speed for a robot arm and a second scanning speed for the welding head
US9616526B2 (en) Method and device for controlling an auxiliary tool axis of a tool being guided by a manipulator
JP6795565B2 (ja) レーザ加工システム
JP2012135781A (ja) レーザ加工ロボットの教示方法及び教示装置
JP5645687B2 (ja) レーザ加工装置、及びレーザ加工方法
JP5502462B2 (ja) アーク溶接ロボットの制御装置及びプログラム
JP5320682B2 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JP6327172B2 (ja) レーザー溶接システム及びレーザー溶接方法
JP5061640B2 (ja) レーザ溶接装置、レーザ溶接方法
JP5245214B2 (ja) レーザ加工装置およびその方法
JP5577927B2 (ja) レーザー加工検知システム
JP2007021550A (ja) レーザ溶接装置、レーザ溶接システム、およびレーザ溶接方法
JP5741417B2 (ja) レーザー加工ロボットシステム
WO2014203489A1 (ja) 外装缶封口方法及び外装缶封口装置
JP5223537B2 (ja) レーザ溶接品質検査方法及び装置
JP6685806B2 (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
WO2023157883A1 (ja) レーザ溶接装置及びレーザ光の照射位置ずれの補正方法
JP5169460B2 (ja) レーザ溶接方法、この溶接方法によって形成された溶接物、およびレーザ溶接システム
JP2023120682A (ja) レーザ溶接装置及びレーザ光の照射位置ずれの補正方法
JP2012228711A (ja) レーザー加工ロボットシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130425

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5320682

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees