JP2007312875A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の手間を効果的に削減できる洗濯機を提供すること。
【解決手段】外箱1の前面の傾斜部分11に開口部12を設け、この開口部12を扉5で開閉する。扉5は、上端側ほど背面側に傾斜した回動軸6に、アーム7を介して連結される。アーム7に接続されたワイヤと、このワイヤを巻き取る巻き取り装置とを有する扉駆動装置8によって、扉5を駆動する。操作者によって開ボタン9が押圧されると、扉駆動装置8は、全閉位置の扉5を、上下方向の最高位置に達するまで開き駆動する。扉5は、最高位置を越えた後は、重力によって全開位置まで回動する。開ボタン9を押圧する操作のみによって、扉5を全開位置にして開口部12を開放できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外箱の前面に、洗濯物を出し入れする開口部と、この開口部を開閉する扉とを備えた洗濯機に関する。
従来、洗濯機としては、図4に示すようなものがある(例えば特開2003−164690号公報参照)。この洗濯機は、外箱101内に、略水平向きの回転軸回りに回転駆動される図示しないドラムを備え、このドラム内に洗濯物を出し入れするための開口部102が、上記外箱101の前面に設けられている。この開口部102を、略鉛直向きの回動軸104回りに回動する扉105によって開閉している。この扉105が開口部102を閉鎖したとき、扉105の回動軸104と反対側に設けられたフック106を、外箱101側の係合装置108に係合させて、扉105を閉じ位置に保持するようにしている。上記扉の回動軸104には、扉105を開き方向に付勢する捻りバネ110が設けられている。
上記従来の洗濯機は、洗濯物をドラム内に出し入れするために扉105を開くとき、以下のように動作する。すなわち、操作者によってボタン109が押下され、リンク機構を介して係合装置108が駆動されて、この係合装置108へのフック106の係合が解除される。これにより、上記捻りバネ110の付勢力で扉105が回動軸回りに僅かに駆動され、この扉105の側面に設けられた凹部112が露出する。この凹部112に操作者が手を掛けて扉105を全開位置まで回動させることにより、上記開口部102が開放され、この開口部102を介してドラム内への洗濯物の出し入れが可能になる。
このように、上記従来の洗濯機は、扉105を開くには、ボタン109を押下する操作と、扉の凹部112に手を掛けて扉105を全開位置まで回動させる操作とが必要であるので、操作に手間がかかるという問題がある。また、操作者が両手で洗濯物を抱えている場合、扉105を回動させて全開にするのは困難であるという問題がある。
特開2003−164690号公報
そこで、本発明の課題は、扉を容易に全開にできて、操作者の手間を効果的に削減できる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯機は、
外箱と、
上記外箱内に収容された水槽と、
上記水槽内に収容され、水平または傾斜した回転軸回りに回転駆動されるドラムと、
上記外箱の前面に設けられ、上記ドラムに連通する開口部と、
上記外箱の前面に設けられ、鉛直または傾斜した回動軸回りに回動して、上記外箱の開口部を開閉する扉と、
操作者から入力を受ける入力部と、
上記入力部への入力に基づいて、上記扉を、全開位置に達するように開き方向に駆動する扉駆動装置と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、上記ドラム内への洗濯物の出し入れが行われるとき、操作者による上記入力部への入力に基づいて、上記扉が扉駆動装置によって開き方向に駆動され、これにより、上記扉が全開位置に達して上記開口が開放される。このように、入力部への入力という1つの操作のみによって、上記扉が全開になって開口部を開放するので、操作者の手間を効果的に削減できる。従来の洗濯機では、開口部を開放するために、操作者が、ボタンを押下して扉を僅かに開き側に駆動させ、この扉に手を掛けて回動させるという2つの操作が必要であった。このような2つの操作が必要な従来の洗濯機と比較して、本発明の洗濯機は、操作の手間を半減させることができる。
特に、操作者が両手で洗濯物を抱えている場合、本発明の洗濯機は、従来の洗濯機と比較して操作者の手間を大幅に削減できる。すなわち、操作者は、洗濯物を抱えたまま、上記入力部としての例えばタッチボタンに触れる操作のみによって、開口部を開放することができる。そして、この開放した開口部から、両手に抱えた洗濯物をドラム内に速やかに投入することができる。これに対して従来の洗濯機では、操作者は、両手に抱えた洗濯物を洗濯機の傍に仮置きし、ボタンを押下して扉を僅かに開き側に駆動させ、この扉に手を掛けて回動させて開口部を開放する必要がある。この後、仮置きした洗濯物を再度抱えて、開口部からドラム内に投入する必要があるので、操作者にとって多大な手間となる。
洗濯機は、操作者によって日常的に使用されるものであり、操作者が洗濯作業を行う際、扉を開く操作を、洗濯物をドラム内に入れるときと出すときとで少なくとも2度行う必要がある。本発明の洗濯機は、このように日常的に頻繁に行われる操作を簡易にすることによって、操作者への負担を効果的に削減することができるのである。
なお、上記扉駆動装置は、必ずしも、上記扉の全閉位置から全開位置までの全行程に渡って駆動力を与えなくてもよい。例えば、扉が全開位置に達する前に駆動力の付与を停止し、この駆動力の付与の停止後は、扉に作用する重力や慣性力によって全開位置に達するようにしてもよい。特に、扉の回動軸が傾斜している場合、上記扉が全閉位置から全開位置まで回動するに伴い、扉の上下方向の位置が上昇して下降する。したがって、扉の全閉位置から上下方向の最高位置に達するまでの間は駆動力を与える一方、この最高位置を越えた後は駆動力を解除して、重力によって扉を回動させることができる。
一実施形態の洗濯機は、上記扉駆動装置は、牽引力を発生させる牽引部と、可撓性を有すると共に上記牽引部にて発生した牽引力を上記扉に伝達する線状部材とを有する。
上記実施形態によれば、上記牽引部によって線状部材が牽引され、この線状部材に接続された扉が回動する。可撓性を有する線状部材を用いることにより、小型で構造が簡易な扉駆動装置を構成することができる。したがって、外箱の大型化を招くことなく、外箱内に扉駆動装置を配置することができる。
また、上記可撓性を有する線状部材は、軸圧縮方向の力を受けると容易に撓んで力の伝達を遮断するので、扉駆動装置の動作中に扉に開き方向の力が作用しても、この力が線状部材を伝達して駆動源に負担を掛けることがない。
また、上記扉の回動軸が傾斜している場合、扉が上下方向の最高位置に達するまでは線状部材を牽引する一方、この最高位置に達したときに線状部材の牽引を停止し、この最高位置を越えた後は線状部材の撓みを許すことにより、扉を重力によって全開位置まで回動させることができる。このように、簡易な構成で、扉の駆動を、扉駆動装置による駆動から重力による駆動へ滑らかに移行させることができる。
一実施形態の洗濯機は、上記扉駆動装置の線状部材は、緩衝部材を介して上記扉に接続されている。
上記実施形態によれば、上記扉駆動装置に駆動されて回動している扉が、例えば人体等の障害物に接触しても、この障害物に与える衝撃力を上記緩衝部材によって軽減することができる。また、扉の回動が障害物によって妨げられても、線状部材の引張力の急激な増大が上記緩衝部材によって防止されるので、線状部材の切断の虞や、牽引部の動力源の負荷が急増する不都合を防止できる。
なお、上記緩衝部材は、少なくとも、所定の引張力を受けたときの変形量が、上記線状部材の変形量よりも大きい性質を有していればよい。あるいは、上記緩衝部材は、機械的に衝撃を吸収するものであってもよい。
本発明の洗濯機によれば、入力部への入力という1つの操作で扉が全開になって開口部を開放するので、操作者の手間を効果的に削減できる。
また、扉駆動装置は、可撓性を有する線状部材と牽引部とを有するので、外箱内にコンパクトに配置できて外箱の大型化を防止でき、また、扉の回動駆動中に扉に開き側の力が作用しても、駆動源への負荷を防止できる。
また、扉駆動装置は、線状部材に緩衝部材が設けられているので、回動駆動中の扉が障害物に接触しても、この障害物に与える衝撃を軽減することができる。
以下、本発明の洗濯機を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態としてのドラム式洗濯機を示す正面図であり、図2は、このドラム式洗濯機の縦断面図である。
このドラム式洗濯機は、図1及び2に示すように、外箱1と、この外箱1内に収容された水槽2と、この水槽2内に収容されて、傾斜した回転軸回りに回転駆動されるドラム3を備える。上記外箱1の前面に、上記ドラム3に連なる開口部12と、この開口部12を開閉する扉5が設けられている。
上記外箱1は、前面の上側部分が、上端に向かうにつれて背面に向かうように傾斜した傾斜部分11になっており、この傾斜部分11の略中央に上記開口部12が設けられている。この開口部12に隣接して、上記外箱1内に回動軸6が設けられており、この回動軸6に、上記扉のアーム7が回動可能に連結されている。上記回動軸6は、上端に向かうにつれて外箱1の背面に向かうように傾斜している。上記アーム7には、このアームを含む扉5を開き方向に駆動する扉駆動装置8が接続されている。また、上記外箱の傾斜部分11には、正面視において上記開口部12の右上に、上記扉5の開き指令が操作者から入力される入力部としての開ボタン9が配置されている。この開ボタン9は、比較的小さい押圧力で入力を行うことができるタッチボタンによって形成されている。
上記外箱1内の前面側の上部には、この洗濯機の動作を制御する制御装置が収納された電装品箱16が配置されている。また、上記外箱1の前面の上端部には、上記電装品箱16内の制御装置に対して入出力を行う操作パネル15が設けられている。上記操作パネル15には、洗濯機の動作設定の入力や起動または停止の入力を操作者から受ける操作ボタンと、設定内容や動作状況を表示する表示部が配列されている。
上記水槽2は円筒形状を有し、振動吸収機能を有するサスペンション22を介して外箱1の底に固定されている。上記円筒形状の水槽2の軸は、外箱1の背面側に向かうにつれて下降するように傾斜している。上記水槽の前面側の端面には、上記外箱の開口部12に対向して開口部21が設けられており、この水槽の開口部21と外箱の開口部5との間に、概ね環形状を有して合成ゴムからなるベローズ23が設けられている。このベローズ23により、上記水槽2から外箱1に伝わる振動を低減し、上記水槽2から外箱1内への水漏れを防止し、さらに、上記扉5と密着して外箱1の外側への水漏れを防止するようにしている。上記水槽2の上部には給水管25が接続されており、この給水管25に介設された図示しない給水弁の操作によって、水槽2への給水を行うようになっている。また、上記水槽2の下部には、排水弁27が介設された排水管28が接続されており、この排水弁27の操作によって水槽2内の排水を行うようになっている。上記給水管25及び排水管28は、振動の伝達を低減するフレキシブルホースを用いて形成されている。
また、上記水槽2には、図示しないが、給気口と排気口が設けられており、上記給気口から高温空気を供給する一方、上記排気口から排気を行って、ドラム3内の洗濯物の乾燥を行うようになっている。上記水槽2の背面側の端面の外側には、上記ドラム3を回転駆動する駆動モータ33が固定されている。
上記ドラム3は、端面に開口部31が設けられた円筒形状を有し、この開口部31が設けられた端面と反対側の端面に、駆動軸32が連結されている。この駆動軸32は、上記水槽2の端面を貫通して、この水槽2の端面の外側に固定された駆動モータ33に接続されている。この駆動モータ33は、インバータを有する制御装置によって供給電力が制御されて、回転数が可変制御されるようになっている。この円筒形状のドラム3の軸は、外箱1の背面側に向かうにつれて下降するように傾斜していて、上記水槽2と略同軸に配置されている。上記ドラム3の周面には、複数の貫通穴34が設けられている。また、上記ドラム3の周面の内側には、軸と略平行に延びて径方向に突出する複数のバッフル35が設けられている。また、図示しないが、上記ドラムの開口部31を取り囲むように流体バランサが設けられており、洗濯物の偏在等によって生じる回転方向の重量の偏りを緩和するようになっている。
上記扉5は、環状の枠部材52と、この枠部材52の前面側に固定された透明板53と、上記枠部材52の背面側に固定されたガラス部材54とを有する。上記ガラス部材54は、扉5が閉じたときにドラムの開口部31内に収容される凸形状に形成されており、このガラス部材54の先端の縁が上記ベローズ23に密着して、外箱1の外側への水漏れを防止するようになっている。また、上記透明板53とガラス部材54とを通して、ドラム3内の様子が観察可能になっている。上記枠部材52には、上記アーム7が固定された側と反対側に、扉5を閉じ状態に保持するためのフック56が設けられている。このフック56は、先端部分に鉤型の爪が形成されており、この爪の先端が向く方向に常時付勢されている。この扉5が閉じたとき、上記フック56が、外箱1内に設けられた係合装置14の係合部材に係合して、扉5の閉じ状態を保持するようになっている。上記係合装置14は、上記係合部材に係合した扉のフック56を付勢力に抗して駆動して、上記係合部材とフック56との係合を解除する解除部材を備える。この解除部材は、図示しないソレノイド及びプランジャで駆動するようになっている。
図3は、扉のアーム7と扉駆動装置8の近傍部分を拡大して模式的に示した部分横断面図である。
上記扉のアーム7は、扉の枠部材52に連なる直線部71と、この直線部71に連なると共に平面視において略半円形状に湾曲した湾曲部72と、この湾曲部72に連なると共に先端が上記回動軸6に連結される軸連結部73とを有する。上記湾曲部72と軸連結部73との間に、この軸連結部73に対して約120度の角度をなして延在するワイヤ連結部75が形成されている。上記回動軸6は、支持アーム61によって外箱1内のフレームに取り付けられている。
上記扉駆動装置8は、線状部材としてのワイヤ81と、このワイヤ81を巻き取る巻き取り装置82を有する。上記ワイヤ81の先端は、緩衝部材としてのコイルバネ84に接続され、このコイルバネ84の先端が、上記アームのワイヤ連結部75に連結されている。上記巻き取り装置82は、ケーシング内に、上記ワイヤ81を周面に巻き取るボビンと、このボビンを回転駆動するモータと、このモータからボビンへの駆動力の伝達をオンオフするクラッチとを組み込んだアッセンブリに形成されている。この巻き取り装置82が牽引部として機能する。なお、線状部材としては、上記ワイヤ81に替えて、樹脂製のベルト等を用いてもよい。いずれの材料を用いても、可撓性を有する線状部材を用いることにより、扉駆動装置8を小型にできる。
上記構成の洗濯機は、以下のようにして動作する。
まず、操作者によって、操作パネル15の電源スイッチがオンにされ、制御装置が起動する。続いて、ドラム3へ洗濯物の投入を行うべく、操作者によって開ボタン9が押圧される。制御装置は、上記開ボタン9の押圧を検出すると、上記係合装置14を制御して扉5のフック56の解除動作を行う。詳しくは、上記係合装置14のソレノイドに給電し、プランジャに連結された解除部材を駆動して、係合部材とフック56との係合を解除する。これにより、扉5の閉じ状態が解除されて開き動作が可能となる。
また、上記制御装置は、上記開ボタン9の押圧を検出すると、上記扉駆動装置8を制御して扉5の開き動作を行う。詳しくは、扉駆動装置の巻き取り装置82に電力を供給し、モータの駆動力をボビンへ伝達するようにクラッチを切り換え、モータを起動してボビンによるワイヤ81の巻き取りを開始する。これにより、図3の矢印Aで示すようにワイヤ81が牽引され、この牽引力がコイルバネ84を介してワイヤ連結部75に伝達される。このワイヤ連結部75に作用する牽引力により、矢印Bで示すように、アームの直線部71が回動軸6回りに回動駆動されて、上記扉5が全閉位置から開き側に回動駆動される。この扉5が全閉位置から90度を越える回動位置に達すると、上記扉駆動装置8のモータ駆動を停止し、モータの駆動力をボビンへ伝達しないようにクラッチを切り換えて、ワイヤ81の牽引を停止する。前閉位置から約90度の回動位置にある扉5は、この扉5の回動経路において上下方向の最高位置にあるので、この最高位置を越えた後は、扉5は重力によって自由回動して、全開位置まで回動する。上記扉のアーム7に接続されたワイヤ81は、圧縮力を受けて容易に撓むので、扉5の回動を阻害することがない。
また、上記扉5は、コイルバネ84を介してワイヤ81で牽引されて回動駆動されるので、この扉5が回動駆動中に人体等の障害物に接触しても、上記コイルバネ84が伸張することにより、上記扉5が障害物に与える衝撃力を軽減することができる。また、上記ワイヤ81に過大な張力が作用する不都合や、上記扉駆動装置8のモータの負荷が急増する不都合を防止できる。
なお、上記コイルバネ84に替えて、例えば合成ゴム製の継ぎ手等を用いてもよい。あるいは、衝撃力の作用に伴って伸張するチェイン等を用いてもよい。
以上のように、操作者が開ボタン9を押圧する1つの動作のみにより、扉5が全開位置まで自動で回動して外箱の開口部12を開放し、この開口部12からドラム3内に洗濯物が投入可能となる。
上記開口部12からドラム3内に洗濯物が投入されると、操作者によって扉5が閉じられ、操作パネル15の操作ボタンによって動作設定が入力される。この入力内容に沿った制御を制御装置が実行して、運転を行う。例えば、給水管25から所定量の水を洗剤と共に水槽2内に供給し、ドラム3を低速回転させ、洗濯物をバッフル35で掻き上げては落下させて洗い運転を行う。また、洗い運転の後、排水管28から水槽2内の水を排出し、給水管25から水を水槽2内に供給し、ドラム3を低速回転させてすすぎ運転を行う。すすぎ運転の後、水槽2内の水を排出し、ドラム3を高速回転させて脱水運転を行う。複数回のすすぎ運転及び脱水運転の後、給気口から高温空気を供給すると共に、排気口から排気を行い、かつ、洗濯物をほぐすようにドラム3を低速回転させて乾燥運転を行う。
上記洗濯機の運転が終了すると、通知音を発して操作者に運転の終了を知らせる。運転の終了が通知された操作者は、運転の開始前と同様に、開ボタン9を押圧し、扉5を自動で全開位置にして開口部12を開放して、この開口部12からドラム3内の洗濯物を取り出す。
以上のように、本実施形態の洗濯機によれば、操作者が洗濯作業を行う毎に少なくとも2度行う扉5の開き操作を、開ボタン9の押圧のみの1つの操作にすることができる。従来の洗濯機では、ボタンを押下し扉を手動で回動させるという2つの操作が必要であったのに対して、本実施形態の洗濯機は、操作の手間を半減させることができる。このように、本実施形態の洗濯機は、操作者が日常的に行う操作の手間を半減させることにより、操作の手間を効果的に削減することができる。
特に、操作者が両手で洗濯物を抱えている場合、本実施形態の洗濯機は、洗濯物を抱えたまま、開ボタン9を押圧して扉5を全開にできて、この両手に抱えた洗濯物をドラム3内に速やかに投入することができる。したがって、従来におけるような両手に抱えた洗濯物を一旦仮置きし、ボタンを押下して扉を手動で回動させた後、ドラム内に投入するために再度洗濯物を抱えるという多大な手間を回避できる。
なお、上記実施形態において、扉駆動装置8のワイヤ81は、図3に示すように外箱の表面と概ね平行の方向に牽引したが、例えばプーリ等を用いてワイヤ81の経路を変更することにより、ワイヤ81を他の方向に牽引してもよい。これにより、巻き取り装置82の配置位置を適宜変更することができる。したがって、外箱内の空きスペースを有効に利用して、大型化を招くことなく、扉5の自動全開が可能な洗濯機を形成することができる。
また、上記ワイヤ81は、巻き取り装置82によって牽引したが、例えば、ワイヤ81の端にラックを接続し、このラックにモータ駆動のピニオンを噛合して、上記ラックを延在方向に駆動することによってワイヤ81を牽引してもよい。
また、上記扉の回動軸6は、上端に向かうにつれて外箱1の背面に向かうように傾斜していたが、鉛直方向を向いていてもよい。この場合、扉5を全開位置まで開くには、全閉位置から全開位置までの全行程に渡って扉5に駆動力を与える必要がある。
また、上記開ボタン9は、押圧による接点のオンが制御装置で検出されるタッチボタンであったが、突出方向に付勢されたボタン本体を有し、このボタン本体が押し込まれて所定のストローク長に達したときに接点がオンとなる押し込みボタンであってもよい。この場合、ボタン本体にリンク機構を接続し、上記ボタン本体の押し込み力を上記リンク機構で係合装置に伝達して、この係合装置の解除部材を駆動してもよい。
また、上記扉の回動軸6に捻りバネを設け、扉のフック56と係合装置14の係合部材との係合が解除されたときに、この扉5を上記捻りバネで開き方向に僅かに駆動してもよい。これにより、扉5がベローズ23に密着しても、捻りバネの付勢力によってベローズ23から扉5を引き離すことができるので、ベローズ23に密着した状態の扉5を駆動することによる扉駆動装置8の負荷の増大を防止できる。
また、線状部材と牽引部を有する扉駆動装置8以外の扉駆動装置で扉5を駆動して、この扉5を全開にしてもよい。例えば、回動軸6をモータで直接駆動したり、扉のアーム7を、リンク機構を介してソレノイドで駆動したりしてもよい。しかしながら、駆動効率や構造簡易の点で、線状部材と牽引部を有する扉駆動装置を用いるのが好ましい。
また、乾燥機能を削除して、洗濯機能のみを有する洗濯機を構成してもよい。
本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す正面図である。 ドラム式洗濯機の縦断面図である。 扉のアームと扉駆動装置を示した部分横断面図である。 従来の洗濯機を示す正面図である。
符号の説明
1 外箱
2 水槽
3 ドラム
5 扉
6 扉の回動軸
7 扉のアーム
8 扉駆動装置
9 開ボタン
12 外箱の開口部
81 ワイヤ
82 巻き取り装置
84 コイルバネ
















































Claims (3)

  1. 外箱と、
    上記外箱内に収容された水槽と、
    上記水槽内に収容され、水平または傾斜した回転軸回りに回転駆動されるドラムと、
    上記外箱の前面に設けられ、上記ドラムに連通する開口部と、
    上記外箱の前面に設けられ、鉛直または傾斜した回動軸回りに回動して、上記外箱の開口部を開閉する扉と、
    操作者から入力を受ける入力部と、
    上記入力部への入力に基づいて、上記扉を、全開位置に達するように開き方向に駆動する扉駆動装置と
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記扉駆動装置は、牽引力を発生させる牽引部と、可撓性を有すると共に上記牽引部にて発生した牽引力を上記扉に伝達する線状部材とを有することを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項2に記載の洗濯機において、
    上記扉駆動装置の線状部材は、緩衝部材を介して上記扉に接続されていることを特徴とする洗濯機。





























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