JP2007312685A - 棒状野菜皮剥き装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性に優れた棒状野菜皮剥き装置を提供する。
【解決手段】棒状野菜を下方に送る供給装置20と、供給装置20の下方に配設され棒状野菜の皮を剥く刃物装置40とを備えた棒状野菜皮剥き装置において、供給装置20は、相対向して配設され回転自在でかつ内側方向に付勢された2個一対のローラ34A、34Bと、一対のローラローラ34A、34B間に配設された棒状野菜を下方に送るようにローラ34A、34Bを駆動するモータ23とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大根、人参、ごぼう等の棒状野菜皮剥き装置に関する。
棒状野菜皮剥き装置として、例えば特許文献1乃至4に示すものが挙げられる。
特開平5−292929号公報 特開平9−70281号公報 特開2002−262845号公報 特開2004−229604号公報
特許文献1は、棒状野菜を横方向に送る供給手段と、対向した一対で複数個配設された刃物手段とを備え、刃物手段は皮剥き部毎に一定角度ずつずらして配設されている。
特許文献2は、縦方向にセットした棒状野菜の上端を押圧手段で押して縦方向に送り、穴の開いた刃物円板を回転させて穴のエッジで棒状野菜を円周方向に皮を剥くようになっている。
特許文献3は、棒状野菜を縦にセットし、対向して配設された一対のカッターが1回上下動する毎に棒状野菜を所定角度(例えば20度)回転させて皮を剥いている。
特許文献4は、等角度置きに環状に配置した複数のピーラーを同心的に複数段配置し、縦方向にセットした棒状野菜の上端を押圧手段で押し、ピーラーで皮を剥いている。
特許文献1は、棒状野菜を横方向に送るので、棒状野菜が重力で波うちながら進む。このため、均一に皮が剥けなく切削品種が劣るという問題があった。また送り手段は、複数個の刃物手段に送るように長く配設する必要があるので、装置が大型化すると共に高価になる。
特許文献2乃至4は、棒状野菜を縦方向に配設するので、特許文献1のような問題はない。しかし、次のような問題があった。
特許文献2は、刃物円板が棒状野菜の円周方向に回転して刃物円板の穴のエッジで皮を剥くので、表面の仕上がりが悪い。また押圧手段で棒状野菜の上端を押し下げるので、押圧手段が上昇した後でないと次の棒状野菜をセットできなく生産性が悪い。
特許文献3は、例えば棒状野菜の円周を16面として皮を剥く場合には、一対のカッターを8回上下動させる必要があり、生産性が悪い。
特許文献4は、特許文献2と同様に、押圧手段で棒状野菜の上端を押し下げるので、押圧手段が上昇した後でないと次の棒状野菜をセットできなく、生産性が悪い。また剥かれた皮の排出については特に配慮されていないので、剥かれた皮がピーラーに絡むという問題があった。
本発明の第1の課題は、生産性に優れた棒状野菜皮剥き装置を提供することにある。
本発明の第2の課題は、剥かれた皮が刃物に絡まないでスムーズに排出できる棒状野菜皮剥き装置を提供することにある。
本発明の第3の課題は、清掃及びメンテナンスに優れた棒状野菜皮剥き装置を提供することにある。
上記第1の課題を解決するための本発明の請求項1は、棒状野菜を下方に送る供給装置と、この供給装置の下方に配設され棒状野菜の皮を剥く刃物装置とを備えた棒状野菜皮剥き装置において、前記供給装置は、相対向して配設され回転自在でかつ内側方向に付勢された2個一対のローラと、この一対のローラ間に配設された棒状野菜を下方に送るように前記ローラを駆動する駆動手段とからなることを特徴とする。
上記第1及び第2の課題を解決するための本発明の請求項2は、請求項1において、前記刃物装置は、相対向して配設された一対の刃物手段が複数組上下に姿勢をずらして配設され、刃物手段は、支持基板と、この支持基板に揺動自在に設けられたカッター保持板と、このカッター保持板の揺動中心に向くように該カッター保持板に固定されたカッターと、このカッターより上方側で該カッターで剥かれた皮を導くガイド穴が形成されカッター保持板に固定された棒状野菜当接板と、前記ガイド穴を通った皮を刃物手段の外側に導くように前記支持基板に傾斜して固定されたガイド板と、このガイド板にエアと水又はエア若しくは水を吹き付けるように前記支持基板に固定されたパイプとからなることを特徴とする。
上記第1及び第3の課題を解決するための本発明の請求項3は、請求項1において、前記刃物装置は、相対向して配設された一対の刃物手段が複数組上下に姿勢をずらして配設され、前記複数組の刃物手段を支持する支持板は、2分割された固定支持板と揺動支持板とからなり、揺動支持板は固定支持板に対して一端部が揺動自在に設けられ、前記固定支持板に一対の刃物手段の一方が設けられ、前記揺動支持板に一対の刃物手段の他方が設けられていることを特徴とする。
請求項1によれば、大根等の棒状野菜を送るローラの上方は開放しているので、棒状野菜を連続して供給することができ、生産性に優れている。またローラは刃物装置の上方のみに配置されているので、装置の小型化が図れる。請求項2によれば、カッターで剥かれ棒状野菜当接板のガイド穴を通った皮は、ガイド板で刃物手段の外側に案内されるだけでなく、パイプより噴出するエアと水等により刃物手段の外側にスムーズに排出される。請求項3によれば、一対の刃物手段の他方の刃物手段を一方の刃物手段より離すことができ、刃物手段の清掃を容易に行うことができる。
本発明の棒状野菜皮剥き装置の一実施の形態を図1乃至図7により説明する。以下、棒状野菜として大根について説明する。図1に示すように、本実施の形態は、セットされた大根を送る供給装置20と、この供給装置20から供給された大根の皮を剥く刃物装置40とからなっている。刃物装置40は、相対向して配設された一対の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)が縦方向に複数組(実施の形態は8組)配設されている。なお、図1には、各一対の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)は同じ姿勢に図示したが、後記するようにある一定角度ずつずらして配設されている。
基板1上には、支柱2を介して一方の固定支持板3Aが固定されている。また支柱2の途中には、上から4段目の刃物手段41A4、41B4と5段目の刃物手段41A5、41B5間には、一方の固定中間支持板4Aが固定されている。一方の固定支持板3A及び固定中間支持板4Aに対向して他方の揺動支持板3B及び揺動中間支持板4B(図示せず)が配設されている。揺動支持板3B及び揺動中間支持板4Bの一端部は、基板1上に固定された支柱5に軸受6を介して回転自在に支承されている。支柱5の上端部は、一方の固定支持板3Aに固定された支持板7に固定されている。固定支持板3Aと揺動支持板3Bの他端部には、固定支持板3Aと揺動支持板3Bをロックするロック手段8が取付けられている。
固定支持板3Aと固定中間支持板4Aは同じ形状よりなり、揺動支持板3Bと揺動中間支持板4Bは同じ形状よりなっている。固定支持板3Aと揺動支持板3B及び固定中間支持板4Aと揺動中間支持板4Bを合わせた時(ロック手段8をロックした時)は、固定支持板3Aと揺動支持板3B及び固定中間支持板4Aと揺動中間支持板4Bのほぼ中央部には、大根を挿入する棒状野菜挿入穴9及び大根が通る棒状野菜通過穴10が形成されている。
まず供給装置20の構造を図2及び図3により説明する。固定支持板3A(図1参照)上には、支持枠21が固定されている。支持枠21は、両側に固定支持板3Aに固定される固定部21aを有し、この固定部21aから上方に立ち上がった立上り部21bが形成され、立上り部21bは上方部21cで連結されている。支持枠21の上方部21cにはモータ支持板22が固定されており、モータ支持板22にはモータ23が固定されている。
また支持枠21の上方部21cの上方には、固定軸24A、24Bが配設されており、固定軸24A、24Bは、後端部が上方部21cに固定された固定板25に固定され、中間部が上方部21cに固定された固定ブロック26A、26Bに固定されている。固定軸24A、24Bには軸受27を介して歯車28A、28Bが回転自在に支承されており、歯車28A、28Bは互いに噛合している。モータ23の出力軸には歯車28Bに噛合する歯車29が固定されている。
固定軸24A、24Bの端部には、上方より見て(図2(b)参照)コ字形及び逆コ字形の支持枠30A、30Bが回転自在に支承されており、支持枠30A、30Bにはローラ軸31A、31Bが軸受32を介して回転自在に支承されている。ローラ軸31A、31Bには歯車28A、28Bに噛合する歯車33A、33Bが固定されている。またローラ軸31A、31Bの支持枠30A、30B内の部分には、ローラ34A、34Bが固定されている。支持枠30A、30Bの外側にはばね掛け35A、35Bが固定されており、支持枠21にはばね掛け35A、35Bに対応してばね掛け36A、36Bが固定されている。そして、ばね掛け35Aと36A,35Bと36Bにはばね37が掛けられ、ローラ34A、34Bは内側に付勢されている。ばね37の付勢力がない状態においては、図2に示すようにローラ34Aと34B間は一定の間隔を保っている。
次に刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の構造を図4及び図5により説明する。下支持基板42は両側に基板部42aを有し、この基板部42aの内側から上方に立ち上がった立上り部42bが形成され、立上り部42bは上方部42cで連結されている。上方部42cには、該上方部42cより幅広の上支持基板43が固定されており、上支持基板43の後方部43aには両端部にばね掛け部が形成されたばね掛け板44が固定されている。基板部42aと上支持基板43間には複数個のローラ45が配設されている。ローラ45は支軸46に回転自在に支承され、支軸46は固定板47の両側の折り曲げ部に固定されている。固定板47の前方側の両側面には、ばね掛け板44に対応してばね掛け板48が固定されており、ばね掛け板44とばね掛け板48にはばね49が掛けられている。これにより、上支持基板43及び下支持基板42は固定板47に対して前方側に付勢されている。
下支持基板42の前端の両側には、上方及び前方に伸びたカッター支持板55が固定されており、カッター支持板55にはそれぞれ支軸56が固定されている。支軸56にはカッター保持板57の両端部が揺動自在に支承されており、カッター保持板57には、支軸56より下方側で該支軸56の中心に向くように配設されたカッター58と、このカッター58より上方側に配設された棒状野菜当接板59とが固定されている。棒状野菜当接板59には、カッター58で剥いた皮を導くガイド穴59aが設けられ、また剥いた皮が大根の表面に張り付かないように、剥いた皮を外側に案内するガイド部59bが外側に折り曲げられて設けられている。下支持基板42には、棒状野菜当接板59のガイド部59bに導かれた皮を更に刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の外側に導くために、外側に傾斜したガイド板60が固定されている。
上支持基板43の前端部は山形形状部に形成され、この山形形状部の前面には棒状野菜当接板59に大根を案内するガイド板65が傾斜して固定されている。上支持基板43の前端部の山形形状部の裏面にはパイプ66が固定されており、パイプ66には、剥がれてガイド板60に導かれた皮がガイド板60より外側に排出されるように、斜め下に向けた噴出穴66aが設けられている。パイプ66の端部の継手67を介してホース68が接続され、ホース68は図示しないポンプに接続されている。
次に図1に示す8組の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の配置を図6及び図7により説明する。図6及び図7は各刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)を平面より見た図を示す。
図6(a)(b)に示すように、第2段目の刃物手段41A2、41B2は第1段目の刃物手段41A1、41B1に対して90度左回転させた姿勢で配置されている。
図6(b)(c)に示すように、第3段目の刃物手段41A3、41B3は第2段目の刃物手段41A2、41B2に対して45度左回転させた姿勢で配置されている。
図6(c)(d)に示すように、第4段目の刃物手段41A4、41B4は第3段目の刃物手段41A3、41B3に対して90度右回転させた姿勢で配置されている。
図6(d)(e)に示すように、第5段目の刃物手段41A5、41B5は第4段目の刃物手段41A4、41B4に対して67.5度(45度+22.5度)左回転させた姿勢で配置されている。
図6(e)(f)に示すように、第6段目の刃物手段41A6、41B6は第5段目の刃物手段41A5、41B5に対して90度右回転させた姿勢で配置されている。
図6(f)図8(a)に示すように、第7段目の刃物手段41A7、41B7は第6段目の刃物手段41A6、41B6に対して135度右回転させた姿勢で配置されている。しかし、この場合は、刃物手段41B6と刃物手段41A7は45度となる。
図8(a)(b)に示すように、第8段目の刃物手段41A8、41B8は第7段目の刃物手段41A7、41B7に対して90度右回転させた姿勢で配置されている。
図1には図4(a)に示すガイド板65は省略して図示していないが、ガイド板65は設けられている。そこで、刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の姿勢によっては下方の刃物手段41が上方のガイド板65に干渉する。本実施の形態においては、図6(b)(c)に示す第3段目の刃物手段41A3、41B3は第2段目の刃物手段41A2、41B2に対して、また図6(f)図7(a)に示す第7段目の刃物手段41A7、41B7は第6段目の刃物手段41A6、41B6に対して45度ずれている。このため、第2段目の刃物手段41A2、41B2のガイド板60が第3段目の刃物手段41A3、41B3に干渉しないように、また第6段目の刃物手段41A6、41B6のガイド板60が第7段目の刃物手段41A7、41B7に干渉しないように、図1(b)に示すように広い間隔となっている。その他の上下の刃物手段41は67.5度又は90度ずれているので、上方の刃物手段41のガイド板60が下方の刃物手段41に干渉しないので、図1(b)に示すように狭い間隔となっている。
刃物手段41A1、41A2、41A3、41A4の固定板47は固定支持板3Aに図示しない支柱を介して固定され、刃物手段41A5、41A6、41A7、41A8の固定板47は固定中間支持板4Aに図示しない支柱を介して固定されている。刃物手段41B1、41B2、41B3、41B4の固定板47は揺動支持板3Bに図示しない支柱を介して固定され、刃物手段41B5、41B6、41B7、41B8の固定板47は揺動中間支持板4B(図示せず)に図示しない支柱を介して固定されている。従って、ロック手段8を外して揺動支持板3Bを手前に回すと、刃物手段41B1、41B2・・・41B8は揺動支持板3B及び揺動中間支持板4Bと共に支柱5を中心として回転し、刃物手段41A1、41A2・・・41A8より離れる。これにより、刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の清掃を容易に行うことができる。
次に作用について説明する。まず、供給装置20による大根の送りを図1及び図2により説明する。モータ23が矢印C方向に回転すると、歯車29、歯車28A、28Bを介して歯車33Aが矢印D方向に、歯車33Bが逆の矢印D’方向に回転し、ローラ34A、34Bも矢印D、D’方向に回転する。そこで、ローラ34A、34B間に上方より大根の先端部を挿入すると、大根の太さに応じてローラ34A、34Bは前後動し、ばね37の付勢力によって大根を把持して回転して刃物装置40内に送る。そして、刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)によって皮が剥かれる。
ところで、大根を送るローラ34A、34Bは、刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の上方に配置されているのみであるので、大根の上端がローラ34A、34Bより離れると下方に送れない。しかし、次の大根をローラ34A、34B間に挿入すると、この大根がローラ34A、34Bによって送られることにより、その下の大根が押されて下方に送られる。これにより、大根は複数組の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)によって皮が完全に剥かれて刃物装置40の下方に排出される。
次に刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)による大根の皮剥きを図1、図4及び図5により説明する。大根が刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)に供給されると、棒状野菜当接板59が支軸56を中心として回動して大根の周面に圧接し、カッター58によって大根の皮が一定幅剥かれる。この場合、下支持基板42及び上支持基板43は固定板47に対してばね49で内側に付勢されているので、大根の太さに応じて下支持基板42及び上支持基板43がローラ45にガイドされて前後動し、カッター58が大根の周面に追従して皮を剥く。剥かれた皮はガイド穴59a、ガイド部59bを通ってガイド板60より外側に案内される。この場合、ホース68より継手67を通してパイプ66にエアと水を送ると、噴出穴66aより吹き出すエアと水によりガイド板60に送られた皮は刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)の外側にスムーズに排出される。
このように、大根等の棒状野菜を送るローラ34A、34Bの上方は開放しているので、棒状野菜を連続して供給することができ、生産性に優れている。またローラ34A、34Bは刃物装置40の上方のみに配置されているので、装置の小型化が図れる。またカッター58で剥かれ棒状野菜当接板59のガイド穴59aを通った皮は、ガイド板60で刃物手段41の外側に案内されるだけでなく、パイプ66より噴出するエアと水とにより刃物手段41の外側にスムーズに排出される。また一対の刃物手段の一方の刃物手段41A1、41A2・・・41A8の固定板47は固定支持板3A及び固定中間支持板4Aに固定され、一対の刃物手段の他方の刃物手段41B1、41B2・・・41B8の固定板47は揺動支持板3B及び揺動中間支持板4B固定されているので、一方の刃物手段より他方の刃物手段を離すことができ、刃物手段の清掃を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、8組の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)を所定角度ずらして配置したので、大根を16面として皮を剥くことができる。しかし、一対の刃物手段41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8)は8組に限定されるものではなく、例えば4組、5組、6組でもよい。またパイプ66にはエアと水を供給するようにしたが、エア又は水のみでもよい。
本発明の棒状野菜皮剥き装置の一実施の形態を示し、(a)は平面説明図、(b)は正面説明図である。 供給装置を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 図2の右側面図である。 刃物手段を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 (a)は図4(b)のA−A線断面図、(b)は図4(b)のB−B線断面図である。 第1段目から第6段目までの刃物手段の配置を示す平面図である。 第7段目及び第8段目の刃物手段の配置を示す平面図である。
符号の説明
3A 固定支持板
3B 揺動支持板
4A 固定中間支持板
4B 揺動中間支持板
5 支柱
6 軸受
7 支持板
20 供給装置
21 支持枠
23 モータ
28A、28B、29 歯車
30A、30B 支持枠
33A、33B 歯車
34A、34B ローラ
37 ばね
40 刃物装置
41(41A1、41B1,41A2、41B2・・・41A8、41B8) 刃物手段
42 下支持基板
43 上支持基板
47 固定板
49 ばね
55 カッター支持板
56 支軸
57 カッター保持板
58 カッター
59 棒状野菜当接板
59a ガイド穴
59b ガイド部
60 ガイド板
66 パイプ

Claims (3)

  1. 棒状野菜を下方に送る供給装置と、この供給装置の下方に配設され棒状野菜の皮を剥く刃物装置とを備えた棒状野菜皮剥き装置において、前記供給装置は、相対向して配設され回転自在でかつ内側方向に付勢された2個一対のローラと、この一対のローラ間に配設された棒状野菜を下方に送るように前記ローラを駆動する駆動手段とからなることを特徴とする棒状野菜皮剥き装置。
  2. 前記刃物装置は、相対向して配設された一対の刃物手段が複数組上下に姿勢をずらして配設され、刃物手段は、支持基板と、この支持基板に揺動自在に設けられたカッター保持板と、このカッター保持板の揺動中心に向くように該カッター保持板に固定されたカッターと、このカッターより上方側で該カッターで剥かれた皮を導くガイド穴が形成されカッター保持板に固定された棒状野菜当接板と、前記ガイド穴を通った皮を刃物手段の外側に導くように前記支持基板に傾斜して固定されたガイド板と、このガイド板にエアと水又はエア若しくは水を吹き付けるように前記支持基板に固定されたパイプとからなることを特徴とする請求項1記載の棒状野菜皮剥き装置。
  3. 前記刃物装置は、相対向して配設された一対の刃物手段が複数組上下に姿勢をずらして配設され、前記複数組の刃物手段を支持する支持板は、2分割された固定支持板と揺動支持板とからなり、揺動支持板は固定支持板に対して一端部が揺動自在に設けられ、前記固定支持板に一対の刃物手段の一方が設けられ、前記揺動支持板に一対の刃物手段の他方が設けられていることを特徴とする請求項1記載の棒状野菜皮剥き装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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