JP2007312505A - 昇圧回路及び半導体装置 - Google Patents
昇圧回路及び半導体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007312505A JP2007312505A JP2006138923A JP2006138923A JP2007312505A JP 2007312505 A JP2007312505 A JP 2007312505A JP 2006138923 A JP2006138923 A JP 2006138923A JP 2006138923 A JP2006138923 A JP 2006138923A JP 2007312505 A JP2007312505 A JP 2007312505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- logic level
- signal
- control signal
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Read Only Memory (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【課題】容量の小規模化、消費電流の削減、及び電源ノイズの抑制に貢献するチャージポンプ回路駆動用クロック信号を生成する。
【解決手段】ステップ電圧発生回路は、入力信号の第1の論理レベルへの遷移に応じて第1の論理レベルに遷移し、入力信号の第2の論理レベルへの遷移後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号及び第1の制御信号の第1の論理レベルへの遷移後に第1の論理レベルに遷移し、入力信号の第2の論理レベルへの遷移に応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部(21A)、第2の制御信号の論理レベルに応じていずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部(22)、及び第1の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧と電圧選択部の出力電圧とを切り替えて出力する電圧切替部(23)を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ステップ電圧発生回路は、入力信号の第1の論理レベルへの遷移に応じて第1の論理レベルに遷移し、入力信号の第2の論理レベルへの遷移後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号及び第1の制御信号の第1の論理レベルへの遷移後に第1の論理レベルに遷移し、入力信号の第2の論理レベルへの遷移に応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部(21A)、第2の制御信号の論理レベルに応じていずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部(22)、及び第1の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧と電圧選択部の出力電圧とを切り替えて出力する電圧切替部(23)を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、昇圧回路及び半導体装置に関し、特にチャージポンプ回路を備えた昇圧回路を駆動するためのクロック信号の生成に有用なステップ電圧発生の技術に関する。
近年、不揮発性記憶装置であるフラッシュメモリには、単一電源電圧や低い電源電圧でのデータの読み出し及び書き換えが要求されている。このため、これら各動作に要する昇圧電圧又は負昇圧電圧を供給する昇圧回路をチップに実装する必要がある。そして、そのような昇圧回路はチャージポンプ回路を用いて構成されるのが一般的である。
図18は、昇圧回路に用いられるチャージポンプ回路の構成を示す。また、図19は、図18に示したチャージポンプ回路に入力される各種クロック信号の波形を示す。チャージポンプ回路10は、カスケード接続された複数(本例では4つ)のポンプ段100を備え、初段には電源電圧Vddが印加され、最終段には出力電圧Voutの逆流防止回路110が接続されている。各ポンプ段100は、二つの容量101及び102、次段への電荷転送動作を制御するトランジスタ103、及び前段との電荷イコライズ動作を制御するトランジスタ104を備え、排他的位相関係にある二つのクロック信号CK1及びCK2又はCK3及びCK4に同期して、電荷イコライズ動作と電荷転送動作とを交互に繰り返す。さらに、隣接するポンプ段では、一方が電荷転送動作をしているとき、他方は電荷イコライズ動作をするように制御される。これにより、初段に印加された電源電圧Vddが各ポンプ段100を経由することによって徐々に昇圧され、最終段に昇圧電圧Voutが発生する。
図18に示したチャージポンプ回路10では、出力側に向かってポンプ段100の出力電圧が上昇していき、それに伴い、各ポンプ段100のスイッチング制御を行うトランジスタ103及び104の閾値もまた基板バイアス効果により上昇していく。そして、その閾値電圧が各ポンプ段100を制御する二つのクロック信号の高電位Vddよりも高くなってしまうと、もはやそのトランジスタはスイッチング動作しなくなり、それ以上の昇圧はできなくなってしまう。このため、従来、ブーストクロック信号によってチャージポンプ回路における最終段を含む1以上のポンプ段を制御することで、基板バイアス効果を低減して昇圧動作を可能にしている(例えば、特許文献1参照)。図18に示したチャージポンプ回路10の場合、クロック信号CK1及びCK4をそれぞれブーストしたブーストクロック信号CK1’及びCK4’(図19参照)で出力側の二つのポンプ段100を制御する。
特許第3580693号
しかし、従来の昇圧回路には次のような問題がある。まず、ブーストクロック信号CK1’又はCK4’によって制御されるポンプ段100では、容量101がブースト電圧Vbstで一気に充電されることから比較的大きな容量値が必要となり、容量101のレイアウト面積が大きくなってしまう。また、比較的高いブースト電圧Vbstで容量101の充放電が行われるため、消費電流が比較的大きくなってしまう。
また、ブースト電圧Vbstで容量101を一気に充電するため、瞬時的に電源電圧Vddが低下してしまう。一方、ブースト電圧Vbstで充電された容量を一気に基準電圧Vssにまで放電するため、グランドノイズが発生してしまう。これらは、いずれも昇圧回路及び他の回路の動作に必要な電源電圧マージンを減少させる要因となる。
上記の消費電力の問題及び動作電圧マージンの問題はブーストクロック信号CK1’又はCK4’の場合に顕著であるが、通常のクロック信号CK1〜CK4についても同様の問題が存在する。
上記問題に鑑み、本発明は、半導体装置、特にチャージポンプ回路を備えた昇圧回路について、容量の小規模化、消費電流の削減、及び電源ノイズの抑制に貢献するチャージポンプ回路駆動用クロック信号の生成を課題とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は、昇圧回路として、カスケード接続された複数のポンプ段を有し、各ポンプ段が次段への電荷転送動作と前段との電荷イコライズ動作とを交互に繰り返して入力電圧を昇圧するチャージポンプ回路と、ポンプ段のそれぞれを駆動するための複数のクロック信号を生成するクロック信号生成回路と、クロック信号生成回路によって生成されたクロック信号の論理遷移に応じて電圧が段階的に変化するクロック信号を生成し、当該生成したクロック信号をチャージポンプ回路における最終段を含む1以上のポンプ段に与える1以上のステップ電圧発生回路を備えたものとする。そして、ステップ電圧発生回路は、クロック信号が第1の論理レベルに遷移するのに応じて第1の論理レベルに遷移し、クロック信号が第2の論理レベルに遷移した後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号、及び第1の制御信号が第1の論理レベルに遷移した後に第1の論理レベルに遷移し、クロック信号が第2の論理レベルに遷移するのに応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部と、第2の制御信号の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部と、第1の制御信号が第2の論理レベルのとき、基準電圧を出力する一方、第1の制御信号が第1の論理レベルのとき、電圧選択部の出力電圧を出力する電圧切替部とを有するものとする。
これによると、ステップ電圧発生回路において、第1の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧と、電圧選択部によって第2の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧よりも高い電圧の中から選択的に出力された電圧とが、電圧切替部によって切り替えて出力される。ここで、第1の制御信号が第1の論理レベルである期間中に第2の制御信号は第2の論理レベルから第1の論理レベルへの論理遷移及びその逆の論理遷移が発生するため、電圧切替部から電圧選択部の出力電圧が出力されている期間中に電圧選択部によって選択される電圧が切り替わり、結果として、電圧切替部からの出力電圧が段階的に変化することとなる。そして、ステップ電圧発生回路によって生成された段階的な電圧変化をするクロック信号で、チャージポンプ回路における最終段を含む1以上のポンプ段を駆動することにより、容量を所定の電圧で一気に充放電する場合と比べて、容量の小規模化、消費電流の削減、及び電源ノイズの抑制が可能となる。
また、本発明が講じた手段は、半導体装置として、入力信号が第1の論理レベルに遷移するのに応じて第1の論理レベルに遷移し、前記信号が第2の論理レベルに遷移した後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号、及び第1の制御信号が第1の論理レベルに遷移した後に第1の論理レベルに遷移し、入力信号が第2の論理レベルに遷移するのに応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部と、第2の制御信号の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部と、第1の制御信号が第2の論理レベルのとき、基準電圧を出力する一方、第1の制御信号が第1の論理レベルのとき、電圧選択部の出力電圧を出力する電圧切替部とを有するステップ電圧発生回路を備えたものとする。
これによると、第1の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧と、電圧選択部によって第2の制御信号の論理レベルに応じて基準電圧よりも高い電圧の中から選択的に出力された電圧とが、電圧切替部によって切り替えて出力される。ここで、第1の制御信号が第1の論理レベルである期間中に第2の制御信号は第2の論理レベルから第1の論理レベルへの論理遷移及びその逆の論理遷移が発生するため、電圧切替部から電圧選択部の出力電圧が出力されている期間中に電圧選択部によって選択される電圧が切り替わり、結果として、電圧切替部からの出力電圧が段階的に変化することとなる。そして、ステップ電圧発生回路によって生成された段階的な電圧変化をするクロック信号で、例えば、DRAM等の揮発性半導体記憶装置、液晶装置、携帯機器等の電源回路を駆動することにより、容量を所定の電圧で一気に充放電する場合と比べて、容量の小規模化、消費電流の削減、及び電源ノイズの抑制が可能となる。
具体的には、上記の昇圧回路又は半導体装置において、制御部は、クロック信号又は入力信号が第1の論理レベルに遷移してから第2の制御信号が第1の論理レベルに遷移するまでの時間、及びクロック信号又は入力信号が第2の論理レベルに遷移してから第1の制御信号が第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路を有する。
また、具体的には、上記の昇圧回路又は半導体装置において、制御部は、クロック信号又は入力信号が第1の論理レベルに遷移してから第2の制御信号が第1の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路、及びクロック信号又は入力信号が第2の論理レベルに遷移してから第1の制御信号が第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路の少なくとも一方を有する。
好ましくは、上記の昇圧回路又は半導体装置において、上記の各遅延回路は、与えられた信号に応じてその遅延量が可変であるとする。
また、具体的には、上記の昇圧回路又は半導体装置において、制御部は、ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、当該出力信号が電圧選択部によって選択された相対的に低い第1の電圧から相対的に高い第2の電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、当該出力信号が第2の電圧から第1の電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第1の検知信号を出力する第1の検知回路と、ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、当該出力信号が基準電圧から電圧選択部の出力電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、当該出力信号が電圧選択部の出力電圧から基準電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第2の検知信号を出力する第2の検知回路とを有し、第2の検知信号が第1の論理レベルに遷移したとき、第2の制御信号を第1の論理レベルに設定し、第1の検知信号が第2の論理レベルに遷移したとき、第1の制御信号を前記第2の論理レベルに設定するものである。
また、具体的には、上記の昇圧回路又は半導体装置において、電圧選択部は、基準電圧よりも高い第1の電圧を受け、第2の制御信号が第2の論理レベルのとき、第1の電圧を出力する一方、第2の制御信号が第1の論理レベルのとき、第1の電圧をブーストして第2の電圧を出力するブースト回路を有する。
また、具体的には、上記の昇圧回路又は半導体装置において、電圧選択部は、外部から2以上の異なる電圧を受け、第2の制御信号が第2の論理レベルのとき、相対的に低い電圧を出力する一方、第2の制御信号が第1の論理レベルのとき、相対的に高い電圧を出力する電圧選択回路を有する。
なお、上記の昇圧回路又は半導体装置において、電圧切替部から出力される信号の最高電圧は、クロック信号又は入力信号の最高電圧よりも高いことが好ましい。
本発明によると、半導体装置、特にチャージポンプ回路を備えた昇圧回路について、昇圧動作に用いられる容量を小規模化することができ、また、その容量の充放電に伴う消費電流を削減するとともに電源電圧の一時的な低下及びグランドノイズの発生を抑制することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Aは、制御部21A、電圧選択部22、及び電圧切替部23から構成され、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて段階的に電圧が変化するクロック信号CKoutを出力する。
図1は、第1の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Aは、制御部21A、電圧選択部22、及び電圧切替部23から構成され、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて段階的に電圧が変化するクロック信号CKoutを出力する。
制御部21Aは、入力されたクロック信号CKinが第1の論理レベル、例えば、Hレベルに遷移するのに応じて第1の論理レベル、例えば、Lレベルに遷移し、クロック信号CKinが第2の論理レベル、例えば、Lレベルに遷移した後に第2の論理レベル、例えば、Hレベルに遷移する制御信号S1、及び制御信号S1がLレベルに遷移した後に第1の論理レベル、例えば、Hレベルに遷移し、クロック信号CKinがLレベルに遷移するのに応じて第2の論理レベル、例えば、Lレベルに遷移する制御信号S2を生成する。具体的には、制御部21Aは、クロック信号CKinを論理反転するインバータ211、インバータ211の出力を遅延させて出力する遅延回路212、インバータ211及び遅延回路212の出力を受けて制御信号S1を出力するANDゲート213、及びインバータ211及び遅延回路212の出力を受けて制御信号S2を出力するNORゲート214から構成される。
電圧選択部22は、制御信号S2の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧Vssよりも高い二つの異なる電圧Va及びVbの中からいずれか一つを選択的に出力する。より詳細には、電圧選択部22は、電圧Va(>Vss)を受け、制御信号S2がLレベルのとき、電圧Vaを出力する一方、制御信号S2がHレベルのとき、電圧Vaをブーストした電圧Vbを出力するブースト回路である。具体的には、電圧選択部22は、制御信号S2を論理反転するインバータ221、インバータ221の出力に応じてブーストされるサブブースト容量222、電圧Va(>Vss)の入力端から容量222の一端への方向に整流する整流素子223、電圧Vaの入力端と容量222の一端と間に設けられ、電圧選択部22の出力電圧Vpに応じて開閉動作をするスイッチ224、電圧Vaの入力端と電圧選択部22の出力端との間に設けられ、容量222の一端の電圧に応じて開閉動作をするスイッチ225、電圧Vaの入力端から電圧選択部22の出力端への方向に整流する整流素子226、インバータ221の出力を論理反転するインバータ227、及びインバータ227の出力に応じてブーストされるメインブースト容量228から構成される。
電圧切替部23は、制御信号S1がLレベルのとき、基準電圧Vssを出力する一方、制御信号S1がHレベルのとき、電圧選択部22の出力電圧Vpを出力する。具体的には、電圧切替部23は、ドレインが互いに接続されるとともにゲートに制御信号S1が入力されるpchトランジスタ231及びnchトランジスタ232から構成される。トランジスタ231のソースには電圧選択部22の出力電圧Vpが印加される。また、トランジスタ232のソースには基準電圧Vssが印加される。
次に、図2に示した波形図を参照しながら本ステップ電圧発生回路の動作について説明する。時刻T1aで、クロック信号CKinがHレベルに遷移することで、ANDゲート213の出力である制御信号S1はLレベルに遷移する。これにより、トランジスタ231は導通状態となり、トランジスタ232は非導通状態となる。この結果、クロック信号CKoutとして電圧Vpが出力される。このとき、制御信号S2は遅延回路212によってまだLレベルであるため、電圧選択部22からはスイッチ225を介して電圧Vaが出力される。したがって、クロック信号CKoutは電圧Vssから電圧Vaに遷移する。
時刻T1aから遅延回路212による遅延時間ΔTaの経過後の時刻T1bで、制御信号S2がHレベルに遷移する。これにより、電圧選択部22においてスイッチ225は非導通状態となり、容量228がインバータ227の出力によってブーストされることで、電圧選択部22の出力電圧Vpは電圧Vbに遷移する。したがって、クロック信号CKoutもまた電圧Vaから電圧Vbに遷移する。
その後、時刻T2aで、クロック信号CKinがLレベルに遷移することで、NORゲート214の出力である制御信号S2はLレベルに遷移する。そして、電圧選択部22では、容量222がブーストされることで、スイッチ225が導通状態となる。これにより、スイッチ225を介して容量228と電圧Vaの入力端とが短絡し、容量228に充電されていた電荷(ブースト電圧Vb)が電圧Vaを供給する電源ノードに回収され、電圧Vpは電圧Vaに遷移する。したがって、クロック信号CKoutもまた電圧Vbから電圧Vaに遷移する。
時刻T2aから遅延回路212による遅延時間ΔTaの経過後の時刻T2bで、制御信号S1がHレベルに遷移する。これにより、トランジスタ231は非導通状態となり、また、トランジスタ232は導通状態となる。この結果、クロック信号CKoutは電圧Vaから電圧Vssに遷移する。
以上、本実施形態によると、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて、出力するクロック信号CKoutの電圧を2段階で変化(電圧Vss→電圧Va→電圧Vb又は電圧Vb→電圧Va→電圧Vss)させることができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Bは、上記の制御部21Aとは異なる構成の制御部21Bを備えている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図3は、第2の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Bは、上記の制御部21Aとは異なる構成の制御部21Bを備えている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
制御部21Bは、クロック信号CKinを論理反転するインバータ211、インバータ211の出力を遅延させて出力する遅延回路212a及び212b、インバータ211及び遅延回路212aの出力を受けて制御信号S1を出力するANDゲート213、及びインバータ211及び遅延回路212bの出力を受けて制御信号S2を出力するNORゲート214から構成される。
図4に示したように、本ステップ電圧発生回路では、クロック信号CKinがHレベルに遷移してから(時刻T1a)制御信号S2がHレベルに遷移するまで(時刻T1b)の遅延時間ΔTaは遅延回路212aで決定され、クロック信号CKinがLレベルに遷移してから(時刻T2a)制御信号S1がHレベルに遷移するまで(時刻T2b)の遅延時間ΔTbは遅延回路212bで決定される。
以上、本実施形態によると、入力されたクロック信号CKinがHレベルに遷移してから制御信号S2がHレベルに遷移するまでの遅延時間とクロック信号CKinがLレベルに遷移してから制御信号S1がHレベルに遷移するまでの遅延時間とを別個独立に設定することができる。これにより、クロック信号CKinの立ち上がり時に考慮すべき電源電圧の瞬時的な低下の削減と立ち下がり時に考慮すべき電荷のリサイクル及びグランドノイズとを別々に好適化することができる。
なお、クロック信号CKoutの段階的な立ち上がりが不要であれば遅延回路212aを省略すればよい。また、クロック信号CKoutの段階的な立ち下がりが不要であれば遅延回路212bを省略すればよい。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Cは、上記の制御部21A及び21Bとは異なる構成の制御部21Cを備えている。以下、第1及び第2の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図5は、第3の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Cは、上記の制御部21A及び21Bとは異なる構成の制御部21Cを備えている。以下、第1及び第2の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
制御部21Cは、クロック信号CKinを論理反転するインバータ211、検知回路215a及び215b、インバータ211及び検知回路215aから出力された検知信号Vdet1を受けて制御信号S1を出力するANDゲート213、及びインバータ211及び検知回路215bから出力された検知信号Vdet2を受けて制御信号S2を出力するNORゲート214から構成される。
検知回路215aは、クロック信号CKoutを受け、クロック信号CKoutが電圧Vaから電圧Vbに切り替わったとき、第1の論理レベル、例えば、Lレベルに遷移し、クロック信号CKoutが電圧Vbから電圧Vaに切り替わったとき、第2の論理レベル、例えば、Hレベルに遷移する検知信号Vdetを出力する。具体的には、検知回路215aは、ドレインが互いに接続されたpchトランジスタ2151及びnchトランジスタ2152、制御信号S2を論理反転するインバータ2153、及びトランジスタ2151及び2152の接続点の電圧を論理反転して検知信号Vdet1を出力するインバータ2154を備えている。トランジスタ2151のソースにはクロック信号CKoutが入力され、ゲートには電圧Vaが印加される。また、トランジスタ2152のソースには基準電圧が印加され、ゲートにはインバータ2153の出力が入力される。
検知回路215bは、クロック信号CKoutを受け、クロック信号CKoutが基準電圧Vssから電圧選択部22の出力電圧Vpに切り替わったとき、第1の論理レベル、例えば、Lレベルに遷移し、クロック信号CKoutが電圧選択部22の出力電圧Vpから基準電圧Vssに切り替わったとき、第2の論理レベル、例えば、Hレベルに遷移する検知信号Vdet2を出力する。具体的には、検知回路215bはインバータで構成される。
次に、図6に示した波形図を参照しながら本ステップ電圧発生回路の動作について説明する。時刻T1で、クロック信号CKinがHレベルに遷移することで制御信号S1はLレベルに遷移し、クロック信号CKoutとして電圧Vpが出力される。このとき、制御信号S2はまだLレベルであるため、電圧選択部22からは電圧Vaが出力される。したがって、クロック信号CKoutは電圧Vssから電圧Vaに遷移する。クロック信号CKoutが電圧Vaに遷移するのに応じて検知信号Vdet2はLレベルに遷移し、制御信号S2はすぐさまHレベルに遷移する。これにより、電圧選択部22の出力電圧Vpは電圧Vbに遷移する。したがって、クロック信号CKoutもまた電圧Vaから電圧Vbに遷移する。検知回路215aはこのクロック信号CKoutの遷移を検知し、検知信号Vdet1はLレベルに遷移する。
その後、時刻T2で、クロック信号CKinがLレベルに遷移することで、制御信号S2はLレベルに遷移し、電圧選択部22の出力電圧Vpは電圧Vaに遷移する。したがって、クロック信号CKoutもまた電圧Vbから電圧Vaに遷移する。検知回路215aはこのクロック信号CKoutの遷移を検知し、検知信号Vdet1はHレベルに遷移する。この遷移に応じて制御信号S1はHレベルに遷移し、クロック信号CKoutは電圧Vaから電圧Vssに遷移する。クロック信号CKoutが電圧Vssに遷移することで、検知信号Vdet2はHレベルに遷移する。
以上、本実施形態によると、クロック信号CKoutの電圧変化に係る段階制御が最適化され、ブースト電圧Vbの供給時間をより長くすることができる。また、クロック信号CKinの立ち上がり時に考慮すべき電源電圧の瞬時的な低下の削減と立ち下がり時に考慮すべき電荷のリサイクル及びグランドノイズを最適化することができる。
なお、クロック信号CKoutの段階的な立ち上がりが不要であれば遅延回路215aを省略すればよい。また、クロック信号CKoutの段階的な立ち下がりが不要であれば遅延回路215bを省略すればよい。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Dは、上記の電圧選択部22とは異なる構成の電圧選択部24を備えている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、本ステップ電圧発生回路20Dの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
図7は、第4の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Dは、上記の電圧選択部22とは異なる構成の電圧選択部24を備えている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、本ステップ電圧発生回路20Dの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
電圧選択部24は、外部から異なる電圧Va及びVb(ただし、Vss<Va<Vb)を受け、制御信号S2がLレベルのとき、電圧Vaを出力する一方、制御信号S2がHレベルのとき、電圧Vbを出力する電圧選択回路である。具体的には、電圧選択部24は、電圧Vbを受けて駆動するレベルシフト回路241、電圧Vbの入力端と電圧選択部24の出力端と間に設けられ、レベルシフト回路241の出力に応じて開閉動作をするスイッチ242、レベルシフト回路241の出力を論理反転するインバータ243、及び電圧Vaの入力端と電圧選択部24の出力端と間に設けられ、インバータ243の出力に応じて開閉動作をするスイッチ244から構成される。
以上、本実施形態によると、二つの外部電源が存在する場合において、各電源の瞬時的な低下を分散することができ、各電源に接続されている他の回路の電源電圧マージンの減少を抑制することができる。また、電圧Va及びVbの電源ノードが任意の容量に接続された場合において、電荷のリサイクルによる低消費電力化及び瞬時的な電源電圧の低下を抑制することができる。
なお、第2及び第3の実施形態に係るステップ電圧発生回路20B及び20Cについて、その電圧選択部22を本実施形態に係る電圧選択部24に置き換えてもよい。
(第5の実施形態)
図8は、第5の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Eは、制御部21E、電圧選択部25、及び電圧切替部23から構成され、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて段階的に電圧が変化するクロック信号CKoutを出力する。なお、電圧切替部23の構成についてはすでに説明したとおりである。
図8は、第5の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Eは、制御部21E、電圧選択部25、及び電圧切替部23から構成され、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて段階的に電圧が変化するクロック信号CKoutを出力する。なお、電圧切替部23の構成についてはすでに説明したとおりである。
制御部21Eは、入力されたクロック信号CKinがHレベルに遷移するのに応じてLレベルに遷移し、クロック信号CKinがLレベルに遷移した後にHレベルに遷移する制御信号S1、及び制御信号S1がLレベルに遷移した後にHレベルに遷移し、クロック信号CKinがLレベルに遷移するのに応じてLレベルに遷移する制御信号S21及びS22を生成する。具体的には、制御部21Eは、クロック信号CKinを論理反転するインバータ211、インバータ211の出力を遅延させて出力する遅延回路212a及び212b、インバータ211及び遅延回路212aの出力を受けて制御信号S1を出力するANDゲート213、インバータ211及び遅延回路212bの出力を受けて信号S2を出力するNORゲート214、信号S2を遅延させて出力する遅延回路212c、遅延回路212cの出力及び信号S2を受けて制御信号S21を出力するANDゲート216、及び遅延回路212cの出力及び信号S2を受けて制御信号S22を出力するNORゲート217から構成される。
電圧選択部25は、制御信号S21及びS22の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧Vssよりも高い3つの異なる電圧Va、Vb及びVcの中からいずれか一つを選択的に出力する。より詳細には、電圧選択部25は、ブースト回路251及び電圧選択回路252からなる。ブースト回路251は、図1中の電圧選択部22と同様の構成をしており、電圧Vb(>Va>Vss)を受け、制御信号S21がLレベルのとき、電圧Vbを出力する一方、制御信号S2がHレベルのとき、電圧Vbをブーストした電圧Vcを出力する。電圧選択回路252は、図7中の電圧選択部25と同様の構成をしており、電圧Va及びブースト回路251の出力電圧Vp0(ただし、Va<Vp0)を受け、制御信号S22がLレベルのとき、電圧Vaを出力する一方、制御信号S22がHレベルのとき、電圧Vp0を出力する。電圧選択部25の出力電圧Vpは電圧選択回路252から出力される。
次に、図9に示した波形図を参照しながら本ステップ電圧発生回路の動作について説明する。時刻T1aで、クロック信号CKinがHレベルに遷移することで制御信号S1はLレベルに遷移し、クロック信号CKoutは電圧Vssから電圧Vaに遷移する。そして、遅延回路212bによる遅延時間ΔT1が経過した時刻T1bで、信号S2はHレベルに遷移する。この遷移に応じて制御信号S22はLレベルに遷移し、電圧選択回路252によってブースト回路251の出力電圧Vp0が選択され、電圧Vpとして出力される。このとき、制御信号S21は遅延回路212cによってまだLレベルであるため、ブースト回路251からは電圧Vp0として電圧Vbが出力される。したがって、クロック信号CKoutは電圧Vaから電圧Vbに遷移する。
時刻T1bから遅延回路212cによる遅延時間ΔT3の経過後の時刻T1cで、制御信号S21がHレベルに遷移する。これにより、ブースト回路251の出力電圧Vp0は電圧Vbから電圧Vcに遷移し、クロック信号CKoutもまた電圧Vbから電圧Vcに遷移する。
その後、時刻T2aで、クロック信号CKinがLレベルに遷移することで信号S2はLレベルに遷移し、これに応じて制御信号S21もまたLレベルに遷移する。制御信号S21がLレベルに遷移することにより、ブースト回路251の出力電圧Vp0は電圧Vbに遷移する。したがって、クロック信号CKoutもまた電圧Vcから電圧Vbに遷移する。そして、遅延回路212cによる遅延時間ΔT3の経過後の時刻T2bで、制御信号S22がHレベルに遷移する。これにより、電圧選択回路252によって電圧Vaが選択され、クロック信号CKoutは電圧Vbから電圧Vaに遷移する。そして、時刻T2aから遅延回路212aによる遅延時間ΔT2(ただし、ΔT2>ΔT3)の経過後の時刻T2cで、制御信号S1はHレベルに遷移する。これにより、クロック信号CKoutは電圧Vaから電圧Vssに遷移する。
以上、本実施形態によると、入力されたクロック信号CKinの論理遷移に応じて、出力するクロック信号CKoutの電圧を3段階で変化(電圧Vss→電圧Va→電圧Vb→電圧Vc又は電圧Vc→電圧Vb→電圧Va→電圧Vss)させることができる。
(第6の実施形態)
図10は、第6の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Fは、上記の電圧選択部25とは異なる構成の電圧選択部26を備えている。以下、第5の実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、本ステップ電圧発生回路20Dの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
図10は、第6の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Fは、上記の電圧選択部25とは異なる構成の電圧選択部26を備えている。以下、第5の実施形態と異なる点についてのみ説明する。なお、本ステップ電圧発生回路20Dの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
電圧選択部25は、外部から異なる電圧Va、Vb及びVc(ただし、Vss<Va<Vb<Vc)を受け、制御信号S21がLレベルかつ制御信号S22がHレベルのとき、電圧Vaを出力し、制御信号S21がLレベルかつ制御信号S22がLレベルのとき、電圧Vbを出力し、そして、制御信号S21がHレベルかつ制御信号S22がLレベルのとき、電圧Vcを出力する電圧選択回路である。
以上、本実施形態によると、3つの外部電源が存在する場合において、各電源の瞬時的な低下を分散することができ、各電源に接続されている他の回路の電源電圧マージンの減少を抑制することができる。また、電圧Va、Vb及びVcの電源ノードが任意の容量に接続された場合において、電荷のリサイクルによる低消費電力化及び瞬時的な電源電圧の低下を抑制することができる。
(第7の実施形態)
図11は、第7の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Gは、制御部21G、電圧選択部22、及び電圧切替部23から構成される。このうち、電圧選択部22及び電圧切替部23についてはすでに説明したとおりである。なお、本ステップ電圧発生回路20Gの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
図11は、第7の実施形態に係るステップ電圧発生回路の構成を示す。本ステップ電圧発生回路20Gは、制御部21G、電圧選択部22、及び電圧切替部23から構成される。このうち、電圧選択部22及び電圧切替部23についてはすでに説明したとおりである。なお、本ステップ電圧発生回路20Gの動作は図2に示したとおりであるので説明を省略する。
制御部21Gは、クロック信号CKinを論理反転するインバータ211、インバータ211の出力を遅延させて出力する遅延回路212a、遅延回路212aの出力をさらに遅延させて出力する遅延回路212b、インバータ211及び遅延回路212bの出力を受けて制御信号S1を出力するANDゲート213、インバータ211及び遅延回路212bの出力を受けて制御信号S2を出力するNORゲート214、外部から与えられる制御信号CTLを論理反転するインバータ218、及び遅延回路212aの入出力端間に接続され、インバータ218の出力及び制御信号CTLによって制御されるトランスファーゲート219から構成される。
制御信号CTLがLレベルのとき、トランスファーゲート219は導通して遅延回路212aの入出力端は短絡される。これにより、クロック信号CKinがHレベルに遷移してから制御信号S2がHレベルに遷移するまで及びクロック信号CKinがLレベルに遷移してから制御信号S1がHレベルに遷移するまでの遅延時間ΔTa(図2参照)は、遅延回路212bのみによって決定される。一方、制御信号CTLがHレベルのとき、トランスファーゲート219は非導通となり、遅延回路212aの入出力端の短絡は開放される。これにより、遅延回路212a及び212bの遅延時間の合計値が上記の遅延時間ΔTaとなる。
以上、本実施形態によると、クロック信号CKoutの電圧の遷移のタイミングを切り替え制御することができるため、瞬時的な電源電圧の低下やリサイクルする電荷量を調整することができる。なお、その他のステップ電圧発生回路についても同様にクロック信号CKoutの電圧の遷移のタイミングを切り替え制御することが可能である。
(第8の実施形態)
図12は、第8の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路は、図18に示した4段1並列のポンプ段100を有するチャージポンプ回路10、第1から第4の実施形態のいずれかに係るステップ電圧発生回路20、及びチャージポンプ回路10における各ポンプ段100を駆動するための4つのクロック信号CK1〜CK4を生成するクロック信号生成回路30から構成される。特に、チャージポンプ回路10の入力端A2及びD2に、それぞれ、ステップ電圧発生回路20から出力されたクロック信号CK1’及びCK4’が入力される。図13は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
図12は、第8の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路は、図18に示した4段1並列のポンプ段100を有するチャージポンプ回路10、第1から第4の実施形態のいずれかに係るステップ電圧発生回路20、及びチャージポンプ回路10における各ポンプ段100を駆動するための4つのクロック信号CK1〜CK4を生成するクロック信号生成回路30から構成される。特に、チャージポンプ回路10の入力端A2及びD2に、それぞれ、ステップ電圧発生回路20から出力されたクロック信号CK1’及びCK4’が入力される。図13は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
本実施形態によると、ポンプ段100における容量101(図18参照)が段階的な電圧上昇によって充電されるため、一気にブースト電圧で充電される場合に比べて容量値を小さくすることができる。例えば、図13においてVa=Vdd及びVb=2*Vddとすると、すなわち、容量101を電圧Vddで2回に分けて電圧2*Vddまで充電するとすると、容量101の容量値は、容量101を電圧2*Vddで一気に充電する場合のおよそ半分にすることができる。また、クロック信号CK1’及びCK4’の立ち上がりが段階的となるため、瞬時的な電源からの電荷供給時間をずらすことが可能となり、本昇圧回路及び他の回路の電源電圧マージンを増やすことができる。また、電圧Vaを供給する電源及び電圧Vbを供給する電源が別個であれば、瞬間的な電源電圧の低下を分散させることができる。
また、本実施形態によると、容量101が段階的な電圧降下によって放電されるため、一気に基準電圧まで放電される場合に比べて消費電流を小さくすることができる。例えば、図13においてVa=Vdd及びVb=2*Vddとすると、すなわち、容量101の充電電圧を一端電圧Vddまで放電した後に電圧Vssまで放電するとすると、電圧Vddまでの放電では電荷が電圧Vaの供給ノードに回収される。このため、放電に係る消費電流は、実質的には電圧Vddから電圧Vssまでの放電によるものであり、したがって、放電に係る消費電流は、容量101を電圧2*Vddから電圧Vssにまで一気に放電する場合のおよそ半分にすることができる。また、クロック信号CK1’及びCK4’の立ち下がりが段階的となるため、グランドノイズ及びグランド電位の上昇が抑制され、これらに起因する他の回路の誤動作を抑制するとともに本昇圧回路及び他の回路の電源電圧マージンを増やすことができる。
上記のように、段階的に立ち上がり及び立ち下がりをするクロック信号を用いることで、容量値及び消費電流を特に増加させることなくチャージポンプ回路10におけるポンプ段100を駆動することができるため、基板バイアス効果が大きくなる出力側のポンプ段100だけではなく基板バイアス効果が小さい入力側のポンプ段100についても、あるいはすべてのポンプ段100を、そのようなクロック信号で駆動してもよい。例えば、図12に示した入力端A1及びD1に、それぞれ、クロック信号CK1’及びCK4’を入力するようにしてもよい。
また、遅延回路による遅延時間によって出力クロック信号の段階的電圧変化のタイミングを調整する第1の実施形態他のステップ電圧発生回路では、出力クロック信号の最高電圧の持続期間が十分に確保されるように遅延時間を適宜設定することで、ポンプ段100の電荷転送動作に要する時間を確保することが可能である。また、上述したように、第3の実施形態に係るステップ電圧発生回路では、出力クロック信号の最高電圧の持続期間が自動的に最適化される。
(第9の実施形態)
図14は、第9の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路では、チャージポンプ回路10の入力端B及びCに、それぞれ、ステップ電圧発生回路20から出力されたクロック信号CK2’及びCK3’が入力される。図15は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
図14は、第9の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路では、チャージポンプ回路10の入力端B及びCに、それぞれ、ステップ電圧発生回路20から出力されたクロック信号CK2’及びCK3’が入力される。図15は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
本実施形態のように、チャージポンプ回路10の入力端A2及びD2にクロック信号生成回路30から出力された通常のクロック信号CK1及びCK4をそれぞれ入力し、入力端B及びCに段階的に立ち上がり及び立ち下がりをするクロック信号CK2’及びCK3’をそれぞれ入力するようにしても、上記と同様に、電荷のリサイクルによる消費電流の削減及びグランドノイズの削減等の効果が奏される。
(第10の実施形態)
図16は、第10の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路は、図12及び図14のそれぞれに示した昇圧回路を組み合わせた構成をしている。すなわち、本昇圧回路は、4つのステップ電圧発生回路20を備え、チャージポンプ回路10の入力端A2、D2、B及びCに、それぞれ、段階的に立ち上がり及び立ち下がりをするクロック信号CK1’、CK4’、CK2’及びCK3’が入力される。図17は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
図16は、第10の実施形態に係る昇圧回路の構成を示す。本昇圧回路は、図12及び図14のそれぞれに示した昇圧回路を組み合わせた構成をしている。すなわち、本昇圧回路は、4つのステップ電圧発生回路20を備え、チャージポンプ回路10の入力端A2、D2、B及びCに、それぞれ、段階的に立ち上がり及び立ち下がりをするクロック信号CK1’、CK4’、CK2’及びCK3’が入力される。図17は、本昇圧回路における各種クロック信号の波形を示す。
特に、クロック信号CK2’及びCK3’は、基準電圧Vssと電源電圧Vddとの間で中間電圧Vcを経て2段階で立ち上がり、また、立ち下がる。このように、チャージポンプ回路10を駆動するクロック信号について、電圧をブーストすることなく単に段階的に変化させることで、各ポンプ段100における容量101及び102の容量値及びその放電に係る消費電流を小さくすることができる。
また、電圧Va、Vb及びVcのそれぞれを供給する電源が別個の場合、クロック信号CK1’〜CK4’を生成するする際にこれら電源を適宜使い分けることで、昇圧特性を改善しつつ瞬間的な電源電圧の低下を分散させることができるとともに、電荷のリサイクルによる消費電流の削減及びグランドノイズの削減の効果が奏される。
なお、上記の各昇圧回路におけるステップ電圧発生回路20として、3段階の電圧変化をするクロック信号を生成する、第5及び第6の実施形態に係るステップ電圧発生回路を採用してもよい。また、上記のステップ電圧発生回路の各実施形態を適宜変更することで、4段階以上の電圧変化をするクロック信号を生成するステップ電圧発生回路を容易に構成することができる。そして、上記の各昇圧回路におけるステップ電圧発生回路20として、そのような多段電圧変化をするクロック信号を生成するステップ電圧発生回路を採用してもよい。
また、2相クロック発生回路を備えた昇圧回路についても、さらに、正昇圧回路だけではなく負昇圧回路についても上記と同様の効果が奏される。
本発明に係る昇圧回路は、昇圧特性を改善した上でレイアウト面積の削減、消費電流の削減、及び電源電圧マージンの拡大を可能にするため、不揮発性半導体記憶装置等に有用である。また、DRAM等の揮発性半導体記憶装置、液晶装置、携帯機器等の電源回路等の用途にも有用である。
10 チャージポンプ回路
20,20A−20G ステップ電圧発生回路
21A−21G 制御部
212,212a,212b,212c 遅延回路
215a 検知回路(第1の検知回路)
215b 検知回路(第2の検知回路)
22 電圧選択部(ブースト回路)
24,26 電圧選択部(電圧選択回路)
25 電圧選択部
251 ブースト回路
252 電圧選択回路
23 電圧切替部
30 クロック信号生成回路
20,20A−20G ステップ電圧発生回路
21A−21G 制御部
212,212a,212b,212c 遅延回路
215a 検知回路(第1の検知回路)
215b 検知回路(第2の検知回路)
22 電圧選択部(ブースト回路)
24,26 電圧選択部(電圧選択回路)
25 電圧選択部
251 ブースト回路
252 電圧選択回路
23 電圧切替部
30 クロック信号生成回路
Claims (16)
- カスケード接続された複数のポンプ段を有し、各ポンプ段が次段への電荷転送動作と前段との電荷イコライズ動作とを交互に繰り返して入力電圧を昇圧するチャージポンプ回路と、
前記ポンプ段のそれぞれを駆動するための複数のクロック信号を生成するクロック信号生成回路と、
前記クロック信号生成回路によって生成されたクロック信号の論理遷移に応じて電圧が段階的に変化するクロック信号を生成し、当該生成したクロック信号を前記チャージポンプ回路における最終段を含む1以上の前記ポンプ段に与える1以上のステップ電圧発生回路とを備え、
前記ステップ電圧発生回路は、
前記クロック信号が第1の論理レベルに遷移するのに応じて第1の論理レベルに遷移し、前記クロック信号が第2の論理レベルに遷移した後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号、及び前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移した後に第1の論理レベルに遷移し、前記クロック信号が前記第2の論理レベルに遷移するのに応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部と、
前記第2の制御信号の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部と、
前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、前記基準電圧を出力する一方、前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、前記電圧選択部の出力電圧を出力する電圧切替部とを有する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記制御部は、
前記クロック信号が前記第1の論理レベルに遷移してから前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移するまでの時間、及び前記クロック信号が前記第2の論理レベルに遷移してから前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路を有する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記制御部は、
前記クロック信号が前記第1の論理レベルに遷移してから前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路、及び前記クロック信号が前記第2の論理レベルに遷移してから前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路の少なくとも一方を有する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項2及び3のいずれか一つに記載の昇圧回路において、
前記遅延回路は、与えられた信号に応じてその遅延量が可変である
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記制御部は、
前記ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、前記出力信号が前記電圧選択部によって選択された相対的に低い第1の電圧から相対的に高い第2の電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、前記出力信号が前記第2の電圧から前記第1の電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第1の検知信号を出力する第1の検知回路と、
前記ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、前記出力信号が前記基準電圧から前記電圧選択部の出力電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、前記出力信号が前記電圧選択部の出力電圧から前記基準電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第2の検知信号を出力する第2の検知回路とを有し、
前記第2の検知信号が前記第1の論理レベルに遷移したとき、前記第2の制御信号を前記第1の論理レベルに設定し、
前記第1の検知信号が前記第2の論理レベルに遷移したとき、前記第1の制御信号を前記第2の論理レベルに設定する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電圧選択部は、
前記基準電圧よりも高い第1の電圧を受け、前記第2の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、前記第1の電圧を出力する一方、前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、前記第1の電圧をブーストして第2の電圧を出力するブースト回路を有する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電圧選択部は、
外部から前記2以上の異なる電圧を受け、前記第2の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、相対的に低い電圧を出力する一方、前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、相対的に高い電圧を出力する電圧選択回路を有する
ことを特徴とする昇圧回路。 - 請求項1に記載の昇圧回路において、
前記電圧切替部から出力される信号の最高電圧は、前記クロック信号の最高電圧よりも高い
ことを特徴とする昇圧回路。 - 入力信号が第1の論理レベルに遷移するのに応じて第1の論理レベルに遷移し、前記入力信号が第2の論理レベルに遷移した後に第2の論理レベルに遷移する第1の制御信号、及び前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移した後に第1の論理レベルに遷移し、前記入力信号が前記第2の論理レベルに遷移するのに応じて第2の論理レベルに遷移する1以上の第2の制御信号を生成する制御部と、
前記第2の制御信号の論理レベルに応じて、いずれも基準電圧よりも高い2以上の異なる電圧の中からいずれか一つを選択的に出力する電圧選択部と、
前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、前記基準電圧を出力する一方、前記第1の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、前記電圧選択部の出力電圧を出力する電圧切替部とを有するステップ電圧発生回路を備えた
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記制御部は、
前記入力信号が前記第1の論理レベルに遷移してから前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移するまでの時間、及び前記入力信号が前記第2の論理レベルに遷移してから前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路を有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記制御部は、
前記入力信号が前記第1の論理レベルに遷移してから前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路、及び前記入力信号が前記第2の論理レベルに遷移してから前記第1の制御信号が前記第2の論理レベルに遷移するまでの時間を決定する遅延回路の少なくとも一方を有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項10及び11のいずれか一つに記載の半導体装置において、
前記遅延回路は、与えられた信号に応じてその遅延量が可変である
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記制御部は、
前記ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、前記出力信号が前記電圧選択部によって選択された相対的に低い第1の電圧から相対的に高い第2の電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、前記出力信号が前記第2の電圧から前記第1の電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第1の検知信号を出力する第1の検知回路と、
前記ステップ電圧発生回路の出力信号を受け、前記出力信号が前記基準電圧から前記電圧選択部の出力電圧に切り替わったとき、第1の論理レベルに遷移し、前記出力信号が前記電圧選択部の出力電圧から前記基準電圧に切り替わったとき、第2の論理レベルに遷移する第2の検知信号を出力する第2の検知回路とを有し、
前記第2の検知信号が前記第1の論理レベルに遷移したとき、前記第2の制御信号を前記第1の論理レベルに設定し、
前記第1の検知信号が前記第2の論理レベルに遷移したとき、前記第1の制御信号を前記第2の論理レベルに設定する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記電圧選択部は、
前記基準電圧よりも高い第1の電圧を受け、前記第2の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、前記第1の電圧を出力する一方、前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、前記第1の電圧をブーストして第2の電圧を出力するブースト回路を有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記電圧選択部は、
外部から前記2以上の異なる電圧を受け、前記第2の制御信号が前記第2の論理レベルのとき、相対的に低い電圧を出力する一方、前記第2の制御信号が前記第1の論理レベルのとき、相対的に高い電圧を出力する電圧選択回路を有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項9に記載の半導体装置において、
前記電圧切替部から出力される信号の最高電圧は、前記入力信号の最高電圧よりも高い
ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006138923A JP2007312505A (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | 昇圧回路及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006138923A JP2007312505A (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | 昇圧回路及び半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007312505A true JP2007312505A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38844845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006138923A Pending JP2007312505A (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | 昇圧回路及び半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007312505A (ja) |
-
2006
- 2006-05-18 JP JP2006138923A patent/JP2007312505A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4567719B2 (ja) | デジタルpwfmを備える変換回路、その方法、および、付随するコントローラ | |
JP3700173B2 (ja) | 電圧変換制御回路及び方法 | |
JP4944571B2 (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP4895694B2 (ja) | 電源回路 | |
JP5142861B2 (ja) | 内部電圧発生回路 | |
JP5013603B2 (ja) | チャージポンプ駆動回路、及びそれを用いた半導体装置 | |
JP2008054471A (ja) | 昇圧回路および電圧供給回路 | |
JP4728777B2 (ja) | 電源回路 | |
JP2004274861A (ja) | 昇圧回路 | |
JP2008193766A (ja) | 電圧発生回路及びその制御方法 | |
JP2010283992A (ja) | 電源電圧生成回路、及び半導体装置 | |
JP2004228713A (ja) | 電圧変換回路ならびにそれを備える半導体集積回路装置および携帯端末 | |
US7439792B2 (en) | High voltage generation circuit and semiconductor device having the same | |
JP5711116B2 (ja) | 半導体集積回路およびそれを備えた昇圧回路 | |
JP4805748B2 (ja) | 昇圧回路 | |
US20150028938A1 (en) | Charge pumping device | |
JP2009178004A (ja) | 電源回路 | |
US7511559B2 (en) | Booster circuit | |
KR101024137B1 (ko) | 반도체 장치의 고전압 발생장치 및 고전압 발생 방법 | |
JP2007312505A (ja) | 昇圧回路及び半導体装置 | |
JP2006345691A (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP2005057973A (ja) | チャージポンプの制御回路 | |
JP2011211830A (ja) | 昇圧回路、昇圧装置及び半導体集積回路 | |
JPH11306781A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP2007116876A (ja) | ポンピング回路 |