JP2007312504A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力変換用半導体素子の負荷短絡などの発生時の過電流保護を行うとともに、過電流遮断時の過電流ピーク値の抑制および過電流遮断時のサージ電圧の抑制を最適に行い、発生損失を低減した電力変換装置を得る。
【解決手段】過電流保護用の複数のゲート遮断手段として、第1の遮断回路4a、4bと第2の遮断回路5a、5bとを備えている。ゲート遮断手段のそれぞれは、同時に作動することなく1つずつ作動し、かつ連続して作動することにより、電力変換用半導体素子15a、15bの遮断時のゲート電圧の遮断速度を制御する。また、負荷短絡などの発生時の過電流のピーク値抑制と過電流遮断時のサージ電圧抑制を最適に行い、発生損失を低減する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電気自動車駆動装置やインバータ装置などに用いられる電力変換装置に関し、特に電力変換用半導体素子の過電流保護手段の高機能化に関するものである。
従来から、電力変換用半導体素子として、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチング素子を用いた電力変換装置はよく知られている。
この種の電力変換装置においては、負荷短絡などに起因した過電流によって電力変換用半導体素子が破壊するのを防ぐために、過電流保護回路が設けられている(たとえば、特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来の電力変換装置を概略的に示す回路図であり、過電流保護回路11と電力変換用半導体素子(IGBT)15との接続関係を示している。
図5において、過電流保護回路11は、遮断手段として機能するトランジスタ12と、トランジスタ12に接続されたダイオード13、抑制抵抗14および検出抵抗16とにより構成されている。
ダイオード13のカソードは、トランジスタ12のコレクタに接続されており、ダイオード13のアノードは、IGBT15のゲート端子6に接続されている。
抑制抵抗14は、トランジスタ12のエミッタとIGBT15のエミッタ端子7との間に挿入されている。
検出抵抗16は、トランジスタ12のベースとIGBT15のエミッタ端子7との間に挿入されている。
IGBT15は、分流電流を取り出すためのセンシング端子1を有し、センシング端子1は、過電流保護回路11内のトランジスタ12のベースに接続されている。
次に、図5に示した従来の電力変換装置における過電流保護回路11の動作について説明する。
まず、IGBT15のオン状態において負荷短絡が発生すると、IGBT15に過電流が流れ、過電流の一部がIGBT15に付属のセンシング端子1から流出するので、センシング端子1からの流出電流は、正常時よりも大きくなる。
センシング端子1からの流出電流は、検出抵抗16に流れて、検出抵抗16の両端電圧は正常時よりも大きくなる。
正常動作時においては、過電流保護回路11内のトランジスタ12のベース・エミッタ間電圧が順バイアス電圧以下であるため、トランジスタ12は、動作せずにオフ状態である。
しかし、上記のように過電流が流れて検出抵抗16の両端電圧が上昇すると、トランジスタ12のベース・エミッタ間電圧が順バイアス電圧を超えて、トランジスタ12がオン状態となり、ゲート端子6とエミッタ端子7との間の電圧は急激に低下する。
この結果、IGBT15のゲートが遮断されてIGBT15がオフされることにより、IGBT15の破壊を防止するようになっている。
特開2003−125588号公報
従来の電力変換装置では、IGBT15のゲート遮断用の遮断手段として、過電流保護回路11内に1つのみのトランジスタ12を設置しているので、過電流保護回路11内の抑制抵抗14の定数によってIGBT15の遮断速度が決定してしまう。
したがって、抑制抵抗14の定数を小さく設定した場合には、IGBT15の遮断速度が速いことから、短絡電流を小さく抑制することができるものの、正常時電流よりも過大な短絡電流を急速に遮断すると、急速な電流遮断速度(大きいdi/dt値)によって過大なサージ電圧が発生してしまい、IGBT15の耐電圧を超過して破壊させる可能性があるという課題があった。
一方、抑制抵抗14の定数を大きく設定した場合には、短絡電流の遮断速度が遅くなる(di/dt値が小さくなる)ので、サージ電圧を小さく抑制することができるものの、IGBT15の遮断時間が長くなるので、IGBT15に発生する損失が大きくなって、IGBT15を熱破壊させる可能性があるという課題があった。
すなわち、過電流保護回路11内の単一の遮断手段(トランジスタ12)を用いて、トレードオフの関係にあるサージ電圧および短絡電流の両方を抑制することは非常に困難であり、上記の課題を解決するためには、たとえば電力変換装置のIGBT15として十分な耐電圧特性や許容損失特性を有する高価なものを使用するか、またはIGBT15のコレクタ・エミッタ間にスナバ回路を並列接続するなどの耐電圧対策を施す必要があり、コストアップや装置の大型化を招くという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電力変換用半導体素子のゲートを遮断して過電流保護を行うための遮断手段を複数設け、過電流発生時の電力変換用半導体素子のゲート電圧の遮断速度を制御し、負荷短絡などの過電流発生時の過電流ピーク値の抑制と過電流遮断時のサージ電圧の抑制とを最適に行うことにより、発生する損失を低減することのできる電力変換装置を得ることを目的とする。
この発明による電力変換装置は、電力変換用半導体素子と、電力変換用半導体素子の分流電流を取り出すセンシング端子と、分流電流を電圧値に変換する電流−電圧変換手段と、電流−電圧変換手段からの電圧値と電力変換用半導体素子の短絡電流に相当するしきい値とを比較する過電流検出手段と、センシング端子から流れ出す分流電流により駆動されて電力変換用半導体素子を遮断する第1の遮断手段と、第1の遮断手段の作動状態を検出する遮断検出手段と、過電流検出手段および遮断検出手段の各検出結果に応答して電力変換用半導体素子を遮断する第2の遮断手段とを備えたものである。
また、この発明による電力変換装置は、電力変換用半導体素子と、電力変換用半導体素子の分流電流を取り出すセンシング端子と、分流電流を電圧値に変換する電流−電圧変換手段と、電流−電圧変換手段からの電圧値と電力変換用半導体素子の短絡電流に相当するしきい値とを比較する過電流検出手段と、センシング端子から流れ出す分流電流により駆動されて電力変換用半導体素子を遮断する第1の遮断手段と、過電流検出手段の検出結果に応答して、第1の遮断手段の動作終了後に電力変換用半導体素子を遮断する第2の遮断手段と、過電流検出手段の検出結果に応答して、電力変換用半導体素子を一定期間にわたって遮断する第3の遮断手段とを備えたものである。
この発明によれば、複数の遮断手段が同時に作動することなく1つずつ作動して電力変換用半導体素子を遮断することにより、コストアップや装置の大型化を招くことなく、電力変換用半導体素子に対する過電流保護を実現することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る電力変換装置を示す回路ブロック図である。
図1において、電力変換装置は、制御基板部10と、制御基板部10により駆動される電力変換素子部17とにより構成されている。
なお、電力変換装置の基本動作については、一般的にインバータと称されるものと同一または類似であるため詳述を省略するが、電力変換素子部17内の電力変換用半導体素子15a、15bの表記については、直流電力入力(P−N間)の高電位側(P)に連なる素子を上アーム素子、低電位側(N)に連なる素子を下アーム素子と呼ぶ。
また、図1においては、煩雑さを回避するために、3相(U相、V相、W相)のうちのU相のみの回路構成に注目して代表的に示しているが、他のV相、W相のアーム(図示せす)も同様の接続構成を有する。
電力変換素子部17は、U相アーム17uと、V相アーム17vとW相アーム17wとにより構成されており、U相アーム17uに代表されるように、各アーム17u、17v、17wは、一対の電力変換用半導体素子(IGBT)すなわち上アーム素子15aおよび下アーム素子15bを有する。
また、電力変換素子部17は、電力変換用半導体素子15a、15bの分流電流を取り出すためのセンシング端子1a、1bと、電力変換用半導体素子15a、15bのゲート端子6a、6bと電力変換用半導体素子15a、15bのエミッタ端子7a、7bとを備えている。
制御基板部10は、電流−電圧変換回路2a、2bと、過電流検出回路3a、3bと、第1の遮断回路4a、4bと、第2の遮断回路5a、5bと、ゲート駆動制御回路8a、8bと、ゲート抵抗R1a、R1bと、遮断検出回路18a、18bとにより構成されている。
ゲート駆動制御回路8a、8bは、ゲート抵抗R1a、R1bを介して、電力変換用半導体素子15a、15bのゲート端子6a、6bに駆動信号を印加し、電力変換用半導体素子15a、15bをオン/オフ動作させる。
電流−電圧変換回路2a、2bは、センシング端子1a、1bから取り出された電力変換用半導体素子15a、15bの分流電流を、それぞれ電圧値Va、Vbに変換して過電流検出回路3a、3bおよび遮断検出回路18a、18bに入力する。
第1の遮断回路4a、4bは、それぞれ、トランジスタQ1a、Q1bと、ゲート遮断抵抗R2a、R2bとにより構成されている。
トランジスタQ1a、Q1bは、センシング端子1a、1bから流れ出す分流電流によりオン駆動されて、電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する。
過電流検出回路3a、3bは、電流−電圧変換回路2a、2bからの電圧値Va、Vbと、電力変換用半導体素子15a、15bの短絡電流(過負荷時などの過電流)に相当するしきい値VAa、VAbとを比較し、電圧値Va、VbがVa>VAa、Vb>VAbを示す場合には、過電流状態を示すHレベルの過電流検出信号Aa、Ab(過電流検出結果)を生成し、ゲート駆動制御回路8a、8bおよび第2の遮断回路5a、5bに入力する。
遮断検出回路18a、18bは、電流−電圧変換回路2a、2bからの電圧値Va、Vbとしきい値VBa、VBbとを比較して、第1の遮断回路4a、4bの作動状態を検出し、電圧値Va、VbがVa>VBa、Vb>VBbを示す場合には、遮断状態を示すHレベルの遮断検出信号Ba、Bb(遮断検出結果)を生成し、第2の遮断回路5a、5bに入力する。
第2の遮断回路5a、5bは、保持タイマ19a、19bと、遅延タイマ20a、20bと、論理積回路21a、21bと、電界効果型のトランジスタQ2a、Q2bとにより構成されている。
保持タイマ19a、19bおよび遅延タイマ20a、20bは、論理積回路21a、21bの一方の入力端子側に直列に挿入されている。
過電流検出回路3a、3bの出力値(過電流検出結果)は、保持タイマ19a、19bに入力された後、遅延タイマ20a、20bを介して、論理積回路21a、21bの一方の入力端子に印加される。
また、遮断検出回路18a、18bからの遮断検出信号Ba、Bbは、レベル反転された後、論理積回路21a、21bの他方の入力端子に印加される。
すなわち、第2の遮断回路5a、5bは、過電流検出回路3a、3bおよび遮断検出回路18a、18bの各検出結果に応答して、電力変換用半導体素子15a、15bのゲート遮断タイミングを決定し、電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する。
これにより、第1の遮断回路4a、4bと、第2の遮断回路5a、5bとが同時に作動することなく、1つずつ作動し、かつ各遮断回路が連続して動作して電力変換用半導体素子15a、15bを遮断することにより、電力変換用半導体素子15a、15bに対する過電流保護を行うようになっている。
次に、代表的に上アーム素子15aに関連した回路構成に注目して、図2のタイミングチャートを参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1による動作について説明する。
図2においては、電力変換用半導体素子(IGBT)15aのコレクタ・エミッタ電圧Vceと、電力変換用半導体素子15aのコレクタ電流Icと、電力変換用半導体素子15aのゲート・エミッタ電圧Vgeと、電圧値(電流−電圧変換回路2aの両端電圧)と、過電流検出結果(過電流検出回路3aの出力値)と、遮断検出結果(遮断検出回路18aの出力値)と、トランジスタQ1a、Q2aの動作(オン/オフ)状態との各時間変化が、相互に関連付けて示されている。
図1、図2において、負荷短絡などにより電力変換用半導体素子15aに過電流Ic’が流れると、センシング端子1aから正常時よりも大きな分流電流が流出し、電流−電圧変換回路2aからは、過電流Ic’に同期して上昇した電圧値Va’(電流−電圧変換回路2aの両端電圧)が出力される。
これにより、過電流検出回路3aは、過電流Ic’に対応した電圧値Va’を検出して、Hレベルの過電流検出信号Aaを出力する。
また、ゲート駆動制御回路8aは、Hレベルの過電流検出信号Aaに応答して、電力変換用半導体素子15aに対するゲート駆動電圧の出力を停止する。
その後、センシング端子1aから分流電流がさらに流出して電圧値Vaが上昇し、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aのベース・エミッタ間電圧(電圧値Va)が順バイアス電圧VQ1を超えると、トランジスタQ1aはオン状態となる。
これにより、電力変換用半導体素子15aのゲート・エミッタ間の電圧Vgeは、ゲート抵抗R1aとゲート遮断抵抗R2aとで分圧された電圧値Vge’に低下する。
このとき、ゲート抵抗R1aとゲート遮断抵抗R2aとで分圧されたゲート電圧値Vge’は、電力変換用半導体素子15aのしきい値電圧以上に設定されており、まずは短絡電流の増加を抑制して減少側に転じさせる。
一方、遮断検出回路18aの検出基準となるしきい値VBaは、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aのオフ状態を検出するために、トランジスタQ1aのベース・エミッタ間順バイアス電圧VQ1以下の電圧値に設定されている。
第2の遮断回路5a内の保持タイマ19aは、過電流検出回路3aからの過電流検出信号Aaの状態を一定期間にわたって保持し、遅延タイマ20aは、さらに一定期間だけ遅らせてから、過電流検出信号Aaの状態を論理積回路21aに入力する。
論理積回路21aは、過電流検出信号Aaと、遮断検出回路18aからの遮断検出信号Bとの論理積をとり、トランジスタQ2aの動作を決定する。
保持タイマ19aは、過電流検出信号AaのHレベル継続時間によらず、一定期間にわたって過電流状態を保持しており、その保持時間は、電力変換装置のキャリア周波数などの駆動条件を考慮して設定されている。
また、遅延タイマ20aの遅延時間は、第1の遮断回路4aの応答速度を考慮して、トランジスタQ2aがオンした後にトランジスタQ1aがオンすることがないように設定されている。
このように、過電流検出信号AaのHレベル状態を保持した状態で、かつ遮断検出回路18aからの遮断検出信号BaがLレベルであれば、論理積回路21aは、Hレベルの出力信号により第2の遮断回路5aのトランジスタQ2aをオンさせて、電力変換用半導体素子15aのゲートを遮断する。
このとき、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aはオフ状態である。
このように、トランジスタQ1aにより、電力変換用半導体素子15aのゲート電圧Vgeを電圧値Vge’で示すようななだらかな遮断速度でゲートしきい値電圧付近まで下げることにより、過電流(短絡電流)Ic’のピーク値を抑制しつつ、なだらかに短絡電流を減少させて、過大電流域でのサージを抑制することができる。
その後、トランジスタQ2aにおいて、減少された短絡電流を、トランジスタQ1aでのゲート遮断時よりも急速な遮断速度でゲート遮断を行うことにより、短絡時間を短縮することができる。
また、このとき、短絡電流は小さくなっているので、過大なサージが発生することはない。
さらに、仮にトランジスタQ1aおよびQ2aのオン状態が重なると、急激にゲート電圧を遮断することになって想定外の過大なサージが発生する可能性があるが、前述のように2つのトランジスタQ1a、Q2aのオン状態が重なることはないので、想定外の過大なサージが発生することはない。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、電力変換用半導体素子15aを、負荷短絡などによる短絡電流から確実に保護することができる。
なお、上記説明では、負荷短絡などによる過大な短絡電流に対する動作について説明したが、短絡電流ではなく、過負荷などによる定格電流を超過する過電流に対しても、同様に対応することができる。
以下、過負荷などによる過電流に対するこの発明の実施の形態1の動作について説明する。
まず、前述のように、過電流検出回路3aが過電流を検出すると、ゲート駆動制御回路8aは、Hレベルの過電流検出信号Aaに応答して、ゲート駆動電圧の出力を停止する。
一方、このとき、遮断検出信号BaがLレベルであれば、第1の遮断回路4aのトランジスタQ1aはオフ状態であるため、第2の遮断回路5aは、遅延タイマ20aを介して一定期間だけ遅れたタイミングでトランジスタQ2aをオンさせて、電力変換用半導体素子15aのゲートを遮断する。
なお、第2の遮断回路5a内の遅延タイマ20aの遅延時間は、前述のように、第1の遮断回路4aの応答速度を考慮して設定されているので、トランジスタQ2aがオンした後にトランジスタQ1aがオンすることはなく、トランジスタQ1aおよびQ2aのオン状態が重なって急激なゲート遮断による過大なサージが発生することはない。
このように、過負荷などによる過電流に対しても、トランジスタQ2aによるゲート遮断は、正常時のゲート遮断速度よりもなだらかになるように抑制抵抗値を設定するので、過大なサージを発生させることなく、電力変換用半導体素子15aを過負荷などによる過電流から確実に保護することができる。
また、上記説明では、代表的に上アーム素子15a側に関する動作のみに注目したが、下アーム素子15b側に関しても同様の動作が行われ、同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、電力変換用半導体素子15a、15bの分流電流を取り出すセンシング端子1a、1bと、分流電流を電圧値Va、Vbに変換する電流−電圧変換回路2a、2bと、電流−電圧変換回路2a、2bからの電圧値Va、Vbと電力変換用半導体素子15a、15bの短絡電流に相当するしきい値VAa、VAbとを比較する過電流検出回路3a、3bと、センシング端子1a、1bから流れ出す分流電流により駆動されて電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する第1の遮断回路4a、4bと、第1の遮断回路4a、4bの作動状態を検出する遮断検出回路18a、18bと、過電流検出回路3a、3bおよび遮断検出回路18a、18bの各検出結果である過電流検出信号Aa、Abおよび遮断検出信号Ba、Bbに応答して電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する第2の遮断回路5a、5bとを備えたので、電力変換用半導体素子15a、15bを、負荷短絡などによる短絡電流または過負荷などによる過電流から確実に保護することができる。
また、第1および第2の遮断回路(ゲート遮断手段)のそれぞれが、同時に作動することなく1つずつ作動し、かつ連続して作動するので、電力変換用半導体素子15a、15bのゲート電圧Vgeの遮断速度を最適に制御することができ、過電流のピーク値を最適に抑制するとともに、過電流遮断時のサージ電圧を最適に抑制することができる。
また、発生する損失を低減させることができるので、電力変換用半導体素子15a、15bの破壊を防ぐことができる。
さらに、電力変換装置の電力変換用半導体素子(IGBT)15a、15bとして、必要以上の耐電圧特性や許容損失特性を有する高価なものを使用する必要がなくなるうえ、IGBTのコレクタ・エミッタ間に並列にスナバ回路を接続するなどの耐電圧対策を施す必要もなくなるので、コストアップを抑制するとともに電力変換装置の小型化を実現することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1参照)では、電圧値Vaに応じて動作する遮断検出回路18a、18bを設けたが、遮断検出回路18a、18bに代えて、図3に示すように、過電流検出信号Aa、Abに応じて動作するセンシングオフ回路9a、9b(第3の遮断回路)を設けてもよい。
以下、図3および図4を参照しながら、この発明の実施の形態2について説明する。
図3はこの発明の実施の形態2に係る電力変換装置を示す回路ブロック図であり、図4はこの発明の実施の形態2による動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3および図4において、前述(図1、図2参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図3において、制御基板部30および第2の遮断回路35a、35bは、前述の制御基板部10および第2の遮断回路5a、5bにそれぞれ対応している。
また、前述と同様に、図3ではU相アームでの接続構成のみを代表的に示しているが、他のアームでも同様の接続構成を有する。
センシングオフ回路9a、9bは、第3の遮断回路として機能し、過電流検出回路3a、3bの検出結果(過電流検出信号Aa、Ab)に応答して、電力変換用半導体素子15a、15bを一定期間にわたって遮断することにより、センシング端子1a、1bから流れ出した分流電流を遮断する。
上アーム素子15aに対するセンシングオフ回路9aは、過電流検出信号Aaを遅延させて出力する遅延タイマ22aと、遅延タイマ22aを介した過電流検出信号Aaによりオン動作するトランジスタQ3aとを備えている。
同様に、下アーム素子15bに対するセンシングオフ回路9bは、遅延タイマ22bと、遅延タイマ22bを介した過電流検出信号Abによりオン動作するトランジスタQ3bとを備えている。
また、この場合、第2の遮断回路35a、35bは、前述(図1参照)の論理積回路21a、21bが除去されており、過電流検出信号Aa、Abに応答して、第1の遮断回路4a、4bの動作終了後に電力変換用半導体素子15a、15bを遮断するようになっている。
次に、図4を参照しながら、図3に示したこの発明の実施の形態2による動作について説明する。
まず、図4において、負荷短絡などにより電力変換用半導体素子15aに過電流Ic’が流れた場合、センシング端子1aから正常時よりも大きな分流電流が流出し、電流−電圧変換回路2aの両端電圧(電圧値Va)は、電圧値Va’のように上昇する。
過電流検出回路3aは、しきい値VAaを超えた電圧値Va’(過電流Ic’に対応)を検出すると、過電流検出信号AaをHレベルとし、これに応答して、ゲート駆動制御回路8aは、ゲート駆動電圧の出力を停止する。
その後、さらに分流電流が流出して電圧値Vaが上昇し、第1の遮断回路4aのトランジスタQ1aのベース・エミッタ間電圧(電圧値Va)が順バイアス電圧VQ1を超えると、トランジスタQ1aはオン状態となる。
このとき、電力変換用半導体素子15aのゲート・エミッタ間の電圧Vgeは、ゲート抵抗R1aおよびゲート遮断抵抗R2aで分圧された電圧Vge1に低下する。
なお、ゲート抵抗R1aおよびゲート遮断抵抗R2aで分圧される電圧値Vge1は、電力変換用半導体素子15aのしきい値電圧以上に設定されており、まずは短絡電流の増加を抑制して減少へ転じさせる。
また、このとき、過電流検出回路3aは、Hレベルの過電流検出信号Aaを出力しているが、センシングオフ回路9a内のトランジスタQ3aは、遅延タイマ22aにより設定された一定期間にわたってオン状態とならず、オフ状態を保持する。
その後、過電流検出信号AaがHレベルとなってから一定期間の経過後に、トランジスタQ3aはオン状態となり、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aをオフさせる。
一方、第2の遮断回路35aは、過電流検出信号Aaを遅延タイマ20aで一定期間だけ遅延させ、一定期間の経過後にトランジスタQ2aをオン状態にして、電力変換用半導体素子15aのゲートを遮断する。
なお、センシングオフ回路9a(第3の遮断回路)内の遅延タイマ22aの遅延時間は、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aがオンして短絡電流が減少に転じるまでの時間と一致するように調整されている。
また、第2の遮断回路35a内の遅延タイマ20aの遅延時間は、トランジスタQ1aがオフ状態になるまでの時間に設定されている。
すなわち、遅延タイマ20aの遅延時間は、センシングオフ回路9a内の遅延タイマ22aの遅延時間と、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aがオンからオフになるまでの応答時間とを加算して設定されており、トランジスタQ1aがオフされた状態でトランジスタQ2aがオンになるように調整されている。
この結果、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aを用いて、電力変換用半導体素子15aのゲート電圧Vgeを、図4内の電圧値Vge1で示すように、しきい値電圧付近まで急速に下げることにより、短絡電流のピーク値を急速に抑制するとともに、その後、第2の遮断回路35a内のトランジスタQ2aを用いて、電力変換用半導体素子15aのゲート電圧Vgeを、図4内の電圧値Vge’に示すように、なだらかな遮断速度で電力変換用半導体素子15aのゲートを遮断することができる。
これにより、大電流域でのサージ電圧を抑制して電力変換用半導体素子15aの耐電圧超過を確実に防止することができる。
また、短絡電流のピーク値を抑制するとともに、短絡電流遮断時のサージ電圧を抑制することができるので、損失を低減することもできる。
以上のように、電力変換用半導体素子15aを負荷短絡などによる短絡電流から保護することができる。
また、上記のような負荷短絡などによる過大な短絡電流のみではなく、過負荷などによる定格電流を超過する過電流に対しても同様に保護機能を実現することができる。
次に、過負荷などによる過電流に対するこの発明の実施の形態2の動作について説明する。
まず、過電流検出回路3aが過電流を検出すると、前述のように、ゲート駆動制御回路8aは、ゲート駆動電圧の出力を停止する。
この時点では、電流−電圧変換回路2aの両端電圧(電圧値Va)は、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aをオンさせるまでの順バイアス電圧VQ1に達しておらず、また、センシングオフ回路9a内のトランジスタQ3aは、遅延タイマ22aにより一定期間の遅延後にオンするので、トランジスタQ1aはオフ状態を維持している。
その後、第2の遮断回路35a内のトランジスタQ2aは、過電流検出回路3aからの過電流検出信号Aaに応答し、保持タイマ19aおよび遅延タイマ20aを介した一定期間の遅延後にオン状態となり、電力変換用半導体素子15aのゲートを遮断する。
このとき、第2の遮断回路35a内の遅延タイマ20aの遅延時間は、前述のように、センシングオフ回路9a内の遅延タイマ22aの遅延時間と、第1の遮断回路4a内のトランジスタQ1aの応答時間とを考慮して設定されているので、トランジスタQ2aがオンした後にトランジスタQ1aがオンすることはない。
したがって、トランジスタQ1aおよびQ2aのオン状態が重なって急激なゲート遮断による過大サージが発生することはない。
また、トランジスタQ2aによる電力変換用半導体素子15aのゲート遮断は、正常時のゲート遮断速度よりもなだらかになるように抑制抵抗値を設定するので、過大なサージを発生させることなく、電力変換用半導体素子15aを過負荷などによる過電流から保護することができる。
さらに、上記説明では、代表的に上アーム素子15a側に関する動作のみに注目したが、下アーム素子15b側に関しても同様の動作が行われ、同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、電力変換用半導体素子15a、15bの分流電流を取り出すセンシング端子1a、1bと、分流電流を電圧値Va、Vbに変換する電流−電圧変換回路2a、2bと、電圧値Va、Vbと電力変換用半導体素子15a、15bの短絡電流に相当するしきい値VAa、VAbとを比較する過電流検出回路3a、3bと、センシング端子1a、1bから流れ出す分流電流により駆動されて電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する第1の遮断回路4a、4bと、過電流検出回路3a、3bの検出結果(過電流検出信号Aa、Ab)に応答して、第1の遮断回路4a、4bの動作終了後に電力変換用半導体素子15a、15bを遮断する第2の遮断回路35a、35bと、過電流検出回路3a、3bの検出結果(過電流検出信号Aa、Ab)に応答して、電力変換用半導体素子15a、15bを一定期間にわたって遮断するセンシングオフ回路9a、9b(第3の遮断回路)とを備えたので、電力変換用半導体素子15a、15bを、負荷短絡などによる短絡電流または過負荷などによる過電流から確実に保護することができる。
また、第1および第2の遮断回路(ゲート遮断手段)のそれぞれが、同時に作動することなく1つずつ作動し、かつ連続して作動するので、電力変換用半導体素子15a、15bのゲート電圧の遮断速度を最適に制御することができ、過電流のピーク値抑制と過電流遮断時のサージ電圧抑制を最適に行うことができる。
また、発生損失を低減させて、電力変換用半導体素子15a、15bの破壊を防ぐことができるうえ、電力変換用半導体素子15a、15bとして必要以上の耐電圧特性や許容損失特性を有するものを使用する必要がなく耐電圧対策も不要となるので、コストアップを抑制するとともに電力変換装置の小型化を実現することができる。
なお、上記実施の形態1、2(図1、図3参照)では、負荷短絡(過負荷)などによる短絡電流(過電流)から電力変換用半導体素子15a、15bを保護するために、それぞれ、2個のゲート遮断手段(第1の遮断回路4a、4bと、第2の遮断回路5a、5bまたは35a、35bと)を設けたが、任意数(3個以上)のゲート遮断手段を設けてもよく、前述と同等以上の作用効果を奏することができる。
ただし、この場合も、各ゲート遮断手段は、同時に作動することなく1個ずつ作動させ、かつ連続して作動させる必要がある。
この発明の実施の形態1に係る電力変換装置を示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電力変換装置を示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る電力変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 従来の電力変換装置における過電流保護回路と電力変換用半導体素子との接続関係を示す回路図である。
符号の説明
1a、1b センシング端子、2a、2b 電流−電圧変換回路、3a、3b 過電流検出回路、4a、4b 第1の遮断回路、5a、5b、35a、35b 第2の遮断回路、8a、8b ゲート駆動制御回路、9a、9b センシングオフ回路(第3の遮断回路)、10、30 制御基板部、15a、15b 電力変換用半導体素子、17 電力変換素子部、18a、18b 遮断検出回路、Aa、Ab 過電流検出信号(検出結果)、Ba、Bb 遮断検出信号(検出結果)、Q1a、Q1b、Q2a、Q2b、Q3a、Q3b トランジスタ、Va、Vb 電圧値、VAa、VAb しきい値。

Claims (2)

  1. 電力変換用半導体素子と、
    前記電力変換用半導体素子の分流電流を取り出すセンシング端子と、
    前記分流電流を電圧値に変換する電流−電圧変換手段と、
    前記電流−電圧変換手段からの電圧値と前記電力変換用半導体素子の短絡電流に相当するしきい値とを比較する過電流検出手段と、
    前記センシング端子から流れ出す分流電流により駆動されて前記電力変換用半導体素子を遮断する第1の遮断手段と、
    前記第1の遮断手段の作動状態を検出する遮断検出手段と、
    前記過電流検出手段および前記遮断検出手段の各検出結果に応答して前記電力変換用半導体素子を遮断する第2の遮断手段と
    を備えた電力変換装置。
  2. 電力変換用半導体素子と、
    前記電力変換用半導体素子の分流電流を取り出すセンシング端子と、
    前記分流電流を電圧値に変換する電流−電圧変換手段と、
    前記電流−電圧変換手段からの電圧値と前記電力変換用半導体素子の短絡電流に相当するしきい値とを比較する過電流検出手段と、
    前記センシング端子から流れ出す分流電流により駆動されて前記電力変換用半導体素子を遮断する第1の遮断手段と、
    前記過電流検出手段の検出結果に応答して、前記第1の遮断手段の動作終了後に前記電力変換用半導体素子を遮断する第2の遮断手段と、
    前記過電流検出手段の検出結果に応答して、前記電力変換用半導体素子を一定期間にわたって遮断する第3の遮断手段と
    を備えた電力変換装置。
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