JP2007311956A - 携帯通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来は、フライトモード機能の立ち上げ期間中に無線通信系統にも電源が供給されるため、無線通信系統が立ち上がり、受信系から小電力の電波を発射する無線通信が行われるために精密機器の誤動作を誘発することがある。
【解決手段】電源切断状態において、電源投入ボタン5と同時に第1操作ボタン6が押下されたときは、携帯電話機1は、アプリケーション系統12のみに電源を供給し、立ち上げる。それにより、携帯電話機1はアプリケーション系統12の動作のみ可能となるが、無線通信系統15については電源投入時から電源が切断されている状態を継続し、電波の送受信は行わず、音声及びメールの送信及び受信を行えない状態を継続する。従って、このフライトモード操作により、携帯電話機1のユーザが病院や飛行機の機内などで携帯電話機1のアプリケーション系統12を何時でも妨害電波を発射せずに利用ができる。
【選択図】図2
【解決手段】電源切断状態において、電源投入ボタン5と同時に第1操作ボタン6が押下されたときは、携帯電話機1は、アプリケーション系統12のみに電源を供給し、立ち上げる。それにより、携帯電話機1はアプリケーション系統12の動作のみ可能となるが、無線通信系統15については電源投入時から電源が切断されている状態を継続し、電波の送受信は行わず、音声及びメールの送信及び受信を行えない状態を継続する。従って、このフライトモード操作により、携帯電話機1のユーザが病院や飛行機の機内などで携帯電話機1のアプリケーション系統12を何時でも妨害電波を発射せずに利用ができる。
【選択図】図2
Description
本発明は携帯通信端末に係り、特に無線通信系統の電波出力を制御するフライトモード機能を備えた携帯電話機等の携帯通信端末に関する。
近年の携帯電話機の飛躍的な普及に伴い、携帯電話機の使用の際、着信音や通話が周囲に迷惑をかける状況が増加している。また、携帯電話機が発する電波は様々な生活環境に侵入し、悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、これらの問題を解決するべく、現在、携帯電話機業界において下記の対策がなされている。
音声による周囲への迷惑を抑圧する前者の対策としては、マナーモード使用方式が開発されている。マナーモードは、周知の通り、メールや電話の呼を着信した場合、周囲に迷惑をかけないように、音ではなくバイブレータまたは画面上のメッセージなどを用いて通知を行う機能を表している。このマナーモードによって、着信音等の音声は発音されないため、周囲の第三者に音声による迷惑をかけることを防止し、所有者(ユーザ)が携帯電話機を静かに使用できる。
一方、電波の悪影響問題を抱える後者の対策としては、フライトモードと呼ばれている使用方式がある。このフライトモードは、携帯電話機の無線通信系統の電波出力を制御するモードで、電波を発射しない設定を表している。電波を発射しないことにより、例えば病院の医学機器や飛行機などの精密機器と干渉しない。従って、電波干渉によるそれらの精密機器の誤動作を防ぐことができる。
ところで、最近の携帯電話機において、2つの機能部がある。1つは、無線を開始ネットワークと接続してやりとりを行う携帯電話機の本来の機能を有する無線通信系統である。無線通信系統は無線データの送受信を行うため、電波を発する機能部である。一方、携帯電話機において内蔵カメラで写真を撮ったり、ケーブルを接続して有線通信を行ったり、アドレス帳を編集したり、音楽ファイルを再生して聞いたりするなどの様々な自立している機能を動作するアプリケーション系統はもう1つの機能部である。
フライトモード使用方式では、電波を発しないため、無線通信系統の電源を切り、ネットワークと無線通信を行わないで、アプリケーション系統のみを生かす。従って、フライトモードではアプリケーション系統を利用する上述のような使い方に限定している。お陰でユーザは精密機器付近でも、それらの精密機器の動作を妨げることなく携帯電話機を利用できる。一方、前者のマナーモードはフライトモードと異なり、無線通信系統もアプリケーション系統も生かして電波を発して送受信する。単に、音による迷惑を抑圧する方式である。
フライトモードも従来技術において、必要に応じてユーザが携帯電話機のキーボードおよび画面であるユーザ・インタフェース(UI)を操作した上で無線通信系統を使用しないために電源を切ったり、また無線通信系統を使用するのに電源供給を復活したりする機能によって、電波の出力を制御することが可能になった。
また、電話帳に関するユニットのみに電源が投入されるモード1と、電話帳及びゲームに関するユニットのみに電源が投入されるモード2と、すべての機能が起動されて全ての機能に関するユニットに電源が投入される通常のモード3の計3種類のモードを有し、これら3種類のモードが、電源スイッチを押下し続けると、予め設定された時間毎に順次切り替わっていき、電源スイッチの押下を解除すると、その解除時点のモードに決定する携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の携帯電話機によれば、モード1やモード2では電波を発しないため、無線通信系統の電源を切り、ネットワークと無線通信を行わないで、アプリケーション系統のみを生かすフライトモードとして使用できる。
また、電波の発信を許可する「オン」及び電波の発信を禁止する「オフ」を示す電波モードを有する携帯電話機も従来知られている(例えば、特許文献2参照)。この従来の携帯電話機によれば、電波モードが「オフ」の場合、携帯電話機の送受信部は送信動作を停止する。
しかしながら、上記に説明した無線通信系統の電波出力を制御するフライトモード機能を備えた従来の携帯電話機では以下の問題を有する。
現在の携帯電話機に搭載しているフライトモード機能は、一旦携帯電話機の電源を投入し、アプリケーション系統が立ち上がってからUIのメニューでフライトモードを選定した上でフライトモードを設定した場合に、無線通信系統を制御することを可能とする。従って、フライトモード機能の立ち上げ期間中に無線通信系統にも電源が供給され、無線通信系統が立ち上がり、ネットワークと接続する初期のやりとりを行っている。無線通信系統は立ち上げ時に送信系は使用せず、受信系だけを使用するとは云え、受信系から小電力の電波を発射する無線通信が行われるために精密機器の誤動作を誘発することがある。
また、特許文献1記載の従来の携帯電話機では、電源スイッチを押下し続けると、3種類のモードが巡回的に切り替わるため、最終的にモード1又はモード2を決定する際にも、モード2からモード3に切り替わり、更にモード3からモード1に切り替わる場合など、モード3が予め設定された時間選択されることがあり、その場合は、通話に関するユニットに電源が供給されて電波が発射されることとなり、精密機器を妨害することがある。
更に、特許文献2記載の従来の携帯電話機では、電波モード設定直前の電源立ち上げ時には電源オン状態となるため、上記の問題があり、また、電波モードを「オフ」に設定しても、電波の発信が抑制されるだけであり、電波の受信は可能とされており、送受信部が動作し、メール受信時の受信電波によって精密機器に対して悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、携帯電話機の電源投入時に、無線通信系統に電源を供給せず、直接にフライトモードで立ち上げる機能を有する携帯電話機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明は、無線ネットワークとの間で無線信号を送受信する無線通信系統と、無線通信系統とは独立して無線信号の送受信以外のアプリケーションの動作を行うアプリケーション系統の一方又は両方に対して、電池からの電源電圧を選択的に供給できる携帯通信端末であって、キーボードの各種ボタンのうち、押下されたボタンを検出するボタン検出手段と、ボタン検出手段により、特定の第1の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第1の特定ボタンの押下が検出された時に、無線通信系統及びアプリケーション系統のうち、アプリケーション系統のみに電池からの電源電圧を供給するフライトモードに設定するフライトモード設定手段とを有することを特徴とする。
この発明では、現在の動作状態に関係なく、また電源切断状態から電源を投入した場合に、特定の第1の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第1の特定ボタンの押下が検出された時には、無線通信を必要としないアプリケーションのハードウェアのみに電源を供給して立ち上げるフライトモードへ移行することができる。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明は、上記のボタン検出手段により、特定の第2の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第2の特定ボタンの押下が検出された時に、無線通信系統及びアプリケーション系統のそれぞれに電池からの電源電圧を供給して無線信号の送受信を可能とする通常動作モードに設定する通常動作モード設定手段を更に有することを特徴とする。この発明では、現在の動作状態に関係なく、また電源切断状態から電源を投入した場合に、特定の第2の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第2の特定ボタンの押下が検出された時に通常動作モードに設定することができる。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明は、無線ネットワークとの間で無線信号を送受信する無線通信系統と、無線通信系統とは独立して無線信号の送受信以外のアプリケーションの動作を行うアプリケーション系統の一方又は両方に対して、電池からの電源電圧を選択的に供給できる携帯通信端末であって、端末内の各部へ電池からの電源電圧を供給するための電源投入ボタンと、動作モードを決定する第1及び第2のボタンと、電源投入ボタン及び第1及び第2のボタンのうち押下されたボタンを検出するボタン検出手段と、電源切断状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第1のボタンの同時押下が検出された時は、無線通信系統及びアプリケーション系統のうち、アプリケーション系統のみに電池からの電源電圧を供給するフライトモードに設定し、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第2のボタンの同時押下が検出された時は、無線通信系統及びアプリケーション系統のそれぞれに電池からの電源電圧を供給して無線信号の送受信を可能とする通常動作モードに設定する第1のモード設定手段とを有することを特徴とする。
この発明では、電源切断状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第1のボタンの同時押下が検出された時は、無線通信系統及びアプリケーション系統のうち、アプリケーション系統のみに電池からの電源電圧を供給するフライトモードに設定するようにしたため、最初の立ち上げ時、すなわち電源投入時に直接にフライトモードに設定することができる。また、電源切断状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第2のボタンの同時押下が検出された時は、通常動作モードに設定するようにしたため、電源投入時に意図的に通常動作モードに設定することができる。
また、上記の目的を達成するため、第4の発明は、電源切断の直前に、フライトモード及び通常動作モードのどちらで動作していたかを記憶するモード情報記憶手段と、電源切断状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンのみの押下が検出された時は、モード情報記憶手段に記憶されているモード情報と同じモードに設定する第2のモード設定手段とを第3の発明に追加した構成としたことを特徴とする。この発明では、電源切断状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンのみの押下が検出された時は、モード情報記憶手段に記憶されているモード情報と同じモードに設定するようにしたため、電源投入時に電源投入ボタンのみを押下したときには、直前の動作モードと同じ動作モードに設定することができる。
また、上記の目的を達成するため、第5の発明は、ボタン検出手段に対して、電源切断状態では電池から電源電圧を供給せず、電源投入ボタンが押下されることで電池から電源電圧を供給する手段を有することを特徴とする。この発明では、電源切断状態ではボタン検出手段に電源電圧を供給しないため、電力消費を低減できる。
また、上記の目的を達成するため、第6の発明は、通常動作モード又はフライトモードでの動作状態において、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第1のボタン又は第2のボタンとの同時押下が検出された時に、現在の動作モードが通常動作モード及びフライトモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第1のボタンの同時押下が検出され、かつ、モード判定手段により動作モードが通常動作モードであると判定された時は、無線通信系統の動作を停止した後、無線通信系統への電池からの電源電圧の供給を停止してフライトモード動作へ移行させる無線通信系統動作停止手段と、ボタン検出手段により電源投入ボタンと第2のボタンの同時押下が検出され、かつ、モード判定手段により動作モードがフライトモードであると判定された時は、無線通信系統への電池からの電源電圧の供給を開始して無線通信系統の動作を開始させることで通常動作モード動作へ移行させる無線通信系統動作開始手段とを、第3の発明の構成に更に追加したことを特徴とする。
この発明では、通常動作モードで動作している時に、任意のタイミングで電源投入ボタンと第1のボタンを同時に押下することでフライトモードに切り替えることができ、また、フライトモードで動作している時に、任意のタイミングで電源投入ボタンと第2のボタンを同時に押下することで通常動作モードに切り替えることができるため、使い勝手を向上できる。
本発明によれば、電源が切断した状態から直接にフライトモードで立ち上がるように設定することができ、これにより電源投入後無線通信系統には電源が一切供給されないため、精密機器を妨害する電波が全く発射されず、従って、携帯通信端末のユーザが病院や飛行機の機内などでアプリケーション系統を何時でも妨害電波を発射せずに利用することができる。
また、本発明によれば、電源投入ボタンのみを押す通常の電源投入操作を行った場合は、モード情報記憶手段に記憶されているモード情報に基づいて、直前の動作モードと同じ動作モードに設定するようにしているが、電源投入時に、電源投入ボタンと同時に第2のボタンを押下した場合は、電源切断前のモード情報を無視してユーザが携帯通信端末を意図的に直接に通常動作モードで立ち上げることができるため、例えば、飛行機が着陸した後、ユーザが通常動作モードを利用したい場合には、そのボタンの組み合わせで通常動作モードで携帯通信端末を立ち上げることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯通信端末の一実施の形態の外観斜視図、図2は本発明になる携帯通信端末の一実施の形態のブロック図を示す。両図中、同一構成部分には同一符号を付してある。
図1に示すように、本発明の携帯通信端末の一実施の形態である折り畳み型の携帯電話機1は、第1の筐体部Aと第2の筐体部Bの各一側端部同士がヒンジ部Cにより、回動自在に結合された構造である。第1の筐体部Aの内側面には、各種の文字、図形、記号等の画像表示を行う表示部2と受話音声を発音するスピーカ3とが設けられている。また、第2の筐体部Bの内側面には、図2に示すアプリケーション系統12に配置されたキーボード4と送話音声を収音するマイク8とが設けられている。キーボード4には電源投入ボタン5が設けられている。
以上は、従来から知られている折り畳み型携帯電話機と同様であるが、本実施の形態は従来とは異なり、キーボード4内に第1操作ボタン6と第2操作ボタン7とが設けられており、これらが電源投入ボタン5と共にフライトモード動作を操作するのに必要であるボタン群を構成している点に特徴がある。
また、図2に示すように、携帯電話機1は、図1に示した表示部2、スピーカ3、キーボード4、マイク8以外にも、第1の筐体部A又は第2の筐体部Bの内部に、各部の動作を統括的に制御する中央処理装置(CPU)11と、表示部2やキーボード4などを含むユーザ・インターフェース(UI)と無線通信に関係ないカメラ(図示せず)や画像表示処理などのデバイスを包含するアプリケーション系統12と、電波の送受信用のアンテナ14を通じて無線ネットワーク20と接続してデータの変復調やデータのベースバンド処理などを行う無線通信系統15と、携帯電話機1の元電源となる電池16と、無線通信系統15からの受信信号に対しては受信音声信号を抽出してスピーカ3に供給し、マイク8で音響−電気変換して得られた送話音声信号に対しては所定の信号形式に変換して無線通信系統15へ送信信号として供給する音声処理部17と、電源を切断しても記憶情報が失われないメモリの一種である不揮発性メモリ18と、電池16から供給される電源電圧に基づいて携帯電話機1の各々のデバイスに対して電圧及びクロックを調整して供給する電源・クロック供給部19とを有する構成とされている。
CPU11は、一般的には複数の互いに接続しているCPUデバイスからなる。複数のCPUデバイスの場合には無線通信系統15とアプリケーション系統12は別のCPUデバイスにて制御される。また、無線通信系統15とアプリケーション系統12の内部のそれぞれの機能部を更に細かく制御するために、複数のCPUデバイスが搭載されていることもある。また、消費電力を最低限に絞り込むため、又は動作モードを容易に制御するために、電源・クロック供給部19は携帯電話機1の内部の各々の機能部に入力したり入力停止することができる個別の電圧及びクロックを出力している。
また、図2において、電源投入時にモード検出のために、アプリケーション系統12の中にあるキーボード4の電源投入ボタン5と、第1操作ボタン6と、第2操作ボタン7は電池16と接続されている。また、上述の電源投入ボタン5及び第1操作ボタン6及び第2操作ボタン7が電源投入時に押されているか否かの状態を検出するボタン検出部13が同じキーボード4に配置されている。ボタン検出部13も直接に電池16から電源電圧が印加されるが、消費電力の観点ではボタン検出部13には、電源投入ボタン5が押されるまで電源切断状態にあり、電源投入ボタン5が押されてから電源電圧を供給することが好ましい。ボタン検出部13の電源供給を電源投入ボタン5の操作と連動させる。
なお、上記のボタン検出部13、電源投入ボタン5、第1操作ボタン6及び第2操作ボタン7は直接に電池16と接続されているが、一般的に電池16の電圧を電源・クロック供給部19内の一部の電圧レギュレータを介してボタン検出部13、電源投入ボタン5、第1操作ボタン6及び第2操作ボタン7に供給することも可能である。
次に、図1及び図2の実施の形態について図3のフローチャートと共にフライトモード動作について説明する。なお、以下に於いて「通常動作モード」とは、アプリケーション系統12及び無線通信系統15に電源を供給し、無線データの通信が可能である動作モードをいうものとする。また、説明の簡略のために以下では、CPU11と無線通信系統15とアプリケーション系統12のそれぞれ一つの個別の電圧とクロックと電圧の制御のみについて説明を行う。
初期状態では、携帯電話機1はアプリケーション系統12及び無線通信系統15には電源・クロック供給部19から電源とクロックが供給されていない電源切断状態にある。一般的には、その初期状態において電池16を装着した場合に、電源・クロック供給部19の電源投入を検出する一部の回路のみに電池16の電圧が与えられる電源投入が行われる(ステップS101)。
続いて、ユーザが再び携帯電話機1のどれかの機能を利用したい場合に、電源投入ボタン5、第1操作ボタン6及び第2操作ボタン7の中で電源投入ボタン5のみ、あるいは電源投入ボタン5が含まれているどれかの組み合わせを数秒間の間に押下すると、アプリケーション系統12におけるボタン検出部13に電源が供給され、ボタン検出部13が押下されたボタンの組み合わせを検出して、その検出結果を記憶する(ステップS102)。
ボタン検出部13は、上記のボタン押下の検出結果が、電源投入ボタン5のみ押下された第1の押下状態、或いは電源投入ボタン5及び第1操作ボタン6の両方が同時に押下された第2の押下状態、或いは電源投入ボタン5及び第2操作ボタン7の両方が同時に押下された第3の押下状態のいずれかであるか、それら3つの押下状態のいずれでもないかを判定し(ステップS103)、それら3つの押下状態のいずれでもない場合は、電源投入とは関係のない操作であると判断して、電源を再び切断する(ステップS104)。
一方、ボタン検出部13はステップS103で上記の3つの押下状態のいずれかであると判定した時には、正常な電源投入であると認識し、基本初期化を行う(ステップS105)。この基本初期化では、CPU11及び不揮発性メモリ18に電源を供給し、初期化プログラムを起動する。
続いて、CPU11は、上記のボタン押下の検出結果が、電源投入ボタン5のみ押下された第1の押下状態であるかどうか判定し(ステップS106)、第1の押下状態(電源投入ボタン5のみ押下された状態)であるときには、不揮発性メモリ18に格納されている電源切断前のモード状態が通常動作モードであったかどうか判定する(ステップS1107)。電源切断前に通常動作モードであった場合には、携帯電話機1を再び通常動作モードで立ち上げ、アプリケーション系統12及び無線通信系統15を立ち上げる。それにより、携帯電話機1は電波を発射する通常動作モード状態になる(ステップS109)。
また、ステップS107において、電源切断前にフライトモードであったことが判定されたときは、携帯電話機1を再びフライトモードで立ち上げ、アプリケーション系統12のみに電源を供給し、立ち上げる(ステップS110)。それにより、携帯電話機1はアプリケーション系統12の動作のみ可能となるが、無線通信系統15については電源投入時から電源が切断されている状態を継続し、電波の送受信は行わず、音声及びメールの送信及び受信を行えない状態を継続する。
一方、ステップS106において、電源投入ボタン5以外のボタンも同時に押された場合には、電源投入ボタン5と同時に第1操作ボタン6が押されたか否かを調べる(ステップS108)。第1操作ボタン6も押されたことを検出した場合には、携帯電話機1をフライトモードで立ち上げ、アプリケーション系統12のみに電源を供給し、立ち上げる(ステップS110)。それにより、携帯電話機1はアプリケーション系統12の動作のみ可能となるが、無線通信系統15については電源投入時から電源が切断されている状態を継続し、電波の送受信は行わず、音声及びメールの送信及び受信を行えない状態を継続する。
また、上述のステップS108において電源投入ボタン5と同時に第1操作ボタン6が押されていないことを検出した場合、要するに第2操作ボタン7が、電源投入ボタン5と同時に押された時には、携帯電話機1は通常動作モードで立ち上がり、アプリケーション系統12及び無線通信系統15に電源を供給し、立ち上がる(ステップS109)。それにより、携帯電話機1は電波を発射する状態になる。
このように、本実施の形態では、電源投入ボタン5のみ押下されたときには、その直前の電源オン時の動作モードが通常動作モードであったかどうか判定して、フライトモードであったときにのみ再びフライトモードとし、また、電源投入ボタン5と第1操作ボタン6とを同時に押下したときには、直前の電源オン時の動作モードに関係なくフライトモードに設定するようにしたため、電源が切断した状態からユーザが自ら直接に携帯電話機1がフライトモードで立ち上がる設定ができる。これにより、無線通信系統15には電源が全く供給されないため、無線通信系統15は立ち上げ時に送信系は勿論、受信系も使用できないため、精密機器を妨害する電波も一切発射しない。従って、このフライトモード操作により、携帯電話機1のユーザが病院や飛行機の機内などで携帯電話機1のアプリケーション系統12を何時でも妨害電波を発射せずに利用ができる。
また、本実施の形態では、電源投入時に、電源投入ボタン5と同時に第2操作ボタン7を所定時間以上押し続けることにより、ユーザが携帯電話機1を意図的に直接に通常動作モードで立ち上げることができ、その結果、電源投入ボタン5のみを押下する通常の電源投入の仕方で不揮発性メモリ18に格納されている電源切断前のモード情報に基づいたモード(通常動作モード又はフライトモード)で動作する機能を無視できる。例えば、飛行機が着陸した後、ユーザが通常動作モードを利用したい場合には、電源投入ボタン5と同時に第2操作ボタン7を押下することで、不揮発性メモリ18に格納されている電源切断前のモード情報に関係なく、通常動作モードで携帯電話機1を立ち上げることができる。
次に、携帯電話機1の電源が投入されている時に、通常動作モードからフライトモード動作へ切り替える場合の動作について図4のフローチャートと共に説明する。通常動作モードで動作中の携帯電話機1において、携帯電話機1が発射する電波が妨害を与える場所に移動する場合、ユーザはその前に携帯電話機1をフライトモード動作に切り替えることが必要である。そのため、ユーザがキーボード4を用い、ユーザ・インターフェースのメニューにおいてフライトモードを選択するか、若しくはキーボード4の電源投入ボタン5と第1操作ボタン6とを同時に押下することにより、フライトモード動作への切り替え要求を行う(ステップS201)。
すると、CPU11は念のために、現在の動作モードがフライトモードであるか否かを調べる(ステップS202)。現在の動作モードが既にフライトモードで動作している場合は、何も設定や処理せず、そのままフライトモード動作をし続ける(ステップS206)。一方、現在の動作モードが通常動作モードで動作している場合には、先ず無線通信系統15の中で実行している動作を停止させる停止処理を行う(ステップS203)。それに伴い、アプリケーション系統12において、無線通信系統15が必要とするアプリケーションも停止する。
無線通信系統15の動作が正常に停止したら、電源・クロック供給部19において無線通信系統15へ供給するクロックを停止してから無線通信系統15へ供給する電源を切断する(ステップS204)。そして、フライトモードであることを不揮発性メモリ18に登録しておき(ステップS205)、電波を発射しないフライトモード動作へ移行する(ステップS206)。これにより、携帯電話機1は、アプリケーション系統12のみに電源を供給し、立ち上げ、携帯電話機1は電波を発射しない状態になる。
次に、携帯電話機1が、電源が投入されており、かつ、フライトモードで動作している状態から、通常動作モードへ切り替える場合について、図5のフローチャートと共に説明する。フライトモード動作中である携帯電話機1において、ユーザが携帯電話機1から発射する電波による影響を受ける場所から電波の影響を受けない場所へ移動する場合は、再び携帯電話機1の無線通信系統15を使用できるので、通常動作モードに切り替えたいことがある。
その時はユーザがキーボード4を用い、ユーザ・インターフェースのメニューにおいて通常動作モードを選択するか、若しくはキーボード4の電源投入ボタン5と第2操作ボタン7とを同時に押下することにより、通常動作モードへの切り替え要求がなされる(ステップS301)。この切替要求があると、CPU11は念のために、現在の動作モードが通常動作モードであるか否かを調べる(ステップS302)。現在、既に通常動作モードで動作している場合は、何も設定や処理をせず、そのまま通常動作モードで動作し続ける(ステップS306)。
もし、現在、フライトモードで動作している場合には、先ず電源・クロック供給部19において無線通信系統15用のクロックを生成して出力する(ステップS303)。そして無線通信系統15の各機能部を立ち上げ、無線通信が可能である状態に設定する(ステップS304)。続いて、不揮発性メモリ18に通常動作モードを登録した後(ステップS305)、通常動作モードへ移行する(ステップS306)。これにより、電池15からの電源は携帯電話機1内の通話に必要な全ての箇所に供給され、電波も発射可能となる。
このように、本実施の形態では、現在の動作モードが通常動作モードのときには、ユーザ・インターフェースのメニューにおいてフライトモードを選択するか、若しくはキーボード4の電源投入ボタン5と第1操作ボタン6を同時に押し下げるという極めて簡単な操作だけでフライトモードへ切り替えることができ、また、現在の動作モードがフライトモードのときには、ユーザ・インターフェースのメニューにおいて通常動作モードを選択するか、若しくはキーボード4の電源投入ボタン5と第2操作ボタン7を同時に押し下げるという極めて簡単な操作だけで通常動作モードへ切り替えることができる。
なお、以上説明した実施の形態では、押下するボタンを、第1操作ボタン6及び第2操作ボタン7のどちらか一方のボタンと電源投入ボタン5との組み合わせによって、フライトモード動作を設定するか又は通常動作モードを設定するかを検出して選択するようにしたが、上述のボタンの押下の組み合わせでなく、それぞれの動作モード用の専用ボタンをキーボード4に配置して本発明のフライトモード動作等を実現することも可能である。
また、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図3、図4又は図5の手順をコンピュータに順次に実行させるコンピュータプログラムも包含するものである。また、本発明は折り畳み型の携帯電話機以外の携帯電話機に適用できることは勿論であり、更に、携帯電話機以外の無線通信機能を有する携帯型情報機器などのすべての携帯通信端末に適用可能である。
1 携帯電話機
2 表示部
3 スピーカ
4 キーボード(テンキー)
5 電源投入ボタン
6 第1操作ボタン
7 第2操作ボタン
8 マイク
11 中央処理装置(CPU)
12 アプリケーション系統
13 ボタン検出部
15 無線通信系統
16 電池
18 不揮発性メモリ
19 電源・クロック供給部
20 無線ネットワーク
2 表示部
3 スピーカ
4 キーボード(テンキー)
5 電源投入ボタン
6 第1操作ボタン
7 第2操作ボタン
8 マイク
11 中央処理装置(CPU)
12 アプリケーション系統
13 ボタン検出部
15 無線通信系統
16 電池
18 不揮発性メモリ
19 電源・クロック供給部
20 無線ネットワーク
Claims (6)
- 無線ネットワークとの間で無線信号を送受信する無線通信系統と、前記無線通信系統とは独立して無線信号の送受信以外のアプリケーションの動作を行うアプリケーション系統の一方又は両方に対して、電池からの電源電圧を選択的に供給できる携帯通信端末であって、
キーボードの各種ボタンのうち、押下されたボタンを検出するボタン検出手段と、
前記ボタン検出手段により、特定の第1の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第1の特定ボタンの押下が検出された時に、前記無線通信系統及び前記アプリケーション系統のうち、前記アプリケーション系統のみに前記電池からの電源電圧を供給するフライトモードに設定するフライトモード設定手段と
を有することを特徴とする携帯通信端末。 - 前記ボタン検出手段により、特定の第2の組み合わせの複数のボタンの同時押下、又は第2の特定ボタンの押下が検出された時に、前記無線通信系統及び前記アプリケーション系統のそれぞれに前記電池からの電源電圧を供給して無線信号の送受信を可能とする通常動作モードに設定する通常動作モード設定手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
- 無線ネットワークとの間で無線信号を送受信する無線通信系統と、前記無線通信系統とは独立して無線信号の送受信以外のアプリケーションの動作を行うアプリケーション系統の一方又は両方に対して、電池からの電源電圧を選択的に供給できる携帯通信端末であって、
端末内の各部へ前記電池からの電源電圧を供給するための電源投入ボタンと、
動作モードを決定する第1及び第2のボタンと、
前記電源投入ボタン及び前記第1及び第2のボタンのうち押下されたボタンを検出するボタン検出手段と、
電源切断状態において、前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンと前記第1のボタンの同時押下が検出された時は、前記無線通信系統及び前記アプリケーション系統のうち、前記アプリケーション系統のみに前記電池からの電源電圧を供給するフライトモードに設定し、前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンと前記第2のボタンの同時押下が検出された時は、前記無線通信系統及び前記アプリケーション系統のそれぞれに前記電池からの電源電圧を供給して無線信号の送受信を可能とする通常動作モードに設定する第1のモード設定手段と
を有することを特徴とする携帯通信端末。 - 電源切断の直前に、前記フライトモード及び前記通常動作モードのどちらで動作していたかを記憶するモード情報記憶手段と、
電源切断状態において、前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンのみの押下が検出された時は、前記モード情報記憶手段に記憶されている前記モード情報と同じモードに設定する第2のモード設定手段と
を更に有することを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末。 - 前記ボタン検出手段に対して、電源切断状態では前記電池から電源電圧を供給せず、前記電源投入ボタンが押下されることで前記電池から電源電圧を供給する手段を有することを特徴とする請求項3又は4記載の携帯通信端末。
- 前記通常動作モード又は前記フライトモードでの動作状態において、前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンと前記第1のボタン又は前記第2のボタンとの同時押下が検出された時に、現在の動作モードが前記通常動作モード及び前記フライトモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、
前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンと前記第1のボタンの同時押下が検出され、かつ、前記モード判定手段により動作モードが前記通常動作モードであると判定された時は、前記無線通信系統の動作を停止した後、前記無線通信系統への前記電池からの電源電圧の供給を停止して前記フライトモード動作へ移行させる無線通信系統動作停止手段と、
前記ボタン検出手段により前記電源投入ボタンと前記第2のボタンの同時押下が検出され、かつ、前記モード判定手段により動作モードが前記フライトモードであると判定された時は、前記無線通信系統への前記電池からの電源電圧の供給を開始して前記無線通信系統の動作を開始させることで前記通常動作モード動作へ移行させる無線通信系統動作開始手段と
を更に有することを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137172A JP2007311956A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 携帯通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137172A JP2007311956A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 携帯通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007311956A true JP2007311956A (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=38844428
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006137172A Pending JP2007311956A (ja) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | 携帯通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007311956A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2341444A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Data recording apparatus and method |
JP2015049728A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | アズビル株式会社 | 緊急通報携帯端末および緊急通報方法 |
US10281882B2 (en) | 2015-02-26 | 2019-05-07 | Seiko Epson Corporation | Electronic timepiece, and control method of an electronic timepiece |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137172A patent/JP2007311956A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2341444A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Data recording apparatus and method |
US8225010B2 (en) | 2009-12-17 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Data recording apparatus and method |
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