JP2004179973A - 携帯無線装置 - Google Patents

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賢一 湯浅
Takashi Miura
崇 三浦
Hiroshi Isono
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Abstract

【課題】携帯無線装置の発信制限区域内において、送信動作を自動的に停止させ、受信専用端末として動作させて活用できるようにする。
【解決手段】位置検出部60は、受信アンテナ50を介して受信したGPS信号より現在位置情報を取得し、制御部70の位置判定部73は、現在位置情報によって発信制限区域内にあるかどうかを判定する。制御部70は、位置判定結果に基づき、自装置の現在位置が発信制限区域内にある場合は、送信出力制御部71により無線送信部30の出力を停止させたり、電源制御部72により無線送信部30への電源供給を遮断することで、無線送信部30を不動作状態に制御する。これにより、無線送信部30の動作は停止し、携帯無線装置1は無線受信部40及び非通信機能のみが動作する受信専用端末へ切り替わる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体通信システム等に用いられる携帯無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やPHS(登録商標)等の携帯無線装置は、無線基地局との交信が可能なあらゆる場所で使用できるという利便性から、近年広く普及してきている。しかし、これら携帯無線装置の普及に伴って使用者のマナーが問題化されてきており、電車やバスの車内のように通話が周囲の人々に迷惑となる場所や、図書館や美術館のように本来静粛であるべき場所において、携帯無線装置の使用を自粛するよう呼びかけが行われている。
【0003】
また、携帯無線装置は、一般に発呼操作を行うと無線基地局に向けて電波が発信されるが、たとえ発呼操作を行わなくても装置の電源が投入されていれば、位置登録のために定期的に無線基地局に向けて電波を発信するように構成されている。このような携帯無線装置から発信される電波は、近傍の電子機器に影響を与える懸念があるところから、例えば病院や飛行機の機内等においては、電源を切るように強く求められる。
【0004】
しかし、このような電波の発信を制限されている区域(以下、発信制限区域という)において、携帯無線装置の電源を切断すると、携帯無線装置の通信以外のオフライン機能、例えばアドレス帳の編集、スケジュール管理、カメラ撮影、時計機能、メールの作成や受信済みメールの閲覧などのすべての機能が使用できなくなり、ユーザにとって不便であるという不具合がある。
【0005】
この不具合を解決するものとして、携帯無線装置の無線部(送信部及び受信部)への電源供給を遮断することにより、発信制限区域内で携帯無線装置に付加されている通信以外の機能を使用できるようにした例がある。この従来例の装置は、使用者自身が無線部への電源供給を遮断する必要がある場所であるかどうかを判断し、必要と判断した場合に所定のキーを操作することで手動により無線部への電源供給を遮断する設定を行うものである(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、無線部への電源供給をオン・オフできるサブスイッチを設け、GPSユニットから得られた現在位置情報に基づいて、発信制限区域内であると判定された際に、サブスイッチを自動的にオフ状態に切り替えるようにする例がある(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−36456号公報(第3−4頁、図1、図2)
【特許文献2】
特開2002−64866号公報(第7−10頁、図2、図3)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用者の判断により無線部への電源供給を遮断する設定をキー操作で行う上記特許文献1等の従来例では、発信制限区域内にも拘らず使用者がその設定をし忘れると、携帯無線装置は通常動作を維持したままであるので、無線基地局に向けた位置登録のための電波発信によって近傍の電子機器に影響を与えたり、着信があった際に着信音が鳴り響いて周囲の人々に迷惑を及ぼすなどの問題点がある。
【0009】
また、GPSユニットの現在位置情報により無線部への電源供給をオン・オフ制御する上記特許文献2等の従来例では、発信制限区域内に居る場合に、無線送信部及び無線受信部共に電源供給を遮断するものであり、送信部のみの電源を遮断できないという問題点がある。例えば、受信可能な区域において受信専用端末として機能させることなどができなかった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、発信制限区域内において、自動的に無線送信動作を停止し、受信専用端末として動作させることが可能な携帯無線装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線基地局との間で送受信を行う携帯無線装置であって、無線信号の送信を行う無線送信部と、無線信号の受信を行う無線受信部と、自装置が電波の発信を制限する発信制限区域内にあるか否かを判定する区域判定手段と、前記区域判定手段の判定結果に応じて前記無線送信部の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定された場合に、前記無線送信部を不動作状態に制御することを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、電波の発信を制限する発信制限区域内において、無線送信の動作を自動的に停止させることが可能となり、着信で周囲に迷惑をかけたり他の電子機器に影響を及ぼすことを未然に回避できると共に、携帯無線装置を受信専用端末として動作させることができる。
【0013】
また、前記制御手段は、前記無線送信部を不動作状態にする場合に、前記無線送信部の出力を停止することを特徴とする。あるいは、前記制御手段は、前記無線送信部を不動作状態にする場合に、前記無線送信部への電源供給を停止することを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、発信制限区域内にある場合に、無線送信部の出力停止又は電源供給停止によって無線送信の機能を停止させ、携帯無線装置を受信専用端末として動作させることができる。電源供給を停止する場合は、受信専用端末として動作させる際の消費電力を低減できる。
【0015】
また、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定された場合に、前記無線基地局に対して受信専用動作状態であることを通知する受信動作通知手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、発信制限区域内にある場合に、無線基地局に対して携帯無線装置を受信専用端末として動作させることを通知できるため、このときに着信があった場合に発信元の情報を得るなど、無線基地局から着信情報等の情報提供を受けることが可能になる。
【0017】
また、前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定され、かつ前記無線基地局からの無線信号の受信可能圏外である場合に、前記無線受信部への電源供給を停止することを特徴とする。
【0018】
上記構成によれば、発信制限区域内でかつ受信可能圏外にある場合に、無線送信及び無線受信の各動作を自動的に停止させることが可能となり、携帯無線装置においてアドレス帳の編集、スケジュール管理、カメラ撮影、時計機能、メールの作成や受信済みメールの閲覧などの非通信機能のみを使用する場合の消費電力を低減できる。
【0019】
また、前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内から区域外へ移動したと判定された場合に、前記無線送信部を動作状態に復帰させることを特徴とする。
【0020】
上記構成によれば、発信制限区域の内から外へ移動した場合に、携帯無線装置の無線送信の動作を再開して通常動作が可能な状態に自動的に復帰させることができ、操作性が向上する。
【0021】
また、前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内から区域外へ移動したと判定され、かつ前記無線基地局からの無線信号の受信可能圏内である場合に、前記無線送信部及び前記無線受信部を動作状態に復帰させることを特徴とする。
【0022】
上記構成によれば、発信制限区域の内から外へ移動し、かつ受信可能圏内にある場合に、携帯無線装置の無線送信及び無線受信の各動作を再開して通常動作が可能な状態に自動的に復帰させることができ、操作性が向上する。
【0023】
また、操作に基づき前記無線送信部の動作を制御する設定を行う送信動作設定手段を備え、前記制御手段は、前記送信動作設定手段の設定に応じて前記無線送信部を不動作状態に制御することを特徴とする。
【0024】
上記構成によれば、使用者の操作等により任意に無線送信部を不動作状態に制御することが可能となり、位置検出手段の動作不能や誤動作などで区域判定手段において現在位置が発信制限区域内であると判定できない場合であっても、必要時に送信動作を停止して着信で周囲に迷惑をかけたり他の電子機器に影響を及ぼすことを未然に回避することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態では、移動体通信システムに用いられる携帯電話装置によって携帯無線装置の構成例及びその動作を説明する。
【0026】
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態に係る携帯無線装置の要部構成を示すブロック図である。携帯無線装置1は、送受信アンテナ10、共用器20、無線送信部30、無線受信部40、受信アンテナ50、位置検出部60、制御部70を有して構成される。なお、各構成要素間の接続関係を表すために、信号線を実線で、制御線を破線で示している。
【0027】
送受信アンテナ10は、無線送信部30から出力される高周波信号(RF信号)を電波として無線基地局に発信すると共に、無線基地局から発信された電波を受信して高周波信号に変換し、無線受信部40に伝える。共用器20は、無線送信部30から送受信アンテナ10へ送られる高周波信号が無線受信部40へ、送受信アンテナ10で受信した高周波信号が無線送信部30へそれぞれ互いに混入しないように、損失なく分離する。
【0028】
無線送信部30は、送信信号を所定の方式で高周波信号に変調する変調器31、変調された高周波信号を電圧増幅する利得可変増幅器32、高周波信号を電力増幅して送受信アンテナ10に供給する電力増幅器33を有して構成される。なお、この無線送信部30は、後述する制御部70に含まれる電源制御部72によって動作に必要な電源を供給されると共に、送信出力制御部71によって送信出力が制御可能であり、又は出力を停止することができる。
【0029】
無線受信部40は、電源制御部72から動作に必要な電源を供給されると共に、送受信アンテナ10で受信した高周波信号を復調して受信信号に変換するもので、制御部70によってその動作を制御される。
【0030】
受信アンテナ50はGPS信号用の受信アンテナであり、受信したGPS信号を位置検出部60へに伝える。位置検出部60は、GPSユニットで構成されており、受信アンテナ50で受信したGPS信号に基づいて、携帯無線装置1の現在位置情報を取得する。
【0031】
制御部70は、送信出力制御部71、電源制御部72、位置判定部73及び受信専用通知部74を有して構成され、無線送信部30及び無線受信部40の動作停止及び復帰と、位置検出部60の動作を制御するものである。この制御部70は、特許請求の範囲に記載の区域判定手段、制御手段、受信動作通知手段の機能を有する。
【0032】
送信出力制御部71は、無線送信部30の利得可変増幅器32を制御して無線送信部30の送信出力を調整する。また、送信出力制御部71は、無線送信部30の利得可変増幅器32、電力増幅器33、及び変調器31の動作を制御することにより、無線送信部30の動作停止及び復帰を制御する。位置判定部73は、、位置検出部60によって取得した現在位置情報から、携帯無線装置1の現在位置が発信制限区域内であるか否かを判定する。ここで、発信制限区域内であるか否かの判定は、制御部70に内蔵する図示しないメモリに予め記憶された、病院や図書館、美術館、更に電車やバスの路線等の電波発信制限区域が記載された地図情報と、位置検出部60から得られる現在位置情報とを照合することによって行う。
【0033】
電源制御部72は、無線送信部30、無線受信部40、及び位置検出部60の各部への電源供給を制御するもので、例えば、位置判定部73により現在位置が発信制限区域内にあると判定された場合に、無線送信部30への電源供給を停止する。受信専用通知部74は、位置判定部73により現在位置が発信制限区域内にあると判定され、無線送信部30を不動作状態にして携帯無線装置1を受信専用端末として動作させようとする場合に、その旨を無線基地局へ伝えるための情報を生成して無線送信部30へ送る機能を有する。
【0034】
上記のように構成された携帯無線装置1は、無線送信部30及び無線受信部40によって図示しない無線基地局と無線通信を行うことで、回線交換方式の音声通信などによる電話通信、インターネット等のネットワークを介したパケット通信等のデータ通信によるネットワーク通信などを行うことができるようになっている。また、位置検出部60によってGPS通信を行うことにより、現在位置情報を取得できるようになっている。また、受信専用端末に移行した場合、無線基地局からの単方向通信によって送られてくる情報を受信し、自装置に設けられた表示部などに表示できるようになっている。
【0035】
次に、本実施形態に係る携帯無線装置の動作について図2を参照しながら説明する。図2は第1実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャートである。
【0036】
まず、通常動作状態では、無線基地局との間で送信及び受信を自由に行うことが可能であり、同時に、受信アンテナ50で受信したGPS信号により位置検出部60において携帯無線装置1の現在位置情報を取得している(ステップS201)。
【0037】
そして、取得した現在位置が電波の発信を規制される発信制限区域内にあるかどうかを位置判定部73で判定する(ステップS202)。この判定結果により、現在位置が発信制限区域内にない場合は、ステップS201において通常動作状態を継続する。
【0038】
一方、ステップS202において現在位置が発信制限区域内にあると判定されると、まず、受信専用通知部74により、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させる旨の特定信号を生成し、無線送信部30を介して無線基地局へ通知する(ステップS203)。
【0039】
次に、送信出力制御部71により、変調器31、利得可変増幅器32及び電力増幅器33の各出力を停止させて待機状態となるように制御する(ステップS204)。これにより、無線送信部30の出力を停止し、携帯無線装置1が受信専用端末へ切り替わる(ステップS205)。
【0040】
そして、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させ、非通信機能を動作可能にする(ステップS206)。ここで、受信専用端末とは、携帯無線装置1において送信動作を行うことなく、無線基地局から一方的に提供される情報の受信のみを行う機能を動作させるものであり、携帯無線装置1をページャのように活用する場合の動作状態である。これによって、例えば携帯無線装置1へ着信があった場合、無線基地局から通信相手先の電話番号等の情報を端末へ提供することにより、この受信情報を表示部に表示することで使用者は発信制限区域内に居ながらにして誰から着信があったかを確認することができる。また、非通信機能としては、例えばアドレス帳の編集、スケジュール管理、カメラ撮影、時計機能、メールの作成や受信済みメールの閲覧などの機能が挙げられる。
【0041】
その後、位置検出部60により取得した現在位置情報から、現在位置が発信制限区域外にあるかどうかを位置判定部73で判定する(ステップS207)。この判定結果により、現在位置がなお発信制限区域内にある場合は、ステップS206において引き続き受信専用端末としての動作や、非通信機能の動作を継続する。
【0042】
一方、ステップS207において現在位置が発信制限区域外にあると判定された場合は、使用者は電波の発信が規制される病院や図書館、美術館等から既に立ち退いたり、或いは電車やバスを下車して発信制限区域を離れたと考えられる。この場合、以下の手順で携帯無線装置1を通常動作が可能な状態に復帰させる。まず、送信出力制御部71により、変調器31、利得可変増幅器32及び電力増幅器33の各出力を停止状態から復帰するように制御し(ステップS208)、無線送信部30の出力を通常状態に回復させる(ステップS209)。これにより、携帯無線装置1は受信専用端末から通常動作を行う状態へ切り替わる。
【0043】
次いで、受信専用通知部74により、携帯無線装置1を受信専用端末から通常動作状態に復帰した旨の特定信号を生成し、無線送信部30を介して無線基地局へ通知する(ステップS210)。これにより、携帯無線装置1が通常動作状態となり、無線基地局との間で再び送信及び受信を自由に行うことが可能になる(ステップS211)。
【0044】
このように第1実施形態では、位置検出部60により取得した現在位置情報から、現在位置が発信制限区域内にあるかどうかを位置判定部73によって判定する。そして、現在位置が発信制限区域内であった場合は、送信出力制御部71により無線送信部30の出力を制御して送信動作を停止させる。これにより、発信制限区域内において、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させて活用することができる。またこのとき、携帯無線装置1に備える非通信機能を利用することができる。
【0045】
なお、本実施形態では、GPS通信による現在位置情報から現在位置が発信制限区域内にあるかどうかを判定したが、GPS通信以外の手段、例えば発信制限区域内に設置された発信機から発信される特定周波数の微弱電波を受信することにより、現在位置が発信制限区域内にあることを検出するなどの構成を有する携帯無線装置であっても同様の効果を得ることができる。
【0046】
[第2実施形態]
図3は本発明の第2実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャートである。第2実施形態に係る携帯無線装置の構成は、図1に示した第1実施形態と同一であるので、構成要素個々の説明は省略する。ここでは、第2実施形態の動作について図3を参照しながら説明する。
【0047】
図3において、ステップS301〜S303の手順は、第1実施形態における図2のステップS201〜S203と同様であり、通常動作状態における送受信動作が可能な状態から(ステップS301)、現在位置が発信制限区域内か否かを判定する(ステップS302)。そして、現在位置が発信制限区域内にある場合は、携帯無線装置1を今後は受信専用端末として動作させる旨の特定信号を無線基地局へ通知する(ステップS303)。
【0048】
次に、電源制御部72により、無線送信部30の変調器31、利得可変増幅器32及び電力増幅器33をそれぞれ動作させるための電源供給を遮断する(ステップS304)。これにより、無線送信部30はその動作を停止し、携帯無線装置1が受信専用端末へ切り替わる(ステップS305)。
【0049】
そして、第1実施形態における図2のステップS206と同様に、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させ、非通信機能を動作可能にする(ステップS306)。
【0050】
次に、現在位置が無線基地局から発信される電波の受信可能圏外であるか否かを、無線受信部40によって判定する(ステップS307)。この判定結果により、現在位置が受信可能圏内にあれば、ステップS306において、発信制限区域内における受信専用端末動作と非通信機能の利用可能状態を維持する。
【0051】
一方、現在位置が無線基地局の受信可能圏外である場合は、電源制御部72により、無線受信部40を動作させるための電源供給を遮断する(ステップS308)。これにより、無線受信部40はその動作を停止し(ステップS309)、携帯無線装置1は、非通信機能のみが動作可能な状態となる(ステップS310)。
【0052】
その後、位置検出部60により取得した現在位置情報から、現在位置が発信制限区域外にあるかどうかを位置判定部73で判定する(ステップS311)。この判定結果により、現在位置がなお発信制限区域内にある場合は、ステップS310において引き続き非通信機能の動作を継続する。
【0053】
一方、ステップS311において現在位置が発信制限区域外にあると判定された場合は、電源制御部72により、無線送信部30及び無線受信部40への電力供給を再開し(ステップS312)、無線送信部30及び無線受信部40のそれぞれの動作を通常状態に回復させる(ステップS313)。これにより、携帯無線装置1は受信専用端末から通常動作を行う状態へ切り替わる。
【0054】
次いで、受信専用通知部74により、携帯無線装置1を受信専用端末から通常動作状態に復帰した旨の特定信号を生成し、無線送信部30を介して無線基地局へ通知する(ステップS314)。これにより、携帯無線装置1が通常動作状態となり、無線基地局との間で再び送信及び受信を自由に行うことが可能になる(ステップS315)。
【0055】
このように第2実施形態では、位置検出部60により取得した現在位置情報から、現在位置が発信制限区域内にあるかどうかを位置判定部73によって判定する。そして、現在位置が発信制限区域内であった場合は、電源制御部72によって無線送信部30への電源供給を断ち、送信動作を停止させる。これにより、発信制限区域内において、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させて活用することができる。またこのとき、携帯無線装置1に備える非通信機能を利用することができる。この場合、無線送信部30への不要な電源供給を停止でき、携帯無線装置1の消費電力を低減することができる。
【0056】
また、現在位置が無線基地局からの電波の受信可能圏外にあるかどうかを無線受信部40における受信状態によって判定する。そして、現在位置が受信可能圏外であった場合は、電源制御部72によって無線受信部40への電源供給を断ち、受信動作を停止させる。これにより、現在位置が発信制限区域内、且つ無線基地局の受信可能圏外にある場合に、無線送信部30及び無線受信部40への不要な電源供給を停止することで、携帯無線装置1の消費電力を一層低減させることが可能となり、電池の電源容量低下を防止することができる。
【0057】
[第3実施形態]
図4は本発明の第3実施形態に係る携帯無線装置の要部構成を示すブロック図である。第3実施形態の携帯無線装置2は、図1に示した第1実施形態の構成に加え、送信動作設定部80を有して構成される。その他の構成は第1実施形態と同様であり、図1と同一の構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
【0058】
送信動作設定部80は、使用者の操作に基づいて、任意に携帯無線装置1における送信動作を停止したり、一旦停止した送信動作を回復する設定を行うもので、キー操作又は音声によって入力した設定信号を制御部70へ送る。制御部70の送信出力制御部71及び電源制御部72は、送信動作設定部80からの設定信号に基づいて無線送信部30の出力を制御したり、或いは無線送信部30への電源供給を制御する。
【0059】
次に、本実施形態に係る携帯無線装置の動作について図5を参照しながら説明する。図5は第3実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャートである。
【0060】
まず、通常動作状態では、無線基地局との間で送信及び受信を自由に行うことが可能になっている(ステップS501)。そして、送信動作設定部80において送信動作を停止する設定が行われたかどうかを制御部70で判定する(ステップS502)。この判定結果により、設定が行われていない場合は、ステップS501において通常動作状態を継続する。
【0061】
一方、ステップS502において送信動作を停止する設定が行われたと判定された場合は、まず、受信専用通知部74により、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させる旨の特定信号を生成し、無線送信部30を介して無線基地局へ通知する(ステップS503)。
【0062】
次に、送信出力制御部71により無線送信部30の出力を停止させて待機状態としたり、或いは、電源制御部72により無線送信部30への電源供給を遮断することで、送信動作停止制御を行う(ステップS504)。これにより、無線送信部30はその動作を停止し、携帯無線装置1が受信専用端末へ切り替わる(ステップS505)。
【0063】
そして、携帯無線装置1を受信専用端末として動作させ、非通信機能を動作可能にする(ステップS506)。
【0064】
その後、送信動作設定部80において送信動作を回復する設定が行われたかどうかを制御部70で判定する(ステップS507)。この判定結果により、設定が行われていない場合は、ステップS506において引き続き受信専用端末としての動作や、非通信機能の動作を継続する。
【0065】
一方、ステップS507において送信動作設定部80に対して送信動作を回復する設定が行われたと判定された場合は、送信出力制御部71により無線送信部30の出力を停止状態から復帰させたり、或いは、電源制御部72により無線送信部30への電力供給を再開することで、送信動作回復制御を行い(ステップS508)、無線送信部30の動作を通常状態に回復させる(ステップS509)。これにより、携帯無線装置1は受信専用端末から通常動作を行う状態へ切り替わる。
【0066】
次いで、受信専用通知部74により、携帯無線装置1を受信専用端末から通常動作状態に復帰した旨の特定信号を生成し、無線送信部30を介して無線基地局へ通知する(ステップS510)。これにより、携帯無線装置1が通常動作状態となり、無線基地局との間で再び送信及び受信を自由に行うことが可能になる(ステップS511)。
【0067】
このように第3実施形態では、使用者が設定操作により任意に送信動作設定部80に対して送信動作停止の設定を行い、この送信動作停止設定に基づいて、制御部70の送信出力制御部71によって無線送信部30の出力を停止したり、或いは電源制御部72により無線送信部30への電源供給を断ち、送信動作を停止させる。
【0068】
また、使用者が任意に送信動作設定部80に対して送信動作回復の設定を行い、この送信動作回復設定に基づいて、送信出力制御部71によって無線送信部30の出力を回復したり、或いは電源制御部72により無線送信部30への電源供給を再開して、送信動作を回復させる。
【0069】
これにより、使用者の意思で携帯無線装置1を受信専用端末として動作させて活用したり、又は携帯無線装置1に備える非通信機能を利用することができる。また、発信制限区域内に居るにもかかわらず、GPS通信による現在位置情報を取得できなかった場合や、発信制限区域外であると誤って判定した場合などにおいても、設定操作によって確実に送信動作を停止することができ、近傍の電子機器に電波障害を与えたり、周囲の人々に迷惑を及ぼすことを防止することができる。
【0070】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施し得るものである。上述した第1〜第3実施形態においては、1つの無線通信システムに対応した携帯無線装置の構成例について説明したが、例えばGSM方式とW−CDMA方式など、複数の無線通信システムに対応した携帯無線装置に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0071】
また、携帯無線装置の無線送信部30及び無線受信部40は、ヘテロダイン方式またはダイレクトコンバージョン方式のいずれの方式を用いても構わない。
【0072】
更に、携帯無線装置が受信専用端末に移行した際、無線基地局から着信情報の提供を受ける例を説明したが、着信情報以外の情報提供を受けるようにすることもできる。
【0073】
上述したように、本実施形態によれば、発信制限区域内においては、自動的に無線送信動作を停止し、受信専用端末として動作させ、無線基地局から着信情報などを受けることができる。またこのとき、アドレス帳の編集、スケジュール管理、カメラ撮影、時計機能、メールの作成や受信済みメールの閲覧などの非通信機能を利用することができる。これにより、着信で周囲に迷惑をかけたり他の電子機器に影響を及ぼすことを未然に回避することができる。
【0074】
また、発信制限区域内でかつ受信可能圏外の場合には、無線送信及び無線受信の各動作を自動的に停止することで、非通信機能のみを使用する場合の消費電力を低減させることができる。さらに、発信制限区域内から外に移動した場合に、無線送信動作を自動的に復帰させることができる。また、送信動作設定部を設けて、使用者の操作設定によって任意に送信動作を停止することが可能となり、位置検出部の動作不能や誤動作などで現在位置が発信制限区域内であると判定できない場合であっても、必要時に送信動作を停止させ、受信専用端末として活用することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、発信制限区域内において、自動的に無線送信動作を停止し、受信専用端末として動作させることが可能な携帯無線装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る携帯無線装置の要部構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャート
【図3】本発明の第2実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャート
【図4】本発明の第3実施形態に係る携帯無線装置の要部構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3実施形態に係る携帯無線装置の動作手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1、2 携帯無線装置
10 送受信アンテナ
20 共用器
30 無線送信部
40 無線受信部
50 受信アンテナ
60 位置検出部
70 制御部
71 送信出力制御部
72 電源制御部
73 位置判定部
74 受信専用通知部
80 送信動作設定部

Claims (8)

  1. 無線基地局との間で送受信を行う携帯無線装置であって、
    無線信号の送信を行う無線送信部と、
    無線信号の受信を行う無線受信部と、
    自装置が電波の発信を制限する発信制限区域内にあるか否かを判定する区域判定手段と、
    前記区域判定手段の判定結果に応じて前記無線送信部の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定された場合に、前記無線送信部を不動作状態に制御することを特徴とする携帯無線装置。
  2. 前記制御手段は、前記無線送信部を不動作状態にする場合に、前記無線送信部の出力を停止することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  3. 前記制御手段は、前記無線送信部を不動作状態にする場合に、前記無線送信部への電源供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線装置。
  4. 前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定された場合に、前記無線基地局に対して受信専用動作状態であることを通知する受信動作通知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯無線装置。
  5. 前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内にあると判定され、かつ前記無線基地局からの無線信号の受信可能圏外である場合に、前記無線受信部への電源供給を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯無線装置。
  6. 前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内から区域外へ移動したと判定された場合に、前記無線送信部を動作状態に復帰させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯無線装置。
  7. 前記制御手段は、前記区域判定手段により自装置が発信制限区域内から区域外へ移動したと判定され、かつ前記無線基地局からの無線信号の受信可能圏内である場合に、前記無線送信部及び前記無線受信部を動作状態に復帰させることを特徴とする請求項5に記載の携帯無線装置。
  8. 操作に基づき前記無線送信部の動作を制御する設定を行う送信動作設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記送信動作設定手段の設定に応じて前記無線送信部を不動作状態に制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の携帯無線装置。
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