JP2007311492A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、半導体チップの外部接続端子と電気的に接続される配線(または、配線パターン)を微細な形状に加工でき、半導体チップの外部接続端子と配線基板の配線(または、配線パターン)との間の電気的接続信頼性を向上させることのできる半導体装置の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】半導体チップ12と熱膨張係数の略等しい支持基板51上に配線21〜24を形成後、はんだバンプ41〜44を介して、配線21〜24と半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47とを電気的に接続した。
【選択図】図7

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、半導体チップと、半導体チップと電気的に接続される配線(または、配線パターン)を有した配線基板とを備えた半導体装置の製造方法に関する。
図1は、従来の半導体装置の断面図である。図1において、P2は半導体チップ202に設けられた外部接続端子226の配設間隔(以下、「配設ピッチP2」とする)を示している。
図1を参照するに、従来の半導体装置200は、配線基板201と、半導体チップ202とを有する。配線基板201は、コア基板204と、貫通ビア205と、多層配線構造体206,208と、ソルダーレジスト207,209とを有する。
コア基板204としては、板状の樹脂基板が用いられる。貫通ビア205は、コア基板204を貫通するように設けられている。貫通ビア205は、一方の端部が多層配線構造体206の配線211と接続されており、他方の端部が多層配線構造体208の配線218と接続されている。
多層配線構造体206は、コア基板204の上面204A側に設けられている。多層配線構造体206は、配線211と、積層された樹脂層212,214と、配線パターン213,215とを有する。樹脂層212,214としては、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させた表面の粗い樹脂層を用いることができる。
最上層に設けられた配線パターン215は、はんだバンプ225が接続される接続部215Aを有する。接続部215Aは、はんだバンプ225を介して、半導体チップ202と電気的に接続されている。配線パターン215は、配線パターン213を介して、コア基板204の上面204Aに設けられた配線211と電気的に接続されている。上記構成とされた多層配線構造体206は、ビルドアップ法により形成される。
ソルダーレジスト207は、接続部215A以外の配線パターン215を覆うように樹脂層214の上面214Aに設けられている。
多層配線構造体208は、コア基板204の下面204B側に設けられている。多層配線構造体208は、配線218と、積層された樹脂層219,222と、配線パターン221,223とを有する。樹脂層219,222としては、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させた表面の粗い樹脂層を用いることができる。
最下層に設けられた配線パターン223は、接続部223Aを有する。配線パターン223は、配線パターン221を介して、コア基板204の下面204Bに設けられた配線218と電気的に接続されている。上記構成とされた多層配線構造体208は、ビルドアップ法により形成される。
ソルダーレジスト209は、接続部223A以外の配線パターン223を覆うように樹脂層222の下面222Aに設けられている。
半導体チップ202は、半導体基板(図示せず)と、半導体基板(図示せず)に形成された半導体集積回路(図示せず)と、半導体集積回路(図示せず)と電気的に接続された複数の外部接続端子226とを有する。複数の外部接続端子226は、所定の配設ピッチP2となるように配置されている。複数の外部接続端子226は、はんだバンプ225を介して、接続部215と電気的に接続されている。つまり、半導体チップ202は、配線基板201に対してフリップチップ接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−146771号公報
ところで、近年の半導体集積回路(図示せず)の微細化及び高集積化に伴い、半導体チップ202に設けられる外部接続端子226の数が増加し、外部接続端子226の配設ピッチP2は狭くなってきている。このため、狭い配設ピッチP2で配設された外部接続端子226に対応するように配線パターン215を微細な形状に加工する必要がある。
しかしながら、従来の半導体装置200では、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させた表面の粗い樹脂層214上に、配線パターン215を形成していたため、狭い配設ピッチP2で配設された外部接続端子226に対応するように、配線パターン215を微細な形状に加工することが困難であった。
また、従来の半導体装置200では、半導体チップ202の熱膨張係数(具体的には、半導体基板(図示せず)の熱膨張係数)と異なるコア基板204上に、半導体チップ202の熱膨張係数(具体的には、半導体基板(図示せず)の熱膨張係数)と異なる樹脂層を複数積層し、最上層に位置する樹脂層214に配線パターン215を形成後、配線パターン215と外部接続端子226とを電気的に接続していたため、外部接続端子226に対する配線パターン215の相対的な位置が変化して、外部接続端子226と配線パターン215との間の電気的接続信頼が低下してしまうという問題があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、半導体チップの外部接続端子と電気的に接続される配線(または、配線パターン)を微細な形状に加工でき、半導体チップの外部接続端子と配線基板の配線(または、配線パターン)との間の電気的接続信頼性を向上させることのできる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、外部接続端子を有する半導体チップと、前記外部接続端子と電気的に接続される配線を有した配線基板と、を備えた半導体装置の製造方法であって、前記半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板上に前記配線を形成する配線形成工程と、前記配線と前記外部接続端子とを電気的に接続する接続工程と、前記接続工程後に、前記支持基板を除去する支持基板除去工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板上に配線を形成し、支持基板上に形成された配線に半導体チップの外部接続端子を接続することにより、半導体チップの外部接続端子に対する配線の相対的な位置の変化が小さくなるため、半導体チップの外部接続端子と配線基板の配線との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
また、配線が形成される前記支持基板の面は、平滑であってもよい。このように、配線が形成される支持基板の面を平滑とすることにより、半導体チップの外部接続端子と電気的に接続される配線を微細な形状に加工することができる。
本発明の他の観点によれば、外部接続端子を有する半導体チップと、前記外部接続端子と電気的に接続される配線パターンを有した配線基板と、を備えた半導体装置の製造方法であって、前記半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板上に、表面が平滑な樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、前記樹脂層に前記配線パターンを形成する配線パターン形成工程と、前記配線パターンに前記外部接続端子を電気的に接続する接続工程と、前記接続工程後に、前記支持基板を除去する支持基板除去工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板に形成された1層の樹脂層上に配線パターンを形成し、配線パターンと半導体チップの外部接続端子とを電気的に接続することにより、積層された複数の樹脂層上に形成された配線パターンと半導体チップの外部接続端子とを電気的に接続する場合と比較して、外部接続端子に対する配線パターンの相対的な位置の変化が小さくなるため、半導体チップの外部接続端子と配線基板の配線パターンとの間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
また、配線パターンが形成される樹脂層の面を平滑とすることにより、外部接続端子の配設ピッチに対応するように、配線パターンを微細な形状に加工することができる。
本発明によれば、半導体チップの外部接続端子と電気的に接続される配線(または、配線パターン)を微細な形状に加工でき、半導体チップの外部接続端子と配線基板の配線(または、配線パターン)との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。図2において、P1は半導体チップ12の外部接続端子である信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47の配設間隔(以下、「配設ピッチP1」とする)を示している。
図2を参照するに、第1の実施の形態の半導体装置10は、配線基板11と、半導体チップ12と、アンダーフィル樹脂13と、封止樹脂である熱可塑性樹脂14と、金属板15とを有する。
配線基板11は、絶縁層18,31と、配線21〜24と、第1の配線パターン26〜29と、第2の配線パターン34〜37と、ソルダーレジスト39とを有する。絶縁層18は、アンダーフィル樹脂13の下面、熱可塑性樹脂14の下面14B、及び配線21〜24の下面を覆うように設けられている。絶縁層18は、配線21の下面を露出する開口部19Aと、配線22の下面を露出する開口部19Bと、配線23の下面を露出する開口部19Cと、配線24の下面を露出する開口部19Dとを有する。絶縁層18としては、例えば、エポキシ系樹脂層を用いることができる。
配線21〜24は、絶縁層18の上面18Aに設けられている。配線21は、はんだバンプ41を介して、半導体チップ12の信号用パッド45と電気的に接続されている。配線22は、はんだバンプ42を介して、半導体チップ12の電源用パッド46と電気的に接続されている。配線23は、はんだバンプ43を介して、半導体チップ12のグラウンド用パッド47と電気的に接続されている。配線24は、はんだバンプ44を介して、半導体チップ12の信号用パッド47と電気的に接続されている。
第1の配線パターン26は、開口部19Aを充填すると共に、絶縁層18の下面18Bに亘るように設けられている。第1の配線パターン26は、配線21と接続されている。第1の配線パターン27は、開口部19Bを充填すると共に、絶縁層18の下面18Bに亘るように設けられている。第1の配線パターン27は、配線22と接続されている。
第1の配線パターン28は、開口部19Cを充填すると共に、絶縁層18の下面18Bに亘るように設けられている。第1の配線パターン28は、配線23と接続されている。第1の配線パターン29は、開口部19Dを充填すると共に、絶縁層18の下面18Bに亘るように設けられている。第1の配線パターン29は、配線24と接続されている。
絶縁層31は、第1の配線パターン26〜29を覆うように絶縁層18の下面18Bに設けられている。絶縁層31は、第1の配線パターン26の下面を露出する開口部32Aと、第1の配線パターン27の下面を露出する開口部32Bと、第1の配線パターン28の下面を露出する開口部32Cと、第1の配線パターン29の下面を露出する開口部32Dとを有する。絶縁層31としては、例えば、エポキシ系樹脂層を用いることができる。
第2の配線パターン34は、開口部32Aを充填すると共に、絶縁層31の下面31Aに亘るように設けられている。第2の配線パターン34は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部34Aを有する。第2の配線パターン34は、第1の配線パターン26と接続されている。
第2の配線パターン35は、開口部32Bを充填すると共に、絶縁層31の下面31Aに亘るように設けられている。第2の配線パターン35は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部35Aを有する。第2の配線パターン35は、第1の配線パターン27と接続されている。
第2の配線パターン36は、開口部32Cを充填すると共に、絶縁層31の下面31Aに亘るように設けられている。第2の配線パターン36は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部36Aを有する。第2の配線パターン36は、第1の配線パターン28と接続されている。
第2の配線パターン37は、開口部32Dを充填すると共に、絶縁層31の下面31Aに亘るように設けられている。第2の配線パターン37は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部37Aを有する。第2の配線パターン37は、第1の配線パターン29と接続されている。
絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37は、ビルドアップ法により形成する。ビルドアップ法を用いて、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37を形成する場合、180℃程度の熱処理を行う。
ソルダーレジスト39は、接続部34A,35A,36A,37A以外の第2の配線パターン34〜37を覆うように、絶縁層31の下面31Aに設けられている。
半導体チップ12は、配線基板11に対してフリップチップ接続されている。半導体チップ12は、半導体基板(図示せず)と、半導体基板(図示せず)に形成された半導体集積回路(図示せず)と、外部接続端子である信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47とを有する。半導体基板(図示せず)としては、例えば、Si基板を用いることができる。半導体集積回路(図示せず)は、信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と電気的に接続されている。
信号用パッド45は、はんだバンプ41を介して、配線21と電気的に接続されている。電源用パッド46は、はんだバンプ42を介して、配線22と電気的に接続されている。グラウンド用パッド47は、はんだバンプ43を介して、配線23と電気的に接続されている。信号用パッド48は、はんだバンプ44を介して、配線24と電気的に接続されている。
アンダーフィル樹脂13は、半導体基板12と配線基板11との間を充填するように設けられている。
熱可塑性樹脂14は、半導体チップ12を封止するように配線基板11上に設けられている。熱可塑性樹脂14の上面14Aは、略平坦な面とされている。半導体チップ12上における熱可塑性樹脂14の厚さM1は、例えば、10μmとすることができる。熱可塑性樹脂14は、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成する際の支持板となるものである。
熱可塑性樹脂14としては、例えば、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂を用いるとよい。熱可塑性樹脂14の軟化点が200℃よりも低いと、ビルドアップ法により絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37を形成する際の熱処理により、熱可塑性樹脂14が軟化してしまう。また、熱可塑性樹脂14の軟化点が300℃よりも高いと、熱可塑性樹脂14を硬化させる際の熱処理により、半導体チップ12が破損してしまう。
金属板15は、熱可塑性樹脂14の上面14Aに設けられている。このように、熱可塑性樹脂14の上面14Aに金属板15を設けることにより、半導体チップ12が発熱した際の熱を外部に放出することができる。金属板15の材料としては、例えば、Cu、Al等の放熱性の高い金属を用いるとよい。金属板15の厚さM2は、例えば、500μmとすることができる。
図3〜図14は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。図3〜図14において、第1の実施の形態の半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図3〜図14を参照して、第1の実施の形態の半導体装置10の製造方法について説明する。始めに、図3に示す工程では、支持基板51の上面51Aを覆うように金属膜52を形成する。支持基板51は、半導体チップ12(具体的には、半導体基板(図示せず))の熱膨張係数と略等しい熱膨張係数を有すると共に、その表面(上面51Aも含む)が平滑な基板である。支持基板51の熱膨張係数は、例えば、2ppm/℃〜10ppm/℃とすることができる。支持基板51としては、その表面粗さが、例えば、Ra≦0.1μm以下のものを用いるとよい。
このように、表面(上面51Aも含む)が平滑な支持基板51上に金属膜52を形成することにより、金属膜52の上面52Aを平滑な面とすることができる。
支持基板51としては、例えば、Si基板、ガラス基板、金属基板等を用いることができる。支持基板51の厚さM3は、例えば、500μmとすることができる。金属膜52は、例えば、スパッタ法により形成することができる。金属膜52としては、例えば、厚さが50nm程度のCr膜を用いることができる。なお、本実施の形態では、支持基板51として、Si基板またはガラス基板を用いた場合を例に挙げて以下の説明を行う。
次いで、図4に示す工程では、金属膜52の上面52Aに、開口部54A〜54Dを有したレジスト膜54を形成する。開口部54Aは、配線21の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成し、開口部54Bは、配線22の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成する。開口部54Cは、配線23の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成し、開口部54Dは、配線24の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成する。
次いで、図5に示す工程では、金属膜52を給電層とする電解めっき法により、導電金属を析出成長させて、平滑な面とされた金属膜52の上面52Aに配線21〜24を形成する(配線形成工程)。
このように、平滑な面とされた金属膜52の上面52Aに配線21〜24を形成することにより、狭い配設ピッチP1で配置された信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対応するように、配線21〜24を微細な形状に加工することができる。
次いで、図6に示す工程では、レジスト膜54を除去する。次いで、図7に示す工程では、半導体チップ12を配線基板11にフリップチップ接続する(接続工程)。これにより、はんだバンプ41を介して、信号用パッド45と配線21とが電気的に接続され、はんだバンプ42を介して、電源用パッド46と配線22とが電気的に接続される。また、はんだバンプ43を介して、グラウンド用パッド47と配線23とが電気的に接続され、はんだバンプ44を介して、信号用パッド48と配線24とが電気的に接続される。
このように、半導体チップ12と熱膨張係数が略等しい支持基板51に設けられた金属膜52上に配線21〜24を形成し、配線21〜24と半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47とを電気的に接続することにより、信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対する配線21〜24の相対的な位置の変化が小さくなる。これにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と配線21〜24との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
次いで、図8に示す工程では、半導体チップ12と配線基板11との間を充填するようにアンダーフィル樹脂13を形成する。
次いで、図9に示す工程では、熱可塑性樹脂14により、半導体チップ12を封止する(封止樹脂形成工程)。熱可塑性樹脂14の上面14Aは、略平坦な面とされている。熱可塑性樹脂14は、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成する際の支持板となるものである。半導体チップ12上における熱可塑性樹脂14の厚さM1は、例えば、10μmとすることができる。
熱可塑性樹脂14としては、例えば、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂14の軟化点が200℃よりも低いと、ビルドアップ法により絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成する際の熱処理により、熱可塑性樹脂14が軟化してしまう。また、熱可塑性樹脂14の軟化点が300℃よりも高いと、熱可塑性樹脂14を硬化させる際の熱処理により、半導体チップ12が破損してしまう。
このように、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂14を用いて半導体チップ12を封止することにより、熱可塑性樹脂14を支持板として、ビルドアップ法により、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成することができる。
次いで、図10に示す工程では、熱可塑性樹脂14の上面14Aに金属板15を形成する(金属板形成工程)。具体的には、例えば、金属板15を接着剤により熱可塑性樹脂14の上面14Aに貼り付ける。
このように、熱可塑性樹脂14の上面14Aに金属板15を形成することにより、半導体チップ12が発熱した際の熱を外部に放出することができる。金属板15の材料としては、例えば、Cu、Al等の放熱性の高い金属を用いるとよい。また、金属板15の厚さM2は、例えば、500μmとすることができる。
次いで、図11に示す工程では、支持基板51を剥離させる(支持基板除去工程)。次いで、図12に示す工程では、金属膜52をエッチングにより除去する。これにより、配線21〜24の下面、アンダーフィル樹脂13の下面、及び熱可塑性樹脂14の下面14Bが露出される。
次いで、図13に示す工程では、図12に示す構造体の下面側に、ビルドアップ法により、開口部19A〜19Dを有した絶縁層18と、第1の配線パターン26〜29と、開口部32A〜32Dを有した絶縁層31と、接続部34A〜37Aを有した第2の配線パターン34〜37とを順次形成する。
次いで、図14に示す工程では、絶縁層31の下面31Aに、接続部34A〜37A以外の第2の配線パターン34〜37を覆うソルダーレジスト39を形成する。これにより、配線基板11が形成され、配線基板11及び半導体チップ12を備えた半導体装置10が製造される。
本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、平滑な面とされた金属膜52の上面52Aに配線21〜24を形成することにより、狭い配設ピッチP1で配置された信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対応するように、配線21〜24を微細な形状に加工することができる。
また、半導体チップ12と熱膨張係数の略等しい支持基板51に設けられた金属膜52上に配線21〜24を形成し、配線21〜24と半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47とを電気的に接続することにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対する配線21〜24の相対的な位置の変化が小さくなる。これにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と配線21〜24との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
さらに、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂14を用いて半導体チップ12を封止することにより、熱可塑性樹脂14を支持板として、ビルドアップ法により、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成することができる。
なお、本実施の形態では、配線基板11に対して1つの半導体チップ12を接続した場合を例に挙げて説明したが、配線基板11に対して複数の半導体チップ12を接続してもよい。
また、はんだバンプ41〜44の代わりに、Auバンプを用いて、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と配線21〜24とを電気的に接続してもよい。
本実施の形態の半導体装置10の製造方法では、支持基板51としてSi基板またはガラス基板を用いた場合を例に挙げて説明したが、Si基板またはガラス基板の代わりに金属基板を用いてもよい。この場合、配線21〜24を形成する際の給電層として支持基板51を用いることが可能となるため、金属膜52を形成する工程と、金属膜52を除去する工程とが不要となる。これにより、半導体装置10の生産性を向上させることができる。
図15は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の断面図である。図15において、第1の実施の形態の半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図15を参照するに、第1の実施の形態の変形例の半導体装置60は、第1の実施の形態の半導体装置10に設けられた熱可塑性樹脂14の代わりに、封止樹脂である熱硬化性樹脂61を設けた以外は半導体装置10と同様に構成される。
熱硬化性樹脂61は、半導体チップ12を封止するように配線基板11上に設けられている。熱硬化性樹脂61の上面61Aは、略平坦な面とされている。半導体チップ12上における熱硬化性樹脂61の厚さM4は、例えば、10μmとすることができる。熱硬化性樹脂61は、絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成する際の支持板となるものである。
熱硬化性樹脂61としては、例えば、ガラス転移点が200℃〜300℃の熱硬化性樹脂を用いることができる。熱硬化性樹脂61のガラス転移点が200℃よりも低いと、ビルドアップ法により絶縁層18,31と第1及び第2の配線パターン26〜29,34〜37とを形成する際の熱処理により熱硬化性樹脂61が軟化してしまう。また、熱硬化性樹脂61のガラス転移点が300℃よりも高いと、熱硬化性樹脂61を硬化させる際の熱処理により、半導体チップ12が破損してしまう。
このような構成とされた第1の実施の形態の変形例の半導体装置60は、第1の実施の形態の半導体装置10と同様な手法により製造することができ、半導体装置10の製造方法と同様な効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図16は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。図16において、第1の実施の形態の半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図16を参照するに、第2の実施の形態に係る半導体装置70は、チップ内蔵部品71と、配線基板72とを有する。チップ内蔵部品71は、第1の実施の形態で説明した図12に示す構造体の構成に、さらにソルダーレジスト74を設けた以外は、図12に示す構造体と同様に構成される。ソルダーレジスト74は、配線21〜24の下面の一部を露出するように、絶縁層31の下面31Aに設けられている。
チップ内蔵部品71は、第1の実施の形態で説明した図3〜図12に示す工程と同様な処理を行った後、図12に示す構造体にソルダーレジスト74を形成することで製造することができ、第1の実施の形態の半導体装置10の製造方法と同様な効果を得ることができる。
配線基板72は、第1の実施の形態で説明した配線基板11に設けられた配線21〜24の代わりに配線76〜79を設けると共に、さらにソルダーレジスト80を設けた以外は配線基板11と同様に構成される。
配線76〜79は、絶縁層18の上面18Aに設けられている。配線76は、第1の配線パターン26と接続されている。配線76は、はんだボール81を介して、配線21と電気的に接続されている。配線77は、第1の配線パターン27と接続されている。配線77は、はんだボール82を介して、配線22と電気的に接続されている。配線78は、第1の配線パターン28と接続されている。配線78は、はんだボール83を介して、配線23と電気的に接続されている。配線79は、第1の配線パターン29と接続されている。配線79は、はんだボール84を介して、配線24と電気的に接続されている。
(第3の実施の形態)
図17は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。図17において、第1の実施の形態の半導体装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図17を参照するに、第3の実施の形態の半導体装置90は、第1の実施の形態の半導体装置10に設けられた配線基板11の代わりに、配線基板91を設けた以外は、半導体装置10と同様に構成される。
配線基板91は、樹脂層92と、第1の配線パターン95〜98と、キャパシタ101と、配線102〜104と、絶縁層106,116と、第2の配線パターン111〜114と、第3の配線パターン121〜124と、ソルダーレジスト126とを有する。
樹脂層92は、表面(上面92Aも含む)が平滑な面とされている。樹脂層92は、配線102の上面を露出する開口部94Aと、配線103の上面を露出する開口部94Bと、上部電極129の上面を露出する開口部94Cと、下部電極127の上面を露出する開口部94Dと、配線104の上面を露出する開口部94Eとを有する。
樹脂層92としては、例えば、ポリイミド系樹脂層を用いることができる。ポリイミド系樹脂層は、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させた一般的な樹脂層と比較して、表面(上面92Aも含む)が平滑な樹脂層である。ポリイミド系樹脂層は、300℃程度の熱処理を行うことで硬化させることができる。
第1の配線パターン95は、開口部94Aを充填すると共に、樹脂層92の上面92Aに亘るように設けられている。第1の配線パターン95は、配線102と接続されている。第1の配線パターン95は、はんだバンプ41を介して、半導体チップ12の信号用パッド45と電気的に接続されている。
第1の配線パターン96は、開口部94B,94Cを充填すると共に、開口部94B,94C間に位置する樹脂層92の上面92Aに亘るように設けられている。第1の配線パターン96は、配線103及び上部電極129と接続されている。第1の配線パターン96は、はんだバンプ42を介して、電源用パッド46と電気的に接続されている。
第1の配線パターン97は、開口部94Dを充填すると共に、樹脂層92の上面92Aに亘るように設けられている。第1の配線パターン97は、下部電極127と接続されている。第1の配線パターン97は、はんだバンプ43を介して、グラウンド用パッド47と電気的に接続されている。
第1の配線パターン98は、開口部94Eを充填すると共に、樹脂層92の上面92Aに亘るように設けられている。第1の配線パターン98は、配線104と接続されている。第1の配線パターン98は、はんだバンプ44を介して、信号用パッド48と電気的に接続されている。
キャパシタ101は、絶縁層106上に設けられている。キャパシタ101は、下部電極127と、誘電体層128と、上部電極129とを順次積層した構成とされている。下部電極127は、絶縁層106上に設けられている。下部電極127は、第1の配線パターン97と接続されている。下部電極127の下面は、樹脂層92の下面92Bと略面一とされている。下部電極127の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。また、下部電極127の厚さは、例えば、10μmとすることができる。
誘電体層128は、下部電極127上に設けられている。誘電体層128としては、例えば、チタン酸バリウム膜を用いることができる。誘電体層128の厚さは、例えば、500nmとすることができる。
上部電極129は、誘電体層128上に設けられている。上部電極129は、第1の配線パターン96と接続されている。上部電極129の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。また、上部電極129の厚さは、例えば、10μmとすることができる。
上記構成とされたキャパシタ101は、例えば、デカップリングキャパシタとして機能するものであり、ノイズを低減して、半導体チップ12に安定した電圧を供給するためのものである。
配線102〜104は、絶縁層106上に設けられている。配線102は、第1の配線パターン95と接続されており、配線103は、第1の配線パターン96と接続されている。配線104は、第1の配線パターン98と接続されている。
絶縁層106は、配線102〜104の下面、及び下部電極127の下面を覆うように、樹脂層92の下面92Bに設けられている。絶縁層106は、配線102の下面の一部を露出する開口部107Aと、配線103の下面の一部を露出する開口部107Bと、下部電極127の下面の一部を露出する開口部107Cと、配線104の下面の一部を露出する開口部107Dとを有する。開口部107A〜107Dは、絶縁層106を貫通するように形成されている。
第2の配線パターン111は、開口部107Aに設けられている。第2の配線パターン111は、配線102と接続されている。第2の配線パターン111の下面は、絶縁層106の下面106Aと略面一とされている。
第2の配線パターン112は、開口部107Bに設けられている。第2の配線パターン112は、配線103と接続されている。第2の配線パターン112の下面は、絶縁層106の下面106Aと略面一とされている。
第2の配線パターン113は、開口部107Cに設けられている。第2の配線パターン113は、下部電極127と接続されている。第2の配線パターン113の下面は、絶縁層106の下面106Aと略面一とされている。
第2の配線パターン114は、開口部107Dに設けられている。第2の配線パターン114は、配線104と接続されている。第2の配線パターン114の下面は、絶縁層106の下面106Aと略面一とされている。
絶縁層116は、第2の配線パターン111〜114の下面を覆うように、絶縁層106の下面106Aに設けられている。絶縁層116は、第1の配線パターン111の下面の一部を露出する開口部117Aと、第1の配線パターン112の下面の一部を露出する開口部117Bと、第1の配線パターン113の下面の一部を露出する開口部117Cと、第1の配線パターン114の下面の一部を露出する開口部117Dとを有する。開口部117A〜117Dは、絶縁層116を貫通するように形成されている。
第3の配線パターン121は、開口部117Aに設けられている。第3の配線パターン121は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部121Aを有する。第3の配線パターン121は、第2の配線パターン111と接続されている。第3の配線パターン121の下面は、絶縁層116の下面116Aと略面一とされている。
第3の配線パターン122は、開口部117Bに設けられている。第3の配線パターン122は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部122Aを有する。第3の配線パターン122は、第2の配線パターン112と接続されている。第3の配線パターン122の下面は、絶縁層116の下面116Aと略面一とされている。
第3の配線パターン123は、開口部117Cに設けられている。第3の配線パターン123は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部123Aを有する。第3の配線パターン123は、第2の配線パターン113と接続されている。第3の配線パターン123の下面は、絶縁層116の下面116Aと略面一とされている。
第3の配線パターン124は、開口部117Dに設けられている。第3の配線パターン124は、はんだボール(図示せず)が接続される接続部124Aを有する。第3の配線パターン124は、第2の配線パターン114と接続されている。第3の配線パターン124の下面は、絶縁層116の下面116Aと略面一とされている。
ソルダーレジスト126は、接続部121A,122A,123A,124A以外の第3の配線パターン121〜124を覆うように、絶縁層116の下面116Aに設けられている。
図18〜図31は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。図18〜図31において、第3の実施の形態の半導体装置90と同一構成部分には同一符号を付す。
図18〜図31を参照して、第3の実施の形態の半導体装置90の製造方法について説明する。始めに、第1の実施の形態で説明した図3に示す工程と同様な手法により、支持基板51上に金属膜52を形成する。
支持基板51は、半導体チップ12(具体的には、半導体基板(図示せず))の熱膨張係数と略等しい熱膨張係数を有すると共に、その表面(上面51Aも含む)が平滑な基板である。支持基板51の熱膨張係数は、例えば、2ppm/℃〜10ppm/℃とすることができる。支持基板51としては、その表面粗さが、例えば、Ra≦0.1μm以下のものを用いるとよい。
このように、表面(上面51Aも含む)が平滑な支持基板51上に金属膜52を形成することにより、金属膜52の上面52Aを平滑な面とすることができる。
支持基板51としては、例えば、Si基板、ガラス基板、金属基板等を用いることができる。支持基板51の厚さM3は、例えば、500μmとすることができる。金属膜52は、例えば、スパッタ法により形成することができる。金属膜52としては、例えば、厚さが50nm程度のCr膜を用いることができる。なお、本実施の形態では、支持基板51として、Si基板またはガラス基板を用いた場合を例に挙げて以下の説明を行う。
次いで、図18に示す工程では、金属膜52の上面52Aに開口部131A〜131Dを有したレジスト膜131を形成する。開口部131Aは、配線102の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成し、開口部131Bは、配線103の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成する。開口部131Cは、下部電極127の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成し、開口部131Dは、配線104の形成位置に対応する金属膜52を露出するように形成する。
次いで、図19に示す工程では、金属膜52を給電層とする電解めっき法により、導電金属を析出成長させて、金属膜52上に配線102〜104及び下部電極127を形成する。
次いで、図20に示す工程では、レジスト膜131を除去する。次いで、図21に示す工程では、下部電極127上に誘電体層128を形成する。具体的には、例えば、図20に示す構造体上に、スパッタ法によりチタン酸バリウム膜を成膜し、その後、チタン酸バリウム膜上にパターニングされたレジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとする異方性エッチングにより、チタン酸バリウム膜をエッチングして誘電体層128を形成する。レジスト膜は、誘電体層128を形成後に除去する。
次いで、図22に示す工程では、誘電体層128上に上部電極129を形成する。具体的には、例えば、図21に示す構造体上に、スパッタ法によりCu膜を成膜後、Cu膜上にパターニングされたレジスト膜を形成し、このレジスト膜をマスクとする異方性エッチングにより、Cu膜をエッチングして上部電極129を形成する。レジスト膜は、上部電極129を形成後に除去する。これにより、下部電極127、誘電体層128、及び上部電極129よりなるキャパシタ101が形成される。
次いで、図23に示す工程では、図22に示す構造体上に、開口部94A〜94Eを有し、表面(上面92Aを含む)が平滑な面とされた樹脂層92を形成する(樹脂層形成工程)。具体的には、図22に示す構造体の上面側を覆うように、樹脂層92としてポリイミド系樹脂層を形成し、その後、ポリイミド系樹脂層に開口部94A〜94Eを形成する。ポリイミド系樹脂層は、ガラスクロスにエポキシ系樹脂を含浸させた一般的な樹脂層と比較して、表面(上面92Aも含む)が平滑な樹脂層である。また、ポリイミド系樹脂層を硬化させるためには、300℃程度の熱処理が必要である。
このように、支持基板51としてSi基板またはガラス基板を用いることにより、300℃程度の熱処理を行うことが可能となるため、配線102〜104及びキャパシタ101を覆うように、樹脂層92として表面(上面92Aも含む)が平滑なポリイミド系樹脂層を形成することができる。
次いで、図24に示す工程では、上面92Aが平滑な面とされた樹脂層92に、周知の手法(例えば、めっき法)により、第1の配線パターン95〜98を形成する(配線パターン形成工程)。
このように、表面(上面92Aも含む)が平滑とされた樹脂層92に第1の配線パターン95〜98を形成することにより、狭い配設ピッチP1で配置された信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対応するように、第1の配線パターン95〜98を微細な形状に加工することができる。
次いで、図25に示す工程では、半導体チップ12を第1の配線パターン95〜98にフリップチップ接続する(接続工程)。これにより、はんだバンプ41を介して、信号用パッド45と第1の配線パターン95とが電気的に接続され、はんだバンプ42を介して、電源用パッド46と第1の配線パターン96とが電気的に接続される。また、はんだバンプ43を介して、グラウンド用パッド47と第1の配線パターン97とが電気的に接続され、はんだバンプ44を介して、信号用パッド48と第1の配線パターン98とが電気的に接続される。
このように、半導体チップ12と熱膨張係数の略等しい支持基板51に形成された一層の樹脂層92に第1の配線パターン95〜98を形成し、第1の配線パターン95〜98と半導体チップ12とを電気的に接続することにより、複数の絶縁層が積層され、最上層に位置する絶縁層に設けられた配線パターン115に半導体チップ102を接続する場合(図1参照)と比較して、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対する第1の配線パターン95〜98の相対的な位置の変化を小さくすることが可能となる。これにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と第1の配線パターン95〜98との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
次いで、図26に示す工程では、半導体チップ12と図24に示す構造体との間を充填するようにアンダーフィル樹脂13を形成する。
次いで、図27に示す工程では、熱可塑性樹脂14により、半導体チップ12を封止する(封止樹脂形成工程)。熱可塑性樹脂14の上面14Aは、略平坦な面とされている。半導体チップ12上における熱可塑性樹脂14の厚さM1は、例えば、10μmとすることができる。熱可塑性樹脂14としては、例えば、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂14の軟化点が200℃よりも低いと、ビルドアップ法により絶縁層106,116と第2及び第3の配線パターン111〜114,121〜124を形成する際の熱処理により熱可塑性樹脂14が軟化してしまう。また、熱可塑性樹脂14の軟化点が300℃よりも高いと、熱可塑性樹脂14を硬化させる際の熱処理により、半導体チップ12が破損してしまう。
次いで、図28に示す工程では、熱可塑性樹脂14の上面14Aに金属板15を形成する(金属板形成工程)。具体的には、例えば、金属板15を接着剤により熱可塑性樹脂14の上面14Aに貼り付ける。
このように、熱可塑性樹脂14の上面14Aに金属板15を形成することにより、半導体チップ12が発熱した際の熱を半導体装置90の外部に放出することができる。金属板15の材料としては、例えば、Cu、Al等の放熱性の高い金属を用いることができる。金属板15の厚さM2は、例えば、500μmとすることができる。
次いで、図29に示す工程では、第1の実施の形態で説明した図11及び図12に示す工程と同様な手法により、支持基板51を除去(支持基板除去工程)した後、金属膜52を除去する。これにより、配線102〜104の下面、下部電極127の下面、及び樹脂層92の下面が露出される。
次いで、図30に示す工程では、図29に示す構造体の下面側に、ビルドアップ法により、絶縁層106,116と、第2及び第3の配線パターン111〜114,121〜124とを形成する。
次いで、図31に示す工程では、絶縁層116の下面116Aに、接続部121A〜124A以外の第3の配線パターン121〜124を覆うようにソルダーレジスト126を形成する。これにより、配線基板91が形成され、配線基板91及び半導体チップ12を備えた半導体装置90が製造される。
本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、表面(上面92Aも含む)が平滑とされた樹脂層92に第1の配線パターン95〜98を形成することにより、狭い配設ピッチP1で配置された信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対応するように、第1の配線パターン95〜98を微細な形状に加工することができる。
また、半導体チップ12と熱膨張係数の略等しい支持基板51に形成された一層の樹脂層92に第1の配線パターン95〜98を形成し、第1の配線パターン95〜98と半導体チップ12とを電気的に接続することにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47に対する第1の配線パターン95〜98の相対的な位置の変化を小さくすることが可能となる。これにより、半導体チップ12の信号用パッド45,48、電源用パッド46、及びグラウンド用パッド47と第1の配線パターン95〜98との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、配線基板91に対して1つの半導体チップ12を接続した場合を例に挙げて説明したが、配線基板91に対して複数の半導体チップ12を接続してもよい。
また、本実施の形態の半導体装置90の製造方法では、支持基板51として、Si基板またはガラス基板を用いた場合を例に挙げて説明したが、Si基板またはガラス基板の代わりに金属基板を用いてもよい。この場合、支持基板51を配線102〜104及び下部電極127を形成する際の給電層として用いることが可能となるため、金属膜52を形成する工程と、金属膜52を除去する工程とが不要となる。これにより、半導体装置90の生産性を向上させることができる。
図32は、本発明の第3の実施の形態の変形例に係る半導体装置の断面図である。図32において、第3の実施の形態の半導体装置90と同一構成部分には同一符号を付す。
図32を参照するに、第3の実施の形態の変形例の半導体装置140は、第3の実施の形態の半導体装置90に設けられた熱可塑性樹脂14の代わりに、封止樹脂である熱硬化性樹脂61を設けた以外は半導体装置90と同様に構成される。
熱硬化性樹脂61は、半導体チップ12を封止するように配線基板91上に設けられている。熱硬化性樹脂61の上面61Aは、略平坦な面とされている。半導体チップ12上における熱硬化性樹脂61の厚さM4は、例えば、10μmとすることができる。
熱硬化性樹脂61としては、例えば、ガラス転移点が200℃〜300℃の熱硬化性樹脂を用いるとよい。熱硬化性樹脂61のガラス転移点が200℃よりも低いと、ビルドアップ法により絶縁層106,116と第2及び第3の配線パターン111〜114,121〜124を形成する際の熱処理により、熱硬化性樹脂61が軟化してしまう。また、熱硬化性樹脂61のガラス転移点が300℃よりも高いと、熱硬化性樹脂61を硬化させる際の熱処理により、半導体チップ12が破損してしまう。
このような構成とされた第3の実施の形態の変形例の半導体装置140は、第3の実施の形態の半導体装置90と同様な手法により製造することができ、半導体装置90の製造方法と同様な効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
図33は、本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。図33において、第3の実施の形態の半導体装置90と同一構成部分には同一符号を付す。
図33を参照するに、第4の実施の形態に係る半導体装置150は、チップ内蔵部品151と、配線基板152とを有する。チップ内蔵部品151は、第3の実施の形態で説明した図29に示す構造体の構成に、さらにソルダーレジスト154を設けた以外は、図29に示す構造体と同様に構成される。ソルダーレジスト154は、配線102〜104及び下部電極127の下面の一部を露出するように、樹脂層92の下面92Aに設けられている。
チップ内蔵部品151は、第3の実施の形態の図18〜図29に示す工程と同様な処理を行った後、図29に示す構造体にソルダーレジスト154を形成することにより製造することができ、第3の実施の形態の半導体装置90の製造方法と同様な効果を得ることができる。
配線基板152は、第3の実施の形態で説明した配線基板91に設けられた配線102〜104、キャパシタ101、第1の配線パターン95〜98、及び樹脂層92の代わりに、配線156〜159及びソルダーレジスト161を設けた以外は配線基板91と同様に構成される。
配線156〜159は、絶縁層106の上面106Bに設けられている。配線156は、第2の配線パターン111と接続されている。配線156は、はんだボール81を介して、チップ内蔵部品151の配線102と電気的に接続されている。配線157は、第2の配線パターン112と接続されている。配線157は、はんだボール82を介して、チップ内蔵部品151の配線103と電気的に接続されている。配線158は、第2の配線パターン113と接続されている。配線158は、はんだボール83を介して、チップ内蔵部品151の下部電極127と電気的に接続されている。配線159は、第2の配線パターン114と接続されている。配線159は、はんだボール84を介して、チップ内蔵部品151の配線104と電気的に接続されている。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明によれば、半導体チップと、半導体チップと電気的に接続される配線(または、配線パターン)を有した配線基板とを備えた半導体装置の製造方法に適用できる。
従来の半導体装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その4)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その5)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その6)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その7)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その8)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その9)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その10)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その11)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その12)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その3)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その4)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その5)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その6)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その7)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その8)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その9)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その10)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その11)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その12)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その13)である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す図(その14)である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る半導体装置の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。
符号の説明
10,60,70,90,140,150 半導体装置
11,72,91,152 配線基板
12 半導体チップ
13 アンダーフィル樹脂
14 熱可塑性樹脂
14A,18A,51A,52A,61A,92A,106B 上面
14B,18B,31A,92B,106A,116A 下面
15 金属板
18,31,106,116 絶縁層
19A〜19D,32A〜32D,54A〜54D,94A〜94E,107A〜107D,117A〜117D,131A〜131D 開口部
21〜24,76〜79,102〜104,156〜159 配線
26〜29,95〜98 第1の配線パターン
34〜37,111〜114 第2の配線パターン
34A,35A,36A,37A,121A,122A,123A,124A 接続部
39,74,80,126,154,161 ソルダーレジスト
41〜44 はんだバンプ
45,48 信号用パッド
46 電源用パッド
47 グラウンド用パッド
51 支持基板
52 金属膜
54,131 レジスト膜
61 熱硬化性樹脂
71,151 チップ内蔵部品
81〜84 はんだボール
92 樹脂層
101 キャパシタ
121〜124 第3の配線パターン
127 下部電極
128 誘電体層
129 上部電極
P1 配設ピッチ
M1〜M4 厚さ

Claims (8)

  1. 外部接続端子を有する半導体チップと、前記外部接続端子と電気的に接続される配線を有した配線基板と、を備えた半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板上に前記配線を形成する配線形成工程と、
    前記配線と前記外部接続端子とを電気的に接続する接続工程と、
    前記接続工程後に、前記支持基板を除去する支持基板除去工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記配線が形成される前記支持基板の面は、平滑であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記接続工程と前記支持基板除去工程との間に、前記半導体チップを封止する封止樹脂を形成する封止樹脂形成工程を設け、
    前記封止樹脂は、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂、またはガラス転移点が200℃〜300℃の熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記封止樹脂上に、金属板を形成する金属板形成工程をさらに設けたことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 外部接続端子を有する半導体チップと、前記外部接続端子と電気的に接続される配線パターンを有した配線基板と、を備えた半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体チップと熱膨張係数が略等しい支持基板上に、表面が平滑な樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
    前記樹脂層に前記配線パターンを形成する配線パターン形成工程と、
    前記配線パターンに前記外部接続端子を電気的に接続する接続工程と、
    前記接続工程後に、前記支持基板を除去する支持基板除去工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記樹脂層が形成される前記支持基板の面は、平滑な面であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記接続工程と前記支持基板除去工程との間に、前記半導体チップを封止する封止樹脂を形成する封止樹脂形成工程を設け、
    前記封止樹脂は、軟化点が200℃〜300℃の熱可塑性樹脂、またはガラス転移点が200℃〜300℃の熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項5または6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記封止樹脂上に、金属板を形成する金属板形成工程をさらに設けたことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
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