JP2007310499A - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラダー処理部でMコードを取得するとすぐにFINを返す場合に、加工プログラム解析処理部でラダー処理部でのMコード処理が完了したかを確認することができる数値制御装置を得ること。
【解決手段】加工プログラム解析処理部14からの加工を行うための補助的な処理を指令するMコードを受信すると、すぐに受信したMコードの処理が擬似的に終了したことを示す暫定FINを送信する暫定FIN出力機能152と、受信したMコードの処理が実際に終了したことを示す本FINを送信する本FIN出力機能153と、を有するラダー処理部15と、暫定FINを受信すると、加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進め、Mコード完了待ち指令を読込むまでに本FINを受信しない場合には、加工プログラム中の以後のブロックの処理を実行しない加工プログラム解析処理部14と、を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、数値制御装置に関するものである。
数値制御装置とは、予めメモリに登録または外部から入力された加工プログラムに基づいて数値制御処理を実行し、その処理結果によって数値制御装置に接続された工作機械などを駆動して加工物(ワーク)の加工を行うものである。
図10は、従来の数値制御装置の構成を模式的に示す図である。この数値制御装置501は、表示装置、キーボードなどのマンマシンインタフェース(MMI)部531との間のデータの入出力処理を行い、マンマシンインタフェース部531から入力された加工プログラムやパラメータなどのデータをそれぞれ加工プログラムや設定データとして記憶部513に格納する入出力データ処理部511と、外部入出力機器532から回線経由で入力された加工プログラムやパラメータなどのデータをそれぞれ加工プログラムや設定データとして記憶部513に格納する通信処理部512と、入出力データ処理部511または通信処理部512で処理された加工プログラムや設定データを記憶する記憶部513と、記憶部513に記憶された加工プログラムを読み出してプログラム解析する加工プログラム解析処理部514と、加工プログラムの制御命令に基づいてラダーシーケンスを実行させるラダー処理部515と、加工プログラム解析処理部514とラダー処理部515との間に設けられるPLC(Programmable Logic Controller)インタフェース部516と、ラダー処理部515の処理結果に基づいて工作機械540を制御する機械制御処理部517と、機械制御処理部517からの制御データをベクトル処理して方向成分ごとの制御データを生成させる補間処理部518と、補間処理部518で生成された制御データに基づいて工作機械540を制御する軸制御処理部519と、機械制御処理部517からの制御データに基づいて工作機械540を制御するデジタル信号I/O制御部520と、を備える。
なお、工作機械540は、サーボアンプ541を介して軸制御処理部519の制御によって駆動するサーボモータ542と、主軸アンプ543を介して軸制御処理部519の制御によって主軸(スピンドル)を移動させるスピンドルモータ544と、デジタル信号I/O制御部520の制御によって主軸に取り付けられた工具を交換する工具交換器545と、を備えている。
このような数値制御装置501における動作について簡単に説明すると、加工プログラム解析処理部514は、記憶部513内の加工プログラムを読出し、加工プログラムに記述された制御命令をPLCインタフェース部516を介してラダー処理部515に渡し、ラダー処理部515は、その制御命令に対応するラダーシーケンスを実行する。加工プログラム解析処理部514は、ラダー処理部515に対して出された制御命令に対応する動作が完了したことを示す完了信号であるFINをラダー処理部515から受信すると、加工プログラム中のつぎの制御命令を順に実行していく。
数値制御装置501の本来の仕事は、ワークに対する切削や研削などの加工であるが、この加工を行うための補助的な仕事も数多く存在する。たとえば、加工物の着脱、主軸モータの起動/停止、切削油のオン/オフなどである。これらの補助的な仕事を実行するための制御指令として、加工プログラムにはMコードという指令が設けられている。
図11−1は、Mコード処理の従来例を示す図である。この図11−1に示されるように、加工プログラム中でMコードが指令されると、Mコード情報をラダー処理部515で取得し、ラダー処理部515で該当するMコード処理を実行する。たとえば、加工プログラム解析処理部514が加工プログラムから「M25」というMコードを読み出すと、このMコード「M25」はPLCインタフェース部516を介してラダー処理部515に渡される。このとき、加工プログラム解析処理部514では、Mコード「M25」に対するFINがラダー処理部515から返されるまでは、つぎのブロックへ進まずに、待ち状態となる。ラダー処理部515は、「M25」というMコードを実行してその処理が完了すると、FINを加工プログラム解析処理部514に返す。加工プログラム解析処理部514は、このFINを受取ることで、つぎのブロックへ進むことができる。
ところで、Mコードには、その完了を待つ必要がないものも存在する。そのようなMコードの処理を行う際には、図11−1に示されるMコードの処理方法では、加工プログラム解析処理部514は読込んだブロックに含まれるMコードのFINが返るまでつぎのブロックへ進めず待ち状態となってしまっていた。
このような問題点を解決するために、従来から、種々の提案がなされている。その中の一つに、工作機械540の作動が他の工程と並行して実施可能である場合には、インタロック状態を記憶して工作機械540からの完了信号を待つことなくつぎの工程へと進むが、インタロック状態の場合は、続く工程が並行して実施できない処理であるか判断し、並行して実施可能な工程であれば実施し、並行して実施不可能な加工工程であればFINを待って実施するようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
図11−2は、特許文献1に記載されている場合のMコード処理の従来例を示す図である。この図11−2に示されるように、加工プログラム中でMコードが指定されると、Mコード情報をラダー処理部515で取得する。ラダー処理部515では、Mコードを終了していないにもかかわらず、このMコードに対するFINを返した後(特許文献1では、即FIN信号という)、該当するMコード処理を実行する。たとえば、加工プログラム解析処理部514で「M25」というMコードが加工プログラムから指定されると、このMコード「M25」はラダー処理部515に渡される。ラダー処理部515で加工プログラムから指令されたMコードの情報を取得すると、そのMコード「M25」の処理が完了する前に、すぐにFIN(即FIN信号)を返す。その後に、ラダー処理部515で「M25」の処理を行う。一方、加工プログラム解析処理部514では、Mコード「M25」の処理結果が必要ないつぎのブロックの処理を実行する。このように、加工プログラムはMコードの指令後にすぐにFINが返るため、つぎのブロックへ進こむことができる。しかし、この場合には、Mコード処理が完了していない状態で加工プログラムを実行することとなる。
特開平7−40187号公報
図11−1で説明したように、従来の数値制御装置501は加工プログラムからのMコードの指令により、ラダー処理部515でMコード情報を取得し、該当するMコード処理を実行し、その完了後にFINを加工プログラム解析処理部514側へ返す。加工プログラム解析処理部514はFINを受取ることでMコード処理が完了したと解釈し加工プログラムのつぎのブロックへ進む。しかし、Mコードの中にはすぐつぎのブロックで完了待ちしなくても、暫く先のブロックまでに完了していればよいものもある。このような場合はつぎのブロックで完了待ちしていると無駄な待ち時間となってしまうという問題点があった。
また、図11−2で説明したように、時間短縮のために、ラダー処理部515でMコードを取得するとすぐにFINを返す場合には、加工プログラム解析処理部514は加工プログラムのつぎのブロックへと進むが、ラダー処理部515でMコード処理が完了したかを加工プログラム解析処理部514では確認することができない。そのため、タイミングによってはMコード処理と加工プログラム解析処理が干渉してしまう可能性があるという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、数値制御装置の加工プログラムのブロック中にMコードが存在し、そのMコードが、暫く先のブロックまでにその処理を完了していればよいMコードで、ラダー処理部でMコードを取得するとすぐにFINを返す場合に、加工プログラム解析処理部でラダー処理部でのMコード処理が完了したかを確認することができる数値制御装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる数値制御装置は、加工プログラムを解析し、加工プログラム中の所定の指令についてラダー処理手段に実行させる加工プログラム解析処理手段と、前記加工プログラム解析処理手段からの指令に対応するラダーシーケンスを実行するラダー処理手段と、前記加工プログラム解析処理手段による前記加工プログラムの解析結果と前記ラダー処理手段のラダーシーケンスの実行結果に基づいて、当該装置に接続される制御対象に対して所定の制御を行う機械制御処理手段と、を備える数値制御装置において、前記ラダー処理手段は、前記加工プログラム解析処理手段からの加工を行うための補助的な処理を指令するMコードを受信すると、すぐに受信したMコードの処理が擬似的に終了したことを示す暫定処理終了信号を送信する暫定処理終了信号出力機能と、受信した前記Mコードの処理が実際に終了したことを示す本処理終了信号を送信する本処理終了信号出力機能と、を備え、前記加工プログラム解析処理手段は、前記暫定処理終了信号を受信すると、前記加工プログラム中の前記Mコードに対する本処理終了信号の受信処理を行うMコード処理完了待ち指令を読込むまで、つぎのブロックに処理を進め、前記Mコード処理完了待ち指令を読込むまでに前記本処理終了信号を受信しない場合に、前記本処理終了信号を受信するまでつぎのブロックの処理を実行させない機能を有することを特徴とする。
この発明によれば、Mコードに対する処理結果を用いて処理を行う場合に、そのMコードに対するMコード処理完了待ち指令を読込むまでに本処理終了信号を受信しない場合には、加工プログラム中の以下のブロックの処理を実行させないようにしたので、加工プログラム解析処理部でラダー処理部によるMコード処理の実行結果を知ることができ、Mコード処理と加工プログラムの処理とが干渉することを防ぐことができるという効果を有する。また、簡単にMコード処理完了待ちによる無駄時間を省き、サイクルタイムの短縮を実現することができるという効果を有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる数値制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明にかかる数値制御装置の実施の形態1の構成の一例を示す図である。この数値制御装置1は、表示装置、キーボードなどのマンマシンインタフェース部31との間のデータの入出力処理を行い、マンマシンインタフェース部31から入力された加工プログラムやパラメータなどのデータをそれぞれ加工プログラムや設定データとして記憶部13に格納する入出力データ処理部11と、外部入出力機器32から回線経由で入力された加工プログラムやパラメータなどのデータをそれぞれ加工プログラムや設定データとして記憶部13に格納する通信処理部12と、入出力データ処理部11または通信処理部12で処理された加工プログラムや設定データを記憶する記憶部13と、記憶部13に記憶された加工プログラムを読み出してプログラム解析する加工プログラム解析処理部14と、加工プログラムの制御命令に基づいてラダーシーケンスを実行させるラダー処理部15と、加工プログラム解析処理部14とラダー処理部15との間に設けられるPLCインタフェース部16と、ラダー処理部15の処理結果に基づいて工作機械40を制御する機械制御処理部17と、機械制御処理部17からの制御データをベクトル処理して方向成分ごとの制御データを生成させる補間処理部18と、補間処理部18で生成された制御データに基づいて工作機械40を制御する軸制御処理部19と、機械制御処理部17からの制御データに基づいて工作機械40を制御するデジタル信号I/O制御部20と、を備える。ここで加工プログラム解析処理部14は、特許請求の範囲における加工プログラム解析処理手段に対応し、ラダー処理部15は、同じくラダー処理手段に対応し、機械制御処理部17は、同じく機械制御処理手段に対応している。
なお、工作機械40は、サーボアンプ41を介して軸制御処理部19の制御によって駆動するサーボモータ42と、主軸アンプ43を介して軸制御処理部19の制御によって主軸(スピンドル)を移動させるスピンドルモータ44と、デジタル信号I/O制御部20の制御によって主軸に取り付けられた工具を交換する工具交換器45と、を備えている。
ここで、加工プログラム解析処理部14は、記憶部13に記憶された加工プログラムを読み出してプログラム解析を行い、ラダー処理部15に対して処理の指示を行うプログラム解析処理機能141と、ラダー処理部15からMコードの処理指令に対する暫定FINを受信する暫定FIN受信機能142と、ラダー処理部15からMコードの処理指令に対する本FINを受信する本FIN受信機能143と、を備える。なお、暫定FINは、特許請求の範囲における暫定処理終了信号に対応し、本FINは、同じく本処理終了信号に対応している。
この実施の形態1では、加工プログラムとして、Mコードの実行結果を得るための新たな指令が定義される。つまり、Mコードを実行した後、加工プログラム中の任意の位置でそのMコードの実行結果を得るための指令(Mコード完了待ち指令)として、“MF”という指令を定義する。より具体的には、Mコードを実行し、そのMコードを使用して処理を行う加工プログラム中のブロックの直前に、「MF」を実行することで、そのMコードの実行結果を得ることができる。Mコードでは、「M」の後に予め定められた2桁の数値を付して、所定の処理を実行させるようにしているが、この「MF」では、前に実行されたMコードの値を得るために、前に実行されたMコードの2桁の数値を、「MF」の後に付すようにしている。これにより、加工プログラム解析処理部14のプログラム解析処理機能141が要求するMコードの処理結果を指定することができる。
また、プログラム解析処理機能141は、Mコードを実行するようにラダー処理部15に指令を出した後暫定FIN受信機能142で暫定FINを受信すると、加工プログラムに記述されるつぎのブロックの処理に進む機能を有する。
さらに、ラダー処理部15として、通常のPLC処理を実行するPLC処理実行機能151と、加工プログラム解析処理部14からの指令がMコードである場合に、そのMコードに対して暫定的に処理が終了したことを示す信号である暫定FINを出力する暫定FIN出力機能152と、加工プログラム解析処理部14から受けたMコードで暫定FIN信号を出力したMコードを実際に実行して終了したことを示す信号である本FINを出力する本FIN出力機能153と、を備える。なお、暫定FIN出力機能152は、特許請求の範囲の暫定処理終了信号出力機能に対応し、本FIN出力機能153は、同じく本処理終了信号出力機能に対応している。
ここで、このような構成を有する数値制御装置のMコードの処理について、具体例を挙げながら説明する。図2は、加工プログラム解析処理部におけるMコード指令処理の手順の一例を示すフローチャートであり、図3は、ラダー処理部におけるMコード実行処理の手順の一例を示すフローチャートであり、図4は、加工プログラム解析処理部におけるMF指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。また、図5は、数値制御装置のMコードの処理を説明するための加工プログラムとその加工プログラムに対応するラダーシーケンスの一例を示す図である。
最初に、図2を参照しながらMコード実行処理について説明する。数値制御装置1の加工プログラム解析処理部14のプログラム解析処理機能141は、記憶部13に格納されている加工プログラムを解析し、そのブロックを順に実行する。図5の加工プログラムに示されるように、プログラム解析処理機能141は、上のブロックから順に処理を実行していく。ここで、図5の加工プログラムの行101に示されるようにMコードを含むブロックを読込むと(ステップS11)、Mコードの実行を、PLCインタフェース部16を介してラダー処理部15に指示する(ステップS12)。その後、暫定FIN受信機能142でラダー処理部15からステップS12で指示したMコードに対応する暫定FINを受信したか否かを判定する(ステップS13)。暫定FINを受信しない場合(ステップS13でNoの場合)には、暫定FINを受信するまで待ち状態となる。一方、図5に示されるようにラダー処理部15から暫定FINを受信した場合(ステップS13でYesの場合)には、暫定FIN受信機能142は暫定FINを受信したことをプログラム解析処理機能141に通知し、プログラム解析処理機能141は加工プログラム中のつぎのブロックに進む(ステップS14)。図5の場合では、プログラム解析処理機能141は、暫定FINを受信すると、行102のブロックの処理に進む。以上により、Mコード指令処理が終了する。
つぎに、図3を参照しながらMコード実行処理について説明する。ラダー処理部15のPLC処理実行機能151は、加工プログラム解析処理部14からPLCインタフェース部16を介してMコードを受取ると(ステップS31)、暫定FIN出力機能152は、受取ったMコードの処理は実際には終了していないが、加工プログラム解析処理部14でつぎのブロックの処理を実行可能とするための信号である暫定FINを、PLCインタフェース部16を介して加工プログラム解析処理部14に送る(ステップS32)。その後、PLC処理実行機能151は、ステップS31で受取ったMコードを実行する(ステップS33)。PLC処理実行機能151によるMコードの実行が終了すると、本FIN出力機能153は、ステップS31で受取ったMコードの処理が実際に終了したことを示す本FINを、PLCインタフェース部16を介して加工プログラム解析処理部14に送る(ステップS34)。以上により、Mコード実行処理が終了する。
最後に、図4を参照しながらMF指令処理について説明する。加工プログラム解析処理部14のプログラム解析処理機能141は、図5の加工プログラムの行103に示されるようにMF指令を含むブロックを読込むと(ステップS51)、本FIN受信機能143は、MF指令に対応するMコードの本FINを受信したかを確認する(ステップS52)。本FINを受信していない場合(ステップS52でNoの場合)には、本FINを受信するまで待ち状態となる。図5のように、Mコード「M25」に対するMF指令が加工プログラム解析処理部14で実行される前に既に本FINが受信されている場合には、本FIN受信機能143は、本FINを受信したことをプログラム解析処理機能141に通知する。これにより、プログラム解析処理機能141は、加工プログラム中のつぎのブロックに進み処理を行うことができる。たとえば、図5の場合、プログラム解析処理機能141は、行103のMF指令を読込んだ後、Mコード「M25」の処理結果が必要な行104のブロックの処理に進むことができる。以上により、MF指令処理が終了する。
この実施の形態1によれば、ラダー処理部15では、Mコードを受信するとすぐに暫定FINを加工プログラム解析処理部14に返し、また、Mコードの処理が終了すると本FINを加工プログラム解析処理部14に返し、さらに、加工プログラム解析処理部14では、先のブロックで指令したMコードの結果が欲しいブロックの前に、Mコード処理完了待ち指令を実行して、本FINを受信してから、加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進めるようにしたので、加工プログラム解析処理部14でラダー処理部15によるMコード処理の実行結果を知ることができ、Mコード処理と加工プログラムの処理とが干渉することを防ぐことができるという効果を有する。また、簡単にMコード処理完了待ちによる無駄時間を省き、サイクルタイムの短縮を実現することができるという効果を有する。
実施の形態2.
実施の形態1では、ラダー処理部15では、Mコードを受信するとすぐに暫定FINを加工プログラム解析処理部14に渡し、加工プログラム解析処理部14では、暫定FINを受信した後に加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進める構成としていたが、この実施の形態2では、ラダー処理部15が暫定FINを加工プログラム解析処理部14に返さない場合について説明する。
図6は、この発明にかかる数値制御装置の実施の形態2の構成の一例を示す図である。この数値制御装置1aは、実施の形態1の数値制御装置において、加工プログラム解析処理部14の暫定FIN受信機能142と、ラダー処理部15の暫定FIN出力機能152を取り除いた構成を有している。つまり、加工プログラム解析処理部14aのプログラム解析処理機能141は、加工プログラム中のMコードを含むブロックを読込んだ場合に、Mコードを実行する指令をラダー処理部15aに出した後すぐに加工プログラム中のつぎのブロックの処理に進む。また、ラダー処理部15aのPLC処理実行機能151は、加工プログラム解析処理部14aからMコードを実行する指令を受けると、すぐにMコードに対応する処理をラダーシーケンスにしたがって実行する。この実施の形態2では、ラダー処理部15aは暫定FINを出力しないので、実施の形態1における「本FIN」を「FIN」として表記する。そのため、「本FIN出力機能」は「FIN出力機能」という名称に変わっているが、その処理動作は同じものである。なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。また、加工プログラム解析処理部14aは、特許請求の範囲における加工プログラム解析処理手段に対応し、ラダー処理部15aは、同じくラダー処理手段に対応し、機械制御処理部17は、同じく機械制御処理手段に対応し、FIN出力機能153aは、同じく本処理終了信号出力機能に対応し、FINは、本処理終了信号に対応している。
ここで、このような構成を有する数値制御装置1aのMコードの処理について、具体例を挙げながら説明する。図7は、加工プログラム解析処理部におけるMコード指令処理の手順の一例を示すフローチャートであり、図8は、ラダー処理部におけるMコード実行処理の手順の一例を示すフローチャートであり、図9は、加工プログラム解析処理部におけるMF指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。また、図9は、数値制御装置のMコードの処理を説明するための加工プログラムとその加工プログラムに対応するラダーシーケンスの一例を示す図である。
最初に、図7を参照しながらMコード実行処理について説明する。数値制御装置1aの加工プログラム解析処理部14aのプログラム解析処理機能141は、記憶部13に格納されている加工プログラムを解析し、そのブロックを順に実行する。図9の加工プログラムに示されるように、プログラム解析処理機能141は、上のブロックから順に処理を実行していく。ここで、図9の加工プログラムの行111に示されるようにMコードを含むブロックを読込むと(ステップS71)、Mコードの実行を、PLCインタフェース部16を介してラダー処理部15aに指示する(ステップS72)。その後、プログラム解析処理機能141は加工プログラム中のつぎのブロックに進む(ステップS73)。図9の場合では、プログラム解析処理機能141は、行111のMコードを含む処理をラダー処理部15に指示した後すぐに行112のブロックの処理に進む。以上により、Mコード指令処理が終了する。
つぎに、図8を参照しながらMコード実行処理について説明する。ラダー処理部15aのPLC処理実行機能151は、加工プログラム解析処理部14aからPLCインタフェース部16を介してMコードを受取ると(ステップS91)、受取ったMコードを実行する(ステップS92)。そして、PLC処理実行機能151によるMコードの実行が終了すると、FIN出力機能153aは、ステップS31で受取ったMコードの処理が終了したことを示すFINを、PLCインタフェース部16を介して加工プログラム解析処理部14aに送る(ステップS93)。以上により、Mコード実行処理が終了する。
図9に示される例の場合、行111には2つのMコード「M25」、「M26」が含まれている。このような場合、ラダー処理部15aでは、記述された順でMコードを実行する。すなわち、「M25」を最初に実行し、ついで「M26」を実行する。そして、2つのMコードの処理が終了した後に、それぞれのMコードの処理が終了したことを示すFINを加工プログラム解析処理部14aに通知する。
なお、MF指令処理は、実施の形態1の図5の本FINがFINに変わるだけで、その実質的内容は同じあるので、その説明を省略する。
図9に示される例の場合、加工プログラムにおいて、先のブロックで実行したMコードの実行結果を用いて処理を行う場合には、その処理の前にそのMコードに対応するMコード完了待ち指令(MF)を実行する。これにより、そのMコードに対応するFIN出力を得て、つぎの処理に進むことができる。たとえば、図9の場合には、行114のブロックではMコード「M25」の処理結果が必要であるので、その直前の行113にMコード「M25」の実行結果を得るための「MF25」が実行される。そして、その結果である「M25」のFINに基づいてつぎの行114の処理が実行される。ここで、「MF25」中の「25」は、Mコード「M25」の「25」と対応付けるために付される識別情報である。同様に、行115のブロックではMコード「M26」の実行結果を得るための「MF26」が実行される。ここで、「MF26」中の「26」は、Mコード「M26」の「26」と対応付けるために付される識別情報である。このように、先のブロックで実行したMコードにMコード完了待ち指令(MF)を対応させているので、個々のMコードに対して完了待ちの設定をすることができ、複数のMコードの処理結果が錯綜することもない。
この実施の形態2によれば、ラダー処理部15aでは、Mコードを受信し、その処理が終了するとFINを加工プログラム解析処理部14aに返し、また、加工プログラム解析処理部14aでは、Mコードの実行をラダー処理部15aに指令するとすぐに加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進ませ、先のブロックで指令したMコードの結果が欲しいブロックの前に、Mコード処理完了待ち指令を実行して、FINを受信してから、加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進めるようにしたので、加工プログラム解析処理部14aでラダー処理部15aによるMコード処理の実行結果を知ることができ、Mコード処理と加工プログラムの処理とが干渉することを防ぐことができるという効果を有する。また、簡単にMコード処理完了待ちによる無駄時間を省き、サイクルタイムの短縮を実現することができるという効果を有する。さらに、複数のMコードに対し、それぞれ必要なFINを指定することで、無駄な待ち時間を排除し、サイクルタイムの短縮を実現することができるという効果を有する。
以上のように、本発明にかかる数値制御装置は、Mコードを有する加工プログラムを実行する際に適している。
この発明による数値制御装置の実施の形態1の構成の一例を示す図である。 加工プログラム解析処理部におけるMコード指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ラダー処理部におけるMコード実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。 加工プログラム解析処理部におけるMF指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。 数値制御装置のMコードの処理を説明するための加工プログラムとその加工プログラムに対応するラダーシーケンスの一例を示す図である。 この発明による数値制御装置の実施の形態2の構成の一例を示す図である。 加工プログラム解析処理部におけるMコード指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ラダー処理部におけるMコード実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。 加工プログラム解析処理部におけるMF指令処理の手順の一例を示すフローチャートである。 従来の数値制御装置の構成を模式的に示す図である。 Mコード処理の従来例を示す図である。 Mコード処理の従来例を示す図である。
符号の説明
1,1a 数値制御装置
11 入出力データ処理部
12 通信処理部
13 記憶部
14,14a 加工プログラム解析処理部
15,15a ラダー処理部
16 PLCインタフェース部
17 機械制御処理部
18 補間処理部
19 軸制御処理部
20 デジタル信号I/O制御部
21 ラダーシーケンス
31 マンマシンインタフェース部
32 外部入出力機器
40 工作機械
141 プログラム解析処理機能
142 暫定FIN受信機能
143 本FIN受信機能
151 PLC処理実行機能
152 暫定FIN出力機能
153 本FIN出力機能
153a FIN出力機能

Claims (3)

  1. 加工プログラムを解析し、加工プログラム中の所定の指令についてラダー処理手段に実行させる加工プログラム解析処理手段と、
    前記加工プログラム解析処理手段からの指令に対応するラダーシーケンスを実行するラダー処理手段と、
    前記加工プログラム解析処理手段による前記加工プログラムの解析結果と前記ラダー処理手段のラダーシーケンスの実行結果に基づいて、当該装置に接続される制御対象に対して所定の制御を行う機械制御処理手段と、
    を備える数値制御装置において、
    前記ラダー処理手段は、
    前記加工プログラム解析処理手段からの加工を行うための補助的な処理を指令するMコードを受信すると、すぐに受信したMコードの処理が擬似的に終了したことを示す暫定処理終了信号を送信する暫定処理終了信号出力機能と、
    受信した前記Mコードの処理が実際に終了したことを示す本処理終了信号を送信する本処理終了信号出力機能と、
    を備え、
    前記加工プログラム解析処理手段は、前記暫定処理終了信号を受信すると、前記加工プログラム中の前記Mコードに対する本処理終了信号の受信処理を行うMコード処理完了待ち指令を読込むまで、つぎのブロックに処理を進め、前記Mコード処理完了待ち指令を読込むまでに前記本処理終了信号を受信しない場合に、前記本処理終了信号を受信するまでつぎのブロックの処理を実行させない機能を有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 加工プログラムを解析し、加工プログラム中の所定の指令についてラダー処理手段に実行させる加工プログラム解析処理手段と、
    前記加工プログラム解析処理手段からの指令に対応するラダーシーケンスを実行するラダー処理手段と、
    前記加工プログラム解析処理手段による前記加工プログラムの解析結果と前記ラダー処理手段のラダーシーケンスの実行結果に基づいて、当該装置に接続される制御対象に対して所定の制御を行う機械制御処理手段と、
    を備える数値制御装置において、
    前記ラダー処理手段は、
    前記加工プログラム解析処理手段から受信した加工を行うための補助的な処理を指令するMコードの処理が終了したことを示す本処理終了信号を送信する本処理終了信号出力機能を備え、
    前記加工プログラム解析処理手段は、前記加工プログラムからMコードを含むブロックを読込むと、前記Mコードを実行させる指令を前記ラダー処理手段に送信した後すぐに、前記加工プログラム中のつぎのブロックに処理を進め、前記加工プログラム中の前記Mコードに対する本処理終了信号の受信処理を行うMコード処理完了待ち指令を読込むまでに前記本処理終了信号を受信しない場合に、前記本処理終了信号を受信するまでつぎのブロックの処理を実行させない機能を有することを特徴とする数値制御装置。
  3. 前記Mコード処理完了待ち指令は、前記加工プログラム中の任意の位置に設置可能なことを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。
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