JP2007308209A - 紙折り機 - Google Patents

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Yoshihide Aono
良秀 青野
Kenichi Kawana
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Abstract


【課題】 本発明は、製本等のため用紙を四つ折りまたは八つ折り等、所用の形態に折り曲げるための紙折り機であって、紙折りのための羽根の、突当て用としての使用とガイド用としての使用の切換えが、極めて簡便に行われるようにした紙折り機の提供を図ったものである。
【解決手段】 突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、フレームFに対して、「突当て用」として機能させるための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成した突当て用桟26を、前後進自在に取付け、当該フレームFの前端縁には、回動した際に「ガイド用」として機能させるためのガイド面29aを具えたガイド用軸体29を回転自在に取付け、当該ガイド用軸体29には、これを回動させるための連動機構を設けるように構成した羽根を用いた紙折り機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製本等のため用紙を四つ折りまたは八つ折り等所用の形態に折り曲げるための紙折り機であって、紙折りのための羽根の、「突当て用」としての使用と「ガイド用」としての使用の切換えが、極めて簡便に行われるようにした紙折り機に関する。
紙折り機において、製本等のために用紙を四つ折りまたは八つ折り等、所用の形態に折り曲げる紙折り機において、一枚ずつ送られてくる用紙の「ガイド用」として、または、用紙に対する「突き当て用」として切換え的に機能させるための羽根は、各ロール間に所要数配設するものであり、用紙の折曲げ形態を設定するための重要な部材である。
そして当該羽根は用紙の折曲げ形態に即応させて、送られてくる用紙に対する「突当て用」としての機能形態、または、送られてくる用紙に対する「ガイド用」としての機能形態、と言うような二つの機能を果たすために夫々切換えることが出来るように構成されている。 そして、このような機能の切換設定は、ロールの配列と同様に目的とする紙折り工程に即応させて予め設定しておくものである。
ところで、従来の羽根は上記したような切換え設定を、紙折り機本体から羽根を取り外し、この状態で当該設定換えを行うように構成したものがあった。 然し乍、羽根自体は極めて重いものであり、また、羽根は本体に対して斜め方向に取付ける関係上、その設定のための取外し及び取付け操作は、必然、重労働性が伴うことを余儀なくされた。
このような問題を解決するための手段として、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機がある。(例えば特許文献1参照) これは、図11乃至図13に示すように、そのための羽根Tとして、矩形状を呈する基枠1の先端全長に亘って、梁杆2に対して所定間隔を保った櫛歯状に夫々取付けた羽先片3…を、紙折り対象とする用紙の導入が図られるような間隙を下面に形成するためにやや浮かせた状態で固定し、さらに、当該基枠1には、適宜の駆動機構を介して前進及び後退できるようにした移動用フレーム体7を取り付け、当該移動用フレーム7には、導入された紙材の端縁を受止めるための突当て面10aを先端に形成して成る突当て板10…を固設すると共に、ガイド体12…を先端に取付けた揺動レバー11…を基端部において起伏自在に枢支し、当該揺動レバー11…には、そのガイド体12を上記突当て板10…の位置より上方に逃がした状態に保持させるためのスプリング11aを取付け、前記突当て板10…とガイド体12…は、前述したように櫛歯状に夫々取付けられている羽先片3…の櫛の歯状空間に対して、これを互いに埋め合うような位置にあるように成し、前記移動用フレーム体7の前進に基づきガイド体12…が前記羽先片3…の櫛の歯状空間内に位置して、用紙の導入を成すための間隙Sを閉鎖するように構成したものである。
そして、図11に示す羽根は、図12に示すような「ガイド用」としての使用形態から、図13に示すような「突当て用」としての使用形態に、紙折り機にセットした状態のままで変更可能とするように構成したものである。
特開2006−62867
上述したような、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根の場合、「ガイド用」としての使用時には何等問題は生じないが、「突当て用」としての使用時は、櫛歯状に夫々取付けられている羽先片3…の間に、その歯状空間内に位置するようにガイド体12…が入り込み、これにより用紙の導入を成すための間隙Sを閉鎖することとなる。
然し乍、このように「羽先片3…の歯状空間内にガイド体12…が入り込んで間隙Sを閉鎖した状態」において、その「突当て用閉鎖用面」は多数の羽先片3…とガイド体12…との噛み合わせ状態のものであるため、すなわち、一枚板の「突き当て面」ではないために、その「突当て用閉鎖用面」にはどうしても「微細な間隙」が生じてしまうこととなる。 そして、このような「微細な間隙」の存在は、これに紙が引っ掛ったり、不測の折れ曲がりを生じたりしてしまうことを余儀なくされた。
本発明は、上述したような「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機において、上述したような「微細な隙間」の存在に基因して発生する問題の解決化を図った新規の紙折り機の提供を図ったものである。
本発明は、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、フレームFに対して、「突当て用」として機能させるための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成した突当て用桟26を、前後進自在に取付け、当該フレームFの前端縁には、回動した際に「ガイド用」として機能させるためのガイド面29aを具えたガイド用軸体29を回転自在に取付け、当該ガイド用軸体29には、これを回動させるための連動機構を設けるように構成し、上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けることを特徴とする紙折り機に係るものである。
また、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、
前面部を開口面とする矩形状を呈するフレームF内を、上位側レール杆24…と、当該上位側レール杆24…とこれと所定間隔を保って上下に対応する下位側レール杆25…を架設することによって、当該両レール間を紙材受入用間隙Sとすると共に、当該両レール24…,25…はフレームFの横幅方向に所定の案内用溝状間隔P…を設けた状態で並べて設けることによりスノコ状を呈するように配設し、
当該案内用溝状間隔P…内に摺動自在に嵌め込むための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成した突当て用桟26を、その各突当て用爪状片26a…が、各案内用溝状間隔P…内に突入された状態でフレームFの前後方向に移動可能とするように取付けると共に、当該各突当て用爪状片26a…は紙材受入用間隙Sの下面側に突出させることにより、当該間隙S内に導かれた紙材に対する突当て可能に臨ませ、
更に、上面側をガイド面29aとし下面側を回動用カム面29bとしかつフレームFの前端面ほぼ全長に亘るような長さを具えたガイド用軸体29を、当該フレームの前端面に回動自在に取り付け、
当該ガイド用軸体29は通常は前記紙材受入用間隙Sを開放した状態に位置し、その回転に伴いガイド面29aでフレームFの前端面を閉鎖する状態に位置することにより当該紙材受入用間隙Sを閉鎖してそのガイド面29aが「羽根のガイド面」として機能するように構成し、
前記突当て用桟26には操作用突起片30を突設し、当該突当て用桟26をフレームFの前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片30の押圧力に基づき、前記のようなガイド用軸体29を回動させるように構成し、
上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けた紙折り機として実施することができる。
また、本発明は、ガイド用軸体29を回動させるための連動機構として、突当て用桟26に操作用突起片30を突設し、当該突当て用桟26をフレームFの前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片30の押圧力に基づき、ガイド用軸体29を回動させるようにして実施することができる。
更に、ガイド用軸体29を回動させるための連動機構として、駆動用シリンダー34の進退杆34aの進退運動に基づき連動する操作用レバー35を介して回動させるようにして実施することができる。
更に、ガイド用軸体29の両端を回動制御レバー32,32に対して固定すると共に、当該回動制御レバー32,32をフレームFに対して回動自在に枢着することにより、当該ガイド用軸体29の回動が偏心的枢支に基づき前方にやや迫出しながら回動するようにして実施することができる。
本発明は、請求項1に記載のような構成、すなわち、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、フレームFに対して、「突当て用」として機能させるための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成した突当て用桟26を、前後進自在に取付け、当該フレームFの前端縁には、回動した際に「ガイド用」として機能させるためのガイド面29aを具えたガイド用軸体29を回転自在に取付け、当該ガイド用軸体29には、これを回動させるための連動機構を設けるように構成し、上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けるようにしたから、「突当て用」と「ガイド用」との切換えが、突当て用桟26突当て用桟26の摺動移動に基づき達成されることとなる。 従って、当該機能切換えが瞬時に果たされるため、対象紙折りの設定変え作業が極めて簡便かつ迅速に達成される。
更に、「ガイド用」としての使用時、用紙に対する案内は、フレームFの前端面全長に亘って存在する、繋ぎ目の無い一枚板状の面であるガイド面29aを具えたガイド用軸体29を介して行われるため、既述したような従来の羽根において生じた、ガイド面の「微細な間隙」の存在に基づく、紙が引っ掛ったり、不測の折れ曲がりを生じたりすると言うような問題発生をよく解消することとなる。
本発明は、請求項2に記載のような構成、すなわち、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、
前面部を開口面とする矩形状を呈するフレームF内を、上位側レール杆24…と、当該上位側レール杆24…とこれと所定間隔を保って上下に対応する下位側レール杆25…を架設することによって、当該両レール間を紙材受入用間隙Sとすると共に、当該両レール24…,25…はフレームFの横幅方向に所定の案内用溝状間隔P…を設けた状態で並べて設けることによりスノコ状を呈するように配設し、
当該案内用溝状間隔P…内に摺動自在に嵌め込むための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成した突当て用桟26を、その各突当て用爪状片26a…が、各案内用溝状間隔P…内に突入された状態でフレームFの前後方向に移動可能とするように取付けると共に、当該各突当て用爪状片26a…は紙材受入用間隙Sの下面側に突出させることにより、当該間隙S内に導かれた紙材に対する突当て可能に臨ませ、
更に、上面側をガイド面29aとし下面側を回動用カム面29bとしかつフレームFの前端面ほぼ全長に亘るような長さを具えたガイド用軸体29を、当該フレームの前端面に回動自在に取り付け、
当該ガイド用軸体29は通常は前記紙材受入用間隙Sを開放した状態に位置し、その回転に伴いガイド面29aでフレームFの前端面を閉鎖する状態に位置することにより当該紙材受入用間隙Sを閉鎖してそのガイド面29aが「羽根のガイド面」として機能するように構成し、
前記突当て用桟26には操作用突起片30を突設し、当該突当て用桟26をフレームFの前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片30の押圧力に基づき、前記のようなガイド用軸体29を回動させるように構成し、
上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けたるようにすることにより、全体がコンパクトにして極めて安定した作動を呈することとなる。
本発明は、請求項3に記載のような構成、すなわち、ガイド用軸体29を回動させるための連動機構として、突当て用桟26に操作用突起片30を突設し、当該突当て用桟26をフレームFの前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片30の押圧力に基づき、ガイド用軸体29を回動させるように構成することにより、「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換えは、突当て用桟26の移動操作と連動して行われるため、その操作は極めて合理的かつ簡便化される。
本発明は、請求項4に記載のような構成、すなわち、ガイド用軸体29を回動させるための連動機構として、駆動用シリンダー34の進退杆34aの進退運動に基づき連動する操作用レバー35を介して回動させるように構成することにより、「突当て用」から「ガイド用」への変更は、突当て用桟26の動きとは無関係に行うことができる。 更に、このような形態を採ることにより、駆動用シリンダー34を用いることなく手動的に操作用レバー35を操作することにより、上記変更の手動切換えが果されるようにすることもできる。
本発明は、請求項4に記載のような構成、すなわち、ガイド用軸体29の両端を回動制御レバー32,32に対して固定すると共に、当該回動制御レバー32,32をフレームFに対して回動自在に枢着することにより、当該ガイド用軸体29の回動が偏心的枢支に基づき前方にやや迫出しながら回動することにより、「突当て用」としての使用時、当該ガイド用軸体29のガイド面29aをフレームFの最前方に位置する状態とすることができ、これにより、「ガイド用」としての機能がより一層安定して行われることと成る。 すなわち、フレームFの先端とガイド面29aとの位置が接近しすぎて用紙がフレームFに接触してしまうような心配を全く解消することとなる。
図10は既存の紙折り機を表したものであり、Aは基台、Bは基台Aの一側に設けた紙供給機構部、Dは基台Aに設けられている紙折り用ロール機構部Cに臨ませた羽根機構部であって、当該ロール機構部Cと共同して紙折り工程を司るものである。 Eは基台Aの他側に設けた紙折り済み紙材の取出し機構である。
同図において、折曲げ対象とする紙材は、紙供給機構部Bから、紙折りロール機構部C及び羽根機構部Dに送られると共に、ここで所定の紙折り行程が施された後、取出し機構部Eを経て他の工程に送られるように構成してある。
また、上記紙供給機構部Aを経て紙折りロール機構部Bに送られてくる紙材は、その所定のロールを介して案内され、羽根機構部Dにおける「突当て用」としての転化状態にある羽根d1内に導かれる共に、当該紙折り用羽根d1内に収装されている突当て板に当たってこれ以上の進入が阻止される。
上記進入が阻止された紙材はロールの回転に基づき折り曲げられ、その折曲げ縁が突き当て機構Dにおける「ガイド用」としての転化状態にある羽根d2の先端ガイド面に当たって案内されることに依り、当該紙材に対する折曲げ作用が奏されるように構成されている。
なお、上記した紙折りロール配設機構部Cであるが、これは所要段数のロールの配設に基づき、四つ折りまたは八つ折り等、送られてくる紙材に対する所定の紙折りが施されるものであるが、図10に於いては分かり易くするために、最小段数のロールに省略して示してある。 そして同様に、羽根機構部Dも分かり易くするために最小単位のものに省略して示してある。
すなわち、上記した羽根機構部Dは、紙材に対する送り込まれる部分の長さを所定長さに規制するように適宜設定した「突き当て用羽根d1」と、当該突き当てに基づき折り曲げられる紙材の折曲げ端をそのガイド面で受止めてこれの折曲げを成すように設定した「ガイド用羽根d2」とを対として一単位とし、これを折曲げ形態に応じて所要単位数設けるものであるが、同図に於いてはこれを省略して最小単位数だけを表してある。 なお、図示の羽根d1,d2は一般的な従来例の羽根である。
ところで、上記した「突当て用」として機能させる羽根d1と、「ガイド用」として機能する案内機能用羽根d2とは同一構造のものを用い、当該両機能は所定の切換処理を施すことにより、夫々の目的の羽根として使用することができるように構成してある。 そして、このような構成を採ることは従来から行われている。 然し乍、このような構成のものであると、その切換え設定を、紙折り機本体から羽根を取り外し、この状態で当該設定換えを行うものである。 そして、羽根自体は極めて重いものであり、また、羽根は本体に対して斜め方向に取付ける関係上、その設定のための取外し及び取付け操作は、必然、重労働性が伴うことを余儀なくされるというような問題が伴った。
そして、このような問題の解消を図ったものとして、図11〜図13に示すように構成した従来の羽根がある(特許文献1として示す紙折り機の羽根)。 然し乍、この場合は、既述したように、「羽先片3…の歯状空間内にガイド体12…が入り込んで間隙Sを閉鎖した状態」において、その閉鎖面は多数の羽先片3…とガイド体12…との噛み合わせ状態のものであるため、一枚板のものとは異なり、どうしてもその閉鎖用面には微細な間隙が生じてしまうこととなる。 そして、このような微細な間隙に紙が引っ掛ったり、不測の折れ曲がりを生じたりしてしまうというような問題が生じることを余儀なくされた。
本発明は羽根における「突当て用」と「ガイド用」の設定の切換えが、極めて簡便かつ迅速に果されるにもかかわらず、上記したような問題発生の解消化を図った新規の羽根を供えた紙折り機に関するものである。
図1乃至図6において、Fは羽根を構成するフレームであって、側面枠杆20,20と、背面枠杆21と、下枠杆22aに対して所定空間を設けて対向する帯状上板22bで構成する前枠とで、矩形状に形成されている。 23は当該帯状上板22b上に取付けた補強杆であって、下記する上位側レール杆24…をその下面を浮かせた状態で取り付けるように構成してある。
また、当該フレームFの内部は、図1、図5、図6に示すように、上位側レール杆24…と、当該上位側レール杆24…と、これと所定間隔を保って上下に対応する下位側レール杆25…を架設することによって、当該両レールの間を紙材受入用間隙S(図5及び図6参照)とするように構成してある。 そして、両レール24…,25…はフレームFの横幅方向に所定の案内用溝状間隔P…を設けた状態で並べることに依ってスノコ状を呈するように配設されている(図1及び図2参照)。
26は突当て用桟であって、上記した案内用溝状間隔P…内に摺動自在に嵌め込むための突当て用爪状片26a…を櫛歯状に形成してある。 そして、当該突当て用桟26は、その各突当て用爪状片26a…を各案内用溝状間隔P…内に突入させた状態で、フレームFの前後方向に移動可能とするように取付けてある。 更に、当該突当て用爪状片26a…の下端は図5及び図6に示すように、紙材受入用間隙Sの下面側に突出させることにより、当該紙材受入用間隙S内に導かれた紙材の前端縁が衝接し当該紙材に対する突き当て作用を呈するように構成してある。
上記した突当て用桟26はモータMの駆動力に基づきその前後進が行われるように構成してある。 なお、当該駆動は無端チェーン、無端ベルト、係合歯車等適宜の連動機構を介して行われるものであるが、当該連動機構は既存の常套手段に依存するものであるため、当該連動機構の細部構成は図面に於いては省略してある。 また、モータMを設けることなくハンドル操作等手動的にその前後進運動を行わせるように構成しても良い。
27は下面側ガイド板であって、フレームFの前端縁に下側に位置するように前記下枠杆22aに対して取付けてある(図5及び図6参照)。 28は上側ガイド板であって、フレームFの前端縁上側に位置するように前記帯状上板22bに対して取付けてある(図5及び図6参照)。
29はフレームFの前端面ほぼ全長位置亘って位置する長さを具えたガイド用軸体であって、その上面側には、羽根を「ガイド用」として使用した際のガイド面29aを形成してある。 そして当該ガイド用軸体29の下面側には、羽根を「突当て用」として使用した際の受け入用紙の案内面として役割を果すと共に下記する操作用突起片30,30による押圧に基づく回動を司るための回動用カム面29bが形成してある(図5及び図6参照)。 そして、当該ガイド用軸体29は後述するようにしてフレーム29に対して、前方に迫出しながら回動させられ、これにより、今迄開いた状態にあつたガイド面29aが転移して、当該ガイド面29aでフレームFの前端面全体を閉じた状態に保ち、これにより、羽根が「ガイド用」としての使用状態に転化されるように構成してある。
30,30は既述した突当て用桟26の前端縁中央部にしてかつ案内用溝状間隔P内に位置すると共に紙材受入用間隙Sより上方に位置する部分に取付けた操作用突起片であって、当該突当て用桟26を最前方に位置させた際、その前端に形成したカム面30aが、前記したガイド用軸体29のカム面29bに接触して、これを図5に示す状態から図6に示す状態に回動させるように構成してある。
そして、ガイド用軸体29の前記したようなフレームFに対して、前方に迫出しながら回動させるような支持であるが、これは下記のように構成されている。
31はフレームFの前端の両側部に付設した軸受け片であって、回動制御レバー32が枢軸32aを介して回転自在に枢着されている(図3及び図4参照)。 そして、前記したガイド用軸体29は当該回動制御レバー32に対してピン29c,29dを介して固定されている。 すなわち、当該ガイド用軸体29は、その両端部に於いて回動制御レバー32に固定されており、当該ガイド用軸体29に対して前記操作用突起片30,30による押圧力が働いた際、当該ガイド用軸体29はその中心を外れた部分で軸支している(回動制御レバー32の)枢軸32aにおいて回転せられるため、すなわち、一種の偏心的回転が生じるため、当該回動制御レバー32は図5から図6に示すような前方に迫出しながら回転すると言うような作動が得られることとなる。
なお、当該回動制御レバー32の上記のような作動を生じさせるための手段は、図1乃至図6に示す形態すなわち上記説明したような形態に限定されるものではない。 すなわち、後述する第2実施例の場合のような形態とすることも可能である。
33は上記した回動制御レバー32に引っ掛けたスプリングであって、当該回動制御レバー32を、これに取り付けてあるガイド用軸体29が開いた状態(図5に示す状態)での安定化を図るためのものである。
今、図1に示すように、突当て用桟26がフレームFの後方所定の位置に停止させられた状態に於いては、羽根は「突当て用」として機能することとなる。 すなわち、羽根における紙材受入用間隙Sから導かれた用紙は、当該突当て用桟26に櫛歯状に設けられている突当て用爪状片26a…に当たり、これ以上の前進を阻止することとなるわけである。 なお、当該突当て位置の設定は、突当て用桟26を適宜に前進または後進させることによってその決定を行うものである。
次に羽根を「ガイド用」として機能させたい場合は、前記した突当て用桟26をほぼ一杯に前進させることにより、これに取付けられている操作用突起片30,30のカム面30aで、ガイド用軸体29のカム面29bに対して押圧突進させて当該ガイド用軸体29の下面側に滑り込ませることにより、当該当該ガイド用軸体29を図5に示す状態から図6に示す状態となるように回動させる。 これにより、ガイド用軸体29は既述した作動に基づき前方に迫出しながら回動して、そのガイド面29aで羽根の前面を閉鎖することとなり(図6に示す状態)、送られてくる用紙は当該ガイド面29aに突き当たり、設定方向にガイドされることとなる。
「ガイド用」としての機能形態から「突当て用」としての機能形態に設定をもどす場合は、突当て用桟26を後退させることにより、上記の逆作動に基づき達成される。
図7乃至図9は本発明の他の実施例、すなわち、ガイド用軸体29の回動操作を、上述したようなガイド用軸体29の前進運動に連動させる方式ではなく、別途独立して設けたレバー機構を介して行わせるように構成したものである。
図7乃至図9において、34は油圧等の駆動用シリンダー、35は当該駆動用シリンダーの進退杆34aに取付けた操作用レバーであって、その先端には係合用カム溝35aが設けられている。
なお、ガイド用軸体29の支持形態は前述した第1実施例の場合と同様に、回動制御レバー32に対するガイド用軸体29の偏心的な枢支に基づき果されるように構成してある。 そして、当該ガイド用軸体29に対する閉鎖方向への回動(図9に示すような回動)のための回動力付与は、上記した操作用レバー35に設けた係合用カム溝35aと、ガイド用軸体29に設けたピン36との係合に基づき達成されるように構成したものである。
また、上記したような操作用レバー35の作動を、駆動用シリンダー34に依存することなく、適宜の手動レバーを介して作動させるように構成すれば、羽根を手動的に切り替えるようにすることも可能である。 本発明はこのような手動的切替を行わせるような形態での実施も実施態様の一つとするものである。
本発明に係る紙折り機の要部とする羽根を表した斜視図である。 本発明に係る紙折り機の要部とする羽根の平面図である。 図2に円弧で囲った部分の説明用拡大平面図である。 ガイド用軸体29に対する偏心的支持形態を表した説明用側面図である。 羽根を「ガイド用」としての転換させる直前の状態を表した要部の説明用拡大断面図である。 羽根を「ガイド用」としての転換させた状態を表した要部の説明用拡大断面図である。 羽根の他の実施例を表した側面図である。 同上実施例の羽根を「ガイド用」としての転換させる直前の状態を表した要部の説明用拡大断面図である。 同上実施例の羽根を「ガイド用」としての転換させた状態を表した要部の説明用拡大断面図である。 従来の紙折り機の要部を表した説明用正面図である。 従来の羽根を表した斜視図である。 同上「突当て用」とした状態を表した要部の縦断側面図である。 同上「ガイド用」とした状態を表した要部の縦断側面図である。
符号の説明
A 基台
B 紙供給機構部
C 紙折り用ロール機構部
D 羽根機構部
d1 突き当て用羽根
d2 ガイド用羽根
E 紙折り済み紙材の取出し機構部
T 羽根
1 基枠
2 梁杆
3 羽先片
7 移動用フレーム体
10 突当て板
11 揺動レバー
11aスプリング
12 ガイド体
S 間隙
F フレーム
20 側面枠杆
21 背面枠杆
22a下枠杆
22b帯状上板
23 補強杆
24 上位側レール杆
25 下位側レール杆
P 案内用溝状間隔
26 突当て用桟
26a突当て用爪状片
M モータ
27 下面側ガイド板
28 上側ガイド版
29 ガイド用軸体
29a ガイド面
29b 回動用カム面
29c ピン
29d ピン
30 操作用突起片
31 軸受け片
32 回動制御レバー
32a 枢軸
33 スプリング
34 駆動用シリンダー
34a 進退杆
35 操作用レバー
35aカム溝
36 ピン

Claims (5)

  1. 「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、
    フレーム(F)に対して、「突当て用」として機能させるための突当て用爪状片(26a…)を櫛歯状に形成した突当て用桟(26)を、前後進自在に取付け、当該フレーム(F)の前端縁には、回動した際に「ガイド用」として機能させるためのガイド面(29a)を具えたガイド用軸体(29)を回転自在に取付け、当該ガイド用軸体(29)には、これを回動させるための連動機構を設けるように構成し、
    上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けることを特徴とする紙折り機。
  2. 「突当て用」と「ガイド用」の何れかの機能選択を切換え的に行うようにした羽根を供えた紙折り機であって、そのための羽根として、
    前面部を開口面とする矩形状を呈するフレーム(F)内を、上位側レール杆(24…)と、当該上位側レール杆(24…)とこれと所定間隔を保って上下に対応する下位側レール杆(25…)を架設することによって、当該両レール間を紙材受入用間隙(S)とすると共に、当該両レール(24…,25…)はフレーム(F)の横幅方向に所定の案内用溝状間隔(P…)を設けた状態で並べて設けることによりスノコ状を呈するように配設し、
    当該案内用溝状間隔(P…)内に摺動自在に嵌め込むための突当て用爪状片(26a…)を櫛歯状に形成した突当て用桟(26)を、その各突当て用爪状片(26a…)が、各案内用溝状間隔(P…)内に突入された状態でフレーム(F)の前後方向に移動可能とするように取付けると共に、当該各突当て用爪状片(26a…)は紙材受入用間隙(S)の下面側に突出させることにより、当該間隙(S)内に導かれた紙材に対する突当て可能に臨ませ、
    更に、上面側をガイド面(29a)とし下面側を回動用カム面(29b)としかつフレーム(F)の前端面ほぼ全長に亘るような長さを具えたガイド用軸体(29)を、当該フレーム(F)の前端面に回動自在に取り付け、
    当該ガイド用軸体(29)は通常は前記紙材受入用間隙(S)を開放した状態に位置し、その回転に伴いガイド面(29a)でフレーム(F)の前端面を閉鎖する状態に位置することにより当該紙材受入用間隙(S)を閉鎖してそのガイド面(29a)が「羽根のガイド面」として機能するように構成し、
    前記突当て用桟(26)には操作用突起片(30)を突設し、当該突当て用桟(26)をフレーム(F)の前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片(30)の押圧力に基づき、前記のようなガイド用軸体(29)を回動させるように構成し、
    上記のような構成を具えた羽根を着脱自在に取付けることを特徴とする紙折り機。
  3. ガイド用軸体(29)を回動させるための連動機構として、突当て用桟(26)に操作用突起片(30)を突設し、当該突当て用桟(26)をフレーム(F)の前端寄りに前進させることによる当該操作用突起片(30)の押圧力に基づき、ガイド用軸体(29)を回動させるように構成した請求項1に記載の紙折り機。
  4. ガイド用軸体(29)を回動させるための連動機構として、駆動用シリンダー(34)の
    進退杆(34a)の進退運動に基づき連動する操作用レバー(35)を介して回動させるように構成した請求項1に記載の紙折り機。
  5. ガイド用軸体(29)の両端を回動制御レバー(32,32)に対して固定すると共に、当該回動制御レバー(32,32)をフレーム(F)に対して回動自在に枢着することにより、当該ガイド用軸体(29)の回動が偏心的枢支に基づき前方にやや迫出しながら回動するように構成した請求項1乃至請求項4の何れかに記載の紙折り機。
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