JP2007307653A - クランプ治具 - Google Patents

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英次 磯部
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Abstract

【課題】部品点数を増大させないで挟持物の幅に左右されることなく、挟持物の挟持が迅速かつ容易に行なえるクランプ治具を得る。
【解決手段】上下方向に貫通するねじ孔23と左右方向に貫通するスライド孔24とを有する連結部材21を設け、上下方向に延びる縦辺29と該縦辺の上部にて左右方向に延びる上辺30とを一体に有する正面視L形のクランプアーム26を二組み設けるとともに、前記縦辺の下端部に互いに対向する挟持爪27を設け、前記各クランプアームを対向させてその上辺を前記スライド孔に摺動可能に挿通し、前記ねじ孔に操作ボルト47を上方から螺合させてその下部を下方に突出させ、左右端が前記各クランプアームの上辺に摺動可能に係止し、左右方向中心部が前記操作ボルトの下端に対面する作動部材35を設け、前記各クランプアームの上辺に、前記縦辺に対して外側方に突出する補助上辺31を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、挟持幅の調節及び挟持物の挟持が迅速かつ容易に行なえるクランプ治具に関するものである。
従来の技術として、図5に示すクランプ治具があった。図5において、1はクランプ治具であり、直方体状の連結部材2、正面視L形に屈曲させた二組みのクランプアーム5、作動部材10、及び操作ボルト15を主要部品として構成される。
前記連結部材2は、中心部にねじ孔3を上下方向に貫通形成し、前後両側にスライド孔4を左右方向に貫通形成してなる。前記クランプアーム5は、挟持爪6を有する連結駒7の前後縁部から一対の縦辺8を上方に延出させ、該縦辺8の上端から上辺9を左右方向(横向き)に延出させてなり、二組みのクランプアーム5を互いに対向させるとともに、それぞれの上辺9,9を連結部材2のスライド孔4に左右方向から交差させて摺動自在に嵌合させる。
前記作動部材10は、左右に細長い受け板11の左右両側に前後一対の懸垂アーム12を上に向けて延出形成し、該懸垂アーム12の上端部に下方に向かって反転屈曲するフック13を形成し、該フック13を前記各クランプアーム5の上辺9に上方から摺動可能に係止する。また、前記受け板11の左右中心部の上面に嵌合孔を有するガイド14を固定する。
前記操作ボルト15は、頭部に操作用のつまみ16を有し、ねじ部17を前記連結部材2のねじ孔3に上方から螺合させ、該ねじ部17の下部を前記ガイド14に遊嵌させる。
そして、前記クランプ治具1により挟持物W1を挟持する際には、まず、左右のクランプアーム5,5を接近方向に移動させてその挟持爪6,6を挟持物W1の左右側に当接させ、次いで、操作ボルト15をねじ込み、ねじ部17の下端で作動部材10を下方に押圧する。さすれば、各クランプアーム5,5の上辺9,9が前記作動部材10のフック13を介して下方に引っ張られ、左右のクランプアーム5,5がスライド孔4を中心として下方に回動し、左右の挟持爪6,6が接近方向に移動して前記挟持物W1を挟圧するとともに、各クランプアーム5,5の上辺9,9の交差角度が大きくなって前記スライド孔4に係合する。これにより前記挟持物W1を挟持することになる。
前記従来のものは、縦辺8が上辺9の最外端から下方に延びていたため、該左右の縦辺9,9、従って挟持爪6,6が大きく接近すると、左右の上辺9,9がフック13から外れてクランプ治具1の挟持力が失われることになる。このため、幅の狭い挟持物を挟持する際には、縦辺8,8の下端部に左右方向に移動調節可能なねじ式の補助爪を取り付ける必要があり、構造が複雑になるとともに、クランプ治具1による挟持物の挟持が煩雑になるものであった。
特許第2802910号公報
本発明は、部品点数を増大させないで挟持物の幅に左右されることなく、挟持物の挟持が迅速かつ容易に行なえるクランプ治具を得ることを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、
上下方向に貫通するねじ孔と左右方向に貫通するスライド孔とを有する連結部材を設け、上下方向に延びる縦辺と該縦辺の上部にて左右方向に延びる上辺とを一体に有する正面視L形のクランプアームを二組み設けるとともに、前記縦辺の下端部に互いに対向する挟持爪を設け、前記各クランプアームを対向させてその上辺を前記スライド孔に摺動可能に挿通し、前記ねじ孔に操作ボルトを上方から螺合させてその下部を下方に突出させ、左右端が前記各クランプアームの上辺に摺動可能に係止し、左右方向中心部が前記操作ボルトの下端に対面する作動部材を設け、前記各クランプアームの上辺に、前記縦辺に対して外側方に突出する補助上辺を設ける構成にしたものである。
請求項2に係る発明は、前記各縦辺の下部を該縦辺の上部に対して互いに接近する方向に偏倚させたものである。
請求項3に係る発明は、前記作動部材の下部に板ばね製のクリップを設け、該クリップは前記作動部材に固定される取付け辺と、該取付け辺の両側から下方に突出するとともに互いに対面方向に湾曲する一対の挟持辺とを有してなる構成にしたものである。
請求項4に係る発明は、前記クリップの取付け辺を、挟持辺を有する両側に対して中心が下方に突出する如く湾曲させ、該取付け辺を作動部材の平坦な下面に対面させるとともに、該取付け辺を前記作動部材の下面に押し付けて平坦状に弾性変形させる締め具を設けたものである。
請求項1に係る発明は、各クランプアームの上辺に、縦辺に対して外側方に突出する補助上辺を設けるようにしたので、作動部材の左右端が前記上辺及び補助上辺の双方に摺動可能に係止することになる。このため、左右のクランプアームを接近方向に大きく移動させ、その挟持爪を大きく接近させても、前記作動部材がクランプアームから離脱しなくなる。このため、狭い幅の挟持物W1を安定して挟持することができる。即ち、左右の挟持爪を接近させて狭い幅の挟持物を挟み、操作ボルトをねじ込んで作動部材を下方に押圧すると、作動部材の左右端が前記補助上辺に係止し、該補助上辺を介して左右のクランプアームをスライド孔を中心として下方に回動し、前記左右の挟持爪が接近方向に移動して前記挟持物W1を挟圧するとともに、各クランプアームの上辺の交差角度が大きくなって前記スライド孔に係合する。これにより、狭い幅の挟持物W1を安定して挟持することができる。
請求項2記載の発明は、前記左右の縦辺の下部を上部に対して接近する方向に偏倚させたので、前記補助上辺の外側方への突出量を小さくしながら、狭い幅の挟持物W1を安定して挟持することができる。
請求項3に係る発明は、前記作動部材の下部に設けたクリップを作動させることにより、他の挟持物を挟持したり、あるいは支持金具を挟持してクランプ治具を該支持金具に取り付けたりすることができる。
請求項4に係る発明は、締め具を操作することによって前記クリップの挟持力を高くすることができる。
以下本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図において、図1は本発明の実施例を示す伸長状態の正面断面図、図2は本発明の実施例を示す短縮状態の正面断面図、図3は図1のIII-IIIによる拡大断面図、図4は図1のIV-IVによる拡大断面図である。
図1〜図4において、20はクランプ治具であり、直方体状の連結部材21、正面視L形に屈曲させた二組みのクランプアーム26、作動部材35、クリップ42、及び操作ボルト47を主要部品として構成される。
前記連結部材21は、図3に示すように、角筒状のケース21aの左右中心部に直方体状のブロック21bを嵌合させて溶接固定し、ケース21a及びブロック21bの左右中心部にねじ孔23を上下方向に貫通形成し、ケース21aの左右(図1において前後)両側に長方形状のスライド孔24を図1において左右方向に貫通形成してなる。
前記クランプアーム26は、図1、図3に示すように、挟持爪27を有するL形の連結板28の前後(図3において左右)縁部に一対の縦辺29を上方に延出させて溶接固定し、該縦辺29の上端部に図1において左右方向(横向き)に延出する上辺30を一体に形成する。該上辺30は、その基部側を前記縦辺29から外側方に延出させ、この延出部を補助上辺31とする。また、前記縦辺29の下部29aは上部29bに対して内側方(互いに接近する方向)に偏倚させる。二組みのクランプアーム26,26は、互いに対向させてそれぞれの上辺30,30を前記連結部材21のスライド孔24に左右方向から交差させて摺動自在に嵌合させる。
前記作動部材35は、図1において左右に細長い受け板36の左右両側に前後一対の懸垂アーム37を上に向けて延出形成し、該懸垂アーム37の上端部に下方に向かって反転屈曲するフック38を形成し、該フック38を前記各クランプアーム26の上辺30に上方から摺動可能に係止する。また、前記受け板36の左右中心部の上面に嵌合孔を有するガイド39を起立固定する。
前記受け板36の下面に板ばね製のクリップ42を固定する。該クリップ42は、図3、図4に示すように、下方に向けて凹溝形に湾曲させた取付け辺43の左右両側に、互いに対面方向に湾曲する一対の挟持辺44を一体に形成してなり、図1に示すように、左右2個のボルト、ナットからなる締め具45により、前記取付け辺43を受け板36の下面に係止する。図1において46は当て板である。そして、図4に示すように、前記クリップ42により第2の挟持物W3を挟持する際には、前記締め具45を締付け操作し、当て板46を介して前記取付け辺43を受け板36の下面に押し付け、該取付け辺43を前記受け板36の下面に沿う平坦状に弾性変形させ、これにより前記左右の挟持辺44を接近方向に回動させて挟持物W3を挟持する。
前記操作ボルト47は、図1に示すように、ねじ部48の頭部にリング状のつまみ49を有し、前記ねじ部48を前記連結部材21のねじ孔23に上方から螺合させ、該ねじ部48の下部を前記ガイド39に遊嵌させる。
前記クランプ治具1により広幅の挟持物W1を挟持する際には、図1に示すように、まず、左右のクランプアーム26,26を接近方向に移動させてその挟持爪27,27を挟持物W1の左右側に当接させ、次いで、操作ボルト47をねじ込み、ねじ部48の下端で作動部材35の受け板36を下方に押圧する。さすれば、各クランプアーム26,26が前記作動部材35のフック38を介して下方に引っ張られ、左右のクランプアーム26,26がスライド孔24を中心として下方に回動し、左右の挟持爪27,27が接近方向に移動して前記挟持物W1を挟圧するとともに、各クランプアーム26,26の上辺30,30の交差角度が大きくなって前記スライド孔24に係合する。これにより前記挟持物W1を挟持することになる。
また、前記クランプ治具1により小幅な挟持物W2を挟持する際には、図2に示すように、まず、左右のクランプアーム26,26を大きく接近方向に移動させてその挟持爪27,27を挟持物W2の左右側に当接させる。この場合、前記クランプアーム26,26の接近移動により、その上辺30がフック38の内側に位置すると、前記フック29は上辺30から外側方に延長した補助上辺31に係止することになる。
このため、操作ボルト47をねじ込んで前記受け板36を下方に押圧すると、前述と同様に、各クランプアーム26,26が前記フック38を介して下方に引っ張られ、左右のクランプアーム26,26がスライド孔24を中心として下方に回動し、左右の挟持爪27,27が接近方向に移動して前記挟持物W2を挟圧するとともに、各クランプアーム26,26の上辺30,30の交差角度が大きくなって前記スライド孔24に係合し、前記小幅な持物W2を安定して挟持することになる。
本発明の実施例を示す伸長状態の正面断面図である。 本発明の実施例を示す短縮状態の正面断面図である。 図1のIII-IIIによる拡大断面図である。 図1のIV-IVによる拡大断面図である。 従来のクランプ治具を示す部分断面正面図である。
符号の説明
20 クランプ治具
21 連結部材
21a ケース
21b ブロック
23 ねじ孔
24 スライド孔
26 クランプアーム
27 挟持爪
28 連結板
29 縦辺
29a 縦辺の下部
29b 縦辺の上部
30 上辺
31 補助上辺
35 作動部材
36 受け板
37 懸垂アーム
38 フック
39 ガイド
42 クリップ
43 取付け辺
44 挟持辺
45 締め具
46 当て板
47 操作ボルト
48 ねじ部
49 つまみ

Claims (4)

  1. 上下方向に貫通するねじ孔(23)と左右方向に貫通するスライド孔(24)とを有する連結部材(21)を設け、上下方向に延びる縦辺(29)と該縦辺(29)の上部にて左右方向に延びる上辺(30)とを一体に有する正面視L形のクランプアーム(26)を二組み設けるとともに、前記縦辺(29)の下端部に互いに対向する挟持爪(27)を設け、前記各クランプアーム(26)を対向させてその上辺(30)を前記スライド孔(24)に摺動可能に挿通し、前記ねじ孔(23)に操作ボルト(47)を上方から螺合させてその下部を下方に突出させ、左右端が前記各クランプアーム(26)の上辺(30)に摺動可能に係止し、左右方向中心部が前記操作ボルト(47)の下端に対面する作動部材(35)を設け、前記各クランプアーム(26)の上辺(30)に、前記縦辺(29)に対して外側方に突出する補助上辺(31)を設けたことを特徴とするクランプ治具。
  2. 各縦辺(29)の下部(29a)を該縦辺(29)の上部(29b)に対して互いに接近する方向に偏倚させたことを特徴とする請求項1記載のクランプ治具。
  3. 作動部材(35)の下部に板ばね製のクリップ(42)を設け、該クリップ(42)は前記作動部材(35)に固定される取付け辺(43)と、該取付け辺(43)の両側から下方に突出するとともに互いに対面方向に湾曲する一対の挟持辺(44)とを有してなることを特徴とする請求項1又は2記載のクランプ治具。
  4. クリップ(42)の取付け辺(43)を、挟持辺(44)を有する両側に対して中心が下方に突出する如く湾曲させ、該取付け辺(43)を作動部材(35)の平坦な下面に対面させるとともに、該取付け辺(43)を前記作動部材(35)の下面に押し付けて平坦状に弾性変形させる締め具(45)を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のクランプ治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107020586A (zh) * 2016-03-02 2017-08-08 安徽胜方信息科技服务有限公司 一种复合材料机械性能测试夹具
CN113618655A (zh) * 2021-08-16 2021-11-09 益阳市锦汇电子有限公司 一种电容器加工夹具

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