JP2007306092A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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敏 大谷
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典之 小原
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浩 信太
Tamaki Tanaka
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Abstract

【課題】制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる画像処理装置及び画像処理方法を提供する。
【解決手段】
ユーザの認証を行う認証手段と、出力画像の基礎とされる画像データである出力画像データを蓄積する画像蓄積手段と、前記認証手段により認証されたユーザ毎に設定された画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを生成する生成手段と、前記生成手段で生成された画像パターンと前記画像蓄積手段で蓄積された出力画像データとを合成する合成手段と、前期認証手段で認証されたユーザのみに画像処理装置の機能の提供を許可する制御を行う制御手段と、を備える。
この構成によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に、出力画像に付される制御情報を認証されたユーザ毎に設定することができる画像処理装置及び画像処理方法に関する。
機密情報を有する文書については、その文書の複製等を制限することで機密情報の漏洩を防止する必要がある。このような機能を有する画像処理装置としては、機密情報を有する文書に予め埋め込まれた付加情報である制御情報を文書の複製等の際に読み出し、読み出した制御情報に基づいて複製等の機能の提供を禁止する制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平06‐020027
ところで、上記のような画像処理システムでは、画像処理装置へ画像データを蓄積した後に、文書へ付加される制御情報を設定又は変更することができなかった。そのため、付加するように一旦設定された制御情報を変更するためには、再度画像データを読み込まなければならず、文書へ付加される制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができなかった。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、画像処理装置へ画像データを蓄積した後に、文書へ付加される制御情報を設定又は変更できる画像処理装置の構成をとることで、文書へ付加される制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザの認証を行う認証手段と、出力画像の基礎とされる画像データである出力画像データを蓄積する画像蓄積手段と、認証手段により認証されたユーザ毎に設定された画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを生成する生成手段と、生成手段で生成された画像パターンと画像蓄積手段で蓄積された出力画像データとを合成する合成手段と、認証手段で認証されたユーザのみに画像処理装置の機能の提供を許可する制御を行う制御手段と、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。また、ユーザが管理する複数の文書に付される制御情報を一元管理することができる。よって、文書毎に制御情報を設定するユーザの労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、ユーザ認証により認証されたユーザが管理する文書のみに画像パターンを合成するため、例えば一例として、画像パターンに記載された制御情報によりセキュリティをかける場合に、セキュリティ強度を向上させることができる。
上記構成において、画像蓄積手段に蓄積された出力画像データは画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを有し、出力画像データが有する画像パターンを消去する消去手段を更に備える、構成を採用できる。
この構成によれば、蓄積された出力画像データに記載された制御情報を消去することができるため、画像パターンを有しない出力画像データへ画像パターンを設定するのみならず、画像パターンを有する出力画像データの画像パターンを変更することができる。
上記構成において、制御情報は、ユーザが利用可能な画像蓄積手段の蓄積領域毎に設定可能である、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、ユーザが利用可能な複数種類の蓄積領域を用意することで、ユーザが管理する複数の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は蓄積領域毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて、設定された制御情報の管理が容易となる。
上記構成において、制御情報は、画像処理装置の機能を提供するために実行される内部処理毎に設定可能であることを特徴とする、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、複数種類の内部処理を実行する画像処理装置においては、ユーザが管理する一の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は内部処理毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて設定された制御情報の管理が容易となる。
上記構成において、制御情報は、画像処理装置の機能の提供時において設定可能である、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、画像処理装置の機能の提供前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
上記構成において、制御情報は、画像蓄積手段に出力画像データを蓄積した後において設定可能である、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、出力画像データを蓄積する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
上記構成において、制御情報は、内部処理を決定した後において設定可能である、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、画像処理装置が実行する内部処理を決定する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
上記構成において、制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、画像データ取得手段で取得された画像データの有する画像パターンに記載された制御情報を取得する取得手段と、取得手段で取得された制御情報に基づいて画像処理装置の機能の提供を制御する制御手段と、を備える構成を採用できる。
この構成によれば、例えば一例として、機密情報を有する出力画像データについてパスワード制限をかける制御情報記載した画像パターンを合成することで、パスワードを知らない者に対する画像処理装置のコピー機能の提供を制限できる。これによって、機密情報の漏えい防止等を図ることができる。
上記構成において、画像パターンは、二次元コードである背景地紋画像の有する画像パターンである、構成を採用できる。
この構成によれば、例えば、ドットパターンで構成される画像パターンに比べ画像パターンの検出精度を高めることができる。また、背景地紋画像は、出力画像データの全面に渡って背景として合成されるため、背景地紋画像の削除が困難となる。
本発明に係る画像処理方法は、ユーザを識別するユーザ情報に基づいて認証を行う認証ステップと、出力画像の基礎とされる画像データである出力画像データを蓄積する画像蓄積ステップと、ユーザ情報毎に設定された画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを生成する生成ステップと、生成ステップで生成された画像パターンと認証ステップにより認証されたユーザが利用可能な画像蓄積ステップで蓄積された出力画像データとを合成する合成ステップと、を備えることを特徴としている。
この方法によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。また、ユーザが管理する複数の文書に付される制御情報を一元管理することができる。よって、文書毎に制御情報を設定するユーザの労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、ユーザ認証により認証されたユーザが管理する文書のみに画像パターンを合成するため、例えば、画像パターンに記載された制御情報によりセキュリティをかける場合に、セキュリティ強度を向上させることができる。
本発明によれば、画像処理装置へ画像データを蓄積した後に、文書へ付加される制御情報を設定又は変更できる画像処理装置の構成をとることで、制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態を示す構成図である。
本画像処理装置100は、例えば、プリンタ、ファクシミリ、自動複製機又は複合機等で構成される。本画像処理装置100は、公衆回線網300及びネットワーク400に接続されている。画像処理装置100は、公衆回線網300、ネットワーク400又は表示装置130(以下単に、表示装置130等と言う)を通じて実行指示及び制御情報が入力される。また、本画像処理装置100は、表示装置130等へ表示情報等を送信する。
画像処理装置100は、画像データ取得手段である画像データ取得装置110、取得手段である取得装置120、表示装置130、入力装置140、画像蓄積手段である画像蓄積装置150、蓄積管理装置160、消去手段である消去装置170、合成手段である合成装置180、生成手段である生成装置190、制御手段である制御装置200、画像形成装置210、認証手段である認証装置220、及び、ユーザ情報蓄積装置230等の装置から構成されている。
画像データ取得装置110は、FAX送受信装置111、画像展開装置112又は読込装置113等の装置から構成されている。画像データ取得装置110は、取得装置120、蓄積管理装置160、制御装置200、公衆回線網300及びネットワーク400に接続されている。
画像データ取得装置110は、公衆回線網300又はネットワーク400を通じてデータを受信するか、若しくは、ユーザ500により原稿を設定される。
その後、ユーザ500により原稿を設定された場合には、制御装置200から実行指示を受領する。次に設定された原稿を読込んで読込画像データを生成する。
公衆回線網300及びネットワーク400によりデータを受信した場合には、受信したデータを基に画像データを展開する。その後、いずれの場合にも、画像データを取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信する。最後に画像データを送信した旨の通知を制御装置200へ通知する。
FAX送受信装置111は、取得装置120、蓄積管理装置160、制御装置200及び公衆回線網300に接続されている。FAX送受信装置111は、公衆回線網300からFAXデータを受信し、受信したデータを基に画像データを展開する。
その後、展開した画像データを、取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信する。最後に、制御装置200へ、画像データを、取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信した旨の通知を行う。
画像展開装置112は、取得装置120、蓄積管理装置160、制御装置200及びネットワーク400に接続されている。
画像展開装置112は、ネットワーク400からデータを受信し、受信したデータを基に画像データを展開する。その後、展開した画像データを、取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信する。最後に、制御装置200へ、画像データを取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信した旨の通知を行う。
読込装置113は、例えば、スキャナ等の光学的な読取手段で構成され、取得装置120、蓄積管理装置160、及び、制御装置200に接続されている。先ず、読込装置113は、制御装置200から読込を指示する通知を受領する。その後、ユーザ500が設定した原稿を読込む。
次に、読込まれた原稿を画像データとして、取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信する。最後に、制御装置200へ、画像データを、取得装置120及び蓄積管理装置160へ送信した旨の通知を行う。
取得装置120は、画像データ取得装置110のFAX送受信装置111、画像展開装置112、読込装置113及び制御装置200に接続されている。先ず、取得装置120は、FAX送受信装置111、画像展開装置112又は読込装置113から画像データを受信する。
次に、取得した画像データが制御情報を有するかを、画像データの有する背景地紋画像から2種類の禁止コードが所定数量以上検出されるか否かによって判断する。2種類の禁止コードや検出方法については後述する。その後、その判断結果を制御装置200へ送信する。
ここで、背景地紋画像とは、潜像部と背景部からなり、背景部は斜線(基礎)パターンから構成される画像パターンを含み、潜像部はコピーすると再現されない細かいドットパターンで構成されている画像を言う。又、背景地紋画像は、プリント出力する出力画像の基礎とされる出力画像データの背景に合成される。
この構成によれば、背景地紋画像は微小な斜線パターンで構成されるため、例えば、ドットパターンで構成される画像パターンに比べ画像パターンの検出精度を高めることができる。また、背景地紋画像は、出力画像データの全面に渡って背景として合成されるため、背景地紋画像の削除が困難となる。
更に、取得装置120は、取得した画像データが制御情報を有すると判断した場合には、画像パターンのデータコードに記載されたコードデータを取得する。その後、コードデータを復号し制御情報等の記述されたコードデータの記載内容を取得する。最後に取得したコードデータの記載内容を制御装置200へ送信する。
ここで、背景地紋画像について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の背景地紋画像を説明する為の図である。出力画像Oに示されるように、背景地紋画像は、潜像画像IPと、出力画像Oの全面にわたる画像パターンPBと、から構成される。
画像パターンPBと潜像画像IPとは、それぞれを構成するパターンが異なる。しかし、人間の目には全面均一のグレイ背景として見える様に、単位面積あたりの画素面積及び画素色が同一なパターンにより出力画像Oを形成する。
潜像画像は、複写された文書において、潜像画像IPが人間の目で識別できる程度に画像が浮かびあがるよう、他の部分のよりも細かいドットで構成されている。
画像パターンPBは、コードから構成される。コードは、任意のコードデータを表すデータコードCDと制御情報を画像データが有しているため複写を制限する場合があること表す禁複写コードCPとから構成される。
また、コードは、任意のコードデータを表す斜線(基礎)パターンPSから構成される。斜線(基礎)パターンPSは、走査方向Dに対し反時計回りに45度傾いた半直線で表されるものがコードデータのビット0を、135度傾いたものがコードデータのビット1を表す。
禁複写コードCPは、全斜線(基礎)パターンPSがビット0を表すものとビット1を表すものとから構成される。禁複写コードCPは、2種類の禁複写コードCPを所定個数以上検出した場合に、制御情報を有する原稿であると判断する為に使用される。
データコードCDは、同期コード領域ASとデータコード領域ACとから構成される。同期コード領域ASとは、データコード領域ACを囲む所定サイズの矩形領域の外周がすべてビット1を表す斜線(基礎)パターンPS1で構成されているコード領域を言う。
データコード領域ACは、背景地紋画像Wと、任意の情報を表すコードデータと、を対応づける。本実施例においては、データコードCDで、制御情報等を記述するコードデータを表現する。
次に、図3を用いて、取得装置120の構成及び機能を詳細に説明する。図3は、取得装置120の構成を説明するための図である。
取得装置120は、グレースケール変換装置1210、二値化処理装置1211、ノイズ除去処理装置1212、パターン検出装置1213、バッファメモリ1214、スキュー角検出装置1215及びコード検出装置1216、ブロック化処理装置1250、個数算出装置1251、比率算出装置1252及び判定処理装置1253等から構成される。
グレースケール変換装置1210は、画像データ取得装置110のFAX送受信装置111、画像展開装置112、読込装置113及び二値化処理装置1211に接続されている。グレースケール変換装置1210は、画像データ取得装置110から画像データを受信する。その後、フルカラーの画像データをグレースケース化する。次に、グレースケース化された画像データを二値化処理装置1211へ送信する。
二値化処理装置1211は、グレースケール変換装置1210及びノイズ除去処理装置1212に接続されている。二値化処理装置1211は、グレースケール変換装置1210からグレースケース化された画像データを受信する。その後、グレースケース化された画像データの各画素を黒又は白を表す0又は1と言う二値で表す二値化処理を実行する。次に、二値化された画像データをノイズ除去処理装置1212へ送信する。
ノイズ除去処理装置1212は、二値化処理装置1211及びパターン検出装置1213に接続されている。ノイズ除去処理装置1212は、二値化処理装置1211から二値化された画像データを受信する。その後、ノイズ除去処理が実行される。
具体的には、ノイズ除去処理装置1212は、黒画素が連結している画素塊を求める。次に、その画素塊の大きさ(連結画素数)が所定の範囲に収まってい無い場合には、画素塊を構成する各画素を白画素に置換する。尚、上記所定の範囲は、基礎(斜線)パターンやその他のパターンである孤立ドットや文書中の文字や図形が削除されることが無いように適切な範囲に設定されている。最後に、ノイズ除去処理装置1212は、ノイズ除去された画像データをパターン検出装置1213へ送信する。
パターン検出装置1213は、ノイズ除去処理装置1212、バッファメモリ1214及びブロック化処理装置1250に接続されている。パターン検出装置1213は、ノイズ除去処理装置1212からノイズ除去処理の行われた画像データを受信する。その後、パターン検出装置1213では、基礎(斜線)パターンの検出処理が行われる。
具体的には、パターン検出装置1213は、画像データ中の各画素の位置で、基礎画像に対応したパターンを当てはめてテンプレートマッチングによって検出を行う。基礎(斜線)パターンのビット0が検出された場合は画素値0を、基礎(斜線)パターンのビット1が検出された場合は画素値1を、いずれのパターンも検出されない場合に画素値3を出力する。最後に、各画素毎にマッチングをした結果を記述した画像データをバッファメモリ1214へ蓄積し、ブロック化処理装置1250へ送信する。
バッファメモリ1214は、例えば、SDRAMから構成される。バッファメモリ1214は、パターン検出装置1213、スキュー角検出装置1215及びコード検出装置1216に接続されている。
バッファメモリ1214は、パターン検出装置1213によりパターン検出後の画像データを蓄積される。その後、スキュー角検出装置1215及びコード検出装置1216により、蓄積された画像データは参照される。
スキュー角検出装置1215は、バッファメモリ1214及びコード検出装置1216に接続している。スキュー角検出装置1215は、バッファメモリ1214に蓄積された画像データを参照する。次に、スキュー角検出装置1215は、スキュー角の検出を行い、参照された画像データのスキュー角を求める。
具体的には、画素値0又は1のみの画素のハフ変換を行い、その角度軸上への投影分布のピークを求めることによって行われる。最後に、求めたスキュー角を、コード検出装置1216へ出力する。
コード検出装置1216は、バッファメモリ1214、スキュー角検出装置1215及び制御装置200に接続されている。コード検出装置1216は、バッファメモリ1214に蓄積された画像データを参照する。次に、スキュー角検出装置1215からスキュー角を入力される。その後、入力されたスキュー角と参照した画像データとから、二次元コードの検出処理を実行する。
具体的には、入力されたスキュー角にそって参照した画像データをスキャンし、0または1の画素値を取り出す(ビットの0または1に対応している)。次に、取り出されたビット列の中から同期コードを見つけ出す。同期コードとは、所定の縦横サイズの矩形領域の外周がすべてビット1で構成されているコードとして定義されている。この同期コードに囲まれたビット列がコードデータに対応している。このビット列を一次元のビット列に並べ替えて制御装置200へ送信する。
ブロック化処理装置1250は、パターン検出装置1213及び個数算出装置1251に接続されている。ブロック化処理装置1250は、パターン検出装置1213からパターン検出処理後の画像データを受信する。次に、ブロック化処理装置1250は、受信した画像データを所定サイズのブロックに分割する。ここで、ブロックサイズは、禁止コード及びデータコードのサイズの半分よりも小さいサイズとし、コードの中に一個以上のブロックが完全に含まれるようなサイズに設定されている。最後に、分割した画像データを個数算出装置1251へ送信する。
個数算出装置1251は、ブロック化処理装置1250、比率算出装置1252及び判定処理装置1253に接続されている。個数算出装置1251は、ブロック化処理装置1250から分割された画像データを受信する。次に、個数算出装置1251は、ブロック内に画素値0の画素の個数、および画素値1の画素をそれぞれ算出する。その後、算出結果を比率算出装置1252送信する。また、画素値0及び画素値1の画素の個数の合計値を判定処理装置1253ヘ送信する。
比率算出装置1252は、個数算出装置1251及び判定処理装置1253に接続されている。比率算出装置1252は、個数算出装置1251からブロック毎に画素値0の個数及び画素値1の個数を受信する。次に、比率算出装置1252は、画素値0の比率を算出し、その結果を判定処理装置1253へ出力する。
判定処理装置1253は、個数算出装置1251及び比率算出装置1252に接続されている。判定処理装置1253は、個数算出装置1251から画素値0及び画素値1の画素の個数の合計値を受信する。また、比率算出装置1252から、画素値0の比率を受信する。次に、受信したデータに基づいて判定処理を行う。
判定処理について説明するために、先ず、判定処理の利用する特性について説明する。
処理しているブロックの内部が、全ビット1の禁止コードの内部に位置している場合、ブロック内部には所定個数以上のビット1に対応する斜線(基礎)パターンが検出され、かつビット0に対応する斜線(基礎)パターンはほとんど検出されないため、ビット0に対応する斜線(基礎)パターンの比率は低くほぼ0である。
処理しているブロックがデータコードの少なくとも一部を含む場合、ブロック内部には複数のビット0に対応する斜線(基礎)パターン及び複数のビット1に対応する斜線(基礎)パターンが検出されるため、ビット0に対応する斜線(基礎)パターンの比率は1.0よりもかなり低く、0よりもかなり高くなる。
さらに、入力された画像データが複写禁止情報を埋め込まれた画像であれば、画像中にはブロックの内部が全ビット0の複写禁止コードとブロックの内部が全ビット1の禁止コードとがそれぞれ複数個埋め込まれている。
以上の特性を利用して、以下のような判定処理を行う。
合計個数>第一閾値、かつ、比率>第二の閾値、の場合は、そのブロックは禁止コード0と判定する。
合計個数>第一閾値、かつ、(1−比率)>第二の閾値、の場合は、そのブロックは禁止コード1と判定する。
上記以外の場合には、そのブロックは禁止コードではないと判定する。
第一の閾値は、ブロックサイズとパターンサイズとからブロックに含まれる値論的なパターン個数にマージンを加味して設定する。第二の閾値は、1.0に近い値を設定する(例として、第二の閾値=0.95)
判定処理装置1253は、禁止コード0と判定されたブロック数、及び複写禁止コード1と判定されたブロック数をそれぞれ別個にカウントする。禁止コード0と判定されたブロック数が閾値3以上となり、かつ禁止コード0と判定されたブロック数が閾値3以上となった場合、その画像は、制御情報を有すると判断し、制御装置200へその判断を送信する。
ここで、図1に戻り、本発明の画像処理装置の構成の説明を続ける。
表示装置130は、例えばCRTや液晶画面等で構成される。表示装置130は制御装置200に接続されている。表示装置130は、制御装置200から表示メッセージ等の表示情報を受信する。その後、表示装置130は、受信した情報を表示する。
入力装置140は、例えば、タッチパネル、ボタン、マウス又はキーボード等から構成される。入力装置140は、ユーザ500により実行指示又は制御情報等を入力される。その後、入力装置140は、入力された実行指示又は制御情報等を制御装置200へ送信する。
画像蓄積装置150は、例えば、ハードディスクやSRAM等の記憶手段から構成される。画像蓄積装置150は、蓄積管理装置160に接続されている。画像蓄積装置150は、蓄積管理装置160によって画像データを蓄積される。また、画像蓄積装置150は、蓄積管理装置160によって蓄積した画像データを参照される。
画像蓄積装置150は、それぞれのユーザが利用可能な蓄積領域(以下単に、親展ボックスと言う)を有する。この親展ボックスは、一のユーザが専有する場合もあれば、複数のユーザが共有する場合もある。また、一のユーザが一の親展ボックスのみを有する場合もあれば、複数の親展ボックスを有する場合もある。
蓄積管理装置160は、画像データ取得装置110、画像蓄積装置150、消去装置170及び制御装置200に接続されている。蓄積管理装置160は、画像データ取得装置110から画像データを受信する。
その後、蓄積管理装置160は、制御装置200から蓄積通知を受領した場合は、画像データ取得装置110から受信した画像データを画像蓄積装置150へ蓄積する。最後に、制御装置200へ実行完了通知を送信する。
蓄積管理装置160は、制御装置200から参照通知を受領した場合には、画像蓄積装置150が蓄積する画像データを参照する。その後、参照した画像データを消去装置170へ送信する。最後に、制御装置200へ実行完了通知を送信する。
消去装置170は、蓄積管理装置160、合成装置180及び制御装置200へ接続されている。消去装置170は、蓄積管理装置160から画像データを受信する。
消去装置170の受信した画像データが有する画像パターンを消去する必要があると制御装置200が判断した場合には、消去装置170は、制御装置200から消去通知を受領する。その後、消去装置170は、受信した画像データが有する背景地紋画像を消去し、消去した画像パターンを合成装置180へを送信する。最後に制御装置200へ実行完了通知を行う。
この構成によれば、蓄積された出力画像データに記載された制御情報を消去することができるため、画像パターンを有しない出力画像データへ画像パターンを設定するのみならず、画像パターンを有する出力画像データの画像パターンを変更することができる。
消去装置170の受信した画像データが有する画像パターンを消去する必要がないと制御装置200が判断した場合には、消去装置170は、制御装置200から非消去通知を受領する。その後、消去装置170は、受信した画像データが有する画像背景地紋画像を消去することなく合成装置180へ受信した画像パターンを送信する。最後に制御装置200へ実行完了通知を行う。
合成装置180は、消去装置170、生成装置190、制御装置200及び画像形成装置210に接続されている。合成装置180は、消去装置170から画像データを受信する。
その後、合成装置180は、出力画像データへ制御情報を付す場合には、生成装置190から背景地紋画像と配置座標とを受信する。次に、制御装置200から合成指示を受領する。
その後、合成装置180は、生成装置190から受信した背景地紋画像と消去装置170から受信した画像データとを配置座標に基づいて合成する。その後、合成装置180は、合成した画像データを出力画像データとして画像形成装置210へ送信する。最後に制御装置200へ実行完了通知を送信する。
単なる文書の複写等を実行する場合であり出力画像データへ新たな制御情報を付す必要が無い場合には、生成装置190からは何ら画像を受信しない。この場合には、制御装置200から非合成指示を受領する。
その後、受信した画像データを出力画像データとして画像形成装置210へ送信する。最後に制御装置200へ実行完了通知を送信する。
生成装置190は、合成装置180及び制御装置200に接続されている。生成装置190は、制御装置200から制御情報及び潜像文字列を受信する。その後、生成装置190は、受信した制御情報を表現するコードデータを生成する。次に、生成装置190は、生成したコードデータに対応した形式で基礎(斜線)パターンから成る画像パターンを生成する。
また、生成装置190は、受信した潜像文字列を基に潜像画像をも生成する。次に、生成した画像パターンと潜像画像とを合成して背景地紋画像を生成する。その後、背景地紋画像を合成装置180へ送信する。更に、背景地紋画像を出力画像データに付す配置位置をも合成装置180へ送信する。最後に、制御装置200へ完了通知を通知する。
ここで、制御装置200について説明する前に、画像形成装置210、認証装置220、及び、ユーザ情報蓄積装置230について説明する。
画像形成装置210は、合成装置180に接続している。画像形成装置210は、合成装置180から出力画像データを受信し、受信した出力画像データを出力する。
認証装置220は、制御装置200及びユーザ情報蓄積装置230に接続している。認証装置220は、制御装置200から認証情報を受信する。
ここで、認証情報とは、ユーザを識別する情報(以下単に、ユーザ識別情報と言う)とパスワード等の認証キーの組み合わせ等の認証に用いられる情報を言う。
更に、画像処理装置の機能を提供するために実行する内部処理(以下単に、ジョブと言う)とユーザとに基づいて制御情報を設定する場合には、認証装置220は、制御装置200からジョブを識別する情報(以下単に、ジョブ識別情報と言う)をも受信する。
また、親展ボックスとユーザとに基づいて制御情報を設定する場合には、認証装置220は、制御装置200から親展ボックスを識別する情報(以下単に、親展ボックス識別情報と言う)をも受信する。
次に、認証装置220は、ユーザ情報蓄積装置230に蓄積された認証情報を参照し、制御装置200から受信した認証情報とユーザ情報蓄積装置230に蓄積された認証情報とを比較し、受信した認証情報が認証をクリアするものであるかを判断する。その後、制御装置200へ認証結果を送信する。
次に、認証装置220は、受信した認証情報が認証をクリアするものであると判断する場合には、認証情報に含まれるユーザ識別情報、ユーザ識別情報及びジョブ識別情報、若しくは、ユーザ識別情報及び親展ボックス識別情報毎に設定し、蓄積された制御情報をユーザ情報蓄積装置230から参照する。その後、参照した制御情報を制御装置200へ送信する。
ユーザ情報蓄積装置230は、例えば、リレーショナルデータベースから構成される。ユーザ情報蓄積装置230は、制御装置200及び認証装置220に接続されている。
ユーザ識別情報のみに基づいて制御情報を設定する場合には、ユーザ情報蓄積装置230は、制御装置200によってユーザ識別情報を含む認証情報と制御情報とを関連付けて蓄積される。また、ユーザ情報蓄積装置230は、認証装置220によって蓄積した認証情報と制御情報とを参照される。
この構成によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。また、ユーザが管理する複数の文書に付される制御情報を一元管理することができる。よって、文書毎に制御情報を設定するユーザの労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、ユーザ認証により認証されたユーザが管理する文書のみに画像パターンを合成するため、例えば、画像パターンに記載された制御情報によりセキュリティをかける場合に、セキュリティ強度を向上させることができる。
また、ユーザ識別情報とジョブとに基づいて制御情報を設定する場合には、ユーザ情報蓄積装置230は、制御装置200によってユーザ識別情報を含む認証情報と制御情報とジョブ識別情報とを関連付けて蓄積される。また、ユーザ情報蓄積装置230は、認証装置220によって蓄積した認証情報と制御情報とジョブ識別情報とを参照される。
この構成によれば、例えば、複数種類の内部処理を実行する画像処理装置においては、ユーザが管理する一の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は内部処理毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて設定された制御情報の管理が容易となる。
更に、ユーザ識別情報と親展ボックスとに基づいて制御情報を設定する場合には、ユーザ情報蓄積装置230は、制御装置200によってユーザ識別情報を含む認証情報と制御情報と親展ボックス識別情報とを関連付けて蓄積される。また、ユーザ情報蓄積装置230は、認証装置220によって蓄積した認証情報と制御情報と親展ボックス識別情報とを参照される。
この構成によれば、例えば、ユーザが利用可能な複数種類の蓄積領域を用意することで、ユーザが管理する複数の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は蓄積領域毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて、設定された制御情報の管理が容易となる。
制御装置200は、画像データ取得装置110、取得装置120、表示装置130、入力装置140、蓄積管理装置160、消去装置170、合成装置180、生成装置190、画像形成装置210、認証装置220、及び、ユーザ情報蓄積装置230に接続されている。
ここで、制御装置200の実行する処理を説明する前に、画像データの蓄積を伴わない内部処理と画像データの蓄積を伴う内部処理とを図4と5とを用いて説明する。図4は、画像データの蓄積を伴わない内部処理を説明する為の図であり、図5は、画像データの蓄積を伴う内部処理を説明する為の図である。
先ず、画像データの蓄積を伴わない内部処理を図4を用いて説明する。図4においては、画像データの蓄積を伴わない内部処理の例として、コピージョブとプリントジョブとを例示している。
画像処理装置100がコピージョブを実行することでコピー機能の提供をする際には、先ず、画像データ取得装置110の読込装置113はユーザ500が設定した原稿を読込む。次に、読込装置113は、読込まれた原稿を画像データとして展開する。
読込装置113で展開した画像データは、読込装置113によって蓄積管理装置160に送信される。その後、受信された画像データは、画像蓄積装置150に蓄積されることなく、蓄積管理装置160によって消去装置170へ送信される。
次に、消去装置170によって受信された画像データは、消去装置170によって所定の処理を施された後に、合成装置180へ送信される。
その後、合成装置180によって受信された画像データは、合成装置180によって所定の処理を施された後に、画像形成装置210へ送信される。画像形成装置210によって受信された画像データは、出力画像として出力される。
画像処理装置100がプリントジョブを実行することでプリント機能の提供を行う際には、先ず、画像データ取得装置110の画像展開装置112はネットワーク400からデータを受信し、受信したデータを基に画像データを展開する。
画像展開装置112で展開した画像データは、画像展開装置112によって蓄積管理装置160に送信される。その後の画像データの流れについては、画像処理装置100がコピージョブを実行することでコピー機能の提供をする場合と同様である。よって説明は省略する。
次に、画像データの蓄積を伴う内部処理を図5を用いて説明する。図5においては、画像データの蓄積を伴う内部処理の例として、親展ボックス蓄積ジョブと親展ボックスプリントジョブとを例示している。
画像処理装置100が親展ボックス蓄積ジョブを実行することで画像データを親展ボックスへ蓄積する機能の提供をする際には、先ず、画像データ取得装置110の読込装置113はユーザ500が設定した原稿を読込む。次に、読込装置113は、読込まれた原稿を画像データとして展開する。又は、画像データ取得装置110の画像展開装置112はネットワーク400からデータを受信し、受信したデータを基に画像データを展開する。
画像展開装置112で展開した画像データは、画像展開装置112によって蓄積管理装置160に送信される。その後、受信された画像データは、蓄積管理装置160によって、ユーザ500が選択した又は予め定められた画像蓄積装置150の親展ボックスPXに蓄積される。
画像処理装置100が親展ボックスプリントジョブを実行することで親展ボックスに蓄積された画像データをプリントする機能を提供する際には、先ず、蓄積管理装置160は、画像蓄積装置150の親展ボックスPXに蓄積された画像データを参照して、参照した画像データを消去装置170へ送信する。
次に、消去装置170によって受信された画像データは、消去装置170によって所定の処理を施された後に、合成装置180へ送信される。
その後、合成装置180によって受信された画像データは、合成装置180によって所定の処理を施された後に、画像形成装置210へ送信される。画像形成装置210によって受信された画像データは、出力画像として出力される。
次に、図5で説明した画像データの蓄積を伴う内部処理の実行時に制御装置200が行う蓄積処理の一例を図6に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、制御装置の行う蓄積処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、制御装置200は、入力装置140等により実行指示を入力される(ステップST1)。次に、制御装置200は、実行指示はユーザ500により入力装置140から受信したものであるかを判断する(ステップST2)。制御装置200は、実行指示は入力装置140から受信したものであると判断した場合にはステップST3を、そうで無い場合にはステップST4を実行する。
ステップST2において、制御装置200は、実行指示は入力装置140から受信したものであると判断した場合には、読込装置113へ読込指示を通知する(ステップST3)。
ステップST2において、制御装置200は、実行指示は表示装置130から受信したものでないと判断した場合、又は、ステップST3を実行した後には、FAX送受信装置111、画像展開装置112、又は読込装置113から画像データを送信した旨の通知を受領する(ステップST4)。
次に、制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領したかを判断する(ステップST5)。制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領したと判断した場合にはステップST6の処理を実行する。そうで無い場合には処理を終了する。
その後、制御装置200は、提供するように指示された画像処理装置100の機能、それに付属する機能及び装置構成等から実行すべきジョブ(以下単に、実行ジョブと言う)を決定する(ステップST6)。
次に、制御装置200は、ステップST6で決定した実行ジョブが、画像データを画像蓄積装置150の親展ボックスへ蓄積する処理を含むかを判断する(ステップST7)。制御装置200は、実行ジョブが画像データを親展ボックスへ蓄積する処理を含むと判断する場合にはステップST8の処理を、そうでない場合にはステップST10の処理を実行する。
ステップST7において、制御装置200は、実行ジョブが親展ボックスへ蓄積する処理を含むと判断した場合には、蓄積管理装置160へ蓄積通知を行う(ステップST8)。
ステップST8、又は、ステップST10を実行した後に、制御装置200は、実行ジョブを継続実行するための処理を実行する(ステップST9)。その後、ステップST2に戻り上記処理を繰り返す。
ステップST5において、制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領しないと判断した場合には、処理の実行を終了する。
ステップST7において、制御装置200は、実行ジョブが親展ボックスへ蓄積する処理を含まないと判断した場合には、蓄積管理装置160へ非蓄積通知を行う(ステップST10)。
次に、制御装置200の行う制御情報を設定する処理(以下単に、制御情報設定処理と言う)を図7、図8及び図9に示すフローチャートを用いて説明する。図7は、制御装置の行う制御情報をユーザ毎に設定する処理の一例を示すフローチャートであり、図8は、制御装置の行う制御情報をユーザ及び親展ボックス毎に設定する処理の一例を示すフローチャートであり、図9は、制御装置の行う制御情報をユーザ及びジョブ毎に設定する処理の一例を示すフローチャートである。
図7においては、先ず、制御装置200は、入力装置140等により実行指示を入力される(ステップST101)。次に、表示装置130等に認証情報の入力を促すメッセージを送信する(ステップST102)。その後、制御装置200は、入力装置140等から認証情報を受信する(ステップST103)
次に、認証装置220へ受信した認証情報を送信する(ステップST104)。その後、制御装置200は、認証装置220から認証結果を受信する(ステップST105)。
次に、制御装置200は、受信した認証結果によって認証をクリアしたかを判断する(ステップST106)。制御装置200は、認証をクリアしたと判断する場合にはステップST107の処理を、そうでない場合には処理の実行を終了する。
ステップST106において、制御装置200は、認証をクリアしたと判断する場合には、制御情報の入力を促すメッセージを表示装置130等へ送信する(ステップST107)。次に、入力装置140等から制御情報を受信する(ステップST108)。その後、受信した制御情報と認証情報に含まれるユーザ識別情報とを関連づけてユーザ情報蓄積装置230に蓄積する(ステップST109)。その後、処理の実行を終了する。
この構成によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。また、ユーザが管理する複数の文書に付される制御情報を一元管理することができる。よって、文書毎に制御情報を設定するユーザの労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、ユーザ認証により認証されたユーザが管理する文書のみに画像パターンを合成するため、例えば、画像パターンに記載された制御情報によりセキュリティをかける場合に、セキュリティ強度を向上させることができる。
更に、この構成によれば、出力画像データを蓄積した後に出力画像データに付される制御情報を設定できるため、例えば、出力画像データを蓄積する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
次に、図8を用いて、制御装置の行う制御情報をユーザ及び親展ボックス毎に設定する処理の一例を説明する。図8においては、先ず、制御装置200は、表示装置130等により実行指示を入力される(ステップST201)。次に、表示装置130等に親展ボックスの選択を促すメッセージを送信する(ステップST202)。その後、制御装置200は、入力装置140等から選択された親展ボックス(以下単に、選択親展ボックスと言う)を受信する(ステップST203)。
次に、制御装置200の実行するステップST204ないしステップST210の処理は、図7に示したステップST102ないしステップST108の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップST211においては、制御装置200は、図7のステップST108において、受信した制御情報と認証情報に含まれるユーザ識別情報とを関連づけてユーザ情報蓄積装置230に蓄積するのと異なり、受信した制御情報と親展ボックス識別情報と認証情報に含まれるユーザ識別情報とを関連づけてユーザ情報蓄積装置230に蓄積する(ステップST211)。その後、処理の実行を終了する。
この構成によれば、例えば、ユーザが利用可能な複数種類の蓄積領域を用意することで、ユーザが管理する複数の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は蓄積領域毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて、設定された制御情報の管理が容易となる。
更に、この構成によれば、出力画像データを蓄積した後に出力画像データに付される制御情報を設定できるため、例えば、出力画像データを蓄積する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
次に、図9を用いて、制御装置200の行う制御情報をユーザ及びジョブ毎に設定する処理の一例を説明する。図9においては、先ず、制御装置200は、入力装置140等により実行指示を入力される(ステップST301)。次に、表示装置130等にジョブの選択を促すメッセージを送信する(ステップST302)。その後、制御装置200は、入力装置140等から選択されたジョブ(以下単に、選択ジョブと言う)を受信する(ステップST303)。
次に、制御装置200の実行するステップST304ないしステップST310の処理は、図7に示したステップST102ないしステップST108の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップST311においては、制御装置200は、図7のステップST108において、受信した制御情報と認証情報に含まれるユーザ識別情報とを関連づけてユーザ情報蓄積装置230に蓄積するのと異なり、受信した制御情報と選択ジョブを識別する情報と認証情報に含まれるユーザ識別情報とを関連づけてユーザ情報蓄積装置230に蓄積する(ステップST311)。その後、処理の実行を終了する。
この構成によれば、例えば、複数種類の内部処理を実行する画像処理装置においては、ユーザが管理する一の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は内部処理毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて設定された制御情報の管理が容易となる。
更に、この構成によれば、出力画像データを蓄積した後に出力画像データに付される制御情報を設定できるため、例えば、出力画像データを蓄積する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
次に、ジョブ決定後又は機能提供時に設定される制御情報を付して出力画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を、図10及び11を用いて説明する。ここで、図10は、ジョブ決定後又は機能提供時に設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの一部であり、図11は、ジョブ決定後又は機能提供時に設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの他部である。
先ず、制御装置200は、入力装置140等により実行指示を受信する(ステップST401)。次に、制御装置200は、認証情報の入力を促すメッセージを表示装置130等へ送信する(ステップST402)。その後、制御装置200は、入力装置140等から認証情報を受信する(ステップST403)。
次に、制御装置200は、認証装置220へ受信した認証情報を送信する(ステップST404)。その後、制御装置200は、認証装置220から認証結果を受信する(ステップST405)。
次に、制御装置200は、受信した認証結果によって認証をクリアしたかを判断する(ステップST406)。制御装置200は、認証をクリアしたと判断する場合にはステップST407の処理を、そうでない場合には処理の実行を終了する。
ステップST406において、制御装置200は、認証をクリアしたと判断する場合には、処理対象とする画像データ(以下単に、処理対象画像データと言う)の選択を促すメッセージを表示装置130等へ送信する(ステップST407)。次に、入力装置140等から選択された処理対象画像データを識別する情報(以下単に、選択処理対象画像データ識別情報と言う)を受信する(ステップST408)。
その後、制御装置200は、画像処理装置100がユーザ500へ提供する機能及びそれに付随した機能(以下単に、提供機能等と言う)の選択を促すメッセージを表示装置130等へ送信する(ステップST409)。次に、制御装置200は、入力装置140等から選択された提供機能(以下単に、選択提供機能と言う)等を受信する(ステップST410)。
その後、制御装置200は、画像処理装置100が選択提供機能等を提供するために実行する実行ジョブを決定する(ステップST411)。次に、制御装置200は、実行ジョブが画像蓄積装置150に蓄積された画像データを出力する処理を含む内部処理であるかを判断する(ステップST412)。制御装置200は、実行ジョブが蓄積された画像データを出力する処理を含むジョブであると判断する場合にはステップST413の処理を、そうでない場合にはステップST423の処理を実行する。
ステップST412において、制御装置200は、実行ジョブが蓄積された画像データを出力する処理を含むジョブであると判断する場合には、表示装置130等へ制御情報の入力を促すメッセージを送信する(ステップST413)。その後、制御装置200は、入力装置140等から制御情報をを送信する(ステップST414)。
この構成によれば、前記制御情報は画像処理装置の機能の提供時において設定可能となるため、例えば、画像処理装置の機能の提供前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
更に、この構成によれば、前記制御情報は、内部処理を決定した後において設定可能であるため、例えば、内部処理を決定する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
次に、制御装置200は、蓄積管理装置160へ参照通知をする(ステップST415)。その後、制御装置200は、蓄積管理装置160から完了通知を受領する(ステップST416)。
次に、制御装置200は、消去装置170へ消去通知をする(ステップST417)。その後、制御装置200は、出力画像データに画像パターンとして付す制御情報と潜像文字列を生成装置190へ送信する(ステップST418)。次に、制御装置200は、生成装置190へ実行通知をする(ステップST419)。
その後、制御装置200は、生成装置190から完了通知を受領する(ステップST420)。次に、制御装置200は、消去装置170から完了通知を受領する(ステップST421)。
その後、制御装置200は、合成装置180へ合成指示を通知する(ステップST422)。その後、制御装置200は処理を終了する。
この構成によれば、蓄積された出力画像データに記載された制御情報を消去することができるため、画像パターンを有しない出力画像データへ画像パターンを設定するのみならず、画像パターンを有する出力画像データの画像パターンを変更することができる。
ステップST412において、制御装置200は、実行ジョブが蓄積された画像データを出力する処理を含まないジョブであると判断する場合には、実行ジョブを実行する処理を行う(ステップST423)。その後、制御装置200は、処理の実行を終了する。
次に、予め設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を、図12及び13を用いて説明する。ここで、図12は、予め設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの一部であり、図13は、予め設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの他部である。
先ず、制御装置200は、入力装置140等により実行指示を受信する(ステップST501)。次に、制御装置200は、親展ボックスの選択を促すメッセージを表示装置130等へ送信する(ステップST502)。その後、制御装置200は、入力装置140等から選択された親展ボックスを受信する(ステップST503)。
次に制御装置200が実行するステップST504からステップST514までの処理は、図10で説明したステップST402からステップST412までの処理と同様であるため、省略する。
ステップST514において、制御装置200は、実行ジョブが蓄積された画像データを出力する処理を含むジョブであると判断する場合には、認証装置220から予め設定された制御情報を参照する(ステップST515)。
ここで、制御情報がユーザ毎に設定されている場合にはユーザ識別情報を、制御情報がユーザ及び親展ボックス毎に設定されている場合にはユーザ識別情報と親展ボックス識別情報とを、又は、制御情報がユーザ及びジョブ毎に設定されている場合にはユーザ識別情報と実行ジョブのジョブ識別情報とを、送信して認証装置220から設定された制御情報を取得する。
この構成によれば、一旦蓄積された出力画像データに合成される画像パターンをユーザ毎に設定することができるため、ユーザが管理する複数の文書に対して同じ制御情報を一度に設定できる。また、ユーザが管理する複数の文書に付される制御情報を一元管理することができる。よって、文書毎に制御情報を設定するユーザの労力を軽減することができる。
また、この構成によれば、ユーザ認証により認証されたユーザが管理する文書のみに画像パターンを合成するため、例えば、画像パターンに記載された制御情報によりセキュリティをかける場合に、セキュリティ強度を向上させることができる。
また、この構成によれば、例えば、ユーザが利用可能な複数種類の蓄積領域を用意することで、ユーザが管理する複数の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は蓄積領域毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて、設定された制御情報の管理が容易となる。
更に、この構成によれば、例えば、複数種類の内部処理を実行する画像処理装置においては、ユーザが管理する一の文書に対して複数種類の制御情報を設定できる。また、設定された制御情報は内部処理毎に管理されるため、例えば、文書毎に制御情報を設定及び管理する方法と比べて設定された制御情報の管理が容易となる。
また、この構成によれば、制御情報は、画像蓄積手段に出力画像データを蓄積した後において設定可能となるため、例えば、出力画像データを蓄積する前にのみ設定可能である場合と比べて、出力画像データに付すべき制御情報の設定及び変更を柔軟に行うことができる。
次に制御装置200が実行するステップST516からステップST524までの処理は、図11で説明したステップST415からステップST423までの処理と同様であるため、省略する。
次に、制御装置200の背景地紋画像に基づいた制御処理について図12に示すフローチャートを用いて説明する。図12は、制御情報に基づいた制御装置の行う制御処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、制御装置200は、入力装置140等から実行指示を受信する(ステップST601)。次に、制御装置200は、実行指示はユーザ500により入力装置140から受信したものであるかを判断する(ステップST602)。制御装置200は、実行指示は入力装置140から受信したものであると判断した場合にはステップST603を、そうで無い場合にはステップST604を実行する。
ステップST602において、制御装置200は、実行指示は入力装置140から受信したものであると判断した場合には、読込装置113へ読込指示を通知する(ステップST603)。
ステップST602において、制御装置200は、実行指示は表示装置130から受信したものでないと判断した場合、又は、ステップST603を実行した後には、FAX送受信装置111、画像展開装置112、又は読込装置113から画像データを送信した旨の通知を受領する(ステップST604)。
次に、制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領したかを判断する(ステップST605)。制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領したと判断した場合にはステップST606の処理を実行する。そうで無い場合には処理を終了する。
ステップST605において、制御装置200は、画像データを送信した旨の通知を受領したと判断した場合には、取得装置120から制御情報の有無を取得する(ステップST606)。
次に、制御装置200は、画像データが制御情報を有するかを判断する(ステップST607)。制御装置200は、画像データが制御情報を有すると判断した場合には、ステップST608の処理を実行する。そうでない場合には、ステップST611の処理を実行する。
ステップST607において、制御装置200は、画像データが制御情報を有すると判断した場合には、取得装置120から取得結果であるコードデータを受信する(ステップST608)。
次に、制御装置200は、受信したコードデータに記載された制御情報で表された画像処理装置100が機能の提供を継続する条件を満たすかを判断する(ステップST609)。制御装置200は、機能提供の継続条件を満たすと判断する場合にはステップST611の処理を、そうでない場合にはステップST610の処理を実行する。
ステップST609において、制御装置200は、機能提供の継続条件を満たさないと判断した場合には、機能の提供を停止する処理を実行する(ステップST610)。その後、ステップST602に戻って上記処理を繰り返す。
この構成によれば、例えば一例として、機密情報を有する出力画像データについてパスワード制限をかける制御情報記載した画像パターンを合成することで、パスワードを知らない者に対する画像処理装置のコピー機能の提供を制限できる。これによって、機密情報の漏えい防止等を図ることができる。
ステップST607において、制御装置200は、画像データが制御情報を有しないと判断した場合、又は、ステップST610において、制御装置200は、機能提供の継続条件を満たすと判断した場合には、機能の提供を継続する処理を実行する(ステップST611)。その後、ステップST602に戻って上記処理を繰り返す。
上記実施形態では、バッファメモリ1214及び画像蓄積装置150は、ハードディスクやSRAMから構成されるとしていたが、これに限定されるわけではなく、例えば、DRAM、SDRAM、フレキシブルディスク、MO又はDVDと言ったRAM、EPROM又はEEPROMと言ったPROM、若しくは、マスクROM、CD−ROM又はDVD−ROMと言ったROMを採用することができる。
上記実施形態では、認証情報としてユーザ情報及び認証キーであるパスワードを用いて認証を行うとしたが、これに限定されるわけではなく、例えば、指紋、眼球の奥の虹彩、音声等のバイオメトリクス認証情報、若しくは、ユーザ情報及びサインから構成される認証情報を用いる構成を採用することも可能である。
上記実施形態では、制御装置200のユーザ情報の取得方法として入力装置140等からユーザ情報を取得する方法について説明したが、これに限定されるわけではなく、例えば、コピーカードや社員証等のカードからカードリーダを用いてユーザ情報を取得する構成を採用することも可能である。
本発明の一実施例に係る画像処理装置の構成を示した図である。 本発明の一実施例に係る背景地紋画像を説明する為の図である。 本発明の一実施例に係る取得装置の構成を説明するための図である。 画像データの蓄積を伴わない内部処理を説明する為の図である。 画像データの蓄積を伴う内部処理を説明する為の図である。 制御装置の行う蓄積処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ情報毎に制御情報を設定するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ情報とジョブ毎に制御情報を設定するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザ情報と親展ボックス毎に制御情報を設定するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートである。 ジョブ決定後又は機能提供時に設定する制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの一部である。 ジョブ決定後又は機能提供時に設定する制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの他部である。 予め設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの一部である。 予め設定された制御情報を付して画像データを出力するために制御装置の行う処理の一例を示すフローチャートの他部である。 制御情報に基づいた制御装置の行う制御処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100…画像処理装置
110…画像データ取得装置(画像データ取得手段)
111…FAX送受信装置
112…画像展開装置
113…読込装置
120…取得装置(取得手段)
1210…グレースケール変換部
1211…二値化処理部
1212…ノイズ除去処理部
1213…パターン検出部
1214…バッファメモリ
1215…スキュー角検出部
1216…コード検出部
1250…ブロック化処理部
1251…個数算出部
1252…比率算出部
1253…判定処理部
130…表示装置
140…入力装置
150…画像蓄積装置(画像蓄積手段)
160…蓄積管理装置
170…消去装置(消去手段)
180…合成装置(合成手段)
190…生成装置(生成手段)
200…制御装置(制御手段)
210…画像形成装置
220…認証装置(認証手段)
230…ユーザ情報
300…公衆回線
400…ネットワーク
500…ユーザ
AC1〜4…コード領域
AS1〜4…同期コード領域
CD1〜4…データコード
CP01,02,03,11,12…禁複写コード
D…走査方向
IP1〜10…潜像画像
O…出力画像
PB…画像パターン
PX1〜n…親展ボックス
PS0…斜線パターン(Bit0)
PS1…斜線パターン(Bit1)
W…背景地紋画像

Claims (10)

  1. ユーザの認証を行う認証手段と、
    出力画像の基礎とされる画像データである出力画像データを蓄積する画像蓄積手段と、
    前記認証手段により認証されたユーザ毎に設定された画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された画像パターンと前記画像蓄積手段で蓄積された出力画像データとを合成する合成手段と、
    前記認証手段で認証されたユーザのみに画像処理装置の機能の提供を許可する制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像蓄積手段に蓄積された出力画像データは画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを有し、
    前記出力画像データが有する画像パターンを消去する消去手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御情報は、ユーザが利用可能な前記画像蓄積手段の蓄積領域毎に設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御情報は、画像処理装置の機能を提供するために実行される内部処理毎に設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御情報は、画像処理装置の機能の提供時において設定可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御情報は、前記画像蓄積手段に出力画像データを蓄積した後において設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御情報は、画像処理装置が実行する内部処理を決定した後において設定可能であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを有する画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段で取得された画像データの有する画像パターンに記載された前記制御情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された制御情報に基づいて画像処理装置の機能の提供を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項2ないし7に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像パターンは、二次元コードである背景地紋画像の有する画像パターンであることを特徴とする請求項1ないし8に記載の画像処理装置。
  10. ユーザを識別するユーザ情報に基づいて認証を行う認証ステップと、
    出力画像の基礎とされる画像データである出力画像データを蓄積する画像蓄積ステップと、
    前記ユーザ情報毎に設定された画像処理装置の機能の実行を制御する制御情報を表現するコードデータに対応した画像パターンを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された画像パターンと前記認証ステップにより認証されたユーザが利用可能な前記画像蓄積ステップで蓄積された出力画像データとを合成する合成ステップと、を備えることを特徴とする画像処理方法。
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