JP2007306080A - テレビジョン放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの放送受信処理系統で、表示に関する制御情報を互いに通信することで、不要な出力フォーマットの変換を行わせないよう制御する。
【解決手段】第1及び第2の放送受信処理系(100、200)の第1及び第2の制御手段(6a、6b)が動画データ及び文字画像情報の表示に関する制御情報を互いに通信し、該制御情報に基づき出力フォーマットを決定し、第1の放送受信処理系(100)の合成部の合成信号と第2の放送受信処理系(200)の合成部の合成信号のうちのいずれかを、決定した出力フォーマットに変換する解像度変換部(8b)を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の入力映像ソースを表示する機能を備えたテレビジョン放送受信機に関し、特に動画コンテンツのフォーマット、及び動画データと文字画像情報の重畳状態に応じて最適な出力フォーマットを決定する手段に関するものである。
従来のテレビジョン放送受信機では、複数の入力映像ソースを表示する場合、入力映像ソースのフォーマットのみで出力フォーマットが決定されている(例えば特許文献1)。
また、アナログ放送からデジタル放送への移行期において、アナログ放送とデジタル放送を共に受信できる機能を有するために、従来のアナログテレビジョン放送受信機に独立したデジタルテレビジョン放送受信機を付加した構成とするテレビジョン放送受信機が開発されてきた(例えば、特許文献2)。
特開2001−268473号公報(頁2−4、図2−2) 特開2002−218334号公報(頁3、図2)
特許文献2に記載のテレビジョン放送受信機に対して、特許文献1に記載の技術を適用した場合、例えば出力フォーマットを、表示する映像ソースのフォーマットに従うよう設定することを想定すると、表示する映像ソースがデジタル放送受信処理系側の1080Iフォーマット(有効走査線数1080本、飛び越し走査方式)映像から、アナログ放送受信処理系側の480I(有効走査線数480本、飛び越し走査方式)映像に切り替わった際、出力フォーマットは一律で1080Iから480Iに変換される。この際フォーマット変換によるミュート処理が施されることで、一瞬表示が途切れる。
ここで、アナログ放送受信処理系側の映像としては、動画データの他に、受信機のシステム設定メニューやEPGのようなアナログ側OSD(オンスクリーンディプレイ)が重畳される場合がある。視聴者のリモコン操作により、1080Iフォーマットのデジタル放送視聴から、アナログ側OSDを表示するよう指示された場合も、従来技術では出力フォーマットが1080Iから480Iに忠実に切り替わってしまう。そして、アナログ側OSDを非表示にし、再び1080Iフォーマットのデジタル放送を視聴するよう指示された場合は、480Iから1080Iへの出力フォーマット変換が行われることで、再度ミュート処理が行われる。つまり従来技術では、システム設定メニューの表示/非表示等のような操作に対しても、操作の度に出力フォーマット変換が行われ、それに伴って発生するミュート処理が視聴者の視認性及び操作性を著しく低下させる。また、出力フォーマットを固定することで、ミュート処理が行われないようにするものもあるが、例えば480I固定出力を想定すると、1080Iの動画コンテンツを視聴する場合も動画データが1080Iから480Iへ変換処理されるため、本来の画質との隔たりや変換による損失が生じ、また変換処理に伴う制御部(CPU)負荷が増大し、さらに消費電力を過多に費やすことにもなる。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、余計な出力フォーマット変換処理を発生させないように制御する手段を備えたテレビジョン放送受信機を得ることを目的としている。
この発明は、
第1の放送信号を受信する受信部と、
文字画像情報を生成するOSD回路と、
前記第1の放送信号に基づく動画データと、前記文字画像情報とを合成処理して第1の合成信号を出力する合成部とを有し、
第1の制御手段により制御される第1の放送受信処理系と、
第2の放送信号を受信する受信部と、
前記第2の放送信号に基づく動画データと、前記第1の合成信号とを合成処理して第2の合成信号を出力する合成部とを有し、
第2の制御手段により制御される第2の放送受信処理系とを備え、
前記第1及び第2の制御手段は、前記動画データ及び文字画像情報の表示に関する制御情報を互いに通信し、該制御情報に基づき出力フォーマットを決定し、
前記第1の合成信号と前記第2の合成信号のうちのいずれかを、前記決定した出力フォーマットに変換する第1の解像度変換部を
備えていることを特徴とするテレビジョン放送受信機を提供する。
この発明によれば、2つの放送受信処理系統で、表示に関する制御情報を互いに通信することで、不要な出力フォーマットの変換を行わせないよう制御することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のテレビジョン放送受信機を示すブロック図であり、アナログ放送を受信、処理するためのアナログ放送受信処理系100と、デジタル放送を受信、処理するためのデジタル放送受信処理系200との2系統の放送受信処理系を備えている。
アナログ放送受信処理系100は、チューナ31a、NTSC復調部32、ビデオ信号処理部33a、OSD回路(文字画像情報生成部)4a、合成部5aを備えている。これらの構成要素は、システムバス7aで互いに接続され、システムバス7aを介して制御部6aにより制御される。
デジタル放送受信処理系200は、チューナ31b、伝送路復調処理部34、多重分離処理部35、復号処理部36、ビデオ信号処理部33b、合成部5b、解像度変換部8bを備えており、これら構成要素は、システムバス7bにより互いに接続され、該システムバス7bを介して制御部6bにより制御される。
制御部6aと制御部6bとは、制御部間通信バス10で互いに接続されており、デジタル放送受信処理系200とアナログ放送受信処理系100との間で、表示に関する制御情報を相互に通信することが可能なように構成されている。
制御部6aと制御部6bとは一方が他方の制御の下で動作する。例えば制御部6bが制御部6aにより制御される。この制御部6aによる制御部6bの制御のための情報も通信バス10を介して送信される。以下の説明では、制御部6aを主側の制御部と呼び、制御部6bを従側の制御部と呼ぶ。制御部6a及び制御部6bは例えばそれぞれプログラムされたコンピュータにより構成されている。
アナログ放送受信処理系100はさらに、制御部6aに接続されたリモコン受信部14を有し、このリモコン受信部14は、リモコン送信機15からの指示信号を受け、指示データに変換して制御部6aに伝達する。また、当該指示データを解釈するのは主側の制御部6aである。
放送網からの受信信号はアナログ放送受信処理系100のチューナ31a、およびデジタル放送受信処理系200のチューナ31bに入力される。
アナログ放送受信処理系100においては、チューナ31aは、放送網からの信号に対して、選局(所望の物理チャンネルの信号の抽出)及び検波処理を施し、処理後の出力はNTSC復調部32に供給される。NTSC復調部32はNTSC信号の復調処理を施し、映像信号、音声信号、及び番組関連情報等のデータを出力する。番組関連情報等のデータは制御部6aに設置されているメモリ6cの専用領域に取り込まれ、映像信号はビデオ信号処理部33aに供給される。また、NTSC復調部32より出力される音声信号は、図示しない音声処理部で必要な処理を施し図示しないスピーカなどへ出力することが可能である。ビデオ信号処理部33aは、映像信号に対して、輝度情報、色情報、位置情報などの調整処理を施し、処理された映像信号は合成部5aに供給される。
上記のうち、チューナ31aと、NTSC復調部32と、ビデオ信号処理部33aとで、アナログ放送信号を受信するアナログ放送受信部3aが構成されている。
OSD回路4aには、制御部6aが生成する文字画像信号(例えば、番組ガイド情報などの番組関連情報、電子メール或いはインターネットブラウザ、映像表示設定や音声出力設定などの設定項目表示、番組情報などを含むバナー表示及びメッセージ表示等)が、システムバス7aを介して供給される。OSD回路4aは、制御部6aより供給された文字画像信号に輝度情報、色情報、位置情報などの調整処理を施し、処理された文字画像信号は合成部5aに供給される。
合成部5aは、供給された映像信号と文字画像信号との合成処理を行い、合成処理により得られた合成信号(第1の合成信号)はアナログ放送と同じ480Iフォーマットでデジタル放送受信処理系100の解像度変換部8bに供給される。ここで、合成とは合成部5aに供給される2つの映像信号のうち1つを選択的に出力すること、または一方の映像信号に他方の映像信号の全体または一部を重畳して出力すること等を意味し、重畳する際は半透過で重畳することも可能である。
一方、デジタル放送受信処理系200においては、チューナ31bが、放送網からの信号に対して、選局(所望の物理チャンネルの信号の抽出)及び検波処理を施し、処理後の出力は伝送路復調処理部34に供給される。伝送路復調処理部34はデジタル復調、及び誤り訂正処理を施し、符号化された映像/音声信号、及び番組関連情報等が多重化された信号が多重分離処理部35に供給される。多重分離処理部35は、多重化信号について分離処理を施し、番組関連情報は制御部6bに設置されているメモリ6dの専用領域に取り込まれ、符号化映像/音声信号は復号処理部36に供給される。復号処理部36は、符号化映像/音声信号の復号処理を施し、復号映像信号は、ビデオ信号処理部33bに供給される。また、復号処理部36より出力される音声信号は、図示しない音声処理部で必要な処理を施し図示しないスピーカなどへ出力することが可能である。ビデオ信号処理部33bは映像信号に対して、輝度情報、色情報、位置情報などの調整処理を施し、処理された映像信号は合成部5bに供給される。
上記のうち、チューナ31bと、伝送路復調処理部34と、多重分離処理部35と、復号処理部36と、ビデオ信号処理部33bとで、デジタル放送信号を受信するデジタル放送受信部3bが構成されている。
また、アナログ放送受信処理系100の合成部5aから合成信号を供給された解像度変換部8bは、入力された合成信号を、480I、480P、720P及び1080I等の任意の解像度に変換可能であり、制御部6bの指示により解像度変換処理を行い、処理した映像信号を第2の合成部5bに供給する。
合成部5bは、供給された2つの映像信号の合成処理を行い、合成処理により得られた合成信号(第2の合成信号)を表示装置9に供給する。表示装置9は、入力された合成信号に基づく表示を行う。表示装置9は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ及び、有機ELディスプレイなどの表示デバイスである。
2つの制御部6a、6b相互間では、表示装置9に出力される映像信号が、動画コンテンツを全画面表示するよう指示されているか否かに関する情報、デジタル放送受信処理系200側の動画コンテンツを表示するか否かについての情報、動画コンテンツのフォーマットに関する情報が通信される。これらの情報のうち、動画コンテンツが全画面表示するよう指示されているか否かに関する情報は、リモコン送信機15からの指示信号に基づいて生成されるものであり、制御部6aから制御部6bに送信され、動画コンテンツのフォーマットに関する情報は、当該動画コンテンツを出力する側の制御部から解像度変換部8bを制御する制御部に送信されるが、動画コンテンツを出力する側と解像度変換部8bを制御する側が同じである場合は、あえて送信する必要がないのは言うまでもない。
上記のような構成において、2つの合成部5a,5b、及び解像度変換部8bの動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
視聴者の選局やシステム設定メニューの表示/非表示等のためのリモコン送信機15の操作がなされると、これがリモコン受信部14を介して制御部6aに伝えられ、視聴者の操作に応じた処理が開始される。
処理がスタートすると、ステップST11で、制御部6aにおいて、視聴者の指示が動画コンテンツを全画面で表示することを要求するものかどうかが判別される。
ここで、動画コンテンツを全画面で表示することが要求されていることが判別されると(ステップST11でYES)、次に、ステップST12で、全画面表示される動画コンテンツがデジタル放送受信処理系200側のものか否かが判別される。この判別も主側の制御部6aで行われる。
ステップST12で、デジタル放送受信処理系200側の動画コンテンツが表示されると判断されると(ステップST12でYES)、ステップST11、及びステップST12の判別の結果を示す情報、即ち「動画コンテンツを全画面で表示することが要求されている」ことを示す情報、及び「全画面表示される動画コンテンツがデジタル放送受信処理系200側のものである」ことを示す情報が主側の制御部6aで生成され、従側の制御部6bに送信される(ST20)。これとともに「表示される動画コンテンツのフォーマット情報」が、表示される動画コンテンツを出力する側の制御部(本例では、デジタル放送受信処理系200側の制御部6b)で生成される(ST20)。この情報は、解像度変換部8bの制御に用いられる。
次にステップST21では、合成部5aは、OSD回路4aから供給される文字画像情報のみを出力するよう合成する。
そして、解像度変換部8bは、制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づき、解像度変換処理を行わずに映像信号を出力し(ステップST22)、
さらに合成部5bは、デジタル放送受信処理系200側のビデオ信号処理部33bから供給される動画データのみを出力するよう合成処理し、表示装置9に出力し(ステップST23)、最後に解像度変換処理部8bを制御する制御部6bが、自身に設置されたメモリ6dに現在の出力解像度を記憶する(ステップST24)。
ステップST21の処理は制御部6aによる制御の下で行われる。ステップST22、ST23、ST24の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
上記の制御を行うことで、視聴者は放送事業者の意図する動画フォーマットで、本来の画質と隔たりなく、動画コンテンツを視聴できる。
ここで、ステップST21で、合成部5aは、OSD回路4aから供給される文字画像情報のみを出力するよう合成したが、合成部5aからの出力は最終的に表示されないので、ビデオ信号処理部33aから供給される動画データのみを出力するよう合成しても良い。これにより、視聴者がリモコン操作によりデジタル放送からアナログ放送に視聴を切り替えようとした場合、アナログ放送の動画データがすでに生成されているので、スムーズな切り替えを行うことが可能になる。また、チューナ31a、NTSC復調部32、ビデオ信号処理部33a、及び合成部5aの一連の処理を行わせないようにしても良い。これにより、不要な処理がなくなるためシステムの動作が速くなり、消費電力も低減できる。
ステップST12で、アナログ放送受信処理系側の動画コンテンツが表示されると判断されると(ステップST12でNO)、ステップST11、及びステップST12の判別の結果を示す情報、即ち「動画コンテンツを全画面で表示することが要求されている」ことを示す情報、及び「全画面表示される動画コンテンツがアナログ放送受信処理系側のものである」ことを示す情報が主側の制御部6aで生成され、従側の制御部6bに送信される(ST30)。これとともに「全画面表示される動画コンテンツのフォーマットに関する情報」が、表示される動画コンテンツを出力する側の制御部(本例では、アナログ放送受信処理系側100の制御部6a)で生成され、解像度変換部8bを有する側の制御部(本例では従側の制御部6b)に送信される(ST30)。この情報は、解像度変換部8bの制御に用いられる。
次に、ステップST31では、合成部5aは、ビデオ信号処理部33aから供給される動画データのみが出力されるよう合成する。
そして、解像度変換部8bは、制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づいて、解像度変換処理を行わずに映像信号を出力し(ステップST32)、
さらに合成部5bは、解像度変換部8bから供給される映像信号のみを出力するよう合成し、表示装置9に出力し(ステップST33)、最後に解像度変換処理部8bを制御する制御部6bが、自身に設置されたメモリ6dに現在の出力解像度を記憶する(ステップST34)。
ステップST31の処理は制御部6aによる制御の下で行われる。ステップST32、ST33、ST34の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
上記の制御を行うことで、視聴者は放送事業者の意図する動画フォーマットで、本来の画質と隔たりなく、動画コンテンツを視聴できる。
一方、ステップST11で、動画コンテンツを全画面表示することが要求されていないと判定された場合(ステップST11でNO)、
ステップST40では、ステップST11における判定の結果を示す情報、「OSD出力を全画面表示する」ことを示す情報が主側の制御部6aで生成され、従側の制御部6bに送信される。これとともに「表示される文字画像情報のフォーマット情報」が、表示される文字画像情報を出力する側の制御部(本例では、アナログ放送受信処理系100側の制御部6a)で生成され、この情報も解像度変換部8bを制御する制御部6bに送信され、解像度変換部8bの制御に用いられる。
ステップST41では、合成部5aは、OSD回路4aから供給される文字画像情報のみを出力するよう合成処理する。
そして、ステップST42で、解像度変換部8bは制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づいて、それまで出力(表示)中であった映像のフォーマットに関する情報と同じフォーマットで出力(表示)されるよう解像度変換処理を行い、
続くステップST43で、合成部5bは、解像度変換部8bから供給される映像信号のみを出力するよう合成処理し、表示装置9に出力する。
最後に解像度変換処理部8bを制御する制御部6bが、自身に設置されたメモリ6dに現在の出力解像度を記憶する(ステップST44)。
この結果、OSD出力が全画面表示される。ステップST41の処理は制御部6aによる制御の下で行われ、ステップST42、ST43、ST44の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
以上のように制御することで、システム設定メニューのような特に出力フォーマットを意識することのない画像を表示する場合、不要なフォーマット変換処理を行わずに、シームレスな画面切替えを行うことができる。
本実施の形態では、2つの制御部6a、6b間で、表示に関する制御情報を相互に通信し、制御情報を基に解像度変換処理を行うかが判断されるため、例えばOSDの全画面表示に切り替わる際は、不要な出力フォーマットの変換を行わせないよう制御することができ、余計なミュート処理が発生せず、かつ動画コンテンツの全画面表示に切り替わる際は、動画コンテンツのフォーマットに従った出力フォーマットに変換されるため、本来の画質と隔たりのない映像を忠実に出力するため、視聴者にとって視認性及び操作性の良いテレビジョン放送受信機を提供できる。
また、本実施の形態では、アナログ放送の受信処理系100とデジタル放送の受信処理系200とを備えているので、従来のアナログテレビジョン放送受信機に独立したデジタルテレビジョン放送受信機を付加した構成とするテレビジョン放送受信機の開発に好適である。
また、本実施の形態では、アナログ放送の受信処理系100とデジタル放送の受信処理系200に備わった合成部5a及び5bにおいて、入力される複数の映像信号の内、一方のみを選択的に出力させるよう制御したが、入力される複数の信号を重ね合わせて表示させるようなことも可能である。
たとえばアナログ放送受信処理系100側の動画コンテンツに当該動画コンテンツの番組情報(チャンネル番号、番組タイトル等)のOSDを重畳させたい場合には、前記ステップST31にて合成部5aにビデオ信号処理部33aから供給される動画データにOSD回路4aから供給される文字画像情報(上記チャンネル番号、番組タイトル等の番組情報)を重畳するよう合成させてもよい。
同様にデジタル放送受信処理系200側の動画コンテンツに当該動画コンテンツの番組情報のOSDを重畳させたい場合には、前記ステップST23、またはST123にて合成部5bにビデオ信号処理部33bから供給される動画データに合成部5aから供給される文字画像情報を重畳するよう合成させてもよい。ただし、このときステップST20で生成及び送信される情報には、「表示される動画コンテンツの番組関連情報」が追加され、当該番組関連情報は、表示される動画コンテンツを出力する側の制御部(本例では、デジタル放送受信処理系200側の制御部6b)にて生成され、文字画像情報を生成するOSD回路を有する制御部(本例では、アナログ放送受信処理系100側の制御部6a)へ送信される。
さらに、ステップST22で解像度変換部8bは、解像度変換処理を行わないよう制御したが、デジタル放送受信処理系200側の動画コンテンツと同サイズまで解像度変換させても良い。これにより例えば1080Iフォーマットのデジタル放送コンテンツを視聴中に該コンテンツの番組情報を重畳しようとした場合、480Iフォーマットの文字画像情報を1080Iフォーマットにアップコンバートして重畳することで、文字画像情報をより大きく明瞭に表示することが可能となる。
また、本実施の形態では、解像度変換部8bをデジタル放送受信処理系200内の合成部5bの前段に配置し、制御部6bにより制御する構成にしたが、アナログ放送受信処理系100の合成部5aの後段に配置し、制御部6aによって制御する構成にしても、同様の効果が得られる。これにより、制御部6bの解像度変換処理に伴う処理負荷を低減させることができる。
また、本実施の形態では、解像度変換部8bをデジタル放送受信処理系200内の合成部5bの前段に配置し、制御部6bにより制御する構成にしたが、合成部5bの後段に配置しても同様の効果が得られる。ただし、このときの制御フローは図3のようになる。ここで、同一処理には同一符号付してその説明を省略し処理内容が異なる部分のみ説明する。
ステップST12で、デジタル放送受信処理系200側の動画コンテンツが表示されると判断されると(ステップST12でYES)、ステップST20、及びステップST21と処理が進む。
続いて合成部5bは、デジタル放送受信処理系200側のビデオ信号処理部33bから供給される動画データのみを出力するよう合成処理し、解像度変換部8bに出力する(ステップST123)。
そして、解像度変換部8bは、制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づき、解像度変換処理を行わずに映像信号を表示装置9に出力し(ステップST122)、最後にステップST24を行う。
ステップST122、ST123の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
上記の制御を行うことで、視聴者は放送事業者の意図する動画フォーマットで、本来の画質と隔たりなく、動画コンテンツを視聴できる。
ステップST12で、アナログ放送受信処理系側の動画コンテンツが表示されると判断されると(ステップST12でNO)、ステップST30、及びステップST31と処理が進む。
続いて合成部5bは、アナログ放送受信処理系100側の合成部5aが出力する映像信号のみを出力するよう合成し、解像度変換部8bに出力する(ステップST133)。
そして、解像度変換部8bは、制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づいて、解像度変換処理を行わずに映像信号を表示装置9に出力し(ステップST132)、最後にステップST34を行う。
ステップST132、ST133の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
上記の制御を行うことで、視聴者は放送事業者の意図する動画フォーマットで、本来の画質と隔たりなく、動画コンテンツを視聴できる。
一方、ステップST11で、動画コンテンツを全画面表示することが要求されていないと判定された場合(ステップST11でNO)、ステップST40、及びステップST41と処理が進む。
さらにステップST143で、合成部5bは、アナログ放送受信処理系100側の合成部5aが出力する映像信号のみを出力するよう合成処理し、解像度変換部8bに出力する。
そして、ステップST142で、解像度変換部8bは制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づいて、それまで出力(表示)中であった映像のフォーマットと同じフォーマットで出力(表示)されるよう解像度変換処理を行い、変換処理した映像信号を表示装置9に出力し(ステップST142)、最後にステップST44を行う。
この結果、OSD出力が全画面表示される。ステップST142及びST143の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
以上のように制御することで、システム設定メニューのような特に出力フォーマットを意識することのない画像を表示する場合、不要なフォーマット変換処理を行わずに、シームレスな画面切替えを行うことができる。
また、解像度変換部8bが合成部5bの後段に配置されたことにより、デジタル放送受信処理系200の動画コンテンツも任意のフォーマットへ変換することが可能になる。
また、本実施の形態では、解像度変換部8bをデジタル放送受信処理系200内に1つのみ配置したが、これ以外に解像度変換部を設けても同様の効果が得られるのは言うまでもない。さらにこの場合、例えばビデオ信号処理部33bの後段に第2の解像度変換部を配置することで、デジタル放送の動画データを縮小することが可能になり、例えばEPGのようなOSDに前記デジタル放送の動画データを縮小した映像信号を重畳させることができるため、高度な画面合成処理が可能となりユーザの操作性が良くなる。
なお、上記の例では、リモコン受信部14が、主側の制御部6aと同じくアナログ放送受信処理系100に設けてあるが、主側の制御部がアナログ放送受信処理系100に設けてある場合において、デジタル放送受信処理系200にリモコン受信部14を設けるようにしても良い。この場合には、リモコン受信部14を介して該デジタル放送受信処理系200内の制御部6b(従側の制御部)に伝達されたリモコン送信機15からの指示が制御部6bから制御部6aに伝達される。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2のテレビジョン放送受信機を示すブロック図である。この実施の形態の構成は、図1に示した実施の形態1の構成におけるデジタル放送受信処理系200にOSD回路4bを付加し、また解像度変換部8bを合成部5bの後段に配置させたものであり、これらの部分以外の構成は図1と同じであり、動作も同じであるので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略し、上記追加したOSD回路4bと、制御部6a、6b相互間で通信される情報に関する部分を中心に説明する。
図4のデジタル放送受信処理系200において、OSD回路4bには、アナログ放送受信処理系100におけるOSD回路4aと同様、制御部6bが生成する文字画像信号(例えば、電子番組ガイド情報などの番組関連情報、電子メール或いはインターネットブラウザ、映像表示設定や音声出力設定などの設定項目表示、番組情報などを含むバナー表示及びメッセージ表示等)が、システムバス7bを介して供給される。OSD回路4bは、制御部6bより供給された文字画像信号に輝度情報、色情報、位置情報などの調整処理を施し、処理された文字画像信号は合成部5bに供給される。合成部5bは、供給された映像信号を合成処理し、処理した合成信号を解像度変換部8bに供給する。
上記のような構成において、2つの合成部5a,5b、及び解像度変換部8bの動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図5のフローチャートは、図3に示した実施の形態1の構成における2つの合成部5a、5b、及び解像度変換部8bの動作を表すフローチャートと概して同じであるので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略し、上記追加したOSD回路4bに関わる動作を中心に説明する。
ステップST11で、動画コンテンツを全画面表示することが要求されていないと判定された場合(ステップST11でNO)、新たなステップST13にて制御部6aにより全画面表示されるOSDがアナログ放送受信処理系100側のOSDであるかどうかが判断される。
ステップST13で、アナログ放送受信処理系100側のOSDが全画面表示されると判定された場合(ステップST13でYES)、
ステップST240では、ステップST11、及びステップST13における判定の結果を示す情報、「OSD出力を全画面表示する」ことを示す情報、及び「表示されるOSDがアナログ放送受信処理系側のOSDである」ことを示す情報が主側の制御部6aで生成され、従側の制御部6bに送信される。これとともに「表示される文字画像情報のフォーマット情報」が、表示される文字画像情報を出力する側の制御部(本例では、アナログ放送受信処理系100側の制御部6a)で生成され、この情報も解像度変換部8bを備えた制御部6bに送信され、解像度変換部8bの制御に用いられる。
そしてステップST41、ST143、ST142、ST44と処理が進む。
以上のように制御することで、システム設定メニューのような特に出力フォーマットを意識することのない画像を表示する場合、不要なフォーマット変換処理を行わずに、シームレスな画面切替えを行うことができる。
一方、ステップST13で、デジタル放送受信処理系200側のOSDが全画面表示されると判定された場合(ステップST13でNO)、
ステップST50では、ステップST11、及びステップST13における判定の結果を示す情報、「OSD出力を全画面表示する」ことを示す情報、及び「表示されるOSDがデジタル放送受信処理系側のOSDである」ことを示す情報が主側の制御部6aで生成され、従側の制御部6bに送信される。これとともに「表示される文字画像情報のフォーマット情報」が、表示される文字画像情報を出力する側の制御部(本例では、デジタル放送受信処理系100側の制御部6b)で生成される。この情報も解像度変換部8bを制御するのに用いられる。
ステップST51では、合成部5aは、OSD回路4aから供給される文字画像情報のみを出力するよう合成処理する。
さらにステップST53で、合成部5bは、デジタル放送受信処理系200のOSD回路4bから供給される文字画像情報のみを出力するよう合成処理し、解像度変換部8bに出力する。
そして、ステップST52で、解像度変換部8bは制御部6bからのフォーマットに関する情報に基づいて、それまで出力(表示)中であった映像のフォーマットと同じフォーマットで出力(表示)されるよう解像度変換処理を行い、変換処理した映像信号を表示装置9に出力する。
ステップST51の処理は制御部6aによる制御の下で行われる。ステップST52、ST53、ST54の処理は制御部6bによる制御の下で行われる。
以上のように制御することで、システム設定メニューのような特に出力フォーマットを意識することのない画像を表示する場合、不要なフォーマット変換処理を行わずに、シームレスな画面切替えを行うことができる。
さらに本実施の形態では、デジタル放送受信処理系側にOSD回路4bを付加した構成としたことにより、従来のアナログテレビジョン放送受信部に独立したデジタルテレビジョン放送受信部を付加した構成とするテレビジョン放送受信機を開発する際、すでに2つの放送受信システムで採用されていたOSD重畳の仕組みをそのまま生かし、大きな改造をすることなく統合できるため、開発期間を大幅に短縮できる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態4のテレビジョン放送受信機を示すブロック図である。この実施の形態の構成は、図4に示した実施の形態2の構成におけるアナログテレビジョン放送受信機部100に、DVD(Digital Versatile Disk)を再生するDVD再生処理部11を付加し、ビデオ信号処理部33がNTSC復調部32からの映像信号のみならず、DVD再生処理部11からの映像信号をも受けるように構成したものであり、この部分以外の構成は図4と同じであり、動作も同じであるので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略し、上記追加した部分に関わる動作についてのみ説明する。
図6のアナログ放送受信処理系100において、DVD再生処理部11は、図示しないDVDメディアにPS(program stream)形式で蓄積された動画コンテンツをデコードし、デコードされた映像信号をビデオ信号処理部33aに出力するデコーダ部12を備えている。
視聴者の指示によりDVDの再生を行う旨の指示がなされると、制御部6aはDVD再生処理部11に対し、DVDメディアに記録された動画コンテンツを出力するよう指示する。ここで、DVD再生処理部11に備えられたデコード部12では、デコード処理がなされ、デコード処理した映像信号をビデオ信号処理部33aに供給する。ビデオ信号処理部33aでは、NTSC復調部32とDVD再生処理部11に備えられたデコード部12からの出力の内、DVD再生処理部11に備えられたデコード部12から供給される映像信号に対して、輝度情報、色情報、位置情報などの調整処理を施し、処理された映像信号を合成部5aに供給する。合成部5aは、供給された映像信号とOSD回路4aが出力する文字画像信号との合成処理を行い、処理された合成信号を解像度変換部8aに出力する。
上記のような構成においても、実施の形態2について図5を参照して説明したのと同様の制御により、視聴者にとって視認性及び操作性の良いテレビジョン放送受信機を提供できる。
本実施の形態では、アナログ放送受信処理系側にDVD再生処理部11を付加した構成とすることで、アナログ放送受信側が出力する動画コンテンツが、アナログ放送以外のものにも対応可能となる。
また、本実施の形態においては、DVD再生処理部11を付加した構成としたが、DVD再生処理部の他にも、ハードディスクやDVD−RAM等の記憶媒体を備え、該記憶媒体に録画及び再生する処理を行う録画再生処理部を付加した構成としたり、その他にも例えばデジタルVTRや、アナログ方式VTRを付加した構成としても良く、これらの場合の回路構成は各々に必要な回路構成となるように形成すれば良い。録画を行う録画再生部を付加した構成とすれば、放送網から受信した信号を記録することができる。
また、前記追加したDVD再生処理部は、アナログ放送受信側の制御部で制御されていたが、デジタル放送受信側の制御部で制御されてもよい。
また、前記再生する動画コンテンツのファイル形式はPS形式(プログラムストリーム形式)を想定したが、その他にもTS(Transport Stream)形式としても良く、この場合はデジタル放送受信処理系側のTSデコード手段を用いることで、再生が可能となる。
また、アナログ放送受信処理系側に付加した前記DVD再生処理手段や記録再生処理手段等は内蔵されていることを想定したが、外部との接続によって、動画コンテンツが外部から入力される構成としても良い。例えば、デジタル放送受信処理系側にはi.LINKポートを備え、外部の再生機器からデジタル放送受信側に入力される構成としても同様の効果が得られる。
本実施の形態により、放送波以外の動画コンテンツを視聴できる等、多機能なテレビジョン放送受信機を構築することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるテレビジョン放送受信機の一例を示すブロック図である。 実施の形態1における画像合成及び解像度変換の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における画像合成及び解像度変換の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2によるテレビジョン放送受信機を示すブロック図である。 実施の形態2における画像合成及び解像度変換の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態3によるテレビジョン放送受信機を示すブロック図である。
符号の説明
1 第1の放送受信部、 2 第2の放送受信部、 3a 第1の受信部、 3b 第2の受信部、 4a 第1のOSD回路、 4b 第2のOSD回路、 5a 第1の合成部、 5b 第2の合成部、 6a 第1の制御部、 6b 第2の制御部、 7a 第1のシステムバス、 7b 第2のシステムバス、 8b 解像度変換部、 9 表示装置、 10 制御部間通信バス、 11 DVD再生処理部、 100 アナログ放送受信部、 200 デジタル放送受信部、 31a チューナ部、 31b チューナ部、 32 NTSC復調部、 33a 第1のビデオ信号処理部、 33b 第2のビデオ信号処理部、 34 伝送路復調処理部、 35 多重分離処理部、 36 復号処理部。

Claims (8)

  1. 第1の放送信号を受信する受信部と、
    文字画像情報を生成するOSD回路と、
    前記第1の放送信号に基づく動画データと、前記文字画像情報とを合成処理して第1の合成信号を出力する合成部とを有し、
    第1の制御手段により制御される第1の放送受信処理系と、
    第2の放送信号を受信する受信部と、
    前記第2の放送信号に基づく動画データと、前記第1の合成信号とを合成処理して第2の合成信号を出力する合成部とを有し、
    第2の制御手段により制御される第2の放送受信処理系とを備え、
    前記第1及び第2の制御手段は、前記動画データ及び文字画像情報の表示に関する制御情報を互いに通信し、該制御情報に基づき出力フォーマットを決定し、
    前記第1の合成信号と前記第2の合成信号のうちのいずれかを、前記決定した出力フォーマットに変換する解像度変換部を
    備えていることを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  2. 第1の放送信号を受信する受信部と、
    文字画像情報を生成する第1のOSD回路と、
    前記第1の放送信号に基づく動画データと、前記第1のOSD回路が生成する文字画像情報とを合成処理して第1の合成信号を出力する合成部とを有し、
    第1の制御手段により制御される第1の放送受信処理系と、
    第2の放送信号を受信する受信部と、
    文字画像情報を生成する第2のOSD回路と、
    前記第2の放送信号に基づく動画データと、前記第1の合成信号と、前記第2のOSD回路が生成する文字画像情報とを合成処理して第2の合成信号を出力する合成部とを有し、
    第2の制御手段により制御される第2の放送受信処理系とを備え、
    前記第1及び第2の制御手段は、前記動画データ及び文字画像情報の表示に関する制御情報を互いに通信し、該制御情報に基づき出力フォーマットを決定し、
    前記第2の合成信号を、前記決定した出力フォーマットに変換する解像度変換部をさらに備えている
    ことを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  3. 前記制御情報が、
    前記第1及び第2の放送受信処理系の前記放送受信部で処理する動画データのフォーマット情報、及び
    視聴者により前記動画データを全画面表示する旨の指示がなされたか否かを示す情報であり、
    前記動画データが全画面表示されない場合は、前記制御手段は、出力フォーマットを変化させないよう前記解像度変換部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビジョン放送受信機。
  4. 前記第1及び第2の放送受信処理系のうち少なくとも一方が、
    放送網から受信した信号から所望の物理チャンネルの信号を抽出するチューナ手段と、
    NTSC信号の復調処理を施す復調手段と、
    輝度情報、色情報、位置情報の調整処理を施す信号処理手段とを備え、
    アナログ放送を受信することを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン放送受信機。
  5. 前記第1及び第2の放送受信処理系のうち少なくとも一方が、
    放送網から受信した信号から所望の物理チャンネルの信号を抽出するチューナ手段と、
    デジタル復調、及び誤り訂正処理を施す伝送路復調処理手段と、
    符号化された映像/音声信号および番組関連情報が多重化された信号について分離処理を施す多重分離処理手段と、
    符号化映像/音声信号の復号処理を施す復号処理手段と、
    輝度情報、色情報、位置情報の調整処理を施す信号処理手段とを備え、
    デジタル放送を受信することを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン放送受信機。
  6. 前記第1及び第2の放送受信処理系のうち、少なくとも一方に、
    放送信号以外の動画コンテンツを再生する手段が備えられていることを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン放送受信機。
  7. 前記放送信号以外の動画コンテンツが外部から入力されることを特徴とする請求項6に記載のテレビジョン放送受信機。
  8. 前記第1及び第2の放送受信処理系のうち、少なくとも一方に、放送網から受信した信号を記録する手段が備えられていることを特徴とする請求項5に記載のテレビジョン放送受信機。
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