JP2007300944A - 回転式電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】髭剃り皮膚面の凹凸形状に合わせて的確に外刃を追従させて髭剃りすることを可能とし、髭剃り皮膚面に外刃の剃り面を接触しやすくして髭剃り効率を向上させ、剃り感を良好にする回転式電気かみそりを提供する。
【解決手段】モータを内蔵する本体20に、外刃32と前記モータにより回転駆動され前記外刃の内面に摺接して回転する内刃とを有する複数の外刃ユニット30が、脱着可能に装着される回転式電気かみそりであって、前記外刃ユニット30は、前記本体20の前記外刃ユニットの各々の配置位置に合わせて、脱着可能に装着される揺動刃枠34の頂部に、前記外刃32が装着されて形成され、前記本体20に装着された外刃ユニット30が互いに独立して揺動可能に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は回転式電気かみそりに関し、より詳細には電気かみそりの本体に取り付けられる外刃ユニットの構成を特徴とする回転式電気かみそりに関する。
図8(a)および(b)は、回転式電気かみそりに装着される外刃の平面図および側面図を示す。いわゆる三つ目タイプの回転式電気かみそりでは、円形のリング状に形成された3個の外刃10が、その中心位置を平面視で正三角形の頂点位置に一致させる配置として外刃枠12に支持されている。外刃10には、髭を導入するスリット孔10aが、外刃10の中心から放射方向に向けて周方向に多数個設けられている。
図8(b)に示すように、外刃10は、剃り面が外刃枠12の上面から若干突出するように設けられる。髭剃り時には外刃10が髭剃り皮膚面に押接され、スリット孔10aから導入された髭が、外刃10と、外刃10の内面に摺接して回転する内刃とによってカットされて髭剃りされる。図8(a)において、3つの外刃10間を連絡するように押さえ面13(図の斜線部分)が設けられているのは、髭剃り時に皮膚が外刃10に過度にくい込まないようにするためである。
外刃枠12に外刃10を支持する形態にはいくつかの方法がある。すなわち、外刃枠12に対して外刃10が上下に可動に支持され、常時は突出位置にあり押圧されると沈み込むようになるもの(特許文献1参照)、外刃枠12に外刃10がピボット的に係止され傾動可能となるもの、外刃枠12に外刃10が球面的に摺接支持され、外刃が任意の方向に傾動可能となるもの、外刃枠が傾動可能な3つのリムに分割され、リムとともに外刃が傾動するもの(特許文献2参照)等である。
特開2001−755号公報 特開2004−283808号公報
従来の回転式電気かみそりにおいて、外刃10を外刃枠12に対して可動とする構成としているのは、髭剃り皮膚面の凹凸に外刃10を追従させやすくし、髭剃り皮膚面が外刃にぴったりと接触するようにして髭剃り効率を向上させ、剃り残しをなくし、剃り感が良好になるようにするためである。
しかしながら、外刃枠12に外刃10を支持する従来の形態の回転式電気かみそりの場合は、外刃10の可動範囲が外刃枠12によって規制され、髭剃り皮膚面に外刃10が十分に追従できるものとなっていない。
図9は、外刃10に髭剃り皮膚面の凸状部分が当接した状態を説明的に示す。髭剃り皮膚面の凸状部分が外刃10に当接すると外刃10は内向きに傾動し、この場合は、図9(b)に示すように、外刃10の中央部分の領域Aが髭剃り作用に寄与する領域となる。一方、髭剃り皮膚面の凹状部分が外刃10に当接した場合は、図10に示すように、外刃10は外向きに傾動し、図10(b)に示すように、外刃10の外側の領域部分Bが髭剃り作用に寄与するようになる。
このように、従来の回転式電気かみそりでは、髭剃り皮膚面の凹凸によって髭剃りに作用する外刃の接触面積が大きく変化し不安定であるという問題と、外刃の移動量が制約されるために髭剃り皮膚面と外刃の剃り面が接触する面積が小さくなり、髭剃り効率を損ねるといった問題がある。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、髭剃り皮膚面の凹凸形状に合わせて的確に外刃を追従させて髭剃りすることを可能とし、髭剃り皮膚面に外刃の剃り面を接触しやすくして髭剃り効率を向上させるとともに、剃り感をさらに良好にすることができる回転式電気かみそりを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、モータを内蔵する本体に、外刃と前記モータにより回転駆動され前記外刃の内面に摺接して回転する内刃とを有する複数の外刃ユニットが、脱着可能に装着される回転式電気かみそりであって、前記外刃ユニットは、前記本体の前記外刃ユニットの各々の配置位置に合わせて、脱着可能に装着される揺動刃枠の頂部に、前記外刃が装着されて形成され、前記本体に装着された外刃ユニットが互いに独立して揺動可能に設けられていることを特徴とする。
また、前記外刃ユニットが、前記本体の上部に、平面視で正三角形の頂点位置となる位置に各々配置され、いわゆる三つ目タイプの回転式電気かみそりとして形成されていることを特徴とする。
また、前記外刃が、前記揺動刃枠の頂部に、可動に、かつ押上バネにより常時は前記揺動刃枠の端面から剃り面が突出するよう付勢して取り付けられていることにより、外刃が前記揺動刃枠に対して傾動あるいは昇降して髭剃り皮膚面と外刃の剃り面とがより接触しやすくなる。
また、前記内刃が、本体に内蔵された駆動機構に連繋して設けられた駆動軸に傾動自在に係合することにより、前記駆動軸から前記内刃への回転駆動力を伝達させながら、前記揺動刃枠の揺動、傾動を許容することができる。
また、前記本体の上部に、前記モータ等の駆動機構を外部から遮蔽する支持板が設けられ、該支持板に前記揺動刃枠を脱着可能に取り付ける取り付け部が設けられていることにより、外刃ユニットを電気かみそりの本体に簡単に脱着することができる。
また、前記揺動刃枠の形態としては、刃枠本体が円筒状に形成され、刃枠本体の軸線方向に複数の異なる位置で軸線方向に直角向きに開口し、かつ刃枠本体の周方向に均等配置で互いに異なる方向に開口するスリットが設けられたもの、刃枠本体が略円筒状に形成され、刃枠本体にねじ形に複数回周回する形状にスリットが開口して設けられたもの、刃枠本体の軸線方向の中間部が弾性を備えた蛇腹状に形成されたもの、前記揺動刃枠は、刃枠本体が軸線方向に二分された2つの刃枠部を備え、これら刃枠部が弾性体により連結されたものが好適に使用できる。
また、前記刃枠本体の内部に、該揺動刃枠の圧縮位置を規制するストッパが設けられたものは、揺動刃枠に加圧力が作用した際に揺動刃枠が過度に変形することを防止し、的確な剃り感が得られるようにすることができる。
本発明に係る回転式電気かみそりは、揺動刃枠に外刃が取り付けられた外刃ユニットが、外刃ごとに互いに独立に揺動可能に形成されていることから、髭剃り皮膚面に外刃を当てた際に、揺動刃枠の作用により外刃ユニットが髭剃り皮膚面の形状あるいは当接位置に追従して揺動、傾動し、髭剃り皮膚面に的確に外刃の剃り面が接触して髭剃りされる。髭剃り皮膚面の形状や、加圧力に応じて外刃ユニットが独立して動き、いずれの剃り位置においても外刃の剃り面が的確に髭剃り皮膚面に接触することによって、効率的な髭剃りが可能となり、剃り残しがなく、剃り感を良好にすることができる。
図1は、本発明に係る回転式電気かみそりの一実施の形態の全体構成を示す正面図である。本実施の形態の電気かみそりは、電気かみそりの本体20の上部に3個の外刃ユニット30を配して形成されている。外刃ユニット30は、外刃32と、外刃32を支持する揺動刃枠34と、外刃32の内面に摺接して回転駆動される内刃とを備える。
外刃32の形態は従来の回転式電気かみそりに装着されている外刃と同様であり、円形リング状に形成され、髭導入用のスリット孔32aが周方向に多数個設けられている。
本実施形態の回転式電気かみそりにおいては、各々の外刃32に個別に揺動刃枠34が設けられている。この揺動刃枠34は、従来の回転式電気かみそりで外刃を支持する外刃枠に相当する。従来の電気かみそりにおいては、外刃が共通の外刃枠に支持されているのに対して、本実施形態では各々の外刃32に個別に揺動刃枠34を設けたことが特徴的である。
揺動刃枠34は可撓性を有する筒体状に形成された部材であり、外刃32は揺動刃枠34の頂部に装着される。本体20の上部には、揺動刃枠34を起立した状態で脱着可能に取り付ける取り付け部が設けられている。これらの取り付け部は揺動刃枠34が互いに隣接する配置で、揺動刃枠34の中心位置が正三角形の頂点位置となるように配置される。
図2に、本体20の上部に取り付けられた支持板21から外刃ユニット30を取り外した状態を示す。支持板21には、揺動刃枠34の取り付け部として、ねじ止めにより揺動刃枠34を取り付ける外ねじ21aが、各々の揺動刃枠34の取り付け位置に合わせて正三角形の頂点位置に設けられている。揺動刃枠34の下部の内周面には、外ねじ21aに螺合する内ねじが設けられている。
外ねじ21aに囲まれた領域の中心からは、本体20に内蔵されているモータ等の駆動部に連繋して設けられた駆動軸22が延出する。これらの駆動軸22は外刃ユニット30に装着されている内刃に係合して内刃を回転駆動させる作用をなす。駆動軸22の先端には内刃と係合する係合部22aが設けられている。
図3(a)および(b)は、支持板21に外刃ユニット30を取り付けた状態の平面図およびC−C線での断面図を示す。図3(b)に示すように、揺動刃枠34は外ねじ21aに内ねじ34aをねじ止めして取り付けられ、その際に、内刃36が駆動軸22の係合部22aに係合する。
図3(a)は、外刃32の中心が正三角形の頂点に位置するように外刃ユニット30が取り付けられることを示す。外刃32は揺動刃枠34に取り付けられた状態で、剃り面が揺動刃枠34の端面よりも僅かに突出するようになる。
図4は、支持板21に外刃ユニット30を取り付けた状態の断面構成と、内刃の駆動機構の構成を示す。
外刃32は揺動刃枠34の頂部の内周面に設けられた段差溝34bに押上バネ35により揺動刃枠34の端面から剃り面が突出する向きに付勢され、揺動刃枠34に対して可動に支持されている。
内刃36は外刃32の内面に刃部361、362を摺接した状態で装着される。本実施形態の外刃32には、内周側のスリット刃部321と外周側のスリット刃部322とが同心状に形成されている。内周側と外周側のスリット刃部321、322の境界部分では、断面形状が凹溝状となるように外刃32が屈曲した形態となる。内刃36の刃部361、362は外刃32の内周側のスリット刃部321と外周側のスリット刃部322の内面に各々摺接するように二股状に形成されている。
内刃36の基部は、駆動軸22の先端に形成された係合部22aが係合する係合凹部36cに形成される。係合凹部36cと係合部22aとは脱着自在に係合し、相互に係合した状態で駆動軸22の回転駆動力が係合部22aと係合凹部36cとを介して伝達される。内刃36は、係合凹部36cと係合部22aとが係合した状態で駆動軸22に対して任意方向に傾動自在である。
支持板21は電気かみそりの本体20に内蔵されているモータ26等の駆動機構を、外部から遮蔽するようにして取り付けられ、支持板21から延出する駆動軸22は、本体20内に設けられた取り付け板23に回転自在に取り付けられた連結ギヤ24と連繋して設けられている。
連結ギヤ24には、駆動軸22を軸線方向に可動に支持するガイド筒24aが軸線方向に短筒状に延出する形態に形成されている。駆動軸22はその基部位置でガイド筒24aの軸線方向に可動にガイド支持されるとともに、軸線の回りには一体的に回転するようにガイド筒24aと係合する。
駆動軸22と連結ギヤ24との間には、駆動軸22を支持板21から突出する方向に付勢する付勢手段としてのスプリング25が装着されている。駆動軸22の基部にはスプリング25の一端側を収納する凹部が形成され、スプリング25はこの凹部と連結ギヤ24との端面との間を弾発するように装着される。
連結ギヤ24は外刃ユニット30の配置位置に合わせてそれぞれ1個ずつ配置され、各連結ギヤ24は、取り付け板23に固設されたモータ26の出力軸に取り付けられたギヤ26aに歯合する。
本実施形態の回転式電気かみそりの内刃36の駆動機構は、従来の回転式電気かみそりの駆動機構と大きく変わるものではない。本実施形態においては、モータ26が駆動されることにより連結ギヤ24を介して駆動軸22が回転駆動され、駆動軸22に係合する内刃36が回転されて外刃32と内刃36とにより髭がカットされる。駆動軸22はスプリング25により軸線方向に可動となるから、揺動刃枠34が揺動、伸縮した際に、外刃32の位置に追従して外刃32に内刃36が摺接した状態を維持して髭剃りすることができる。支持板21に設けた駆動軸22の貫通孔の径を駆動軸22の外径よりも大きく設定し、連結ギヤ24と駆動軸22との係合状態を緩やかに設定することにより、駆動軸22を比較的大きく傾動させるようにすることができる。
前述したように、本実施形態の回転式電気かみそりでは、3個の外刃32を各々独立に揺動刃枠34に支持して外刃ユニット30を形成したことを特徴とする。このように外刃ユニット30を外刃32ごとに独立した形態としているのは、外刃ユニット30の可動範囲、言い換えれば外刃32の移動量を従来の回転式電気かみそりにくらべて大きくとれるようにすること、また、各々の外刃ユニット30が他の外刃ユニット30に規制されることなく独立に可動となるようにするためである。
図5は、本実施形態で使用している揺動刃枠34の構成を示す。本実施形態では円筒状に形成した刃枠本体に、刃枠の軸線方向に垂直向きに、かつ軸線の周方向で互いに異なる三方からスリットを開口させるように設けている。
図5(a)は、揺動刃枠34を側面方向から見た状態を示すもので、揺動刃枠34の軸線方向に3段に、スリット341、342、343が形成されていることを示す。図5(b)、(c)、(d)は、図5(a)における、スリット位置(F1、F2、F3)での平面図を示す。図5(b)、(c)、(d)において341a、342a、343aは、刃枠本体にスリットを開口した際に刃枠本体の連結部を示す。スリット341、342、343は異なる三方から開口させて設けるから、連結部341a、342a、343aは揺動刃枠34の軸線の回りで120°ずつ偏位する配置となる。実施例では、スリット341、342、343は周方向に240°程度開口するように設けている。このように、揺動刃枠34の周方向で異なる三方からスリット341、342、343を設けたことにより、揺動刃枠34は任意の方向に揺動可能となる。
図6は、本実施形態の回転式電気かみそりでの外刃ユニット30の作用を示す説明図である。図6(a)は、髭剃り皮膚面の凸状部分が外刃ユニット30に当接した場合、図6(b)は髭剃り皮膚面の凹状部分が外刃ユニット30に当接した場合、図6(c)は、髭剃り皮膚面の凹凸状部分が外刃ユニット30に当接した場合を示す。
いずれの場合も、本実施形態の回転式電気かみそりでは、外刃ユニット30を構成する揺動刃枠34が揺動可能に設けられていることにより揺動刃枠34が髭剃り皮膚面の形状に追従して変形し、また、揺動刃枠34に取り付けた外刃32も傾動して、髭剃り皮膚面に外刃32の剃り面全体が接触するようになる。内刃36は駆動軸22に対して任意方向に傾動可能に係合するから、揺動刃枠34が任意方向に揺動した状態で駆動軸22と内刃36との係合が維持されて髭剃りされる。
髭剃り時には、電気かみそりの当て方によって、外刃32に作用する圧力が変動するが、その場合にも揺動刃枠34が伸縮して圧力の変動を吸収することができる。また、髭剃り時に強く押すと、揺動刃枠34に設けたスリット341、342、343が圧縮された状態でそれ以上、揺動刃枠34が圧縮されないようになり、所定の押圧力で髭剃りができ、また、加圧力がさらに強くなった場合には、押上バネ35の付勢力に抗して外刃32が沈み込み、皮膚が傷つくことを防止することができる。
(揺動刃枠の他の例)
上記実施形態においては、揺動刃枠34が任意の方向に揺動できるようにするため、刃枠本体に三方からスリット341、342、343を設ける構成としたが、揺動刃枠34を揺動可能とする構成は上記実施形態に限るものではない。たとえば、揺動刃枠34に4つ以上のスリットを周方向に均等配置に設けることも可能であり、あわせて揺動刃枠34をプラスチック等の可撓性を備えた素材によって形成すること、刃枠本体の肉厚を適宜選択することが可能である。
図7は、揺動刃枠34の他の例を示す。なお、図7(a)〜(f)では、正面図と断面図とを各々示す。
図7(a)は、揺動刃枠34の刃枠本体にねじ状にスリット40を開口させて形成した例である。ねじ状に複数周、周回させるようにスリット40を形成することにより、揺動刃枠34を任意の方向に傾動可能とすることができる。
図7(b)は、刃枠本体に薄肉の蛇腹部41を形成した例である。この蛇腹部41は一定のバネ性を備えるように形成する。図7(c)も、刃枠本体に蛇腹部42を設けた例である。図7(c)の例は、蛇腹の屈曲数を図7(b)の例よりも少なくした例である。刃枠本体に蛇腹部41、42を設けた例では、揺動刃枠34を任意方向に揺動可能にするとともに、揺動刃枠34内に取り込まれた髭が、揺動刃枠34から外部に排出されないようにできるという利点がある。
図7(d)は、刃枠本体にスリット43を一周させるように設けた例で、スリット43の端部の連結部分43aの長さを短く設定し、スリット43を一つ設けただけで揺動刃枠34が任意の方向に傾動可能となるように形成した例である。
図7(e)は、揺動刃枠34を上部と下部の刃枠部34c、34dに二分し、上部と下部の刃枠部34c、34dを弾性体としてのスプリング44により連結して形成した例である。
図7(f)は、上部と下部の刃枠部34c、34dを弾性ゴム45により連結して形成した例である。
これらの揺動刃枠34のいずれも任意方向に傾動自在に形成され、上記実施形態と同様に、髭剃り皮膚面と外刃32との密着性を向上させることができる。
なお、髭剃り時に外刃ユニット30に加圧力が作用した際に、揺動刃枠34が過度に揺動、変形しないように規制することが有効である場合には、揺動刃枠34の刃枠本体の内側に揺動刃枠34が一定以上変形しないようにストッパを設けるようにするとよい。たとえば、揺動刃枠34が圧縮された際に、それ以上圧縮されないように、揺動刃枠34の刃枠本体よりも短寸の円筒状に形成したストッパを刃枠本体の内側に挿入するといった方法がある。円筒状のストッパを刃枠本体の内側に挿入すれば、スリットからけずり髭が排出されないようにできるという利点もある。
なお、前述した実施の形態においては、電気かみそりの本体20の支持板21に設けた外ねじ21aに揺動刃枠34をねじ止めして固定したが、外刃ユニット30を支持板21に取り付ける方法はねじ止め以外に適宜方法、たとえば凹凸嵌合、バヨネット方式等の適宜方法とすることができる。また、電気かみそりをクリーニングする際には、外刃ユニット30を外して、外刃ユニット30内に残るけずり髭を清掃し、支持板21に付着したけずり髭を清掃するようにする。
本発明に係る回転式電気かみそりの一実施の形態の全体構成を示す正面図である。 回転式電気かみそりの本体から外刃ユニットを取り外した状態の正面図である。 回転式電気かみそりの本体に外刃ユニットを取り付けた状態の平面図および断面図である。 外刃ユニットの断面図および内刃の駆動機構の構成を示す断面図である。 外刃ユニットの揺動刃枠の構成を示す正面図、およびF1、F2、F3位置における断面図である。 外刃ユニットと髭剃り皮膚面との接触状態を示す説明図である。 揺動刃枠の他の構成例を示す正面図および断面図である。 従来の外刃の配置を示す平面図および側面図である。 従来の回転式電気かみそりにおける外刃の作用を示す説明図である。 従来の回転式電気かみそりにおける外刃の作用を示す説明図である。
符号の説明
10 外刃
12 外刃枠
20 本体
21 支持板
21a 外ねじ
22 駆動軸
22a 係合部
24 連結ギヤ
26 モータ
30 外刃ユニット
32 外刃
32a スリット孔
34 揺動刃枠
34a 内ねじ
34c、34d 刃枠部
35 押上バネ
36 内刃
40 スリット
41、42 蛇腹部
43 スリット
44 スプリング
45 弾性ゴム

Claims (10)

  1. モータを内蔵する本体に、外刃と前記モータにより回転駆動され前記外刃の内面に摺接して回転する内刃とを有する複数の外刃ユニットが、脱着可能に装着される回転式電気かみそりであって、
    前記外刃ユニットは、前記本体の前記外刃ユニットの各々の配置位置に合わせて、脱着可能に装着される揺動刃枠の頂部に、前記外刃が装着されて形成され、前記本体に装着された外刃ユニットが互いに独立して揺動可能に設けられていることを特徴とする回転式電気かみそり。
  2. 前記外刃ユニットが、前記本体の上部に、平面視で正三角形の頂点位置となる位置に各々配置されることを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  3. 前記外刃が、前記揺動刃枠の頂部に、可動に、かつ押上バネにより常時は前記揺動刃枠の端面から剃り面が突出するよう付勢して取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の回転式電気かみそり。
  4. 前記内刃が、本体に内蔵された駆動機構に連繋して設けられた駆動軸に傾動自在に係合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の回転式電気かみそり。
  5. 前記本体の上部に、前記モータ等の駆動機構を外部から遮蔽する支持板が設けられ、該支持板に前記揺動刃枠を脱着可能に取り付ける取り付け部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の回転式電気かみそり。
  6. 前記揺動刃枠は、刃枠本体が円筒状に形成され、刃枠本体の軸線方向に複数の異なる位置で軸線方向に直角向きに開口し、かつ刃枠本体の周方向に均等配置で互いに異なる方向に開口するスリットが設けられたものであることを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  7. 前記揺動刃枠は、刃枠本体が略円筒状に形成され、刃枠本体にねじ形に複数回周回する形状にスリットが開口して設けられたものであることを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  8. 前記揺動刃枠は、刃枠本体の軸線方向の中間部が弾性を備えた蛇腹状に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  9. 前記揺動刃枠は、刃枠本体が軸線方向に二分された2つの刃枠部を備え、これら刃枠部が弾性体により連結されたものであることを特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
  10. 前記揺動刃枠は、刃枠本体の内部に、該揺動刃枠の圧縮位置を規制するストッパが設けられたものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項記載の回転式電気かみそり。
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