JP2007299586A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007299586A
JP2007299586A JP2006125590A JP2006125590A JP2007299586A JP 2007299586 A JP2007299586 A JP 2007299586A JP 2006125590 A JP2006125590 A JP 2006125590A JP 2006125590 A JP2006125590 A JP 2006125590A JP 2007299586 A JP2007299586 A JP 2007299586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact element
rod
electrical connector
contact
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006125590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4303736B2 (ja
Inventor
Yasutoshi Kameda
靖敏 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amphenol FCI Connectors Singapore Pte Ltd
Original Assignee
FCI Connectors Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FCI Connectors Singapore Pte Ltd filed Critical FCI Connectors Singapore Pte Ltd
Priority to JP2006125590A priority Critical patent/JP4303736B2/ja
Priority to CN2007800195224A priority patent/CN101454946B/zh
Priority to US12/226,590 priority patent/US7837489B2/en
Priority to PCT/JP2007/053617 priority patent/WO2007125679A1/ja
Publication of JP2007299586A publication Critical patent/JP2007299586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303736B2 publication Critical patent/JP4303736B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/88Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by rotating or pivoting connector housing parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/714Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit with contacts abutting directly the printed circuit; Button contacts therefore provided on the printed circuit

Abstract

【課題】薄肉した厚みを有して帯状体を把持可能な新規の電気コネクタを提供する。
【解決手段】本発明の電気コネクタは、2種類のコンタクト素子2,3を具備し、アクチュエータ5の回動によって、アクチュエータ5の動作部が一方のコンタクト素子3を下方向に押圧し、当該一方のコンタクト素子3からの応力によって動作部が上方向に移動する。それによって、他方のコンタクト素子2の空中支持された棒状部の一端部近傍12が上方向に弾性変形し、てこの原理により末端部15を支点として他方のコンタクト素子2の棒状部の他端部近傍13が下方に移動することで帯状体9を強固に把持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気配線を有するフレキシブルな帯状体(例:平形柔軟性ケーブル)を把持した際に電気接点を形成する電気コネクタに関し、より詳細には、所定間隔で千鳥状に接点を形成するように配列されたコンタクト素子を備えた電気コネクタに関するものである。
従来から、プリント配線等の電気配線を有する帯状体は、その厚みの薄さや柔軟性の面で多くの電気配線に用いられる。当該帯状体の電気配線は、電気コネクタを介してプリント配線基板等の電気配線と電気的に接続される。当該電気コネクタは、そのハウジング内に複数のコンタクト素子と回動自在のアクチュエータと称する操作部とを備えており、そのアクチュエータの回動動作によってコンタクト素子を弾性変形させ、所定の接点位置で帯状体を把持することができる。
特許文献1には、2種類の形態のコンタクト素子を備えた電気コネクタが開示されている。2種類の形態のコンタクト素子は、帯状体の挿入方向に対して所定間隔を有する接点配列を形成する。第1コンタクト素子は、同端側で連接されて片持ち梁状に上側及び下側ビームを備えた形態を有し、第2コンタクト素子は、同端側で連接されて片持ち梁状に上側ビームと下側ビームとを備え、上側ビームの末端部と連接部を介して空中支持された棒状ビームを備えた形態を有する。いずれも、第1コンタクト素子の上側ビーム、及び第2コンタクト素子の棒状ビームにおいて、アクチュエータの軸回りに回動する動作部と係止している。
アクチュエータの開状態について説明すると、第1コンタクト素子においては、アクチュエータの動作部における長手方向の断面形状部が上側ビームを押し上げるように弾性変形しているので、上側ビームと下側ビームとの対向間隔が広げられている。第2コンタクト素子においては、アクチュエータの動作部における短手方向の断面形状部が棒状ビームの一端部近傍と係止し、帯状体との接点を形成する他端部近傍が帯状体の厚みと略同間隔となるように下側ビームと離隔して位置している。
次に、アクチュエータの閉状態について説明すると、第1コンタクト素子においては、アクチュエータの動作部における短手方向の断面形状部が上側ビームと係止することとなり、上側ビームが弾性復元して上側ビームと下側ビームとの間の対向間隔を狭める。第2コンタクト素子においては、アクチュエータの動作部における長手方向の断面形状部が棒状ビームの一端部近傍を押し上げるように弾性変形しているので、てこの原理によって帯状体との接点を形成する他端部近傍がアクチュエータの開状態時に比して下側ビームと接近方向に位置することになる。このようにして、2種類のコンタクト素子は帯状体を把持することができる。
特許文献1の電気コネクタでは、アクチュエータの開状態で帯状体が挿入されると、該帯状体は、第2コンタクト素子の棒状ビームにおける他端部近傍と接触しながら低挿入力(Low Insertion Force(以下、LIFと示す))で挿入されるとともに、第1コンタクト素子とは接触せずに無挿入力(Zero Insetion Force(以下、ZIFと称す))で挿入される構造を実現している。当該構造は、帯状体が通常は柔軟性を有しており、無負荷で挿入された後にアクチュエータが閉状態にされた場合、2種類のコンタクト素子で同時に帯状体を把持することとなり、帯状体に撓みが発生し易くなるのを防止する利点がある。
特許公報第3619822号
特許文献1に係る電気コネクタは、第1コンタクト素子において、アクチュエータの動作部と係止する部分が鉤状に形成されており、アクチュエータの開状態で上側ビームを持ち上げることによって帯状体を挿入する構造であるため、上側ビームの動作範囲を確保するために、電気コネクタにおけるハウジングの厚み方向の間隔を広くする必要がある。その結果、ハウジングの厚みが大きくなり、電気コネクタ全体が大型化してしまう嫌いがある。
また、上記のような利点を有する電気コネクタは、産業界において多様な形態で供給されることが要請されているという実情もある。
したがって、本発明の目的は、アクチュエータを開閉する際に、第1コンタクト素子においては、上側ビームの可動域を下側基部ビームに対して離隔方向に移動しないように制限し、第2コンタクト素子においては、電気コネクタの厚肉化とは無関係である空中支持部にアクチュエータ動作部との係止部を設けた構造によって電気コネクタの薄肉化に寄与し、新規的な形態を有する電気コネクタを提供することである。
なお、本願明細書に用いられる上下方向は便宜上相対的関係を示すものに過ぎない。また、回転、上下逆、90°回転したものは本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上述の目的を達成するために、本発明による電気コネクタは、第1棒状基部と、第1棒状基部の一端部近傍を基端として上側に延びる支持部を介して第1棒状基部と離隔距離を有して該第1棒状基部の他端部方向に延びる第1支持片と、該第1支持片の末端部から第1棒状基部の他端部方向に延びる第1脚部と、前記第1支持片の末端部から第1棒状基部の一端部方向に延びる第2脚部とを備えた第1コンタクト素子と、
第2棒状基部と、第2棒状基部の一端部近傍を基端として上側に延びる支持部を介して第2棒状基部と離隔距離を有して第2棒状基部の他端部方向に延びる末端部とを有する第2支持片とを備えた第2コンタクト素子と、
第1コンタクト素子と第2コンタクト素子とが挿入されるハウジングと、
第1脚部の下側で係止された軸部と、該軸回りの回動により前記第2支持片末端部近傍の上側と係合する動作部とを備えた回動式アクチュエータと、
を備えており、
前記回動によって、前記動作部が前記第2支持片末端部近傍を押圧し、該押圧力に対する反力によって前記軸部が上方向に移動することを特徴とする。
(2)また、本発明による電気コネクタは、前記回動式アクチュエータの軸部の上方向への移動によって第2脚部の末端部が下方向に移動することが好ましい。
(3)さらに、本発明による電気コネクタは、第1コンタクト素子と第2コンタクト素子とが対向方向からハウジングに挿入されることが好ましい。
(4)さらに、本発明による電気コネクタの第1コンタクト素子および第2コンタクト素子は、ハウジングに挿入する方向に対して互いに離隔した位置で千鳥状に接点列を形成するように配列されることが好ましい。
(5)さらに、本発明による電気コネクタは、前記ハウジングが帯状体を挿入できる挿入口を有し、前記接点列は、第1コンタクト素子の接点が、第2コンタクト素子の接点に対して帯状体の挿入方向奥側に位置していることが好ましい。
(1)本発明は、回動式アクチュエータの回動によって、動作部が第2コンタクト素子の第2支持片末端部近傍を押圧し、該押圧力に対する反力によって軸部が上方向に移動することに伴って第1コンタクト素子の第1脚部を上方向に移動させた構造によって、2種類のコンタクト素子を連動させる新規的な形態の電気コネクタを提供することができる。
また、本発明による電気コネクタでは、第2コンタクト素子の第2支持片の末端部近傍が下側方向に移動するのみであるため、電気コネクタの厚みを大きくする一因とはならず、かつ、第1コンタクト素子の第1脚部及び第2脚部と第1支持片との支持点が下側に位置するように設計することにより、電気コネクタの厚みの薄肉化にも寄与する。
(2)本発明による電気コネクタは、第2脚部の末端部が下側に移動するので、LIFの状態から帯状体に撓みを与えることなく第1棒状基部との間で把持することができる。
(3)本発明による電気コネクタは、第1コンタクト素子と第2コンタクト素子とが対向方向からハウジングに挿入されるので、ハウジングにおける各コンタクト素子との係止部を各コンタクト素子の配列方向に幅広に形成し、各コンタクト素子とハウジングとの係止領域を大きくして強固に係止することができるとともに、コンタクト素子と帯状体との接点の位置を挿入方向で容易に設計することができる。
(4)本発明による電気コネクタは、千鳥状に接点列を形成するように配列されるので、接点の配列間隔の狭小化を図ることができる。
(5)本発明による電気コネクタは、第1コンタクト素子の接点が、第2コンタクト素子の接点に対して帯状体の挿入方向奥側に位置しているので、LIFで挿入される帯状体の挿入距離を短くして帯状体と第1コンタクト素子との接点における磨耗を最小限に抑制することができる。
本発明の好ましい実施形態について実施例を挙げ、図面を参照して説明する。なお、各図において、同じ構成要素には同じ符号を用い、適宜その説明を省略する場合がある。
また、実施形態において用いられる上下方向は、第1棒状基部10又は第2棒状基部20に対する離隔方向を上方向、接近方向を下方向とする。
図1は、本発明による電気コネクタ1の実施形態を示す全体斜視図であって、(a)では、後述するアクチュエータ5の開状態を示し、(b)では、(a)における閉状態を示し、(c)では、帯状体を挿入した閉状態を示している。
当該電気コネクタ1は、アクチュエータ5の開状態のときに、例えば、フィルム状の電気配線ケーブルやフレキシブルプリント配線ケーブル等の帯状体9を矢印A方向から挿入した場合に、アクチュエータ5を閉状態への回動動作によって帯状体9を把持することができる(図1(c)参照)。
また、当該電気コネクタ1は、複数の第1コンタクト素子2、複数の第2コンタクト素子3、ハウジング4、回動式アクチュエータ5、及びガイドプレート6を有して構成され、複数の第1コンタクト素子2及び複数の第2コンタクト素子3が、それらの挿入方向に対して互いに離隔した位置で千鳥状に帯状体9との接点列を形成するように配列されている。
第1コンタクト素子2は、矢印A方向から溝部に沿ってハウジング4内の画成部16に当接するまでハウジング4に挿入され、ハウジング4の底端縁部にて係止及び固定される(図2参照)。
第2コンタクト素子3は、矢印Aと対向する矢印B方向から溝部に沿ってハウジング4の底端縁部に係止及び固定されるまでハウジング4に挿入されている(図3参照)。
第1コンタクト素子とハウジングとの係止部と、第2コンタクト素子とハウジングとの係止部とは対向する縁部に形成されるので、隣接するコンタクト素子との間隔を幅広に形成することができる。
回動式アクチュエータ5には、第1コンタクト素子2と協働し上記接点列方向に延びた軸部7と、該軸7回りの回動により第2コンタクト素子3と協働し上記接点列方向に配列された複数の動作部8とが設けられている。
図2は、電気コネクタ1の第1コンタクト素子2の断面図を示しており、帯状体が無挿入で、(a)はアクチュエータが開状態であるときを示し、(b)はアクチュエータが閉状態であるときを示している。
図4は、電気コネクタ1の第1コンタクト素子2の断面図を示しており、帯状体が挿入された状態で、(a)はアクチュエータが開状態であるときを示し、(b)は帯状体9を把持した状態で、アクチュエータが閉状態であるときを示している。
第1コンタクト素子2は、図2に示されたように、ハウジング4内に配置され、第1棒状基部10、第1支持片11、第1脚部12、及び第2脚部13を有して構成される。
第1支持片11は、第1棒状基部10の一端部近傍を基端として上側に延びた支持部14から、第1棒状基部10と離隔距離を有して第1棒状基部10の他端部方向に延びた形状を有する。
また、第1脚部12は、第1支持片11の末端部15から第1棒状基部10の他端部方向に延びて軸部7と係止するように略鉤状に形成され、さらに、第2脚部13は、第1支持片11の末端部15から第1棒状基部10の一端部方向に第1棒状基部と傾斜角度を有して延びて棒状に形成されている。
回動式アクチュエータ5の軸部7は、第1脚部12の下側で接触して位置し、該軸部7が回動しても常に第1脚部12と係止される。
次に、図3は、電気コネクタ1の第2コンタクト3の断面図を示しており、(a)はアクチュエータが開状態であるときを示し、(b)はアクチュエータが閉状態であるときを示している。
図5は、電気コネクタ1の第2コンタクト素子3の断面図を示しており、(a)は帯状体の挿入前で、アクチュエータが開状態であるときを示し、(b)は帯状体9を把持した状態で、アクチュエータが閉状態であるときを示している。
第2コンタクト素子3は、図3に示されたように、ハウジング4内に配置され、第2棒状基部20、及び第2支持片11を有して構成される。
第2支持片21は、第2棒状基部20の一端部近傍を基端として上側に延びる支持部24から、第2棒状基部20と離隔距離を有して第2棒状基部20の他端部方向に末端部25まで延びた形状を有している。
回動式アクチュエータ5の動作部8は、第2支持片21の末端部25近傍の上側の係合点で係合及び支持されている。
回動式アクチュエータ5は、第1コンタクト素子2の第1脚部12と第2コンタクト素子3の第2支持片21の末端部25近傍とで上下方向に対して移動可能に規制され(図1ないし図3参照)、ハウジング4とガイドプレート6とで形成された凹部に軸部7が配置されることによりA及びB方向に対して規制され(図1参照)、かつ、突状部18とガイドプレート6とで軸部7の延長方向に対して規制されている(図1(a)参照)。
次に、回動式アクチュエータ5が開状態から閉状態へ回動した際に、第1コンタクト素子2及び第2コンタクト素子3が弾性変形する構造を図2及び図3を参照して説明し、及び、帯状体9を挿入した場合にそれを把持する構造を図4及び図5を参照して説明する。
まず、コンタクト素子2、3の弾性変形する構造を説明する。以下、帯状体は挿入されていないものとする。図1(a)の開状態から図1(b)の閉状態へアクチュエータ5を回動させると、図3(a)の状態から図3(b)の状態の変化として示されるように、第2コンタクト3では、動作部8が末端部25近傍で係合点を移動しながら下方向に押圧して第2支持片21を弾性変形させる。それにより、動作部8の回転軸点(軸部7の軸点)と係合点との間の第2棒状基部20に対する鉛直方向の距離は、閉状態のときの方が開状態のときの方より長くなり、その距離分だけ第2支持片21を下方向に弾性変形させる。しかし、係合点では第2支持片21の弾性応力によって上方向に反力を受ける。そうすると、当該反力が、図2における第1コンタクト素子2の第1脚部12による軸部7の下側方向への押圧力よりも大きい場合は、軸部7は第1脚部12の押圧力に抗して上方向に移動し、図2(a)の軸位置から図2(b)の軸位置になる。その結果、第1脚部が上方向に移動し、てこの原理により第1支持片11末端部15を支点として第2脚部13の末端部17が下側方向に移動する。
ただし、前記反力が、第1脚部12の軸部7への下側方向への押圧力以下の場合は、軸部7の上方向への移動はない。
次に、図1(a)の開状態において帯状体9を挿入して、図1(c)に示した閉状態における帯状体9を把持する構造を説明する。
図1(a)に示したように、アクチュエータ5の開状態で帯状体9をA方向から所定位置まで挿入する。その際、帯状体9は、第1コンタクト素子2との関係において、ハウジング4内で第2脚部13の末端部17に接触して、第2脚部の末端部17を若干上側に押し上げるようにLIFで挿入され(図4(a)参照)、第2コンタクト素子3との関係において、全く接触せずにZIFで挿入される(図5(a)参照)。第2脚部13の末端部17は、図4(a)で示したように、帯状体9からの上方向への押圧力によって上方向に移動するので、第1脚部12は、てこの原理によって軸部7との係止点が若干下方向に移動するように弾性変形する。これにより、第1脚部12が軸部7を下方向に押圧することとなるので、それらの係止力は高まる。
続いて、図1(b)に示した閉位置までアクチュエータ5を回動する。そうすると、図5(b)に示したように、第2コンタクト素子3では、アクチュエータ5の動作部8が、第2支持片21の末端部25近傍を下方向に押圧して弾性変形させる。当該弾性変形により、末端部25が接点部27で帯状体9を押圧する。接点部27は、帯状体9が無挿入の場合と比較して、帯状体9の表面からの応力を受けるので、第2支持片21は、自身の弾性復元力による反力と帯状体9の表面からの反力との合力を動作部8に加える。当該合力が、図4(a)における第1コンタクト素子2の第1脚部12による軸部7の下方向への押圧力よりも大きい場合は、図4(b)に示したように、軸部7は第1脚部12の下方向への押圧力に抗して上方向に移動する。その結果、第1脚部12が上方向に移動し、てこの原理により第1支持片11末端部15を支点として第2脚部13の末端部17が下方向に移動する。
以上のように、図4及び図5に示したように、第1コンタクト素子2は、末端部17がLIFで挿入された状態からさらに帯状体9への押圧力が発生することで帯状体9を強固に把持し、第2コンタクト素子3は、上述したように、動作部8が末端部25近傍を下方向へ押圧することによって接点27で帯状体9を強固に把持する。
本発明の電気コネクタの構造では、第2コンタクト素子3の第2支持片21が弾性変形する可動域は、初期位置から第2棒状基部20との間に規制され、第2棒状基部20と離隔方向には移動しないので、ハウジングの厚みを薄肉化し、もって電気コネクタ全体を小型化することができる。
また、本発明により、当該産業分野の要請に応じた新規の電気コネクタを提供することができる。
以上、実施例を挙げて本発明の形態を説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨の範囲で適宜、付加、変形等なし得るものである。
(a)は、アクチュエータが開状態であるときの本発明による電気コネクタの全体斜視図を示している。(b)は、アクチュエータが閉状態であるときの本発明による電気コネクタの全体斜視図を示している。(c)は、帯状体を挿入した状態でアクチュエータが閉状態であるときの本発明による電気コネクタの全体斜視図を示している。 (a)は、アクチュエータが開状態であるときの電気コネクタにおける第1コンタクト素子の側方断面図を示している。(b)は、アクチュエータが閉状態であるときの電気コネクタにおける第1コンタクト素子の側方断面図を示している。 (a)は、アクチュエータが開状態であるときの電気コネクタにおける第2コンタクト素子の側方断面図を示している。(b)は、アクチュエータが閉状態であるときの電気コネクタにおける第2コンタクト素子の側方断面図を示している。 (a)は、帯状体が挿入される前の状態で、アクチュエータが開状態であるときの電気コネクタにおける第1コンタクト素子の側方断面図を示している。(b)は、帯状体が挿入された状態で、アクチュエータが閉状態であるときの電気コネクタにおける第1コンタクト素子の側方断面図を示している。 (a)は、帯状体が挿入される前の状態で、アクチュエータが開状態であるときの電気コネクタにおける第2コンタクト素子の側方断面図を示している。(b)は、帯状体が挿入された状態で、アクチュエータが閉状態であるときの電気コネクタにおける第2コンタクト素子の側方断面図を示している。
符号の説明
1・・・電気コネクタ
2・・・第1コンタクト素子
3・・・第2コンタクト素子
4・・・ハウジング
5・・・アクチュエータ
6・・・ガイドプレート
7・・・軸部
8・・・動作部
9・・・帯状体
10・・第1棒状基部
11・・第1支持片
12・・第1脚部
13・・第2脚部
14・・支持部
15・・末端部
16・・画成部
17・・末端部
18・・突状部
20・・第2棒状基部
21・・第2支持片
24・・支持部
25・・末端部近傍
27・・接点部

Claims (5)

  1. 第1棒状基部と、
    第1棒状基部の一端部近傍を基端として上側に延びる支持部を介して第1棒状基部と離隔距離を有して該第1棒状基部の他端部方向に延びる第1支持片と、
    該第1支持片の末端部から第1棒状基部の他端部方向に延びる第1脚部と、
    前記第1支持片の末端部から第1棒状基部の一端部方向に延びる第2脚部と、
    を備えた第1コンタクト素子と、
    第2棒状基部と、
    第2棒状基部の一端部近傍を基端として上側に延びる支持部を介して第2棒状基部と離隔距離を有して第2棒状基部の他端部方向に延びる末端部を有する第2支持片と、
    を備えた第2コンタクト素子と、
    第1コンタクト素子と第2コンタクト素子とが挿入されるハウジングと、
    第1脚部の下側で係止された軸部と、該軸回りの回動により前記第2支持片末端部近傍の上側と係合する動作部とを備えた回動式アクチュエータと、
    を備えた電気コネクタであって、
    前記回動によって、前記動作部が前記第2支持片末端部近傍を押圧し、該押圧力に対する反力によって前記軸部が上方向に移動することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記軸部の上方向への移動によって第2脚部の末端部が下側方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 第1コンタクト素子と第2コンタクト素子とが対向方向から挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記第1コンタクト素子および第2コンタクト素子は、ハウジングに挿入する方向に対して互いに離隔した位置で千鳥状に接点列を形成するように配列されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電気コネクタ。
  5. 前記ハウジングが帯状体を挿入できる挿入口を有し、前記接点列は、第1コンタクト素子の接点が、第2コンタクト素子の接点に対して帯状体の挿入方向奥側に位置していることを特徴とする請求項4に記載の電気コネクタ。
JP2006125590A 2006-04-28 2006-04-28 電気コネクタ Active JP4303736B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125590A JP4303736B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電気コネクタ
CN2007800195224A CN101454946B (zh) 2006-04-28 2007-02-27 电连接器
US12/226,590 US7837489B2 (en) 2006-04-28 2007-02-27 Electrical connector
PCT/JP2007/053617 WO2007125679A1 (ja) 2006-04-28 2007-02-27 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125590A JP4303736B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007299586A true JP2007299586A (ja) 2007-11-15
JP4303736B2 JP4303736B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=38655217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125590A Active JP4303736B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 電気コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7837489B2 (ja)
JP (1) JP4303736B2 (ja)
CN (1) CN101454946B (ja)
WO (1) WO2007125679A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272227A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Molex Inc コネクタ
JP2013175459A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Morex Korea Co Ltd フレキシブル回路ケーブル用コネクタ
US8936479B2 (en) 2011-11-01 2015-01-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector having first and second types of contacts with support members to support an actuator
JP2015026447A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用コネクタ
WO2020022152A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 京セラ株式会社 ケーブル用コネクタ

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103210545B (zh) 2010-11-18 2015-10-07 Fci连接器新加坡有限公司 柔性印刷电路板连接器
JP5862387B2 (ja) * 2012-03-15 2016-02-16 オムロン株式会社 コネクタ
JP5905776B2 (ja) * 2012-05-18 2016-04-20 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
US8747151B2 (en) * 2012-07-03 2014-06-10 Ideal Industries, Inc. Coaxial cable connector having a body with a first inner bore diameter near a coupler and a second inner bore diameter smaller than the first inner bore diameter
SG196703A1 (en) * 2012-08-03 2014-02-13 Fci Connectors Singapore Pte Shielded flexible circuit connector
JP6537939B2 (ja) * 2015-09-03 2019-07-03 日本航空電子工業株式会社 コネクタ
JP2017152335A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP6951664B2 (ja) * 2018-01-25 2021-10-20 住友電装株式会社 レバー式コネクタ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3574891B2 (ja) * 1999-08-17 2004-10-06 日本航空電子工業株式会社 Fpc用コネクタ
JP3771457B2 (ja) * 2001-04-17 2006-04-26 ヒロセ電機株式会社 回路基板用電気コネクタ
JP3903338B2 (ja) * 2001-11-08 2007-04-11 モレックス インコーポレーテッド Fpc用コネクタ
JP3853262B2 (ja) * 2002-07-01 2006-12-06 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
JP3619822B2 (ja) 2002-11-26 2005-02-16 エフシーアイ アジア テクノロジー ピーティーイー リミテッド 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ
JP2005035808A (ja) 2003-07-15 2005-02-10 Univ Nihon 感光性グリーンシートとその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272227A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Molex Inc コネクタ
US8936479B2 (en) 2011-11-01 2015-01-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector having first and second types of contacts with support members to support an actuator
JP2013175459A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Morex Korea Co Ltd フレキシブル回路ケーブル用コネクタ
JP2015026447A (ja) * 2013-07-24 2015-02-05 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用コネクタ
WO2020022152A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 京セラ株式会社 ケーブル用コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101454946A (zh) 2009-06-10
US20100184319A1 (en) 2010-07-22
JP4303736B2 (ja) 2009-07-29
US7837489B2 (en) 2010-11-23
CN101454946B (zh) 2011-07-27
WO2007125679A1 (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303736B2 (ja) 電気コネクタ
US7275954B2 (en) Connector establishing a stable connection between a contact of the connector and a connection object
US7172446B1 (en) Electrical connector
KR102071000B1 (ko) 포크-인 와이어 컨택트를 갖는 전기 커넥터
EP3198682B1 (en) Electrical connector with pivot block for terminating an electrical wire
KR101235237B1 (ko) 커넥터
JP4847569B2 (ja) コネクタ
TWI547024B (zh) Connector device
CN102725911A (zh) 速接端子装置
EP2840660B1 (en) Electric connector
US7950952B2 (en) FPC connector with rotating latch
JP2004178931A (ja) 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ
US20070254523A1 (en) Electronic device interconnect system
WO2009093566A1 (ja) 電気コネクタ
WO2012172984A1 (ja) コネクタ
US7766694B2 (en) Electrical connector
US9590335B1 (en) Connector
CN108604747A (zh) 连接器装置
JP2011134566A (ja) 電気コネクタ、電気コネクタ組立体
JP4082705B2 (ja) コネクタ
US6672891B2 (en) Zero insertion force connector for substrates with edge contacts
KR101311482B1 (ko) 컨택트의 구조가 개선된 플랫 케이블 커넥터
US9941628B2 (en) Connector assembly
JP5433481B2 (ja) コネクタ
CN102148440A (zh) 连接器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4303736

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250