JP2007297368A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料の提供。
【解決手段】(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなり、使用時に、(A)カルボキシル基を有するポリマーと(C)架橋剤とが架橋構造を形成することを特徴とする毛髪化粧料である。
【選択図】なし

Description

本発明は、経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料に関する。
従来、ヘアフォーム、ヘアミスト、ヘアスプレー、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション等の毛髪化粧料には、毛髪に対するセット力、セット保持力を高める目的で、皮膜を形成する高分子化合物(皮膜形成高分子化合物)が種々用いられている。該皮膜形成高分子化合物としては、例えば、ジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体の酢酸両性化合物、アクリル酸オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートの4級化物等が汎用されている。しかしながら、これらの皮膜形成高分子化合物は、毛髪に対するセット力、セット保持力には優れているが、仕上がり後(乾燥後)に、毛髪のごわつき感が生じる場合があり、また、一度形成した皮膜が崩れてしまうと再整髪が困難であるという問題もあった。
これらの問題を解決するために、例えば、加熱によりゲル化する高分子物質を含有する整髪用化粧料(特許文献1参照)、加熱によりゲル化する高分子物質及びアルキレングリコール及び/又はその誘導体からなるオキシアルキレン化ポリマーを含有する整髪用化粧料(特許文献2参照)、加熱によりゲル化する高分子物質及びゲル化温度低下剤を含有する整髪用化粧料(特許文献3参照)が提案されている。しかしながら、これらの公報等に開示される組成物は、主成分が水または低級アルコールであるため、使用中(塗布中)に揮散してしまい、毛髪上に高分子皮膜が形成してしまう場合がある。そのため、時間の経過に伴い、ごわつき感が生じてしまい、最終的な仕上がりは硬い感触となるという問題があった。
一方、前記毛髪化粧料には、毛髪にしなやかな感触や優れた艶を与える目的で、シリコーン油、エステル油、炭化水素油等の液状油が、溶解又は分散された状態で用いられている。しかしながら、該シリコーン油に代表される油分では、毛髪に対するセット保持力が不十分であり、該セット保持力を向上させるために、該油分を多く配合すると、べたつき感が生じたり、不自然な艶が生じたりするなどの問題があった。
これらの問題を解決するために、例えば、特定の融点を持つ油剤を組み合わせた毛髪化粧料(特許文献4参照)、シリコーン粉体と揮発性油剤とを組み合わせた毛髪化粧料(特許文献5参照)、固形ワックス、水溶性高分子、液状油分及び粉体を組み合わせた整髪料(特許文献6参照)が提案されている。しかしながら、これらの公報等に開示される組成物を使用しても、毛髪への塗布時に伸びが悪くなったり、仕上がり後にきしみ感やごわつきが生じたりするなどの問題があった。
したがって、経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料は未だ提供されておらず、このような全ての効果に優れた毛髪化粧料の開発が切に求められているのが現状である。
特開2001−342117号公報 特開2002−187823号公報 特開2002−187824号公報 特開平11−124316号公報 特開平05−139932号公報 特開2001−316228号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らが鋭意検討を行った結果、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなる毛髪化粧料は、使用時に、少なくとも(A)カルボキシル基を有するポリマーが、(C)架橋剤によって架橋され、非水系のゲルを形成するので、経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料が得られることを知見した。
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなり、
使用時に、(A)カルボキシル基を有するポリマーと(C)架橋剤とが架橋構造を形成することを特徴とする毛髪化粧料である。
<2> (A)カルボキシル基を有するポリマーが、アクリル酸、メタクリル酸、及びマレイン酸の少なくともいずれかに由来する繰り返し単位を含む前記<1>に記載の毛髪化粧料である。
<3> (A)カルボキシル基を有するポリマーが、アクリル酸に由来する繰り返し単位と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、イタコン酸エステルの少なくともいずれかに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、メタクリル酸に由来する繰り返し単位とアクリル酸エステルに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、メチルビニルエーテルに由来する繰り返し単位と無水マレイン酸アルキルハーフエステルに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、及びポリアクリル酸の少なくともいずれかである前記<2>に記載の毛髪化粧料である。
<4> (C)架橋剤が、多価金属化合物である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決することができ、経時変化が少なく、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、かつ仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有する毛髪化粧料を提供することができる。
(毛髪化粧料)
本発明の毛髪化粧料は、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなり、更に、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有してなる。
前記(A)カルボキシル基を有するポリマーは、使用時に、(C)架橋剤によって架橋構造を形成し、ゲル化するため、毛髪に対するセット力、セット保持力を発現することができる。そのため、毛髪化粧料のセット基材として好適に使用することができる。
前記架橋構造の形成方法としては、例えば、前記(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有する毛髪化粧料中の溶剤を揮散させることにより形成する方法が挙げられるが、これらに制限されるものではない。したがって、前記「使用時」とは、前記毛髪化粧料中の溶剤を揮散させる手段を行った時などの、前記架橋構造を形成することができる手段を行った時のことを意味する。
ここで、前記架橋構造の形成は、例えば、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤との混合物が、ゲル化することにより確認することができる。これは、一般的に知られているように水溶液中でポリアクリル酸とカルシウムイオンを混合すると、両者が架橋構造を形成してゲル化するためである。
<(A)カルボキシル基を有するポリマー>
前記カルボキシル基を有するポリマーとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、及びマレイン酸の少なくともいずれかに由来する構造単位を含むものが好ましく、具体的には、ポリアクリル酸(例えば、日本純薬社製のジュリマー等)、アクリル樹脂アルカノールアミン液(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミドコポリマーAMP;例えば、互応化学社製のプラスサイズ L−9540、L−9850、L−9948、AR−1005等)、メタクロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキルコポリマー(例えば、三菱化学社製のユカフォーマーR205S等)、アクリレーツ/アクリル酸ラウリル/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシドコポリマー(例えば、三菱化学社製のダイヤフォーマーZ−711等)、アクリル酸オクチルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体(例えば、日本NSC社製のアンフォーマーSH−30等)、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体(例えば、ISP社製のGANTREZ ES−225、ES−425、SP−215等)、アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体(例えば、BASF社製のLUVIFLEX SOFT等)、t−ブチルアクリレート/メタクリル酸/ジメチコン共重合体(例えば、BASF社製のLUVIFLEX SILK等)、t−ブチルアクリレート/アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合物(例えば、BASF社製のLUVIMER 100P等)、アクリル酸/アクリル酸エチル/N−tert−ブチルアクリルアミド共重合物(例えば、BASF社製のULTRAHOLD STRONG、ULTRAHOLD 8等)、アクリル酸/アクリル酸ヒドロキシエステル共重合体(例えば、Rohm&Haas社製のアキュダイン258等)、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体(例えば、BASF社製のLUVIFLEX VBM35)、アクリル酸/メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸/メタクリル酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル共重合体(例えば、Rohm&Haas社製のアキュリン22等)、アクリル酸/イタコン酸ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル共重合体(例えば、ナショナルスターチ社製のストラクチャー等)、シリコーン変性アクリル系ポリマー(例えば、東レダウコーニング社製のFZ−3148、信越化学工業社製のKP−545等)、アクリル酸アミド/メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸アルキル/メタクリル酸メトキシポリエチレングリコール共重合体、アクリル酸アミドメチルプロパンスルホン酸/メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体、アクリル酸アルキル/酢酸ビニル共重合体、アクリル酸/アクリル酸アミド/アクリル酸エチル共重合体、アクリル酸オクチルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸アルキルエステル/ジアセトンアクリルアミド/メタクリル酸共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸ブチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ブチル/メタクリル酸ヒドロキシエチル共重合体、アクリル酸/アクリル酸2−エチルヘキシル/スチレン共重合体エマルション、アクリル酸アミド/スチレン共重合体、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、アクリル酸/フィブロイン共重合体、アクリル酸ブチル/アクリロニトリル/スチレン共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体液、デンプン/アクリル酸ナトリウムグラフト重合体、ポリアクリル酸カプリリル、などが挙げられる。
これらのカルボキシル基を有するポリマーは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、該カルボキシル基を有するポリマーとしては、イオン性基の一部又は全部を中和して塩に変換したものを用いてもよい。
前記カルボキシル基を有するポリマーとしては、これらの中でも、良好なゲルが得られるために、セット力、セット保持力が優れる点で、ポリアクリル酸、アクリル酸に由来する構造単位と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、イタコン酸エステルの少なくともいずれかに由来する構造単位とを含む共重合体、メタクリル酸に由来する構造単位とアクリル酸エステルに由来する構造単位とを含む共重合体、メチルビニルエーテルに由来する構造単位と無水マレイン酸アルキルハーフエステルに由来する構造単位とを含む共重合体が好ましく、具体的には、ポリアクリル酸(例えば、日本純薬社製のジュリマー等)、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体(ISP社製のGANTREZ ES−225、ES−425、SP−215等)、アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合体(例えば、BASF社製のLUVIFLEX SOFT等)、t−ブチルアクリレート/アクリル酸エチル/メタクリル酸共重合物(例えば、BASF社製のLUVIMER 100P等)がより好ましく、下記構造式(I)で表されるポリアクリル酸が特に好ましい。
Figure 2007297368
ただし、前記構造式(I)中、nは、2以上の整数を表す。
前記カルボキシル基を有するポリマーの重量平均分子量としては、毛髪に対する高いセット力、セット保持力と、仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感とが得られる程度に高いことが好ましく、例えば、1万〜800万が好ましく、1万〜500万がより好ましく、1万〜300万が特に好ましい。該重量平均分子量が1万未満であると、ゲル化することが難しく、一方、800万を超えると、多価アルコールとの相溶性が悪く、いずれも毛髪に対する高いセット力、セット保持力と、仕上がり後における良好な使用感とを得ることが困難になることがある。
なお、前記カルボキシル基を有するポリマーの重量平均分子量は、標準物質としてポリエチレンオキサイドを用い、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)法によって測定することができる。
前記カルボキシル基を有するポリマーの本発明の毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記毛髪化粧料全量に対して、0.1〜40質量%が好ましく、0.3〜30質量%がより好ましく、0.5〜20質量%が特に好ましい。該含有量が40質量%を超えると、仕上がり後における良好な使用感が得られないことがある。
<(B)多価アルコール>
前記多価アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択するものを用いることができるが、使用中(塗布中)に蒸散しないものが好ましく、具体的には、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール(重量平均分子量:200〜2,000、好ましくは200〜600)、ポリプロピレングリコール(重量平均分子量:400〜4,000、好ましくは400〜1,000)、ポリエチレン・ポリプロピレングリコール(重量平均分子量:1,000〜6,000、好ましくは1,000〜3,000)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(5E.O.〜100E.O.、好ましくは10E.O.〜60E.O.)、ソルビトール等が挙げられる。これらの中でも、ポリエチレングリコール(重量平均分子量:200〜600)が好ましい。これらの多価アルコールは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、前記多価アルコールの重量平均分子量は、化粧品原料基準記載の方法により滴定を行い測定することができる。
前記多価アルコールの毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、該毛髪化粧料全量に対して、0.1〜70質量%が好ましく、0.5〜60質量%がより好ましく、1〜50質量%が特に好ましい。該含有量が70質量%を超えると、仕上がり後における良好な使用感が得られないことがある。
また、前記カルボキシル基を有するポリマー及び前記多価アルコールの本発明の毛髪化粧料における総含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、該毛髪化粧料の全量に対して、1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、5質量%以上が特に好ましい。
また、前記カルボキシル基を有するポリマー(A)及び前記多価アルコール(B)の本発明の毛髪化粧料における質量比(A/B)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、60/40〜1/99が好ましく、50/50〜3/97がより好ましく、45/55〜5/95が更に好ましく、40/60〜10/90が特に好ましい。
<(C)架橋剤>
前記架橋剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記多価アルコールに溶解する多価金属化合物、前記多価アルコールと、メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、水、アセトン等から選ばれる単独又は2種以上の溶剤との混合溶剤に溶解する多価金属化合物、などが挙げられる。具体的には、アルミニウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、亜鉛化合物、バリウム化合物、鉄化合物、チタン化合物、銅化合物、コバルト化合物、マンガン化合物、クロム化合物等が挙げられる。
前記アルミニウム化合物としては、具体的には、塩化アルミニウム、アルミニウムトリスアセチルアセトナート、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アルミニウムアンモニウム、乳酸アルミニウム、ジピロリドンカルボン酸アルミニウム、トリピロリドンカルボン酸アルミニウム、臭化アルミニウム、ヨウ化アルミニウム、クロルヒドロキシ酸化アルミニウム、アルミニウムジルコニウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウムカリウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、安息香酸アルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、ジミリスチン酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、酸化アルミニウム、酸化アルミニウム・コバルト、ステアリン酸アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、リン酸ジセチルアルミニウム、水酸化アルミニウム、アルミニウムトリエトキシド等が挙げられる。
前記マグネシウム化合物としては、具体的には、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸L−アスコルビルマグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミナマグネシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、L−アスパラギン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリル硫酸マグネシウム、グルコン酸マグネシウム、ケイ酸ナトリウム・マグネシウム等が挙げられる。
前記カルシウム化合物としては、具体的には、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸三カルシウム、臭化カルシウム、パントテン酸カルシウム、アルギン酸カルシウム、酢酸カルシウム、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、ミリスチン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム、エチレンジアミン四酢酸カルシウム二ナトリウム、ステアロイル乳酸カルシウム、糖酸カルシウム、乳酸カルシウム、D−パンテテイン−S−スルホン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、カルシウムアセチルアセトナート等が挙げられる。
前記亜鉛化合物としては、具体的には、塩化亜鉛、酢酸亜鉛、酸化亜鉛、硫酸亜鉛、乳酸アルミニウム亜鉛、炭酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛、グルコン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛、亜鉛アセチルアセトナート等が挙げられる。
前記バリウム化合物としては、具体的には、塩化バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸バリウム等が挙げられる。
前記鉄化合物としては、具体的には、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、黒酸化鉄等が挙げられる。
前記チタン化合物としては、具体的には、酸化チタン、黒酸化チタン、サリチル酸チタン等が挙げられる。
前記銅化合物としては、具体的には、硫酸銅、グルコン酸銅、銅ジピバロイルメタナート、銅トリフルオロアセチルアセトナート、銅ヘキサフルオロアセチルアセトナート等が挙げられる。
前記コバルト化合物としては、具体的には、硫酸コバルト、コバルトアセチルアセトナート、硫酸二アンモニウムコバルト等が挙げられる。
前記マンガン化合物としては、具体的には、塩化マンガン、マンガンアセチルアセトナート等が挙げられる。
前記クロム化合物としては、具体的には、硫酸クロムカリウム、クロムアセチルアセトナート、クロムベンゾイルアセトナート等が挙げられる。
前記架橋剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、これらは、無水物又は含水塩を用いてもよい。
前記架橋剤の中でも、良好なゲルが得られるために、セット力、セット保持力が優れる点で、アルミニウム化合物、カルシウム化合物、マグネシウム化合物、亜鉛化合物、鉄化合物、マンガン化合物が好ましく、塩化アルミニウム、アルミニウムトリスアセチルアセトナート、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、乳酸アルミニウム、ジピロリドンカルボン酸アルミニウム、トリピロリドンカルボン酸アルミニウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、酢酸亜鉛、塩化鉄、塩化マンガンがより好ましく、セット保持力がより優れる点で、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、乳酸アルミニウム、アルミニウムトリスアセチルアセトナート、塩化アルミニウム、塩化マンガン、塩化鉄が特に好ましい。
前記架橋剤の本発明の毛髪化粧料への含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、(A)カルボキシル基を有するポリマー全量に対して、0.1〜100質量%が好ましく、使用感の観点から、1〜30質量%がより好ましい。該含有量が0.1質量%未満であると、仕上がり後にべたつきが生じる場合があり、100質量%を超えると、塗布時の伸びを損なう場合がある。
<その他の成分>
本発明の毛髪化粧料は、発明の効果を損なわない範囲であれば、更に必要に応じて、上記必須成分の他に、毛髪外用化粧料に通常用いられる溶剤、各種添加成分などを配合することができる。
前記溶剤としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコールや水、アセトン等が挙げられる。これらの溶剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。本発明の毛髪化粧料においては、上記必須成分を該溶剤に溶解させて用いると、塗布時の伸びの面でより効果が向上するため好ましい。なお、上記必須成分を該溶剤に溶解させて用いる場合、該溶剤中では、上記必須成分はゲル化していない状態で分散していてもよい。
本発明の毛髪化粧料において、溶剤の揮発によって得られるゲルは非水系ゲルであり、経時で変化が少ないことを特徴とする。
前記添加成分としては、例えば、ジメチルエーテル、液化石油ガス、窒素、二酸化炭素等の噴射剤、界面活性剤、高分子化合物、ガム質、油剤、保湿剤、タンパク加水分解物、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、植物抽出物、ビタミン類、pH調整剤、色素、香料等が挙げられる。なお、本発明の毛髪化粧料における任意成分は、これらに限定されるものではない。
<剤型>
本発明の毛髪化粧料の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション等の各種剤型に用いることができる。
<製造方法>
本発明の毛髪化粧料の製造方法としては、特に制限はなく、上述の必須成分及び任意成分等を適宜配合して、特に制限はなく、上述の必須成分及び任意成分等を適宜配合して、上述の剤型の常法に準じて調製することができる。
<包装・充填容器>
本発明の毛髪化粧料の包装及び充填容器の形態は特に制限はなく、包装材料製造業者より一般的に供給される適当な包装、充填容器を適用することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜25及び比較例1〜5)
下記表1〜6に示す組成に従い、実施例1〜25及び比較例1〜5の毛髪化粧料として、ヘアジェルを常法に従い調製した。
得られた実施例1〜25及び比較例1〜5の毛髪化粧料について、下記評価方法により、毛髪に対するセット力、セット保持力、並びに仕上がり後のごわつき感及びべたつき感を評価した。結果を表1〜6に示す。
<セット力及びセット保持力の評価方法>
試験時までにパーマやブリーチ等の美容処理を施したことのない女性の毛髪で、長さ22cm、重さ1.2gの毛束を作製した。次に、作製した毛束を直径2.2cmのカーラーに巻き、調製した実施例1〜25、及び比較例1〜5の毛髪化粧料中に数秒間浸漬した後、ドライヤーで5分間乾燥させ、更に、90℃の条件下で90分間加熱して溶剤を完全に揮散した。加熱終了後、20℃・55%RHの条件下で5分間静置した後、毛束をカーラーから取り外し、評価毛束とした。
次に、前記評価毛束を吊り下げて、その時の長さ(L)を測定した後、吊り下げた状態のまま、20℃・55%RHの条件下で該評価毛束を3時間静置した後、再び該評価毛束の長さ(L)を測定した。
(1)セット力の評価
得られた前記Lの値から、下記式(1)により、前記セット力を求め、下記評価基準に従ってセット力を評価した。なお、前記セット力は100%に近い方がその効果が高い。
セット力(%)=(1−L/22)×100・・・式(1)
−セット力の評価基準−
◎(非常に良好):セット力が60%以上
○(良好):セット力が40%以上60%未満
△(やや悪い):セット力が20%以上40%未満
×(悪い):セット力が20%未満
(2)セット保持力の評価
得られた前記L及び前記Lの値から、下記式(2)により、前記セット保持力を求め、下記評価基準に従ってセット保持力を評価した。なお、セット保持力も100%に近い方がその効果が高い。
セット保持力(%)=(22−L)/(22−L)×100・・・式(2)
−セット保持力の評価基準−
◎(非常に良好):セット保持力が60%以上
○(良好):セット保持力が40%以上60%未満
△(やや悪い):セット保持力が20%以上40%未満
×(悪い):セット保持力が20%未満
<ごわつき感及びべたつき感の評価方法>
20名の被験者に上記の浸漬後加熱処理した評価毛束を触ってもらい、「ごわつき感のなさ」、及び「べたつき感のなさ」について解答を得た。前記回答に基づき、以下の評価基準に従ってごわつき感及びべたつき感を評価した。
−ごわつき感、べたつき感の評価基準−
◎:良好と回答した被験者の数が16名以上
○:良好と回答した被験者の数が10名以上15名以下
△:良好と回答した被験者の数が5名以上9名以下
×:良好と回答した被験者の数が4名以下
Figure 2007297368
*1:ジュリマー AC−10LHP、重量平均分子量:25万(日本純薬(株)製)
*2:ジュリマー AC−10SHP、重量平均分子量:100万(日本純薬(株)製)
*3:LUVIFLEX SOFT(BASF社製)
*4:LUVIMER 100P(BASF社製)
*5:PEG400(ライオン(株)製)
Figure 2007297368
*2〜5:表1と同様
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
*6:PEG200(ライオン(株)製)
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
表1〜6の結果から、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなる実施例1〜25の毛髪化粧料は、毛髪に対するセット力、セット保持力が高く、かつ仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有することが判った。特に、架橋剤として、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム、及び乳酸アルミニウムのいずれかを含有してなる実施例13〜21の毛髪化粧料は、セット保持力が極めて優れることが判った。一方、上記3成分の少なくともいずれかを含有しない比較例1〜5の毛髪化粧料では、毛髪に対する高いセット力、セット保持力と、仕上がり後におけるごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感とを両立することができないことが判った。
また、実施例4及び実施例10の毛髪化粧料について、毛髪化粧料を塗布後の加熱時間を、5分間、10分間、30分間、60分間、又は90分間に代えた評価毛束を作成し、前述した評価方法により、毛髪に対するセット力、セット保持力、並びに仕上がり後のごわつき感及びべたつき感を評価した。結果を表7及び表8に示す。
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
表7及び表8の結果から、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなる本発明の毛髪化粧料は、短時間の加熱でも、毛髪に対するセット力、セット保持力が高く、かつ仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有することが判った。
更に、実施例13〜21の毛髪化粧料について、該毛髪化粧料の塗布量を単位毛髪当り0.42g、加熱時間を30分間とした評価毛束を作製し、前述した評価方法により、前記毛髪化粧料の塗布量が少ない場合の毛髪に対するセット力、セット保持力、並びに仕上がり後のごわつき感及びべたつき感を評価した。結果を表9及び表10に示す。なお、前述した評価方法における前記毛髪化粧料の塗布量は、単位毛髪当り1.57gである。
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
*6:表4と同様
表9及び表10の結果から、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなる本発明の毛髪化粧料は、少量の塗布量でも、毛髪に対するセット力、セット保持力が高く、かつ仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有することが判った。
(参考例1)
次に、下記表11に示す組成に従い、参考例1の毛髪化粧料として、ヘアジェルを常法に従い調製した。なお、参考例1の毛髪化粧料は、組成物中に架橋剤を含有しない毛髪化粧料の例である。
得られた参考例1、及び前記実施例10の毛髪化粧料について、評価時の温度及び湿度を、24℃・50%RH、又は24℃・99%RHに代えた以外は前述した評価方法と同様にして、セット力、及びセット保持力を評価した。結果を表11に示す。
Figure 2007297368
*2、及び*5:表1と同様
*7:メチルビニルエーテル/無水マレイン酸(モル比:50/50)から構成される共重合体(GANTREZ AN−169、ISP社製)100質量部に、4質量部の水を添加し、90℃において180分間加水分解させることにより得られる、無水マレイン酸/マレイン酸のモル比が70/30のメチルビニルエーテル/無水マレイン酸/マレイン酸から構成される共重合体(質量平均分子量:198万)
表11の結果から、(A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなる実施例10の毛髪化粧料は、(C)架橋剤を含有しない参考例1の毛髪化粧料に比べて、高湿度条件下でもセット保持力が低下することなく、耐湿性に優れていることが判った。
本発明の毛髪化粧料は、使用時に架橋し、非水系のゲルを形成するので、経時変化が少なく、また、毛髪のセットが容易であり、そのセット力、セット保持力が高く、かつ仕上がり後においてごわつき感やべたつき感の少ない良好な使用感を有するため、例えば、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション等の各種剤型の毛髪化粧料に用いることができる。

Claims (4)

  1. (A)カルボキシル基を有するポリマーと、(B)多価アルコールと、(C)架橋剤とを含有してなり、
    使用時に、(A)カルボキシル基を有するポリマーと(C)架橋剤とが架橋構造を形成することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. (A)カルボキシル基を有するポリマーが、アクリル酸、メタクリル酸、及びマレイン酸の少なくともいずれかに由来する繰り返し単位を含む請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. (A)カルボキシル基を有するポリマーが、アクリル酸に由来する繰り返し単位と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、イタコン酸エステルの少なくともいずれかに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、メタクリル酸に由来する繰り返し単位とアクリル酸エステルに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、メチルビニルエーテルに由来する繰り返し単位と無水マレイン酸アルキルハーフエステルに由来する繰り返し単位とを含む共重合体、及びポリアクリル酸の少なくともいずれかである請求項2に記載の毛髪化粧料。
  4. (C)架橋剤が、多価金属化合物である請求項1から3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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