JP2007297172A - ベルト駆動装置 - Google Patents

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Hironori Kanazawa
弘典 金沢
Akimitsu Tsuji
秋光 辻
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Nitta Corp
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Nitta Corp
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Abstract

【課題】ベルトに与えられる押圧力を低減しながらも十分な駆動力をベルトに伝達する
【解決手段】搬送用ベルト11に動力を伝達する駆動ローラ12のシャフト12Aに平行にシャフト14A、15Aが配置されたプーリ14、15に押圧用ベルト13を掛け回す。搬送用ベルト11を駆動ローラ12と押圧用ベルト13の間に配置する。押圧用ベルト13の1つのスパンにより搬送用ベルト11を駆動ローラ12に押し付ける。原動機に連結された駆動ローラ12を回転させ、搬送用ベルト11を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルトコンベヤのベルトに駆動力を与えるためのベルト駆動装置に関する。
例えばカーブコンベヤでは、ニップベアリング式のベルト駆動装置が一般に用いられる。カーブコンベヤにおけるニップベアリング式のベルト駆動装置では、カーブベルトを駆動ローラとニップベアリングの間に一定の押圧力で挟むことにより、カーブベルトを駆動ローラの回転により駆動している(特許文献1)。
特開2002−338024号公報
しかし、従来のニップベアリング式のベルト駆動装置では、駆動ローラとニップベアリングはベルトを介して線接触するため、ベルトの駆動に十分な駆動力を伝達するには、駆動ローラとニップベアリングとの間に大きな押圧力を与える必要がある。したがって、ベルトには大きな負荷が掛かることとなり、ベルトの早期破損を招く。
本発明は、ベルトに与えられる押圧力を低減しながらも十分な駆動力をベルトに伝達できるベルト駆動装置を提供することを目的としている。
本発明に係るベルト駆動装置は、ベルトコンベヤの搬送用ベルトを駆動するためのベルト駆動装置であって、原動機からの動力を搬送用ベルトに伝達する駆動ローラと、第1および第2のプーリと、第1および第2のプーリに掛け回された押圧用ベルトとを備え、搬送用ベルトが押圧用ベルトにより駆動ローラに押し付けられることを特徴としている。
ベルト駆動装置は、第1および第2のプーリを回転自在に保持するプーリ保持部を備え、プーリ保持部の一端はコンベヤ本体に回動自在に枢着され、他端は締結機構によりコンベヤ本体に固定可能である。また、締結機構によりプーリ保持部が固定された状態において押圧用ベルトが搬送用ベルトを駆動ローラに押し付ける。
本発明のカーブベルトコンベヤは、上記ベルト駆動装置を用いたことを特徴としている。
また本発明に係るベルト駆動装置は、ベルトコンベヤの搬送用ベルトを駆動するためのベルト駆動装置であって、搬送用ベルトが押圧用ベルトと駆動ローラとの間に挟まれて駆動されることを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、ベルトに与えられる押圧力を低減しながらも十分な駆動力をベルトに伝達できるベルト駆動装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるベルト駆動装置の概観を示す模式図である。なお、本実施形態のベルト駆動装置は、例えばカーブベルトを用いたカーブコンベヤに用いられる。
図1に示されるように、本実施形態のベルト駆動装置10は、搬送用ベルト(カーブベルト)11に駆動力を与えるための駆動ローラ12と、駆動ローラ12に搬送用ベルト11を押し付けるための押圧用ベルト13と、押圧用ベルト13が掛け回される2つのプーリ14、15を備える。
駆動ローラ12のシャフト12Aは、図示しない原動機に連結され、原動機により回転駆動される。シャフト12Aに平行に配置されたプーリ14、15のシャフト14A、15Aは、プーリ保持部16に回転自在に取り付けられ、プーリ14、15には押圧用ベルト13が掛け回される。
また、プーリ保持部16の一端(回転端部)16Aは、回転シャフト17によりコンベヤ本体18に回転自在に枢着される。プーリ保持部16において、プーリ14、15を挟んだ回転端部16Aの反対側の端部(締結端部)16Bには、フックなどを用いた締結機構19が設けられ、プーリ保持部16は締結機構19によりコンベヤ本体18に締結・固定される。すなわち、搬送用ベルト11を着脱する際には、プーリ保持部16の締結機構19によるコンベヤ本体18への固定が解除され、プーリ保持部16は回転シャフト17の回りに図1において反時計回りに回動され、押圧用ベルト13およびプーリ14、15は、駆動ローラ12と搬送用ベルト11から離間される。
一方、搬送用ベルト11の駆動ローラ12への取り付けが終了すると、プーリ保持部16は時計回りに回動され、プーリ14、15に掛け回された押圧用ベルト13により搬送用ベルト11が駆動ローラ12に押し付けられ、プーリ保持部16は締結機構19によりその位置が固定される。駆動ローラ12が回転駆動されると、搬送用ベルト11は、駆動ローラ12の回転により移送される。なお、搬送用ベルト11の搬送面は、支持板20によって支えられる。
以上のように、本実施形態のベルト駆動装置では、従来のニップベアリング式の装置とは異なり、押圧用ベルトのスパンにより搬送用ベルトが駆動ローラに押し付けられるので、搬送用ベルトと駆動ローラは面接触する。これにより、ベルト表面に掛かる圧力を線接触によりベルトを駆動する従来のニップベアリング方式よりも大幅に小さくすることができ、ベルトに掛かる負荷を軽減し、ベルトの早期破損を防止できる。
本発明の一実施形態であるベルト駆動装置の概観を示す模式図である。
符号の説明
10 ベルト駆動装置
11 搬送用ベルト
12 駆動ローラ
13 押圧用ベルト
14、15 プーリ
16 プーリ保持部
20 支持板

Claims (4)

  1. ベルトコンベヤの搬送用ベルトを駆動するためのベルト駆動装置であって、
    原動機からの動力を前記搬送用ベルトに伝達する駆動ローラと、
    第1および第2のプーリと、
    前記第1および第2のプーリに掛け回された押圧用ベルトとを備え、
    前記搬送用ベルトが前記押圧用ベルトにより前記駆動ローラに押し付けられる
    ことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 前記第1および第2のプーリを回転自在に保持するプーリ保持部を備え、前記プーリ保持部の一端はコンベヤ本体に回動自在に枢着され、他端が締結機構により前記コンベヤ本体に固定可能であり、前記締結機構により前記プーリ保持部が固定された状態において前記押圧用ベルトが前記搬送用ベルトを前記駆動ローラに押し付けることを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
  3. 請求項1に記載のベルト駆動装置を用いたことを特徴とするカーブベルトコンベヤ。
  4. ベルトコンベヤの搬送用ベルトを駆動するためのベルト駆動装置であって、前記搬送用ベルトが押圧用ベルトと駆動ローラとの間に挟まれて駆動されることを特徴とするベルト駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020890A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 オークラ輸送機株式会社 カーブベルトコンベヤ

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JP2001088926A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Okura Yusoki Co Ltd ベルトコンベヤ
JP2002338024A (ja) * 2001-05-11 2002-11-27 Nitta Ind Corp ビード付きコンベアベルト

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