JP2007296555A - プレスベッド面の洗浄方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人力によるプレスベッド面の洗浄作業を不要としてダイセット交換の自動化を図ると共に、ダイセットの交換時間を短縮することにある。
【解決手段】ダイセット26aを外部に搬出する第1搬送用台車32aと、交換される他のダイセット26bを搬入してプレスベッド面14に載置する第2搬送用台車32bと、洗浄水及びエアを供給するプラグ48、48を有する第1配管連結機構44aと、前記プラグ48、48と接続されることにより流体通路80、98が連通するソケット50、50を有する第2配管連結機構44bと、搬出時にプレスベッド面14に対して洗浄水を吐出すると共に、搬入時にエアを噴射する複数のノズル孔を有するパイプ部材66とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイセットが他のダイセットと交換に可能に設けられたプレス成形装置において、ダイセットの交換作業に伴ってプレスベッド面を洗浄することが可能なプレスベッド面の洗浄方法及び装置に関する。
従来から、例えば、プレス成形装置における金型(上型及び/又は下型)を他の金型と交換することが行われている。この金型交換作業は、固定ベース部材に対して着脱可能に設けられた金型を含むダイセット等を交換することによって遂行されるが、従来ではこの金型交換作業を人手を介して多くの時間を費やしていた。
このような金型交換作業の問題点を克服するために、例えば、特許文献1には、人手によらず金型の交換作業を自動的に遂行するプレス機械の金型交換装置が開示されている。
この特許文献1に係る金型交換装置では、金型搬送台車の前後方向へ移動自在に設けられた金型掴み具を金型と係合させた後、前記金型掴み具を移動させて金型を金型搬送台車に乗り移す技術的思想が開示されている。
また、特許文献2には、ダイホルダ及び金型を作業者が洗浄ノズルを用いて洗浄することを不要として、きわめて容易に鍛造プレスのダイホルダ及び金型を洗浄することができるとする洗浄装置が開示されている。
この特許文献2に係る洗浄装置では、走行レールに沿って移動する搬送台車に支持フレームが立設され、前記支持フレームに対して昇降自在に設けられた昇降板を有し、前記昇降板に水平方向に沿って配置された複数の噴射ノズルによって前記搬送台車上に搭載されたダイホルダを洗浄する技術的思想が開示されている。
特開平6−23446号公報 実開平6−544号公報
しかしながら、前記特許文献1及び前記特許文献2に開示された技術的思想を実施した場合、前記特許文献1に開示された金型交換装置を用いてダイセットの交換作業を遂行した後、前記特許文献2に開示された洗浄装置によってダイホルダ及び金型に対する洗浄工程が自動的に遂行されるが、金型及びダイホルダが交換前に載置されていたプレス装置本体内のプレスベッド面に対しては何ら洗浄されていないという不具合がある。
このため、従来では、ダイセットの交換作業のために金型がプレス装置本体内から搬出された後、プレスベッド面に堆積した離型剤及びスケール等を人手を介して除去した後、作業者によって前記プレスベッド面の清掃及び洗浄作業がなされていた。従って、作業者にとって前記プレスベッド面の清掃及び洗浄作業が煩雑で多くの労力を要すると共に、ダイセットの交換時間において多大なロスタイムとなっていた。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、人力によるプレスベッド面の洗浄作業を不要としてダイセット交換の自動化を図ると共に、ダイセットの交換時間を短縮することが可能なプレスベッド面の洗浄方法及び装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ダイセットが固定される固定ベース部材のプレスベッド面を洗浄するための装置であって、
前記ダイセットを前記プレスベッド面から移動させて外部に搬出する第1搬送用台車と、
交換される他のダイセットを搬入して前記プレスベッド面に載置する第2搬送用台車と、
前記第1搬送用台車及び前記第2搬送用台車にそれぞれ設けられ、洗浄水及びエアを供給する流体継手を有する第1配管連結機構と、
前記ダイセットに設けられ、前記第1配管連結機構と接続されることにより流体通路が連通する流体継手を有する第2配管連結機構と、
前記ダイセットに設けられ、前記プレスベッド面に対して洗浄水及び/又はエアを吐出する吐出機構と、
を備えることを特徴とする。
さらに、本発明では、ダイセットが固定される固定ベース部材のプレスベッド面を洗浄するための方法であって、
第1搬送用台車を介して前記ダイセットを前記プレスベッド面から移動させて外部に搬出する際、前記ダイセットに付設された吐出機構を介して洗浄水及びエアの混合流体が前記プレスベッド面に向かって吐出される工程と、
第2搬送用台車を介して交換される他のダイセットを前記プレスベッド面に搬入する際、前記吐出機構を介してエアが前記プレスベッド面に向かって噴射される工程と、
を有することを特徴とする。
この場合、前記第1搬送用台車及び前記第2搬送用台車には、それぞれ、プレスベッド上に載置されたダイセットを該第1搬送用台車の搭載面まで牽引し、又は該第2搬送用台車の搭載面に載置された他のダイセットをプレスベッド面まで押圧するフック部材を設けられ、前記フック部材によって前記第1搬送用台車及び第2搬送用台車とダイセットとが連結される際、前記第1配管連結機構と前記第2配管連結機構とが接続されて流体通路が連通する。
本発明によれば、第1搬送用台車を介してダイセットをプレスベッド面から搬出する際、前記第1搬送用台車に設けられた第1配管連結機構の流体継手と、ダイセットに設けられた第2配管連結機構の流体継手とが接続されて流体通路が連通し、前記流体通路によって供給される洗浄水及びエアの混合流体が吐出機構を介してプレスベッド面に向かって吐出され、前記プレスベッド面に堆積された酸化スケール等が好適に除去されて洗浄される。
一方、第2搬送用台車を介して他のダイセットをプレスベッド面に搬入する際、前記第2搬送用台車に設けられた第1配管連結機構の流体継手と、ダイセットに設けられた第2配管連結機構の流体継手とが接続されて流体通路が連通し、前記流体通路によって供給されるエアが吐出機構を介して前記プレスベッド面に向かって噴射されることにより、混合流体によって洗浄された前記プレスベッド面を好適に乾燥させることができる。
このように本発明では、ダイセットの交換作業であるダイセットの搬出・搬入作業に伴ってプレスベッド面の洗浄及び乾燥が同時に遂行される。
従来のような人力によるプレスベッド面の洗浄作業を不要としてダイセット交換の自動化を図ると共に、ダイセットの交換時間を大幅に短縮することができる。この結果、プレス成形に伴う生産効率を向上させて生産コストを低減することができる。
本発明に係るプレスベッド面の洗浄方法について、これを実施する洗浄装置との関連において好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る洗浄装置10が組み込まれたダイセット交換システム12を示す。
このダイセット交換システム12には図示しないプレス装置本体が配設され、前記図示しないプレス装置本体の内部には、上面にプレスベッド面14を有する固定ベース部材16が前記プレス装置本体に固定されている。前記固定ベース部材16上には、図示しないクランプ機構を介して前記プレスベッド面14上に固定されるダイホルダ18が設けられている。
このダイホルダ18は、矩形状に形成されたブロック体からなり、図示しないクランプ機構によるクランプ状態が解除された後、その四隅角部近傍に回転自在に軸支された4つの車輪20を介してプレス装置本体の外部に対して移動可能に設けられている。前記ダイホルダ18上には、ダイカセット22及び成形ダイ24(図1中では、下ダイカセット及び下型が図示されて、上ダイホルダ、上ダイカセット及び上型が省略されている)からなるダイセット26aが積層状態で固定されている。
前記固定ベース部材16に対して略V字状に交差した2本のレール軌道28a、28bが床面30上に敷設され、第1搬送用台車32a及び第2搬送用台車32bが複数の車輪34を介してそれぞれ各レール軌道28a、28bに沿って移動自在に設けられている。
この場合、前記第1搬送用台車32a及び第2搬送用台車32bの内部には、図示しない回転駆動源の駆動作用下に回動するチェーン機構が設けられ、前記チェーン機構を介して回転駆動力が前記車輪34に伝達されることによりレール軌道28a、28b上を自走可能に設けられる。
なお、前記第1搬送用台車32aと前記第2搬送用台車32bは、それぞれ同一構成からなり、図1中では、ダイセット26aをプレス装置本体の外部へ搬出する第1搬送用台車32aのみを図示し、新たに交換される他のダイセット26bをプレス装置本体内に搬入する第2搬送用台車32bはその図示を省略している。
第1搬送用台車32aには、搬出されたダイセット26aが搭載される搭載面36が設けられ、前記搭載面36には、床面30に敷設されたレール軌道28a、28bと所定角度交差すると共に、前記固定ベース部材16の軸線と平行なガイドレール38が敷設され、図示しないアクチュエータの駆動作用下に前記ガイドレール38に沿って変位するスライダ40が設けられる。
なお、第1搬送用台車32a(第2搬送用台車32b)の底面部には、図示しないアクチュエータの駆動作用下に鉛直上下方向に沿って変位する台車位置決めピン42が設けられ、予め床面30に穿孔されている台車位置決め用孔部に対して前記台車位置決めピン42が挿入されることにより、第1搬送用台車32a(第2搬送用台車32b)が所定位置で位置決めされたロック状態に保持される(図5及び図6参照)。
洗浄装置10は、前記第1搬送用台車32a(第2搬送用台車32b)のスライダ40に設けられた第1配管連結機構44aと、前記ダイホルダ18に設けられた第2配管連結機構44bとを備える。
前記第1配管連結機構44a及び前記第2配管連結機構44bは、図3及び図4に示されるように、略平行に並設された洗浄水用の第1流体継手46a及びエア用の第2流体継手46bを有し、前記第1流体継手46a及び第2流体継手46bは、それぞれ、着脱自在に設けられたプラグ48とソケット50によって構成される。
なお、本実施の形態では、第1配管連結機構44a及び第2配管連結機構44bに設けられる流体継手を並設された第1流体継手46a及び第2流体継手46bによって構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図示しない二重管を接続する単一の二重管継手を用い、前記二重管の内部側通路及び外部側通路によって洗浄水及びエアをそれぞれ流通させるように構成してもよい。
前記第1配管連結機構44aは、ダイホルダ18と対向し図示しないガイド機構の案内作用下にスライダ40の上面に沿って変位可能に設けられた連結プレート52と、前記連結プレート52の孔部に支持される第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48と、前記第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48を間にした両側に所定間隔離間して固着されダイホルダ18の固定プレート54側に向かって所定長だけ突出する一対のガイドピン56と、前記連結プレート52にピストンロッドの端部が連結されて前記連結プレート52を水平方向に沿って変位させるシリンダ58とを備える。
前記第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48は、ケーブルベア60内に収容されたチューブ62を通じて図示しない洗浄水供給源及びエア供給源にそれぞれ接続される。
前記第2配管連結機構44bは、ダイホルダ18の上面の側部に沿ってそれぞれ並設された洗浄水用配管通路64a及びエア用配管通路64bと、前記洗浄水用配管通路64a及びエア用配管通路64bの終端部がそれぞれ接続され、水平方向に沿って複数のノズル孔が所定間隔離間して形成されたパイプ部材(吐出機構)66とを有する。
この場合、前記パイプ部材66は、その両端部が栓部材によって閉塞されると共に、ダイホルダ18の側面に水平方向に沿って装着される。また、前記パイプ部材66に形成された複数のノズル孔からプレスベッド面14に向かって後述する圧力流体が噴射可能に設けられている。さらに、前記パイプ部材66の軸線方向に沿った長さは、プレスベッド面14の幅方向の寸法に対応して十分な長さに設定されている。
前記スライダ40は、直方体状のボックスからなるケーシングと、前記ケーシングの下面に固定され前記ガイドレール38に沿って摺動するガイドブロック68と、図2に示されるように、ピン70を支点として揺動自在に設けられ、ダイホルダ18に固着された係止部72の凹部72aと係合するフック部材74と、前記フック部材74の端部を上方に向かって押圧することにより係止部72からフック部材74を離間させて係合状態を解除するフック解除用シリンダ76とを備える。
図3及び図4に示されるように、前記第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48は、それぞれ、同一構成からなり、前記連結プレート52の孔部に第1シール部材78aを介して気密及び液密に嵌挿されるプラグ本体48aと、前記プラグ本体48aの軸線方向に沿って貫通する流体通路80と、前記プラグ本体48aの一端部の内径面に形成された断面テーパ状の着座部82に着座することにより前記流体通路80を閉塞する第1弁体84と、前記第1弁体84に連結された弁棒86と、前記弁棒86の略中央部に固着された環状フランジ部88に一端部が係着され他端部がプラグ本体48aの内壁に係着されて前記第1弁体84を着座部82に向かって押圧する第1ばね部材90とをそれぞれ備える。
また、第1搬送用台車32aと対向するダイホルダ18の一側面には固定プレート54が固着され、前記固定プレート54の孔部を介して第1流体継手46a及び第2流体継手46bのソケット50、50が支持される。また、前記固定プレート54には、連結プレート52に固着された一対のガイドピン56が挿入される一対のガイド孔92が形成される。前記ソケット50、50の開口部94に対して前記プラグ本体48aが挿入されることにより、プラグ48、48及びソケット50、50の流体通路80、98が相互に連通する。
ソケット50、50は、図3及び図4に示されるように、プラグ本体48aの一部が挿入される円形状の開口部94が形成されたソケット本体50aと、前記開口部94内に挿入されたプラグ48の外周面を囲繞する第2シール部材78bと、ソケット本体50aの内部に形成された着座部96に着座することにより流体通路98を閉塞する第2弁体100と、前記第2弁体100に連結された弁棒101と、一端部が前記第2弁体100に係着され他端部が前記ソケット本体50aの環状フランジ部102に係着されて前記第2弁体100をプラグ48側に向かって押圧する第2ばね部材104と、ソケット本体50aと固定プレート54の孔部との間に介装されてシール機能を営む第3シール部材78cとを備える。
この場合、図4に示されるように、プラグ本体48aがソケット本体50aの開口部94内に挿入され、しかも、プラグ本体48a側の第1弁体84とソケット本体50a側の第2弁体100とが相互に当接して第1ばね部材90及び第2ばね部材104のばね力に抗して両方の第1弁体84及び第2弁体100がそれぞれ着座部82、96から離間することにより、前記ソケット50の流体通路98とプラグ48の流体通路80とが連通する。
本発明の実施の形態に係る洗浄装置10が組み込まれたダイセット交換システム12は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、金型を含むダイセットの交換作業について以下説明する。
なお、このダイセットの交換作業は、プレス装置本体内に存在する上下型、上下ダイカセット及び上下ダイホルダからなるダイセット26aを第1搬送用台車32aを介してプレス装置本体の外部に搬出した後(図5参照)、第2搬送用台車32bによって新たに交換される他のダイセット26bを前記プレス装置本体内に搬入するものである(図6参照)。
先ず、図示しないプレスラム、上ダイホルダ、上ダイカセット及び上型を一体的に下降させて下型上に積載した後、図示しないクランプシリンダを滅勢して前記プレスラムから上ダイホルダ、上ダイカセット及び上型のクランプを解除する。前記クランプを解除した後、前記プレスラムのみを上昇させることにより、前記上ダイホルダ、上ダイカセット及び上型が下型上に載置された搬出準備が遂行されてプレス内段取り動作が完了する。
次に、第1搬送用台車32aを用いて上下型、上下ダイカセット及び上下ダイホルダからなるダイセット26aをプレス装置本体の外部に搬出すると共に、前記ダイセット26aの搬出作業と同時に、従前に前記ダイセット26aが設置されていたプレスベッド面14が洗浄される。
ここで、自動的に遂行されるダイセット26aの搬出工程について7、図に示すフローチャートに沿って以下説明する。
前述したように、上型、上ダイホルダ及び上ダイカセットがプレスラムと一致的に下降して下ダイホルダ上に搭載された段取り動作(ステップS1)が遂行された後、ダイセット26aが設置されているプレス装置本体の図示しない前面シャッタが開かれる(ステップS2)。
続いて、空台車となっている第1搬送用台車32aが運転を開始し、前記第1搬送用台車32aは図示しない回転駆動源の駆動作用下にダイセット26aに近接する前進方向に向かって自走すると共に、フック部材74を有するスライダ40が搭載面36上においてダイセット26aに近接する方向(前進方向)に向かって変位し所定位置で停止して待機状態となる(ステップS3)。
第1搬送用台車32aがダイセット26aに近接した所定位置において、前記第1搬送用台車32aの移動速度が減速され、図示しないアクチュエータの駆動作用下に台車位置決めピン42が下降する(ステップS4)。また、第1搬送用台車32aがダイセット26a側に向かって減速した状態で進行し、前記第1搬送用台車32aが前進端に到達することにより停止状態となる。この場合、前記台車位置決めピン42の下端部が床面30に形成された位置決め孔部内に挿入されて下降端に到達することにより、第1搬送用台車32aが固定ベース部材16に当接した所定位置で停止したロック状態となる(ステップS5)。
次に、プレス装置本体内に設けられた図示しない浮上機構を付勢してダイセット26aを上方に向かって僅かに浮上させてダイセット26aの移動を容易にすると共に(ステップS6)、ダイセット26aに設けられた図示しない落下防止ピンを下降させる。続いて、図示しないアクチュエータの駆動作用下に第1搬送用台車32aのスライダ40をガイドレール38に沿って前進させ、前記スライダ40に設けられたフック部材74をダイセット26aの係止部72の凹部72aと係合させることにより、前記第1搬送用台車32aと前記ダイセット26aとが連結される(ステップS7)。
この場合、フック部材74の先端部に形成されたテーパ面が係止部72に当接したままスライダ40が前進することにより、フック部材74が下方側に揺動して前記フック部材74のL字状の鉤部が係止部72の凹部72aと係合する。
スライダ40に設けられたフック部材74がダイセット26aの係止部72と係合した後、さらに、スライダ40の上面に設けられたシリンダ58を付勢してピストンロッドを伸長させることにより、スライダ40側の第1配管連結機構44aに設けられたプラグ48、48が前進してダイセット26a側の第2配管連結機構44bに設けられたソケット50、50に挿入され、第1流体継手46a、及び第2流体継手46bがそれぞれ連結される(ステップS8)。
なお、前記プラグ48、48がソケット50、50に挿入される際、その両側に設けられた一対のガイドピン56が固定プレート54に形成されたガイド孔92に挿入されることにより、ガイド機能が発揮される。
前記プラグ48、48とソケット50、50とが接続されることにより、第1流体継手46a及び第2流体継手46bの流体通路80、98が連通する。そこで、図示しない電磁弁を付勢することにより、第1流体継手46a及び第2流体継手46bを通じて洗浄水及びエアの供給が開始すると共に(ステップS9)、図示しない回転駆動源の駆動作用下にスライダ40を変位(後退)させ、固定ベース部材16のプレスベッド面14に載置されていたダイセット26aを前記スライダ40と一体的に変位するフック部材74により第1搬送用台車32aの搭載面36に向かって牽引する(ステップS10)。
前記洗浄水及びエアは、それぞれ、第1搬送用台車32a側の第1配管連結機構44aからダイセット26a側の第2配管連結機構44bに供給され、さらに、ダイホルダ18の上面に配置された洗浄水用配管通路64a及びエア用配管通路64bを流通してダイホルダ18の側面に付設されたパイプ部材66に供給される。前記パイプ部材66の中空部内で洗浄水とエアとが混合された後、前記洗浄水とエアとの混合流体からなる圧力流体が複数のノズル孔からプレスベッド面14に向かって噴射される(図5参照)。
従って、スライダ40のフック部材74によるダイセット26aの牽引動作と同時にパイプ部材66からプレスベッド面14に向かって洗浄水及びエアの混合流体が噴射されるため、前記ダイセット26aの搬出作業に伴って露呈するプレスベッド面14を好適に洗浄することができる。この結果、前記プレスベッド面14上に堆積した離型剤や酸化スケール等が前記洗浄水及びエアの混合流体によって前記プレスベッド面14から好適に除去される。
このようにプレスベッド面14に対する洗浄作業を伴いながらダイセット26aをフック部材74の牽引作用下に第1搬送用台車32aの搭載面36上に載置された後、前記スライダ40が所定の後退端に到達することにより図示しない電磁弁を滅勢して洗浄水及びエアの供給を停止させる(ステップS11)。
そして、図示しない切換弁の切換作用下にスライダ40に設けられたシリンダ58を再度付勢して第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48をソケット50、50から離間するように変位させることにより、前記プラグ48、48とソケット50、50との連結が解除された後(ステップS12、S13)図示しない落下防止ピンが上昇すると共に台車位置決めピン42が床面30の台車位置決め用孔部から上昇して第1搬送用台車32aのロック状態が解除される(ステップS14)。
さらに、図示しない回転駆動源の駆動作用下に前記ダイセット26aが搭載された第1搬送用台車32aを後退方向に向かって自走させ(ステップS15)、後退端の近傍で減速し台車位置決めピン42が下降した後(ステップS16)、前記第1搬送用台車32aが後退端に到達したときに前記台車位置決めピン42の下端部が床面30の台車位置決め用孔部に挿入されて該第1搬送用台車32aが所定位置で停止したロック状態となることにより(ステップS17)、ダイセット26aの搬出工程が完了する。
次に、前記ダイセット26aの搬出工程が完了した後、第2搬送用台車32bによって新たに交換される他のダイセット26bをプレス装置本体内に搬入する搬入工程について、図8に示されるフローチャートに沿って説明する。
搭載面36に搭載され且つフック部材74によって係止された他のダイセット26bを有する第2搬送用台車32bが図示しない回転駆動源の駆動作用下にレール軌道28bに沿ってプレス装置本体に向かって自走する(ステップS21)。プレス装置本体に近接した所定位置において前記第2搬送用台車32bの移動速度が減速されると共に、台車位置決めピン42が下降する(ステップS22)。前記第2搬送用台車32bが前進端に到達した際、前記台車位置決めピン42の下端部が床面30に形成された位置決め孔部内に挿入されて下降端に到達することにより、第2搬送用台車32bが所定位置で停止されたロック状態となる(ステップS23)。
続いて、スライダ40の上面に設けられたシリンダ58を付勢してピストンロッドを伸長させることにより、スライダ40側の第1配管連結機構44aに設けられたプラグ48、48が前進してダイセット26b側の第2配管連結機構44bに設けられたソケット50、50に挿入され、第1流体継手46a及び第2流体継手46bがそれぞれ連結される(ステップS24)。
なお、前記プラグ48、48がソケット50、50に挿入される際、その両側に設けられた一対のガイドピン56が固定プレート54に形成されたガイド孔92に挿入されることにより、ガイド機能が発揮される。
前記プラグ48、48とソケット50、50とが接続されることにより、第1流体継手46a及び第2流体継手46bの流体通路80、98が連通する。そこで、図示しない電磁弁を付勢することにより、洗浄水の供給を停止したまま第2流体継手46bを通じてエアのみの供給を開始すると共に、図示しない回転駆動源の駆動作用下にスライダ40をフック部材74と共に変位(前進)させる(ステップS25)。
この場合、第2搬送用台車32bの搭載面36にフック部材74によって係止されていたダイセット26bは、前記スライダ40と一体的に変位するフック部材74によって押圧されることにより、固定ベース部材16のプレスベッド面14に向かって移動する。
前記エアは、第2搬送用台車32b側の第1配管連結機構44aからダイセット26b側の第2配管連結機構44bに供給され、さらに、ダイホルダ18の上面に配置されたエア用配管通路64bを流通してダイホルダ18の側面に付設されたパイプ部材66に供給されることにより、複数のノズル孔からプレスベッド面14に向かって噴射される(ステップS26)。
従って、スライダ40のフック部材74によるプレスベッド面14へのダイセット26bの押圧動作(移動動作)と同時にパイプ部材66からプレスベッド面14に向かってエアが噴射されるため、前記ダイセット26aの搬出作業に伴って洗浄されたプレスベッド面14を好適に乾燥させることができる(図6参照)。
この結果、搬出作業時において離型剤や酸化スケール等を除去するために噴射された洗浄水がプレスベッド面14に残存する場合であっても、搬入作業によって前記プレスベッド面14を好適に乾燥させて清浄性を保持することができる。
このようにプレスベッド面14に対するエアによる乾燥作業を伴いながらダイセット26bをフック部材74の押圧作用下にプレスベッド面14上に移動する際、前記スライダ40(フック部材72)の前進速度を減速させ(ステップS27)、さらに、前記スライダ40が所定の前進端に到達することにより(ステップS28)、ダイセット26bがプレスベッド面14の所定位置に載置され、図示しない電磁弁を滅勢してエアの供給を停止させる(ステップS29)。
そして、図示しない切換弁の切換作用下にスライダ40に設けられたシリンダ58を再度付勢して第1流体継手46a及び第2流体継手46bのプラグ48、48をソケット50、50から離間するように変位させることにより、前記プラグ48、48とソケット50、50との連結が解除される(ステップS30)。
第2搬送用台車32b側の第1配管連結機構44aとダイセット26b側の第2配管連結機構44bとの連結が解除された後、図示しない浮上機構を滅勢してプレス装置本体内のダイセット26bを沈降させる(ステップS31)。
続いて、フック解除用シリンダ76を付勢してフック部材74の一端部を上方に向かって押圧することにより、前記フック部材74がピン70を支点として揺動し係止部72から離間することにより、係合状態が解除される(ステップS32)。
フック部材74による係合状態が解除された後、スライダ40を後退させてフック部材74を該スライダ40と一体的に変位させ(ステップS33)、前記フック部材が所定位置まで後退して停止して待機状態となる(ステップS34)。また、図示しない落下防止ピンが上昇すると共に台車位置決めピン42が床面30の台車位置決め用孔部から上昇して第2搬送用台車32bのロック状態が解除される(ステップS35)。
さらに、図示しない回転駆動源の駆動作用下に空台車かなる第2搬送用台車32bを後退方向に向かって自走させ(ステップS36)、後退端の近傍で減速し台車位置決めピン42が下降した後(ステップS37)、前記第2搬送用台車32bが後退端に到達したときに前記台車位置決めピン42の下端部が床面30の台車位置決め用孔部に挿入されて該第2搬送用台車32bが所定位置で停止したロック状態となる(ステップS38)。
続いて、プレス装置本体の図示しない前面シャッタが下降して閉塞された後(ステップS39)、プレス装置本体内で所定の段取り動作が遂行されることにより(ステップS40)、ダイセット26bの搬入工程が完了する。
このように、本実施の形態では、フック部材74によるダイセット26aの搬出動作と同時にパイプ部材66からプレスベッド面14に向かって洗浄水及びエアの混合流体が噴射されるため(図5参照)、前記ダイセット26aの搬出作業に伴って露呈するプレスベッド面14を好適に洗浄することができると共に、フック部材74によるプレスベッド面14へのダイセット26bの搬入動作(押圧動作)と同時にパイプ部材66からプレスベッド面14に向かってエアが噴射されるため(図6参照)、前記ダイセット26aの搬出作業に伴って洗浄されたプレスベッド面14を好適に乾燥させることができる。
従って、本実施の形態では、従来のような人力によるプレスベッド面14の洗浄作業を不要としてダイセット(26a、26)交換の自動化を図ると共に、ダイセット(26a、26b)の交換時間を大幅に短縮することができる。この結果、プレス成形に伴う生産効率を向上させて生産コストを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る洗浄装置が組み込まれたダイセット交換システムの概略構成斜視図である。 図1に示す洗浄装置の一部断面拡大側面図である。 図1に示す洗浄装置に設けられた第1配管連結機構及び第2配管連結機構を構成する流体継手の縦断面拡大図である。 図3に示す第1配管連結機構及び第2配管連結機構の流体継手が連結され、流体通路に沿って洗浄水及びエアが流通する状態を示す縦断面拡大図である。 プレスベッド面に対して洗浄水を噴射しながらダイセットが搬出される状態を示す側面図である。 プレスベッド面に対してエアを吐出しながら新たに交換されるダイセットが搬入される状態を示す側面図である。 ダイセットの搬出工程を示すフローチャートである。 ダイセットの搬入工程を示すフローチャートである。
符号の説明
10…洗浄装置 12…ダイセット交換システム
14…プレスベッド面 16…固定ベース部材
18…ダイホルダ 26a、26b…ダイセット
28a、28b…レール軌道 30…床面
32a、32b…搬送用台車 36…搭載面
38…ガイドレール 40…スライダ
42…台車位置決めピン 44a、44b…配管連結機構
46a、46b…流体継手 48…プラグ
50…ソケット 52…連結プレート
54…固定プレート 56…ガイドピン
58…シリンダ 64a…洗浄水用配管通路
64b…エア用配管通路 66…パイプ部材
72…係止部 74…フック部材
76…フック解除用シリンダ 78a〜78c…シール部材
80、98…流体通路

Claims (4)

  1. ダイセットが固定される固定ベース部材のプレスベッド面を洗浄するための装置であって、
    前記ダイセットを前記プレスベッド面から移動させて外部に搬出する第1搬送用台車と、
    交換される他のダイセットを搬入して前記プレスベッド面に載置する第2搬送用台車と、
    前記第1搬送用台車及び前記第2搬送用台車にそれぞれ設けられ、洗浄水及びエアを供給する流体継手を有する第1配管連結機構と、
    前記ダイセットに設けられ、前記第1配管連結機構と接続されることにより流体通路が連通する流体継手を有する第2配管連結機構と、
    前記ダイセットに設けられ、前記プレスベッド面に対して洗浄水及び/又はエアを吐出する吐出機構と、
    を備えることを特徴とするプレスベッド面の洗浄装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記第1搬送用台車及び前記第2搬送用台車には、それぞれ、プレスベッド上に載置されたダイセットを該第1搬送用台車の搭載面まで牽引し、又は該第2搬送用台車の搭載面に載置された他のダイセットをプレスベッド面まで押圧するフック部材が設けられることを特徴とするプレスベッド面の洗浄装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記第1搬送用台車を介してダイセットをプレスベッド面から搬出する際、前記吐出機構を介して洗浄水及びエアの混合流体が前記プレスベッド面に向かって吐出され、一方、前記第2搬送用台車を介して他のダイセットをプレスベッド面に搬入する際、前記吐出機構を介してエアが前記プレスベッド面に向かって噴射されることを特徴とするプレスベッド面の洗浄装置。
  4. ダイセットが固定される固定ベース部材のプレスベッド面を洗浄するための方法であって、
    第1搬送用台車を介して前記ダイセットを前記プレスベッド面から移動させて外部に搬出する際、前記ダイセットに付設された吐出機構を介して洗浄水及びエアの混合流体が前記プレスベッド面に向かって吐出される工程と、
    第2搬送用台車を介して交換される他のダイセットを前記プレスベッド面に搬入する際、前記吐出機構を介してエアが前記プレスベッド面に向かって噴射される工程と、
    を有することを特徴とするプレスベッド面の洗浄方法。
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