JP2007293000A - トナーコンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の静電式画像形成装置の現像装置に用いられるトナーコンテナに関するもので、内部に収納するトナーが外部の熱によって高温にさらされ、品質が劣化することを防止すること。
【解決手段】トナーコンテナを、トナーを直接収容する第1の容器(2)と、当該第1の容器との間に所定の間隔をおいて該第1の容器の外側に設けられた第2の容器(3)とを備えた二重構造の容器として形成する。第1の容器(2)と第2の容器(3)の間隔部(10)には、保冷剤等を入れておくのが好ましい。
【選択図】図2
【解決手段】トナーコンテナを、トナーを直接収容する第1の容器(2)と、当該第1の容器との間に所定の間隔をおいて該第1の容器の外側に設けられた第2の容器(3)とを備えた二重構造の容器として形成する。第1の容器(2)と第2の容器(3)の間隔部(10)には、保冷剤等を入れておくのが好ましい。
【選択図】図2
Description
本発明は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の静電式画像形成装置において、静電潜像をトナー像に現像するための現像装置に用いられるトナーコンテナに関するものである。
レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置において、像担持体である感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナー像とに現像するための現像装置には、トナーを収容する容器としてトナーコンテナが設けられている。図3は従来のトナーコンテナを例示するもので、このトナーコンテナ100は、平面視長方形で、横断面は下に凸な底部を有する概略U字状に形成されている。このトナーコンテナの一方の端部には、トナー充填口101が設けられている。
なお、この種の現像装置用トナーコンテナとしては、上記図3に示すものの他にも種々のものがある(例えば、特許文献1、特許文献2等参照)。特許文献1に記載のものは、トナー補給容器とトナー回収容器を、内周面に螺旋状突起を有する円筒形容器とし、前記トナー補給容器内にこれよりも小さなトナー回収容器を配置して、回転中心がほぼ一致した二重構造としたものである。また、特許文献2に記載のものは、現像装置のハウジングに着脱自在に装着されるトナーコンテナであって、トナー受入開口に対向してその上方に位置するように形成されたトナー排出開口と、該トナー排出開口に対応するように形成された仕切り壁と、該開口よりコンテナ内のトナーを供給するため、該開口と該仕切り壁との間に配置したトナー供給手段を備えたものである。
特開平6−258943号公報
特開2004−126386号公報
しかしながら、従来のトナーコンテナの内部に収容されるトナーは、種々の成分を含んだ粉体であるが、外部からの熱の影響により表面特性が変化して、トナーが本来持っている品質が害されることがある。例えば、海外へコピー機を船で輸出する場合のように、トナーコンテナの保管環境が40℃近くになる場合は、徐々に熱の影響を受けてトナー品質が変化し、形成される画像の濃度が低下したり、いわゆるかぶり等の品質劣化をもたらすことがあった。
特に、近年のトナーは、定着温度を下げて省電力化を図るため、低融点化されているので、温度上昇により、粉状のトナーが若干軟化して互いにくっつきあうことにより、粒子が大きくなり、画像形成に悪影響を与えることがあるが、従来のトナーコンテナで、内部に収納されているトナーの温度上昇を防止する工夫のなされたものはなかった。
すなわち、従来、トナーの温度上昇を防ぐ配慮がなされたコンテナはなかったため、トナーは外部から熱を受けると軟化して画像品質を劣化させるという課題があった。
本発明は、上記従来のトナーコンテナの課題を考慮して、周囲温度が高い環境下でも、トナーの品質が劣化することを抑制できるトナーコンテナを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、次のような構成を採用した。
すなわち、第1の本発明のトナーコンテナは、トナーを直接収容する第1の容器と、当該第1の容器との間に所定の間隔をおいて該第1の容器の外側に設けられた第2の容器とを備えた二重構造の容器として形成されていることを特徴としている。
また、第2の本発明のトナーコンテナは、上記第1の本発明のトナーコンテナにおいて、前記第1の容器と第2の容器の底部にそれぞれ排出開口が設けられ、当該第1の容器の排出開口と第2の容器の排出開口を連結するホッパジョイントが設けられているものである。
また、第3の本発明のトナーコンテナは、上記第1の容器と第2の容器の間隔部が水密構造である、上記第1又は第2の本発明のトナーコンテナである。
さらに、第4の本発明のトナーコンテナは、前記間隔部は、前記間隔部の全容積の60〜80%の保冷剤が充填可能である、上記第3の本発明のトナーコンテナである。
以上述べたことから明らかな様に、本願発明に係るトナーコンテナは、内側の容器(第1の容器)と外側の容器(第2の容器)の二重構造となっており、内側の容器にトナーを収容するようになっていて、しかも、該内側の容器を取り囲む外側の容器との間に空間が設けられているので、外部からの熱が内部のトナーに伝わりにくい。このため、極端な温度上昇が防止され、トナーが劣化しない状態に保たれるので、高品質の画像が得られるのである。上記空間内に、保冷剤もしくは水(以下、これらをまとめて「保冷剤等」という)を入れておけば、高温化防止効果はさらに向上する。
本発明は、周囲温度が高い環境下でも、トナーの品質が劣化することを抑制できるという効果を発揮する。
以下、本発明の実施形態について具体的に説明する。図1乃至図2は、本発明に係るトナーコンテナを例示するもので、このトナーコンテナ1は、第1の容器2と第2の容器3とで構成される。第1の容器は、内部に直接トナーを収容する内側容器であり、平面視長方形で、横断面視では概略U字状で、底部が下に凸な円弧状となっている。第1の容器2の底部には、内部のトナーを排出する平面視長方形の排出開口5が設けられている。なお、第1の容器2の内部には、収容されているトナーを上記排出開口5に向かって搬送するための螺旋翼等のトナー搬送手段(図示を省略)が設けられている。
第2の容器3は、前記第1の上記2とほぼ相似形であるが、外形寸法が第1の容器2よりは大きく形成されている。この第2の容器3も断面形状が概略U字状であり、その底部には前記第1の容器の排出開口5と同寸法で平面視長方形の排出開口7が設けられている。また、この第2の容器3の上縁部には、保冷剤等を注入するための注入口9が設けられている。
第1の容器2は、第2の容器3の内側に取り付けられ、両者で二重構造のコンテナとして構成される。第1の容器2と第2の容器3との間には、全周にわたって所定幅の間隔部(空間)10が設けられている。この間隔部10は、外側の容器である第2の容器3から内側の容器である第1の容器2への熱伝導を抑制するためのものであるが、この間隔部10に保冷剤等Cを充填しておけば、内側の第1の容器2内に収容されているトナーの温度上昇を効果的に防止することができる。
保冷剤等としては、例えば天然高分子吸収体を主成分とする液体またはゲル状の保冷剤を使用することができる。無味無臭の天然の保冷剤は、人体にも無害であるので好ましい。保冷剤等として精製水を使用してもよく、この場合は、腐食を防ぐために、防腐剤を混入しておくのが好ましい。また、漏れに対しても漏洩しにくいゲル状であればさらに好ましい。従って、通常のトナーコンテナの構造でも保冷剤の漏れが生じない場合であれば、第1の容器と第2の容器の間隔部の底面や内周面の接合部を水密構造にしなくても良い。
第1の容器2は、上記のとおり第2の容器3内に配置されるが、両者の底部に形成されている排出開口5,7の部分には互いを連結するホッパジョイント15が取り付けられている。トナーTは、このホッパジョイント15を通ってその下側に設けられている排出口17から排出され、その下側に配置されている現像器30に供給されるようになっている。排出口17には、当該排出口17を開閉するホッパシャッタ(図示を省略)が設けられている。このトナーコンテナ1の上側は広く開口しているが、この開口部は、着脱自在なカバー20によって覆蓋される。なお、このカバー20の一方の側縁部には、前記第2の容器3に設けられている注入口9の上側を覆う注入口カバー21が設けられている(図1参照)。カバー20により、間隔部10に封入された保冷剤等や、トナーコンテナ内部に収容されたトナーが、領域外に漏れ出さないように完全に蓋をすることが出来る。
現像器30には、図2に示すように、上に前記トナーコンテナ1の排出開口17と対向する供給口31が設けられている。この供給口31には、現像室シャッタ32が取り付けられていて、この供給口31を開閉できるようになっている。現像器30の側部には、内部のトナーTを表面に保持して所定量づつ送り出すローラ33が設けられている。このローラ33は、内部に供給されたトナーTを攪拌するとともに、当該トナーTを表面に付着させて送り出すもので、ローラ33で送り出されたトナーは、画像形成装置に設けられている感光体ドラムの表面の帯電している部分に付着させられる。これによりトナー画像が得られるのである。
このトナーコンテナ1は、前記注入口9から第1の容器2と第2の容器3の間隔部10に保冷剤等を注入・充填するとともに、第1の容器2内にトナーTを入れ、カバー20で蓋をして使用する。場合によっては、保冷剤等を用いず、間隔部10内を単なる空間としておいてもよい。このトナーコンテナ1は、内部に直接トナーを収容する第1の容器と、該第1の容器を囲むように所定間隔をおいて配置される第2の容器との二重構造の容器として形成されているので、トナーを直接収容する容器の外面が大気中に露出している従来の容器に比べて、外部からの熱が伝達しにくく、トナーの温度が上昇しにくい。このため、高品質のトナー画像が得られるのである。
図1に示すトナーコンテナを用いて、内部に収納されているトナーTの温度変化を実際に測定した。保冷剤等Cとしては、精製水を用いた。トナーTと、保冷剤等としての精製水を容れたトナーコンテナ1を40℃のオーブンに入れ、200時間保持した。保持温度を40℃とした理由は、国内の夏場でトナーコンテナの市場での保存温度を実際に調べた結果、保存最高温度が38℃であったことから、安全のためそれに2℃だけ上乗せしたものである。
トナー温度はトナーコンテナ1の上部からレーザー式非接触温度計((株)カスタム社製「CUSTOM CT−3100N」)で測定した。実験に使用したトナーは、京セラ(株)社製プリンタ「FS−3800」に通常使用されているトナーコンテナTK−60用のトナー(磁性トナー)である。
上記保存時間を経過したトナーTを京セラ(株)製プリンタ(エコシスFS−3800)に収容し、ソリッドブラックパターンをプリントして、マクベス濃度計(マクベス社製反射型濃度計 RD914)を用いて初期画像濃度を測定した。
また、上記保存期間を経過したトナーTを用いて10K(10,000)枚の連続耐久評価を行った。原稿印字率は4%のテキストパターンである。得られたプリンタ用磁性トナーTを京セラ(株)製プリンタ(エコシスFS−3800)に収容し、画像評価用パターンをプリントし、マクベス濃度計(マクベス社製反射型濃度計 RD914)で耐久後の画像濃度を測定した。
さらに、トナー表面のSEM観察を行った。使用した機器は日本電子JOEL社製のSEM(Scanning Electric Micrometer)であり、トナー表面の外添剤の存在状態を3万倍で観察した。この観察結果は、次のようにレベル分けして評価した。
レベル5:外添剤の埋め込みはまったくない(画像品質OK)。
レベル4:外添剤の埋め込みがやや見られるが殆ど埋め込まれていない(OK)。
レベル3:外添剤の埋め込みが見られるが少し埋め込まれている(画像品質NG)。
レベル2:外添剤の埋め込みが見られるが埋め込まれているものが多い(NG)。
レベル1:外添剤の殆どが埋め込まれている(NG)。
(実施例1)保冷剤等Cを第1の容器2と第2の容器3の空間部10の容積の80%まで注入した。保冷剤等Cの量を空間部の容積の80%としたのは、第1の容器2内に充填されるトナーTの量を、当該第1の容器2の高さの80%までとしたことと関連している。
(実施例2)保冷剤等の充填率を上記第1の容器2と第2の容器3に挟まれた空間部10の容積の100%としたほかは、上記実施例1と同じとした。
(実施例3)保冷剤等の充填率を上記空間部10の容積の10%としたほかは上記実施例1と同じとした。
(実施例4)保冷剤等の充填率を上記空間部10の容積の60%としたほかは上記実施例1と同じとした。
(実施例5)保冷剤等の充填率を上記空間部10の容積の70%としたほかは上記実施例1と同じとした。
(比較例1)
上記第1の容器2を設けず、第2の容器3のみで従来と同じ一重構造のコンテナを構成した。したがって、上記空間部10に相当するものはなく、保冷剤等はまったく使用しなかった。その他の条件は、上記実施例1と同じである。
上記第1の容器2を設けず、第2の容器3のみで従来と同じ一重構造のコンテナを構成した。したがって、上記空間部10に相当するものはなく、保冷剤等はまったく使用しなかった。その他の条件は、上記実施例1と同じである。
以上の測定結果は、表1のとおりであった。
表1からわかるとおり、40℃で200時間という周囲環境下では、実施例1〜2は、トナー表面のSEM観察の結果が4以上であり、トナー投入直後と1万枚コピー後との画像濃度の比較においても、何れも低下傾向を示さず良好な結果が得られた。実施例3〜5は、同環境下では、トナー表面のSEM観察の結果が2〜3であり、画像濃度についても何れも2〜3%の低下傾向を示しており、良好な結果とは言えないが、上記の周囲環境条件とは異なり、例えば、40℃で100時間であれば、実施例1〜2と同レベルの良好な結果が得られている。しかし、比較例1では、上記の何れの周囲条件下でも、トナー表面のSEM観察はレベル1であり、画像濃度の評価は、4%という最も大きな減少傾向を示した。従って、近年の船便では、実質1週間を要するという航海はほとんどないことを考慮すれば、上記実施例1〜5及び比較例1の結果から見て、本発明の二重構造のコンテナの有効性が証明された。
尚、表1からも明らかな様に、上記実施例1〜2の条件として示した様に、保冷剤等の充填率が80%以上であることがより好ましい。
なお、実施例1、2では、比較例1に比べてトナー温度が2℃ほど低かった。画像濃度については、実施例1、2は初期画像から1万枚プリント後でも画像濃度を保持しており、良好な結果が得られた。一方、保冷剤等が少ない場合は、熱的ストレスから耐久濃度が初期画像濃度よりも低下する傾向を示した。
トナーコンテナを40℃で200時間保持した後の表面温度には2℃しか差がないが、画像濃度に有意差が生じた理由は、オーブンに入れて保存を開始した直後からトナー表面温度が安定するまでの時間が関係すると思われる。通常、船等での輸送で、実際に過酷な条件で保存される場合でも、その過酷な状態での保存時間は、平均200時間は上回らないと推測される。また、コンテナはインナーカートン、アウターカートンに梱包されるため、温度も40℃を越えることはまずないと考えられる。
保冷剤等の封入によりトナーへの熱の伝わり速度が緩和される理由として、外気に対して単純に空気層や断熱層を設けることの効果が考えられる。保冷剤等としては、熱伝導性が低い樹脂等の材料を使用するか、放熱作用の大きいものを使用するのが効果的である。保冷剤等を封入することで、単なる空気による断熱効果よりもさらに第1の容器2に収容したトナーの熱的影響を防ぐことができる。また、熱伝導性の低い材質を用いて第1の容器2と第2の容器3を製作した場合よりも、保冷剤等を注入するほうが熱的影響を抑えられる。
本発明に係るトナーコンテナは、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置用の現像装置に使用するトナー容器として利用することができる。
1 トナーコンテナ
2 第1の容器(内側容器)
3 第2の容器(外側容器)
5 排出開口
7 排出開口
9 注入口
10 間隔部
20 カバー
30 現像器
C 保冷剤等
T トナー
2 第1の容器(内側容器)
3 第2の容器(外側容器)
5 排出開口
7 排出開口
9 注入口
10 間隔部
20 カバー
30 現像器
C 保冷剤等
T トナー
Claims (4)
- トナーを直接収容する第1の容器と、当該第1の容器との間に所定の間隔をおいて該第1の容器の外側に設けられた第2の容器とを備えた二重構造の容器として形成されていることを特徴とするトナーコンテナ。
- 前記第1の容器と第2の容器の底部にそれぞれ排出開口が設けられ、当該第1の容器の排出開口と第2の容器の排出開口を連結するホッパジョイントが設けられている、請求項1に記載のトナーコンテナ。
- 前記第1の容器と第2の容器の間隔部が水密構造である、請求項1又は2に記載のトナーコンテナ。
- 前記間隔部は、前記間隔部の全容積の60〜80%の保冷剤が充填可能である、請求項3に記載のトナーコンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120393A JP2007293000A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | トナーコンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006120393A JP2007293000A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | トナーコンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007293000A true JP2007293000A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38763687
Family Applications (1)
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JP2006120393A Pending JP2007293000A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | トナーコンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007293000A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013037345A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Canon Inc | 現像剤収納容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置 |
US20130272743A1 (en) * | 2012-04-16 | 2013-10-17 | Koji KAWAHARA | Image forming apparatus |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120393A patent/JP2007293000A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20130272743A1 (en) * | 2012-04-16 | 2013-10-17 | Koji KAWAHARA | Image forming apparatus |
US8886079B2 (en) * | 2012-04-16 | 2014-11-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and cooling device for developer mixing container |
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