JP2007292437A - ペレットストーブ用ペレットバーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のペレットストーブと組み合わせて使用可能であり、より簡易な構造により長時間安定して燃焼状態を良好に保持しつつ、ペレット燃料を収容する容器の断熱性に優れ、安全性にも配慮されたペレットバーナーを提供すること。
【解決手段】ペレットバーナーの収容容器部11は、底部の一部に開口を有する有底の筒体からなり、バーナー部13は、前記開口の縁部から前記筒体の軸方向に延出する筒体からなり、第2の容器(容器カバー)12、14は、内部に、収容容器部11およびバーナー部13で構成する第1の容器に対して所定の間隔をあけた状態で前記第1の容器を支持し、かつ前記第1の容器と前記第2の容器(容器カバー)12、14との間に空気を供給する空気導入部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペレットストーブ用ペレットバーナーに関する。
従来、長時間燃焼可能なペレットストーブについて様々な方法が提案されている。
特許文献1には、未燃焼の状態でのペレットの落下を防止し、かつ効果的に灰を落下可能なペレットストーブが開示されている。
特許文献1に開示されたペレットストーブによれば、ペレット供給装置により順次ペレット燃料が供給されるとともに、灰落とし装置により燃焼後の灰が順次除去される。
当該ペレットストーブは、当該ペレット供給装置を所定時間間隔で所定時間作動させる動作を所定回数繰り返した後、当該灰落とし装置を所定時間作動させる。このことにより、当該ペレットストーブは長時間燃焼を可能としている。
特開2004−138256号公報
しかしながら、上述のようなペレットストーブは、ペレット供給装置および灰落し装置をスクリューコンベア、モーターなどの機械的、電気的部品により構成しているため、これらの部品を稼働させるためには電源が必要である。さらに、ペレットストーブ本体が大型化、複雑化するため、部品点数の増加、製造コストの上昇、故障率の上昇などの様々な側面で問題がある。
一方、短時間燃焼可能で安価な家庭用ペレットストーブが普及しており、これらの既存のペレットストーブと組み合わせて使用可能であり、より簡易な構造により長時間安定して燃焼状態を良好に保持しつつ、ペレット燃料を収容する容器の断熱性に優れ、安全性にも配慮されたペレットバーナーを提供することが望まれている。
本発明者らは、上述の目的を達成するために鋭意ペレットバーナーの構造研究および試作を重ね、本発明を完成するに至った。具体的には以下のようなものを提供する。
(1) 内部にペレット燃料を収容する収容容器部と、当該収容容器部の下側に、排気手段を備えたペレットストーブ本体に挿入され前記収容容器部に収容したペレット燃料を順次前記ペレットストーブ本体の内部に供給するバーナー部と、を備えた第1の容器と、
当該第1の容器をカバーする第2の容器(容器カバー)と、を備えたペレットストーブ用ペレットバーナーであって、
前記収容容器部は、底部の一部に開口を有する有底の筒体からなり、
前記バーナー部は、前記開口の縁部から前記筒体の軸方向に延出する筒体からなり、
前記第2の容器(容器カバー)は、内部に、前記第1の容器に対して所定の間隔をあけた状態で前記第1の容器を支持し、かつ前記第1の容器と前記第2の容器(容器カバー)との間に空気を供給する空気導入部を有することを特徴とするペレットストーブ用ペレットバーナー。
(1)の発明によれば、当該収容容器部に収容したペレット燃料は重力により当該バーナー部を構成する筒体の下端側の燃焼部に順次供給されるとともに、当該第2の容器(容器カバー)の空気導入部から導入された空気は当該第2の容器(容器カバー)と当該第1の容器の間の空間を流れ、当該バーナー部の下端側の燃焼部に送られる。そして、これら供給されたペレット燃料が送られた空気により燃焼し、燃焼による排ガスは当該ペレットストーブの排気手段により排気される。
その結果、当該ペレットバーナーにペレットストーブを組み合わせ、当該バーナー部を当該ペレットストーブの開口に上方から挿入して使用すれば、自動的に当該収容容器に収容したペレット燃料が順次バーナー部の下端側の燃焼部に送られて燃焼することになり、長時間連続して燃焼させることができる。
また、当該第2の容器(容器カバー)の空気導入部から導入された空気が当該第2の容器(容器カバー)と当該第1の容器の間の空間を流れることによる断熱効果により、当該第2の容器(容器カバー)の温度上昇を抑制することができる。
(2) 前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端が前記第1の容器の先端よりも所定の長さ分下にある(1)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(2)の発明によれば、当該バーナー部の下端部で燃焼するペレット燃料に対して当該第2の容器(容器カバー)と当該第1の容器の間の空間を流れてきた空気を効果的に当該ペレット燃料に供給し、燃焼状態を長時間良好に保持することができる。
(3) 前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端が前記第1の容器の先端よりも30mm〜150mm下にある(1)または(2)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(3)の発明によれば、当該燃焼部の燃焼状態を長時間良好に保持することができる。なお、前記第1の容器のバーナー部の直径が100mm前後の場合には、より好適には、前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端が前記第1の容器の先端よりも30mm〜50mm下にあるようにする。また、前記第1の容器のバーナー部の直径が100mmを超えて200mm程度まで拡大する場合には、より好適には、前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端と前記第1の容器の先端との差を150mm程度まで徐々に大きくして調整する。
(4) 直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料の用に供し、前記バーナー部において前記第2の容器(容器カバー)の下端と前記ペレットストーブの燃焼台の上面との間隔が15mm以上150mm以下である(1)から(3)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(4)の発明によれば、当該ペレット燃料を使用する際に燃焼状態を長時間良好に保つことができる。
(5) 直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料の用に供し、前記第2の容器の下端からさらに15mm以上50mm以下の距離下方に離間した位置に前記ペレット燃料が落下するのを抑止する燃料支持板を備える(1)から(3)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(5)の発明によれば、前記ペレットストーブ用ペレットバーナーは、直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料の用に供し、前記第2の容器の下端からさらに15mm以上50mm以下の距離下方に離間した位置に前記ペレット燃料が落下するのを抑止する燃料支持板を備えることができる、という作用を有する。
このことにより、ペレットストーブの燃焼台によらず、本発明に係るペレットストーブ用ペレットバーナー自体が適当な距離にペレット燃料を保持して燃焼させることができる。従って、本発明に係るペレットストーブ用ペレットバーナーは、サイズやデザインなどが異なる様々ペレットストーブに適用しても、安定した燃焼性能を得ることができる。
(6) 前記燃料支持板は、燃料支持板本体と、前記燃料支持板本体の上面の縁端部から上方に延出して、支持している前記ペレット燃料が周囲に拡散するのを抑止する拡散防止壁部と、を含む(5)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(6)の発明によれば、前記燃料支持板は、燃料支持板本体と、前記燃料支持板本体の上面の縁端部から上方に延出して、支持している前記ペレット燃料が周囲に拡散するのを抑止する拡散防止壁部と、を含むことができる、という作用を有する。
このことにより、前記燃料支持板は、支持している前記ペレット燃料が周囲に拡散するのを抑止することができる。
(7) 前記燃料支持板は、網目を形成して成る(5)または(6)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(7)の発明によれば、前記燃料支持板は、網目を形成して成ることができる、という作用を有する。
このことにより、使用するペレット燃料の形状や大きさに合わせて適当な網目の燃料支持板を使用することができる。
(8) 前記燃料支持板本体は、網目の大きさが5mm以上10mm以下である(7)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(8)の発明によれば、前記燃料支持板は、網目の大きさが5mm以上10mm以下とすることができる、という作用を有する。
このことにより、前記燃料支持板は、直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料を好適に燃焼させることができる。
(9) 前記拡散防止壁部は、網目の大きさが5mm以上7mm以下である請求項7または請求項8に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(9)の発明によれば、前記拡散防止壁部は、網目の大きさが5mm以上7mm以下とすることができる、という作用を有する。
このことにより、前記拡散防止壁部は、直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料を好適に燃焼させることができる。
(10) 前記燃料支持板は、前記第2の容器と着脱自在である(6)から(9)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(10)の発明によれば、前記燃料支持板は、前記第2の容器と着脱自在とすることができる、という作用を有する。
このことにより、前記燃料支持板は、使用するペレット燃料の形状や大きさに応じて適当な網の目のものを選択した使用したり、たまった灰を分解清掃により除去したり、使用により劣化した燃料支持板を新しいものと交換したりすることができる。
(11) 前記燃料支持板本体の上面付近において、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転することによって前記燃料支持板本体の上面付近に融着した前記ペレット燃料または前記ペレット燃料の灰を撹拌する撹拌部材をさらに備える(6)から(10)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(11)の発明によれば、前記燃料支持板本体の上面付近において、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転することによって前記燃料支持板本体の上面付近に融着した前記ペレット燃料または前記ペレット燃料の灰を撹拌する撹拌部材をさらに備えることができる、という作用を有する。
このことにより、前記燃焼支持板本体の上面付近に融着したペレット燃料または前記ペレット燃料の灰を撹拌により除去することができる。なお、燃え尽きて灰となったペレット燃料の灰は燃料支持板の網の目の隙間から落下し、未燃焼のペレット燃料は燃料支持板本体の上面に留まって、さらに燃焼を続けることになる。
(12) 前記撹拌部材は、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転する第1の回転軸部と、前記第1の回転軸部の一端に配設され、前記第1の回転軸部の一端を中心として回転軸と略直角方向に略十字形に延出する棒状部材と、を備える(11)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(12)の発明によれば、前記撹拌部材は、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転する第1の回転軸部と、前記第1の回転軸部の一端に配設され、前記第1の回転軸部の一端を中心として回転軸と略直角方向に略十字形に延出する棒状部材と、を備えることができる、という作用を有する。
このことにより、前記撹拌部材は、前記略十字形の棒状部材が前記燃料支持板本体の上面付近に融着したペレット燃料またはペレット燃料の灰を好適に撹拌することができる。
(13) 前記撹拌部材は、前記収容容器部の中で前記第1の回転軸部の他端において第2の回転軸部の一端と略直角にリンクして、前記第2の回転軸部の他端が前記収容容器部を形成する筒体および前記第2の容器を貫通する(12)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(13)の発明によれば、前記撹拌部材は、前記収容容器部の中で前記第1の回転軸部の他端において第2の回転軸部の一端と略直角にリンクして、前記第2の回転軸部の他端が前記収容容器部を形成する筒体および前記第2の容器を貫通することができる、という作用を有する。
このことにより、前記撹拌部材は、前記収容容器部内にユーザが手を入れることなく、前記第2の容器の外側から回転させることができる。なお、前記第1の回転軸部と前記第2の回転軸部をリンクする方法は、回転運動を伝達することができるものであれば様々な方法が適用可能である。具体的には、例えば、傘型のギアを用いた方法が考えられる。
(14) 前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に前記第2の回転軸部を回転させるハンドルを備える(13)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(14)の発明によれば、前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に前記第2の回転軸部を回転させるハンドルを備えることができる、という作用を有する。
このことにより、前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部に備えたハンドルをユーザが回すことによって、容易に撹拌作業を行うことができる。
(15) 前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に所定の時間間隔で前記第2の回転軸部を回転させるモーターを備える(13)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(15)の発明によれば、前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に所定の時間間隔で前記第2の回転軸部を回転させるモーターを備えることができる、という作用を有する。
このことにより、前記撹拌部材は、ユーザ自らがハンドルなどを回すことなく、所定の時間間隔で回転するモーターによって回転させることができる。従って、無人環境において長時間好適な燃焼を保つことができる可能性がある。
(16) 前記空気導入部が、下端部側面に空気導入口を備えた筒体からなり、前記ペレットストーブ用ペレットバーナーの全体を支持する脚部を兼ねる(1)から(15)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(16)の発明によれば、前記ペレットバーナー全体が当該脚部により支持され、前記ペレットバーナーをより安定して設置することができる。また、当該脚部の下端部側面の空気取入口から入って当該脚部の内部を流れる空気による断熱効果により、当該脚部の温度上昇を抑制することができる。
(17) 前記空気導入口の大きさあるいは数が調整可能である(16)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(17)の発明によれば、当該空気取り入れ口の大きさあるいは数を調整することにより、当該ペレットストーブが備える排気部の出力を変化させることなく、燃焼部に供給する空気の量を調整することが可能となる。
その結果、空気取り入れ口の大きさあるいは数を調整することにより、火力の調節を行うことが可能となる。
(18) 前記脚部の下端部側面の空気導入口から外気を導入するファンを備え、さらに、前記収容容器部は、前記空気導入口から導入した外気を内部に導入する開口部を有する(16)または(17)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(18)の発明によれば、前記脚部の下端部側面の空気導入口から外気を導入するファンを備え、さらに、前記収容容器部は、前記空気導入口から導入した外気を内部に導入する開口部を有することができる、という作用を有する。
このことにより、前記脚部の下端部側面の空気導入口から強制的に外気を導入し、前記収容容器部内にも当該外気を導入することができる。
その結果、前記ペレットストーブの排気による負圧によることなく、安定して大量の外気を前記バーナー部に導入し、好適な燃焼を維持できる可能性がある。
(19) 前記収容容器部の筒体の上端に載置する蓋部をさらに有し、前記蓋部が前記筒体の上端に密着するようにロックするロック機構をさらに備える(18)に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(19)の発明によれば、前記収容容器部の筒体の上端に載置する蓋部をさらに有し、前記蓋部が前記筒体の上端に密着するようにロックするロック機構をさらに備えることができる、という作用を有する。
このことにより、前記収容容器部に導入された外気を、前記収容容器部と前記蓋部との間から漏洩することなく、前記バーナー部に効率的に送ることができる。
(20) 前記第1の容器の底部が前記開口に向かって傾斜している(1)から(19)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(20)の発明によれば、前記容器に収容されたペレット燃料は重力によって当該傾斜に沿って当該開口に向かって順次移動し、当該開口の縁部から前記筒体の軸方向に延出するバーナー部へ供給され、当該収容容器部に収容したペレット燃料が滞留することを抑止できる。
(21) 前記第1の容器と前記第2の容器(容器カバー)との間の空間にらせん状の空気の通過経路を形成するように仕切板を備える(1)から(20)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(21)の発明によれば、当該第2の容器(容器カバー)の空気導入部より導入された空気は、当該仕切板の効果によりらせん状に当該第1の容器と前記第2の容器(容器カバー)の間をくまなく巡り、断熱効果を容器全体に発揮させることが可能となる。
(22) 前記第2の容器(容器カバー)の前記収容容器部をカバーする部分が、バーナー部をカバーする部分に向かって傾斜した底部を持つ筒体からなる(1)から(21)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(22)の発明によれば、当該ペレットバーナーのバーナー部を当該ペレットストーブに挿入する際に、当該傾斜した底部を当該ペレットストーブの挿入口に当接させることにより、様々な口径の挿入口に対して隙間なく設置させることができる。
このことにより、当該ペレットストーブが備える排気部により生成される内部の負圧が隙間から抜けることなく、当該ペレットバーナーの空気導入部から燃焼部に確実に空気を導入することができる。
(23) 前記第1の容器は、上端から外周方向に延出するフランジを備え、前記第2の容器(容器カバー)に着脱自在に載置可能である(1)から(22)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
(23)の発明によれば、当該ペレットバーナーの第1の容器は、上端にフランジを備えており、第2の容器(容器カバー)に着脱自在に載置可能であるため、それぞれの構造がシンプルになり、製造工程の簡略化が容易になり、また、分解清掃が容易であるなどメンテナンス性に優れており、さらに、第1の容器と第2の容器が別々に部品交換可能であることにより、補修を効率的に行うことができる。
(24) (1)から(23)のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナーと前記ペレットストーブ本体とから構成する燃焼装置。
(24)の発明によれば、それぞれ(1)から(23)の発明から期待される効果を有する燃焼装置を実現することができる。
本発明によれば、当該ペレットバーナーに既存のペレットストーブを組み合わせ、当該バーナーを当該ペレットストーブに上方から挿入して使用すれば、自動的に当該収容容器部に収容したペレット燃料が順次バーナー下端の燃焼部へ移動して燃焼し、長時間燃焼させることができる。また、当該容器の側面の空気導入部からの空気が当該容器と当該容器カバーの間の空間を流れることによる断熱効果により、当該容器および当該容器カバーの温度上昇を抑制することができる。
このことにより、既存のペレットストーブと組み合わせて使用することによって、電源を必要とせず、より簡易な構造により長時間安定して燃焼状態を良好に保持することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1およびペレットストーブ2を示す図である。ペレットバーナー1は、上部が開口した第1の容器としてのペレットタンク(収容容器部)11、バーナー(バーナー部)13、を含んで構成し、さらにそれぞれを所定の空間を隔てて覆う第2の容器としてのペレットタンクカバー12およびバーナーカバー14を備える。さらにペレットタンク用蓋16を備える。なお、ペレットバーナー1を構成する素材は、鉄、ステンレスなど、耐熱性のあるものを選択して構成してよい。
図1に示すとおり、ペレットバーナー1は、ペレットストーブ2と組み合わせて使用し、ペレットストーブ2の開口部24にバーナー(バーナー部)13を上から挿入してセットする。この際、ペレットタンクカバー(容器カバー)12の側面開口部121から下方に伸びる筒状のスタンド(脚部)15により、ペレットバーナー1全体が支えられ、安定して使用できる。スタンド(脚部)15は、先端に高さ調節用脚152を備えており、ペレットストーブ2の高さに応じてペレットバーナー1の高さを調節することが可能である。ここで、スタンド(脚部)15の数に制限はなく、図1の実施例においては2本であるが、1本でもよいし、あるいは3本以上としてもよい。また、図1の実施例においてはスタンド(脚部)15は先端が外側に開いた形状としているが、これに限られず、ストレート形状でもよく、さらに、ペレットバーナー1を安定して支持することができる形状であれば、様々な形状のものが採用される。
図2は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1の構造を示す断面図である。図2に示すとおり、ペレットタンク(収容容器部)11、バーナー(バーナー部)13は、それぞれペレットタンクカバー12、バーナーカバー14によってそれぞれ所定の空間を隔てて覆われている。ペレットタンク用蓋16を開けて、ペレットタンク(収容容器部)11にペレット燃料112を入れておくと、重力によりペレットタンク(収容容器部)11の底面開口部111を通って順次バーナー(バーナー部)13の下端の燃焼部23に送られる。ここで、ペレットタンク(収容容器部)11の上端は、フランジ115を有しており、これをペレットタンクカバー12の上端に載置することによって、ペレットタンク(収容容器部)11をペレットタンクカバー12と着脱自在とすることができる。
燃焼したペレット燃料112はスノコ状のペレットストーブ2の燃焼台22の隙間から順次落下する。このような構造により、ペレットバーナー1はペレット燃料112を順次供給し、長時間燃焼を可能とすることができる。
また、スタンド(脚部)15の下部に設けられた空気導入口151は、図の実施例においては、第一の空気導入口151aおよび第二の空気導入口151bの2つの空気導入口により構成されているが、この数に制限はなく、1つの空気導入口により構成しても3つ以上の空気導入口から構成してもよい。また、これらの空気導入口151の大きさや数を取り外し自在な蓋やアダプタを用いて変更することにより、これらの空気導入口151から導入される空気の量を調節し、もって燃焼部23の火力を調整することを可能としてもよい。
この空気導入口151から取り入れられた空気は筒状のスタンド(脚部)15の内部を流れ、ペレットタンクカバー12の側面開口部121からペレットタンク(収容容器部)11とペレットタンクカバー12との間の空間に入り、さらに、ペレットタンクカバー12の底面開口部122からバーナー(バーナー部)13とバーナーカバー14との間の空間を流れて燃焼部23へ送られることになる。燃焼後の空気は排気管接続部21を通って排気される。
このような空気の流れによる断熱効果により、ペレットバーナー1は、ペレットタンク(収容容器部)11とペレットタンクカバー12が過熱するのを抑制することができる。
また、燃焼部23において、バーナー(バーナー部)13の下端よりもバーナーカバー14の下端が下にあるため、バーナー(バーナー部)13の下端部で燃焼するペレット燃料112に対してペレットタンクカバー12とペレットタンク(収容容器部)11の間の空間を流れてきた空気を効果的に当該ペレット燃料112に供給し、燃焼状態を長時間良好に保持することができる。
図3は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1およびペレットストーブ2の設置例を示す図である。図3に示すように、排気管接続部21に排気管3を接続し、さらに排気用耐熱ファン31を接続して効果的に排気する。
図4は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1およびペレットストーブ2の設置例を示す図である。図4に示すように、ペレットバーナー1は高さ調節機構として、さらにストーブ設置板165、高さ調節プレート162、留め金161、固定ピン163を備える。ここで、ストーブ設置板165と高さ調節プレート162は溶接により接合されていてもよいし、その他、耐熱性のある接着剤など、本発明の要件を満足する方法で接合されてよい。また、ペレットタンクカバー12と留め金161の関係も同様である。さらに、排気管3をビニールハウスの内部に配管して放熱パイプとして活用し、熱源として利用できる。当該熱源は、当該ビニールハウスの中の作物の凍結防止に資することができる。
また、当該熱源は、その他、暖房、融雪装置などに熱源としても利用することができる。
図5は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1の高さ調節機能について説明する図である。図5に示すように、ペレットバーナー1はストーブ2の高さに応じて、また、ストーブ2の燃焼台22の高さに応じて、設置する高さを調節することができる。まず、スタンド(脚部)15の下端部に取り付けた高さ調節用脚152に切られたねじをスタンド(脚部)15に備えられたナット153に対してまわすことによって、高さ調節用脚152の長さを調節することができる。さらに、高さ調節プレート162に複数開けられた穴を選択して留め金161の穴に合わせて、固定ピン163を穴に挿貫し、さらに脱落防止ピン164を固定ピンの先端部に設けられた穴に挿貫することによって脱落を防止することができる。
このことにより、図に示した例では、ペレットバーナー1は、2本のスタンド(脚部)15および高さ調節機構によって3点で支持され、高さを調整した上で安定的に使用できる。
図6は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1の内部構造を示す図である。図6に示すように、ペレットバーナー1は、ペレットタンク(収容容器部)11とペレットタンクカバー(容器カバー)12の間の空間に、ペレットタンクカバー(容器カバー)12の側面開口部121から導入した空気の通過経路を形成するようにらせん状の空気通過経路形成用仕切板123を備える。
このような構造により、スタンド(脚部)15の空気導入口151から導入した空気は、ペレットタンクカバー(容器カバー)12の側面開口部121を通過して空気通過経路形成用仕切板123の効果によりらせん状にペレットタンク(収容容器部)11とペレットタンクカバー(容器カバー)12の間の空間をくまなく巡り、バーナー(バーナー部)13に至る。このことにより、ペレットタンク(収容容器部)11とペレットタンクカバー(容器カバー)12との間の断熱効果を容器全体にくまなく発揮させ、効果的にペレットタンクカバー(容器カバー)12の温度上昇を抑制することが可能となる。
図7は、本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナー1の構造を示す断面図である。図7に示すように、ペレットタンク(収容容器部)11の底部がペレットタンク(収容容器部)11の底面開口部111に向かって傾斜しているとともに、ペレットタンクカバー(容器カバー)12の当該部分も同様に傾斜している。
このことにより、ペレットタンク(収容容器部)11の内部に収容したペレット燃料112は、重力により、当該底部の傾斜面に沿って効率よくバーナー(バーナー部)13に送られる。また、ペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2の開口部24の大きさが変化した場合にも、当該傾斜したペレットタンクカバー(容器カバー)12の底部をペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2の開口部24に当接させることにより、様々な口径の開口部24に対して隙間なく設置することができる。
その結果、ペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2が備える排気管接続部に向かって排気することにより生成されるペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2内部の負圧が隙間から抜けることなくペレットバーナー1の空気導入部から燃焼部23に確実に空気を導入することができる。
図8は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナー1の使用例を示す図である。図8に示すように、ビニールハウスの内部にペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2にペレットバーナー1をセットして、排気管をビニールハウスの熱源として使用するために当該ビニールハウスの内部を配管し、当該ビニールハウスの外部に至るまでの間に排気用耐熱ファン31を設置する。
このような構成により、排気管3を通過する加熱された排気ガスはビニールハウス内部の空気を温める熱源として機能し、このような設備は、本発明による効果により長期間連続して運転することができるので、定常的に内部を暖める用途に好適である。
図9ないし図11は、本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナー1の使用例を示す図である。図9に示すように、周囲に雪が積もったビニールハウスの内部に図10に示すように、ペレットストーブ(ペレットストーブ本体)2にペレットバーナー1をセットして、排気管をビニールハウスの熱源として使用するために当該ビニールハウスの内部を配管するとともに、当該ビニールハウスの周囲に積もった雪を融雪するために外部に至るまでの間に排気用耐熱ファン31を設置する。
このような構成により、排気管3を通過する加熱された排気ガスはビニールハウス内部の空気を温める熱源として機能し、さらに、ビニールハウスの外部に排気される加熱された排気ガスは当該ビニールハウスの周囲に積もった雪を風圧で吹き飛ばすとともに融雪するために機能する。このような設備は、本発明による効果により長期間連続して運転することができるので、定常的にビニールハウスの内部を暖めるとともに当該ビニールハウスの周囲の雪を融雪し、あるいは新たな降雪に対して積雪を抑止する用途に好適である。
さらに、図11に示すように、排気管の途中に直接加熱した排気ガスを排気する耐熱ファンを設置する代わりにベンチュリー効果による負圧を生成することを目的とした排気ファン32を設置することもできる。このような構成により、図10による構成に比較して、より高い風圧で排気することが可能になるため、当該ビニールハウスの周囲に積もった雪を風圧で吹き飛ばす効果がより期待できる。
図12は、本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットストーブ用ペレットバーナーの別の例を示す図である。
図12に示すとおり、網目構造の燃料支持板18が燃料支持板設置フレーム181により支持されており、燃料支持板本体18aの上面でペレット燃料112が燃焼することになる。なお、燃料支持板18は、具体的には、例えば、図12に示すように、矩形の網で燃料支持板本体18aを構成し、円筒状の網で拡散防止壁部18bを構成し、両者を接合して形成してもよい。また、燃料支持板18は、図12に示すように、燃料支持板設置フレーム181にバーナー(バーナー部)13の直下に位置するように載置して使用してもよい。この際、バーナー(バーナー部)13の下端と燃料支持板本体18aとの距離は、使用するペレット燃料の形状や大きさにより適宜設定し、15mm以上50mm以下程度とするのがよい。
ここで、バーナーカバー14およびバーナー(バーナー部)13の下端と燃料支持板本体18aとの距離や、網目構造の目の細かさなどは、使用するペレット燃料112の形状および大きさなどにより、適宜調整する。好適には、直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料112に対して、第2の容器(バーナーカバー14)の下端からさらに15mm以上50mm以下の距離下方に離間した位置に燃料支持板18を備え、網目構造の目の細かさは、燃料支持板本体18aは、5mm以上10mm以下とし、拡散防止壁部18bは、5mm以上、7mm以下とするのがよい。また、拡散防止壁部18bの高さは20mm程度とする。
さらに、図12に示すように、燃料支持板本体18aの上面付近において、より具体的には、燃料支持板本体18aの上面と、バーナー(バーナー部)13およびバーナーカバー14の下端との間に、融着したペレット燃料112またはペレット燃料112が燃焼してできた灰を撹拌するための撹拌部材17をさらに備える。
ここで、撹拌部材17は、バーナー(バーナー部)13を形成する筒体の軸方向にバーナー(バーナー部)13を形成する筒体の略中心を中心として回転する略十字形の撹拌部(棒状部材)173と、撹拌部(棒状部材)173を回転させる第1の回転軸部171と、第1の回転軸部171とリンクする第2の回転軸部172と、第2の回転軸部を回転させるためのハンドル175と、を少なくとも備える。なお、撹拌部(棒状部材)173は、略十字形だけではなく、本発明の技術的思想に従う限り様々な形状のものが採用できる。具体的には、例えば、第1の回転軸部とT字形を形成するもの、プロペラ形のものなどが採用されてよい。
さらに、第1の回転軸部171と第2の回転軸部172は、傘型ギア174aおよび174bにより略直角にリンクして、互いに連動して回転する。このような構造を備えることにより、ユーザが、ハンドル175を回転させると、第2の回転軸部172が回転し、傘型ギア174aおよび174bにより略直角にリンクした第1の回転軸部171が回転し、最終的に燃料支持板本体18aの上面付近にある撹拌部(棒状部材)173が回転してペレット燃料112などを撹拌することができる。なお、図示しないが、ハンドル175の代わりに、所定の時間間隔で作動するモーターを設置し、ユーザが適宜時間間隔を設定して使用することもできる。
その結果、ペレット燃料112は、燃料支持板本体18aの上面付近に好適に滞留するとともに、定期的に撹拌部(棒状部材)173を回転させることによって、燃料支持板本体18aの目詰まりを抑止し、長時間好適な燃焼を実現することができる。さらに、所定の時間間隔で作動するモーターを使用すれば、長時間無人運転することもできる。
また、さらにペレットタンク(収容容器部)11は、その上端付近に、スタンド(脚部)15からペレットタンクカバーの側面開口部121を経て導入した外気をさらにペレットタンク(収容容器部)11に導入するための開口部124を有する。
さらに、スタンド(脚部)15の空気導入口151に強制的に外気をスタンド(脚部)15に導入する吸気ファン154(図15参照)を備えることにより、ペレットタンク(収容容器部)11にも外気を導入し、さらに好適に燃焼させることができる。
なお、上述のような吸気ファン154を使用する場合には、ペレットタンク用蓋(蓋部)16がペレットタンク(収容容器部)11およびペレットタンクカバー(容器カバー)12から浮いてしまい、ペレットタンク(収容容器部)11に導入した外気が漏れ出さないように、ロック機構191を備えると好適である。
ここで、吸気ファン154やロック機構191の仕様は本発明の原理に従う限り、公知のものが適当に選択されてよい。
図13および図14は、図12に示すペレットストーブ用ペレットバーナーの外観を示す斜視図である。
燃料支持板18は、燃料支持板設置フレーム181に載置することにより設置可能であり、着脱自在である。このような構成をとることにより、ペレット燃料112の形状や大きさにより、燃料支持板18の網目構造の目の細かさを適宜選択したり、定期的に分解清掃したり、使用により劣化した燃料支持板18を新しいものと交換することができる。
図15は、図12で説明した吸気ファン154について説明する図である。図に示すように、スタンド(脚部)15の空気導入口151付近に吸気ファン154を設置することにより、強制的にスタンド(脚部)15に外気を導入することができる。また、空気の導入量を適宜調整するための流量調整用プレート1541を備えるとより好適である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーおよびペレットストーブを示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーの構造を示す断面図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーおよびペレットストーブの設置例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーおよびペレットストーブの設置例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーの高さ調節機能について説明する図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーの内部構造を示す図である。 本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナーの構造を示す断面図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るペレットバーナーの使用例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナーの使用例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナーの使用例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナーの使用例を示す図である。 本発明の好適な実施形態の別の一例に係るペレットバーナーの別の例を示す図である。 図12に示すペレットストーブ用ペレットバーナーの外観を示す斜視図である。 図12に示すペレットストーブ用ペレットバーナーの外観を示す斜視図である。 図12で説明した吸気ファン154について説明する図である。
符号の説明
1 ペレットバーナー
2 ペレットストーブ(ペレットストーブ本体)
3 排気管
11 ペレットタンク(収容容器部)
12 ペレットタンクカバー(容器カバー)
13 バーナー(バーナー部)
14 バーナーカバー
15 スタンド(脚部)
16 ペレットタンク用蓋(蓋部)
17 撹拌部材
18 燃料支持板
21 排気管接続部
22 燃焼台
23 燃焼部
24 開口部
31 排気用耐熱ファン
32 排気ファン
111 ペレットタンク(収容容器部)の底面開口部
112 ペレット燃料
115 フランジ
121 ペレットタンクカバーの側面開口部
122 ペレットタンクカバーの底面開口部
123 空気通過経路形成用仕切板
124 開口部
151、151a、151b 空気導入口
152 高さ調節用脚
153 ナット
154 吸気ファン
161 留め金
162 高さ調節プレート
163 固定ピン
164 脱落防止ピン
165 ストーブ設置板
171 第1の回転軸部
172 第2の回転軸部
173 撹拌部(棒状部材)
174a、174b 傘型ギア
175 ハンドル
191 ロック機構

Claims (24)

  1. 内部にペレット燃料を収容する収容容器部と、当該収容容器部の下側に、排気手段を備えたペレットストーブ本体に挿入され前記収容容器部に収容したペレット燃料を順次前記ペレットストーブ本体の内部に供給するバーナー部と、を備えた第1の容器と、
    当該第1の容器をカバーする第2の容器と、を備えたペレットストーブ用ペレットバーナーであって、
    前記収容容器部は、底部の一部に開口を有する有底の筒体からなり、
    前記バーナー部は、前記開口の縁部から前記筒体の軸方向に延出する筒体からなり、
    前記第2の容器は、内部に、前記第1の容器に対して所定の間隔をあけた状態で前記第1の容器を支持し、かつ前記第1の容器と前記第2の容器との間に空気を供給する空気導入部を有することを特徴とするペレットストーブ用ペレットバーナー。
  2. 前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端が前記第1の容器の先端よりも所定の長さ分下にある請求項1に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  3. 前記第2の容器の前記ペレットストーブ本体の内部に挿入する部分の先端が前記第1の容器の先端よりも30mm〜150mm下にある請求項1または請求項2に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  4. 直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料の用に供し、前記バーナー部において前記第2の容器の下端と前記ペレットストーブ本体の燃焼台の上面との間隔が15mm以上50mm以下である請求項1から請求項3のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  5. 直径3mm以上8mm以下、長さ5mm以上30mm以下の略円柱状のペレット燃料の用に供し、前記第2の容器の下端からさらに15mm以上50mm以下の距離下方に離間した位置に前記ペレット燃料が落下するのを抑止する燃料支持板を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  6. 前記燃料支持板は、燃料支持板本体と、前記燃料支持板本体の上面の縁端部から上方に延出して、支持している前記ペレット燃料が周囲に拡散するのを抑止する拡散防止壁部と、を含む請求項5に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  7. 前記燃料支持板は、網目を形成して成る請求項6に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  8. 前記燃料支持板本体は、網目の大きさが5mm以上10mm以下である請求項7に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  9. 前記拡散防止壁部は、網目の大きさが5mm以上7mm以下である請求項7または請求項8に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  10. 前記燃料支持板は、前記第2の容器と着脱自在である請求項6から請求項9のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  11. 前記燃料支持板本体の上面付近において、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転することによって前記燃料支持板本体の上面付近に融着した前記ペレット燃料または前記ペレット燃料の灰を撹拌する撹拌部材をさらに備える請求項6から請求項10のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  12. 前記撹拌部材は、前記バーナー部を形成する筒体の軸方向に回転する第1の回転軸部と、前記第1の回転軸部の一端に配設され、前記第1の回転軸部の一端を中心として回転軸と略直角方向に略十字形に延出する棒状部材と、を備える請求項11に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  13. 前記撹拌部材は、前記収容容器部の中で前記第1の回転軸部の他端において第2の回転軸部の一端と略直角にリンクして、前記第2の回転軸部の他端が前記収容容器部を形成する筒体および前記第2の容器を貫通する請求項12に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  14. 前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に前記第2の回転軸部を回転させるハンドルを備える請求項13に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  15. 前記撹拌部材は、前記第2の回転軸部の前記他端に所定の時間間隔で前記第2の回転軸部を回転させるモーターを備える請求項13に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  16. 前記空気導入部が、下端部側面に空気導入口を備えた筒体からなり、前記ペレットストーブ用ペレットバーナーの全体を支持する脚部を兼ねる請求項1から請求項15のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  17. 前記空気導入口の大きさあるいは数が調整可能である請求項16に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  18. 前記脚部の下端部側面の空気導入口から外気を導入する吸気ファンを備え、さらに、前記収容容器部は、前記空気導入口から導入した外気を内部に導入する開口部を有する請求項16または請求項17に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  19. 前記収容容器部の筒体の上端に載置する蓋部をさらに有し、前記蓋部が前記筒体の上端に密着するようにロックするロック機構をさらに備える請求項18に記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  20. 前記第1の容器の底部が前記開口に向かって傾斜している請求項1から請求項19のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  21. 前記第1の容器と前記第2の容器との間の空間にらせん状の空気の通過経路を形成するように仕切板を備える請求項1から請求項20のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  22. 前記第2の容器の前記収容容器部をカバーする部分が、バーナー部をカバーする部分に向かって傾斜した底部を持つ筒体からなる請求項1から請求項21のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  23. 前記第1の容器は、上端から外周方向に延出するフランジを備え、前記第2の容器に着脱自在に載置可能である請求項1から請求項22のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナー。
  24. 請求項1から請求項23のいずれかに記載のペレットストーブ用ペレットバーナーと前記ペレットストーブ本体とから構成する燃焼装置。
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