JP2007290334A - 備長炭を用いた篆刻雅印 - Google Patents

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Abstract

【課題】篆刻用の印材に現在使用されている石材は、硬度が低く(約3〜10度)、かつ、バラツキが大きいため、篆刻印面が落下した場合や陶器製の印泥(朱肉)容器の縁などに当った時の衝撃で簡単に欠けることがある。
【解決手段】篆刻用の印材に硬質のウバメガシおよびアラカシを原木とする備長炭を使用した。備長炭は硬度が20度と硬く、バラツキがない。篆刻方法として放射線上の木目を利用し、印面に対し印刀の角度を50〜60°と一定に保ち、放射線状の木目に対して直角の方向に印刀を入れ、突き刀と引き刀を用い繰り返して彫ることで解決した。その結果、上記の衝撃に対して欠けたりすることが全くない耐久性に優れた篆刻雅印を作製することができた。
【選択図】図11

Description

本発明は、篆刻印材に備長炭を用いた篆刻雅印に関する。
篆刻は、古来より中国で生まれた芸術であるが、江戸時代以降、日本の芸術としてすっかり定着している。そして、昔から代表的な印材には石材がある。多くの篆刻家達はこれらの印材を駆使し、篆刻芸術を表現して人々の生活に定着している。
以上述べた従来の石材の篆刻印材には種々欠点がある。石材の篆刻印材はすべて中国産で、一般的に使用されているものは巴林石、青田石、寿山石などである。石材は天然物であるので、同じ名称の石材でも材質、硬度がまちまちである。かつ、硬度は約3〜10度と低く、バラツキも大きい。材質・硬度の違いにより値段もピンからキリまである(数百円〜数十万円)。硬度の低いものは、軽い衝撃(誤って落とした時や陶器製の印泥(朱肉)容器の縁等に当たった時など)で簡単に篆刻印面が欠けることがある。材質が同じの場合でも、硬度は1本1本違いがあり1本の印面でも硬度が異なる場合があり、実際に入刀してみなければ熟練な人でも判別し難い欠点がある。それぞれの硬度に対応して篆刻することは、篆刻家にとって経験するほどに悩みのタネである。また、印刀の切れ味によって石材との相性が変わるため、印刀の研ぎ具合の判断は篆刻家の経験に頼っている。石材の形状は正方形、長方形が標準となっているため、その枠の中に字形デザインを収めるようにしなければならない。従って、字形デザインの自由度が制約されるので、変化が出し難い。円錐形の石材もあるが、押印のとき滑りやすく失敗する確立が高く実用上好ましくない。また、石材は印刀で彫るときに石の粉が飛散する。この粉を長期間吸い込むと健康に害を来たすので常に注意が必要である。
本発明は、このような従来の石材が有していた硬度が低くバラツキが大きいことによる欠け易さと形状が正方形、長方形の標準形だけに限られている欠点及び印刀で彫るときに飛散する石の粉を吸い込むことによる健康問題を解決しようとするものである。これに対し備長炭は硬度が20度と鋼鉄並みで硬く、かつ、バラツキがないことと、自然に生えている天然木に由来し、その形状は多様である。この備長炭を印材に使用することにより、落下や陶器製印泥(朱肉)容器の縁などに当てた衝撃などでも篆刻印面が欠けたりすることが全くなく、かつ、多様な形状を利用した工芸美術色豊かな篆刻雅印を提供することができる。また、備長炭は炭であるので、印刀で彫るとき炭の粉が飛散するが健康上の問題は全くない。備長炭は一般の炭と同様に手で握った場合、備長炭の表面についている炭の粉で手に汚れがつき易いが、水又は界面活性剤(カチオン、アニオン、ノニオン系界面活性剤)入りの水で備長炭の表面を洗浄することにより、手に汚れがつくことがない。以上のとおり、石材の欠点を解決した備長炭を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために篆刻印材に備長炭を使用した。備長炭は白炭で、現在白炭に代表される備長炭にはウバメガシを原木とするものとアラカシを原木とするものの2種類がある(今後、備長炭とは上記2種類をさす)。どちらも性質は変わらないが木の生え方がウバメガシは曲がりくねったものに対し、アラカシはまっすぐで、どちらも自然に生えている天然木の特徴を表している。ウバメガシを原木とする代表的な規格は馬目細丸(丸型、直径1.5〜2cm、長さ20cm以上)、馬目小丸(丸型、直径2〜3cm、長さ20cm以上)、馬目上小丸(丸型、直径3〜4cm、長さ20cm以上)、馬目半丸(丸型、直径3〜6cm、長さ20cm以上)がある。アラカシを原木とする代表的な規格は樫細丸(丸型、直径1〜1.5cm、長さ20cm以上)、備長小丸(丸型、直径2〜3cm、長さ20cm以上)がある。備長炭は和歌山県田辺市周辺で主として製炭されており、元禄年間、同地に住む備中屋長左衛門により完成されたという。備長炭という名は、備中屋長左衛門が作ったのでその名がついたと云われている。備長炭は硬い、その硬度は三浦式木炭硬度計によると20度で鋼鉄と同程度かそれ以上硬く、鋸では切れない炭で世界ではこの種の炭は見当たらず日本独自の炭である。以上のように備長炭は硬度が20度と硬く、かつ、硬度のバラツキがなく均一である。この硬度20度と硬い性格が、落下や陶器製印泥(朱肉)容器の縁などに当てたときの衝撃に耐え、篆刻印面の欠けを防止できる。また、備長炭は自然に生えた天然木のため。形状は多様で個性豊かな篆刻雅印が提供できる。これらの備長炭を篆刻雅印の寸法に応じて、適宜選択して使用する。
上述のとおり備長炭は硬度が20度と鋼鉄並みに硬く、かつ、バラツキがなく均一である。この備長炭を印材に使用することにより、篆刻印面が落下等の衝撃や陶器製印泥(朱肉)容器の縁に当る等の衝撃にも強く、通常の使用では欠けたりすることが全くない篆刻雅印を提供することが出来る。コストも数百円と石材と比較しても安価であることも長所の一つである。
次に備長炭印材に対する篆刻方法について述べる。篆刻方法の基本的な要点を次に示す。1、備長炭断面の印面を平坦にして、印面の周囲をダイヤモンドヤスリで角取り(半径0.5mm位面取り)をする。2、印面全体を朱墨で均一に塗り、その後彫る字などを墨で逆字で書き入れる。3、篆刻するときは、印面にある放射線状の木目に対して常に直角的に印刀を入れる。4、篆刻の方法は、篆刻する場所により、突き刀と引き刀を適宜使い分けて篆刻を行う。この場合、印刀は左右に決して揺らしてはならない。その理由は、軌跡を正確に残すためである。5、初めは浅く、徐々に彫りを繰りかえし彫りを深めて行く。6、篆刻が完了したあと、印材側面に透明塗料(ワニス等)を塗り仕上げを行う。
備長炭に篆刻する場合、従来の石材に彫る技法では全く不可能である。備長炭独自の高度な篆刻技術が必要である。篆刻の際、石材の場合は硬度が低いため印刀は印面に食い込み滑り難い、従って印刀の角度は最大45°より小さいところでも差し支えないので、初心者でも自由に彫ることが出来る。これに対し備長炭は硬度が20度と鋼鉄並みに硬いため、印面に当てた印刀が滑ってしまう。この対策として、石材の場合より印刀を立てた状態の50〜60°の角度が最適であることが判った。但し、50〜60°以外の角度でも篆刻は可能であるが、失敗することが多くなったり、作業が効率的でなくなる。ここに備長炭印面の基本的な彫り方として印刀の入れ方について、図1から図3を用いて説明する。図1は印刀の標準寸法(単位はmm)と形状を示す。刃先先端の手前角部をa、向う側の角部をbとする。図2は突き刀での彫り方で、まず印刀1を右手2に持ち備長炭印面3に対し角度50〜60°で印刀の刃先手前角部aを使い前面方向に小刻みに突きさすように彫る。図3は引き刀の彫り方で、印刀1を右手2に持ち備長炭印面3に対し角度50〜60°で印刀の刃先向う側の角部bを使って手前方向に小刻みに引き込むように彫る。印刀は左右に決して揺らしてはならない。備長炭の場合、石材にはない放射線状の木目がある。この木目に対する彫り方が技術のポイントになる。この基本的な彫り方について例を挙げ0009項で説明する。
例として備長炭印面に実際にカタカナのワの字を篆刻する基本的な彫り方の手順について、図4から図8を用いて説明する。図4において、まず印面3の表面全体をダイヤモンドヤスリやサウンドペーパーで平坦にする。平坦にした印面3の周囲をダイヤモンドヤスリで角取り(半径0.5mm位面取り)4を行う。次に印面3に朱墨を均一に塗る。次に刻字ワの逆字5を墨で書く。次に印面3の中心点6を通る縦中心線7と横中心線8を鉛筆で引く。次に刻字ワの逆字1画目の外側縦線9を彫る。矢印イは印刀を入れる方向と角度を示し、それは印面の放射線状の木目10に対して直角に入刀する。刻字ワの逆字1画目の縦線外側9を下から上に矢印イに従い突き刀で前面方向(縦線外側9から内側に彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。次に縦線内側11を上から下へ矢印ロに従い引き刀で手前方向(縦線内側11から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに引き込むように彫り進める。次に縦線底部12を右から左へ矢印ハに従い突き刀で前面方向(縦線底部12から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。図5において、刻字ワの逆字2画目横線上部13(縦中心線7の右側)を中心から右側に矢印ニに従い引き刀で手前方向(横線上部13から内側に彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに引き込むように彫り進める。次に横線上部14(縦中心線7の左側)を中心より左側に矢印ホに従い引き刃で手前方向(横線上部14から内側に彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに引き込むように彫り進める。次に横線下部15(縦中心線7の右側)を右から中心に突き刀で矢印へに従い前面方向(横線下部15から内側に彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。次に横線下部16(縦中心線7の左側)を左から中心に矢印トに従い突き刃で前面方向(横線下部16から内側に彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。図6において、刻字ワの逆字2画目曲線外側17(横中心線8の上側)を中心から上へ矢印チに従い突き刀で前面方向(曲線外側17から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。次に曲線外側18(横中心線8の下側)を中心から下へ矢印リに従い突き刀で前面方向(曲線外側18から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに突きさすように彫り進める。次に曲線内側19(横中心線8の上側)を上から中心へ矢印ヌに従い引き刀で手前方向(曲線内側19から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻み引き込むように彫り進める。次に曲線内側20(横中心線8の下側)を下から中心へ矢印ルに従い引き刀で手前方向(曲線内側20から内側へ彫る。軌跡を小斜線で示す)に小刻みに引き込むように彫り進める。以上で刻字ワの輪郭彫りが終了する。図7において、逆字ワの字の輪郭の中の部分21を彫る。図4から図6に説明した手順に従い、突き刀と引き刀を適宜使い、初めは浅く、除々に彫りを繰りかえして彫りを深めて行きV型に刻字を完成させる。上記図4から図7において、印刀は左右に決して揺らしてはならない。図8において、V型に篆刻した側面から見た状態を22に示す。
備長炭は自然に生えた天然木を材料としている。形状は多様でどれ一つとっても同じものがなく個性豊かである。この備長炭断面の印面に彫る文字や絵などのデザインも型にはまらないユニークなものとなる。21世紀の今日にふさわしい個性豊かな形状と篆刻印面の文字や絵のデザインとが相乗効果となって美的表現が無限に広がることが期待できる。
篆刻石材の欠点である硬度が低く、かつ、バラツキが大きいことに起因する欠け易さの改良のため、備長炭の長所である硬度が20度と鋼鉄並みに硬く、かつ、バラツキがなく均一なことに着目した。備長炭の場合、硬度が20度と硬いことと、石材にはない放射線状の木目があるため、これに対応した篆刻技術が課題であった。その基本技術については、(0007)項、(0008)項、(0009)項に説明したとおりである。その結果、落下等の衝撃や陶器製の印泥(朱肉)容器の縁に当たる等の衝撃にも強く、通常の使用では欠けたりすることは全くない篆刻雅印を提供することが出来る。
備長炭は自然に生えた天然木を材料としているため、形状は多様でどれ一つとっても同じものがなく個性豊かである。この備長炭断面の印面に彫る文字や絵などのデザインも型にはまらないユニークなものとなる。21世紀の今日にふさわしい個性豊かな形状と篆刻印面の文字や絵のデザインとが相乗効果となって、美的表現が無限に広がることが期待できる。
一方、篆刻石材を彫るときに石の粉が飛散する。この粉を長期間吸い込むことによる健康問題があったが、備長炭は炭であるため、印刀で彫るときに炭の粉が飛散するが健康上の心配は全くない。また、備長炭は一般の炭と同様に手で握った場合、備長炭の表面についている炭の粉で手に汚れがつき易いが、水または界面活性剤(カチオン、アニオン、ノニオン系界面活性剤)入りの水で備長炭の表面を洗うことにより、手に汚れがつかない篆刻雅印を提供できる。
最後に、篆刻が完成した備長炭表面を透明な特殊塗料(ワニス等)で塗布することにより、光沢が出て商品価値が向上することで、石材の篆刻雅印とは全く趣きを異にした工芸美術品的価値を付加した篆刻雅印が提供できる。
備長炭印面の印泥(朱肉)の付着の状態を加減することにより、石材印面では得られない多様な変化が得られ印床の硬軟によっていろんな美的表現ができる。例えば、ランチョンマット(食卓テーブルに敷く紙)に二度目押しの方法(まず印面に朱肉を付けて予備の紙に押し、その後うすく本押しをすること)により備長炭の木目を見せることができる。
備長炭篆刻雅印は書・画等の落款印の機能に止まらず、装飾品としての価値を生み出すことが出来る。雅印の方向性(正面を示す目印)を示す機能を付加した飾り冠をつけたペンダントや専門金具を取り付けたブローチ、タイピン等にしたり、また、誕生石の宝石や星座の守護石を埋め込みお守りやアクセサリーを一体化したその人専用の装飾品としての価値を持たせることが出来る。
以下本発明の実施の形態を前に述べた図も含め、図11までに基づいて説明する。
図9において、23は備長炭の素材である。素材23を篆刻する文字や絵に応じた断面を想定し、ダイヤモンドカッターでA−A面及びB−B面でカットすると3つの印材が出来る。真ん中の印材24を使用してカタカナ文字ワの字を篆刻する。図10が篆刻印材24である。A−A面が印材の上端部、B−B面が下端部である。この下端部B−B面を印面とする。まず印材24の表面を水(水道水)できれいに洗う。次に印材24の表面全体をダイヤモンドヤスリやサウンドペーパーで磨く。次に上端部(A−A面)及び下端部(B−B面)の印面3をダイヤモンドヤスリで平坦にする。図11において、平坦にした印面3の周囲4をダイヤモンドヤスリで角取り(半径0.5mm位の面取り)をする。次に印面3に朱墨を均一に塗り、そのあと刻字ワの逆字5を墨で書き入れる。次に篆刻の手順については、(0007)項、(0008)項、(0009)項において図4から図7に説明した手順に従い彫り進めてV型に仕上げて、逆字ワの字の刻字が完成する。図11で備長炭篆刻雅印の完成である。
印刀を側面から見た外観図(数字は標準寸法、単位はmm) 備長炭印面を突き刀で彫る側面から見た外観図 備長炭印面を引き刀で彫る側面から見た外観図 備長炭印面に逆字ワの字の輪郭彫りを示す外観図(1画目の縦線部) 備長炭印面に逆字ワの字の輪郭彫りを示す外観図(2画目の横線部) 備長炭印面に逆字ワの字の輪郭彫りを示す外観図(2画目の曲線部) 備長炭印面に逆字ワの字の輪郭の内側の彫り方を示す外観図 備長炭印面にV型に篆刻した状態を側面から見た外観図 本発明の備長炭の素材を側面から見た外観図 備長炭素材をA−A面及びB−B面でカットした篆刻印材を側面から見た外観図 備長炭印面に逆字のワの字を彫った篆刻印面の外観図(篆刻雅印の完成)
符号の説明
1 印刀
2 人間の右手
3 備長炭の印面
4 備長炭印面周囲角取り部
5 備長炭印面に書いた刻字ワの逆字
6 備長炭印面中心点
7 備長炭印面中心点6を通る縦中心線
8 備長炭印面中心点6を通る横中心線
9 刻字ワの逆字1画目の縦線外側
10 備長炭の放射線状の木目
11 刻字ワの逆字1画目の縦線内側
12 刻字ワの逆字1画目の縦線底部
13 刻字ワの逆字2画目の横線上部(縦中心線7の右側)
14 刻字ワの逆字2画目の横線上部(縦中心線7の左側)
15 刻字ワの逆字2画目の横線下部(縦中心線7の右側)
16 刻字ワの逆字2画目の横線下部(縦中心線7の左側)
17 刻字ワの逆字2画目の曲線外側(横中心線8の上側)
18 刻字ワの逆字2画目の曲線外側(縦中心線8の下側)
19 刻字ワの逆字2画目の曲線内側(横中心線8の上側)
20 刻字ワの逆字2画目の曲線内側(横中心線8の下側)
21 刻字ワの逆字の輪郭の中の部分
22 刻字ワの逆字をV型に篆刻した状態を示す断面図
23 備長炭の素材
24 備長炭の素材をA−A面及びB−B面でカットした篆刻印材

Claims (1)

  1. 篆刻用印材にウバメガシおよびアラカシを原木とする硬質の備長炭を用い、この備長炭断面の印面に対し印刀は放射線上の木目に対して直角の方向に入れ、突き刀と引き刀を用い、突き刀は前面方向に小刻みに突きさすように、引き刀は手前方向に小刻みに引き込むように繰り返して彫ることを特徴とする篆刻雅印の作製方法。
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