JP2007288976A - バスバーを挿入するためのスリット状収容部をハウジングに備えた電気接続部品 - Google Patents

バスバーを挿入するためのスリット状収容部をハウジングに備えた電気接続部品 Download PDF

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Abstract

【課題】ハウジングの外周壁部がスリット状収容部の開口側を狭めるようにバスバーの厚さ方向に内反りすることを効果的に防止できる構造を備え、しかも当該構造の成形にスライド金型を用いる必要のない電気接続部品を提供すること。
【解決手段】電気接続部品10は、ハウジング30の外周壁部31の外面37から突出し且つスリット状収容部35の開口36の長手方向に沿って延長するように外周壁部31の一端部33に一体成形された第1内反り防止突条部38を一つ備えている。この第1内反り防止突条部38は、外周壁部31の一端部33の端面34と面一となる面を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばヒュージブルリンクに電気接続するヒュージブルリンク・ブロック等といった電気接続部品に係り、より詳細には、ヒュージブルリンク等といった電気部品の端子と電気接続するバスバーを挿入するためのスリット状収容部(即ち、細長穴状収容部)を合成樹脂製のハウジングに備えた電気接続部品に関する。
この種の電気接続部品には、バスバーと、該バスバーがその厚さ方向と直交する方向に挿入され且つ収容されるスリット状収容部を有するハウジングと、を備え、スリット状収容部がハウジングの外周壁部の内面によって少なくとも部分的に形成され、スリット状収容部が外周壁部の端部の端面で開口し、そして当該スリット状収容部の開口がバスバーをスリット状収容部に挿入するための入口となる電気接続部品がある(例えば、特許文献1参照)。
このような電気接続部品のハウジングは、合成樹脂を射出成形等することにより形成される。このハウジングの樹脂成形においては、上述の外周壁部がスリット状収容部を狭めるようにバスバーの厚さ方向に湾曲状に内反りすることを防止するのに十分配慮する必要がある。なぜならば、スリット状収容部は狭い空間であるため、外周壁部の僅かな内反りであっても、バスバー挿入の妨げとなるからである。
そこで、外周壁部の外面に外周壁部の内反りを防止するための構造を設けると良いのだが、そうすることでハウジング成形用の金型の構造が複雑化し、金型製作にかかるコストの上昇を招いてしまう。
具体的に、上述のハウジング成形用の金型には、ハウジングの外周壁部の端部側に配置されて樹脂硬化後にスリット状収容部の開口へのバスバーの挿入方向と反対方向に該開口から抜かれる部分を有する上金型と、電気部品とバスバーとを電気接続するための他の開口が設けられたハウジングの外周壁部の他の端部側に配置されて樹脂硬化後に当該他の開口からスリット状収容部へのバスバーの挿入方向に抜かれる部分を有する下金型と、外周壁部の外面に外周壁部の内反りを防止するための構造を成形するために上金型と下金型との間にスライド自在に配置されるスライド金型と、が含まれる。スライド金型を設けることは、金型製作にかかるコストの上昇を招いてしまうため、できるだけ避けるべきである。
特開2001−8332号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングの外周壁部がスリット状収容部の開口側を狭めるようにバスバーの厚さ方向に内反りすることを効果的に防止できる構造を備え、しかも当該構造の成形にスライド金型を用いる必要のない電気接続部品を提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係る電気接続部品は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) バスバーと、
前記バスバーがその厚さ方向と直交する方向に挿入され且つ収容されるスリット状収容部を有する合成樹脂製のハウジングと、
を備え、
前記スリット状収容部が前記ハウジングの外周壁部の内面によって少なくとも部分的に形成され、
前記スリット状収容部が前記外周壁部の端部の端面で開口し、そして
当該スリット状収容部の開口が前記バスバーを前記スリット状収容部に挿入するための入口となる、
電気接続部品であって、
前記外周壁部の外面から突出し且つ前記スリット状収容部の開口の長手方向に沿って延長するように前記外周壁部の端部に一体成形された第1内反り防止突条部を一つ更に備えたこと。
(2) 上記(1)の構成の電気接続部品において、
前記第1内反り防止突条部が前記外周壁部の端部の端面と面一となる面を有すること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の電気接続部品において、
前記第1内反り防止突条部が形成された前記外周壁部の外面に一体成形された少なくとも一つの第2内反り防止突条部を更に備え、
前記少なくとも一つの第2内反り防止突条部が、前記バスバーを前記スリット状収容部に挿入する方向と平行な方向に延長し、且つ前記第1内反り防止突条部に接続すること。
上記(1)の構成の電気接続部品によれば、外周壁部の外面から突出し且つスリット状収容部の開口の長手方向に沿って延長するように外周壁部の端部に一体成形された第1内反り防止突条部を一つ更に備えているので、外周壁部がスリット状収容部の開口およびその付近を狭めるようにバスバーの厚さ方向に湾曲状に内反りすることを防止することができ、よってスリット状収容部へのバスバーのスムーズな挿入を実現できる。その上、上記(1)の構成の電気接続部品は、第1内反り防止突条部がハウジングの外周壁部の端部の外面上に形成された形態を採るので、ハウジングを成形する金型として、外周壁部の外面に第1内反り防止突条部を成形するためのスライド金型を含んだものを用いる必要がない。従って、上記(1)の構成の電気接続部品によれば、ハウジングの外周壁部の端部側に配置されて樹脂硬化後にスリット状収容部の開口へのバスバーの挿入方向と反対方向に該開口から抜かれる部分を有する第1金型と、この第1金型と対向して配置されて(即ち、前述の外周壁部の端部とは反対側に位置する他の端部側に配置されて)樹脂硬化後にスリット状収容部へのバスバーの挿入方向にハウジングから抜かれる部分を有する第2金型と、からなる金型で、該ハウジングを成形することができる。
上記(2)の構成の電気接続部品では、第1内反り防止突条部が外周壁部の端部の端面と面一となる面を有する、換言すれば、第1内反り防止突条部が外周壁部の端部の端面を部分的に形成している。従って、上記(2)の構成の電気接続部品によれば、外周壁部がスリット状収容部の開口およびその付近を狭めるようにバスバーの厚さ方向に湾曲状に内反りすることを効果的に防止することができ、更に、上述の第1金型の構造をよりシンプルにすることができる。
上記(3)の構成の電気接続部品によれば、バスバーをスリット状収容部に挿入する方向と平行な方向に延長する少なくとも一つの第2内反り防止突条部が、第1内反り防止突条部に接続するようにハウジングの外周壁部の外面に一体成形されているので、第1内反り防止突条部の延長方向と交差する方向の外周壁部の湾曲状の内反りを効果的に防止することができる。その上、上記(3)の構成の電気接続部品では、第2内反り防止突条部がバスバーをスリット状収容部に挿入する方向と平行な方向に延長するので、第2内反り防止突条部が第1内反り防止突条部から一方向にのみ延長する場合は上述の第2金型に第2内反り防止突条部を成形する溝を設け、第2内反り防止突条部がスリット状収容部へのバスバーの挿入方向と反対方向にも延長する場合は上述の第1金型に第2内反り防止突条部を成形する溝を設ければよいため、ハウジングを成形する金型として、スライド金型を用いずに、外周壁部の補強を行なえる。
本発明によれば、ハウジングの外周壁部がスリット状収容部の開口側を狭めるようにバスバーの厚さ方向に内反りすることを効果的に防止できる構造を備え、しかも当該構造の成形にスライド金型を用いる必要のない電気接続部品を提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図1〜図4(b)を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る電気接続部品の一実施形態とそれに電気接続される電気部品との斜視図、図2は図1の電気接続部品の一端部に形成された開口およびその周辺を主に説明するための斜視図、図3は図1および図2に示される電気接続部品のハウジングを成形する金型の一例におけるハウジングの一端部を成形するための要部を主に示す断面図、図4(a)は図1の鎖線で描かれた楕円IV(a)内のハウジングの端面の部分を拡大して示す平面図、そして図4(b)は第1内反り防止突条部を設けなかった場合を説明するための参考例を図4(a)に示される部位に対応させて対比的に示す平面図である。
図1に示されるように、本発明の一実施形態である電気接続部品10は、電気部品であるブレード型ヒューズ(ヒュージブルリンク)50に電気接続するヒュージブルリンク・ブロックであり、電気接続箱(不図示)に収容されるタイプのものである。この電気接続部品10は、図1および図2に示されるように、バスバー20と、バスバー20がその厚さ方向と直交する方向に挿入され且つ収容されるスリット状収容部35を有する合成樹脂製のハウジング30と、を備える。
スリット状収容部35は、ハウジング30の外周壁部31の内面32によって部分的に形成される。このスリット状収容部35は、外周壁部31の一端部33(換言すれば、ハウジング30の一端部33)の端面34で開口する。そのスリット状収容部35の開口36は、バスバー20をスリット状収容部35に挿入するための入口となる。ハウジング30の外周壁部31の内面32には、バスバー20をスリット状収容部35の開口36に挿入する方向(挿入方向A:図1参照)に、開口36側から外周壁部31の一端部33とは反対側に位置する他端部側へ延長する複数のガイド突条部42が互いに対向するように一体成形されている。複数のガイド突条部42は、それらの先端面でスリット状収容部35を形成する。
電気接続部品10は、更に、ハウジング30の外周壁部31の外面37から突出し且つスリット状収容部35の開口36の長手方向に沿って延長するように外周壁部31の一端部33に一体成形された第1内反り防止突条部38を一つ備えている。この第1内反り防止突条部38は、外周壁部31の一端部33の端面34と面一となる面を有する。
また、電気接続部品10は、第1内反り防止突条部38が形成された外周壁部31の外面37に一体成形された複数の第2内反り防止突条部39を更に備える。この第2内反り防止突条部39は、バスバー20をスリット状収容部35に挿入する方向(挿入方向A)と平行な方向に延長し、且つ第1内反り防止突条部38に接続する(即ち、一体に形成されている)。
尚、電気接続部品10のハウジング30には、ブレード型ヒューズ50のブレード型端子51と、バスバー20ならびに他の電気端子とを電気接続するための他の開口が、ハウジング30の外周壁部31の一端部33とは反対側に位置する他端部の端面に複数形成されている。また、この外周壁部31の他端部内に位置するバスバー20の端部にはブレード型ヒューズ50の片方のブレード型端子51を受ける溝状の端子接触部がそれぞれ形成されている。そして、各ブレード型ヒューズ50は、その片方のブレード型端子51が、バスバー20をスリット状収容部35に挿入する方向(挿入方向A)とは反対の方向Bに、外周壁部31の他端部の開口を介して、バスバー20の溝状の端子接触部内に挿入され、電気的に接続される。また、各ブレード型ヒューズ50のもう片方のブレード型端子51は、ハウジング30の他端部側の外面を部分的に形成する収容部41内に配置された電気端子と開口を介して電気的に接続する。
ハウジング30の外周壁部31の外面37には係合部40が三つ形成されており、これらの係合部40は電気接続部品10が電気接続箱(不図示)に収容される際に電気接続箱の係止部(不図示)と係合し、これにより電気接続部品10が電気接続箱(不図示)内に固定される。
このような電気接続部品10のハウジング30は、合成樹脂を射出成形等することにより形成される。このハウジング30の樹脂成形においては、既に上述したように、外周壁部31がスリット状収容部35を狭めるようにバスバー20の厚さ方向に湾曲状に内反りすることを防止するのに十分配慮する必要がある。そこで、電気接続部品10では、外周壁部31の外面37に、外周壁部31の内反りを効果的に防止するための第1内反り防止突条部38および該第1内反り防止突条部38に直交する第2内反り防止突条部39が設けられている。
また、ハウジング30は二つの金型で成形可能なようにデザインされている。即ち、当該ハウジング30を成形するための二つの金型の間には、スライド自在に配置されるスライド金型を設ける必要がなく、金型製作にかかるコストを低減することができる。ハウジング30を成形するための金型の一例の要部が図3に示される。具体的に、この金型は、ハウジング30の外周壁部31の一端部33側に配置されて樹脂硬化後にスリット状収容部35へのバスバー20の挿入方向Aと反対方向Cに開口36から抜かれる部分を有する第1金型としての上金型60と、ブレード型ヒューズ50とバスバー20とを電気接続するための他の開口が設けられたハウジング30の外周壁部31の他端部側に配置されて樹脂硬化後に当該他の開口からスリット状収容部35へのバスバー20の挿入方向Aと同じ方向Dに抜かれる部分を有する第2金型としての下金型70と、からなる。
以上、説明したように、電気接続部品10では、外周壁部31の外面37から突出し且つスリット状収容部35の開口36の長手方向に沿って延長するように外周壁部31の一端部33に一体成形された第1内反り防止突条部38を一つ更に備えている。更に、第1内反り防止突条部38は外周壁部31の一端部33の端面34と面一となる面を有する、換言すれば、第1内反り防止突条部38が外周壁部31の一端部33の端面34を部分的に形成している。従って、外周壁部31がスリット状収容部35の開口36およびその付近を狭めるようにバスバー20の厚さ方向に湾曲状に内反りすることを効果的に防止することができ{図4(a)参照}、よってスリット状収容部35へのバスバー20のスムーズな挿入を実現できる。
また、電気接続部品10によれば、バスバー20をスリット状収容部35に挿入する方向(挿入方向A)と平行な方向に延長する複数の第2内反り防止突条部39が、第1内反り防止突条部38に接続するようにハウジング30の外周壁部31の外面37に一体成形されているので、第1内反り防止突条部38の延長方向と交差する方向の外周壁部31の湾曲状の内反りを効果的に防止することができる。
但し、図4(b)に参考例として示されるように、ハウジング30に第1内反り防止突条部38が設けられていない形態の電気接続部品では、ハウジング30に複数の第2内反り防止突条部39が設けられていても、外周壁部31がスリット状収容部35の開口36およびその付近を狭めるようにバスバー20の厚さ方向に湾曲状に内反りすることを効果的に防止することができない可能性がある。従って、第1内反り防止突条部38だけがハウジング30に形成されている形態あるいは第1内反り防止突条部38および第2内反り防止突条部39の両方がハウジング30に形成されている形態が好ましい。
さて、上述したとおり、電気接続部品10は、第1内反り防止突条部38がハウジング30の外周壁部31の一端部33の外面37上に形成された形態を採るので、ハウジング30を成形する金型として、外周壁部31の外面37に第1内反り防止突条部38を成形するためのスライド金型を含んだものを用いる必要がない。従って、電気接続部品10によれば、ハウジング30の外周壁部31の一端部33側に配置されて樹脂硬化後にスリット状収容部35へのバスバー20の挿入方向Aと反対方向Cに開口36から抜かれる部分を有する第1金型と、この第1金型と対向して配置されて(即ち、前述の外周壁部31の一端部33とは反対側に位置する他端部側に配置されて)樹脂硬化後にスリット状収容部35へのバスバー20の挿入方向Aにハウジング30から抜かれる部分を有する第2金型と、からなる金型で、ハウジング30を成形することができる。
その上、電気接続部品10では、第2内反り防止突条部39がバスバー20をスリット状収容部35に挿入する方向(挿入方向A)と平行な方向に延長する。従って、電気接続部品10によれば、第2内反り防止突条部39が第1内反り防止突条部38から一方向にのみ延長するため、上述の第2金型に第2内反り防止突条部39を成形する溝を設ければよく、ハウジング30を成形する金型として、スライド金型を用いずに、外周壁部31の補強を行なえる。更に、第1内反り防止突条部38が外周壁部31の一端部33の端面34と面一となる面を有するので、上述の第1金型の構造をよりシンプルにすることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
尚、本発明の電気接続部品は、ハウジングの外周壁部の内面によってスリット状収容部が全体的に形成される形態を採るものであってもよい。
また、第2内反り防止突条部は少なくとも一つハウジングに形成されていれば所望の効果を奏するが、複数形成されている方がより好ましい。
また、第1内反り防止突条部は、外周壁部の一端部の端面に対して面一でなく、段差状に形成されるものであってもよい。このように第1内反り防止突条部が外周壁部の一端部の端面に対して段差状に形成された形態において、第2内反り防止突条部が、第1内反り防止突条部から一方向にのみ延長するだけでなくスリット状収容部へのバスバーの挿入方向と反対方向にも延長する(即ち、外周壁部の一端部の端面に向けて延長する)場合は、上述の第1金型に第2内反り防止突条部を成形する溝を設ければよいため、ハウジングを成形する金型として、スライド金型を用いずに、外周壁部の補強を行なえる。
本発明の電気接続部品は、ハウジングの外周壁部がスリット状収容部の開口側を狭めるようにバスバーの厚さ方向に内反りすることを効果的に防止できる構造を備え、しかも当該構造の成形にスライド金型を用いる必要のないので、例えばヒュージブルリンクに電気接続するヒュージブルリンク・ブロック等に有用である。
本発明に係る電気接続部品の一実施形態とそれに電気接続される電気部品との斜視図である。 図1の電気接続部品の一端部に形成された開口およびその周辺を主に説明するための斜視図である。 図1および図2に示される電気接続部品のハウジングを成形する金型の一例におけるハウジングの一端部を成形するための要部を主に示す断面図である。 (a)は図1の鎖線で描かれた楕円IV(a)内のハウジングの端面の部分を拡大して示す平面図、そして(b)は第1内反り防止突条部を設けなかった場合を説明するための参考例を図4(a)に示される部位に対応させて対比的に示す平面図である。
符号の説明
10:電気接続部品
20:バスバー
30:ハウジング
31:外周壁部
32:外周壁部の内面
33:外周壁部の一端部
34:端面
35:スリット状収容部
36:開口
37:外周壁部の外面
38:第1内反り防止突条部
39:第2内反り防止突条部

Claims (3)

  1. バスバーと、
    前記バスバーがその厚さ方向と直交する方向に挿入され且つ収容されるスリット状収容部を有する合成樹脂製のハウジングと、
    を備え、
    前記スリット状収容部が前記ハウジングの外周壁部の内面によって少なくとも部分的に形成され、
    前記スリット状収容部が前記外周壁部の端部の端面で開口し、そして
    当該スリット状収容部の開口が前記バスバーを前記スリット状収容部に挿入するための入口となる、
    電気接続部品であって、
    前記外周壁部の外面から突出し且つ前記スリット状収容部の開口の長手方向に沿って延長するように前記外周壁部の端部に一体成形された第1内反り防止突条部を一つ更に備えたことを特徴とする電気接続部品。
  2. 前記第1内反り防止突条部が前記外周壁部の端部の端面と面一となる面を有することを特徴とする請求項1に記載した電気接続部品。
  3. 前記第1内反り防止突条部が形成された前記外周壁部の外面に一体成形された少なくとも一つの第2内反り防止突条部を更に備え、
    前記少なくとも一つの第2内反り防止突条部が、前記バスバーを前記スリット状収容部に挿入する方向と平行な方向に延長し、且つ前記第1内反り防止突条部に接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記載した電気接続部品。
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