JP2007157383A - 近接スイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】 単純な構造のモールドケース金型を用いて作製されるモールドケースとリードスイッチ端子とを十分な固定強度で固定した近接スイッチを提供すること。
【解決手段】 封止したガラス管の両端にリード端子であるリードスイッチ端子1aを備えたリードスイッチ1と、リードスイッチ1を保護するためのスリットとリード端子であるリードスイッチ端子1aを挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケース2とを有する近接スイッチにおいて、リードスイッチ1とモールドケース2との固定を樹脂による熱かしめを用いること。
【選択図】 図1
【解決手段】 封止したガラス管の両端にリード端子であるリードスイッチ端子1aを備えたリードスイッチ1と、リードスイッチ1を保護するためのスリットとリード端子であるリードスイッチ端子1aを挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケース2とを有する近接スイッチにおいて、リードスイッチ1とモールドケース2との固定を樹脂による熱かしめを用いること。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リードスイッチに関し、特に、封止したガラス管の両端にリード端子を備えたリードスイッチと、リードスイッチを保護するためのスリットとリード端子を挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケースとを有する近接スイッチの構造に関する。
樹脂のモールドケースにリードスイッチ端子を圧入した構造の従来技術の近接スイッチが、特許文献1に開示されている。図6は、従来例の近接スイッチにおける構造の概略を示す図である。図6(a)は、その斜視図で、図6(b)は、A−A線での断面図である。
図6に示されるように、従来例の近接スイッチでは、両端にあるリード端子であるリードスイッチ端子1aをモールドケース2に圧入して、固定するためのモールドケースにおけるリードスイッチ端子1aの圧入部は、セット部2dと通過部2cと固定部2bの3つの異なる幅の溝を成型している。また、通過部2cの溝幅は、固定部2bの溝幅より狭い構造にしているためにモールドケースの金型が複雑になるという問題点があった。
さらに、通過部2cの溝幅は、固定部2bの溝幅よりが狭いアンダーカット構造になるので、単純構造の金型の実現には弾性に富むポリエチレンやポリプロピレン等にモールドケース材料が限定されるという問題点があった。
また、モールドケースに圧入されたリードスイッチ端子1aの圧入強度は、モールドケース2に設けられた通過部2cの溝幅に大きく依存する。通過部2cの溝幅は、狭ければ狭いほど強い固定強度が得られるが、圧入およびモールドケース2の成型が難しくなるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたもので、その技術課題は、単純な構造のモールドケース金型を用いて作製されるモールドケースとリードスイッチ端子とを十分な固定強度で固定した近接スイッチを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、封止したガラス管の両端にリード端子を備えたリードスイッチと、前記リードスイッチを保護するためのスリットと前記リード端子を挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケースとを有する近接スイッチにおいて、前記リードスイッチと前記モールドケースとの固定を樹脂による熱かしめを用いた近接スイッチである。
上記目的を達成するための第2の発明は、前記熱かしめに用いる樹脂をあらかじめ前記モールドケースと一体成型させた近接スイッチである。
上記目的を達成するための第3の発明は、前記モールドケースと前記リードスイッチの両端にあるリード端子を固定する熱かしめ部をリード端子の各々について複数個備えた近接スイッチである。
上記目的を達成するための第4の発明は、前記モールドケースの天面からリードスイッチを挿入し、前記モールドケース天面側に前記熱かしめ部を設けた近接スイッチである。
本発明によれば、封止したガラス管の両端にリード端子を備えたリードスイッチと、リードスイッチを保護するためのスリットとリード端子を挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケースとを有する近接スイッチにおいて、リードスイッチとモールドケースとの固定を樹脂による熱かしめを用いることで、ペレット材等の熱かしめ用の樹脂を熱かしめ部にあらかじめセットする構造にでき、モールドケースにおけるリードスイッチ端子部の通過部の溝が不要の単純な金型構造を実現できる。
また、熱かしめに用いる樹脂をあらかじめモールドケースと一体成型させることで、モールドケースとリードスイッチ端子の固定部の位置ずれを抑制し、安定した品質の近接スイッチの提供を可能にする。
更に、モールドケースとリードスイッチの両端にあるリード端子を固定する熱かしめ部を複数個備えることで、リードスイッチとモールドケースとの固定をより強くでき、かつ低背構造や長ピッチ構造の近接スイッチへの対応が可能になる。
また、モールドケースの天面からリードスイッチを挿入し、モールドケース天面側に熱かしめ部を設けることで、低背構造の近接スイッチへの対応が可能になる。
以上に示した効果により、単純な構造のモールドケース金型を用いて作製されるモールドケースとリードスイッチ端子とを十分な固定強度で固定した近接スイッチの提供が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態に係る近接スイッチを以下に図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における近接スイッチの概略を示す図である。図1(a)は、その斜視図で、図1(b)は、そのA−A線での断面図で、図1(c)は、熱かしめ前のA−A線での断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における近接スイッチの概略を示す図である。図1(a)は、その斜視図で、図1(b)は、そのA−A線での断面図で、図1(c)は、熱かしめ前のA−A線での断面図である。
図1に示されるように、本発明の実施の形態1の近接スイッチ構造は、封止したガラス管の両端にリード端子であるリードスイッチ端子1aを備えたリードスイッチ1とプリント配線板に実装する際のリードスイッチを保護するためのスリットとリード端子を挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケース2を有する近接スイッチにおいて、熱かしめ部3により、リードスイッチ1とモールドケース2とを固定している。この近接スイッチの構造では、モールドケース2は、リードスイッチ端子1aの固定部からなり、リードスイッチ端子1aをモールドケース2にセットした後に、樹脂を熱かしめ部3にセットして、熱かしめすることで、リードスイッチ1とモールドケース2とを固定する。
なお、ペレット材等の熱かしめ用の樹脂を熱かしめ部にあらかじめセットする構造にでき、モールドケースにおけるリードスイッチ端子部の通過部の溝が不要の単純な金型構造を実現できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2は、本発明の近接スイッチにおける熱かしめ部の熱かしめ前の断面図である。図2に示されるように、本発明の近接スイッチのモールドケースにおける構造は、熱かしめ用の樹脂である熱かしめ用成型部2aをモールドケース2とあらかじめ一体成型している。その結果、本発明の近接スイッチは、モールドケースとリードスイッチ端子の固定部の位置ずれを抑制し、安定した品質の近接スイッチの提供を可能にする。
図2は、本発明の実施の形態2は、本発明の近接スイッチにおける熱かしめ部の熱かしめ前の断面図である。図2に示されるように、本発明の近接スイッチのモールドケースにおける構造は、熱かしめ用の樹脂である熱かしめ用成型部2aをモールドケース2とあらかじめ一体成型している。その結果、本発明の近接スイッチは、モールドケースとリードスイッチ端子の固定部の位置ずれを抑制し、安定した品質の近接スイッチの提供を可能にする。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3の近接スイッチを示す斜視図である。図3に示されるように、本発明の近接スイッチでは、モールドケース2とリードスイッチの両端にあるリード端子であるリードスイッチ端子1aとは、複数個の熱かしめ部3によって、固定される。その結果、本発明の近接スイッチは、リードスイッチとモールドケースとの固定をより強くでき、かつ背高構造を実現できる。
図3は、本発明の実施の形態3の近接スイッチを示す斜視図である。図3に示されるように、本発明の近接スイッチでは、モールドケース2とリードスイッチの両端にあるリード端子であるリードスイッチ端子1aとは、複数個の熱かしめ部3によって、固定される。その結果、本発明の近接スイッチは、リードスイッチとモールドケースとの固定をより強くでき、かつ背高構造を実現できる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4の近接スイッチ(第1例)を示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態4の近接スイッチ(第2例)を示す斜視図である。
図4は、本発明の実施の形態4の近接スイッチ(第1例)を示す斜視図である。図5は、本発明の実施の形態4の近接スイッチ(第2例)を示す斜視図である。
図4に示されるように、本発明の近接スイッチは、モールドケース2の天面からリードスイッチを挿入し、天面側に熱かしめ部3を設ける構造になっているので、低背構造の近接スイッチを実現できる。
図5に示されるように、本発明の近接スイッチは、モールドケースの天面からリードスイッチを挿入し、天面側でモールドケースとリードスイッチの両端にあるリード端子であるリードスイッチ端子1aが、複数個の熱かしめ部3で固定される構造になっているので、リードスイッチ1とモールドケース2との固定をより強くでき、低背構造で、かつ長ピッチ構造の近接スイッチを実現できる。
以上に示した本発明の効果により、単純な構造のモールドケース金型を用いて作製されるモールドケースとリードスイッチ端子とを十分な固定強度で固定した近接スイッチの提供が可能になる。
1 リードスイッチ
1a リードスイッチ端子
2 モールドケース
2a 熱かしめ用成型部
2b 固定部
2c 通過部
2d セット部
3 熱かしめ部
1a リードスイッチ端子
2 モールドケース
2a 熱かしめ用成型部
2b 固定部
2c 通過部
2d セット部
3 熱かしめ部
Claims (4)
- 封止したガラス管の両端にリード端子を備えたリードスイッチと、前記リードスイッチを保護するためのスリットと前記リード端子を挿入する挿入ガイドと溝とを形成したモールドケースとを有する近接スイッチにおいて、前記リードスイッチと前記モールドケースとの固定を樹脂による熱かしめを用いたことを特徴とする近接スイッチ。
- 前記熱かしめに用いる樹脂をあらかじめ前記モールドケースと一体成型させたことを特徴とする請求項1記載の近接スイッチ。
- 前記モールドケースと前記リードスイッチの両端にあるリード端子を固定する熱かしめ部をリード端子の各々について複数個備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の近接スイッチ。
- 前記モールドケースの天面からリードスイッチを挿入し、前記モールドケース天面側に前記熱かしめ部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の近接スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347842A JP2007157383A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 近接スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005347842A JP2007157383A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 近接スイッチ |
Publications (1)
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Family
ID=38241505
Family Applications (1)
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JP2005347842A Pending JP2007157383A (ja) | 2005-12-01 | 2005-12-01 | 近接スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007157383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100950924B1 (ko) | 2008-07-03 | 2010-04-01 | 주식회사 세명전자 | 자석감지기용 센서부의 제조방법 및 이를 이용한 센서부 |
CN104008909A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-08-27 | 佛山市川东磁电股份有限公司 | 一种高效磁性控制器的生产工艺及其产品 |
JP2016021348A (ja) * | 2014-07-15 | 2016-02-04 | Uro電子工業株式会社 | リードスイッチホルダ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6243024A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-25 | 松下電器産業株式会社 | リ−ドスイツチの固定装置 |
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JPH062572U (ja) * | 1992-06-09 | 1994-01-14 | 長野日本無線株式会社 | 電源プラグ装置 |
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-
2005
- 2005-12-01 JP JP2005347842A patent/JP2007157383A/ja active Pending
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